矛盾スルニモ程ガアル
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2007年09月28日(金) 読書の秋。

※最近精神関係(?)の話が多くなっておりますので、苦手な方は「戻る」ボタンでお戻りくださいませ。



そんな訳で、最近読んだ本。


・『依存性パーソナリティ障害入門』
・『うつ〜家族はどうしたらよいか〜』
・『ツレがうつになりまして。』

注文した本。

・『「うつ」を治す』
・『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか 』
・『決められない! 優柔不断の病理』






うん、読書の秋ですね。




うつの本や情報は、旦那と一緒に通院している時に、待合室にある本を読んだりしていたのですが、『うつ〜家族はどうしたらよいか〜』は「家族の対応」に焦点を当てた本で、読んでいて分かりやすかったです。


『依存性パーソナリティ障害入門』は凄く参考になりました。
っていうか、何ていうか、自分の「鏡」を突きつけられた感覚というか…。


「え! 私ったらこんなに髪がボサボサだったの!? お肌もこんなに荒れてたの!?」


って初めて気付いたみたいな。←意味不明。


久しぶりに読んだ難しい(私にとって)本だったのですが、やっぱり自分で「分かる分かる!!」って思うと集中して読めました。


私なりに読解した結果と本文からの感じ(※当てになりません)によると、そもそも依存的な性格っていうのはノーマルから異常まで連続してあるもので、明確な線引きは出来ないということを念頭において、

・自分への自身の無さ→自分を卑下し、相手に守ってもらおうとする

という行動を示すのがこの性格(が強い人)であると。


んで、どうして自分に自信がないかというと、昔から色んな原因が研究されたけど、親の過保護、あるいは厳罰的な養育によって、「自分でやりとげる」機会を失われた結果、「自分はやることができる」という思いを抱けず、自分の能力を信じることが出来なくなってしまったという原因がかなり証明されていると。


こんな風にして、責任から逃れてきたために、人間的には未熟で、成長がないと。

基本的思考も、自分は人より劣っていて、自分以外は全て優れている人だという思考で。


もう書かれること書かれること冒頭から全て当てはまって、もうびっくりするぐらいでした。


親子3世代で続く傾向も高いとありましたが、考えてみればうちの母も、
「自分に自信がない」人で、やたらと謙遜するし、目立つのをかなり嫌う傾向がありました。



いや本当、今の日本で、このパーソナリティ障害だけに絞ってここまで外国の精神、心理学者の本とかを読み込んで、考察して書かれた本は無いと思います。(ってア○ゾンのレビューにもあった訳ですが)


興味がある方に、おすすめです。



そして、私が求めていた「治療法」



セラピー(?)みたいな方法が紹介されていましたが、私の勝手な解釈なので違うと思いますが、私の中でなんとなく「自分に自信をつける」ことが大事なのじゃないかな、と思いました。


・『アタマにくる一言へのとっさの対応術』

も読んだのですが、当たり前なんですがかかれているのは「対応術」なんですよね。根本的に、人に何か言われてぐじぐじ考えたり、そういう風になってしまうことに対するアプローチじゃないわけです。

一般的な人にはとてもいい本なのだと思います(きっかけがつかめない人とか)。気付かなかった「当たり前」を繰り返し説いてくれるような。
が、結構「発想の転換」に近い本のように私は感じたため、やはり根本的な何かを少しずつでも改善できるような方法を…と思っていましたが、やっと、何となくそれが確証が得られたような気がします。



自分に自信をつける。それは、小さなことでも自分を誉めて、「これは、自分の力だ。自分の力で出来たんだ」という認知を少しずつしていくということではないかと思い、それをやってみようと考えています。


そうすると、人に何か言われてももう少し柔軟にはね返せるようになるかもしれないし、今までは「無理、こんな私には無理」と遠ざけていた困難なことにも今よりは立ち向かえるようになるかも知れないし、変な被害者意識に陥らなくても自分を守れる(変な言い方になりますが、この性格では自分が弱い存在であることが前提と言うか、それが当たり前であり他人は自分より優れているから自分を助けてくれて当然の存在である、という間違った認識をしていたりするので。ある意味被害者でいること、弱い立場に自分はいて、庇護を乞う立場であることをアピールすることで責任ある立場に立たされることから逃げているのだそうです)かもしれないし、こう、色々今まで指摘されていた自分の弱点が、少しでも変わるかも知れないなあ、と思いました。



自分が変わって行動が変わるのじゃないそうです。
行動が変わって、少しずつ自分が変わるのだそうです。


人に嫌われることが凄く怖くて、心を許せる友達にすら時々「私のこと嫌いになったんじゃないかな」なんて心配してしまう、そういう性格を少しずつ、少しずつ改善できたらいいなあと思います。



ちなみに、まあ要するにこの性格って「甘ったれた」性格なので、人に頼らず自力で努力してきた、下手したら人の分までやっちゃうよってタイプの人からはひじょーーーーに評判悪いです。


今まではそういう人に嫌われて、「何で?? 貴女には何もしてないのに何故?」とか思ってきた(特に高校時代)のですが、今なら納得です。



この性格、人の気に入られるよう、望まれるように自分では出来もしない約束とかを言って、実際出来なくて信用を無くす…とかいう傾向もあるらしく、あーそれ私もやめよう、と思いました。


向上心がなくて、依存傾向バリバリで、でもそれが私なんだし。

無理して自分を「頑張る☆ これもやってみる☆ 努力する☆」なんて方向に見せなくていいじゃないかと。


私自身は、人にあれこれ言われても、ある程度気にしないだけの精神力を手に入れたい。社会でそれなりにやれるだけの能力が欲しい。

そのためには、自分に自信がない、この性格から何とかしなければ。
全てはこの性格から来ているのだから。

だけど、そんなにすぐすぐ変われるとは思っていないし、ずっとずっと長い時間がかかるだろうし。


「変わるって言ったくせに!」って言う人も出てくるだろうけど、私の「変わる」っていうのはコレぐらいの意味ですよと。


もう良くも悪くもマイペースでいこうと思います。



本には、「変わろうと思った時点で、臨床学的には快方(?)の表れ」とありました。(意味違うかもですが)




そうであるといいな。


そして、まずは、今まで言えなかった「向上心が無いのが私」を言えた時点で、何かやっぱり「これを言って嫌われたらどうしよう」の殻を破ったと、そんな風に思って自分に小さく(←この辺にまだ自信の無さが)○をあげたいと思います。


はーお前の考えさっぱり理解できない、と言う方は前述の本を読んでみていただくか、この日記は開かないことをオススメ致します。



カウンセリングを受けられたら良いのですが、日本でそういうカウンセリングを行なっている所って少なそうだなあ…。


とりあえず、今旦那が通っている病院に相談してみようかと思っています。

マイナーなパーソナリティ障害なために、そもそもそういう認識がある医者がいるかどうかが心配です…。


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