矛盾スルニモ程ガアル
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2006年10月14日(土) 子離れしつつも母は母。

こんにちは、ぼむでございます。



実家に帰ったら、母が、子離れしていました。




何でもかんでも自分のことは自分でしなさいという…!(普通です)

朝、一緒に出ようって言ってたのに起こしてくれない…!(以下同文)




以前はもっと違ったんです。何だかんだと世話を焼くタイプだったのに…。今では、父のほうが車で送ったりとかしてくれるのですよ。びっくりです。


やっぱり、人間、趣味を持つと変わるものですねえ…。



今、母は昔からの趣味を続けているのですが、それが高じて人に教えていたりして、平日は一日中、その趣味をしているんですね。

なので、今回帰ってみたら、昔は趣味も子供もだったのが、段々趣味優先子供なんて構っちゃいられないわ、状態になっていたのです。



ママン…今まで構ってくれておいて、いきなり手を離されても戸惑ってしまうよこっちも…という私の心はさておき、確かに私もきちんと自立するいい機会なので、頑張って受け入れようと思います。




で、実家所有の小さい家の話。



実家に帰り、父にこの話をしました。

旦那が研究職につきたいと思っていて、博士号を取りたいらしいから、もしそうなったら地元に戻ってきて旦那が学生をしてもいいかどうか。母には、母の姉妹が住んでいるから、その小さい家には住めないと言われたんだけど、と。


父は


「旦那に決め付けたら駄目だが、こういう選択肢もあるよというのは、多いほうがいいだろう。その小さい家は、母の姉妹が住んでるからぼむが住むのが無理だというのはおかしい。実子の方が大事だ。いざというときには、俺が言ってやる」


と頼もしい答え。



…しかし、私は知っていたのです。



その小さい家は、土地の名義が母だということを…。


しかも、建物も父と母が共働きで建てた家だということも…。




今回帰ってきてすぐ、母に話した時には、「そりゃ研究部に行けるように願うしかないわね」とあっさり風味だった母(涙)



あれだけ私を地元に拘束しておいて…(大学を県外に出たいと言ったときの、「家から出るならうちからはビタ一文出しませんからね!」という台詞は忘れられません)自分がいらなくなったらほったらかしかよ、おい…。



そんな風に思いましたが、しかしまあ確かに親の家。

そこに「住ませてよ!」という当然の態度は良くないよなあと思い、もう一度、


「ねえ、もし、どうしても旦那が研究部にうつれなくて、どうしても今の仕事を続けるのが辛そうだったら、あの家に住みたいってもう一度お願いしてもいい?」


と母に聞いてみました。




母はあれこれ算段していましたが、結局はOKしてくれました。
家事もサポートしてくれる、と。


ありがとう、母…。





そうなると、後は私の経済力だけです。



ええ、後は、というか、一番の難関がそこな訳ですが。





しかし、その後のことも考えると本当にこの旦那学生案は厳しいのですがねえ。



親には「お前が地元に戻りたいだけだろう」とさっくり見抜かれていましたが、もちろんそれもある訳ですが、一番大事なのは旦那が研究を続けられること、それだけで。



そうなってくると、大学に戻って博士号をとっても、今、研究職につけるのはほんの一握りの人なのだそうです…つか、ぶっちゃけそれで旦那は大学を諦めた訳で。


だから、私としては、もう旦那の社会復帰はない覚悟でいるのですが、うちの親はどうも、「研究職につく=企業の研究部に就職する」と思っていたらしく、私の説明でやっと「ああ!! 大学の先生になるってこと!?」と分かりました。

その、先生になるのが多分無理だから、私としてはもう、地元で生活できるのであれば、旦那は好きなことすればいいと思う訳なのです…。


だって、今、私が専業主婦なのは旦那のお陰で。


今私が、自分が稼いだお金で専門学校に行こうが、何をしようが家計に迷惑をかけなければ何をしてもいいわけじゃないですか。


そしたら、私が稼いで、旦那が学生したって、学費をバイトしてくれれば今の関係と何ら変わりない訳で。



研究は忙しくて、旦那はぶっちゃけ家事も出来ないと思いますが、その分はうちの母がサポートしてくれるらしいですし。(例えば夕飯を作っておいてくれるとか、それだけで全然違います)


私はもちろん、そうやってサポートして貰える分、親の老後はサポートしようと思っております。



やっぱり理想を言うだけで、実際これをやろうと思ったら、相当な覚悟と親のサポートが要りますが…だけど、旦那が精神的にやられるよりよっぽどマシ、です。(多分)




しかし、あれこれ父に説明していたときの会話ですが。


私「だからね、旦那はそういう、商業的な仕事とか向いてないのよ。もっと言うと研究以外に興味がないから、それ以外の仕事、向いてないの」


父「ほう。しかしお前、それって簡単に言うが、
大問題じゃないのか? 社会に適応できないってことだろう」


私「だって、向いてないんだから仕方ないじゃない。そういう人と結婚しちゃったんだからどうしようもないでしょ」


父「…お前が出戻ったら、我が家も大変だなあ」


私「誰が!!」



という感じでございました。





いや、意外というか何というか。



どうやら旦那、結婚するまで隠していたらしいです…自身の研究好き。


私に引かれると思ったそうで。




いや、引きはしませんし私結構そういう研究肌の人好きなんでそれはいいのですが、とにかく早く言えと。



まあでも今の職場に入って、多少そういう方面の人もいるかと思ったらいなかったというのは、不可抗力というか仕方ないことですよねえ…。




ちなみに、ちょっと旦那には昇進して欲しかったらしいうちの父は、微妙そうでしたが、自分も好きな分野が旦那も好きだと知って、それはそれで満足そうでした。


母は、「そんな偉い人が我が家に…うちと、ちょっとレベルが違うわあ…(ぼそ」と馬鹿話がそんな人とはできないと別な意味で微妙そうでした。(どんな親だ)


そんな二人にこの間の衣類乾燥機の話をしたら、「馬鹿夫婦だ」と言われてしまいましたが、とりあえず母の「ぼむの旦那は賢いお高い人」というイメージは払拭されたかと。






まあ、ちなみにこれだけやいのやいの親と話して、旦那があっさり研究部に配属になったら、もうどうでもいい話になる訳なのですがね(遠い目)



だけどやっぱり、自分の思うとおりに人事なんていきませんからねえ…。





そうなったときに、やりたくない仕事を「やらなきゃ」って無理してしまう旦那に、「無理しないでいいんだよ」って、言いたいのです。




うちの親も、「こういう道もあるよって言われたら、彼が楽になるでしょう」というスタンスで賛成してくれました。




再来年の話ですが、本当、そのための準備を頑張ります。





…一番、くじけそうな所ですが…。


(ちなみに母は、「あんたが正社員で働ける所を探さなきゃねえ」と頭の中で無いコネを凄い勢いで探している風でした。ママありがとう…だけど、それは自分で頑張ってみるよ…)


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