矛盾スルニモ程ガアル
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2006年02月02日(木) 鍋deケンカ。

こんにちは、ぼむです。


本日は「ケンカのない私達だったのに…それなりにケンカしちゃってるよ…」というお話をさせていただきたいと思います。





今回の喧嘩の原因は、です。






…鍋。




…なべ。





えー何故鍋かと申しますと、話は昨日にさかのぼります。(←近っ)





昨日、ついに、割と家事をするようになった私が、限界に達しました。


というのは大袈裟ですが、つまりは毎日毎日、朝起きて洗い物をして(←昨日の食器をおいているため)、料理作ってまた洗って、という、”最低一日2回は洗い物”という生活に早速音を上げたということでございます。


毎日毎日、洗っても洗っても繰り返し出てくる、この洗い物ってどうなの!! 手も荒れるしどうなの!!


…と、自分のどこかで限界がきまして。



それしかすることがない生活のくせに、この洗い物の生産性の無い虚しさ、それがこの先もずーーっとそうなのかと思うと、これは早く食器洗い機を導入するべきだなと思ったんです。



前々から狙っていたタイプのものをじっくりネットでもう一度検索(←そんな時間があるなら洗えるのでは)、彼が帰ってきてからお願いして、困った顔をされながらも「いいよ」ということで、早速クリックして購入致しました。




そして調子づいた私は。



以前から鍋が欲しいと思っておりまして、憧れていたお鍋がありまして、それをぶらぶらネットで見ていたら(←だからお前暇人だろう)ものすごく欲しくなりまして、夜中なのもかてて加えて気分が盛り上がりまくりまして、彼に言ったのです。鍋が欲しいと。




彼は、「いくら?」と聞きました。私は「2つで三万円」と答えました。彼は「うーん」と言って黙り、夜中だったのもあって寝てしまいました。


翌朝。本日でございます。私はもう一度、「ダメかな、ダメかな」とお願いしておりました。


すると。


彼「っていうか、何万円の鍋ってどうなの」


と、怒った様子で言われてしまったのです。


彼はどうやら、本当に反対のようでした。




私は情けなくなりました。


新居費用で、嫁入り道具のためにと親が持たせてくれたお金は結構あります。本来ならその時に買ってしかるべき道具(私達は鍋は全て持ち寄りです)なのに、新婚に一つ二ついいお鍋が欲しいという私の願いはそこまで酷いものではないと思うのに、っていうか主に料理をしているのは(最近は彼が帰るまでに作ってしまうので。←っていうかそれが普通です)なのに、鍋がダメって。鍋がダメって。


何だよ何だよ。ってことは結局、結婚したら私は鍋一つ自由に買えないってことかよ。そりゃあ食わせてもらってるよ。でも鍋だよ。


ああ、母親の言った「ダンナには内緒のお金を持っておくのよ。彼がいつでも、買っていいよって言ってくれる訳じゃないんだから。そんな時に自分の欲しいものが買えないんじゃ、(ぼむが)可哀想だからね」という言葉をものすごく実感します。リフレインしまくりです。


こういうことか。こういうことなのね。



私が働いていたら。同じぐらい収入があったら。鍋ぐらい私が買うの、って言って堂々と買えるんだろうに。


親だって、私にいいものを持たせてやりたいと思って、それだけお金を持たせてくれたのに。鍋も買わせてもらえないんじゃ、親も浮かばれないよ。(←生きてます)



そう思って、


「だって、親からのお金もあるし。いいお鍋なんだよ。それに、私2万円の化粧品買いたいって言ってる訳じゃないじゃない。お鍋じゃない。毎日使うものじゃない。下手したら一生ものじゃない。こんなんじゃ、何でも貴方に相談して、これからずっと何を買うにも貴方の許可がいるってこと?」


と言いました所、


「一生ものかどうかは分からないし、許可がいるっていうか、これからは全部家計からのお金になるんだから、相談しないと買えないっていうのは俺も一緒だよ。俺だって勝手に2万3万のもの買えないだろ。鍋に3万って、何でそんなに高いの(疑うような、怒りを含んだ調子で)」



と。








いい鍋なんだよ(怒)←逆切れ。







てめえが毎日作る訳じゃないんだし、鍋ぐらい買わせろや、おい。



そう、思いましたが言えませんでした。

働いて家庭を支えてくれているのは彼だし、自分が辞めたのは自分のためだし、結婚式にお金をかけたいのも私で、彼はそのために今きちんと節約してくれているんだから、要するに彼がダメと言ったらダメだと思いました。






そして、私は彼に、ある提案をしました。(続きます)


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