9回自らのプレーで2死を取ったところで優勝を確信したのか明徳の主将森岡は遊撃を守りながら泣き出した。3年間の猛練習に耐えキャプテンとしての重圧感におしつぶされそうな緊張から解放された思いだったのだろう。優勝インタビューでも泣きじゃくってことばにならなかった。純真な高校生らしいいい姿だった。私が知っている高校球児たちはあまり感心しない者が多かったが明徳の選手たちはみんないい若者に見えた。