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2022年06月13日(月) アキレス腱断裂する

朝の稽古でアキレス腱を断裂してしまいました。アキレス腱を断裂した瞬間は、転んだのと脹脛の下の方に「バンッ!」という衝撃があったので、初めは自分は何かにぶつかって倒れたのだと思いましたが、近くにはぶつかるような物は何もありませんでした。自分の右足を見て触るとアキレス腱がある場所がヘコんでいたので、アキレス腱を切ったと思いました。その瞬間に思った事は、自分に対する怒りでした。昨日も規則正しい生活をし、お酒も飲んでいませんし、しっかりお風呂にも入りストレッチやマッサージもして寝て、今日も頑張って朝の稽古をしたのに、こんな事になるなんて、ホント自分って何なんだろう!と自分に対して失望と怒りを感じました。ですがその後は頭がとてもクリーンになり、今自分が出来る事、これから出来なくなる事、これからやらなければいけない事など、道場の行事のスケジュール、極真会館の行事のスケジュールの事などを考えて、脳がフル回転し、今やれる事をやろうと、救急車の中でお知らせのブログのアップをしたり、自分の責務が果たせなくなる各方面へのお詫びの連絡を済ませました。手術は木曜日になるので、入院はしない事にし、道場の稽古を行いました。でも不幸中の幸いです、木曜日に手術をし土曜日に退院し、7月1日に抜糸をして、7月15日にギプスを外し装具を付けるので、審査会、試合、合宿、セミナーなどの道場の行事は滞りなく行う事が出来ます。怪我して救急車の中でも思った事は、自分が起きた事に動揺せず冷静に迅速に淡々と対応処置が出来ている事に気付きました。またこの最悪とも言える事態に自分が全然落ち込んでいない事に気付き、「自分ってけっこう強いかも?!」って思いました。ただ、とは言っても、道場生、ご父兄様、極真会館の関係者の方々に自分の不注意で起きた怪我でご不便をかけてしまう事に申し訳ない気持です。今回起きた事をこのまま終わらせません。必ずこの経験を自分の力にしてみせます。この怪我の不便さを出来る限り対処して行く事、この怪我を反省し無理をしない事、必ずまた復活して稽古復帰する事、そしてさらに強くて優しい人間に成長する事、それを今、自分の心に誓っています。


2022年06月12日(日) 人生は

人生は登山に似ているなと思います。そして武道も登山に似ているなと思います。登って頂上が終わりではなくそこから下ってスタート地点まで戻ってそこが終着点となります。人生で言えば生まれた瞬間が出発点として死ぬ瞬間が終着点だと言えると思います。私も来年50歳になります。人生100年時代と言う事で言えば、今が半分と言う事になりますが、私はどうもそうは思えません。人生を起承転結で考えた時に、今はもう結の手前まで来ているのではないかと思っています。残った人生はまさしく余生となるのだと思います。もちろんその余生も楽しみたいと思います。その余生をどう楽しむか?の準備もそろそろしなければいけないと思います。自分が死んだあとの事を考えないわけにはいかない歳になってしまいました。やりたいと思う事は悔いのないようにしっかりやろうと思います。会いたい人にはしっかり会っておこうと思います。行きたいところにも行ける限り行きたいと思います。自分が死んだあとの事でもう決めている事があります。それはもう家族には伝えてあります。一つは私が死んだらお葬式はしないで欲しいと言う事と、私が死んだらお墓には入れないで欲しいと言う事と、私に戒名はいらないと言う事です。菅野秀行で生まれて菅野秀行で死んでその後はもう何も無いと思っています。私が死んだあとに妻と長男と次男で美味しい物でも食べながら、私のバカ話で盛り上がってくれたらそれだけで私はもう充分です。私が生まれて来て生きた価値はあったと充分に思えます。あとは私の生きた証は極真空手にたくさん残したいと思います。


2022年06月11日(土) 好きは最強

私は空手に対してはけっこう真面目だと思います。朝の稽古やトレーニングなど自分で決めた事は休まず続けています。空手の指導は仕事ですし、それでお金を稼がせて頂いているので、やるのが当たり前ですが、自分の稽古やトレーニングはある意味で言えば仕事ではありません。(自分が稽古をする事で新しい事に気付いたり、新しい型を覚えたり、自分がトレーニングする事でより良い指導が出来るので、厳密に言えばそれも仕事とも言えます。)ですが経済活動に直接関わる事ではないので、お金にもならない事を良くやるなと思う人もいるのかもしれません。なのに選手を引退しても何故、それを続けて来る事が出来たか?と言えば、それは好きだからです。私と同世代で私よりは一時優れていた空手家はたくさんいると思います。でも今でも私より優れている空手家はなかなかいないのでは?ぐらいの自負はあります。好きじゃなかったらここまで続けてくる事は出来なかったと思います。そう考えると好きって最強ですね!長男はギターと言う好きな事を見つけましたが、次男を見ていると空手も水泳もなんか中途半端な気持でやっている感じがします。空手は身を守り自分の心と身体を鍛えるため一生やって欲しいと思います。水泳は全ての泳ぎ方が出来るようになれば本人が止めたければ止めても良いと思っています。次男は長男の影響でギターがやりたいと言って来ました。もしかしたら兄弟だから、次男もギターにハマるかも?という期待を込めて、水泳を週一にしてギターをやらせようと思っています。2人と私の子なので、良い高校に行って良い大学に行って良い会社に就職と言うのはとても窮屈で楽しい人生にはならないと思うので、好きな事を見つけてあげる手助けをしてあげたいと思っています。


2022年06月10日(金) 子供というものは

自分の子供というものは、自分の似て欲しいところは全然似ないで、自分の似て欲しくないところが似るものです。それは何故なのだろうと考えたところ、こんな言葉が頭に浮かびました。7「その人がはじめから持っていた性格やはじめから持っていた才能は子供に遺伝するが、その人が親の躾や人との関わりの中で身に付けた性格や、その人が努力で身に付けた才能は子供に遺伝しない。」でした。ということは子供の悪いところこそ私の本質だと言えるのかもしれません。子供達には本当に申し訳ない思いでいっぱいです。でも私だってその大嫌いな自分を変えて生きてきたのだら、私の子供達もそれが出来ると信じています。そして私を超えていってくれると信じています。


2022年06月09日(木) 生きた証を

この前、奈良の平城宮跡と飛鳥京跡とキトラ古墳と高松宮古墳を見ました。キトラ古墳では
7世紀の壁画の実物を見ることが出来ました。約1300年前のものを見て、個としての人間の命の儚さと生きている時間は一瞬にも満たないと感じました。それと同時に1300年以上もかけて人が人に文化や技術や思いを繋いで行く事が出来るという事に無限とも言える可能性を感じました。人間を個として考えたらちっぽけなのでしょうが、人間を集団として考え、そしてそれを何世紀にも渡って何かを伝え残し、またそれを次の人達が発展させて行くとするならば、それは本当に凄いことですし素晴らしいことです。一人の人間の一生はとても短く大したことは出来ないけれども、何かを人から頂き、それを一生懸命に発展させて、次の人達に繋いでいくことが出来たとしたら、それはちっぽけなことではないと思います。私もそうなりたいです。私などという人間はとてもちっぽけですが、この命を極真空手にかけて燃やし尽くしたい、私個人で生きた証など残すことは出来ないかもしれないけれど、1000年先の未来に極真空手が残っているのならば、私がこの世に存在したことには大きな価値が有ったと言えると思います。私の生きた証を残せたと言えると思います。遺跡の前で、それが誰なのかは分かりませんが、「僕も貴方たちが一生懸命に生きて何かを残したように、僕も一生懸命に生きて何かを残せるように頑張って生きてみせます。」と誓って来ました。


2022年06月08日(水) ダイエット報告

体重が89.8キロになりました。大阪では3日間お酒を飲みましたが、金曜日は平城宮跡で2時間半、春日大社で30分、電車の乗り継ぎなどあれやこれやでたくさん歩いたので、あまり体重が増えていなかったようです。これからお盆休みまではお酒を断つつもりなので、8月までには体重を80キロぐらいにしたいと思っています。今よりスマートな自分になって格好良くなっている事を想像して頑張りたいと思います。頑張って腹筋割りたいと思います。


2022年06月07日(火) 家族と過ごす時間

金曜日の朝5時に家を出る時に、妻と長男と次男に「行ってくるよ」とそっと触れてから家を出ました。たったの4日一緒にいなかっただけですが、とても寂しさを感じました。妻や長男にはしつこいようにLINEをしてしまいました。1人でいて楽しいのも3日が限界だと思いました。長男が生まれる時や次男が生まれる時に長い間、1人で家にいましたが、あの時もやはり寂しかったです。実は実はで言うと、家族を持つまでの私は1人でいる時間がとても大好きでしたが、家族が出来てからは家族といないととても寂しい気持ちになってしまうようになりました。今日は家に帰って来て、次男と一緒にお風呂に入って嬉しかったです。家族と過ごす時間は私の生きる力の充電のような時間です。


2022年06月06日(月) 全日本体重別空手道選手権大会

今回の全日本体重別空手道選手権大会は極真会館と真正会の共同主催と言う形で行われました。この大会にたくさんの流派の人達が集まって試合が出来たら良いなと思います。今あるフルコンタクト空手と言われている試合も団体も、大山倍達総裁が作られた物でその母体は国際空手道連盟極真会館です。今はあちらこちらで毎週のようにフルコンタクト空手の全日本と言う名の大会が開かれている状況です。新しい事に超戦するために極真会館を離れて自流を作った人、誰かや何かと反りが合わず極真会館を脱退した人、極真会館やまた他の団体から離れてさらに自流を作った人、どの流れで道場をやっているのか?しっかりと誰かに認められて起こした者なのか?もう分からない物だらけです。私は大山倍達総裁が起こした極真会館の支部長と言う事に誇りも意地も持っていますが、皆が話し合って折り合いを付けて、またこの母体である極真会館と真正会の起こした大会に戻って来てくれたら良いなと思っています。私は真正会の母体であった正道会館の選手とは4名試合であたったので、今回いろんな話を真正会の先生とさせて頂きました。とても嬉しかったです。また来年もこの大会を楽しみにしています。


2022年06月05日(日) 出張3

大会最終日でした。女子の準決勝と男子3位決定戦の副審をしました。今回の大会は真正会と極真会館の協同主催の大会でしたので、真正会の先生方ともお話が出来てとても有意義でした。1番嬉しかったのは閉会式の記念写真で数見先輩と公式な場での写真に一緒に入ることが出来たことです。これからたくさんの人達とこの大会で出会えることを望んでいます。


2022年06月04日(土) 出張2

今日は全日本体重別空手道選手権大会初日でした。選手の計量審判だったので7時に起きて大阪府立体育会館に8時に着き8時30分時から選手の計量に立ち会いました。副審を6試合、主審を7試合の審判を務めました。選手が自分の全てをかけて一生懸命に稽古をして、自分の全てをかけて試合しているのだからと思い、私も一生懸命に審判をしました。初日終了後、技術講習会が行われ、私は技術委員の1人として講習会に参加しました。夜は極真を通して出会った仲間達と飲みました。とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。


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