DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
50歳になり、身体の彼方此方にガタが来ていますが、上半身のトレーニングはしっかりと行っています。最近は背中のトレーニングが伸びて来ています。やり方を変えれば記録も伸びて来ていますし自分の身体にも変化が現れます。重い物が持てるようになったり、自分の身体がカッコよくなって行く事は何歳になっても嬉しい物です。出来れば死ぬまでトレーニングをして身体をしっかりと鍛えて強い男でいたいと思っています。
自分の好きな事を仕事に出来た事が私の人生で1番幸せな事です。そして自分の本当に好きな事を見つける事が出来た事は私の人生で1番幸運な事です。極真空手に出会えて本当に本当に良かったと思っています。だから極真空手を創った大山倍達総裁には本当に感謝していますし、大山倍達総裁を尊敬しています。極真空手のおかけで自分がこうしていられるのだから、極真空手に貢献していかなければならないと思っています。そして毎日一生懸命に稽古していかなければならないと思っています。自分自身がしっかり空手道の稽古をして、生徒達にしっかりと空手道の指導をしていかなければならないと思っています。
私は結婚式の映像を定期的に見るようにしています。それはたくさんの人に祝福して頂いた事を忘れないためと、妻を大切に思う人達がたくさんいて、私はその人達から妻を預からせて頂いている事を忘れないためです。そして妻を幸せにするとその人達の前で誓った事を忘れないようにしたいと思っています。いつも一緒にいると、一緒にいるのが当たり前に感じてしまったり、妻を自分の物だと感じてしまったりする事もあります。結婚式の映像を見て思う事は、映像の中で幸せそうに笑っている妻を泣かす事がないようにしなければなと思います。この先も妻の結婚式の時のような笑顔を見れるように頑張らなくてはと思います。
「今日は自分がこの世から去るのに最高の日だ。私はそんな日は無いと思っています。何処まで生きたって、何歳まで生きたって、もう少し生きたいと思うのではないかと思います。ワンピースの最終回まで生きたい、子供が20歳になるまで生きたい、孫の顔を見れる日まで生きたい、たぶん何処まで生きたとしても、死ぬ事に丁度よいところなどないのだと思います。死ぬのに都合の良い日なんてありません。まさしく人生の最後に、自分がこの世でやりたくない、辛い、苦しい、嫌な事が自分を待っているのです。自分の最大最強最後の敵が待っているのです。だから私は「生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること」と言う道場訓の最後の言葉をいつも念頭において生活しています。自分の最大最強最後の敵を前にして、ドンと構えていられる自分になっていたいなとそう思っています。生まれてくる時にもたくさんの人の手をお借りして生まれて来たように、この世から去る時もたくさんの人の手をお借りして去ることになるのだと思います。だから今から人のために何かをして行きたいと思います。
自分という人間は常に変わって行きます。記憶も書き換えられて行きます。だから私は日記を書くようにしています。常に良い方に変わって行きたいとは思っていますが、人間は時とともに良い方にも悪い方にも変わってしまいます。その時の自分がどんな自分でどんな事を考えていたか?どんな事を思っていたか?どんな事を感じていたか?それを残して置く事で自分を軌道修正させられます。だから私は日記を書くようにしています。
私の結婚式の日の妻への願いは「お互いに100歳になるまで健康に生きて、一緒に笑っていてね。」でした。妻の結婚式の日の私への願いは「二人の思い出を一生忘れないでね。」でした。この歳になるとなかなか難しいお願いをお互いにしていたなと思います。お互いに100歳まで生きる事が出来るかも分かりませんし、私が認知症になって妻の事も自分の記憶もなくしてしまう日が来るかもしれません。でも私のこの心があるうちはそれを守って見せます。妻をガッカリさせる事はしません。それだけは誓いたいと思います。
「自分から極真空手を取ったら、何も残らない。」私はそう思っています。でも私はこの言葉をネガティブにはとらえていません。自分の中から、たった1つの物を取ったら、自分には何も残らないと言えるほど、自分の中で大きな物を1つ持っている事に誇りを持っています。そんな大きな物に出会えた事に本当に感謝しています。それを大切に生きて行きたいと思います。
私が何で強くなりたいと思ったか?何で今でも強くなりたいと思い続けているか?その答えは自分の事が大嫌いだったからです。何で大嫌いだったか?と言うとTVの中のヒーローと自分は真逆の所にいる、自分はヒーローが持っている物は1つも持っていなくて、正反対の物をたくさん持っていると思ったからです。弱い自分が大嫌いだったし、カッコ悪い自分が大嫌いでした。だからどんなに辛い思いをしようとどんなに怖い思いをしようとどんなに嫌な思いをしようと強くなりたいと思ったのだと思います。強くなれるのならどんな我慢でも出来たのだと思います。今の自分の事が大嫌いで、今の自分じゃない自分になりたいから頑張れたのだと思います。そして今でも強くなりたいと頑張れているのは、まだまだ自分に満足していないからです。もっともっと強くなりたいからです。今は結構自分の事が好きだけど、でももっと強くなって、もっとカッコ良くなって、もっと自分を好きになりたいです。自分がこの世から去る時に「自分に生まれて良かった!」と自分の命をもらって自分に生まれた事に感謝したいと思っています。それがこの世に命を頂いた事や先祖や両親に対しての孝行になるのではないかと思っています。だからどんな身体になろうとも強くなる事は諦めません。この世から消える瞬間まで強さを追い求めて生ききりたいと思っています。
私が家に帰ると長男がギターの練習をしていました。今度のLIVEで自分が紹介された時に弾くギターのイントロを練習していたそうです。動画を見て、それを自分でコピーして弾いていました。そんな事が出来るんだと驚いてしまいました。私も中学生の頃にギターを練習していました。自分では上手くないと思っていたのですが、昔の友達から「秀行はギター上手かったよね!」と何人かに言われました。確かに考えてみると完全な独学で何曲かスラスラ弾けてたのだから、結構上手かったのかもしれません。そんなに凄く努力したわけでもなく弾けたのだから結構才能もあったのかもしれません。でも長男がギターが上手いのは私に似たわけではないと思います。長男は私から見てもなかなか才能あると思います。ですせっかく生まれ持った才能なのだから自分の人生に大いに役立たせて欲しいと思います。
昨日はバレンタインデーでした。長男も次男もチョコレートをもらったそうです。次男は自分が好きな子にチョコレートをもらえて、とても喜んでいました。長男は昨日はチョコレートをもらえませんでした。今まではもらえていたので、ついにチョコレートをもらえなくなったと少し凹んでいました。私も長男に「学校での生活態度が悪いからチョコレートをもらえなかったんじゃないか?人に優しくしているか?人に好かれるような人間性を持っているか!」と話しました。そしたら今日、長男はチョコレートをもらえたそうです。これは妻から聴いた話なのですが、長男はチョコレートをもらった時にとても嬉しかったらしく、チョコレートをくれた子に「本当にありがとう!誰にもチョコレートもらえなかったんだ!本当に嬉しいよ!ホワイトデーには良い物をお返しするね!」と言ったそうです。前の日の私の言葉が良いフリになったのかもしれません。その子もチョコレートをあげてそんなリアクションをされたんだから嬉しかったろうと思います。自分の嬉しい気持ちを恥ずかしがらずにちゃんと伝えられた事はとても良い事だと思います。人から愛される人は、目に見えない力や目に見えない想いを、言葉や行動など、何らかの形にして相手にちゃんと自分の想いを伝えられる人です。長男は久しぶりに男前ポイント満点の行動をしてくれました。私もその話を聞いてとても嬉しかったです。ちなみに私が始めてチョコレートをもらったのは小学6年生の時でした。とても嬉しかったです。でも長男のように自分の嬉しいという想いを相手に伝える事が出来たか?は分かりません。たぶん出来なかっただろうと思います。長男はギターに続きまた私を超えて行きました。自分の想いを素直に人に言えるその素直な心をいつまでもなくさないで欲しいと思います。
kanno
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