xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2004年04月26日(月)

意識的に

 気を抜くと何もせずにただほうけてしまうのでとにかく動かないといけない。ということは分かっているのだけれどある程度まで家事を終わらせた時点でプツンと小休止体勢に突入。そのまま小休止。今日は晩御飯の煮物を早めに作っておこうと思うのだけれどもうそれに取りかからないといけない時間。
 意識的に意識的に。そうしないと私はどこにも進まないまま。


 そこまで意識的に生きられるのだろう。
 そんなことを考えなければならないくらいに流れて流れて生きてきた自分に気づかされる。


2004年04月22日(木)

流れないでいると腐るよ

 うんざりしている。こういう状態が数週間も続いている、というかよくよく考えてみればもう数年にもなるのだろうか。自分で把握していないようなこの書き方はどこかに責任転嫁したくてしたくて仕方ない甘えが瓶から零れる蜂蜜のような粘度で体中の穴という穴からどろどろと流れ出している。その色は決して蜂蜜のような半透明の黄金色ではなく。その澱みその濁り全ては停滞の色。
 流れていないからだ。流れがないからその淵に溜まっていく澱んでいく。海に向かう川の流れから外れている。何が怖いのか何が嫌なのか何が何が何が?


 と、書く方にも読む方にも何の益もないことを書いていても仕方ないので。
 これって単に垂れ流しになっているから。暇つぶしにでもなればいいけれどそれにすらなれないレベルではいやはやなんとも。


 でもまあ。水も人も、動かないで流れないでいると腐るよ。多分。


2004年04月19日(月)

地道で堅実でわかりにくい道

 ニュースを観ていて溜息をつくことが多い日々。
 何も言えない。言いたくもない。ただ自分の意見は批判派寄りだ。少なくとも擁護の方ではないだろう。
 ああそれにしても血生臭いニュースの数々。

 なんて脆い。その地では平和なんてほど遠い。
 でも、直接関わっていないからといって貢献していないとは思わない。そういう分かりやすいことじゃない。分かりやすい示しやすいことばかりを選ぶことを否定はしないが、それを選択肢に入れる状況ではないこともある。
 地道で堅実でわかりにくい道を。


2004年04月15日(木)

それに対して意識だけは向けている

 今朝、ニュースを観ていてぶっとんだ。
 作家の鷺沢萠が急死した、と報じていたその番組。慌ててテレビを消してパソコンを立ち上げる。作家本人のHPを見てみたら、管理人さんの言葉が書かれたページが最初に出てきた。詳しいことが何か書かれているわけではなくて、多分色々と問い合わせが来ていて大変なんだろう、管理人さんも友人として辛いだろうにと思わせる、でも感情的ではない文章。ああ本当なんだ、と軽いショックを受けている。
 人は誰でも死ぬ。

 彼女の本もまた、全てを読んでいたわけではないけれど好きな作品もあった。どちらかというと初期の作品を好んで読んでいた。多分、初めて読んだ思春期の私に合っていたのだろう。そしてHPも時々覗いていた。こういうことがショックを受けた理由だろうか。
 最近、ぱたぱたと芸能人も亡くなられたけれど、その中にはやはりショックを受けた人もいるけれど、なんていうか、HPを覗いていると少しリアルタイムなのか身近に感じるのか、とにかくリアルな驚きがある。


 心不全で亡くなられたらしい(*)。
 私が突然死んだら、まだ困るなと心底思う。やり残したコトが、などではなくて非常にくだらないのだけれど、押入の荷物を整理したいし捨てないとまずいものもあるし送っていない荷物もあるし、という些細なことだ。それらをしておかないと夫や実家の家族が悲しくなりそうで。別な意味で。
 まだ一応新婚だし(結婚3年間は新婚らしい)とも思う。死んでしまったら子供もいないことだしさっさと新たな相手を見つけて欲しいけど、他のことについては器用なのにその点に関しては微妙だからなと色々と考えてみたり。

 私自身の人生において死はそれほど身近ではない。
 家族を失ったりとしたことはあるけれど、覚悟の出来ていたそれであったことが救いだった。突然訪れてきたことは今のところはない。私自身においても、ここで自分は死ぬかもしれないという思いをしたことはないわけではないが、基本的に穏やかで平坦な日々だった。
 ただ、死はずっと意識していた。
 いつのころからだろう。記憶にあるのは小学生から中学生に入るあたりの頃から。
 何を誰に貰って欲しいなど他愛もない(だって内容は漫画本とかしかないし)ことを書いた遺書。秘密の物は定期的に処分していた。
 今でも意識はしている。買い物へ行って事故に遭ったら、と考えて掃除はしてから行こうとか洗い物は全て片付けてからとか相変わらず他愛もないことだらけだけれど。多分、成人してから…色々と分かってきてからの方が「何時どこで何が起きても不思議ではないし自分には起こらないということはない」と意識できるようになったと思う。
 今ここで死んでも後悔しないなんてことはないし多分後悔しまくりそうだけれど、それに対して意識だけは向けている。私はそんな姿勢でいるのだろう。




* 追記
 その後、自殺との報道。やりきれない。
 でも多分、周囲の人はもっとやりきれない気持ちでいるのだ。


2004年04月07日(水)

その匂いの名は

 よく晴れた日に干した洗濯物の匂いをかいで、やっぱりこういうことが間違っていない方向だと確信を深める。
 具体的に言葉にはしにくいんだけど。


2004年04月05日(月)

チョコレート欲

 結婚記念日を迎えたお祝いとして、週末は夫と外食へ行った。かなり遠いその店へ歩く。なんていうか健康的。こうでもしないと動かないこの夫婦は不健康。
 未だに微妙に筋肉痛。しかも膝下の前側の筋肉らしい。久しぶりに革靴で歩いたからだろうけれど、何故に前側。


 先週は堕落して始まりそのままだったので、今週は頑張ろうと思う。とりあえず今日はうまくいっている。その調子だ。とにかく前を向こう。とにかく努力をしよう。
 しかしお菓子だけは始まってしまう。勉強しているとこうも甘い物が欲しくなる。ブラックのコーヒーとチョコレート。どちらも止まらない。勉強に集中すればするほど手が伸びる。普段はコーヒーだけでいいのに。
 懐かしのチョコレート欲。研究をしていた頃のようだ。



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