Hong Kong Life現在篇

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2003年09月30日(火) ■

無間道Ⅱ

導演:劉偉強・麥兆輝
編劇:麥兆輝・荘文強
出演:黄秋生・曾志偉・劉嘉玲・呉鎮宇・陳冠希・余文楽・胡軍・杜シ文澤・張耀揚・廖啓智

明日は国慶節の休日なので今日は友達と茶藝館でまったりお茶しながらそこでご飯も済ませて家に帰ってテレビでも見るかなと思っていた。
茶藝館にいたらJちゃんから電話がかかってきた。「ねえ、今から映画見ない?」「今から?何見るの?」「無間道Ⅱ!」
と言うわけで急遽レイトショーでまさに公開ホヤホヤの新作を見に行った。
旺角の映画館は夜中2時半の回までほとんど満席、前から2列目しか空いてない11時40分からの回を見た。
多くの香港人が｢この映画は見なきゃ」と思っている数少ない映画がいよいよベールを脱ぐ。その時映画館の中には観客の期待が充満していたと思う!
そして照明が暗くなり新しい伝説がスクリーンに流れ始めた・・・

※以下内容にはほぼ触れませんが一切何も知りたくない人は読まないで※

前作「無間道」の前史、1991年から1997年までの物語。劉徳華の若い時を陳冠希、梁朝偉を余文楽が演じていたシーンに時間は戻る。
でも今度の主役は黄秋生と曾志偉。そして呉鎮宇と劉嘉玲がからんで緊張の糸が素晴らしいバランスで最後まで持続していく。
香港映画界で最高のレベルのスタッフ、脚本、役者、端々にまで気の使われたシーンの連続。本当に大切に魂を込めて作られたんだなぁと思う。
前作で語られなかった過去が役柄に厚みを加えている。見ている間"因果応報"と言う言葉が浮かんだ。この過去を踏まえてもう一度「無間道」を見直したらきっと全然違う見方が出来ると思う。明日VCDを買いに行こうと思った。
黄秋生と曾志偉は言うまでも無いさすがは影帝の貫禄演技で感情移入して見入ってしまう。特筆すべきはやはり呉鎮宇だろう。あの繊細でいて大胆、柔和でいて冷血な演技を彼以上に出来る人はこの世界にいないと思う。金像奨の最佳男配角(主角じゃ無いのが残念)はもう鎮宇で決まり!陳冠希と余文楽はこれら演技派の中でそれなりに頑張っていた。陳冠希は多分絶対アンディと同じレベルの演技は無理って分ってるのか自分なりの役柄として演じてそれがかえって好感を持てる。でも余文楽の演技はなんだか見ててあまり楽しくない。役が悲惨とかそう言う問題ではなく彼自身が苦しいと思って演じているのかな?トニーに似せようと思ってたのかもしれないけど気の毒だがどう転んでもトニーにかなう訳ないので自然体でやればよかったのに。
・・・なんて勝手に書いてますがこれはあくまでも私の個人的な感想なので参考程度に読み流してくださいね(^^;)

現在撮影中の「無間道Ⅲ」は1997年から2002年の話なのかな?劉徳華と梁朝偉が出てくるからそうだと思うけど、この結末から2002年のあの時まで一体どんなストーリーが展開して行くんだろう。もう今からⅢが楽しみで楽しみでならない。

2003年09月28日(日) ■

バスでお出かけ

黄金海岸へ行くバスを調べるのに友達が九龍巴士のサイトを教えてくれた。(多謝Nさん!)
http://www.kmb.com.hk/chinese.php
ここのサイトは超便利!
もしバスの番号を知ってるけどどこで降りたら良いのかわからないなんて時は右上の"輸入巴士路線號碼"に番号を入れて捜尋を押すとバス停が全て表示される。
さらに右のカメラマークをクリックするとバス停の写真が表示されて、バス停がいっぱいでわかりにくいところなどは非常に役に立つ。
出発点と目的地しかわからない場合は"點到點路線捜尋"で場所を選ぶと
何番のバスで乗り換えはどこのバス停で何番になんて全部教えてくれる。
例えばチムサーチョイから黄金海岸の場合
「油尖旺」の「尖沙咀」を出発のところで選んで、目的地は「屯門」の「黄金海岸」を選ぶと234X等から52Xに乗り換えなさい、乗り換えバス停はここだよーんなんて出てきます。
九巴のサイトだからもちろん九巴の路線だけなんだけど、私は移動してるのが九龍側だからこれからどこかに行く前にはこのサイトで路線チェックだ(^o^)

2003年09月27日(土) ■

黄金海岸

今日はMNさんに「黄金海岸でまったりしませんか～?」とのお誘いをいただきマッチ君と香港有数のリゾートにお出かけしました。
参加者はMNさんの同僚のNさん(男性)、午後から参加のTさんの4人。
黄金海岸は前に一度行ったことがあるけど、ここってヨットハーバーがある高級マンションで"黒白森林"のラストシーンで使われてるところなんですよ。
横にはリゾートホテルがあってそこからは香港のゴールド･コーストと言われるリゾート海岸に出られます。砂浜の方には初めて行ったけど、外人さんばっかりでかなり南国のリゾートっぽいです。砂も海水もきれいです。
しかし妙にカラフルな椰子の木がいくつか??よく見たら街燈のようだ。しかし赤とか青の椰子の木はウソっぽさ120%だぞ(笑)
まだまだ暑いので海水浴、こうら干ししている人も結構いました。
私らはブラブラ砂浜散歩した後で軽くランチ、その辺の露天を冷やかして、Tさん合流後にはリゾートホテルのロビーで午後茶。
広々と落ち着いた雰囲気でまったりと過ごしました(^o^)
しかしさすが国慶節前、他のお客さんは中国人の人も結構いた。既に広東省の人は個人での香港旅行が認められているからだろう。

夜はうわさには聞いていたけど一度も行ったことの無かった深井の有名な焼鵞を食べに行った。ここには数年前はほとんど何も無かったらしいけど今は焼鵞の店が建ち並んでいる。でもさすが元祖焼鵞の有名店は広い店内にもかかわらず入り口には順番街の人があふれ返っていた。焼鵞含む4人セットでおなかいっぱい食べてビールなども入れてひとり135ドル!安くておいしい!!やっぱり香港人はおいしい物を知っているなぁ(^o^)
マッチ君からもレポがあるので"マッチ君日記"も見てね～

2003年09月26日(金) ■

「無間道Ⅱ」宣伝

日本では昨日「無間道」(インファナル･アフェア)のプレミアがあってアンディやトニーが来日していたそうですね(^o^)今日の香港新聞にも「日本少女(!)がアンディ、トニにめろめろ(笑)」とか記事載ってました。
そして香港ではいよいよ来週10月1日から待望の「無間道Ⅱ」が公開されます。
色々映画は公開されるけどこれほど観客が待ち望んでいる映画というのもそうないでしょう。かくいう私も大変に期待しています。一流のスタッフに出演陣・・これでしょーもない映画になるはずが無い!
今はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、バステレビ、駅の広告などあらゆるメディアで宣伝されてます。メイキングやインタビューもある。
また7-11は「無間道Ⅱ」ドリンク(紙パックに出演者が印刷されている。黄秋生とか呉鎮宇もいる!)を発売中、サークルKは生力ビールと提携して限定特別ライターを発売中・・などなどもう街中「無間道Ⅱ」であふれています。
キャッチフレーズが"一個傳奇的誕生"
これから新しい歴史となるであろう"傳奇的映画"の誕生をリアルタイムで味わうことが出来て、これこそまさに香港に住んでいる醍醐味と言わずして何と言おう!?
久しぶりにこんなワクワクを味わっています(^o^)

ところで今日そろそろ退社しようかなと思ったらJちゃんから電話が。
「今晩なんかある?この前言ってたオムライスの作り方教えてよ!」というのでどーせ家帰ってだらだらテレビ見るだけだったのでJちゃんにお料理教室しました。
チャーハンはJちゃんも香港人だし作れるから(味付けチケャップなだけだし)一番のポインツ卵包みのところを、まず私が見本を見せて、二つ目を自分でやってもらった。初めてにしてはなかなか上手に出来ました!
というわけでこれからはオムライス私におねだりしなくても自分で作れるね(笑)

2003年09月25日(木) ■

いい天気

この数日湿度も低くて、風も爽やかないい天気が続いている。
香港はこれからが一番過ごしやすい季節(^o^)
洗濯物もすぐに乾いて些細なことなんだけど嬉しいな♪

今日は一昨日、昨日と夜出歩いていたのでビデオに撮っておいたTVBドラマの「俗世情真」のビデオを見た。どんどん目が離せなくなってきた。いちいちこの人はなんていい人なんだ!なんてひどい奴なんだ!とかテレビに突っ込みいれてます。メインはあくまでも"児童の家"なんだけど結構金融会社の方も話も多い。そして黎耀祥の出番も思ったより多くて嬉しい(^o^)
主演の譚耀文っていままでヌボーッとした細長い黎明(笑)ってイメージしかなかったけどこのドラマ見てるとなかなかいいなぁとか思ってしまう(^^;)
連続ドラマの魔術というか(もちろん演技が良いからだけど)毎日見ていると親しみが湧いて、こんなにやさしくてカッコいい人が身近にいたらなぁなんて思ってしまうぞ。TVBの思うツボにまんまとハマっている日本人でございます(笑)

2003年09月24日(水) ■

ガス会社のレストラン

今夜は友達と香港中華煤氣という香港の都市ガス会社が経営しているレストラン"Towngas Avenue"に行った。
日本のガス会社もショップやお料理教室なんか開いているところがあるけどまさにそんな感じ。
厨房用品、食器、お風呂用品なんかを扱っているショップの奥にレストランがある。横にはお料理教室も。

今日食べたメニュー(注・勝手に訳してます)
＊サーモンたたきとグアバのサラダ
＊イタリアン海鮮スープ
＊グースのフォアグラソテー・ドライフルーツソース
＊ロブスター入りリングイネのトマトソース
＊中からトロッとチョコソースの出てくる暖かいチョコケーキ(長い・笑)
＊(多分)自家製パン
＊飲み物と食後のコーヒー

まず料理のレベルが高い!
どれもとてもおいしくてシェフの腕前はかなりと見た。
ちょっと奥まったところにあるので静かで内装や雰囲気も落ち着いてる。店員のサービスも良いです。
エアコンがガンガン効いていない!←香港で珍しい
そしてこれがかなりポインツ高いんですがテレビモニターがあって、シェフが調理している鍋の具合が全部見える。オープン厨房なので生でも見える。
自分たちの注文した料理が出来ていくのを見るのはすごくワクワクする(^o^)
匂いつきお料理番組みたい(笑)
どれも全部おいしかったけど特にフォアグラソテーとチョコケーキが絶品でした。
これだけ色々食べて3人でシェアして一人220ドルなり。
これならとってもお値打ち、大満足でございました♪
お料理教室も面白そうで、点心コースなんかもあるみたい。
スケジュールが合うときに通ってみようかな～

↓Towngas Avenueウェブサイト
http://www.towngasavenue.com/chi/cafe/cafe.htm

2003年09月23日(火) ■

茶藝理念基礎課程<第二講>

お茶の講義二回目の今日は
＊茶的歴史
＊潮州功夫茶
＊緑茶興黄茶的泡法
について勉強しました。

歴史なんて眠くなったらどうしよう(汗)と思ったけどやっぱりついていくのが精一杯で寝ている暇はなかった(^^;)
香港の茶楼の歴史の話で面白かったのは、飲茶にいくとお湯がなくなると急須の蓋をずらすでしょ。あれは実は昔、わざとお金を騙し取るつもりで蓋碗(フタ付茶のみ)に鳥を入れておき、店員が熱いお湯を注いだら鳥が死んだから弁償しろということが頻繁にあったそうです。そこで"唔開蓋、唔沖水"(蓋が開いてなければお湯は足さない)という風習が始まったそう。へー、知らなかったよ。

今日は緑茶と黄茶の淹れ方だったけどいろんな種類の緑茶を試せて興味深かった。
緑茶は値段が違うと本当に味が全然違ってビックリ。安いのはやっぱり雑味があって爽やかさが足りない。いいお茶は口の中だけでなくノドの奥にまで味が染み渡ってしかもいつまでも爽やかな甘さが残っている(回香という)しかしこのおいしい味を出すのは、茶葉の量、湯の温度、蒸らす時間によって全然違うので本当に難しい。

2003年09月21日(日) ■

火柴人(マッチ君)

去年から私たち香港迷友の間であるキャラがブームになっていた。
その名も"火柴人"!
香港オリジナルのキャラで突破書房というところが出している。
火柴(マッチ)が主役で彼は今F5(高校二年生)。人助けが好きで、火と水が恐いけど将来は消防士になるのが夢!そのマッチ君がいろんなことをする本「火柴人日記」がとてもシュールでかわいらしい。
カレンダーやメモ帳などのキャラクター商品が前からあったんだけど、この前久しぶりに突破書房に行ったら更に新しいキャラクター商品が出ていた。
見るだけのつもりだったのに気付いたらマッチ君人形を手にレジでお金を払っていた私(^^;)ハートなんか抱えてかわいいんだもん～、なごんでしまうのだ～♪
という訳でマッチ君@うちの窓から写真を表紙に入れてみました(^o^)
↓マッチ君サイト、漫画も読めます。次回ご来港のおみやげにぜひ(笑)
http://www.matchman.com.hk

「拍住時代走」はなんと今週が悲しみの最終回(ToT)
今週は香港とマカオの紹介。
香港からは新男性アイドルグループ"Aunties"誕生!?
実は彼らはCookies(香港版モー娘)のファンが集まって勝手に作った集団、でもネットで人気が出てついにはCD、ビデオ、舞台までこなす。ビデオはAunties戦隊でまるでゴレンジャーのようなコスプレもので李力持まで出演していた。
次の紹介は盧冠廷(ローウェル・ロー)の環保(エコロジー)産品店。盧冠廷最近見ないと思ったらこんなことしてたんだ。
マカオからはまずは空中散歩紹介。マカオタワー(338m)の展望台から外に出て地上200数十メートルを一周できる。専用のつなぎ服に着替えて身に付けているものは全てはずす(落としたら危険だから)命綱をつけていざ外に。なんと手すりも何も無い!テレビで見ているだけで足の裏がむずむずしてきた(>o<)
その他私房菜(隠れ家自宅)レストラン、各部屋にジャグジー風呂のついているホテルの紹介など。
最後は香港からマカオに移り住んだ人の取材。香港はスピードが速くて生活のプレッシャーも相当なもの。マカオは時間がゆっくりで物価も安いし住みやすいと。香港は遊ぶのは最高だけど長く住むのはやはり向かないところなのかな。
以上で全8回の「拍住時代走」は終了。でも8回くらいでちょうど良いのかも。質の高い番組を長く続けていくのは難しいし惜しまれているうちに終了するくらいがちょうど良いんだろう。数ヵ月後に「拍住時代走2」なんてやってくれれば嬉しいな。その時はぜひ又日本、今度は関西地方を紹介して欲しいな(^o^)

2003年09月20日(土) ■

香港安康演唱會

許志安と蘇永康と香港小交響楽団のジョイントコンサートで今日は最終日。
ステージの裏にも観客を入れて360度の会場はほぼ95%の入りでした。
前にモーツアルトのコンサートを見た香港小交響楽団の演奏はやはり素晴らしい。
これに歌の下手な歌手だったらイカっているところだが、さすがは実力派の許志安と蘇永康だったので歌も安心して聞いていられた。
歌手のジョイントといえば本家本元(?)「左麟右李」の譚詠麟と李克勤がいるけどこの二人と違うところは今日はデュエットが少ない。
許志安と蘇永康が自分の持ち歌などを交響楽団バックにうたうのが多かった。
私は許志安より蘇永康の方が聞いていていいと思った。
許志安はうまいけど学友やイーソンほど観客に訴えない、声も特徴が無い、顔も取り立ててハンサムではない。どれも飛びぬけていないのが欠点か。
蘇永康は歌が上手いだけでなく声がいいと思う、顔とファッションは･･･ノーコメント(笑)F4や劉徳華の歌をうたったりしたけどオリジナルよりずっと良かった!
オーケストラがいるので途中で中休みが入ったは明星コンサートでは初めての体験だった。
二人でのデュエットは全体の1割程度。ハモリもあまり無かった。
でもTWINSの曲を歌った時は大うけ～だって女の子の声で聴きなれている曲なのにおっさんの声なんだもん(笑)もちろんオリジナルよりもずっと上手かったけど(^^;)
レスリーの「追」や張学友の「愛是永恒」は交響楽団バックで素晴らしく盛り上がりました。
二人のメッセージは「香港は逆境を体験したけど、これから先逆境でも順調でも僕らの歌を思い出して乗り切ってほしい」と。

2003年09月19日(金) ■

大丈夫

導演:彭浩翔
監製:曽志偉
主演:曽志偉、陳小春、杜[シ文]澤、賈宋超(新人)
出演:毛舜[竹/均]、盧巧音、原子恵、李蘢怡、梁家輝
カメオ出演:呉君如、林雪、詹瑞文、張達明、陳百祥、マリア・コルデロ、葛民輝、王合喜、譚詠麟、洪金寶、洪天明、銭家楽etcetc

ブラックコメディ。どうしようもなくバカバカしいことを一生懸命にカッコよく超クールに映画にしているいい意味でとても遊んでいる映画。私はこういうおバカを一生懸命している映画は大好きだ。
テーマはズバリ"男の浮気"
これを男の威厳にかけて江湖(武侠の"渡世"とか言う意味)で命がけでするように描いている。もうセリフもまるで「男たちの挽歌」のように義理と人情で熱く語るのである(笑)衣装は｢レザボアドッグス」並に決めてアクションはジョン･ウーもびっくり!?(爆)
監督の彭浩翔は前作「買兇拍人」でも今までの香港映画に無いスタイリッシュ且つローカルな香港映画を撮る人だと思っていたけど今回もそのテイストは実に良く生かされている。これからどんな映画を撮ってくれるのか一番楽しみな監督である。
編集が「買」の李棟全、どうりで画面がクールでスピーディーなわけだ。
1時間半が本当にあっと言う間、最後のオチまで笑って実にすっきり楽しい映画でした!
カメオ出演は多すぎて上記↑多分もれている人が山といそう。
1シーンだけとか、たまたま現場にいたから出演させたのでは?と言うくらい何気にうしろに有名人がいたりします。有名人探しも楽しいかも(^o^)

2003年09月18日(木) ■

俗世情真

今週月曜日からTVB夜9:30～10:30までやっているドラマ「俗世情真」が面白い。
話の主な舞台が"児童之家"つまり児童養護施設。いろいろ事情があって親族と暮らせない子供たちとそれに関わる社工(ソーシャルワーカー)や親達の物語。
第一話になんとなく見てたら黎耀祥が出てたのでおおっ、と思って見始めた。と言っても黎耀祥は社工ではない。主役は譚耀文と郭可盈の二人。

譚耀文と黎耀祥は金融貸付会社の同僚だが、ある日融資を受けていた譚耀文の友達の会社が倒産してしまい、その友達は自殺未遂を起こしてしまう。妻はショックで精神をわずらいまだ小さい娘は児童の家に預けられることに。
責任を感じた譚耀文は身分を隠して社工として児童の家で働き出す・・というのが最初のエピソード。
2-3話が1エピソードで様々な事情の子供の話が出てくるようです。
香港でこういう社会福祉ものは見たことが無かったのでとても新鮮。それに一話一話が大切に作られているように思う。
プロデューサーは「男親女愛」の徐正康。なるほど、脚本のしっかりした丁寧な作りは納得です。
譚耀文は実は金融会社勤めの傍ら空いた時間に社工をしている(ボランティア)
黎耀祥は同僚で好友なんだけどやり手の譚耀文にいつもいいところを持っていかれて、そのうち何かひどい裏切りでもしそうだ(笑)
という訳で又夜はテレビっこになってしまう私。

2003年09月17日(水) ■

中国奇人奇事

九巴(Kowloon Bus)にテレビがついてて路訊通(Road Show)という独自の番組を流している。
その中の一つで「中国奇人奇事」という中国の不思議なことを紹介する番組をやっている。で司会は張達明なのですねぇ(*^o^*)
これってATVの「拍住時代走」と関係があるのか無いのか?達Mingは司会だけで実際レポートなんかはしてないけど結構紹介する姿勢なんかが似てて見ててとっても楽しーくなります。
今日見たのは中国"臭豆腐"いろいろ。
香港にも揚げた臭豆腐売っててかなりすごい匂いですが、中国にはなんと黒い臭豆腐があってなんかもう見てるだけで臭そう(>o<)
そして糸引き豆腐(みたいな名前)で発酵させてカビがまるで糸を引いたみたいにびっしりついている豆腐とかもあり(ヒー)
あと山奥深くには雪の上で固まらせる氷豆腐というのがあって堅くて保存が利くらしいです。これは日本の高野豆腐のようですね(^o^)
そして最後は「日本の豆腐はとてもおいしいから今度日本に行ったらみんな豆腐を食べるんだよ～」と言って締めでした。そーだそーだ、京都の豆腐はおいしいよ!!

路訊通は1時間くらいの番組を1週間替わりくらいで繰り返して流しているようで、いつでもこの番組が見られるとは限らない。でも朝から達Mingの番組見られたら何だか一日ラッキーな気分になってしまう♪通勤も苦じゃ無いですね(^o^)

2003年09月16日(火) ■

茶藝理念基礎課程<第一講>

6月の泡茶講座に引き続いてまたTさんと中国茶教室に行くことにしました。
泡茶(お茶を淹れる)講座は実技中心だったけど、今回のは授業が中心。
実技は先生や他の生徒さんのを見ながら真似できるけど授業だとかなり一生懸命聞いてないとついていけない(汗)集中力の持続が一番難しいです(T_T)

今日は以下のことについて勉強しました。
*茶的誕生(お茶が出来る過程)
*茶的分類(お茶の種類→6種類＋花茶と抹茶)
*茶具的介紹(茶藝に使う道具の紹介)
プリントテキストがあって、私たち日本人は先にプリントをもらって予習しておいた。だって中文が香港人と同じ速度で理解できるわけ無いもの。
生徒さんは私たちを入れて全部で5人。
先生は基本的にはテキストのことについて話すけどかなり書かれている以外のことも話すのでメモ取ったりするのに必死です。時々字がわからなくて「すいませんどう書くんですか?」と聞いて字を教えてもらったりした(字を見ると結構わかる)
実際の道具やお茶葉を見たり、試飲したりしました。
とっても興味深くて面白いけどやっぱり予習・復習しないとついていけない～

ところで今朝「香港でもSARS患者再発か!?」というニュースが流れてドキッとしましたが幸いシロと判明したよう。
また再発あるかもなんて話してある程度覚悟もしてるけど、やっぱりシロとわかった時には本当にホッとしました(^o^)
SARSが恐いのはもちろんあるけど、それより日本の家族や友達に心配させてしまうのが本当に心苦しい。だから日本の報道も確認していないのに興味本位で報道するのやめてよね(-_-;;)

2003年09月14日(日) ■

久々サイト更新

よく考えたら6月のBOYOND以来更新していなかった。
日記を書いてるんでほったらかしと言う気分はしてなかったんだけど。
久々に中秋節のレーザー光線ショーのレポをアップしました。
表紙の背景もちょっと変えてみました。

今日はYさん、Tさん、Fさんが来航中なので近所のベトナム料理を食べに行った後、うちで「拍住時代走」を一緒に見た。
今夜の「拍」はまずは香港の発明家の紹介。発明品は軽量潜水移動機、デザイン自由自在の投影時計、振って自己発電する懐中電灯など。しかしなぜかバックに流れる音楽がXファイルで怪しいったらありゃしない(笑)
海外ロケは今週はタイのみ。犬猫の高級クラブ(トリミングやマッサージなど)、OLタイ･キックボクシング、失恋レストラン(失恋を癒す)、似顔絵カフェなどの紹介。
いつも思うけど達Mingってとても衣装持ちさん。タイ･ロケなんか一日に幾つも撮ってるだろうに各テーマごとに衣装が違う!Gパン＋カジュアルTシャツ、ジャージ、ポロシャツ、七分丈パンツ、野球帽をかぶったり。そしてYさんも言っていたけどどれもこれもよく似合っていて、着こなしがちゃんと出来ているのが他の香港明星とちょっと一味違うわ～(*^o^*)
以上今週の「拍」情報でした!

2003年09月13日(土) ■

星光[火習][火習]燿保良

保良局(政府の社会福祉機関)主催のTVBのチャリティー番組で友達からチケットが回ってきたので見に行きました。
ホンハム･コロシアムで行われて生中継されていました。
司会は汪明[草かんむり/全]、石修、梁思浩、丘凱敏の四人。梁思浩(前にヤクザに脅されてボディーガードつきで仕事してた人)は前説からCM中の注意事項(次は花火があるから気をつけてね、とかファンの人声援ヨロシクとか)も担当しておりました。

[出演者順とコメント]
*黎明(レオン･ライ)＝一番手でやっぱりのマーク･ロイと登場。エレキギター、アコースティックギター、ベース、キーボードだけでコーラスも無しのライブ感覚でなかなかよろしかったです(^o^)しかし私たちの席はなんと黎明ファンの一団のど真ん中!うるさいわ、立たれるは、垂れ幕で遮られるわでほとんど見えず(T_T)そしてレオンの出番が終わると速攻で出て行った→出待ち

*伍思凱(スカイ･ウー)＝台湾の実力派歌手で広東語も結構話せる。彼は一生懸命盛り上げようとしているのだが、いかんせん前のほうに座っている観客はほとんど政府や財界の偉い人たちで伍思凱ひとりが浮いててちょっとかわいそうだった。

*盧巧音(キャンディー・ロー)＝彼女もピアノ、チェロ、ハーモニカだけのバックで「好心分手」などをアコースティクに歌い上げました。

*Yu澄慶(ハーレム・ユー)＝またまた台湾歌手登場。｢流星花園」の主題歌を歌った時は会場全体で(除くアリーナ)合唱になってました。

*林志美(サマンサ・ラム)＝名前しか見たこと無いんだけどどうも結構前の歌手らしいです。

*林志炫(テリー・ラム)＝今まで名前さえも知らなかった台湾の歌手、しかし素晴らしい高音の美声で今回一番の発掘でした!「認錯」と言う歌は聞いたことがある。
このあと伍思凱、Yu澄慶、林志炫の三人でアメリカンポップスをうたったのが実に素晴らしかったです♪(私にとっては今晩一番の見所だった)

*周渝民(F4の仔仔)＝黎明と同じくらいのファン数で(でも平均年齢が30才くらい若い・笑)すごい声援。生仔仔はなかなかかわいいです(^o^)それに意外に(失礼)生でも歌がうまかった。

*王菲(フェイ･ウォン)＝大トリはこの人!やはり聞かせる!!彼女は歌手が天職なのだろうと思わせる余裕のパフォーマンスでした。

以上8人の歌手のパフォーマンスで思った以上に良いステージでした。
これは後でDVDが出るらしいと聞いたです。
(余談)出待ちに行った黎明ファンはお見送りが済んだら又戻ってきて他の歌手も応援していた。相変わらずうるさかった･･(--;)

2003年09月12日(金) ■

香港在住関西人

今日は関西人ばっかりの集まりでお食事会(^o^)
さすがに皆ノリがいいしボケたら誰かかツッコミを入れてくれる(笑)
広東語と関西弁って結構似ていると思うのは私だけではないでしょう。
関西弁には"声調"があるのです。特に「○○や～」「ほんま～」など語尾を伸ばすのはまさに広東語の語気詞のようだと常々思っております。だからか広東語を話せる人は関西人が多い様な気がするが、どうなんだろう?
それに笑いを取ったもん勝ちとか、お金にシビアなところも結構香港人に似ているかも!?
と言うわけでボケたり突っ込んだりで話も盛り上がり楽しかったです。

ところで今日行ったロシア料理レストランがすごくおいしかった!
ピロシキって日本じゃミートソースが入った揚げパンと思ってたけど実は具入りのパンのことで、具はミンチの他にも、マッシュルーム入り、キャベツ入り、魚入りなど色々ありました。
ウォッカを初めて試したけど(私はお酒が弱いので味見だけ)まるで病院の注射の消毒綿のような匂い!すごいキツイ(>o<)
この店には零下20℃のウォッカルームがあってそこに入ってキューっと飲むらしい。寒いところのお酒なんだなぁ。

2003年09月11日(木) ■

中秋節は満月○

今日は多くの会社が早い目に終わって、香港人はみんな家族と一緒に食事をしたりBBQ等に出かけて燈籠を灯してお月見などをする。
私は日本人友数人で中秋節の夜を過ごしました(^o^)
まずは先日対岸から見たレーザー光線ショー「香江明珠激光匯演」を湾仔コンベンションセンターに見に行く。正面のいい場所は7時前に既に人が集まり始めて私たちも真ん中あたりに陣取った。
今日からは花火効果も追加されてレーザーショーはかなり盛り上がってよかった(^o^)これで無料とはなかなかやるなー＞香港旅遊発展局!
それから食事は近くのグランドハイアットホテルの夜のデザートビュッフェに行くことにした。無料のショーから最高級ホテルのビュッフェ(笑)
さすがはグランドハイアット、どのデザートもレベル高し!その場で焼きたてワッフルやクレープ、各種ケーキ、フルーツ、世界各地のチーズやら中華な糖水、月餅もありで大満足(^o^)
その後ビクトリア公園に「綵燈大觀園」を見に行く。もう夜の11時を過ぎていたのでイベント関係は終わっていたがなんでも世界一大きい燈籠とかいうのがあってその回りにはかわいい金魚燈籠もありで中秋節気分が盛り上がりました。
天気もよく空には真ん丸いお月様が綺麗に見えていました(^o^)

2003年09月10日(水) ■

鄭中基-唔該、救救我

鄭中基(ロナルド・チェン)の新譜CDをつい買ってしまった。
理由は簡単→"龍o甘威"の主題歌MTVと映画メイキングVCDが入っているから(笑)
映画主題歌の「猛龍特警隊」は映画の最後にも流れて出演者が総出のおいしいMTVなのである＝当然張達明も出ていると言うことよ(*^o^*)
そして主題歌のメロディどこかで聞いたことがある・・と思ったらなんと"Gメン'75"のエンディングテーマ(日本題知らない、女性の歌手)の広東語版!!
「猛龍･･」はもうカラオケにも入っていてワタクシの18番になりそうですわ(爆)
"龍o甘威"目当てで買ったCDだけど最近のロナルドのヒット曲｢高手」も入ってるし、バドワイザービールのCMソングで楊千[女華]、梁漢文、何韻詩とのコラボレーション「火紅火熱」(雷頌徳作曲)も入っていてかなりお得です!!
ところでロナルドってちょっと黄子華に似てない?特に「高手」のMVが髪型とかアッサリ顔なところとか似てると思ったんだけど・・子華ファンの人には非難浴びるかなぁ～(^^;)

2003年09月09日(火) ■

香江明珠激光匯演

湾仔のコンベンションセンター裏の海に、ある日でかい球が出現した。
対岸のチムサーチョイからも見えるくらい大きく海に浮かんでいる。
香港旅行発展局が旅客誘致の目的で"香江明珠"という球に夜になるとレーザー光線ショーをするというもの。
今夜は友達とチムサーチョイの夜景の見えるレストランでご飯を食べたのでちょうどレーザー光線ショーを見ることが出来た!
と言っても対岸からなので球が様々な色に変わったり、コンベンションセンターの壁にレーザー光線が映ったのが見えただけだけれど。それでも綺麗な香港島の夜景に色を添えていい感じでした(^o^)
このショーは9月15日までやっているそうです(無料)
やっぱり一度正面から見たいなぁ～
旅遊発展局の"明珠"紹介サイト↓
http://www.hongkongwelcomesyou.com/hkwy/tc/events/index.html

2003年09月07日(日) ■

月餅

もうすぐ中秋節、街中ではあちこちで月餅を売っています。
日本のお中元のように時節の贈答品として人に送ったりするみたいです。
かく言うわが社もお世話になっている取引先に送ったりしています。
特にお世話になっているところには月餅＋フルーツバスケットの結構豪華なもの。
香港の月餅で一番人気があるのは"雙黄白蓮蓉"という蓮の実の餡に塩漬け卵の黄身がダブルで入っているもの。香港人は月餅を切った時にトロッと出てくるこの黄身が大好きです。でもこれって日本人にはいまいちかなぁ。。私は嫌いじゃ無いけどあまりたくさんは食べたくない。
月餅は大きいので付属のプラスチックナイフで4等分や8等分などに切っていただきます。この頃会社のおやつは月餅ばかりでちょっともういいかな～
ちなみに月餅にも色々バージョンがあって伝統的な雙黄以外に普通のアズキやナッツの餡などもあり。
変わったところでは"氷皮月餅(羽二重餅のような皮で冷やして食べる)"や"酥皮月餅(パイ皮)"等も有名。あとハーゲンダッツもアイスクリーム月餅を出していてチョコレートの皮にバニラなどのアイスクリーム、真ん中の雙黄の部分にはマンゴーアイス!これかなりおいしい(^o^)

さてさて恒例(笑)今週の「拍住時代走」はタイレポが中心。バンジージャンプならぬ人間ロープウェイ!ビルの上から下までロープに吊るされて降りる!達Mingは自分で降りながら片手にビデオカメラで体を張ったレポでした(かなり高くて恐い)
その他香港には無いドライブイン形式映画館や寝そべってご飯を食べられるベットレストラン(?)などの紹介。
タイの他は広東省の東莞の発明王の紹介。
香港の新月餅レポ←あわび入りとかツバメの巣入り月餅などありました。

2003年09月06日(土) ■

心寒

導演:鐘少雄
演員:呉鎮宇、朱茵、張家輝、李蘢怡

刑事の鎮宇は仕事の為に家庭を顧みず妻の朱茵から離婚を突きつけられていたが、偶然強盗事件に居合わせた朱茵が頭部に流れ弾を受けてしまう。
幸い一命は取り留めたがそれ以来見えるべきでないもの(霊)が見えるようになってしまった。それらは全て鎮宇が捜査している連続殺人に関するもので、朱茵は次第に精神が不安定になる。一体これらの事件と朱茵の間にはどんな謎が隠されているのか。

公開3日目旺角の土曜日の5時の回は80%の入り。恐いシーンでは会場がざわついたり女性の悲鳴が上がったりかなり盛り上がって見られた。かく言う私も友達と"いる～""ぎゃーっ"とビビリながら見ていた(笑)やっぱり映画鑑賞はこうじゃなきゃね～^^
張家輝が朱茵の担当医師役で感情を出さないかなり押さえた演技で新鮮だった。
鎮宇は口下手で無骨な刑事役はピッタリ。無難なキャスティングでしょう。
どっちかというとホラーは前半だけであとは謎解きと鎮宇が朱茵を救えるかのサスペンス。
推理の謎解きの部分はそれなりに考えてある。途中関係がわかりにくいところがあったが最後には一応解決する。おぉ、そうつながるのか(ポン)という感じ。映画としてはなかなか良く出来ている。
でも結末は私はちょっと納得いかない。。元はと言えば○×だからじゃん!!
↑とつい感情移入してしまうのも映画と役者が良いからですが(^^;)

2003年09月05日(金) ■

1：99電影行動VCD

作品名//導演/演出
1. 狂想曲//杜[王其]峯・韋偉輝/劉徳華・鄭秀文・劉青雲・林雪
2. 小猪不舒服//陳果/Shine・李燦森
3. 向好看//陳徳森/薜立賢
4. 相不信由[イ尓]//徐克/老夫子
5. 香港必勝//周星馳/Jenny Yip・元秋・呉凡
6. 誰是香港小姐?//馬偉豪/陳奕迅・胡楓・周麗淇
7. 我的飛行家族//羅啓鋭・張婉[女亭]/黄秋生・王樹喜　
8. 等運到//林超賢・陳嘉上/黄子華・郭富城・梁詠[王其]・黎姿　
9. 麥兜1：99//謝立文/林海峰(配音)
10. 2003春天的回憶//陳可辛/梁朝偉・原麗淇・杜可風・黄貫中　
11. 前程錦繍//劉偉強・麥兆輝/劉嘉玲・呉鎮宇・黄秋生・劉徳華

香港を代表する監督による11の短編、全てに"頑張れ香港"なメッセージがこめられている。
通常版はほとんどが1分程度でこの短い中でそれぞれの監督の特徴が実に良く現れていて一つのプロモーション紹介短編としても興味深い。
VCDには通常版の他に1,4,7,8,10の加長版も収録されている。
出演はここに書ききれないくらい明星がいっぱいでチョイ役もただの通行人もスターがキラ星のように現れる。画面から本当に目が離せない。
さらに本編のあとにはメイキングやインタビューなども入っていてかなりお徳!
SARSがあったからこそ出来たこの夢のオムニバスはぜひお勧めです!!

2003年09月04日(木) ■

警察に行く

取引先のお客様がパスポートを無くされた!
昨日日本から香港に到着してそのまま中国に入るのでKCRに乗って羅湖まで行ってから、イミグレ手前でナイ!と気付かれたそう。
こちらに連絡が入ったのはもう夜の7時前だったのでまずはホテルを取って次の日に警察、日本領事館に行くことになった。
という事で今朝私が付き添って尖沙咀警察に遺失物届を出してきました。
警察なんて香港ではもちろん初めて、日本でもほとんど行ったことないのでなんだかドキドキ(笑)
警察に入ると受付のおまわりさんが「どうしましたか?」と聞かれたので
「唔該、我想報失(すいません遺失物届を出したいんですが)」と言ったら
あ、じゃそこすわってとその場で受け付けてもらえた。てっきり"報失部"(?)とかに回されるかと思ったからなんか拍子抜け。
なくした人の他の身分証(免許証など)が必要。でもなんとそれだけであとはどこで何時頃に無くしたのかなどを聞かれて、すぐに遺失物証明書を発行してもらえた。
連絡先(うちの会社)も私が手書きでメモに書いただけで別に私のIDカードも調べられなかったし、こんな簡単でいいの??受付のおまわりさんは別に愛想悪いこともないし超親切って程でもないしごく普通の対応。
「この証明持って領事館に行ったらいいから」とのことでご本人はその足で領事館へと行かれました。
明日帰国予定なのでとりあえず臨時の渡航証明書を出してもらって日本帰国後にパスポートを再発行することになるそうです。領事館では事情聴取とかされたそう。明日の午前10時半に渡航証明が出て帰国の予定。一応無事解決。
でもパスポートの再発行って意外に簡単なのね。日本人のパスポートは高く売れるらしいので(ノービザでいけるところが多いから)わざと遺失物届出して再発行受けるという手もあるぞ(笑)

2003年09月02日(火) ■

9號風球初体験

香港で本当にすごい台風にはあったことがなかったので今まで8號といってもまぁ大した被害は無かった。
さっき一番ピークの時は2時間ほど9號風球が出て、外の風はゴーゴーと大きい音で雨は窓にたたきつけるしでかなり強かった。
それでも家で"へへーん"なんてのんきにテレビ見てたらガビーン水漏れが(汗)
リビングのエアコンから水がポタポタと漏れている!他のエアコンも同様に漏れ出して、さらに窓枠の少し甘いところからも水が染み出している!!
慌てて雑巾を下に敷いたり窓枠にはテープを張ったりして1時間ほど戦いましたよ～
もうこれが夜寝てる時だったら家中水浸し(恐)
おそるべし9號風球・・あなどるべからず(ToT)

今日は12時過ぎに天文台が「2時間以内に8號風球発令の予定」と発表したので結局会社は2時で退社可に。その後予定通り2時過ぎに8號風球に変わって、でもなんだかんだしてたら私は4時頃に退社しました。
既にほとんどの人が退社した後のようで道は意外に空いていた。ちょうどミニバスもうまい具合にすぐに乗れて家にはすぐに帰れました。
各ビルが窓にXにガムテープを張ったりして刻々と近づく台風を実感しましたです。
帰ってテレビを見たら船は既に全て停止、バスも一部運行停止、空港も5時以降の便はかなりの便がキャンセルに。
夜には機場快線と空港バスは運行停止、バスも一部を除いて運行停止、地下鉄、KCRは間引き運転しているようです。
香港の少し上に上陸後は速度が速くなっているみたいなんでもしかすると明日の朝には8號解除になるかなぁ～?

2003年09月01日(月) ■

また台風接近中!

マジに台風接近中です!
既に午後10時15分に1號風球が発令されました。
まだ特に風とか強くは無いけどなんとなく生暖かーい空気で台風の前触れという感じです。
天気予報ではかなり真っ直ぐに香港に向かっています。予想より速度が速いので明日の午後には3號から8號風球が発令されるのではと言ってました。
なんでも目が二つある珍しい台風だってニュースで言ってたけどそんなのあるの?
明日会社は早じまいかなぁ～?うーんマジに月末締めきり間に合わないよ、でも天気ばっかりはどうしようもないのでしゃーないですな・・
夜は中国茶教室第二弾の第一回目授業だったんだけどこの分じゃ中止になりそうですね。

ところでいま明珠台(TVB英語台)で「24」というアメリカの連続テレビドラマをしている。前に第1シリーズをやっててすごく面白くて今第2シリーズをやっている。主演はキーファ･サザランド。FBI特殊工作員のキーファの24時間の出来事を毎時間リアルタイムで24回に渡って見せるというもの。いろんな立場の人(犯人とかFBIとか)のドラマが同時進行していくので緊張感いっぱいで全く目が離せない。アメリカではかなり話題になったドラマのようだけど日本ではビデオとかになってるのかなぁ?

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初日