umityanの日記
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2019年07月07日(日) 一泊二日の旅。(6)

さああ、いよいよ帰路の旅だ。天気はまあまあ、良好。バスは、よっちら、よっちらと進んでいく。2時間ばかり乗ったか。まず行くところはキリンビールの工場。そこで、昼食をとることになっている。いやああ、広い。敷地の一角にレストランがあった。大広間は満席だ。中学生だろうか?、わいわい騒ぎながら飯を食っている。

我々は仕切られた隣の部屋で、焼き肉を食う手はずになっている。大きな皿に肉、野菜を、たんまり盛った皿が運ばれてきた。正直、腹はすいていなかったが、肉がうまそうだ。飲み物は、ウーロン茶にした。まさか、昼からビールというわけにも行くまい。いやああ、食った。食った。あっという間に、皿はからだ。

飯の後は居眠りタイム。声が聞こえない。皆、疲れているのか?。僕もいつの間にか、うとうととしてしまった。また、2時間ばかり車は走り、次の目的地は、造り酒屋の見学だ。川沿いの一角にそれはあった。この川も豪雨で、氾濫して、造り酒屋も水に浸かったそうだ。長ひょろい木造建物の中を見学した。あいにく、今日は店は休みとのことで、中はがらんとしていた。

1人店員さんがいたので、僕は焼酎を購入。「いちばん高い焼酎ある?」と尋ねると、「あそこに麦焼酎あります。5年熟成したもので、度数は40度です。」という。箱に入っていた。則、購入。ネズミ男君への土産だ。ひととおり、見学してバスに戻った。帰る道すがら、川沿いのベンチに若い女性が4〜5人座っていた。「あれつ、お客さんかな?」と思って、「東京から来られた方ですか?」と聞いてみた。おっと、とんだ勘違いだ。なんでも、地元の人たちだった。彼女たちは大笑いだ。


てなわけで、いよいよ最後の目的地を目指して車は進んだ。最後の目的地は、テレビでも照会されたことがある「カエル寺」だ。門前に着いた。お出むかえは。ばかでかい陶器製のカエルさん。中に、入っていくと道の左右に、カエルさんのオンパレード。「うひゃーーー、すごい」。

本堂の前にくると、住職さんが「どうぞ、お上がりください」と、中を案内してくれた。部屋という部屋には、大小のカエルさん。カエルずくしだ。いやあああ圧巻である。一回りして元の位置に戻った。靴を履いて帰ろうとしていると、住職さんが「お茶を一杯どうぞ」と、お盆を運んできた。これには恐縮した。何か、売店で、買わなくちゃーーと、1000円ばかりで、数珠を購入。

カエルの洗礼を受け、僕たちも気持ちよく帰ることに。2時間ばかり、車に揺られ、無事に故郷にたどり着いたのでありました。


2019年07月03日(水) 一泊二日の旅。(5)

ゴー、ゴゴーッ、ゴーという滝のような騒音に悩ませられながらも、僕は眠ってしまった。朝5時に目が覚めた。相変わらずいびきは続いている。僕は起きて洗面を済ませ、窓際の椅子に腰掛け、外を眺めた。外は静寂そのもの。山の中の温泉宿とはこういうものか。

そうこうしているうちに、御大が起きた。すがすがしい顔だ。思わず笑ったことよ。もう1人の仲間も目をこすりながら起床。枕が足下の方に向いていたが何も言わず。皆、着替えを済ませ朝食の時間を待った。7時からだ。まだ時間が合ったので、テレビを見た。

7時前に「さああーーでかけるか」と、昨夜の宴会のあった部屋へ赴いた。全くおなじテーブルの配置。テーブルには定番の料理が並べられていた。いやああーーーうまそうだ。まず味噌汁をすすって、飯を食べた。皆、黙々と食べている。仲居さんが、「飯のおかわりは?」と尋ねた。僕は、躊躇しながらも、「エイー・ヤーーー」と、勢いでおかわりをした。おかわりをした者は僕1人。まああ、いいか。

食事を済ませ8時に旅館を出た。下ってきた坂道を御大の手を引いて登り、バスの到着を待った。早朝より、1件だけ店が開いていた。皆がそこに立ち寄るので、僕たちも店の中を探索。「うんんん、当地の土産は何だ?」と、思いながら、歩みを進めると、「おっと、あった」。高菜ずけだ。これなら飯のおかずになる。二袋買った。後はゆず胡椒。山の神が喜ぶものばかりだ。

そうこうしているうちにバスが到着。さああ、よいよ帰路への旅だ。途中、2カ所ばかり立ち寄る予定。




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