雲間の朝日に想うこと


< 昇華せぬのも意地でしょうか >


実の距離は。

時に、
心の距離を短絡し、
飛躍的に縮めて了う一方で。


実の密度は。

抵抗値を高く保ち、
強く、
想いの流入を妨げる。



果たして。


距離と密度の、
何れが、
優先されるのだろうか。









僅か通り一つ隔てた距離を、
短絡出来ずに。

歯噛みする。























今、
独りで居たのなら。


きっと。

其の頑なな頑張りは、
折れて終うのだけれど。





寧ろ、
折って終わなければ。



きっと。

真の頑張りなんて、
出て来やしないのに。

























横断歩道の向こうから。


 「今日はやっぱり逢えません。」


一言、
携帯へ文字を飛ばし。





其の姿は。

三次会へ向かう人集りに、
消えて行った。






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2008年11月16日(日)


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2006年11月16日(木) おやすみを好きに成れたんですか
2004年11月16日(火) 何方が手段で何方が目的でしょうか
2002年11月16日(土) 少し力をもらえますか





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