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パルレモアダムール















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2002年07月28日(日)→→→津波

くやしい。
結局、いろんなひとにあんたは甘いと言われている気がする。
わたしは一体ここに何を書いているのでしょう。
そんなに簡単に、
やってみたいしーやりたくないことはやりたくないしー好きなことだけやって生きていきたいしーま、やってみようっかなーってかんじぃー。
ってノリで書いたり言ったりしているように見えるのかしら?
ものすごく覚悟決めたつもりで、でもものすごく不安で、でもみんなにあんまり心配かけちゃいけないと思って、がんばってちょっと吹っ切ってへらへら笑ってみただけで、そんな軽く決めたりしてない。
もういや。きちんと伝えられない自分のバカさ加減もいや。
誰か思いやりゃあだになり自分の胸に突き刺さる。

そんな一方で、わたしがへらへら笑いながらやりたいんだーって言うだけで、それがどれほどの覚悟を含んでいてどれほどの意欲を含んでいてどれほど真剣なのかがわかって背中を押してくれる人たちがいる。

どうしようもなくうれしいきもちと、どうしようもなくくやしいきもち、そして本当にこれでいいのだろうかと不安になるきもち、本当はどの道を選んだらいいのかと迷うきもち、全てが一緒くたになって津波のようにやってくる。
「津波のような侘しさ」の意味ちょっとわかった気がした日曜日。


2002年07月26日(金)→→→かっこうつけ

きょう朝起きて、きょう何日だったっけ?と思った瞬間、先輩の誕生日だったことに気が付く。
っていうか昨夜日付変わってからメール送ってるのに自分のことで精一杯で、お祝いのことばひとつ書いていない…
友達とか、だいすきなひとたちの誕生日には絶対お祝いのことばを贈りたい。
だから遅刻しそうになりながらもネットカードを必死で書いて送った。
ま、メッセージは2行だけど…
それにしても誕生日のカードって毎回、何を書けばいいのかとても困る。
だから、テチャの「おとなになっても若い心を持ち続けよう」というカードの言葉とか、とても感心してよく覚えている。
カードに、素敵なことばを書こうと思って頭をひねってひねって、ひねりつぶしても、そういうときって何も出てこない。
とってもだいすきなひとに、素敵なことばを贈って、愛してるよって伝えたいのに結局うまくいかなくて、いつも変に表面的で冷たい文面になってしまう。
考えすぎて、結局無難な文面になってしまう。
きっと「かたち」に囚われすぎているのだろう。
伝えたい、と思うことよりも粋でスマートに表したい、と思ってしまうのだろう。
重かったり、気恥ずかしくなるような文面にならないように、そんなことばかり考えているから、出てこないのだろう。
頭じゃなくて、心なのよね。
いかんせんわたしはあたまでっかちで自意識過剰だから、「伝わる」文章が書けないのだろう。
かっこうつけをやめて、本当に伝えたいことを伝えなくてはね。


2002年07月19日(金)→→→耳をすませば

昨日の日記は見苦しくて申し訳ないです…
でもー吐き出したかったの。
読んでくださった方々&メールとかくださった方々ありがとうございます…
あああわたしってほんっとしあわせ者。
改めて思いました。
だって好きなことがあって、好きな人たちがいて、好きなことに向かっていくことができる「可能性がある」んだもん。
だったら向かっていってみなきゃ人生損かなと思ったり。

ところでそう、きょうの金曜ロードショーは「耳をすませば」。
この映画は、「原作・柊あおい」が気にくわなくてみてなかった。
でもでもでも!
観ればよかったー。いまさらながらいい映画だったー。
わたしも自分を試してみようかなーと思ったー。
わたしはエメラルドの原石なんかじゃない(トルマリンだったらどうしよう…超いんちきだ…)だろうけど、山月記じゃないけど才能がなくても磨いて磨いて磨いてのぼることはできるのだと思うし。

柊あおい、といえば「りぼん」世代のわたしたちにとっては「星の瞳のシルエット」しかないでしょう。
久住くんがついに、「香澄ちゃんが好きだ」って言うシーンなんて、永久保存しようかと幼な心に思ったものだ。
ま、恋心物心(?)ついてからはかなり引いたけど。
だって「シリウスの星のかけらの女の子」と「すすき野原の男の子」って、ねえ。
ま、それはよいとして。
わたしがあんな風に恋愛をしたのは大学入ってからだ。
なんだかものすごく遅れているが、わたしの精神年齢考えればそんなものか。
でも耳をすませば、のように恋愛をしてみたかったなと思う。
そうしたら、きっともっと自分のこととかひとのこととか、たくさん考えたと思うから。
たくさん考えて、雫みたいに自分のすすむ道のことを考えて、大人になっていくものだなあってあたりまえのことを思った。
香澄ちゃんも久住くんもうじうじしてるけれど、いまのわたしだって高校生の二人に負けないくらいうじうじしているし。
結局、本当に実際にすきになったり傷ついたりしてみないと解らないのだ。人間なんて。
「りぼん」読んで「別マ」読んでAmy読んで江國香織読んで村上春樹読んで村上龍読んでも、読むだけじゃ、大人にはなれない。
ま、わたしの場合そこに「コロコロコミック」とか「ジャンプ」とか「スピリッツ」とかが入っちゃうあたりで、道間違っちゃってるんだけど。


2002年07月18日(木)→→→2歩進んで3歩下がる

なんか日常の方の日記に書くと、関係者から心配&説教されるのでこっちに書きます(いえ、ありがたいんですけどね)。
自分の進むべき道がわからない。
とにかく、わたしは研究者として生きていきたいのだ。
これまでは、研究を仕事として生きていきたいと思っていた。
つまり、研究者ではなくて、研究みたいな仕事ができればいいや、と。
だから、公務員になろうと思ったりしていた。
でもさ、それってわたしが本当にやりたいことじゃない気がして。
わたしがやりたいのは「手塚治虫とかレイチェル・カーソンの環境の本の中に出てくる『科学者』」の仕事。
それってやっぱり、研究者、だよね。
ってことは、やっぱり、最低限ドクター取ってないと、だよね。
修士出て、民間企業に勤めて、研究職に就くのが最近の一般的な理系のひと。
でもわたし、民間企業でものづくりなんてしたくない。
環境問題に、科学とか化学の立場からアプローチしたいの。
でも、わたしにはドクターに行くほどの力はないのではないか、と思う。
ドクターに、実際に行っている人はみんな、行かない方がいい的なことをほのめかしてくる。修士で十分じゃないか、と。
彼らがわたしの何を知ってそう言うのかはわからないけれど、自信なくす。
やりたいけれど、その山の大きさに今さらながら圧倒されている。
どうしたらいいのだろう。
やらないで後悔するよりはやって後悔した方がいいとは思う。
でもその道が、本当に険しいことを知っているから、とても躊躇してしまう。
身のほど知らずかな、と思ってしまう。
誰かに背中を押して欲しいだけかもしれないけれど、どうしようもなくてきょうも思考のループをさまよっている。
今までの人生、あんまり迷いがなかっただけに、無限ループに迷い込んでしまったような気がしてしまう。
よし、やってやる!と思ったとたんにNさんから否定的なメール来るんだもん。
本当に、前に進んでるのか後ろに下がっているのか、すぐにわからなくなる。
わたしの場合、2歩進んで3歩下がってるように思えてならない。
打開策を見つけなくては。
でもどうしたら見つかるんだろう。
大体、わたしのやりたい分野の研究をやってるところが、東大ばっかりなのがいけないんだー。
東大、ってだけで凡人はとてもとても尻込みしてしまうでしょ?
やっぱり国大の、S先生のところ当たってみようかな。
国大だったらD取れるもん。
ってその妥協がよくない気がするんだけれど。
あーあーあーどうしたらいいのよー!


2002年07月16日(火)→→→錯覚

最近、自分の進路のこととか能力(研究に関するね)のこととか、そういった「研究室モード」の自分のことばかり考えっぱなしなので、恋愛のことを考える時間が激減。
というよりも、常につきまとっていた気持ちがひるゆきさんの日記を読んで、めちゃくちゃ楽になったのだ。
未練の本質は学歴や地位やルックス等の、理屈抜きで相手を認めている部分だ、と。
まだ相手のことを好きでいるという気持ちではないと。

そっか。
好きじゃないのか。
そうだよね、わたし、「あのひととつきあっている自分」が好きなんだもの。
相手の、人間としての魅力が大きいほど、まだ好きなのかも!って思ってしまうのかもしれない。
だからね、別れてしまったあとでも、あの男は最低だったとか何でつきあったのかわからんとか、そんなこと思わないでいいわたしは幸せ者かもしれない。
proud of youって言えるわたしは。


ひるゆきさんありがとう!
って勝手に文中に名前出してごめんなさい。困るようなら言って下さい。
(っていうか、あのー4000hitのメッセージのナナってわたし?なのかしら?)


2002年07月08日(月)→→→a fixed star

わたしは、あのひとがまだ好き、なんじゃなくって、
彼氏のいない自分がどうしようもない人間に思えていや、なのではないかと思う。
だって彼氏がいる時って、自分がとてもいっぱしの人間というか、いっぱしの女性だと思えて満足を覚えていたのだもの。
もちろん、大好きだったけれどね。
それは、その時は、大好きだったという気持ちはうそじゃないけれど。
でもいまは、彼が好きなわけじゃない。
彼と付き合ってる自分、が好きなだけ。
彼と付き合ってる自分、がうらやましいだけ。
彼と付き合ってる自分、に未練を持っているだけ。

まったくばかばかしい。
別に彼氏がいないからといって、どうしようもない人間ってわけじゃあない。
今のどうしようもない状態は恋人がいないからだ、と考えるのは本末転倒。
恋人がいなくたって魅力的なひとは沢山いる。
でも、恋人がいるともっと魅力的になるひとも沢山いるのだ。

だったら、恋人がいなくても魅力的な自分、になって、恋人ができたらさらに魅力的な自分、になればいいのだ。
つまり基礎部分のクオリティを向上させること。
恋人がいるという状態のときだけ、輝いていられるなんていやだ。
いなくても輝いていて、いたらその輝きがもっと増す。
そういうひとになればいいのだ。
惑星じゃなくて恒星になればいいのだ。

マニア世界に引きこもってる場合じゃないわ!


2002年07月02日(火)→→→learned fool

最近の生活の中で思った。
平日、わたしは定時に帰れるけれど帰ったら勉強。
土曜日、一週間分の疲れと勉強不足を取り戻すために寝る&勉強。
日曜日、上に同じ。
(実際は勉強はあまりしていないので、これは予定というか理想だけど)
そんな生活をこれから一年も続けていって、いったい恋なんてできるのか。
若い時は仕事と恋愛が両立できないと思うものだ、と何かに書いてあった。
わたしはいつも、試験前だからとか、ゼミ発表前だからとか、就職活動中だからとか、自分で自分に制限をつけてしまう。
それまでは遊ばない、それまでは好きな人と会わない、それまでは好きな人を作らない…etc.
やっぱり、どこかで、恋は落ちるものだと思いながらも、落ちることを恐れている。
落ちるのではなくて自分から降りる、ことを考えている。
恋を失う時にひどく傷つくことを知ってしまったから。
恋をすると自分を失ってしまうことを知っているから。

失ったって、傷ついたって、死ぬわけじゃないのに。
本当に何をそこまで恐がっているのか、自分でもよくわからなくなってきた。
進みたい進まなきゃと言いつつ、自分で自分に枷をはめて進めなくしている。

ばっかじゃないの、わたし。

A learned fool is more foolish than an ignorant fool. (Moliere)




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