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2002年03月29日(金)→→→活性剤

脱ぎかけのTシャツ顔をうずめれば君のにおいに笑みがこぼれる

読むほどにグリコーゲンになっていくような気がするあなたのメール

恋愛をしなきゃと君に諭されて笑って逃げる駆け引きしてる

好きという気持ちに気付かぬふりをして今日も綴りし君へのメール

黒板を見つめていてもまっすぐに気持ちはいつも君を向いてる

学会のプログラム読む目はいつも気付くと君の名を追っている

窓からの君の姿を今日も見るその一瞬に一日がある

うちまでの坂を一緒に登りきるひとの不在に違和感覚え

さびしいよそう言う君の目の先のガイドブックに嫉妬している

横顔を盗み見る吾に気がついて笑顔に変わる瞬間が好き

横顔に君の視線をふと感じなに?と目で問う瞬間(とき)の幸せ

ふと君の仕草を真似るなんとなくもう見ることもないと知りつつ

質問があるのとやけに事務的に約束交わす素直になれず

君の名を呟いてみる帰り道背中の夕陽がやけに熱い

好きなのか好きじゃないのか好きなのか決まっているのにまた問うている

携帯の画面にふいに現れる君の名前に動揺してる

メール打ち返事に一喜一憂すどこから見ても恋だと思う

好きだとも認められずに空想の世界に逃げて安堵している

友達と好きな人との境界線引きたくもあり引きたくもない



ここ十ヶ月くらいで書いた歌の習作・ラブ編(の一部)。
はっきりいって完成度は低いし、陳腐だし、駄作だと思う。
思いっきり俵万智の真似って感じだし(笑)。
ちょっと最近さびつき気味な、自分に対する刺激として。
さびついてるなーとちょっときょうのブリで反省したので。

これらの歌に登場する「君」は、1人ではない。
実は4人くらいいたりする。
そしてノンフィクションというわけでもない。
だから4人もいるんだけど。
ただ、気持ちは全部ノンフィクション。
だからこその活性剤となることを願って。


2002年03月28日(木)→→→Last Smile

きょうは在校生としては最後の、学校。
研究室に行って、先生とか先輩に挨拶をして来た。
もうこの環境研に在校生として来ることも無い。
色々思い返してみると、この学校で、短い時間だったけれどあのひとと過ごすことができた時間が、とてもいとおしい。
くやしいけれど、
だいすきでした。
もう振り返りません。


2002年03月25日(月)→→→proud of you

あれだけ会いたくないとかわしまくんに言って苦笑させたり、
髪の毛ちゃんとしとかなきゃとかプライドがとか書いたりして、
学校で数分会って終わった。
あまりにもあっけなく。
ぎこちなく。
何も言えなかったし、明るくもできなかった。
髪の毛もひっつめていたし、ジーパン&スニーカーだった。
現実なんてそんなものだ。
帰ってきてから、やっぱりちょっと落ちた。
でもそんな自分は見ないふりをして、今日まで保っていた。
でも今日Mちゃんからのメールを読んで、ちょっと泣きそうになった。
ほんとにいい子だった、なんて思ってたんだ。
あんなに最後にわがまま言ったり重いこと言ったりしたのに。
わたしは、あのひととつきあったこと、後悔してない。
それだけは、言える。きっと。ずっと。


2002年03月23日(土)→→→結局

きのう学校に行くなら、ってメールをもらったのだけれど、
きのうは学校に行くと言っておきながら、行かなかった。
メールに気付かず寝ていたので、2時間くらい遅れて行かないと返事。
明日は行くかもって打っておいた。
返事はなかった。
そしてきょう、研究室の自分の机を片づけていたら、電話が鳴った。
案の定、あのひとだった。
もしかしたらわざわざ来たのかもしれない。
けれどそんなことはどうでもいいことだ。
さくっと貸してた本を返してもらって、ちょっと世間話をして、終わり。
予想通り、わたしはふつうに会って、ふつうに会話をした。
でもうまく笑えなかったような気がする。
とりあえず、あんまり汚い格好をしていなくてよかった。
それだけが、最後のプライドだ。

研究室に帰ってきて、これを書いているけれど、
やっぱりちょっと手が震えてしまうのが情けないかな。
ただ、顔を見て思ったのは、
もうこのひとのことは本当に好きでもなんでもない、ただの環境研のお友達、いえ知り合いだなーっていうこと。

本当に、前に進まないと。
いや、もう進んでいるからこんな気持ちになっているのかもしれないな。


2002年03月22日(金)→→→ポスト

また日にちがあいてしまった…
最近卒業前でやたら忙しいので(遊び)、恋愛について考えてるひまもありませんっていうのはうそで、あんまり考えたくありません。
なぜなら卒業前にあのひとに会って、借りてたものを返して、貸してたものを返されなくてはいけないから。
でも、その日程をあのひとは全然調整しようとしない。
一回メールでこっちから聞いてやったのに。
もうそっちからメール来ない限り、聞きません。
だっていっつもこっちからメール打ってるし。
たまにはメール頂戴よーとか言ってきて、そっちから打てよと思うし言ったんだけれど、全くもって向こうからはメールは来ない。
会わなくてはいけないのはかなり嫌だ。
絶対絶対絶対下がるから。
でも学校で、ついでみたいにさらっと物返されるってのもいやー。
うーんこのジレンマをどうしてくれよう。
もういいや、見ないフリ作戦だ。箱の中に押し込めよう。

ところで、かわしまくんと付き合えば?と言う人が4人もいます。
なんでそうなるのかなあ。
男女=恋人
みたいな図式が当たり前すぎるこの世の中。
かわしまくんは、わたしにとっては「N・P」の萃にとっての風美さんだ。
桃井先生でもあるけれどね。
萃が、風美に宛てた手紙の中にこんな文がある。

「あなたといると楽しかった。きっとあなたはずっとそんなふうに生きていくんでしょう。おもしろい人生ですね。あなたをじっと観察していたら、そのぬけたところや、陽気さ、不器用さ、人の良さ、暗さ、仕草、よく見ていたら、何だか自分のことも少し好きになれそうな気がしてきた。ほかの人々も。世界がそのままの姿で初めて自分の中になだれ込んできたような気がしました。愕然。
…中略…
 でも今、最高にあなたに似ているように思えるのは、ポストです。ポストはどこにでもあり、かつ捜そうとするとなかなか会えない。心細い街角に不意にあったり。晴れた日も雨の日も夜中も、世界中に、まるで夜空の月がすべての水に映るようにポストはある。」

ま、突き詰めるとそういう気持ちだ。
それはもしかしたら恋なのかもしれないけれど、わたしは缶詰工場のように明確に好きな人とそうでない人(友達)を分けるということができない。
そして、“友達”には男であれ女であれ、恋に似た気持ちを抱いていると思う。
どこかに、魅力を感じなければ付き合わないわけだし。
だから、あんまり考えないで、そのままでいよう。
いろんなひとにけしかけられて、流されて、後で後悔したくはない。
わたしはわたしのペースで。
ま、後で、やっぱり好きだった、そう言えばよかった、と思うことってけっこうあったりするけどね。


2002年03月16日(土)→→→アメリ

きのう、マルホランド・ドライブを観に行った。
デイヴィット・リンチの罠に思いっきりはまってしまった。
内容については、daily日記の方に書いてみた。いちおうね。

っていうか、きのうは美術館→映画→ごはん(飲み?)と、かわしまくんと共にしたのだけれど、これってやっぱりデートなの?
えりかちゃんにはデートじゃないっすかーと言われたけど。
まあそんなことはどうでもいいや。
思いっきり友達ノリで接していたし、大丈夫だろう。
でもなぜかあのひとのことを思い出してしまった。
ううーんなんでー?
やっぱ、かわしまくんはあのひととのことを知ってるからかな。
なーんかばかばかしい。

そろそろ新しい恋でもしたいよなー。
でもこんなアメリ状態じゃ無理かもなー。


2002年03月12日(火)→→→ついていく

きょうの「初体験」見てて思った。
彼が遠くに行ってしまうと聞いたとき、あたまで色々考えちゃわないで、感じたままついていく!と言えるのってすごいなーと。
私は言えないし考えると深みにはまるしで、逃げた。
だってついていくなんて言ってうざがられるのも…とか考えてしまった。
でも、言えばよかったな。
いつも守りに入って本当の気持ちを言わない。言えない。
そこをなんとかしないと、ほんとうに素直じゃなくなる気がする。
意地っ張りだ。
つまらないプライドを守ることばかりに必死になっている。
だからふられ人生なんだ。
わかっちゃいるけど…ね。


2002年03月11日(月)→→→口癖

最近、文章中で「そんなこんなで」とか「いやいやいや」とかを普通に使っている自分に気がついた。
文章中だけでなく、口癖にもなっているかも。
これは…あのひとの口癖だ。
知らないうちにそんなところがうつってしまった。
もうとっくに別れたっていうのに、なんだかなあ…
本当に困った人だ。
ってわたし?


2002年03月09日(土)→→→恋はするものじゃなく、落ちるものだ

桃井先生というのは、
江國香織「神様のボート」の登場人物。
主人公葉子さんの元・夫。
結局葉子さんには捨てられてしまったひと。
でも愛すべきひと。
でも「あのひと」にはかなわなかった。
私は、「あのひと」のような人と恋をするべきなのか、
桃井先生のような人と恋をするべきなのか、
そこんとこがわからなくて、ここのところ日々混乱している。
でも恋なんて、“すべき”ものではないのよね。
するもの、でもない。
気付いたら落ちているもの、なのよね。


2002年03月07日(木)→→→桃井先生

先生の最終講義のあと、研究室のみんなで飲みなおそうと、SATYへ買出しに。
一緒に買出しに行ったOくんが、
さっきIくんに会ったよーtoto買いに来たんだって。
なーんて言い出した。
ま、SATYのすぐ近くに住んでいるからね。
なんか、会わなくてよかったーってほっとするのと、
ちょっと会いたかったという気持ちが入り混じった。
ずっと会わないようにしていた緊張の糸を緩めたかったなというか。
どこへ行ったか聞いたら、もう帰ったとのこと。
帰ったってことは、徒歩30秒くらいの距離だからもう家だろう。
Oくんにはなんで?って顔をされたけれど、適当に誤魔化した。
でもちょっとしばらく神経がそっちにいってしまった…。

その後の飲み会で、Oくんは私がKくんのことを好きだと思っているので、Kくんのことをやたら聞かれた。
うーむ。
Kくんは私にとっては「神様のボート」の“桃井先生”なのだ。
ことばでアウトを奪っていくひとなのだ。
だけどことばでアウトを奪われても、それは単なるワンアウト。
9回のノックアウトではない。
正直言って、このままでいたい。
このまま、友達よりもちょっと深い感じで。
こういう関係があってもいいのではないかと思うのだけど。

Kくんがこれ読んでたらどういう反応をするのだろうか…。
読んでないとは思うけれど。


2002年03月06日(水)→→→口惜しがらせたい

一週間ぶりの更新になってしまった…。

きょうはマンボウとM論打ち上げ飲みと称してWIRED DINERへ行った。
相変わらずマンボウはRくんと仲良いようす。
あのひととのことを聞かれたけれど、とっくに別れたよーと笑顔な自分を演出じゃなく見せることが出来た。
札幌で、K子ちゃんやOさんにもふつうに話せていたし、もう過去過去過去。
やっぱりあの日に電話があったことで、わたしの中ではすっきりしたっぽい。

でも3月に会おうって言われたので、きょうは美容院に行って来た。
「恋ノチカラ」で、別れた彼氏と会う前にダイエットする主人公に、まわりのひとは、彼女はまだ彼が好きなんだと言うけれど、
別れた彼と会ったとき、惜しいことしたなとか思わせたいし、きれいになってるーって口惜しがらせたいじゃない?
もちろん、ふられたからなんだけど(笑)。
マンボウは、まだ向こうは気があるんじゃない?とかあほなことを言うけれど、そんなことはどうでもよくて(有り得ないし)、わたしはきれいな自分を演出して、奴を口惜しがらせたいの。
それが女のプライドってものじゃない?




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