ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 

夢のなかで。金髪に緑の目の白人女性になっていた。そして広くどっしりした家に住んでいた。夫は奥で、仕事の話をしているらしい。退屈なので外に出る。路地裏には、眼鏡をかけ、銀色の服を着た少年がいた。「ちいさいこが、夜にこのあたりは危ないんじゃないの」とけだるく呟くと、その子は利発そうな顔で「そんなことないよ。なれてるもん」と言う。

ふらりとマーケットに行き、色とりどりの商品をぼんやり眺めながら歩く。ベーカリーで働いている、皺は深いが水色の目がきれいな老婆が、笑顔でちいさなロールケーキを手渡してくれる。「今日は買わないんだけど」と言うが、「お得意様だからね。また明日待ってるよ」と言われる。

口のなかで淡く溶ける感じを楽しみながら帰宅。夫は大きなベッドに寝転がっており、わたしを見ると起き上がり、手招きする。わたしはコートを着たまま隣に座り、「休憩?」と尋ねる。夫は首をふり、「いや、今日はもう終わり。遅くなって悪かったが、ステーキを食べに行こう」という。わたしは(こんな時間にステーキ……?)と唖然とするが、「悪いけど、駄目」と断る。「ショドー(書道)のクラスがはじまってしまうから。道具を準備しないと」わたしは立ち上がり、クロゼットに向かう。

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たまにこういうストーリーのありそうな場面を見る。それだけでもけっこう楽しいが、今回登場人物がほとんど外人だったのに、夫は夫のままだったのが(しかも浮いていなかったのが)面白かった。

2010年04月27日(火)



 断片

夢のなかで。引っ越しするのか、してきたのかわからないが、がらんとした部屋にいた。そして天袋を見ると、年配の人が読むような、劇画調のマンガがたくさん入っていた。

たまにこういう、自分の人生と一致しない、誰かの人生の一部? のような場面も見る。

2010年04月25日(日)



 断片

最近見た夢、で覚えている部分

・暴風が吹いて窓が派手に割れる
・犬にかまれ女医さんのところに運び込まれる

2010年04月16日(金)



 いちばん強烈なあくむ

夢のなかで。母が出ていく、と言いだしたので、大泣きしてつかみかかっていた。父や弟は早々にあきらめて荷造りをしている。あまりに悲しくて、現実に頭も痛くなったが、途中でふと「あれ? 変だな。あのひとはもうかなり前に出て行ってしまっているのに、何をしてるんだろう?」と思ったら(起床予定時刻の30分くらい前に)目が覚めた。

+ + +

人生、他にも悲しいことはあったように思うのだが、実際にいちばんよく見るのはこの夢だ。当時泣いたりひきとめたりしなかったせいか、心がいまだに痛む癒えない傷であるせいか、納得がいっていないのか、消化できていないのか、そのどれもか、いちばん強い悪夢だ。見ないようになりたい、と思うこともあるけど、たぶん、無理なんだろうな。

2010年04月10日(土)
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