ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 夢の和歌 3首

夜の徒然に、有名な小野小町の夢の歌を思い出しています。
訳は手元に古語辞典すらないので、自己流に書いています。
※現役離れて6年経つので、間違いがあってもご容赦を。
 

 思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを(古今和歌集巻12・恋歌552)

「あなたのことを思いながら寝たから、夢であなたを見たのでしょうか。夢と知っていたら、目覚めなかったのに..」

 うたたねに 恋しき人を 見てしより 夢てふものは 頼み初めてき(古今和歌集巻12・恋歌553)

「うたたねに恋しいひとを見てからというもの、夢というものさえ頼みにするようになってしまった」

 いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る(古今和歌集巻12・恋歌554)

「どうしても恋しくてならないときは、(あなたに夢で会えるように)夜着を裏返して着るのです」

  
わりと単純な内容なので、説明が要らないかなーとも思うのですが(知ってる人も多いと思うし)。ええと、念のため。最後の歌、この頃は「夜の衣を裏返して着て眠ると、恋しい人の夢を見ることができる」というおまじないがあったんですよね。高校や大学の授業でよく、「今の時代で応用すると、パジャマを裏返して着ることになってしまうので、寝辛そうですねー」と教師が言っていました。うん、着物だからサマになったんですよね。

寝ぼけ頭で何書いてるんだわたし..(明日見たら?と思うかも←実際思った)

2002年04月28日(日)



 ものをとることはできなかったが

自転車で、ジョギングによさそうな道を走っていた。道の脇に小さな飲食店があって、そこにいるひとたち数人にわたしは呼ばれた。「ちょっとそこのひと、おねがーい!」みたいな感じで。どうもそのひとたちは、背が低いので、高い棚にあるものが取れないらしい。わたしの身長でとれるものならいいですよ、とわたしは自転車を降り、その家に入ろうとする。

自転車をとめ、鍵をかけようとしたら、首にかけていた時計のペンダント(実際には持っていない)がそばの植え込みの枝にからまり、身動きがとれなくなってしまった。焦ってはずそうとするが、時計の鎖も木の枝も、どちらも傷つけたくない。時間がかかったがやっとはずせた。

急いで店に入ったが、もう、他の人に頼んでとってしまったという。じゃあ、わたしはこれで、と帰ろうとするが、折角だから一緒に食べていきなさい、と言われる。お腹はすいていないのだが、そのひとたちが妙に熱心なので、座って待つ。

わたしの目の前に、不思議な男の人がいた。髪には白い毛が混じりだし、頭全体に灰色っぽい光沢がある。眼鏡の奥の目は大きく、知性と教養できらきらと輝いている。しわはあるが、肌の色艶はいい。なんだか、歳をとっているのか若いのか判断に迷う雰囲気だ。

その男の人は、低めだが低すぎない、あたたかなトーンの声で言った。「あなたのようなひとを、待っていました」と。「でも、わたし、何のお手伝いもできなかったですよ?」と言うと、彼は首を振った。その後も何か彼は話続けていたのだが、残念ながらそのあたりで目がさめてしまった。

2002年04月25日(木)



 断片

昨日は、留年する、という夢を見た。わたしは学生時代、ほとんど授業を休まなかったし、資格もいくつか取っていたので、卒業最低単位をはるかに上回る数の単位を取得していたはずなのだが(ていうか落とした授業って一個もなかったぞ)。夢の中では「うわぁぁああどうしよう学費がないー」と焦り、慌てふためいていた。

今日の夢では、TOKIOの長瀬君がでてきた。夢の中でわたしは、どうせならあゆが見たいな、と思っていた。

2002年04月24日(水)



 超能力なんていらない

夢の中で、また、ひとの考えてることや思っていることが読めるようになっていた。今度は抱きつかなくてもOK(数日前は抱きつかないと読めなかった)。しかも遠くからでも聞こえる。音量も大きい。気持ちが悪くなった。

現実のわたしは、どちらかといえば鈍いほうだ。ひとが、隠しておきたいという感情まで知りたいとはあまり思わない。教えてくれる部分だけでいいと思ってる。だから、そういう能力はいらないんだけどな..。

2002年04月22日(月)



 部活の集金

夢の中で、高校生になっていた。部活内で、卒業前に、後輩に記念品を送ろう、という企画が出ていた。人数多いから、ひとり千円ずつでも、ちょっとしたものが買えそうだね、という話になる。後輩にはたいしたこと教えてあげられなかったから、何か役に立つものをあげたいね、という話になっている。英語部だから、何か英語の上達に使えるものを..と。わたしは集金係をしていて、各クラスを順に回る。何にしようね、という話を会うたびにするのだが、なかなか決まらない。

* * *

実際は、5人しかいなかったんですけどね、わたしの学年。夢の中では4倍くらいの人間が参加してました。最近職場で、結婚の近い女性がいて、そのかたにプレゼントを贈ろうという話を皆でしてたから、こういう夢を見たのかな?

2002年04月21日(日)



 テレパシー

抱きつくと、そのひとの考えていることがわかる、という超能力が身についた、という夢を見ていました(笑 これってけっこう難しいんですよね、よっぽど親しくないと抱きつけないじゃないですか。それに親しいからって、なんでもかんでもわかればOK!ってわけじゃないじゃないですか。一応夢の中では、夫とか弟とか女友達とかでこっそり試すんですが、皆ろくなこと考えてなかったです。能力のレベルもあんまり高くないらしくて、強い思念しか読み取れないみたいで。「うーん、腹減った」とか、「やっぱりkoiちゃんて変わってるわ」とか、「スキンシップ相変わらず好きなんだね」とか、ほんとたいしたことないことしか読み取れない。まあ、実は嫌いだとか憎んでるとかいう内容じゃなくてよかったけど(爆

2002年04月20日(土)



 大きな駅で迷子/トイレは掃除中

夢の中で、夫と旅行をしていた。大きなリュックをしょって、ふたりで大きな駅を移動している。広さは東京駅くらいだろうか。でも東京駅よりずっとふるぼけていて薄汚い。人もまばらだ。しかしふと気付いたら、わたしは夫とはぐれ、ひとりぽつんと立ち尽くしていた。どうしよう、と思うが、この場合下手に動かないほうがいいのかも、としゃがみこむ。わたしはぼんやりだし、気も散りやすいので、夫のペースについていけなかったのだろう。情けないーと思い溜息をついたら、走ってきた夫が、息を切らせながら「よかったー」と言って隣についた。わたしはほっとした。ほっとしたらトイレに行きたくなったが、生憎駅のトイレは清掃中だった。切羽詰ってるほどではないので、また移動することになった。今度は夫と、何かひものようなものででもつながればいいのかな、とわたしは考えていた。

* * *

朝起きて、夫に上記のような夢を見た、と言ったら、「大丈夫だよ。俺ら最近電車使わないじゃん、旅行に。もっぱら車で移動でしょ」と言われた。夢が意味してるのは、そういうものでもないのだと思うが。

2002年04月19日(金)



 同じ夢

夢の中で、ああ、これは前も見た世界観だな、と思っていた。またあの世界に着たのか、と。しかし思っていたのは覚えているのだが、実際にどんな夢を見たかは忘れてしまった。夢でよく見る世界、というのはパラレルワールドで、どこかに存在してるのだろうか、と思うことがたまにある。あるのだけれど、実際問題すべてを覚えているわけではないので、追究できないまま時は流れていく。

2002年04月18日(木)



 雪・パーティ・買出し

外国にあるような、通りに面した感じのアパートから、わたしは一歩外に出た。雪だ。雪が積もっている。さむ..と服のえりもとをよせようとしたら、後ろからひとが呼びにきた。「おーい、何してんのー?」と。わたしは「酔い覚ましー!今戻るー!」と大きな声で地下に答え、階段を下りた。

そこは小さなバーのようなところで、20人弱のひとが、楽しげに話しながら飲み食いしていた。人種も、男女も混合。中央に、Gacktにちょっと似た人と、福山雅治によく似た人がいて、そのひとたちの周りが、一番ひとが集まっているように見える。わたしはカウンターのほうに行き、「ワインベースで軽いの」を頼む。出てきたカクテルをごくごくとジュースのように飲む。実際、そんなようなものだ。

奥のソファに、すこし影のある日本人男性がいた。わたしと昔仲の良かった男の人だ。彼はわたしを見ると、ふわりと目元をなごませた。その表情に力を得て、わたしは彼の隣に座る。「みんな、元気だね。そと、雪なのに。わたし、さすがにちょっと眠い..」目をこすっていると、彼は優しく頭を抱き寄せ、肩に寄りかからせてくれた。あー、このまま眠っちゃいそうだ..と思ったら、弟が呼びに来た。

「姉ちゃん、ちょっと買い物つきあってよ」と。そのあたりで目がさめた。雪も夢のなかで眠るのも、あんまりいい暗示じゃないんだよね。鬱とか疲れとかを象徴してて。でも、本人の今の調子は、ふつうなんだけれどなぁ..

2002年04月17日(水)



 社会科の先生に恋をしていた。

夢の中で、高校生になっていた。そして、中学校のとき、社会科を教わった先生(中1のときの担任)と、卒業後から付き合っている、という夢を見ていた。夢の中では、とても甘くせつない気持ちだったが、起きてから「???」釈然としない気持ちになった。

実を言うと、わたしは教師に恋心を抱いたことがない。生徒だった頃、○○先生いいよね♪ とか言っている同級生もいたけれど、どうもそういう気分にすらならなかった。なんというか..先生は、先生じゃん? みたいな。かといって同級生が好きだったか、というとそんなこともなく。先輩とか、本の中の人とか、のほうがまだそういう対象にできた。「センセイの鞄」みたいなこともないだろうなーと思った覚えがある。教師が年取ったところで、それがどんなに魅力的なひとだったところで、やっぱりそういう感情は抱けん(わたしは、というだけで、そういうひとを否定するつもりでは書いてないよ。想いはすべて、自由で尊いものだから)。

なのになんでそーいう夢を見たのかなぁ..

2002年04月16日(火)



 植木鉢を守れ/懐かしい同人誌

昨日の夢にも弟が出てきたが、内容のほうは忘れてしまった。とくに印象に残る部分がなかったのだろうと思う。

今朝の夢。三つのちいさな植木鉢(それぞれ何かの苗が植えられている)を同僚から預かっていた。わたしが住んでいる場所は、なぜか祖父母の家だった。自然が豊かだから、よく育つだろうという感じだろうか。夜、布団に入ったとき、水をあげたっけ?と不安になり、パジャマのまま確認しに行った。土が乾いていたので、銀のちいさなじょうろで水をやる。よかったよかった..と寝床に戻ったら、天気が変わったらしく、夜中には雨が降ってきた。放っておこうかとも思ったが、どこかに流れていったら困るか、と思い、もう一度起き上がり、鉢を中に入れた。眠い..と思いながらまた布団に返ろうとしたら、間違って従兄弟の布団に入りそうになった。ぎゃあ、と思って、「うわぁ、ごめん!間違えた!」と飛び退こうとするが、彼はニヤニヤと笑って、「べつに俺はかまわないけど?」と抱き寄せる真似をした。こっちは、おおいにかまう!あわててわたしは逃げ出した。

べつな夢。大きな書店で、昔買ったことのある同人誌の続きを見つけた。学生の頃よく買っていたのだけれど、作者さんが商業誌でも書くようになってからは、あまり見かけなくなっていたものの続きだ。久々に買おうかな、と思っていた(これは最近そういうのを思い出す文を読んだから見たのかもしれない)。

* * *

こちらこそ丁寧な返信ありがとうございましたm(__)m

2002年04月15日(月)



 弟の宿題を手伝っていた

夢の中で、弟に頼まれて、宿題を手伝っていた。彼が原稿用紙に書きなぐった読み辛い字を、べつな紙(学校規定縁取りがある)に清書して箱に入れていた。途中で、枚数足りないのでは? という気分になったが、とりあえず続けた。もう明け方だ。眠い。なんとか終わりそうだが、これで大丈夫なのだろうか。そんなことを思いながら、書いては箱に入れ、箱を振って位置を揃えるのを、寝ぼけ頭で繰り返していた。

* * *

昨夜寝たのがあまり早くないのに、朝、早めに目がさめたせいか、起きてからも眠かった。最近、現実と夢が地続きになっているような..

2002年04月13日(土)



 研究所にて

夢の中で、何かの研究所で働いていた。建物はかなり大きい。同僚二人と、戸締りをして研究室を出る。ひとりはオレンジ系の服を着た、背は低いが肉付きの良い、可愛いタイプ。髪も赤系のメッシュ入り。ひとりは薄いブルーの服を着た、髪が長い、寂しそうな顔だちで細身のひと。わたしは濃い茶色の、パンツスーツを着ていた。その3人で、ちょっと変わった、近未来的なエレベーターで移動する。

窓が透明で、外が見える。まず、下にすーっと降りる。そしてふわりと上がる。いったんとまったかと思うと、心地よいスピードで横に移動。自然に減速して、正面玄関についた。ジェットコースターより気持ちがいい。はじめすこし驚いたが、乗っているうちに、以前も乗ったことがあることに気付いた。当たり前か、ここで働いてるんだもんね、と夢の中のわたしは納得していたが、べつだんよくこの夢を見てるわけではないので、以前見た記憶とつながったのかもしれない。

パスワードを入力して、外に出ようとすると、ドアの近くにある、TV電話(のようなもの)がとついた。郷ひろみに似た男が、電源を落すのをちょっと待ってくれないか、と言っている。オレンジ色の女性が、またですか〜?と呆れている。男はそう言ってくれるなよ、あの長い階段と廊下を歩くのは年寄りにはきついよ、と言う。ふだん若作りなのに、こういうときだけ年齢を利用するんだから〜とぼやきつつも、楽しそうにオレンジの女性は笑う。じゃ、わたし、彼を助けに行って来るから。先に帰ってて? 彼女は朗らかに言う。わたしとブルーの女性は顔を見合わせ、うん、じゃ、またね。と、挨拶して帰る。

外に出ると、雪がつもっていた。もう、降ってはいないけれど、歩くと数センチ深さの足跡が残る。あ、あれは、とブルーの女性が指差した先には、運艇で遊んでいる20代後半の女性がいた。もこもこした生地の、ベージュのコートを着ている。彼女に近づき、もうすぐ閉まるから、ここで遊んではいけないよ、と言うと、彼女は焦点の合っていない目で、でも、ここで待ってろって言われた、と言う。困ったな..守衛さん呼んでくるか。じゃ、このひと見ててくれる? わたしは不安そうなブルーの女性にその場をまかせ、研究所に戻ろうとした。途中で、白バイが原付で二人のりしている男の子たちに注意しているのを見た。警察が近くにきてるのか、やばいな、とわたしは頭の片隅で思っていた。

2002年04月11日(木)



 ヤな夢+私信

夢の中で仕事に行ったら、わたしが使う手袋(現実には素手で働いてます)が、ひとに使われていた。「あのう、それ、わたしのだと思うんですけど..」と言ってみると、「あ、そうだった? 名前大きく書いてないからわからなかったわ」と言われる。彼女は荒っぽく手袋をはずし、ぽいとわたしに投げた。慌ててうけとめたが、なまあたたかくて気持ち悪い。さますためにこっそり振ってからはめた。奥のほうで、彼女と何人かがこそこそとわたしの悪口を言っている。上のひとが、予備の手袋を支給に来たら、彼女達の機嫌も治ったようだけれど、なんだかなー・・とわたしはげんなりしていた。

べつな夢。小学校時代の友人が、警報が鳴っている踏切を、ダッシュで渡っていった。わたしは、バーも降りてきているし、と立ち止まって待っていた。が、いつまでたっても電車が来る様子がない。周りの人も、故障だろうか、とざわざわしだした。彼女の判断は正しかったのかもしれない、と向こう側の空を見ながら思った。

* * *

私信。わたしもよく思います、「今だ!」って。正確に言うと、「このままそうなってもいいな..」みたいに緩やかに思うのですが。夫に話すと、「俺はヤだぞー(;;)」って嘆かれてます(^^;

2002年04月10日(水)



 史学科の教授の謎

夢の背景は大学だった。わたしの夢に大学が出てくるのは珍しい(高校が多いのだ)が、自分の母校(女子大)ではなく、共学の大学だった。そしてわたし個人はその夢に出演していなかった。わたしは映画かTVドラマでも見るかのように、そのストーリーが進むのを眺めていた。

その大学の史学科には、西洋派と東洋派の派閥があった(らしい)。履修要項を作るときも、どちらがどれくらいの量を占めるかで会議が荒れたりする。とくに、ある老教授(小柄。頭ははげているが耳元に白髪の塊あり。眼鏡の奥の眼光は鋭い)の発言は、全体に絶大な影響を及ぼしていた。彼のそばにはいつも、暗い色のスーツを着た、髪の毛が肩にかかる位置のワンレングスの青年がいる。彼は女性にもてるが、男の友人はいないというタイプ。助手というよりも、秘書とかマネージャーのような雰囲気。

あるとき、緑に囲まれた湖の絵画の前で、その絵の歴史的背景や価値について諸説論じられることがあった。その部屋は暗く、かろうじてろうそくのついているあたりだけが明るい。そのなかで老教授は、ひとびとの意見をすべて聞いた後、ゆっくりと杖をついて立ち上がる。彼はゆっくりと言った、「この絵の真の価値を知るもののみがこの世界を出ることを許され、永遠の生を得るだろう」と。そして片足を微妙に引きずりながら、扉を開けて真っ暗な廊下へと彼は消えた。「先生、待ってください!」とワンレングスの青年は後を追いかけようとするが、教授はふりかえりもせずに言う、「君は大事なものが欠けている。それなしで学問を究めることはできまい。悪いことは言わない、身近にあるものをもう一度よく見てみたまえ」と。扉は無情に青年の前で閉ざされた。部屋の中は男女の意味不明の悲鳴や叫びで満たされた。

老教授は、一度だけ憐れむかのように部屋を一瞥したが、すぐに前を向き、歩き出す。やがて彼は徐々に足を速め、ついには走り出した。その道は坂になっていった。が、彼の走るスピードは増していく。そして彼はのぼりながら、どんどん姿勢が良くなり、しわが消え、髪が黒く頭をおおい、ついには少年のような姿になっていく。高校生くらいのあたりで退化は止まり、彼は若く生き生きとした姿で、どこまでもどこまでも走っていくのだった..

* * *

ナゼこういう夢を見たのかよくわからない。

2002年04月07日(日)



 断片

最近見た夢は、断片しか覚えていない。

1.イズミモトヤ(すみません漢字変換が面倒で)が、水色の、サテンのような光る生地のマントを着ていた。背景は、体育館だったかな..朧。

2.学生時代同じサークルにいたI君(とくに親しかったわけではないし、人間としては興味深いが男の子として好きだったわけではない)がでてきた。何か話をしたが、内容は忘れてしまった。なぜか彼は、わたしの夢への出演回数が多い。何かを象徴しているのだろうか。

3.鳥が教室にたくさんいた。悪い鳥を、猟師のようなひとたちがライフルで撃っていた。良い鳥が逃げ出して、空を群なして飛んでいく。空は、嵐でも来そうな様相だった。

4.足だけ白い黒猫が、ばんばん子猫を生んでいた。

一日一日書くほどではないので、まとめ書き。断片的な夢を見ているときより、長編のような夢を見ているときのほうが、体調がいいことに気づく今日この頃。夢を見るにも、体力がいるのかな?


2002年04月06日(土)



 不運な男

同僚が、男と逃げた。ので、残された彼女の夫が、TVで「連絡をくれ」と言っている夢を見ていた。その夫、というのはそれなりにハンサムで、性格も悪くなさそうに見えた。でもまあ夫婦間の事情は当事者にしかわからないからなぁ、とわたしは適当なことを考えていた。

べつの場面。体育館で転倒した男がいるので、保健委員は見に行ってあげてください、と教師に言われる。わたしは現実では一度も保健委員をしたことがないのだが(いつも図書委員だった)、まあお役目だし、と廊下をはや歩きで通り、体育館に行く。そこには確かに倒れている男がいたが、彼におおいかぶさるように、髪の長い女性もいた。こういうときって、まず、存在を知らせればよいのかな、とわたしは故意に大きな音を立ててドアを開けた。女性がぱっと離れてわたしを見る。あ・美人。わたしはさらりと笑って言う。「すみません、先生に様子を見てくるよう言われたんで..」と。女性はすこし恥ずかしそうに、「ごめんなさい。多分、彼はもう大丈夫だと思います」と言って立ち上がった。うっすら赤く染まった肌が綺麗。優しい声、物腰も優美。彼女は流れるような動作で立ち去っていった。さて。

残された男は、わたしが仰ぐと、「うーん..」と言って起き上がった。「俺、どうしたんだっけ?」知りません。が、よく見ると、彼は先刻TVに出ていたハンサムさんだった。若い頃から不運な人だったんだねぇ、と夢の中でわたしは思っていた。

2002年04月03日(水)
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