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2004年07月26日(月)
さようなら、バイク

肌を焦がす日差しが痛い。
最高気温は40度とかわけのわからない数値を示す。
外にいるだけで生命活動の危機を感じる。
陽光の下の吸血鬼ってこんな感じだろうか。

昨日、バイクを処分しにいった。
15年乗り続けてきたけれど、
昔のような楽しさをその中に見いだせなくなった。

ひとりの時間が取れなくなって、
バイクと共にあることが自然でなくなり、
ただの義務感で乗っている自分がイヤになって、
降りることを決めた。

僕にとってのバイクは、かつては身体の一部だった。

大学のころ。
歩くよりもバイクに乗っている時間がはるかに長くて、
暑くても寒くても、雨の中でも雪の降る夜でも、
ごく当たり前のようにヘルメットをかぶっていた。

東京に戻ってきて。
交通事情の悪さもあって、
時間があっても乗りたいと思わなくなった。
遠くまで行ける開放感よりも、
狭い道の渋滞が乗ることを苦痛に思わせた。

そして毎日乗れないという生活が、
いつの間にか当たり前になってみると、
だんだんと乗ることが面倒になっていった。

それが僕の中での、一つの時代の終わりだと思った。