2009年03月30日(月)
えむえむ


[続・文字通りマシンガンメモ]

・まいでぃあ娼婦エレナだけ衣装のテイストが違うように見えるのはきのせいですか?時代考証的には正解?あの赤いスカートはカルナバルの女王(赤くてめでたい)へのオマージュかもしれない(違うと思う)。

・あくあDVDをみながら、AQUA5の軌跡がまんまわたくしのナツキ担の軌跡と気付いて感慨深くなりました(笑)(きっかけは世界陸上) (それだってゆなひこ君にとってと言われなければとらなかったしみなかったし)…いや、それだけなんですが。

・今ねねたそに着せたい服ははなちゃんぐ(ぐ、は読まないの!)です。

・そして麻尋に着せたい服は書生コスです。なんかあんなに黒髪だった印象が(ムラで)ないのですが。





2009年03月29日(日)
おちこんだりもしたけれど、わたしはげんきです


(魔女宅……?)

 という訳で引き続きしごとまつりでどったんばったんしっちゃかめっちゃかやっております(……)。現在のプライオリティは(1)しごと(……)、(2)かんげき、(3)SS、(4)サイト更新なもので……(っていうか(3)?)、そしてその為の体力と精神力温存が最重要課題です。多分、もうしばらくこんな状態です。



[伝書鳩返し]

・>風の錦絵/ゾロ、とてもわかりやすくて大衆向けで、何も考えずに楽しめる、
 >という点では非常に宝塚的で出来の良い作品でした。
 >今回はお芝居のフィナーレが秀逸です!水さんものすっごくかっこいい!です!!

 レポありがとうございます!もうあちこちからちらほら聞いたり見たりしてすごく楽しみにしているところです。もう早く主演娘役から主演男役への緊縛プレイが観たいです……っ!


・>マリーノのちょび髭超見たい!

 多分すごく似合うと思います。でもぶっちぎりで優勝するのはせあらというシナリオです(笑)。


・>ミズさんを見にムラ詣ではないのでしょうか?
 >ただいま西宮で映画版・ソロモンの指輪を絶賛上演中。
 >東京時には指をくわえていましたが、見れて大満足です。

 行きますよ行きますよ行かないわけがない!(おちついて)(言わずもがな茶会合わせです)。
 日程合えば、映画もまた観たかったんですけれどねー。まあ、DVD出ることですし、また観直すのを楽しみにしています。




 色々出遅れていますが、とりあえずしゃべりたいことだけ連打させてください。


[文字通りマシンガンメモ]

・それで壮マト部会談で壮マトで源兄弟という話になって「ネタとして木曽義仲に真野すがた」と言われて「じゃあ巴御前にじゅりあ!」と即答したのはわたくしです(俺いいことゆった)(いや誰でも思いつくんじゃ?)。「殿!お助けいたします!」とか言いながら馬に乗って颯爽と現れるのじゅりあが!密かに真野じゅりをプッシュしています。いいかけざんだと思います。それで幼馴染のみつるとWデートで、みつるはいちかを連れて来るんだと思います。多分、今度のバウはそういう話(嘘です)。

・壮マト部必携図書らしいので、近いうちに飛龍伝を読む、と(おぼえがき)。

・それでかおりちゃんと話をしていて、年10公演で、大劇場再演物が絶対くるだろうから、真飛さんに「花の業平」がくればいいといわれて、思いっきり「カートに入れる」ボタンを押しまくりました(その例えなんか違う)。でもすごくいいと思う。壮一帆さんの基経にはちょっと危険な(ネタな)かおりがしますが、あやねの高子なんてすごくいいと思う。みわっちさんの梅若とかすごくいいと思う。とりあえず国経は真野すがたさんがやるといい。

・ってな感じに明らかに真野すがたさんへの好意をもてあましています(笑)。

・しかしかおりちゃんと「トップ担同士の会話」をする日が来るとは思ってもみませんでした。百年イベント行くの?的な(爆笑)。そこから例の主演男役DVDボックス的なアレの話になって、一枚目の企画DVD、何やってほしいとかおりちゃんにふったら即答で「そんなん四畳半物語に決まってるじゃん!」とかえってきました。ちなみに私はベルト番組拡大版希望です(ええ?)。

・それで1stアルバムを聞きまくっている日々なのですが、あのAQUAの地球のリミックスが結構いけると言うとたいてい驚かれます(笑)。え、だってかわいくないか?「コンピューターおばあちゃん」みたいで!(そこ?)
(余談ながらこの間ようつべで「コンピューターおばあちゃん」を見たら磁気リールで思いっきり時代を感じました。汎用機ですやん(笑))

・ついでにAQUAなDVDも見ました。いまいちぬるいと聞いていましたが、私的には「買い」でした。ナツキさんのインタビューが充実。逆にナツキ担じゃなければ本当に単なる「総集編」かと(笑)。っていうかまたナツキさんがすごいいいことゆってたよ……っ。

・あすかちんのメモリアルブックもものすごく「買い」でした。写真もさることながら、エッセイがすばらしくよかった。




 だめだ、かけあしで書いたらすごく頭の悪い文章になった……っ!


 この週末に星組東宝マイ初日も迎えております。ムラでの1回の観劇だとほんと記憶に残っていないのだな、と新しい発見で一杯でした。やっぱり芝居についていけない……。





2009年03月20日(金)
四つの薔薇がなくなりました(常備酒)(酒?)


 しまったー!こたつしまったの早すぎた!!




 夜はまだまだ冷えるようです、皆様ご自愛くださいませ(笑)。




 色々話をしたいことはあるのですが、とりあえず今日やったことから


[スカステ(HDD消化)メモ]

 (未だにいっぱいでこの間の君愛のハイビジョン版撮れなかった……)

 「アルバトロス、南へ」を見終わりました。芝居パートのマイサキがやったらよくて、つうか「こんなに芝居できるのに!」と臍を噛みました。これが正しいマイサキの使い方だよ(って同じ事をソロモンでも言いましたね、私)……そう思うと、オギーの喪失は、その世界観が宝塚で味わえないというのと同時に、「正しい使い方をしてくれる演出家の喪失」ということなのだなぁと。マイサキとかアマセとかはまさにそうなんじゃないかなぁ……。あと意外にあさきゆめみおねえさまも「オギーに正しく使われる役者」だったなぁと。余談ながら星風エレナを正しく演出はダイスケということで私のなかで満場一致です。
 あと唐突に「ハマキムってありじゃね?」と思ったのでメモっておきます(笑)。
 しかしゴージャスな「芝居」でした。宝塚歌劇でありながら、「芝居」のレベルが半端ねえ。


 以下脱線。
 劇中でノバボサをやっていたのを見て、この間からずっと「次期星組でノバボサを!」思っているので配役をあげておきます。

 ソール:れおん
 エストレーラ:ねね
 オーロ:てる
 マール:ゆめの
 ブリーザ:あをの
 ルーア神父:あかし
 シスター・マーマ:くみちょ
 メール夫人:涼さん(←何が見たいかってこれが一番見たいのだよ君)

 そして五峰アニキがやっていたアレに百花さんがずばんとハマるって寸法です(そしてまりえちゃんとかマリーノがはげヅラちょび髭でアレをやるの)




 


2009年03月19日(木)
どんな運命も自分で描く


 というわけで絶賛しごとまつりちゅうですが、いいかげん我慢できないと思って(いいかげんもなにも発売日昨日じゃん我慢できない子だねこの子は)仕事帰りにわざわざ新宿のタワレコ(11時までやってる)まで行って手に入れてきましたファーストアルバム(必死ですな)。とりあえず新曲と思ってナツキさんのソロのを聞いたのですが……いやもう働き盛りの三十路女子に効いちゃって効いちゃって(はいはい)

 いい歌詞だと思いました。今のナツキさんにこそ歌えるような(はいはい)。

 なごり雪のアレンジが意外だったけどなんかかわいかった(笑)。
 



 とりあえず今日のところはこの辺で勘弁してやろう(全部聞く気力がない)(笑)。




2009年03月10日(火)
そんな事もあったねと、彼が煙草をもみけした


 まっ、麻尋の退団挨拶が完璧すぎてどうしたらいいんだ(とりあえず会社いけ)。


++++++++++

 あのシークレットハンターの新公挨拶でべーべー泣いてたしゅんちゃんがこんなに立派になっておばちゃんびっくりだわあ!(びっくりしすぎてそこから先まだ見れてません)(……あー)。


[伝書鳩返し]

・>「みんな駅で待ってるって」のセリフは麻尋氏で間違いありません。

・>元はみやの台詞だったのを、シチュ的にやっぱり退団者が
 >言うべきかもとK子思い直したらしく…
 >オーディション??して麻尋になったそうですよー。

 教えていただいてありがとうございます。わあよかった間違ってなかった!
 退団者?オーディション?ってことはあの場面で「みんな駅でまっとるとね?」ってかっちゃんが出てくる可能性もあったってこと?(でてきません)(笑)。
 何が基準のオーディションかわかりませんが、ケーコたんグッジョブ。



 しかし私、サヨナラショーはオルキスのじじばばで始まると思ってたんだけどなぁ(始まりません)。何気に一番好きな「とうあす」かもしれません。





 違う話。

[ポメラ部]

 ポメラは熱い妄想から生まれた!? 開発者が語る誕生の秘密とこれから

 そしてそのポメラで我々が熱い妄想を生み出すんですね、わかります(何が!)(笑)。


 次はこれを標準装備したい
 元々は携帯とPCのデータ連携ケーブルなんですが、携帯用のアタッチメントを外すとポメラでも使えるとか。ストラップ式で便利そうだなぁと。別に出先でPCに繋ぐわけではないのですが、単純に付属のUSBケーブルが長くて邪魔だなぁと思ったので。
 




2009年03月09日(月)
どこまでどれだけなにができるだろう、僕に。


 涼さんおたんじょうびおめでとうございます。
 初日映像の涼さんのリーゼントの素敵さに「二代目英真なおきを襲名したのだなぁ」と寿いだのがついこの間なのにもう千秋楽って……っ!一ヶ月公演やだやだ(じたばた)。


 ここ数週間の行動範囲で手に入らなかったルサンクは、「俺的には資料にならなかった」とゆうおごりんから譲り受けてようやく手にしました。ビバご近所(笑)。早速脚本を読んで早速試作品を作りました……。いやだって行間に(俺にしか見えない)余白がありすぎて……っ!本番稼動は東宝観てからです。
 ところでラストシーンでエマ母さんと一緒に教会にジョイを呼びにきて「皆駅で待ってるって」の台詞は麻尋だと思っていたのですが、間違いでしょうか?(脚本だとみやるりになってた)。あ、あれ?あそこの麻尋すごくいいなあと思っていたのですがもしかして勘違い、あ、あれ?

 それはそうとルサンクのねねたそ(全角かな)は本当にものすごい破壊力です。思わずシャメって携帯しています(笑)。そんな訳で私の中でも寧蒼がブームなのですが、寧蒼でマリ見てとか寧蒼で泣いた赤鬼とか、もう何がなんだかわからないですが寧蒼ならなんでもいいです(笑)。ほんとちかどん以来の娘×娘カポーなので、隙あらばイジっていきたいと思います。



 ひとまずは、大劇場千秋楽、おめでとうございます。






2009年03月07日(土)
いまさらじゃなくていまから


 あああんもうつかれたのよう!(訳のわかんないキャラ立てしない)

 一週間単位の五月雨開発なので非常にキツいです。なんで外設と結合平行してやってんだ(そういうスケジュールだからです)。システム開発自体には繁忙の波(必要工数の波)がフェーズごとにあるわけですが、それが五月雨って事は常に最高波高が続いているってことか、そうか、今気付いた(笑)。よいこは真似しないようにね!(しません)……単純に忙しさ(残業時間)だけで比較すれば、今までの経験値の中ではまんなかぐらいの忙しさなんですが、それでもしんどく感じるのはまあやっぱり年齢的なもの(体力と立場)と、あと今、そういう状況にいる自分を今までと違った視点でみようとしているからだろうなぁ……。

 
 夢圧縮株式会社(だから訳のわかんない直訳しない)はまだ見てませんが、たまたま番宣をみました。よりによって「貰い手がない」が抜かれていて爆笑。


[伝書鳩返し]

・>最近壮茶にはいらっしゃっていませんか…?
 >今回氏が「大変ですねぇ〜女の方って…」
 >と完全に他人事で言ったのですが(ネイルの話で…)、
 >あまりにもSS内のキャラクターにぴったりで、

 それが最近行ってないんですよー。いきたいのは山々なんですがなかなか都合がつかなくて。またあの客イジリを是非拝みたい。コネタありがとうございます。
 しかし我々が思うところのキャラで……(っでSSってどのSSなんですかー?)(笑)


・>フレンドパーク良いイベントでしたね。
 >この1週間コレがおかずでした(笑)

 ほんとあれでご飯3倍ぐらいいけるんですが、まだ一回しか見れてません。いやだって見ると興奮しすぎて疲れるんだもん……(笑)。
 水5が、と言うよりタカラジェンヌ自体が基本体育会系なんだろうなぁと思います。


・>レディ・アンを探して!に大反応しちゃいました。

 わあ通じた!ありがとうござます。
 私もOSK版をビデオで見たはずなですが、さっぱり記憶がなくて(笑)あの日記上げた後にぐぐって思い出したぐらいです。
 とりあえずフィルは帆苦笑さん(またしてもその変換か)がやればいいと思います。敢えて帆苦笑さん、ロックアイドルの帆苦笑さん、絶対に似合う(笑)


・>むっさんの優しさに泣いた!w

 ちゃんと感想文提出ありがとうございますー。ほぼ強制ですみません(笑)。でもあげた甲斐がありました。
 そうなんです、基本ナパームスクエアは携帯にやさしくないサイトなんですよすみません……でもやっぱり「サイト」って形は維持したいなぁと思っています。


 そんなとこで。
 まあしんどいし疲れてもいるんですが、なんとかやってる毎日です。死なないことが俺の価値だもの。



 そうこうしているうちにもうムラ楽なんですね……。もー、一ヶ月公演なんて何もいいことない気がする、よ?




2009年03月02日(月)
つよく、やさしく、うるおしく


 こういう時は、一日に複数エントリ作れるブログの方がいいよなと思うのですが。
 という訳でいつもと違う日付変更線更新。
 とりあえずこの週末にしゃべりたい事その3、伝書鳩返しと逆裁感想です。


[伝書鳩返し]


・>お芝居・ショーともにサヨナラ色が満開です。

 せっかくアドバイスもらったのに、鳩読んだの帰って来てからでしたすみません(笑)。

 >星組の皆さんはいつも通りいい仕事してるし

 これは本当にそれにつきると思いました。


・>多忙のため、PCに触ることができず、
 >ようやくPCに向かったら・・・VDを逃してしまいました。
 >もう、、、ダメだ・・・

 そ、そんな風に言われたら弱いに決まってるじゃないですか!(私も似たような状況だけに)(笑)
 VD2009その1VD2009その2
 リクエストにお答えしましたので、是非感想必須でお願いします(真顔)。


・>扱い悪いのは現実ですが、でもあんな物語
 >ほかの何処に収まってもらってもこっちが困る(当惑)

 麻尋のいいところは(主に私に)思わせぶりな芝居をする、だと思っているので(笑)、ほんと変に取り上げられなくてよかったなぁと……ぶっちゃけすぎですがそう思います。ケーコたんは麻尋のこと好きそうだなぁと思っていたんですけれどね。


・>私も見てきたときに抱いたもやもやが
 >「そう!!そうなんです!!!」ってクリアになりました。
 >で、読んでいて気づいたのですが、
 >涼さんって「ベルばら」のジェローデルでもフェルゼンに
 >「オスカルとアンドレの物語」を語ってましたよね。

 そう言っていただけると、頑張って書いた甲斐がありました!(ガッツポーズ)。考え方は人それぞれだし、私の考えはほんと妄想ばかり先走るのですが、ひとりにならなくて嬉しいです。
 涼さんが語り部キャラ(笑)なのは、自身の客観性ゆえかなぁと。今回の涼さんはすごくいい涼さんだと思います。立ち位置と居方が的確すぎます。


・>フレンドパークよかったですよね!!
 >あの人たちほんと面白すぎる。

 ほんともう死にそうでした。まだ1回しか見てないので、色々見落としていそうなので、しばらくアレで食いつなごうと思います。
 「ドラえもん」はね……ゆなひこ君が包み隠さずすべて文章化してくれていました。頼もしい限りです(笑)。ほんといつもあんな調子です。多分また色々生まれると思うので、呆れないでください(笑)。



[宙組メモ:逆裁メモ]

 運よく友会抽選で当ててもらって行ってきました。
 いやー、楽しかった楽しかった!


 が、この「楽しかった」はタカラヅカとしてではなく、ゲームとして(逆転裁判として)楽しかった、に近いんじゃないかなぁと思いました。ちなみにゲームはiアプリの体験版をやっただけです。で、基本ゲーマーじゃないので、ちょっと見当違いな事を言うかもしれませんが、宝塚×逆転裁判(もっと言うと逆転裁判の舞台化)として色々思った事を。

 一番強く感じたのは、「舞台とゲームの時間の流れ方って違うよな」って事です。私、あの法廷劇がちょっとかったるく思ってしまったんですよね。なんというか右下の▽(早送り)をクリックしたいような(笑)。それは単にむっさんがせっかちなだけだと一緒にクマコさんには言われたのですが(笑)。ちなみにクマコさんは法廷劇の方がテンポが良くて、普通の芝居の方がかったるかったと言っていたので、まあ私の感じ方が特殊かもしれないのですが、ただひとついえる事は、やっぱり舞台とゲームの時間間隔て違っていて、そのギャップが埋められてなかったって事なんじゃないかと思っています。
 もうちょっと言うと、私がよく言う、原作付きのものを舞台に上げる際の換骨奪胎がされていなかったように思えたんです(これも元をちゃんと知らないからはっきり言えないのですが)。
 小説と舞台、漫画と舞台、ゲームと舞台、それぞれ表現手段の違うものの掛け合わせで、だからこそ原作付きはそのまま舞台にのせることはできない。そこを「舞台ならではの表現方法」を使って換骨奪胎(省略だったり付けたしだったり)する。それが「舞台化」かなぁと思うのですが、今回は「逆転裁判というゲームの『再現』」に近かったんじゃないかな、と。
 一番最初の自己紹介的なイントロ場面、あれもいかにもゲーム的だなあと(ニック視点の解説が入るところとか、舞台(画面)への人物のイン/アウトのタイミングとか)。最初は正直「え?」と引いたんですよね。こんな始まりでお客を舞台に引き込めるの?と(まあそれもその後のオープニングでがっつり引き込まれたんですが)。舞台って始まって5分が割と勝負で。小説とか漫画とかゲームとかと違って、リアルに空間を共有するものだから、舞台で始まる絵空事に観客を引き込むのに、最初にガツンとやるのってすごく大事なんですよね。リアルから絵空事に(これに対して小説とかの二次元媒体はこちら(リアル)から、絵空事へ自ら入っていく事が前提であるかと)うわ、なんだか伝わらないなすみません。
 あと気になったのはゲームを忠実に再現している分、説明台詞が多かった事とか。台詞が「舞台化」されていない。舞台向けにカスタマイズされていない。
 とにかく「舞台」としては弱いなぁと思ったのです。

 でもそれを批判するつもりはなくて、むしろここまで舞台で再現したか!っていう点ではすごく評価していいと思います。実際ゲーオタの人たちにも評判いいようですし。
 でもやっぱり「再現」なんだよね。そんな風に「舞台」になりきれていない何かが私に違和感を感じさせたのかもしれません。……これ「里見八犬伝」(映画版を舞台で再現しました)を作った人の作品だしなぁと、ちょっと危惧する面もあります(後述)。


 ごめん、うっとおしい?うっとおしいよね?
 じゃ以下小メモ。

・とはいえオープニングが秀逸でした。ちょう盛り上がった!あの最後に登場人物が画面に並んで紗幕が上がって、実際に舞台上に登場人物がいる、というあの演出。あれは正に舞台でしかできない事だと。あと「フェニックス・ライト 蘭寿とむ」って入らなかったのも正しいと思いました(エルアルコン思い出しつつ)(笑)。

・蘭寿先輩の白ワイシャツ姿に激しく萌えました。と、とびこみたい!(笑)。あの胸板、あの腰、着ているのはピン、と皺のない白ワイシャツ……。ジャケット着た時は心底残念に思いました。

・これ、やっぱり七帆=御剣ありきの企画だったんじゃないかと、正直私も思いました(笑)。今更ながら七の声が萌え声であることに気付きました。「ルゥール!(ここで腰グラインド)」十七班でなくても過剰に反応せざるを得ない……っ!(笑)

・まちゃみのレオナが好印象。「人が変わった」という前半と後半、それがちゃんと一個の人物像になっているという感じで。

・「最初から開いている穴にはメスは刺さる!!」ってなんだこのカタルシスは!(笑)。

・蘭寿先輩の「おいで」にも相当きたのですが、その後の、二段階方式の抱きしめ技に「はうう!」となりました……さ、さすが赤面王子、乾杯です。

・フィナーレにべったべたの宝塚ショーをちゃんと入れたことをものすごく評価したいです。あれを見て私はやっぱり「ああタカラヅカだなぁ!」と満喫したし、あれを見たゲーオタの人たちも、何人かは「ちょ、これだからタカラヅカは」て引いたかもしれないけれど、何人かは「すげー、きれー」って思ったと思うし(我々が初めてタカラヅカを観た時のように)。「これがタカラヅカですよー」っていう妙な誇らしい気持ちにもなったし、ちょうど隣に座っていた、ゲーオタ男子二人に「あの蘭寿先輩が引き連れいてる4人の一番右側の人、ミラー州知事ですよ、カッコいいでしょ!」と言いたくてたまらなかった(笑)。

・アンケートが配られていて、その中で「今後タカラヅカでやってほしい原作は」っていう設問があって。それに対してクマコさんが「そんな事聞いてる場合じゃないだろ?オリジナルを出せなくてどうするよ?」とゆっていたのがえらく印象に残っています。ほんとその通りだよなぁ。

・でもそこは我々もオタクなので、思いつく限りの「やってほしい原作」を書きなぐってきました。で、その時「レディアンを探して」と口走ったのですが……こ、これゆひすみで観たくね?観たくね?という訳でこんなtころからですがトップ就任おめでとうございます。色々あるとは思いますが、まずは「おめでとう」、そして「ゆひすみでレディアンを探して」が観たいですとゆっておきます。



 チケットの売れ行きからも評判からも、企画としては成功だったと思います。特に逆転裁判オタの人たちにタカラヅカを紹介する、という意味では大成功だったんじゃないかなぁと。新しい客層の獲得にもなったんじゃないかと思うし……でも、同じことはもう一度はできないと思います。もしやるなら今度こそ「再現」じゃなくて、「舞台化」まで持っていって欲しい。原作の再現を繰り返せば繰り返すほど、原作の表現方法と舞台の表現方法のギャップが明らかになってしまうと思うので。


 去年の総括をした時に「安易に再演するなよ」といったのですが、それに「安易な原作付きを上演するなよ」とも付け加えておきます……でも、もう、ものすごく、色々心配すぎるよ歌劇事業部……。






 とりあえず週末にしゃべりたいことはこれでクリアしました。
 洗濯もした、掃除もした、アイロンもかけた。
 あとはこれでSSかければ完璧な週末だったのになぁ(笑)。



2009年03月01日(日)
「今日から同じお部屋なの、よろしくね」


 おごりんとマイディアビヤント遠征反省会(一緒に行ってない)(笑)をしていたんですが、やっぱりひもじいひもじい言いすぎだという話になって、だったらムッシュが「そうか、ひもじいか!ひもじいのはつらいぞお!」ってゆって美城水輝を引き連れて石原軍団みたいに炊き出し始めるといいよとか、いっその事給食センター作ってやれよ(カリフォルニアにあるんだから(@逆裁)ストーリーヴィルにあったっていい)とか、それはそうと今回はやっぱり「ジザベルウウウウウ!」って叫ぶべきなんじゃないかとか、




 いや書き込み浅いとはいえ、今回のしぃちゃんが↑な文脈のしぃちゃんじゃないのを喜んでいた(「ブラボウウウ!」とか「イザベラアアア」とかゆわないよ!)私なのに、どうしていじると↑こうなるんだろう(うなだれ)。でもこれも愛なんだああああああ!(しぃ様口調)。



 近所の本屋(FEVERと今日の料理と趣味の園芸を並べる本屋)にまだルサンクが置いてませんでした。ベルばら総集編はあったのに……。


 という訳で、星組遠征メモ続き。



[星組メモ:ショーの話]

 だいぶ記憶が曖昧になってきていますが、ざっと雑感を。
 ショーとしては悪くなかったんですが、なんかぱっとしなかったのは何故だろう。ちょっと席が悪かった(前の人の頭がかぶりまくり)だったせいもあるのかなぁ。タカラヅカのショーを見たー!って感覚が薄かったんですよね、何故?


・ほんとに大エレナ祭(大呉服祭(東京ドームで開催)と同文脈)だった!さっすがイーハで星風エレナに「エロス」を振ったダイスケだと大喝采。しかしあの独特の空気感ときたら、なにをしているわけでもなく、階段にぽつんと座っているだけであの存在感。惜しい個性をなくすなぁ……。

・冒頭のあすかちゃんのクリノリン?に足だしドレスに「ちょ!おま!」となる。その後のディズニープリンセスよろしく頭にティアラつけてでてきた衣装にも「ちょ!おま!」となる。平たく言うとちょうかわいい、です。

・わりと柚希×明石というめずらしいかけざんだったのですが、悪くなかったと思いました。でもごめんここは黒い駿ちゃんに夢中でした。

・で、もうひとつの男役かけざんの柚希×安蘭場面なんですが、あー、うー(コメントしずらい)。どうして大介ショーの男役かけざん場面は総じてモニョるんだろうかと思ったんですが、多分、大介ショーの男役かけざんのニュアンスはBLとか801とかとは違うんじゃないかと。もっとこうガチぽい雰囲気で作った方が意外にハマるんじゃないかなぁと思いました。立樹×柚希とか。

・基本的に麻尋しか見てません。でも麻尋を見ているとおやびんも沢山捕獲できておいしかったです。ものすごく印象に残ったのが、カンカンの時の子供のような笑顔です……ちょ、あの人研いくつ!かっ、かわいい!

・ねねたそのフルフルはほんと「われわれがかんがえるところのゆめさきねね」で死ぬかと思った。あの途中でとまって「ふるふるふるふるーっ!」てピヨみたいにおしりふるところとか、もうどんな魔法少女必殺技かと!ほんと「ぺるっこらぶりんくるくるりんくる」とかゆわせたい!

・組子全員で「またねまたね」と総歌いあげになる場面に、ちょーっとサヨナラ色もたいがいに、とも思っていたのですが、あの場面、星組組子がほんとまっすぐに純粋に単純に「またねまたね」と言っているのにものすごく胸が熱くなりました。「さよなら」でも「ばいばい」でもなく「またね」という約束の合言葉。愛おしいとすら。

・黒燕尾の麻尋が端麗でよかったです。麻尋の目を伏せたときの瞼の形が凄く好きで、その一瞬が一番私の中に焼きついています。

・総じてサヨナラ色にも染まらず(詳細は後述)、泣く事もなかったのですが、最後のとうあすデュエットには、泣くまでいかなかったものの「ぐっ」となりました。れおんがあすかちゃんのローブをとって、さあお行きと背中を押すところ。ただそれも「サヨナラだから」っていうより、「とうあすだから」っていう感じだったんですね。博多座の時からずっと見ているとうあすの中にあるえいえんとか、いとしさとか、やさしさとか。伝わりがたいのですがそういう感じ。


[星組メモ:麻尋の話]

 で、なんでそんなにサヨナラ色に自分が染まらなかったのかというと、まあ芝居はサヨナラ以前にフリーズした(笑)っていう理由なんですが、一番は、私がメインで見ている麻尋しゅんさんが退団者オーラを全く漂わせていなかったせいかなぁと。あんなに退団公演マンセー(?)な作品なのに(笑)。
 「男役麻尋しゅん」としては、芝居もショーも、実に今の麻尋らしくてよかったなぁと思ったのです。ここ数年ずっと観てきて、あの男役という名前の刀をがむしゃらに振り回すでもなく、迷走するでもなく、去年のWSから「ちょっと落ち着いてきた。何か掴んだかな」と思った延長線上に、今の麻尋がいるみたいな。なんか「いい男役になったなぁ」としみじみしてしまったんですね。その事実に満たされて帰ってきたという……え、これ退団公演なんですが!(笑)。
 でもその時思ったのですが、それはそれでいいんじゃないかなと。確かに今回で退団で、これから先麻尋の舞台は観られないわけで。でも私は退団者の麻尋しゅんを好きになったわけじゃなくて、男役麻尋しゅんを好きになったんだよな、と。これは↑で言った「サヨナラで泣いたんじゃない、とうあすだから泣いたんだ」と同じ文脈だし、スカピンの新公の時に言った「麻尋の新公が観たいんじゃない、観たい麻尋がたまたま新公学年だった」っていうのにも近いような。……なんだか非常に逆説というか、変な論理をこねくりまわしているようですが(笑)、これが今時点の私のきもちです。

 これで最後だからではなく、
 これからもう観られないからではなく、
 私は今のあなたを観たいから観ている。




 タカラヅカの「退団公演」は別れの儀式であるから、本当はサヨナラ色にひたって、わんわん泣いて、それで自分の気持ちのオトシドコロを見つけて、最後に泣いて笑って見送る、が正解だとはわかっているし、こんなにある意味のんきに構えていて、東宝来たら慌てるんじゃないかとか思わなくもないんですが(確率は相当高いよな、まだ一回しか見てないわけだし)、まあそれはそんときですよ。大真くんの時なんか、大楽の芝居で大慌てしてもなんとかなったし(笑)。
 なんとなく、自分なりの見送り方は見えてきたかなぁと思っています。
 という訳で、東宝に続く。


[星組メモ:おまけ]

 今回のあたらしいかけざん:十碧×真風。
(芝居で並んでいるのを見て、実にいい並びだと思ったのです、中身は未知数ですが)



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