2007年11月29日(木)
倦怠期フライドチキン


 お台場に行って猫とたわむれてベーグルを買ってきました(大意:ゆなひこ君とあくあふぁいぶかふぇに行ってきたよ)(全然大意じゃない)。
 まあいろんな意味でおもしろいんですが(含む半笑)、その3回に1回ぐらいは「ナツキちゃんかわいなぁ!」っていう笑顔が入っているのは否めません否みません否まないとも!(何それ)
 あくあふぁいぶかふぇはケーキがおいしかったです。アルコールまで飲み放題かと思ってたのに、ちぇー。
 しかし平日の夜のせいかガラガラでした。で、客席に案内されて、四人がけのテーブルに「そのほうがよく画面が見えますよ」と二人並んで座ることをすすめられる。いいいいいいですから!(笑)「じゃあ途中で交代するといいですよ」いいいいいいいですから!(笑)。なんかえらい親切でちょっと心苦しかったです(素)。
 捕獲したCMで、コレに出てないものでは
・肘をついて「君を愛している」にユミコ先輩が乱入(これはスカステでも見た)
・「君を愛している」な水先輩の後ろからユミコ先輩(あれ?彩那音ちゃんだった?)と輝彦さんがにょきっと出てきて「へー」だったか「ほんとに?」だったかなやつ。
・となみの「君を愛している」(これに水先輩バージョンもあったような)
・水先輩とオウムバージョンにとなみが乱入(「わたしも」だったかなぁ)
・音月桂ちゃんがなんかそっぽむいたり落ち着かない感じで、突然前に向き直って「君を愛している」、そして自分で爆笑(これリアルにデートの時に全然話を聞いてくれなくてもー!と怒ったら突然「君を愛している」で煙に巻こうとしているのに自分で笑っちゃった彼氏にしか見えなかった)(みえすぎです)。
 あとは降雪式の模様とか、CM撮影とかクリスマスCDの撮影風景とか、だいたいそんな感じです(役に立たない情報)(笑)。
 ま、そんなあくあな空間でゆなひこ君としきりに保健室のネタ合わせをしていたという(笑)。双方の合意が取れたので、私もあとで何品か出させていただきます。ひさしぶりに釜がシンクロしあってすごい楽しかったー!(AQUA5関係ない)(笑)。


 余談ながら私の中でAQUA5の受攻判定は上から順に受攻健全攻受と決まりました。いいバランスですね。いや二番目が攻な事に反論される思うのですが、わたしはガラッパチなユミコ先輩も大好きなのですよ……彼は受でもあり攻でもあると思うのですよ。そして未だに音月桂ちゃんがフルネーム呼びな自分に気づきました。なんかキムって呼べないんです、私。と言うわけで今後彼の事はやはり「のすっこ」と呼ぼうと思いました(夏吉以上に浸透しなさそうな予感)(じゃ、じゃあナツキさんの事は今度からナツキスト・ベルトスキー(ロシア風味)って呼ぶのはどうかな!)(浸透する前にふき取ってください)(世間の迷惑です)。……呼び名を考え出すのは好意を持て余している証拠です(笑)。


[伝書鳩返し]

 新公感想もお茶会感想ももりだくさんありがとうございましたー。
 しかし私はまっさきにここに反応してしまいます。

・>4回観劇したんですが、ちえとよの絡みがどんどんエスカレートしていて・・・
 >カロリー高すぎで・・・正直こんだけちえちゃんをエロいと思ったことはありません。
 >涼さん初日頃は上に着ているショール(?)はそのままで踊っていたのに
 >どんどんはだけさせてて、今じゃ肩や背中丸出し。

 ぎゃ!(歓喜)二人してどんどん調子に乗っている様が目に浮かびます(笑)。
 東宝がほんと楽しみです。ピンポイントに楽しみが多すぎる私(笑)。


・>行かなければ!!
 >と今決意しました。

 年の瀬にそんな決意をしていただいたのを無駄にしないようにがんばりまーす(釜掃除しつつ)。何よりね、本人が楽しくなっていますので(笑)。



 11月も終わりますね。今年あと一ヶ月、やることやって片付けること片付けて、冬コミと星組東宝に備えたいとおもいます。がんばるがんばる。


2007年11月26日(月)
あなたが落としたのはあんなダンビー?こんなダンビー?え、どんなダンビー?


 去年飲み損なったエビスの琥珀を飲みました。美味い(アンタなんでも美味いんだろ?)


[伝書鳩返し]

・>追従する涼さんてやっぱりイイですよね……。
 >正直ずっとアンドレが観てみたいと思ってるんですけど

 あ、アンドレ!盲点!でも今の涼さんならできるかも(昔の涼さんだと前に出すぎちゃうような)(笑)。
 俺的シンデレラの感想もありがとうございました。もといいつもいつもありがとうございます。むしろ数少ない定期購読者と思って私が手放しません(逃げてー!)(笑)


・>新公、まかぜすずほからきちくのにおいがしてどきどきしました(あえてのひらがな)。

 え?彼はてっきり受だとばっかり……(Keanだけで判断してね?)。正直まだ海の物とも山の物ともつかない、という感想です。あ、でも本科の時のすみれ売りを覚えています。すごい目だってました彼。いずれにせよ自分でそのにおいをかいで確かめてきたいと思います(かぐな!)。


・>最新号のグラフ見ましたか?
 >星組82期写真がこっそり素敵に載っています。

 見ましたー!立ち読みで見ましたー!(買えよ)。エレナ様がすごいふにゃーんとした顔をしているのが印象的でした。そして涼さんがいちばんかわいいなぁ、と(盲目ですから)(笑)。
 茶会感想も色々ありがとうございました。今まであんまり露出してなかったからか(むっさん判定)、涼さんの口から同期の話題が出るとニヤニヤします(私が)。
 しゅん吉の妖しいダルマは日替わり、との事なのでそれなりに回数重ねようかと(いやそれだけのためじゃないですが)(片手は越えそうです)。


・>立樹先生の奥さんはだれですか?
 >水さん…?

 ぎゃー!奥さんは想定していなかったのでこの質問が来た事に驚くよりも、そこでナツキさんの名前が出て来た事にぎゃーとなりました(笑)。何?君もしぃナツキ班なの?(いやむっさんがさんざん騒いでいるからだろうよ)(そうか)。あんまり面白かったので採用したいところなんですが、ナツキさんは絶対専業主婦だと思います。フリフリエプロンつけてイルカの形したクッキーとか焼きます。毎日旦那の帰りを「あなた先にごはんにする?オフロにする?それともベルト?」って出迎えます(ベルトってなんだー!)(さあ自分でもよく)。
 すみません、乱れてしまいました。それぐらい今むっさんの中でしぃナツキがアツいのだと思ってください(グラフの「その先のミズナツキ」だって余裕でしぃナツキカウントです)。




[冬コミ進捗](聞かれてない)

 プリンターを買いました(はじめのいっぽ)。
 届くのは今週末なのですが、届いたら現時点で想定しているテキストがどれぐらいのページ数になるかを試してみたいと思っています。今のテキスト内容的に段組にはしたくないんですが、多分、段組にしないと入りきらないような気がしています。もとい小説本の版下って皆さんナニで作ってるんですかね?ワード?ちなみに現役時代はワープロで出力したものをそのままか、漫画用原稿用紙に張り込んで版下を作っていました。
 何を出すのかは、中身が出揃ってから(書きあがってから)ここで宣伝しようと思います。ええもう宣伝しないと絶対に売れないような内容です(笑)。


 そういえばプリンタを買ったらおまけにカレンダー製作キットをもらいました。近代建築かぬこカレンダーでもつくろうかなぁ。




2007年11月22日(木)
つめこみ


 紫君、お誕生日おめでとう。
 というわけでロングコントー(ショートじゃないのか)


[おおまみらんくんとあやかゆかりくんシリーズ](いつから?)


 十一月二十二日。今日は僕の誕生日。


 朝一番で僕のところにやってきた大真がこう言った。
「ゆかり!誕生日おめでとう!ところで今日は『いいふうふの日』だ!だから今日一日僕がゆかりの奥さんになってやるからな!」
 ……は?
「とゆうわけでー、今日いちにち僕とゆかりは夫婦なんでぇー、皆よろしくー」
 僕がツッコむ間もなく、大真は高らかにクラスの皆に宣言していた。そして記者会見まではじまった。
「で、二人のなれそめは?」
「えっとお、一年生の時に同じクラスでー」
「プロポーズの言葉はー?」
「意外にゆかりって、硬派でしょ?だから『黙って俺についてこい』ってー」
「婚約指輪は?」
「お小遣い3ヶ月分のジュエルリングでぇす!」
「お子さん何人?」
「えー、それはゆかり次第って言うか、もーやだはずかしー、つうかどんだけー!」
 すっかりカマ口調がハマった大真に皆が爆笑……ちょっと待て!どうして誰も大真を止めない?つうか悪ノリしすぎじゃないか?皆も口から聞く「おめでとう」、でもそれって僕の誕生日にじゃなくて、大真と僕の結婚……うわわわわわ考えるだけでもトリハダもんだ。とはいえ結局大真はクラスきってのお調子者。それに皆も慣れている、そしてこれはもう少し大人になってから気付くことなんだけれど、皆「自分のことじゃないから無責任に面白がっている」んだ……なんてトモダチがいのないクラスなんだ、今年のクラス目標は「みんななかよく」だったじゃないか……っ!でも僕以外は「みんななかよく」盛り上がっている……僕をネタにして。
「おい、大真」
 クラス中の祝福を受けて、更に調子に乗って机の上にまで乗っている大真を引きずり降ろそうとしたとき、チャイムが鳴ってしまった。そして大真は当然のように僕の隣のコと席を変わってもらって
「夫婦たるもの、やめるときもすこやかなるときも授業中も一緒っていうもんね」
 言わない!しかし大真は僕の反応を全く気にも留めずに、くねっとしなをつくってウィンクばちこんしてきた。うわわわわ気持ち悪い!机ごと廊下に引きずりだしてやりたかったけれど、そこで先生が来てしまった。
「きりーつ、れい、着席ー」
 ……まあ授業が始まればこんな悪ノリはしなくなるだろう、今日一日と言っても大真のネタがそんなに持つわけがないしきっとすぐに飽きる。
 と思った僕は甘かった。
 先生が出席を取っている。
「…、大真ー……大真?って大真そこにいるじゃないか?返事は?なんだ勝手に席替えか?」
「先生。僕、きょう一日ゆかりの奥さんなんで、"あやかみらん"じゃないと返事しません!」
 ……先生!ここに馬鹿がいます!
「そうか、でもな、大真。今は夫婦別姓っていうのもあるんだぞ?」
「ふーふべっせい?」
「今は女のひとも社会で働くからね、だから結婚して苗字が変わると色々不都合があるし」
「えー、でもなんかつまんないです。だって『俺の苗字になってくれ』ってプロポーズするのってカッコいいし」
「大真は古風だなぁ。でも先生は夫婦別姓もカッコいいと思うぞ?苗字が一緒、っていう形がなくても繋がることができる夫婦の絆は更に強い、ってね」
「……ふーふべっせい……カッコいいかも!」
「ちなみに先生の奥さんも、よそ学校の先生やっているけれど、夫婦別姓だ」
「あ、先生それノロケですかー?よし、じゃあウチも夫婦別姓で、より強い夫婦のきずなをつくりましょうね、アナタ」
「はいそれじゃ改めて出席なー、大真ー」
「はい!今日も元気です!」
 先生!話題がずれています!つうか先生?それはそれで素晴らしい話なんですが、どーして大真を止めてくれないんですか?叱ってくれないんですか?そしてクラスの誰もがどーしてツッコみを入れてくれないんだ!
 毒されている、みんな大真に毒されている、丸め込まれている。そして僕がおもいっきり面白がられている。
 僕は大きくため息をついた。ひどい誕生日になりそうだ。


 それでも授業はいつも通り進んで。でも隣の大真がいやにいちゃいちゃ僕に触ってくる。いやだ、よるな、あっちいけ、と小声で言うと「んもうアナタったら照れ屋さん(はあと)」……神様、僕何かしたんでしょうか?げっそりしながら午前中の授業が終了。そして給食の時間。そのまま大真とは向かい合わせで班を作る。給食が配られて「いただきます」。目の前の大真はいそいそと「僕の」トレイに手をのばして、シチューをすくって
「はい、アナタ、あーん」
 やっぱりそうきたか。
「ひゅーひゅー、アツいねお二人さんー」
「やだもうホントの事いわないでよ、いかほどー!」
 いいから、もうそのモノマネはいいから。しかも微妙に似ていて結構笑えるのも腹が立つ。僕が意地でも食うもんかと口をつぐんでいたら、
「もうアナタったら、好き嫌いなんてコドモみたいー。じゃあ、アタシが代わりに食べてあげるね」
 言うが早いか、大真は僕のプリンをとって高速で食べた。しかも一口で!待て、なんでそこに行く!と言おうと口をあけたら、シチューのスプーンを押し込まれた。
「どう?美味しい?」
 なんなんだ、これは。
 もしかして新手のイジメなのか!しかし黙ってイジメられる僕じゃない。こうなったら大真のプリンを食べ返してやれ!と思ったけれど、そのプリンはもう無かった。お前いつの間に喰ったんだ!
 大真はそのままそのスプーンで、自分の分のシチューを食べ始めた。僕が唖然と見つめていると
「やだ、今更か間接キスで照れないでよ。キスなんてしょっちゅうしてるじゃなーい」
 してないしてないしてない!……ちゃぶ台返しをしたい衝動にかられた。しかしこれは給食のおばさんが心を込めて作ってくれたもの……大真、今に見てろ?この仕返しは必ずしてやるからな!


 という僕の念を大真が察したのか。
 放課後、大真はさっさと先に帰ってしまっていた。今日は大真の塾のない日で、そんな日は必ず僕と一緒に帰るのだけれど、それで帰りもこの調子で「いいふうふ」をやられるのかと思うとげんなりしていたのだけれど、大真はあっという間にいなくなった。……これでもうこの悪ノリは終わりって事だよな。やれやれ、今日は特につかれてしまった、と帰ろうとしたら、クラスの女子につかまった。
「ちょっと、ゆかり君掃除当番!」
「え?だって今週僕じゃないよ?」
「大真が『代わりに夫がやるから』って言ってったのよ」
 ……まだ遊びは終わってなかった。いやもう遊びじゃなくて、すっかりクラスの皆にも浸透しているってどういうこと?
「こういうの妻の家事放棄って言うんだよね」
 同情のまなざしで、ホウキを渡された。これが本当の家事ホウキ……大真ならきっとそう言うだろう。
 そして僕はひどくむしゃくしゃしながら、家路についた。今夜は僕の誕生日だから、お母さんがケーキと僕の好物を作ってくれるはず、そしてお父さんはプレゼントをくれるはず。もう今度こそあの悪ノリは終わったのだ。あとは楽しいことを考えよう。
 しかし家の前に立ってから、一瞬、嫌な予感がした。……こういう時の予感はたいてい当たるんだけれど、今日ばかりは当たらないでいて欲しいけれど。
 その時ドアが開いた。
「アナター!!おかえりなさーい!」
 これが目的で先に帰ったのか!しかも丁寧にエプロンまでして!後ろでお母さんが笑っている。……ああもうお母さんまで懐柔済みか!
 もうその場で布団しいて寝たい気分になってきた。反論する気もおこらない。
「アナタ、先にごはんにするそれともオフロ?」
 大真はこれがやりたくてしかたがなかった、っていう顔している。うきうきしている。なんで僕の誕生日になのに、大真が一番楽しそうなんだ。
「それとも……」
 それともなんだ!なんでそこでシナを作るんだ!思わせぶりに区切るんだ!でも「それとも」の先は自分でもよくわからない。けれどもそれは聞いてはいけないもののような気がしていた。
 大真は続けた。
「先にごはんにするそれともオフロ?それとも……げ、え、む?」
「は?」
「やっぱりゲームだよなー!ゆかり!DS対戦しようぜー!」
 ……そ、そうか、ゲームか。
 と言うわけで、そこからはいつも通りの遊びとなった。二人でDSで対戦しているうちに、なんだかどうでもよくなってきた。目の前の大真はいつもの大真だし。と思いきや
「大真くん?そろそろお家にお電話しておいてね、今日ごはん食べていくでしょ?」
 夕方になってお母さんが言った。何言ってるんだ?お前帰れよという前に、大真のカマでツマなスイッチが入った。
「やだ、おかあさま申し訳ありません。もう本当に至らない嫁で……」
「いいのよー、二人で仲良くしてくれれば」
「もうそれはご心配なく、おはようからおやすみまで仲良しでっす!ねー、アナター」
 抱きつくな!そんな僕らをお母さんはにこにこと見つめている。いいのお母さん?息子の嫁がこんなんで!しかし、その顔には「おもしろくてしょうがないわこの子」と書いてあった。……知っている、うちのお母さんは大真を気に入っているんだ。
 そうこうしているうちに夕飯時になって、お父さんも帰ってくる。この状況をどう説明しようかと考えていた。いや、大真がうちでごはんを食べて行くことなんてしょっちゅうなんだけれど(大真のうちはお父さんもお母さんも働いているから、お母さんが頻繁に大真をごはんに誘っている)、このカマキャラ大真をどう説明すれば……説明するんじゃなくて、もう逃げ出したくなってきた。
 しかし大真はそんな僕の苦悩なんかそっちのけで、カマでツマを演じている。
「あ、お父様がかえっていらしたわ、おとうさまおかえりなさいませー!」
 玄関で三つ指ついた大真。僕が追いかけていって慌てて説明しようとすると
「いやあ、ゆかりはいい奥さんをもらって幸せだな!」
「やだー、もー、どんだけー」
 ……お父さんまで悪ノリだ。うん知っている、お父さんも大真の事を気に入っているんだ。



 かくして、お父さんとお母さんと僕、そして大真の四人で僕の誕生パーティとなった。みんな僕の好きなものばかり、ケーキとプレゼントのある誕生日。去年と同じ誕生日、になるはずだったのに
「それてゆかりってばね」
 大真がひっきりなしに話をして場を盛り上げている。これもいつもと同じ大真がごはんを食べていくときの光景だ。
 去年と違うようで、でもいつもと同じようで。
 ケーキのろうそくを吹き消すと、大真はパチパチパチと拍手をした。去年と違う誕生日、けれどもいつもと同じに大真がそこにいる。でもこの大真はいつもと違う。なんか変な感じ。
 夕食後、お母さんが柿を剥いてくれた。僕はさっそくお父さんからプレゼントでもらったスニーカーに紐を通していたら、大真が隣でそれを僕に食べさせてくれた。昼にもあったな、この光景。
「はい、アナタ、あーん」
「あーん」
 つられてしまった。
「おいしい?」
「………………うん」
 単に、反論するのはつかれてしまうから。けれどもそこに大真がいることに何の違和感もなくて、去年とちがう誕生日なのに、ずっとそこにいたような気がして。
 大真はいつものタレ目でにこにこしているし。
「じゃ、アタシにも、あーん」
 最後の一個を僕に持たせて、自分は馬鹿みたいに大きな口を開けた。なんだか、もうおかしくてしょうがなくなってきた。けれども僕はその恨みはわすれていないから
 大真の口元に柿をもっていって、直前で自分の口に放り込んだ。大真の歯がガチンと音を立てた。
 とりあえずようやく仕返できて気が済んだ。僕はそんな大真に笑ってやったら、大真も笑った。


 お母さんに言われて、帰る大真を大通りまで見送る。つい先日木枯らし一号が吹いて、もうすっかり冬だった。そしてようやく営業終了と言って元に戻った大真が聞いてきた。
「ねえ、楽しかった?」
「全然」
「えー、ゆかりの誕生日プレゼント代わりだったのにー、一生懸命いいふうふを演じたのにー」
 でも僕は知っている、大真はこの間マックのハッピーセットのポケモン全部揃えるんで、今月のお小遣いを使っちゃたんだ。だからこれがプレゼントだと言い張る。
「でもさ、ゆかり」
「なんだよ」
「お前はいいふうふの日に生まれたんだよな」
「もうそれはいいよ」
「うん、だからさ。ゆかりは絶対にいい奥さんもらって、絶対にしあわせになると思うんだ」
「……絶対?」
「うん、いいふうふの日に生まれたんだもの。きっといつかいいふうふになれるかわいい奥さんをもらえるんだよ」
 何だその妙な自信は。
 でもそう言われると、そんな気もしてきた、いやそうでもないかもしれない。
 だってそれは僕らにとってまだまだ先の未来の話。
「あ、でももしも、ゆかりがどうしてもいいふうふになれそうなコを見つけられなかったら、その時は僕に相談してよね。その時はまた僕が「奥さん」になってあげるから」
 ……は?
「あ、でも手術代は半分出してね?なんかとうなんあじあに行くと、男が女になれるんだってー」
 なんだその具体的なプランは!僕は速攻答えた。
「いやだ」
「えー?結構かわいくなる自信あるんだけどなー」
「絶対にやだ」
「それに年上の女房は金の草鞋をはいてでも探せって、言うじゃん?一応、僕一ヶ月だけ「おねえさん」だし!」
「死んでもやだ」
「いい奥さんになると思うんだ、あ、でもやっぱり僕は夫婦は同じ苗字がいいな。でもうちはひとりっこだから、うちに養子に入ってね」
「だからやだやだやだやだ絶対やだかんな!」
「もうっ、アナタったら照れちゃって」
 カマでツマモード再び。今度こそ大真をひっぱたこうと思ったら、
「……」
 寒さに凍えた僕のほっぺたに何かやわらかいあったかいものが触れた。え?と思う間もなく大真は駆け出して、青が点灯していた横断歩道を渡りきった。僕が追いかけようとすると、信号は赤になってしまって、それで大真は道路の向こうから
「ゆかりー、もう一度。お誕生日おめでとー!」
 そして
「それから、愛してるわー!おやすみぃー!」
 信号が赤で僕が追いかけられないのを知っていてそう言い放つ。そして笑いながら走って家にむかっていった。
 僕は自分のほっぺたに触った……思わず、言った。
「ど、どんだけぇー!」
 けれども不思議とどこか暖かかった。この道の向こうには暗闇があるけれど、そこに大真が言う「いいふうふ」な未来があるのかもしれない。そんな先の事なんて考えたことも無いけれど、「絶対にしあわせになると思うんだ」あんなに大真が力強く断言するから、そんな明るい未来があるのかもしれない。
 けれども僕たちはまだまだ子供で、その未来の入り口にすら立っていない。
 僕たちが大人になった時、僕と大真はどうなっているんだろう。まだ一緒にいるんだろうか、遠くに離れてしまっているんだろうか、もちろん「いいふうふ」では絶対にありえないけれど、きっと僕も大真もそれぞれに「いいふうふ」になっているのかもしれない、いないかもしれない。いつもと違う誕生日、でもいつもと同じ誕生日。そしていつかの誕生日は今と違うかもしれない、同じかもしれない。それにわくわくするのは、おかしいだろうか?
 なんとなく弾む気持ちになって、吐く息が白い中、僕は家までの道を走って帰っていった。




++++++++++
 ええっと、実際には小学五年生ぐらい?(じぶんでもよく)。特に漢字表記をひらがなにしていないのは、私がめんどくさかったからです……つうかむっさん!大真くん書きたかっただけだろー!(うんまあそうとも言う)
 ちなみにゆかり君には年の離れたお姉さんがいて、今大学生で一人ぐらしをしている、っていう設定です(本文中に書け)。あと番外編として、そんな「いいふうふのひ」を目の当たりにした小学四年生と三年生と二年生が「自分の将来の夫がホモでも許せるか、いやむしろ萌えととらえるべきか」会議を非常階段の裏でおこなっています(笑)。
 ちなみに先生はしぃちゃんです。昼休みも一緒になって遊んでくれる先生です。







 で(ここから小声で)、この間の大真くんの誕生日、みらゆか班ゆかり担の皆さんがこぞって大真くんの誕生日をお祝いしてくれたのが、もんのすごく嬉しかったんですよね。イジってくれたのが嬉しかったんですよね。だから私も何かしたくて、っていう気持ちがありました。謹んで華琳さんとか七草さんとか某星座の人(笑)とかに捧げ……げ、げ?(……捧げるほどのものじゃないと気づく)……撤収!撤収!(逃げた!)(笑)
 ほんと僭越(苦笑)。


2007年11月20日(火)
おしこみ


 え、夏吉さんの君を愛しているはアレだけじゃないの?

 ……来年のクロニクルには全部収録されるといいなぁ(気が長いな)。


2007年11月18日(日)
おいこみ


 昨夜は唐突に思い立ってミズナツキPB(第一期)をひっぱりだして見ました。いや、確か夏吉さんが女装してた写真があったよなぁ。あれがしぃナツキのナツキなんじゃないかという目論見で(えー)。でも実際みたらすっごいごっついベルトしているほうに爆笑してそれどころじゃありませんでした。ベルトか!やっぱりベルトなのか!むしろしぃナツキのナツキはプライベートフォトでベッドのうえにねそべっって花を髪に飾ってかわいこぶっているあの写真です。南国の午睡から、花の香りと君の笑顔で目が覚めた……ってむっさんの頭の中のしぃナツキって一体なんなのー!
 そろそろちゃんとしぃナツキを説明したほうがいいかもしれないいやしないほうがいいかもしれない。



 それはさておきー!
 花組さんマイ初日。



 春野さんラスト公演。
 冒頭のマルセイユ駅に立った春野さんの、帽子の陰から片目だけのぞく目が、ものすごく無垢、というか何もなくてびっくりしました。生まれたての何かのよう。この人は最後にもう一度再生しているのかもしれない、それを今私は目のあたりにしているのかもしれないなぁと思いました。もう、なんだろうねあの脱皮感は(脱皮言うな)。





 とはいえオペラは主に真飛壮真飛壮真飛壮でした。



[花組メモ:真飛さんの話]

 というわけで、巷で話題のシモンおやびんの酔っ払い芸なんですが……ごめんなさい、私はどこの志村けんがいるのかと……ああああああ言っちゃった。でもオヤジ芸の方向が同じだったと思う。もういつ「だっふんだ」って言うのかと……あああああ更に言っちゃった。
 しかしシモンおやびんで問題にすべきことはそこじゃなくて!むしろ「あんたどんだけ乙女なの!ドリーマーなのー!」と声を大にしてツッコみたい。知らないうちに事件に巻き込まれて施設に行ってしまった友との最後の繋がりである、手紙の封筒を机の引き出しに大事にしまっていた。最後の手がかり、最後にアイツが触れたその封筒をいつまでも捨てられない。そして再会した友を疑った夜、あいつを好きなのにあいつを許せない俺の、せめて渡すことのできる「金の切れ目」、その封筒にそっとしのばせた。封筒からは、あの日のサボンの匂いがしていた、みたいなストーリーが曝け出さん勢いで見えちゃう辺りとか(あたしだけとは言わせないわよ!)(いや君だけだ)。かたや「せっけん彫刻が得意なんだぜ!」とカジノのルーレット台の上で日曜彫刻家「この仕事をしていなかったら俺はレオナルド・ダヴィンチになれたはず」って目ぇキラキラしちゃってさぁ!……かわいすぎる、おっさんなのにかわいすぎる、そんなおやびんに部下もメロメロだと思います。しかしあんなにいい攻が揃っているのに(むっさん判定ではみつる以外は攻)、おやびんにはジャンヌが目を光らせているので、受ける隙(ってナニそれ!)がありません。そんな感じに真飛さんは新たにおっさん受というジャンルを確立するといい。
 それはさておき、劇中にあったアルテミスとオリオンの物語はそのままジャンヌとシモンの物語でもあるんじゃないのかなぁと。パリで出会った踊り子・ジャンヌにいつものように手を出したら思いっきり張り飛ばされた。こいつ強ぇ!オラ自分より強い奴に会うとワクワクすんだ!(キャラが違います)。でも正に「男の弱さを女の優しさが愛せる」な感じで、出会いの場面を創造、いや想像すると楽しくなります。ゆなひこ君に書いて欲しい。

 で、ショーの話。多分、皆さんが思われているより私真飛さんを見ているんだと思うんですが、ほんとほとんど壮一帆さんとシンメなんでオペラワークがたいへーん(笑)。
 今回の真飛さんの見所はあのピンクの場面だと思います。本当に、最初は笑い飛ばしてやろうかと思ったんですが(こら)、出てきた途端に何も言えなくなっちゃった……な、なんかひさしぶりにおっさんじゃない真飛聖を見た、いやおっさんおっさん言っているのは私だけだから、ひさしぶりにおっさんじゃない真飛聖が見えたというか。びっくりするほどキラキラしていた、無垢だった。舞い散るピンクの花びらのなか「うわあきれいだなぁ」って顔をしていた。そのひらひらした美しいものに恋焦がれる気持ち、けれども彼はその気持ちをまだ恋だとは知ることはない、みたいな?(SS埋め込むのやめてください!)。星組の頃に見えていた「真飛聖の根底に流れるピュアな部分(普段は見えにくい)(いそぎでMAX)」ではなくて、地下できれいに濾過されたものがすうっと自然に地面に染み出てきたようなような、そんな感じ?(伝わりにくい)。とにかくきゅううんとしたね、久しぶりに。でも引き続き真飛さんのテンプレートはおっさんだと言い続けようと思います(ひどい)。どうでもいいんですが、あのラテンの場面はどうも真飛さんだけ腰の落とし方が低いと思うのは私だけでしょうか?



[花組メモ:壮一帆さんの話]

 思ったよりアンソニー・ヘイワード再演じゃなかったです(最初にそこなの?)。なんというか安藤さんは自分が正しいと信じていた事が結果として悪に傾いてしまった、それでも彼は自分が正義と(愚直なまでに)信じている、あるいは正義だったはずのものが悪になってしまったところから逃れられない哀れなひと、という図式だったんですが、毛利さんは悪い事だとわかっているけれど、それが自分の正義なのだという裏づけをしっかり持っている人。なので安藤さんほど同情の余地がないというか。え?同じに見えますか?私にはちょっとずつ違うように見えました、ちゃんと。なので今回はそのヘタレっぷりと大いに楽しんできたのですが、最後の最後で、小池Tはまたしても壮一帆さんをどん底におとすような事をしましたよ!彼の正義を支えていたもう一つが「父親の遺志」、けれども彼が目的のために選んだ手段は、彼の父親を殺した男達を手を組むこと……っ。最後に「父親の字で書かれた当時の市長を糾弾する為の手紙」を読んでからの舞台上の時間、ってとても短いんですが、毛利さんのあの絶望ときたら!落とすだけ落として拾わない、そこだけは忠実にアンソニー・ヘイワード再演、っていうか小池っちはよっぽど壮一帆さんを落としたいんだな!鬼だな!となった訳です。留置所の夜、何度も何度も読み返した父の「遺書」。誰も間違っていなかったはずなのに、自分だけが気がつくと間違っていた。描いていた未来はすべて消えてしまった、父さん、ぼくは、なにを、どこで、まちがえてしまったのか、おしえてください、とうさん……(SSの試し書きするのはおやめ!)

 それはさておきショーの壮一帆さん。あの銀橋渡りをスカステで見て「私ここで思いっきりときめくんだろうなぁ!」と思っていたら、あの派手なきんきらベストに撃沈しました。な、ナニあれ、おばあちゃんの形見の金襴緞子の帯をリサイクルしましたみたいなきんぴかベスト!キザってジャケットをばさばささせるカッコいいはずの振り付けがすべて「どや、こないだボートで大もうけしてこうたんや」にしか見えなくて!……極めつけ、最後にジャケットを脱ぎ捨てた時「!背中まで金ぴか!!!」(更に壁沈)。いや、普通のリーマンスーツの裏地つきだったらおかしいかもしれないけれどあの金襴緞子ベストだけに、前も後ろもきんぴか、なのに死にそうになりました。
 ところで私、壮一帆さんの帽子から覗く片目、という構図が大好物です。片目だけでもものすごく破壊力、あの怜悧さ。そういうのを堪能できた場面ではあったんですが、きんらんどんす……ああ、なんかもう金襴緞子ベストの記憶しかない!
 そうそう、スカステで見たときはてっきり真飛さんだけが歌っていると思ったSO in LOVE、壮一帆さんもうたっとるじゃないですか!(正に壮 in LOVE)持ちネタとしてマシンガンのタイトルにもしてたんですが、実現していたことに腹を抱えました。


【今日のまとめ】
 壮一帆さんのどこが好きか:内に秘めたものを全く見せないんじゃないかと思わせるところ
 真飛聖さんのどこが好きか:内に秘めたものが知らず知らずのうちに垣間見えてしまうところ



[花組メモ:その他]

・作品総評をしていないのですが、芝居は小池オリジナルに拒絶感がある私にも大丈夫なつくりでした。まあ色々みたことあるものがちりばめられているんですが。何よりも春野さんの「ボンソワール、マルセイユ」あの歌声がいつまでもいつまでも胸に響いているような、そんな気持ちのよい読後感(違)。
 ショーはラッキースターでした。可もなく不可もなく、ってことは実はタカラヅカではほめ言葉になるんじゃないかとちらりと思った次第です。

・マルセイユ石鹸が私には芋羊羹にしか見えませんでした。「寿美礼のサヨナラやしな!いっちょ景気良く差し入れたるか!」って感じに大鳥れいさんからの心づくしなんだと思うことに。

・きっちりシンメで並んだのを見たのが初めてかもしれない……ええっと真野×みつるはアリですか?あの身長差はちょっと萌える(素)。

・そんな感じに今回真野君がいやに目につきました。で、昨日スカステつけたらはからずも真野×城咲新公トーク→新公ダイジェスト→新公全編と全部見てしまったのですが、彼、思っていたより野心のある人かもしれないなぁ。これはタカラヅカヒエラルキーの中での野心ではなくて、男の甲斐性(呑む打つ買う)の方の野心です。単なるヘタレキャラじゃないかもしれない。

・冬コミのネタがひとつ拾えました(ええ?)




 相変わらずの迷走っぷりですが、それでもなんか久しぶりにタカラヅカした気分になって、気持ちが浮き立ちました。やっぱりタカラヅカはいいなぁ。




[伝書鳩返し]

(なんか沈んじゃってすみません)

・>ライトほとんど当たってない一番隅で一人めっちゃ怖い顔しながら酒飲んでるしゅんくん


 ぎゃあ!(それだけ?)(うんそれしか!)セットで明石にも「ぎゃあ!」てできるようです。
 楽しみです、ってコレを楽しみにしているむっさん本当にMなんだなと思われるよなぁ(大丈夫、もう周知の事実)(笑)。
 ご報告ありがとうございましたー。



2007年11月17日(土)
ライトワイヤーテクニック


 スカステニュースをつけていて、ふと顔をあげたら次回公演のコスした夏吉さんがうつってて、肘ついて、こちらを見て、背景真っ白で、BGナシで、あれ、今度の公演のCMだよね……と思っていたら一言

「君 を 愛 し て い る」

 (公演案内テロップ)(そのまま終了)




 なんなんだー!(吹いた)。
 すごい、ナニアレ、おかしすぎる。例えるならば「DAISUKI」のアイキャッチ、あるいは力士のCM(さいたまローカル)か!

 おそるべしLOVE MISSION(笑)。そんなミッションの中には「SS」がある(気づかなかった!)。てな訳でこそっそりお返事ありがとうございましたー(私信返し)。私も近いうちに猫ハーレムしてきます(うきうき)。



 しかしうちの近所では全然六甲のおいしいAQUA5を見かけません。


2007年11月16日(金)
すたたんすてたん


 あかりナミエモン(雪組娘役製造猫型ロボット)もとい、よっこさんの退団に「……っ!」となりました。いやよっこさんに限らず、ここ最近続く組長、副組長の退団には管轄外組でもぐっとなってしまいます。トップさんとは別の意味で「組の顔」。そこにいるのが当たり前だと思っていたひとたち、その喪失は大きいなぁ。寂しくなるなぁ。で、美穂圭子おねえさまも専科行き、ということでもう一度声を大にして専科バウやってくださいと叫んでおきます。御大がアニキと美穂圭子おねえさまをはべらすといい……っ。大野先生辺りに書いてもらいたい。
 そんなこんなでおねえさまを二人も失ってしまう雪組さんですが、それでも全然大丈夫、と思わせるところが雪娘の層の厚さだよなぁ、と。このタイミングで言うのもアレなんですが、雪組中堅娘役(属性:おねえさま)の今後の活躍を期待しています。
 珍しく他組の人事話に食らいついていてすみません。もうひとこと付け加えさせてもらうと越リュウ兄さんに続いて79期からの副組長誕生ですね。今私の中で79期(というかしぃナツキ)(まだ言うか)がアツいので、感慨深いものがあります。だって79期って私がヅカにはまり始めた頃はまだ新公学年だったんだよ?(だから時が流れたんですよ)


[伝書鳩返し]

・>ショーのダルマのどいちゃんがかわいいのに足はダンサーの足でムキムキなアンバランスさにぐっときましたw

 「農閑期のむっさんを宝塚に食い止めるべく」色々情報ありがとうございましたー。もうすばらしく需要と供給がマッチングです。やっぱりポイントは明石、と(メモった)。新公の話も密かに期待しております(おねだりさん)。





 ヨゴレンで、冬コミスペースがとれたということなので、ナパームスクエアの中の人も一冊つくりたいなぁと思っています。というか夏コミんときがほんとうらやましくてね……っ!でもその時も言ったのですが、私、やりたいことはほぼネットで出来ているので、本を作る意義がないといえばないんですよね。で、考えた結果が
 (1)サイトでできないことをする
 (2)サイトを読んでない人でもわかる内容にする
 という条件を満たせばいいと気付いたんですが、これものすごい最小公約数というか縛りなんですよね……平たく言うとものすごいマニアックな本しか作れないって事です(うなだれ)。……いや、でもだからこそ同人誌にする意義があるかも!(必殺開き直り)ちょっとまだどこまでできるかわからないんですが、一応コンセプトも決まっているんで、まずはプリンターを買うことから始めたいと思います(そこからか!)。でも自分的にはすごく盛り上がってきています。10年ぶりにタテヨコホッチキスがつかえる!製本ができる!(そこなのか!)(好きなんです、製本)。
 よ、よろしくおねがいします(言ったからにはやろうな)。


2007年11月14日(水)
店員に話しかけられると機嫌をとってしまう


心理学の実験で、どこから見てもエリートな人がコーヒーをこぼすと好感度がアップする、という調査結果があったという。

 だからといって↑はないと思う……(仕事中に見つけて腹抱え)(わ、わらっちゃいけないとこなのかなぁ)(本気なんだかネタなんだか真剣にわからない)
【本文より抜粋】そこで「好感度アップシート」を用意しました。いざというときに使えるように、あなた自身の「披露しても問題ない」失敗談をまとめておきましょう。同時に相手の反応も書き留めておくと、どれが一番「使える」のかも分かってくることでしょう。【抜粋終了】

 これもどうかと思ったKYR(空気読める)シート。いや、共感できるテンプレートもあるんですが、もし自分の上司がこれをつけていたらちょっと、アレだよねぇ……。


++++++++++
 
 ま、それはさておき(仕事中にあまりにも暇だったので@ITから飛んでいってたひと)

[本日の衝動買い]

 そらとぶねこ

 かわええええええ!!!
 私こちらのブログの存在をきょう初めて知りました。asahi.comかなんかの記事だったんですが、もう帰りに速攻買いでした。
 猫ってどのパーツもすばらしくかわいいと思うんですよね(耳の先からしっぽの先まで)、そんなわたくし的には最高にとろける本でした。
 もし脱サラしたら、近代建築を利用したベーグルを出す猫カフェをやろうと思います(やれるもんならやってみろ)。


[伝書鳩返し]

 鳩が飛んでこなければヅカネタナシで終わるところでした。ありがとうございます。

・>ちょっと目線をずらすと、
 >あやしく微笑むまひろダルマが…!!!(略)
 >でもほとんど笑わないんです!
 >だから吸い込まれてしまいます!(略)
 >まひろさんがエロくてすごい。
 >Sすぎて大変です。

 ぎゃあ!(それだけ?)(うんもうそれしか!)
 ……く、首を洗って待ってるんだからねっ!(ツンデレ?)(全然違うと思う)






 テンションあがってきましたね、(自分で自分を)心配して損しました。その調子!(コパ口調)


 


2007年11月13日(火)
ぺたぺたじゅーりん


 スカステニュースでセカンドライフの初日映像をなんとなく見ていたんですが……だ、誰あの二番手やってる男前!思わずモバタカで検索……えー!ちぎ太なの!アレちぎ太なの!……いや、知ってるよチギーチュでしょ?まちゃみの弟やってたヒトでしょ?でも全然思い当たらなかった、何あの男前……自分の宙下級生認識力の低さをツッコむべきかそれとも「何あの男前」をツッコむべきかとりあえずやっぱりやっくんいいなぁ!とごまかします。
 そんな私ですがタニオカマッカーサーが何か磁場が狂っていることはなんとなくわかります(笑)。白州夫妻はあまり詳しくないのですがココに行ってみたいです。


[伝書鳩返し]

 この週末は観劇ラッシュだったようで(笑)色々感想いただきました。ありがとうございます。ほんと管理人やってていい事はこういう情報(しかもむっさん用にカスタマイズ済)をもらえることもだなぁと思います。だって、他のところ行ったって天緒っちの話なんか出てこないよ!(笑)

・>しゅん吉がリアルアンドロメダ瞬だ!!(何それ)(通じる人にだけ言ってみたかったんだもん)(頭悪)

 通じた!むしろカモン!(笑)これは芝居でなんでしょーか?ショーでなんでしょーか?
 正月早々乗り込みたいですが、帰省中なのでどうなるかな……東宝でも御神酒飲めるんですかね?(え?そこなの?)


・>私は博多を境にかなり天緒っち観るようになりました。

 タイムリーです、タイムリー。ひかちゃんと夫婦役、と(メモった)。
 その他もりだくさんに色々詳細にありがとうございました。とりあえず原作を読ませてから連れて行こうと思います。でもまあ最終的には「そんな宝塚にむさぼりついているむっさんを鑑賞する」も今回の初心者連行ツアーに含まれているので(笑)。


・>つめたい見下すような目が素敵すぎて死にそうでした。
 アカシの本質は絶対Sだと思ったです。

 なんか明石の評判がむちゃくちゃよくて今からすごく楽しみです。大丈夫、あの子はSもできるコです!でもすぐ「うめぢゃーん」になるのはもう私のネタなので、別口ですよ、別口(笑)。


・>少しも早く星組公演を、というよりクラブ蘭のマダムを見てもらいたいです。
 >涼さんがすごーいかーわーいーいーのー(叫)

 すーごーくーたーのーしーみー!(叫)
 そしてC&J感想もありがとうございました、海賊考察もむちゃくちゃキマした。メモれコピれ配れ!とゆなひこ君と情報共有(笑)。わかりやすくエルアルコンに触発されてまた何か漏れるかもしれません。期待せずに待って頂ければ、と思います。あれで終わりじゃないですからー。





 と言うわけでこれからナツキさんの事を夏吉さんと呼ぼうと思いました(何を突然)。この〜吉は江戸のいなせなお兄さんの吉というより芸妓・舞妓さんにつける吉だと思ってください(すでに浸透しなさそうな感じ)。今更ながらベルトアンドドリームを撮っておかなかった事を後悔しています。エスカレーターに乗った時の「ベルトにおつかまりください」に反応してしまうぐらい今夏吉さんがキテいるんだと思ってください。そしてしぃナツキ(ノンケの彼と手術前の彼)が合法化できないかを考え中(無理!)。
 『AQUA5 cafe』。素で行ってみたい。ベーグルあるかなぁ!そしたらココも行けるしね。



2007年11月12日(月)
ANNVERSARY


 今でも大真くんのことを思い出すとぎゅっとしてしまうのですが、
 でもそのぎゅっとしたところが元にもどっていくのがじんわりとあたたかい
 それがしあわせだなぁと思ったりしています。
 そんな風にこの一年、やっぱり大好きだなしあわせだなって思っていたし、思い返してもやっぱり大好きでしあわせだったなぁと思うのです。

 うまく言えないんですが、去年のこの日にも、そして今年のこの日ににも「おめでとう」「ありがとう」と言いたい、そんな気分。だからこの日は私にとって記念日、「今日の日が記念日」。


 今でも大真みらんさんが大好きです。














++++++++++

 (激しく目線そらし)


 あ、でも照れ隠しはしてもごまかしはしません、ええしませんとも!(何そのイキオイ)


 それはさておき、この今年前半ぐらいは「ご贔屓さんがいなくても宝塚って楽しいなぁ星組大好きだなぁ!」と謳歌(まさにそんな感じ)してきたのですが、ここにきてご贔屓さん不在がちと寂しいなぁと思うようになりました(笑)。や、やっぱり振り回されてナンボじゃないですか?(君だけがな)。もちろんご贔屓さんもったらもったで色々大変なのはわかっているし、もうそういうのはなくてもいいなぁと思っていたんですが(大真くんにあまりにも浄化されたのも一因)、ゆっくりまったりヅカオタライフを送れたらいいなぁと思っていたんですが……なんていうか「やっぱり子供ってかわいいわね、年齢的にも経済的にももう無理だと思っていたけれど、あなた、やっぱり三人目つくらない?」って感じでしょうか(激しく間違っている)。とはいえ探して見つかるものじゃないのがご贔屓。家族計画より難しい(だからその例え激しく間違っている)。というわけでご贔屓見つかるまでは萌えで食いつなぎながら、って萌えって君の主食じゃないのか!と自分でツッコんでから思ったんですが、萌えってやっぱりデザートみたいなもんじゃないかなぁと。主食(ご贔屓)にはならないというか。あ、でもパンがなければお菓子を食べればいいのにって事か!(違)……うん、わかってる、ちょっと今迷走してるんです。と言うわけでどなたか涼さんの東宝茶会日を教えてください(萌えで喰いつなぐために今必要な情報)(笑)。


2007年11月10日(土)
「適」ではあっても「最適」ではない


 テンションさがりまくりとテンションさかりまくり、一文字違うだけで大変なことに!(笑)

 割と今前者なんですが(信じてもらえなさそう)。
 そんな感じでれおんベルト番組をまた見ていました。
 ファーストランの時の放送時間が短かった、って後に公式出てましたが、あれ、天緒っちのおばあちゃんの話の辺りが抜けてたって事なんですかね?(記憶違いかも)しかし天緒っちがかわいいなぁ!(素)割とオンナノコしゃべりなんですがかわいい(真顔)。しかもいちいち丁寧語なのがかわいい(三度も言うな)。そんな風にしゃべる天緒っちを見つめる明石が割と彼氏顔なのに愕然としました。いや、座っている位置的になんか覗き込む感じに見えるんだよ、何、明石×天緒なの?……とそこまで考えてから、意外に明石もかけざん親和度が高いなぁと思いました。特に対同期。和明石ありでしょー、一明石ありでしょー、はにゃ明石もありでしょー、明石ゆっちもありでしょー、で、天明石もありでしょー……ってそれをすべて「あり」って判定するのはナパームスクエアの中の人だけだと思う(うなだれ)。



[屋根裏部屋]

 C&J、更新しました。
 あと思うところありまして、昔かおりちゃんとやっていた「俺的シンデレラ」のテキストを同じ屋根裏部屋に押し込んでおきました。いったいどの辺が思うところなんだかはさておき、改めて読み直してみたらちょっと面白かったです。C&Jではないんですが、錫嗄繋がりって事で(笑)。
 すべて自己満足ですが、お好きな方がいれば嬉しいです。


2007年11月09日(金)
ほめられると言い訳してしまう


 お昼休みからこんにちは。
 このまま冬眠するんじゃないかと思うぐらい毎日が眠いです。……だから脂肪をためこんでいるのか!(違うと思う)
 ナパームスクエアの中のひとの2007年は残すところ花組さん×2だけです。もうちょっと見たいけれど、ちょっと無理そうだなぁ。


 絶賛農閑期です。管轄組公演中ですがアウェーなので、しつこく星組ワークショップの話をするんですが、あの、誰がアンナをやるかがさっぱりなのですが(素)。とりあえずヒロイン級下級生娘役を順に当てはめてみるのですが、誰一人ピンとこない……(私的に)。星組がヒロイン不毛地帯だからなのか、私が下級生娘役ちゃんを把握しきれていないのか、紺野まひるちゃんの印象が強すぎるのか。ふと思ったのですが、アンナとヴィロンスキーだとアンナの方が年上ですか?(昔原作読んだけどそんなことはさっぱり覚えちゃいない)だったら敢えてお姉さまを配役するのはダメですか?そしたら私の中でははにゃんさんで満場一致なのですが(一瞬、肉欲的すぎるかと思ったのですが(にににくよく?)、その辺は抑えるとして。はにゃんさんはこういうの出来ると思う)。かっちゃんだとやっぱり不幸が先に立ってしまうよなぁ(笑)、じゃあロシアつながりでエレナ様とか……真面目に考えていたはずなのに、どんどんおかしな方向になってきたのでこの辺でやめておきます(笑)。とりあえず実現しそうなラインではアヲノ、って言っておきます(勝手気まま妄想)。いずれにせよ楽しみだなぁ!(らいねんのはなしをすると鬼に笑われますよ)(じゃあらいおんの話は?)(……むっさん?)



 45R801班の全ツ107話(…暗号?)がそうっとう面白いです(真顔)。なんかプレイしたことないゲームのキャラ設定とWEB上に落ちている二次創作だけで萌えてしまって有明に本を漁りに行く、ってこういう気分なんだろうなぁと思っています(どういう気分なんだか!)。




 帰ったらお返事します。
 こんな農閑期にかまってもらえてありがたき……っ!



++++++++++

 あわわわ今土曜の昼……。
 昨夜は帰ってきたらちょうど宙コパがやっていました。そして今朝も起きたら宙コパがやっていました。年齢設定が(脚本的にも出演者的にも)倒錯しているんですが、これはこれで面白い。
タニオカ君はこういう役の方が合うよね(……)。いや、宝塚の主人公どまんなかの役をやるよりも色んなものがごまかせるような(ごにょ)。と、とりあえず右京さんの眼鏡サイコウです!



[伝書鳩返し]

・>ところで、王子と青年て何歳くらいなんでしょうか?
 >というか年齢差はどれくらい?

 海賊感想ありがとうございまっす!(ふかぶか)。えっとゆなひこ君と協議した結果、ざっくり王子は20代中〜後半、青年は17,8です。改めて数値にするともやんとするんですが(笑)、ご指摘どおり実際の精神年齢はもっと離れていると思います。うっかり萌え(ええ?)。つうか「周りだけじゃなく己自身からも距離をおき、殻に閉じこもってしまったが故に」にゆなひこ君共々どかんどかんきてしまいました。


・>星組好きには、大変な作品となっております。
 >これだけたくさんのキャラを見る機会も中々ないので、いいん
 >じゃないかなあと私は思ってます。

 じゃ、じゃあその覚悟で挑みたいと思います(頭にハチマキ)(笑)。ご報告ありがとうございます。聞きたい話があれば、との事だったんですが、個々の話より今回ヅカ初めての人を連れて行こうと思っているんですが大丈夫かなぁということなんですが(素)。いや、実際初めての人にはみんなおなじ「宝塚」に見えるっているのもわかっているんですけれどね(笑)。


・>西に鷹飛びです

 鷹飛び!いい言葉ですな!(笑)
 ご報告お待ちしております。




2007年11月05日(月)
カワイイと言われると言い訳をしてしまう


[あんなぁ、華麗にな](男役は華麗にでなあかん!)(どりさん口調)

 ラインナップ。
 と言うわけで私は明石のカレーニンが観たいでーす。そしたらヴィロンスキーはしゅんちゃん……なんかドリーム入って恥ずかしいんですが、ありえない配役ではないような。そしてA班B班ともにしぃちゃんがやったあの役がともみんでしか配役できませんいやそもそも班分すらまだだし主演もまだだし出演者もまだだしむっさん戻って来い!

 しかし星組でロシア物というとほのかに面白さが漂ってしまうのは気のせいか(主にエレナ様のせいで)(ノーン!ぬれ衣デース!)(ゆってない)。じゃあロシア物なら「オルフェウスの窓」でもやっちゃえばと思ったら星組アンダー85期、つうか柚梅で配役したら結構ハマった。クラウス=れおん、ユリウス=ヒヅキで。アルラウネがみなみで、ユスーポフ候は明石で、和君じゃなくて明石で。ダーヴィトがあまおっち(!)で、ゲルトルートがしげちゃんで、アネロッテがはにゃんさん、モーリッツに銀河亜未さん……ごめん駄々漏れた(笑)。
 ちなみに私、前にもうちょっと上の世代の星組でオル窓配役やっています。まあ作品が好きなのもあるんですが、キャラクターが多くて配役しやすいんだと思う(素)。
 話が完全にそれましたが、久しぶりにムラに行くことになりそうです。来年4月です。楽しみだなぁ!


[伝書鳩返し]

・>えーとついに海賊更新ですね…!
 >待ってます待ってますとうるさい読者でほんとすみませんでした、

 いやもう待っててくれてありがとございますありがとうございます。むしろ狙ってました(ええ!)(笑)(いや顧客の囲い込みは大事かなぁと)(逃げて!)。喜んでもらえて何よりです。ほんと食らいつきにくい企画ではあるんですが(笑)、よろしければ引きつづきおつきあいくださいませー。





 で、昨日のつづき。一日寝かせたら言いたいことは以下の三点だとまとまりました。


[雪組メモ:ラベンダーモノローグでの御大の話]

 ひさしぶりに轟悠を満喫したなぁという想いでいっぱいになりました。いやどうも大劇場公演だといろいろ邪念が入ってしまって(苦笑)。いつもは「でも御大の事好きなんだ」なんですが今回は高らかに朗らかに「とどろきゆうさんのことが好きだな!」と言えます。
 全体的に「轟悠、物語を唄う」という印象でした。ああいうドラマ性のある歌を歌うとほんと素敵だ。レビュー誕生の時の「愛することに資格はいらない〜」のああいう場面が大好きだった身としては、そんなストーリーテラー歌唱を堪能しました。
 「港・アムステルダム」はたいそうかっこよかったんですが、歌詞が意外にキツくてびっくりしました。でも今御大は「タカラヅカ一スミレコードをぶっちぎっている人(挑戦、という意味での褒め言葉)」という思いをKEANから強くしているので、全然問題ないです。
 で、昨日言った「轟悠さんの一人称は僕」なんですが……やっぱりあの人のベースは「青年」なんだなぁと思いました。少年ほど幼くはないけれど、青さと純真さを残した「青年」、傷つくことを知っているけれど、傷つくことを避けられない青年。繊細だけれど、大胆……うわ、おもいつくまま書いたらなんてドリーム!(自分でも驚愕)。あの「僕には人を殺すなんてできません」の懲役から逃れる青年の話がすごく印象的でした。そんな私の中の轟悠さんのデフォルトは「Let's Jazz」のトランペッター・ルイの場面です……あれから何年もたっているのに、あの人理事なのに、轟さんに「青年」を見ている自分に気付いて、ちょっと驚きというか、新しい発見。
 と言うわけでそんな青年な轟さんが見たいので、今こそ専科で芝居をやるべきだと思うんですよ(エンカレッジとかじゃなくて)。轟さん主演で専科バウ公演、観たいじゃないですか萬×轟とか一樹×轟とか箙×轟とか!(ええ!)


[雪組メモ:ラベンダーモノローグでのアマセの話]

 とりあえずアマセはもう足出しちゃ駄目だと思いました。全ツに続いてほんと気まずい。こっちが動物虐待で訴えられそうで!(真顔)もうちょっと太れないかしらねぇ。
 ところで私、割と最近まで「男役・天勢いづる」に未練を持っていたんですね。昔の映像とかで見かける度に「いいじゃーん、男役のままでも全然いいじゃーん」って思っていたんです。まあその中に「男役がちっちゃくたっていいじゃないか!」っていうタカラヅカ全体へのアンチテーゼ(?)もあるんですが、「男役・天勢いづる」は実にイイモノを持っていたと思うんですよ。映像で見てそう思うんだから、もったいないことをしたなぁと。
 が、最近になって「娘役・天勢いづる」がとんでもない素材だった事に気付き始めてます。まだ上手くいえないんですが、これも昨日言った「かのちかとは対極にある毒」。つまりはオギー役者って事かなぁ……で、その「毒」は男役をやっていたら出てこなかった(気付かなかった)ものだよなぁと。ほんとイメージで話をしていて申し訳ないのですが、ものすごく面白くなってきたと思っています「娘役・天勢いづる」。願わくはその毒に本人が食われてしまいませんように……って全然ラベンダーの話じゃない。
 ラベンダーモノローグで一番沸騰したアマセは、マレーネ(not夢輝さんのやったアレ)ばりのヅラに黒のロングドレス、うっすい肩の露出でリリー・マルレーンを歌いはじめた時です。キタ、なんかキタ。その前景の港の娼婦の場面も込みで「のろしさんが好きそうなアマセだった」という印象です。


[雪組メモ:ラベンダーモノローグでの彩那音さん(現在新名称考察中)の話]

 あ、それからひろみの「み」は魅惑の魅、でお願いします(突然なんなんだ)。
 実は今回ラベンダーモノローグを観にいった理由に「あやなおとちゃんをガッツリみたい」もあったんですね。そういえば私全ツであんだけ騒いでいたあやなおとちゃんについて全然コメントしてないんですが(突如ナツキフィーバーがきたので)(笑)、あやなおとちゃんの山南はフツーに良すぎてコメントしようがなかったんですよね(素)。芝居では良すぎてイジれなくて、ショーは特になにもなくて、「あれ?こんなはずじゃ、この人どこかで私を萌えさせてくれるはずじゃないの?」……と言うわけでってどんな理由だよ。
 前置きはさておき、あやなおとちゃんで一番すごかったのが港のごろつきと娼婦な場面でのアマセとのいちゃつきっぷりです。ものすごい濃厚。椅子に座ってアマセを膝に乗せて、触りまくりーの、いちゃつきまくりーの、いやいっそいちゃいちゃというよりにちゃにちゃぐちゃぐちゃしてた!……擬音ばかりですみません、でもそんな感じだったのー、アマセもちょうノリノリだったのー。ああ、これがあやなおとの真髄だと思います。さすが第一期フェアリーズ特番で城咲を膝にのせて腰のあたりぽんぽんしていた人は違う!と震えおののきながらガッツポーズです!(ええ?)
 結局のところ、むっさんは「かわいい顔してドS」が好きなんだと思ってもらって結構ですええ何か問題がありまして?(開き直るな)。
 これからが楽しみです。


 そんな感じに、いろいろ収穫してきました。
 なんとなく来年はナツキさんが雪組さんが来るような気がしているので、いい予習になったなぁと思いました(熱心だな)(……うん)。



 思いっきり話をそらして。
 御大の事を考えていたら「二人だけの戦場」を思い出して(大好きなんです、この作品)、で現星組で配役を考えていたら(ヅカオタの性)、エルサが百花さんでしか浮かばなくなりました。うわ、ハマる!(ナパーム判定)そしたら軍曹は大真くんがいい、あれ大百で見たいー(言うだけならタダ)。


 そんなところで。


2007年11月04日(日)
とがってないエレキ


 ラベンダー・モノローグ観てきました。
 観にいく前に「行くんだー」と言ったらたいていの人には「え?なんで!」と驚かれました(笑)。いや、あさきゆめみおねえさまが観たかったのだよ。そんな期待通りに期待通りにおどるあさきゆめみおねえさまうたうあさきゆめみおねえさまカコイイあさきゆめみおねえさまかわいいあさきゆめみおねえさまがめいっぱい捕獲できたので大満足です。


 とりあえずメモ。


[雪組メモ:メモのメモ]

・御大の一人称は今でも「僕」だなぁと思いました。
・あやなおと君のことをもう「ひろみ」とは呼べないと思いました。敢えてひろみと呼べと言うならひろみのひは卑猥の卑です(何があったんだ!)。
・いづるんはかのちかと対極の「毒」を持っていると思う。この辺もうちょっと考えてみたいです。
・さおうくらま君がいつのまにかいぶし銀の輝きを放つようになっていた。いい感じ。


 後でちゃんと書きます。って言ってちゃんと書けることないとわかっているんですが、今日はほとほと疲れたので。




 ゆうべのフライング書きは沈めておきます。





++++++++++
 
 


(いいかげん締めてから夜中に出てくるのやめなさいよー)

 HDDの整理をしながら東宝ベルばら千秋楽を見ていました。
 小雨の淑女涼がめっさかわいくってねー!(何を今更)いや、この公演の前の回見ているんですけれど、改めて見ると、ね。
 で、思ったんですが何気にショーで女役が多い涼さん、でも男役とガッツリ組んだのってこれがはじめてですよね?そう思うとこの後に涼さんがぐっとカワイイキャラクターになったのって、そういう役が続いたのもあるだろうけれど(ニール、オコーナー、ヘンリー)(ほんと続いたなぁ)、やっぱりワタさんの力が大きいんじゃないかと。だって東宝の初日頃から比べると格段に変わったよ?OLみらん(@Across)だけじゃなくて涼さんも篭絡するのかワタさん、やっぱりワタさんの愛の広場は大きい、百人入っても大丈夫!(入れるな)(笑)。そりゃ涼さんも受になりますわよ!(何かを正当化しようとしています)

 で、そのまま薔薇タンのありえなさとかをニヤニヤしながら見ていたんですが……わ、忘れてた、これって大真のおじさま公演だったじゃんか!(@オマージュ)うわわわわわわわ……一気にいろんなもんが溢れ出しました。
 と言うわけで、この後続くであろう大劇場役替わり版のスカステ放映録画してオマージュだけ集めておじさまDVD作ってもいいですか!(このオタクが!)あ、でも2001ベルばらの時みたいに、役替わり(オスカル)が出ていない場面は、同じ映像使いまわしてる……?
(ちなみに六実さん、2001年の時は役替わりアンドレ放映時にジェローデルとの場面だけ集めたDVD作ってます)(アンドレが役替わりでよかったー!)(ほんとこの人オタクだからな)




2007年11月03日(土)
にしむくさむらい


[突発的みらゆか劇場]

(五年生ぐらいに年齢のあがった大まみらんくん(元小学三年生)とあやかゆかりくん(元小学三年生)の設定で)


「どうしたんだ?大真。そんなに真剣にプリンをみつめて」
「いや、このプリンの賞味期限ほんものかなぁ」
「は?」
「だって今赤福騒動すごいじゃん?もしかしたらこのプリンも賞味期限の後ろに『あすたりすく』とか『あんだばー』とかついてんじゃないかって思って」
「まさか」
「もしかしたらこのプリンは一度お店に出たヤツを回収して、プリンの黄色い部分と茶色い部分をわけてそれぞれ再利用、とか」
「まさか。そんな事をしたら黄色い部分が崩れるだろ?覆水盆に返らず、崩れたプリンは元に戻らない」
「ゆかり頭いいなぁ!」
「お前のほうがバカなだけだ」


(お風呂に入っていたら漏れました)




[続・突発的みらゆか劇場]

(中学生ぐらいに年齢のあがった大まみらんくん(元小学三年生)とあやかゆかりくん(元小学三年生)の設定で)


「ねーねー、ゆかりー、ちょっと『ドラえもん』の主題歌歌ってー」
「なんでだよ」
「いいからいいから」
「(しぶしぶ歌う)(素直だな)♪こんなこといいな、できたらいいな(中略)アンアンアン、とっても大好き……」
「そう!そこなんだ!」
「何がだ(途中で止められたのでちょっと不機嫌)」
「太古の昔から、この歌のそこで繰り広げられている『ドラえもんはどら焼きが好きなのかそれともどら焼きの皮だけが好きなのか?だって「アン(餡)取っても大好き」って言っているじゃないか論争』なんだけど」
「待て!その論争は若いコには通じないんじゃないか?つうか地域限定ネタなんじゃないのか?」
「そこで考えたんだけど、果たして僕は『プリンそのものが好きなのかそれともカラメルを取っても好きなのか』」
「だからちょっと待て!なんでそこへ話がいく?そもそも今のドラえもんの主題歌それじゃないし!」
「プリンの大部分を黄色い部分が占める、けれどもあのうっすらとかかった茶色い部分があってこそのプリンの味である訳だし、だがしかし真のプリン好きなら茶色い部分を『とっても大好き』といえるほどではないといけないのではないかとも思うし、でも黄色い部分も茶色い部分もどちらも好きといってはばかりないし、いやでも」
「……一生言ってろバカ」


(上の関連で頭洗いながら漏れました)
(ちなみに私は黄色い部分のほうが好きです)(聞かれてない)



 …………いやね、『日本の夏、すずゆかの夏』だったならば(まさにそんなイキオイだった)、『芸術の秋、みらゆかの秋』だと思ったのでね(大真のおじさま口調)。


++++++++++

 何このみらゆか痕は!(しかもなんかねばねばしている)(ナメクジの通った後か)




[スカステメモ]

 星組初日映像を見ました。まああれだけキャラクターが多いから場面詰め込み詰め込みになるだろうなぁと思っていたけれど、想像以上に。あれ、これ一時間半で終わるんだよね?(素)。しぃちゃんの笑顔満開のジェラードに「君はやればできるこだ(大意)」って言われたらすりこみ、いっそトラウマになるよな(震)、とかいろいろちょこちょこ思ったのですが、最後の方(?)で着ていた黒と青の縦縞で赤い首輪(違)(しかも真ん中に金のボタンみたいのがついているの)を見た瞬間に「ど、ドラえもん!、猫だけに!」となってしまい戻ってこれなくなりました。れおんがのび太でしずかちゃんがあすかちゃんでしぃちゃんがジャイアンで涼さんがスネオで出来杉君が明石(あえて和君ではなく)……むっさんもう戻ってこなくていい。


 ショーの方が男役娘役がガッツリ組んで踊るところが多めな感じがしたので、いっぱいかけざんできそうで楽しみです。
 東宝で待つ(ダイイングメッセージ)(生きろ)。


2007年11月02日(金)
SES契約(すてきなえんたーてなーすぺしゃる)


 時が流れるのってはやいなあ(春野さん楽映像をみつつ)(しんみり)。


 という訳で星組さん初日おめでとうございます。
 エル・アルコンですね!海賊ですね!それに関連してゆなひこ君と新しい金平糖をつくりましたよ!

 Over The 7sea

 非常にわかりにくい企画なので、よくよくエントランスを読んでいただくとして。

 公演とは全然関係ない上にこのタイミングで退団者絡みの企画でないのが非常に心苦しいのですが。つうか組替解散カプ企画で非常に心苦しいのですが。しかも禁断のリバイベント発生で非常に心苦しいのですが(ええ!)




 ……漏れたもんは仕方ないということでなにとぞ!(開き直りか)


 という訳で去年からゆなひこ君とさわいできた海賊です。
 立ち上げていきなりなんですが、しばらくは新作はでないと思います。まああれだけ過去ログがあるので、ほんと今回も無駄に水面下で動いていてすみません。

 一桁ぐらいは需要があるといいなと思っています。ひとけたぐらいは、


 で

[屋根裏部屋通信]

・>今でもずーっとC&Jが大好きです。
 >また釜が回ったら是非書いて下さい。

 ありがとうございます!もうノーリアクションで死にそうだったんですごい嬉しかったです!(前のめりすぎ)
 C&Jは今後も引き続きやっていきます。まだネタもあるんで(ええ?)



 


 やっぱりどうにもこうにも萌えエンジンがかかりません(ええ)(いやなんかすかっと萌えてないというか)(意味がわからない)。やっぱり贔屓のいないヅカファンは萌えられないって事?(じゃあ今年前半の萌えはどう説明すんだむっさん!)……やっぱり涼さんがいないと萌えられないって事なのか(真顔)。だって仕方ないじゃない、あのしとはすずみしお、(イニシャルが)SSのひと(ハムのひと、と同じ文脈で)。



 多分年内こんな調子です。でも萌えはなくても元気です。生暖かく見守っていてください。


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