2007年10月29日(月)
胃疲れ


 お昼を食べにいったまぐろ屋さんでバナナを一本もらいました(つうか席にすでに置いてあった)(……)。なんか久しぶりにバナナをまるまる一本食べたなぁ。


[今日の通勤中メモ]

 オウキカナメさんの今の最大の魅力は「あんな美人なのにヘタレ」って事だと思っています少なくとも私は(予防線)(ちなみにこのヘタレにはキャラ立てとしての意味も舞台人としての意味もあるのですがちょっとそれは別の話なのでおいておきます)。
 けれども「美人」って言うのはその人が先天的に与えられた外部要因であるから、「舞台人としてのプラス要素」ではないと思うんです。最初からあるからそれはプラスではない(もちろんマイナスでもないけれど)。本当は美人とかそういう先天的なものじゃなくて、その人が舞台人として後天的に身につけたもので評価したい。たとえば私は昔は全く同じようなことをあやかれさいさんに思っていました。「あんな美人なのに男、いっそ漢」という形容詞をつけていたのですが、最近その「美人」という要素が前に立たなくなったような気がする。彼が舞台で身につけた(後天的に身につけた)ものの魅力(男役としての魅力とか)の方が形容詞として先に来る「漢前、そして美人」。というわけで輝彦さんは是非その後天的な魅力をいっぱい開花させていって欲しいのですよ。その魅力が何であるか、何になるかはまだわからないんですが、いつか美人であることがあとづけになるような、美人であることを吹き飛ばすような、そんな男役に。
 とはいえタカラヅカですから、美人であることに、かわいくあることにこしたことはないんです。そもそも受験で「容姿」が問われるのだから、私みたいなこの考え方は極端(むしろ異端)かもしれないですが、でも舞台のいいところは「美人の役を美人がやらなくてもいい」って事だと思うんですよね。舞台は虚構だから、美人の役は美人でなくてもいい、美人だと納得させてくれればいい。あくまで私個人の考えですが、そういう人に私は魅力を感じます。

 と考えていたら、なんで私がタカラヅカを好きなのかわかってきた。多分、タカラヅカは私が舞台を見る上で重視したいその「後天的」な魅力とか技術とかをものすごく要求されているんじゃないかと。「男を演じるのに本物の男である必要はない男役」「その男役と並び立つために、本物の女以上のものを演じなくてはならない娘役」は先天的なものを否定してまでも、作りこんだ虚構(後天的なもので構成されている)なわけですから。

 何が言いたかったかというと、上記のようなことを通勤時間に考えるぐらいには、輝彦さんに好意を持ってきているんだなぁということです。いや輝彦さんの話半分もないよ?(笑)


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 星組稽古場見ました。……柚涼?(素)

 タンゴ→男女の踊り、という事でかけざんがたくさん収穫できそうな気がしました。ムラには行かないので、よくよく釜を大掃除しておこうとおもいます。




2007年10月28日(日)
クリストファー・ロビン


 私はIKEAが好きでけっこうひとりで遊びに行っているんですが、「そろそろ家族連れとカップルだらけの中ひとりでまぎれこむのがしんどくなりました」と言ったら(苦笑)オトモダチがつきあってくれました(ありがとう!)。と言うわけで今日はいちいち感じたこととか「これウチにあります」とか「これこのあいだはなかったです」とか「これ狙っているんです」とか「ぴんくでかわいーの」とか諸々漏れた金平糖とか(え?)を全部口に出していたら、IKEAを出てきたときには喉が痛くなってました(笑)。あー、やっぱり私しゃべってなんぼだ。でも割と何度行っても楽しいです。結構マメにマイナーチェンジされているし、ラインナップも色々変わるし、無駄に自分のワンルームに夢が開きます(笑)。



 で、昨日は雪組さん行ってきました。



[雪組メモ:銀薔薇年代記全体メモ]

 タイトルを見たときから、設定を読んだときから、ポスターを見たときから駄作の香りがしているのが否めなかったのですが(ばっさり)、いい感じに裏切られました。たのしかったー!
 正直、脚本のヌルさとか、ベタさとか、カユさとか(多分これが一番大きいかも)もあるんですが、それを越えて楽しかったです。なんだろー、なんでこんなに楽しかったんだろー。特別にご贔屓さんがいるわけでもないし、下級生なんか全然わかんないし、ツッコみどころもたくさんあったし、それじゃあ作品的に優れているのかと問われれば、ちょっと口ごもる(笑)。よかった、上手だった、感動した、というのではなくてなんかすごく楽しかった。出演者も、客席も、一緒になっていたような感じもあるのかなぁ。あの日あの時あの場所でしか味わえない楽しさ。「タカラヅカって楽しい」そんな風に胸いっぱいになりました。
 そんな気持ちを抱きつつ、いつものように作品的な話をすると、やっぱりあのラストシーン必要だったのかなぁというのがまず一番に出てきます。でもこの「必要だったのかなぁ」は「いらないでしょ?」っていう意味じゃなくて、文字通り「?」になります。無くてもよかったし、あってもよかった、私の中で賛否両論なのですよ(笑)。
 ただ思ったのは、小柳先生が抱く「ヴァンパイア」のイメージが両極端に出ちゃったのかなぁと。ポスターの雰囲気にみられるような「ヴァンパイア」というゴシック的な暗黒的な猟奇的なという外見的なイメージ(オープニングとか最後にヴァンパイアコスで出てくるとことか)、と「ヴァンパイア」という永遠を生きるものの孤独という内面的なイメージ(本編はこれがベースになっているんだと思う)、それが両方極端にでちゃったかなぁと。まあ、どっちもやりたかったのが小柳先生のやりたかった事なんだろうけれど、本編があんな感じに明るく楽しく盛り上がってしまった為に、なんとなくそういうヴァンパイアの外見的なイメージがエキシビジョン、ちょととってつけた風に見えたかな、とぼんやりと思いました。
 最初に「シルバー・ローズ・クロニクル」というタイトルを聞いたとき「またご丁寧に萌えそうな単語ばかり集めて」って思ってしまったのですが、確かにクロニクル(年代記)だったなぁと。想いが繋がり想いが重なり想いが続くクロニクル。


[雪組メモ:銀薔薇年代記個別メモ]

・とりあえず力いっぱい言いたいことは「みんなもっとユミコ男爵を称えるべきだ」という事です。やー、ユミコ男爵素敵だったなぁ。一番印象に残ったのが、実は本編ではなくてフィナーレの男役タンゴの後のソロダンス。……す、すごくカッコよかった(素)。ひゃあってなったひゃあって(素)。ごめん今までユミコ先輩踊れる人だって思ってなかったから(芝居の人とか歌の人って認識だったから)。芝居してヨシ、歌ってヨシ、踊ってヨシ……なんか今更ながらリスペクトして帰ってきました。
 余談ながらエリオットのオタク的行動で一番リアルだったのは「怪奇映画がすきなんでしょ」と問われ一旦「それほどでも」と否定するところと、「みんなは馬鹿にするけれど」という具合に自虐的なところだと思いました。なんというか身につまされた(笑)

・で、力いっぱい萌えてしまったことは「てるさゆで兄妹萌え!」って事なんですが。いやもう冒頭の「まってよ〜」にはじまる兄妹コント(コント違う)でドカンときました(輝彦さんがさゆちゃんの頭ぽんぽんしたところで沸点マックス)。更にこの兄妹は「この世で二人きりのハーフヴァンパイア」という萌え設定も装備しております。なんかその迫害されてふたりきりで生きてきた50年間を思うだけで釜が回ります(止めて!)。この二人の設定はもうちょっとツッコんだら面白いなぁと思うのですが。ぐっと来たのが「何故迫害されるの」みたいな事をアナベルが聞いて「人間が弱いからだ」と答えるクリストファー。そうやって永遠を過ごしてきたこの兄と妹は一番近い存在でありながら、「ハーフヴァンパイア」ということに全く違う見解を持っていて、その運命を受け入れつつも尚も太陽を求めるアナベルと、その運命を受け入れて闇に沈むクリストファー。でも二幕最初の御伽噺風に語られた二人の物語の時(ここ音楽もよかったよね)、運命に立ち向かう風情のアナベルに対して、クリストファーがものすごく弱いはかない顔をしていた。そんなクリストファーが長い時を経て冷徹で冷酷で、終わらない人生に飽いて運命を諦めている……ほらね、いくらでもエピソードが差し込めるじゃないですか!(聞かれても)。という訳で今回の輝彦さんは良かったと思います(いきなりまとめ)。

・さゆちゅわんは力いっぱいかわいくて、そして力いっぱいヒロインで非常に好感が持てます。息を呑んだ時の表情がいつも同じだなぁと、ちょっと思ったりもしたんですが(素)、冒頭で舞台に出てきたときに「うわあああああ」ってオペラで見ちゃう華……というか凄味?(笑)。しっかし力いっぱいかわいかった、胸の下で切り替えたワンピが死ぬほど似合う……。

・うっかり圏外だった北輝萌えをしかけたのですが(しかけた、て)。あーのーねー!一幕の最後かどっかでクリストファーが「永遠の無為な人生、スリルがなければ」と人生への虚無感を歌って、その後に「他人の執着に乗っている」ヴァン・ヘルシングもなんか人生なんて無意味だみたいなことをいっていて、ヴァンパイアと人間という異なるいきものでありながら、クリストファーとヴァン・ヘルシングはとても似ている、同じ虚無感を抱いている「お前も獣か、俺も獣だ」的な展開を想定して釜に砂糖をいれたんですが、ヴァン・ヘルシングもきゅーけつきだったなんて。うわもう(私の萌え的に)ダイナシじゃないか。砂糖返して!(同じヴァンパイア同士、だとこの萌えは半減するのですよ、違う時間軸を生きているのに同じ、というのが私的に萌えなんですよ)

・とはいえ物語的に見るとヴァン・ヘルシングもヴァンパイアになった、というのはすごい面白かった、「おお!」と思って盛り上がったんですが……うん、これは単に自分の萌えテンプレートに当てはまらなかったからって勝手に騒いでいるだけです。すみませんすみません。

・そんなおっくんの後ろにいた男子二人が結構好み、しかも左側の顔の丸い子、好きだなぁと思ったら香稜しずる君(気になるアイツ)だった……。あああああほんと個体認識能力がなくてすみません。でもその認識(気になるアイツ)を取り除いた状態で見ても好きだって思ったんだからほんものなんだと思うよ?(何が)引き続き見守っていきたいです(かわいそう)。

 
 ※でもその後ラストシーンはやました先輩のところ読んで「ああ!」と膝ウチで納得しました。


 ほんといつもながらバカな感想ですみません。






[おまけ:しょーとえすえすー](ショートコントー、と同じ文脈で)


 わたしがハーフヴァンパイアに生まれた運命を、
 呪ったり抗ったりしてきたけれど、
 ようやくその理由がわかったの。
 
 あなたという、ベターハーフに出会うために。



(みじか!)(わかりにく!)


2007年10月26日(金)
「僕のはアメもムチも甘いんです」


 業務時間からこんにちは(ええ?)。
 今月いっぱい暇してます。こんなときこそ、有給を消化したいのですがそこは大人の事情がいろいろあって。じゃあこんなときこそ勉強すればいいんですが、普段からしてないことはこんなときだからといって出来るわけじゃないんだな、という事に気づきました。とりあえず、勉強するという習慣をつけるところからはじめたい(なんか道のりが遠い)。
 つうかこの人ネットジャンキーだから、仕事を与えないでPCの前に座らせたらぐぐりまくるに決まっているじゃないか!(しかも今マドガワ(not彩の国)席なので倍率ドン)(ほんとうはダメ社会人だこのひと)。


[どうでもいいメモ]

・今待ち受けがトウコさん(の卓上カレンダーを写メしたもの)(しかも卓上カレンダーのチラシから採取)です。だ、だって背景の色と模様がかわいくて私の携帯(携帯はぴんくでかわいいのと決めております)に合いそうだったから!(そんな理由?)

・今更ながらSQLの勉強をしているのですが(業務では使っているけれどちゃんと勉強したことない)、やっぱりこれは実際に実行させてみたいよなぁと、OracleもAccessも無い状況でそういう環境を自宅PCに作れないかと調査中。そしたらかけざんDBでも作って遊ぶと思います。主キーに攻、受は必須だな、いやリバキャラもいるからフラグにしたほうがいいか、あとは入団年(期)とか、適用終了日(退団日と言え)とか入れてとか無駄に考えてみたんですが、じゃあそのDBは何に使うんだろうというところで終了(笑)。

・台風二十号が近づいているようですね。これやっぱり「十七号」とかだったら祭りが始まるんでしょうか?(素)




 帰ったらまたきます。


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 というわけで今日から47Mなんですが、とりあえず2M出たんでよしとします……って実は原因は別のところにあったかもしれない(自分でIPの設定変えたまま使ってた)(あ、あれ?)ようつべがストレスなく見れるようになったー。




 それはさておき。
 萌えを探して三千里(ええ?)。どうも最近萌えを見失っているので、とりあえず萌えられるものは萌えておくがモットーです(つうかそもそもそれを捜し求めているところでアレな事に気付け)。

 そんな訳で久しぶりに屋根裏部屋(C&J)を更新しました。
 SSS>C&J>屋根裏部屋、でどうぞ(遠いー)。


 しかし今更錫嗄て。つうか錫て!嗄て!つうか花組・真飛聖さんしか知らない人にはなんで涼さんなの?って言われるんだろうなぁ。
 で、よくよく考えてみたんですが、この二人、実は舞台でガッツリ組んでいないんですよね(素)。たとえばしぃすずのように明確にシンメに立った訳でもなし、みらゆかのように同期という繋がりでもないし。新公時代を振り返っても、一期違いであるにもかかわらず、真飛さんの新公おさななじみ(新公時代はガッツリ組みました)はおかよさんであり、れおんなんですよね。じゃあ涼さんの新公おさななじみは大真君かというとそうでもない。逆を言うと涼さんには新公おさななじみがいない、というのはそれはそれで萌えなんですが、その話は置いておいて。
 じゃあなんで錫嗄なのかというと、やっぱりそのキャラクターの対比性なのかな、と。舞台でリアルに対比はされていないけれど、舞台から本人のパーソナリティからそして俺達の妄想から(笑)生まれたキャラクターとしての対比。だいたい錫嗄の始まりは「俺的シンデレラ(かおりちゃんとやったシンデレラ捏造コンテンツ)(待ってそれ涼さん出てない!)」だから、そもそも妄想ベースから生まれたカプなんだなぁと。
 なんでこんな事を考えたのかというと、この間スカステで王家をやっていたのを見て「あれ、なんでこの作品で錫嗄しなかったんだろ?せっかく並んでるのに」って気付いたからなんですが。そりゃあ当時のむっさんは光ってやがるとか輝いてやがるとかに夢中だったもんな(笑)。まあそんな感じにちょっと錫嗄考察したわけです。
 逆を言うと舞台に縛られていない分、組替えとか関係なく妄想できるっていうのもあるんですけれどね(伏線)。
【まとめ】まだまだやるよー!(えー?)需要があれば嬉しいです。




2007年10月25日(木)
タイトルストッカー


 最近ネットが繋がり悪くなったなぁと思って計ってみたら100Kしか出ていませんでした……あの、うちADSL8Mなんですが!が!(そもそも単位が違います)電話局が近いものの、ブリッジと言われる分岐点が異様に多い(通常1〜2個なのにウチまで6個もあるらしい)ので、出にくい場所ではあるんですが、それでも最初は1Mは出ていたはずなんですが!……とりあえず悪あがきで47Mまであげてみる事にしました。それでも駄目ならBフレッツか……大家さん、入れてもいいって言ってくれるかな……。結果は明日の夜測定してみます。


[伝書鳩返し]

・>さゆちゃん(オトヅキ君の妹)がアヤブキさんの
 >お嫁さんだったら、お義兄さん呼びされるのは
 >オトヅキ君では・・・?
 >律儀なアヤブキさんに「お義兄さん」と呼ばれて
 >引きつるオトヅキ君が脳内に浮かびました。

 ああ!気付かなかった!盲点!それ採用!(爆笑)
「お義兄さんはどう思いますか?(しかも律儀に敬語)」
お前に兄と呼ばれる筋合いはない!」
 いやあるんだよ十分に(笑)。
 アヤブキさん・さゆちゅわん夫婦は銀薔薇年代記観てもうちょっと設定つめようと思います(え?まだ続ける気?)


 どうでもいいんですが「シルバー・ボーズ・クロニクル」ってどうですかね?もちろん坊主になるのは輝彦さんです(次点でさゆちゅわんの茶坊主でも可)(それで和尚さんの留守にぼた餅食べてあんこをお釈迦様の像に塗りつけるといい!)(むっさん!止まって止まって)








 やるよ。


[マリーノ様がみてる](詳細は北とか濱とかを参照)


 北の大地の修道院で見習い修道女をつとめる少女マリーノ。彼女は幼い頃に両親に捨てられてこの修道院で拾われた。いずれは修道女になるであろう彼女は、まだあどけない少女でしかない。
 ある日、日課の水汲みをしていたマリーノ。凍てつく冷気の中、重く冷たい水の入った桶を運ぶ。神様の為のお勤めです、課せられた苦行といわれても、幼いマリーノはまだ理解はできない。だって、神様もマリア様もみたことないもの、あたし。今はただ、その日のパンとスープのために水を運ぶ。
 あまりの冷たさに耐えかねて、道の途中で桶を置く。本能的にそこで桶を置いてしまってはもう二度と立ち上がれないことをマリーノは知っている。けれどもその日は特別寒く、少女のあかぎれだらけの小さな手は、それにもう耐えられず。そっとその手に息を吹きかけるマリーノ、痛くて、寒くて、けれども泣いたらもっと凍えてしまう。そう思ったその時
「まあかわいそう」
 いつのまにか目の前にいた彼女、歳の頃は十四、五の。潤んだ黒い瞳と黒い髪。自分と変わらぬ粗末な服。けれどもマリーノにはまぶしかった。
 彼女はそっと少女の手を握る。
 あたたかい。
 これからその修道院に向かうのだという彼女、水桶を半分もち、重荷を半分にわかちあう。
 ふと、マリーノは彼女の足が裸足であることに気付いた。驚いて訊ねると、彼女は言った。
「ゆるされていないから」
 少女には意味がわからなかった。けれどもにっこりと笑顔を向けてくれる彼女の事がとても好きになった。
 修道女として出迎えられたその彼女はイヅルと言った。誰も彼女の出自をしらず、誰も彼女の事情を知らず、けれども神の御前の子羊は皆同じであると、マザーは快くイヅルを受け入れた。そして、イヅルが常に裸足であることも多くは問わなかった。否、もしかしたら何もかも知っていたのかもしれない。謎めいた彼女ではあったが、真面目な性格は皆に好意を持たれた。何よりもマリーノはすっかりイヅルになついてしまった。あたかもイヅル付の侍女のように振舞う少女を、大人たちはおままごとみたいだと微笑み見守った。
 夜になると、マリーノは台所で余ったお湯をもらって、イヅルの部屋にゆく。そうしてせめても、とイヅルに足湯をさせるのだ。そんな事しなくてもいいのにと笑うイヅルにかまうことなく、マリーノはそのお勤めは欠かすことなく、むしろ喜んでやっていた。そうしているとイヅルはかならず、マリーノにも足を入れるように言う。粗末な敷布の上で、二人向かい合わせで膝を抱えて、一つの桶に足を入れる。なんだかくすぐったくて、そして楽しかった。イヅルは自分のことを話さない代わりに、彼女が知っているいろいろな国の話を聞かせてくれた。雪の降らない国があるという、冬には夜しかない国があるという。マリーノはイヅルに夢中だったし、イヅルもまたマリーノを可愛がった。
 一緒の桶の中にあるイヅルの左の足の小指の爪がないことにマリーノは気付いていたが、それは口にしてはいけないのだと、なんとなく思っていた。
 そうして何回もの短い春と夏と秋と、長い長い冬を乗り越えて、そして何度目かの春を迎える前に突然イヅルはこの世を去った。病なのか事故なのか、あるいは自ら命を絶ってしまったのかはわからない。マリーノがいつものようにイヅルの部屋に行った時には、もう冷たくなっていた。イヅルは多くの謎を抱えたまま、いなくなってしまった。ただひとつ、冷たくベッドに横たわっていたイヅルの足には、真新しい絹の靴下がはかされていた。マリーノはそれを見て、全てがわかったような気がした。
 彼女はゆるされたのだ、と。
 誰に、何に、それは永遠の謎だった。


 そしてイヅルの喪があける頃、マリーノは正式に修道女となった。これから神の子として、神におつかえするのですよと言われ、神との制約を交わす。けれどもマリーノはその瞬間から自分が罪を背負ったのだと知った。神様、マリア様、申し訳ありません。わたしが祈るのは彼女の為、これからもずっと彼女のために祈るのです。あの日出会った彼女は、わたしにとっての「かみさま」だったのです。
 それを背信と知りつつも。
 そしてマリーノは裸足で真っ白な雪原に立った。これから始まる長い長い罪の道のり、彼女のために祈り続ける背信の道のり、だからゆるされるその日までわたしは、こうしていよう。
 ゆるされるその日まで。



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 ……ええっと(微妙な笑顔)。
 ヨゴ函館ツアーの皆さんがどういう変換をされたかわからないのですが、私の中ではこういう物語ができあがりました(多分、想像されていたものと絶対違う)わたしの中ではマリーノはやっぱり「コドモ」なんですよ……ええっと、これ何なんでしょうね?妄想?ドリーム?とりあえずリアクションしずれえ!(自分で言うな)(いや事実だし!)

 ちなみに宗教的なものとかわかってません。もちろんマリみても知りません。




2007年10月23日(火)
ウナギもヒヨコもでません(ちょっと違う)


(稽古場レポをみた)
みなみがエトワールだって!よかったねえええっ!(男泣き)



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 色々反応したいことがあるのですが(マリーノ様がみてる、とか)(いやそれは反応しないほうがいいんじゃね?)、とりあえず今日行ってきた月組さんの話を。つい前回(パリ空)と同じ感覚で会社帰りに当券狙いで行ったら、当券はおろかサバキも厳しくてね……ごめん、前回はそういう作品だったことを失念しておった……っ(真顔)。サバイてくれたおねえさんありがとう(ここで言っても)


[月組メモ:まほ★ロバ(って書くと一気に萌えアニメ臭い)(笑)]

 かねてより「日本史ショーやればいいのに(日本の歴史って時代ごとに風俗とか全然異なるからそれを並べたらショーになるんじゃね?)」と言っていたわたくし六実、こりゃどう考えても好きだろ好みだろ?とスカステ見ながら思っていたことに間違いはなかったです。面白かった。やっぱり日本古来の物語は面白い。ぶっちゃけたいこどんどこされたら血わき肉踊るDNAが日本人には装備されているのだと思う。一番印象的だったのが椿の場面、あの赤い色合いで一色で(タカラヅカで白以外で一色になるのは珍しいと思う)舞台が埋め尽くされているのはすごい新鮮だった。このショーは2階から観るのがいいと思います。そして画面(映像?)はタカラヅカに合わないことをそろそろ気付いてほしい。
 かなみちゃんの歌声が神で幕開けからぞくぞくしました。あと瀬奈君にやわらかい繊細な印象をうけました。はじめてかも、こういう色も出せるんだなぁと。


[月組メモ:マジしゃんのゆううつ★(って書くと一気に(略))(マジしゃんの本名は真島茂樹です)(ええ!)]

 やっぱり正塚作品って「起・承・承・結」(転がない)だなぁと思いました。人生のありのままを淡々と綴っていく舞台。でも舞台には段々むかなくなっている気がするような。なんか省略の仕方が小説的(?)なんですよね。一番びっくりしたのが、皇太子妃救出のくだりがああなっていたこと。素で「ええ!」と思った(笑)。あと正塚ヒーローって、何考えているかわかりにくくなってきているなぁ、と。愛短でそういう傾向が減ったと思ったんですが、また戻ってきちゃった感じです。
 が!キリアイで思う存分ニヤニヤできたんでそれで十分でっす!(つやつや)。あとラストシーンのアサカナももう存分ニヤニヤできたんでそれで十分でっす!(つやつや)。もう後半、口のなか乾燥しそうなイキオイでニヤニヤしてきました。なんか久しぶりにタカラヅカらしいニヤニヤ感を味わえました。特にキリアイ(役名で言って!)。物語の前半で、皇太子妃への出会いと想いをキリヤ君が語り始めたとき、うっかり私の釜に砂糖が入る音がしたんですが、いやいやむっさん、そうは言っても死んだ皇太子妃が出てくるわけないんだから、そこで釜回すのはあかんだろ、と自重していたんですが、でてきちゃったよ皇太子妃(笑)。しかもなんか萌え設定満載で(記憶喪失、記憶が戻らなくても今の君が好きだ、舞踏会で三年ぶりの皇太子妃のおひろめ、戸惑う城咲に大丈夫だよ、とうなずくキリヤ君)ああああああもういちいちニヤニヤする。私は無駄に釜が回るだけで終わっちゃったので、みんなSS書くといいよ!(書きません)
 と言うわけで、文句を言いつつも、正塚作品らしい笑いもたくさんあって、「ありえねー」な設定だったけれど、全体的にカワイイ仕上がりになっているので(あれだけリアルな面もありながら)、それすらも「現代の御伽噺」みたいな感じで。ほんとカワイイお話だなぁと思いました(紅潮)。


 その他メモ
・けなしたり、ほめたりなんですが、あの五人組は無駄遣いだなぁと思った(ぼそり)。
・あと正塚先生のキリヤさんへのドリームって相当だと思います。このドリームはケーコたんとかヨシマサとかのドリームとは全然文脈が違うんですが「君キリヤの事ほっんとに好きなんだな」って感じで(謎)。
・敢えてヅカオタとして食らいつくならば、たかきあまねくんのあのノーブル感とそれに隠れているであろうS性がたまらないと思います。ぱっと見雪組男子の佇まいだと思うんですが、彼。毎回毎回気になっています。










 全然関係ないんですが。
 にじかんほどまえから、私の中でしぃナツキが熱いです(おごりんが今月のグラフを写メして送ってくれた)。ああああああり!アリだよしぃナツキ!コンセプトは「ノンケの彼と手術前の彼」です(怒られます)。いやでもナツキさんを幸せにできるのはしぃちゃんととなみぐらい(※)だと思うよ!

 ※となみぐらい
 全ツジョイフルでナツキさんの笑顔があまりにもまぶしくて「ああとなみ!そんなナツキさんの笑顔を守ってあげて!」と素で思ってしまった六実さんの故事にちなみます(完全に何かを見失っていますこのひと)。




2007年10月19日(金)
10を取ったら無意味だ


 会社帰りに比較的近くに(笑)来ていたゆなひこ君を無理矢理誘ってご飯。そして真顔で「なんか萌えたい」という六実さんに「萌えないオタクはただのオタクだ」というゆなひこ君……わりと真理だ。ちなみに私、自分の中のオタク属性は「収集癖があること」だと思っています。これが物の収集じゃなくて情報の収集、あるいは思い出の収集(思い出に紐づくものが捨てられない)というところが、更にオタク度を加速していると思います。
 で、そんなゆなひこ君は現在絶賛七音中で、何を見ても七音変換できるという体質になっていました(爆笑)。なので一緒にノッてみました。今日は銀座界隈でご飯してきたんですが→七音変換:七と音が銀ブラしたら。高い建物に「わー」と口をあけっぱなしな七音、そんな中歩行者天国で余所見をして歩いていた為、転ぶ音。いい歳して恥ずかしいと思いつつ、七が助け起こしてくれなかった事を不服に思う音。仕方なく自力で立ち上がったら、少し離れたところで七が転んだ子供を助け起こしていた。

 ……。

 雨が降ってきたので、傘をもってなかったゆなひこ君と相合傘。最初私が傘を持っていたんですが、途中で背が高いゆなひこ君が持ったほうが都合がいいよな、と傘を渡した瞬間→十七変換:部活の帰りに雨がふってきて傘をちゃんと持っている七と昨日の天気予報しかみてないのほほん十。なんか持ちずらそうな七、途中で背が高い十が持ったほうがいいと気付く。でも俺の傘なのに、とちょっと背が負けていることも相まってなんとなく悔しい七。


 ……ごめん、ぶっちゃけ世間の萌えに混ざりたかっただけ……っ!(きみ最低だな)。



 おくちなおし。


[今月のアクア5](まだ続けるのか!)

 新しい設定を思いつきました。


 敵の幹部マイサキ(お色気担当)は、普段はチーママアマセのホステス(って何か懐かしい響きだ)。バーテンのナツキさんとは仕事仲間だけど、もちろん互いにその素性は知らない。そんなこんなで変身後(笑)、アクアロマンス(ナツキさん)と戦うマイサキ(ドロンジョコス)は奇妙な感覚を覚える。「(アクアロマンスと)どこかで会ったような気がする、この懐かしい感じ、何かときめくような……まさか恋!」そりゃどこかで会ってるよ同僚だもの(笑)。物語の終盤までマイサキには敵と恋に堕ちてしまったという煩悶に悩むどころか「よくもわたしのハートを盗んだわね!」とアクアロマンスだけには執拗に攻撃を繰り返すっていう寸法です。
 そんな事を考えているうちに、やっぱりアクア5の敵の首領はとにゃみだなぁと確信(確信も何も)。参謀・あかりナミエモンの四次元ポケットから次々と雪娘を取り出してはアクア5と戦わせます。涼花リサちゃんとか花帆杏奈ちゃんとかあさきゆめみおねえさまとかさゆちゅわんとかがわんさか出てくるわけですよ!でもみんな「やだ!あたし達よりナツキちゃんの方が乙女!」と気付いて悔い改めるんです(何を悔い改めるんだ)。つうかむっさん?さゆちゅわんはアクアスカイ(音月)のかわゆい妹ちゃんにて、アクアロイヤル(アヤブキさん)の新妻じゃなかったのか!あ、じゃあさゆちゅわんは家計を助けるために、パートでとにゃみの傘下で働いていることにします。これももちろん変身後のお互いに気付かないというお約束、何よりさゆちゅわんが今自分がしている仕事(悪の組織の女戦闘員)がなんだかわかっていません(笑)。
 余談ながらチーママアマセのお店には、アマセみずからがお相手する大事なお客様をお通しする奥の間があります。そこにカッさんとか壮一帆さんとかが来るわけです。壮一帆さんは当然のように頭にネクタイ巻いてくるわけです。ところで「壮・ファンタジスタ」「カズホ!カズホ!ファンタージスタ!」(タマゴからすでにほろ酔いで寿司折り詰め手にして登場)っていうネタはもうどこかででていますか?でていますよね、きっと(何の根拠なんだか)。




 もう何がなんだか。
 もぐってきます。


2007年10月18日(木)
「僕の中のかわいいの定義をすべてくつがえしてしまったあなたが一番かわいい」


 れおんとゆかいななかまたち

 たまたまファーストランを見ているんですが、れおんとゆかいな和明石天緒一輝です。
 あああああまおっち!(開始五分でむっさんのハートを鷲づかみ)


 と、とりあえず続き見てくる!

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 見終わりました。すごい楽しかったー!

 みどころ
・れおんと愉快な86期野郎ズ。意外にあまおっちがおしゃべり上手でかんしん、つうかかわいい……。
・れおんとヒヅキのトーク。今更ながら柚梅の空気感に身悶えました。
・れおんとみにゃみのトーク。……みっ、みなみ!まだまとめに入るのは早いよ!(れおん涙目)
・最後にベルばらガチャガチャで遊ぶれおんと86期野郎ズ……ああなんかもう小学三年生の放課後みたいで!

 楽しかった。録画しなくちゃ(ウキウキ)



 なんか久しぶりに星組ネタで満たされました。
 そんな私の最近の口癖は「すずみさんに会いたい」です。しかしその心は「萌えたい」という一言につきます。やっぱりあの人が今一番私に萌えを供給してくれるんだなぁと。しかもものすごいコストパフォーマンスの高さで(真顔)。なんかものすごく萌えパラメータが低下している今日この頃です(そんな事言われても困るよ!)。



2007年10月16日(火)
299


 皆に若の誕生日をお祝いしていただいて、じいやはうれしゅうございます(みきちぐコス)(え、そうなの?)(そうなの)。


 星組新公配役すべて出ましたね。
 で、どいちゃんがまたしぃちゃんの役、ということに気をとられていて、どいちゃんがジェラルド・ペルーということを見落としていました(!)。どどどどいちゃんがジェラルド・ペルー……(わなわな)。あ、でもこれで合法的にドイトモが成立すると思いました。いっそちゃぶ台に立ってともみ(お父さんの背を追い越した小学五年生)を叱るどい父さんにも変換可能です(全く伝わらん)。






[伝書鳩返し]

・>戦隊モノに出てたケイン・コスギ知ってますよ!
 >アメリカ帰りのニンジャ、ジライヤですよね?

 そうそう!リアルにカタコト、でもそこがかわいかったという……っ。
 カクレンジャーは私の特撮ロードの馴れ初めなので、思い入れがものすごくあります。


・>戦隊ものにハマっていたそうですが、ぜひ星の子たちを当てはめてみてください。
 >本公演メンバーと新人公演メンバー世代で分けてそれぞれ下さると嬉しいです。

 お客さんなんて無理難題を!答えるけど!(笑)

[本公演メンバーの場合]
 とはいえ実は今、星組にはレッドが不在という事ですべての思考がとまってしまいました(あいまいな判定)。数年前なられおんがレッドだったんですが、今は彼はどちらかというと孤高のメタルヒーローです。
 で、真ん中定まらないまま一応あてはめてみると、涼さんはブルーかグリーン、しぃちゃんはブラックです(真顔)。

[新公メンバーの場合]
 とはいえ今、星組にはレッドが不在(以下略)。本来ならば新公主演者がレッドをはれなくちゃいけないんですが(他の組の新公主演者ならレッドできると思うんですが)(あいまいな判定)、麻尋君もともみんもレッドって感じはしないんだよなぁ。あ、でもちょっと前だったら七風君をレッドに据えて戦隊組みました(ええ?)。レッド以外は全員攻めっていう戦隊を(ひどい)。
 いずれにせよピンクは水輝りょんりょんです(ええ?)。

 とはいえ今の戦隊の色分けキャラ立てって、だいぶ細分化されているので、私の判定も全くアテにならないと思うんですがね(駄目じゃん)。

 そう思うと星娘超5は良く出来ていると思う(身内褒め)。


・>今ふと思ったんですが、むっさんってあんまりお月さまの組の話しませんね。

 ええっと、他意はないんです。単純に「話できるほど見ていないから」。というかヅカオタとして喰らいつける対象が今ないんですよねつきぐみさん……(ちなみに宙組さんも見ている回数はそんなに変わらないのですが、あちらにはヅカオタとして喰らいつける対象があるから、話をしているように見えるのかもしれません)。逆を言うと、月組さんは今一番普通のタカラヅカファンとしてみている組なんです。「わあたからづかってたのしいね」な感じで。だから他意はないんです、他意は。ついでにこの間の84期語りで園加が抜けていたのもそういう理由なんです(別の伝書鳩返し)。ごめんなさい……。



 なんかキレが悪くてすみません……。





 またしてもエンピツスキンを変更。ちょっと重いですすみません。
 内装変更しつつ、内容についてもちょっと模索中。私もそろそろブログに移行したほうがいいのかなぁ……明らかにおしごトークが増えているような。今までは敢えてヅカネタに混ぜ込むこむ事がこのマシンガンのキモだと思っていたんですけれどね(勝手に)。何より今、愚痴とかじゃなくておしごトークをがっつりしゃべりたい心境にもなっている(だったら他所でやれ)(その通りだ)。
 なんかおしごと漬けな日々に見えますが、今びっくりするぐらい落ち着いています。定時であがって(!)、おうちでご飯つくって(!)食べて気がつくとまだ8時だっりすることにぽかーんとしてます、ぽかーんと。それならそれで、することがあるはずなのに、ぽかーんとしているうちに時間がすぎていつもの寝る時間になっています。なんか駄目だこのひと(笑)。


2007年10月15日(月)
ことばはいまも


 やっぱり言いたいので言っておこう。

 おーまくん、おったんじょうびおめでとー!(何そのテンション)



 あれから1年。ものすごく感慨深いです。

  かの時に言いそびれたる
  大切の言葉は今も
  胸にのこれど



 言いそびれてないけれど、残ってる。



++++++++++

「かの時に〜」は啄木の歌です。別にそれを知っていたわけじゃなくて、北村薫さんの「リセット」の中で啄木カルタとして出てきたのを覚えていて。
 で、わたしはこれを「おもいは今も」だと思い込んでて、なんとなく合うなぁと思って引用しようとして、文庫本引っ張り出したら上記の通りだった、と。でもそれもなんとなく合っている、気持ちに。

 いや、ちゃんと説明しておかないとなんかネガティブな意味に捉えられちゃうかなぁと思って(でも説明になっていないし)(笑)。

 大切の言葉は、あの時ちゃんと伝えられたからいいんです。
 でも伝えてもちゃんと心に残っているんです。

 っていう事が言いたく……(今すごい恥ずかしいだろう)(うん)





 昔の男の話ばかりして!(涼さん声)(笑)





 余談ながら北村薫さんの「街の灯」のベッキーさん(別宮みつ子)を紫君で見たいです。つうか最初に読んだときから紫くんしか思いつかなかった。そしたら栄子はやっぱりまりえちゃん(笑)、栄子のお兄さんに大真くん、桐原さんちのあの横柄な軍人兄様はしぃちゃんで。




2007年10月13日(土)
壮 in LOVE(来年のTCAあたりで是非歌って欲しい)


 この間掃除をしていたら、99年に事業部で演出助手募集したときの課題プロット(完全に記念受験だったんですが一次選考で既に課題があったのです)の下書きが出てきてびっくりしました(電子データは紛失したのに)。で、これが恥ずかしいぐらいな近代+兄妹萌えな内容でね……やっぱりヒトの嗜好って変わらない、いっそ業って変わらない(うなだれ)。割と赤面する内容だったのですが、マト壮アヤネ政権でやったらぴったりだと思いました。そんな近代萌えの生き様、この間行った旧前田侯爵邸洋館レポをチェキ日記にあげてあります。よかったら、どうぞ。
(門司写真も上げたいのですが、やっぱりドリコムブログだとやりにくいよなぁ)(ひとりごと)


[スカステメモ:和尋雫トーク]

 さくらの時にやっていた、和くんとしゅん吉としずくたんのスペシャルトークショーを見ました。もちろんしゅん吉目当てで……あ、あれ?思ったよりちゃんとしゃべっていたよ?(どんなんだと思っていたんだ?)(いや絶対電波だと……)。
 新公の話で、どんな映画や小説を見ても自分が思うダグのイメージがみつからなくて苦しんでいた時に、「いや、けっきょくダグってトウコさんそのものだ」と気付いたしゅん吉。トウコさんのあったかさとか、やさしさが、ダゴベールなんだと。トウコさんの中のダゴベール、ひいてはタカラジェンヌとしてのトウコさんを目指してがんばったというしゅん吉。ああ、だからレビュー本で「トウコさんは神様みたいな人」ってゆってたのかー。なんかイイ話だと思いました。一生懸命考えながら話をしていて、時々「ぴよ」って顔する(ヒヨコ顔)のがかわいいなぁと……うん、わかってる。わたし麻尋君には相当甘いって(にやにやしながら見てしまった自分にうなだれ)。


 ナパームスクエアは麻尋しゅん君を応援しています(それ前にもゆった)。




 最近気をつけているのは、予定のない土日でも朝ちゃんと起きようという事です。やっぱり休みの日にリズム崩すと調子悪くなるし、おやすみ無駄にしちゃうし(でも今日起きたの12時だったけどな!)(笑)。
 と言うわけで明日はちゃんと起きてGOGO5(って書くとなんか戦隊物ぽい)を見ようと思います。





2007年10月11日(木)
ほろ酔い045109


ウチの上長とPMと営業と、それから協力会社さんのメンバーとで飲み会でした。終盤、真面目にプロジェクト戦略の話になって、当たり前のことなんですが、立場が違えば見ている視点が違うんだなぁと、ものすごく実感。そして、ならば私はどの視点で何を見据えていけばいいのか、それを模索していかなくちゃなと。その視点は上過ぎても下過ぎても駄目。そして何より大事なのは、自分自身を見失わないこと。
たったそれだけが、とてもむずかしい。





2007年10月10日(水)
「百年の恋も醒めましたか。ならば今から百一年目の恋を始めましょう」


 さっきお風呂に入っていて唐突に思ったのですが、おーまくんでドテラマンはどうだろうか?(普段は大人しくて優等生なボクが変身後はやんちゃで元気な男の子に!)もちろんドテラピンクはももかさんです(こちらは普段は男の子を尻に敷いて元気一杯な女の子なんですが変身後はおしとやかなやまとなでしこ、にはならないできっと変身後も「ちょっと!ちゃんと戦いなさいよー!(バシバシ)」でおーまくんが「設定と違う!こんなんじゃなかったのに!」って泣きながら戦うといい)……でもマジで似合うと思うの、コスプレとして(笑)。




 通常営業に戻って雪組全ツの話の続きをします。


[雪組メモ:星影の人考]

 初見の感想で「これ新選組じゃないなぁ」と言ったのですが、でもそういう新選組という定義が新選組スキーな自分の中で形成された独自で固有のものだなぁ、ちょっと言いすぎたかなぁと思って2回目の観劇したのですが……やっぱり「新選組」っぽくない。「新選組」の描かれ方って色々あるかと思うのですが、その中でもいくつか不文律、というか最低限守られる共通認識があると思うんですよね(たとえば井上さんのキャラ立てとか)。それを外しているから「新選組」っぽくないのか。
 何よりも沖田がほんと沖田っぽくないんですよね(むっさん判定)。というか「剣客としての沖田」という設定が全く生かされていない=新選組である必要がない。普通に病に冒された青年の物語としても書きなおせる気がする……。
 ですが、これも初見時に言った通り、批判するわけじゃなくて、「新選組」ぽくないというのは逆を言うとものすごくよく宝塚にカスタマイズされている、タカラヅカナイズされいる、と思えるんです。そんな中で書かれた沖田がものすごくピュアでびっくりした。色んな媒体で「新選組」を見てきたけれど、こんなにピュアというか無色な沖田は初めてかもしれない。ある意味、タカラヅカナイズされたことでの浮世離れ感、リアリティの欠如っていうのはあるんですが、それが更にこの作品の沖田に透明感を与えたなぁと思うのです。それを水先輩がなんなく演じていた事にもびっくり。最初、水先輩が沖田をやる、と聞いて正直違和感がありました。でも中日映像見た時点では「おおいけるかも」と思って、で実際に見てみたら、ほんと違和感なかった。そのタカラヅカナイズされた沖田を、タカラヅカという舞台で精製されて透き通ってしまったような沖田を水先輩がなんなく演じていた……うわー。なんというかすごいもの見た気がします。で、この「タカラヅカナイズされた沖田」はやっぱりトップさんにならないと演じられないんじゃないかなぁと。トップとして地に足がついたからこそ、全てをなげうってこの「精製されて透き通った沖田」を演じる事ができる。身に着けること、手に入れることを乗り越えてたどり着いた立場だから、全てを手放すことができる。そういうものが相まって「星影の人」が生まれたなぁと思ったのです。そう、水先輩が演じたのは沖田じゃなくて「星影の人」。柴田先生が描きたかったのも沖田じゃなくて「星影の人」だったんじゃないかなぁと思う次第です。
 なんだかんだで、やっぱり名作だと思いました。で、改めて思ったのはやっぱり柴田先生が描きたいのは「男女のロマン」であって歴史ではないんだなぁと。割と柴田作品の歴史背景はおいてきぼりになることが多いと思うし……。余談ながら柴田先生の後援会は西が「ロマンの会」東が「マロンの会」と言うそうです(実話)。
 と言うわけでこれは「新選組」じゃないから、池田屋がああでも(笑)なんだか全然問題ない気がしてきました、いっそアレ、なくても良かったんじゃ(素)。


 ちょっとまとまりなくてすみません。
 で、これも初見の感想とかぶるのですがやっぱり「生きる」という物語だなぁと思いました。「生きてみたいと思ったの」と言う加世にも、泣きじゃくる明里に「生きるんだ」という山南さんにも、ぐっと来る。つうかむっさんほんとそういうのに弱いなぁ。
 で、そんな「生きる」物語を水先輩が中日でお披露目に演じて、そしてその後「死」の物語であるトートを演じて、そしてまた「生きる」物語、『星影の人』を演じている。生と死の狭間を演じる雪組トップスター水夏希、そんな意味でもなんだか感慨深くなりました。そして「次は空中ブランコで生と死の狭間を演じるんですネ!」とまたしても自分でダイナシに!(笑)



 余力があったら他のキャストの話もしたいと思います。ショーの話も。



2007年10月09日(火)
王と麒麟


 全ツの話の続きをしようとしたんだけどー。



 今日はむっさんじゃなくて真のねっ担の人が話をしたいらしい(らしい、て)。



 今朝、スカステニュースの稽古場レポをリアルタイムで録画してたら停止ボタン押すの忘れちゃって、そのまま出かけちゃいました。で、帰ってきたらHDDめいっぱい録画して止まっていたんで、そのまま稽古場レポだけ残して削除しようとして、ふと、この残りの時間で何を撮っていたのかなぁと見たら、ワタさんと夢輝さんのてーすたいるでね…………。
 四年かけて、ようやくプラスでもマイナスでもなく、あの「過去」をニュートラルに受け止めて受け入れることができるようになったのに。その矢先にいきなり「今」の活動が活発になって、ちょっと!何それ!ようやくこっちが落ち着いたのにやっぱりアンタ鬼だ!鬼が目覚やがった!っていう気分でいた昨今(笑、えない)。だからこれは見れないなぁ、見ないほうがいいだろうなぁと思っていたのに勝手にHDDに録画されてやんのー(いやでも録画ボタンを押したのは君だから)。しばしの逡巡の後、見ました。全部。退団後の夢輝さんをちゃんと見るのは初めてです。で、驚いたのがほんと変わっていないのなー、ぜんぜんまんまなのなー。ちなみに内容的には結構ネタ的にも面白かったです。別に問題発言も爆弾発言もなかったし失望することも悲しくなることも全然なかった。大丈夫だった。しかし、全然変わってない、でも全然違う。あの人、夢輝のあじゃなくて、「夢輝のあ」だなぁと思ったのです。クロミツさんがユメキさんとして戻ってきた時に、「何を今更」感はものごっそい感じたんですが、でも今日見てなんかすとんと落ちました。戻ったわけじゃなくて新しい「夢輝のあ」なんだなぁと思いました。本気で言うと「私の夢輝のあは死んだ」(@バレンシア)と。不思議だなぁ、全然変わっていないのに、夢輝のあじゃないなんて。でも「夢輝のあ」ではあるわけで。なんだろう、「二代目夢輝のあ」そんな感じ?
 さて、夢輝さん。今度はどんな「夢輝のあ」になるんですか?
 (でも別に答えが欲しいわけじゃないんです)
 あえて「夢輝のあ」を継いで(いや本人だから)、何になるんだろなぁあの人は。
 そんな事を思いました。

 多分もう大丈夫。だってこの人は「夢輝のあ」だから。私の知っている夢輝のあじゃない。ようやくそこに線を引いて落ち着きました。夢輝のあの思い出だけを持って。でもね、ふっとしたところであの低音の声が漏れたりすると、やっぱり男役の影を追いかけてしまった自分もいてねー(笑)。まあそれも仕方ないわね、と思うわけで。



 わかりにくいけれど、フォローも補足も言い訳もしません。
 つたわりにくいけれど、一言一句間違いない今の気持ちです。


2007年10月08日(月)
「今夜の僕は強いですよ」


(と涼さん声で言うと一気に卑猥に!)(ええ?)


 酔いはさめましたが行ってきました市川(素面の方がもっとたち悪くね?)。
 詳細はまた後でメモろうと思いますが、全ツ恒例ご当地ジェンヌ紹介の話。千葉は水先輩だけだったので「こんな大きな羽を背負って戻ってきました!(組長談)」と大盛り上がり。盛り上がりすぎて、うわーいと舞台を一周するミズナツキ(羽しょったまま)。「千葉、稲毛、幕張、津田沼(中略)東京、有楽町と(劇場に)行っていましたー!」と総武線快速の駅名を連呼して千葉県民ぶりをアピールするミズナツキ(新日本橋を新橋と言い間違えていたと思ったのは私だけか)、「菜の花体操も踊れます!」とアピールするも会場無反応(当然私も知らない)。ええ?知らないですかー?こういうやつー、と横向いておしりぽんぽんな振り付けを披露するミズナツキ(これも羽しょったまま)ちなみに昨日は母校千葉女の皆さんが来ていて「(千葉女は)私のルーツです。どうしてルーツなのかというと、続きはスカイステージの番組で!」と言ってのけてた……相変わらずの自由奔放な舞台挨拶です。ああもうかわいいなぁ!!


(言ってる自分が信じられません)。


 今さらなんですが、水先輩雪組トップになってよかったなぁと思いました。ほ、ほら、御披露目がにょろっとしていた明らかに地球外生物がにショーがなかったから、こうやってわかりやすく「みんなにもりたてられるトップさん」であるミズナツキさんを見るのは今回が初めてなんですよね(大介ショーだから、っていうのも大きいと思う)。なんか、そんな事を水先輩がトップ就任(中日)してから8ヵ月後になって、今更ながら思った訳です。



2007年10月07日(日)
「僕のブームはいつくるんですか!」


 全ツは市川に限る(さんまは目黒に限ると同じ文脈で)(単なる千葉県民のたわごとです)。


 という訳で雪組さん全ツ見てきました。
 とりあえずメモ。

[雪組全ツメモ]

・「星影の人」。実は私、新選組スキーの癖にちゃんと見るのは今回が初めてです。あらすじもあんまり把握していませんでした。で、今回観て思ったのは「これ新選組じゃないな」と。ええっと決して否定の意味ではなくて、なんとなく新選組をモチーフにした物語、あるいは新選組じゃなくても書けた物語かな、と。テーマは新選組ではなくて、「生きる」という事。同じ文脈で水先輩の、というかこの物語の沖田は沖田ではないと思いました。けれどもそれを踏まえても、作品の中で描かれた「生きる」という事にものすごく感情移入しました。人は死を意識した瞬間から初めて「生きる」事を知るのかもしれない、「死」と隣りあわせだった彼ら(新選組)だからこそ、皆生きるという事に真正面からぶつかっていった。普通に生きていれば自覚することない、当たり前に受け止めている「生きる」ということ……ぐぐぐっと唸ったのは言うまでもありません。この辺、もうちょっと後で整理したいところです。

・そんな風にぐっと感動しつつ、玉勇さんが死ぬところで「沖田はんより先に死ねてよかった、残されたら辛くてしかたない」と言ったとき、うっかり「死は逃げ場ではない!」と水先輩が言い出したらどうしよう!と思って自分でダイナシにしてしまいました。

・そんな風にネタにしつつも、芝居もショーもすごく楽しかったです。雪組さんは(というか星組以外は)定点観測はしていないのですが(専従ではないという意味で)、それゆえに久しぶりに目について、その成長を「お」と思う人がちらほらいました。成長というか普段真ん中しか見れていないので、こういう時に若手が目に入って「お」と思うというか。というわけで、デイタイムハスラーの時に「お」と思った紫友みれい君、その「お」は間違っていないと思いました。わたし好みのやりすぎ感(笑)、いいなぁ(と雪組担のトモダチに言ったらマニア呼ばわりされました)。あとやっぱり穂月はるなちゃんが好きで無意識に目に付きます。真波そら君が精悍ないい男になっていてびっくり(今更って言うな)、前は目のくりっとしたカワイイ男役、ぐらいな認識しかなかったので。そんな感じに色々「お」と思った次第です。

・音月桂ちゃんはやっぱり兄属性と確信しました。最初は音月桂ちゃんの持つハートフルな部分が邪魔しちゃって全然土方に見えなかったんですが、途中から俄然線が太くなって貫禄が出て存在感が出てしみじみと感心(そしてそうこうしているうちに前述の「これ新選組じゃないよな」という結論が出たので、基本音月桂ちゃんの今回の仕事ぶりにはオールオッケーです)。

・みずとなは近来稀に見る「リバ主演コンビ」だと思いました。いや、近来も何もないか?(素)。みずとなでもとなみずでも全く問題ありません、となみの中にある女性性と男性性、そして水先輩の中にある男性性とオカマ性がTPOに合わせて切り替えて組み合わせるんだと思います。上になり下になりまぐあうがいい……っ!と本気で思いました。

・で、今むっさんの中で史上最高にミズナツキさんが来ています。うすうす来ていたんですが、今日やっとそれがなんだかわかりました。
「水先輩かわいい……っ!」
 ……。
 ……。
 いや、まさか水先輩にそんな感情を抱くとは(眩暈)。そもそも私、水先輩って特にこれと言って感情を抱いていなかったんですね。いやキライじゃなかったし、カッコいいとも思っていましたが「キャー!素敵」と騒ぐ事もなく「キャー!エロい!」と騒ぐ事もなく、なんとなくずっと道路を挟んだこっちとむこうというスタンスでいたんですが、それが崩壊しました。うわあ、なんかすごい感情を持て余している!と思ったらそれがつまるところ今私が水先輩に対して「かわいい」と思っている、その感情なのだと気付いてかなり愕然としています。いや、自分でも意外すぎて……でも正直ときめいた。いっそ今まで水先輩でときめかなかったのはこのときめきを残すためだったんじゃないかと思えるほどに。生きるときめきを私は知ったのだーみたいな?(歌うな)


(しばらくおまちください)


 めずらしく星組以外で興奮(!)しています。
 とりあえず明日起きて酔いがさめてなかったら、サバキ狙いでもう1回行ってこようかと……いや、やっぱり全ツは市川に限るよね!(それ何の言い訳にもなってない)


2007年10月04日(木)
君には聞こえないのか激しい風の囁きが


 身も心も農閑期です。


 最近のヅカネタといえば、「有明で麻尋と売り子をしている吉野芙○子さんから電話がかかってきて『どうしよう!遼河はるひさんちに千歳飴おいてきちゃった』『何本?』『ろっぽん!』」という夢を見た(ナパー夢スクエア)、というぐらいしか……しかしなんだったんだろう、この夢は(なんか目覚めてから吉野○美子さんに申し訳なくなった)(だって麻尋と売り子したって会話が続くわけないじゃん!)(ええ?そこ?)


 なので、非ヅカ話をします。


[天に輝く五つ星]

 星娘SUPER5の資料集めに、ようつべで昔の戦隊のオープニングを見始めたら帰ってこれなくなりました。実家に帰る度に本棚にみっしりつまっている特撮オタ時代のビデオ(当時は宝物だったのに全く見なくなった)を見て「ああ、趣味が変わる時ってころりと変わるよな」とちょっとむなしくなったりしてたんですが、興味や喰らいつくガッツがなくなっただけで、嗜好は変わっていない(なくなっていない)んだなぁと思いました(大意:やだ今見てもすごい燃える!)(気分的にこっちの「もえ」な気がします)。

 ところで、私の中では特撮って4つのカテゴリに別れます。「巨大系(ウルトラマンとかゴジラとか)」「ライダー物」「戦隊物」「メタルヒーロー枠(古くは宇宙刑事、今はないよね?)」。このうち後者二つが私の守備範囲で実はライダー物は全然知らないんですよね。なんでか、って考えたら私が特撮オタだったころ、ライダーやってなかったんですよ(映画版でZOとかやってたぐらい?)。特撮ジャンルを抜けてからオダジョーで平成ライダーブームが来たので完全にずれているんですよね。今のライダーブームを見るとなんかちょっと乗り遅れた感が、って今更乗るわけじゃないけどね(笑)。いやもしそうだったらえみさんと話ができたなぁと思った次第です(てれびくんのふろくで遊んでいるのをほほえましく見ながら)(わたしもやった)(更に保護者のふりして全プレとかに応募してた)(オタクですから)。
 まあそんな事を考えながら先月末のホットペッパーを見ていたら、キム兄と対談しているのがケイン・コスギだったという話です(さっぱりです)。さとう珠緒がオーピンクだった事は知られているだろうけれど、彼がニンジャブラックだったことの認知度はどれぐらいなんだろう、とか今の格さんがオーブルーだったことってどれぐらい知られているんだろう、とか、つうかそんな事を考える前にこの話題にクマコさんしかついてこれないことに気付け!(笑)

 まとめ:やっぱり戦隊って面白いよね!


 そんな感じで。



 それじゃあ私もどの主題歌が一番かと考えたんですが、甲乙つけがたく。あ、でも作品の完成度は激走戦隊が一番だったと思います(見ていた範囲でですが)。逆に設定はいいのにわりとダイナシだったのが超力戦隊なんですが、それに一番萌えて文庫本一冊ぐらいのSS書いたことがありました。わかりやすく言うと「シークレットハンターでSS書きまくったナパームスクエアの中の人と同一人物」って事です。かわってねえ……やってることぜんぜんかわってねぇ……っ!(笑)


2007年10月03日(水)
何故雲よりも高く舞うのだろう


[ns顧客調査2007あとしまつ]

 総括、というかいくつか面白かったものをまとめてみます。
 

Q5:「○○が読めるのはナパームスクエアだけ!」(少年漫画雑誌風)
 ○○に当てはまるものを考えてみてください。あ、面白さはもとめていないので(笑)大丈夫です。

 そもそもこれを聞いたのが「皆さんウチに何を求めてきているのかなぁ」なんです。面白さは求めていないといいつつ、皆さんがんばって面白みを出してくれようとしたようで難しかったみたいです(笑)。以下力作をどうぞ。

 「面白さと切なさが織り成す感動SSが読めるのは」/「金平糖☆」/「星組がすみからすみまで好きになるSS」/「ヅカSS」/「萌えをくすぐるSS」/「せつないSSが読めるのは」/「かけ算レポが読めるのは」/「やはり金平糖?」/「マイナーカップリングかけざん」/「恋するSS」/「公演二次小説」/「超連結小説(はいぱーかけざんのべらいず)」/「絡みが少ししかないような人たち同士の掛け算」/「星組下級生かけざん」/「低認知度掛算SS」/「壮ひろし横山説」/「マックリスが読めるのは」/「マックス×ジェニファー(本物)」/「しぃちぐ」と「すずやつ」/「どいちゃん語り」/「マリーノニュースが読めるのは」/「大真鳥」/「大真星人のシリアスSSが読めたのは」/「むつみさんの目鱗考察が読めるのは」/「宝塚についての感想でも、宝塚だけの感想にとどまらない所が」/「予習を兼ねての観劇前の知識」/「私が思ってることそのままがわかりやすく読めるのは」/「『むっさんの今』」/「ぐっとくるSSと一緒にリアル女子労働者の汗と涙のドキュメンタリー」/「いたがゆいもの」/「ナイスな星組さん」/「もちろんマシンガンとSSです」/「変態」/「お金持ちでおステキな涼さん」/「ステキにノーマルな涼さん」/「従う涼さん」


 まとめるとSSとかけざんとマシンガンですか(うわあまとまったちゃった)(聞くまでもなかったのか)(笑)。でもいろんな形容詞つけてもらって楽しかったです。なんかたくさん褒めてもらっちゃったよ!(きらきら)。あとは「むしろ他に読めるとこあったら教えてくれ!」と思ったり(どいちゃん語りとかマリーノ語りとか)、マシンガンの女子労働者(うわあなんて的確な表現)ぶりにも反応いただけているみたいで、ちょっと安心したり。
 そんでもって、やっぱり「涼さん」ってウチの主力商品(笑)だなぁと思いました。



Q6:ももかおやびんも気にしてる(笑)むっさんの新しいラバーを熱烈に推薦or無責任に予想してみてください。

 めんどくさいので(笑)集計は取らずにざくっと所感ー。
 最初意外だったのが全然麻尋君の名前がでてこなかった事なんですが(素)、え?あれ?私わかりにくい?(と思っていたら後半から票を伸ばしました)(あとリアルトモダチが当てにきてた)(笑)。それから圧倒的に(!)名前があがったのが大輝真琴君……えっと普通にやくしゃかも?と期待大なんですが、現在は静観中。くるならいつでも来い!って感じではいます(笑)。あと「涼さんじゃないんですか?」「涼さんはだめですか?」とも。やっぱりウチの主力商品!(売れてます!)(笑)。涼さんの事はそりゃあダイスキなんですが、多分ご贔屓にするタイミングを外したんだと思っています。例えば未亡人期に大真くんがこなかったら多分どこかで涼さんに行っていたと思う(真顔)。贔屓にする前にキャラが立ちすぎたとも(笑)。
 星組男子で上がったのは、だいたい普段イジっている範囲だったので、敢えて星組外で上がった人を自分用メモとしてメモっておきます(敬称略・原文ママ)(笑)

 え?壮一帆さんじゃないんですか?/芝居が熱くて面白くて少年からおじさままでできる人でしょう…?誰だろぉ?少年なら詩風くん。おじさまならマリエッタ。面白さならぎんがみ/自分が気になるので、紫峰七海さんを推してみます。/大湖せしるさん(ってか、自分がちょっと気になっているだけです…すみません)/扇めぐむくん(推薦)/宙組さんいかがでしょうか/ひろみちゃんかだいもんは如何ですか!/全ツの土方さんのでき次第で音月桂さん/天羽珠紀/雪男子はいかがでしょうか?/心機一転マメちゃん(日向 燦)とか…蓮水さんにはいつか転がるのかなぁとか…

 結構「私が気になるのですみません」という薦理由が多かったですが、ええ私もよそ様に答えるときはたいてい自分のお気に入りを書きます(笑)。参考にさせていただきまっす!

 その他

>いつだって恋は突然ですよ!(笑)。

 そう!色々ここで言っていても、実際には全然視界に入っていなかったところからきたりするんじゃないかなぁと思っています。


>はばひろくその都度、じゃかすか手を広げればいいのです。

 いやもうすでに広げすぎだと思っています(笑)


>おつらいかもしれませんが、しばらく夜の帝王のごとくとっかえひっかえしていただけるとうれしいです。

 夜の帝王!(大笑)じゃ、それでいきますか!


 でもね、実はぜんぜんつらくはないんですよ。ちゃんとお見送りできたからつらいことなんか残ってないんです。それでもって、今でもやっぱり大好きなん、です、ね(フェードアウト)。





 というわけで、顧客調査統括、これにて〆。かさねがさねありがとうございました。また来年やると思いますので、その時はまたよろしくお願い致します。



2007年10月01日(月)
大地の鼓動が消えかかる


 TCAのルサンクを立ち読みしてきて、で、各組集合ポーズ!な写真の中の星組だけがなんか変なキメポーズ……あっ、トウコさんを中心に椎涼遠紫で星の形作ってる!紫君の手を握っている椎様の手がなんかいやらしいというのはさておき、星娘SUPER5のキメポーズはこれでどうかしらと思ったんだけど?(打ち合わせはよそでやりなさい)(笑)。




 おへんじ。


[伝書鳩返し]

・>中日に来られるなら、名古屋駅からちょっと
 >頑張って歩いて劇場までどうでしょう?
 >ちょっと怪しげな(風俗多し・・・)の場所近辺にある
 >「旧加藤商会ビル」は改修してタイ料理店になった近代建築ですよ。

 引き続き名古屋近代建築萌えネタありがとうございます。ココですね。きゅー(萌える)。外観だけでも楽しそうです。

 
 で、こういうのを登録有形文化財というんだそうですね(六実さんはこういう知識とか教養とかまったくなくただ感性と萌えだけで近代建築に騒いでいます)(にがわらい)。要は中を有効活用して近代建築を守っていきましょう、と。それをキーワードにぐぐったら知らない建物がたくさん出てきてすごく面白かったです。たとえばココとか(今度帰省したらいってみたい)。


・>かれいくん…
 >すんごいショックです…
 >いい味出してるなぁとか思ってたのに…

 いやもうこれは全く同じ気持ちとしか言いようがないです。めいっぱい惜しむ。いとおしむ。


・>『すてきなえんたーてなー』!!
 >いいです、それ今度から私も使います!
 >キメポーズ付きで!(どんな?)

 うえるかむ同業者!じゃ、みんなでひろめていきましょうか!(笑)
 ちなみにそのキャッチフレーズ、私研一(違)の時からつかってました。あと初めてレビューを受けた時とか「レビューDEデビュウ」とかいってました。……基本馬鹿ですみません。こんな馬鹿を拾ってくれた会社でよかったなぁと思います。


・>「4人は同じ愛のキスを受けて育って、同じキスをする」
 >というようなことを飛ばしたんですけど、
 >博多版に配役が変わってもそれは同じというか、
 >セルジオも加わって暖かいキスの嵐が吹き荒れていたというか・・・(笑)

 ああ確かに!(膝うち)自分ではそこまで意識していなかったので、こうやって言われてみたら……な発見はすごく嬉しいです。感想ありがとうございましたー。
 あと、誤字?脱字?指摘ありがとうございます。というかほんと馬鹿ですみません。前回本文でやっていたので、そっちは気をつけていたんですが……もう恥ずかしくて釜に入りたいです(入るな)。遠慮なく指摘してやってください。自分だとほんとイキオイで書いてイキオイで読み返しているので気付かないんですよ(必殺他力本願)(というかどんだけむちゅうでかままわしてんのー!)


・>まさかの琴涼にうっかり鼻血しそうになりました

 いや涼琴は「プラハの春」(おかねもちカプ)に始まる歴史あるカプですよ!(真顔)エルアルコンでも楽しみですね(まりえちゃんに「おんなのひととあそぶなんてふけつー!」と言われる涼さん)(おもしろい)。
 夢乃クリスは自分で書いていても楽しかったです。なんというか彼は素材勝負だなぁと思っています。変にイジらず変換せずにそのまんまで。今までキャラ立たないなぁと残念に思っていたのですが、彼の場合キャラが立たないことがキャラなんだなぁと思いました(今回のはっけん)。




 今日は昼間移動だったのですが、随分黒スーツ姿の学生を見るなあと思ったら、内定式だったんですね。
 というわけで、今日から下半期です。年明けにめいっぱい東宝通えるように、年内にやらなきゃいけないことはちゃっちゃとやるのが下半期、というか年内の目標です。


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