2006年11月30日(木)
くじらぐも


 ヒヅキが谷嫁。
 めでたいことなんですが、すごくさびしいさびしい。
 どうか新天地でヒヅキらしく輝けますように。


++++++++++

 フェットアンペリアルを見ながらしぃちゃんが「女難の相」(しぃちゃんじゃなくてウィリアム)なら紫君は「女装の相」だと思いました。そろそろおとめの特技欄に「女装」って書けばいいと思います。


[ナパームスクエア放牧場]

 同期の美城・綺華の前でダンナ様のことをのろけるあすかちゃん。でれでれなあすかちゃんに対して、つうか俺らがダンナさんの寝起きの顔がすごくかわいいとか聞いてもリアクションしようがないべ?という顔をしている美城君と、つうかどうでもよくね?という顔をしている紫君。小一時間ほどして、ようやくのろけが終わった(でも小一時間黙って聞いていた綺華・美城)(同期愛)。
「もー、あたしばっかり話して、あんたらの話はないのー?ま、早くふたりともあたしみたいな奥さんもらわなくちゃ!だいたいあんたらいつも二人でつるんでて何なのよー、実はデキてんじゃないのー?」
 顔を見合わせる美城・綺華。二人とも真顔で、真剣だった。
 沈黙がながれる。
「や、やだ!ちょっと何真面目に見つめ合ってんのよ!(慌)」

 美城君の心理 →「それやったらウケるかなぁ」
 紫君の心理 →「それやったら無駄に寄り付く女がいなくなるかなぁ」

 利害が一致したのかもしれない(笑)。
 しかしあすかちゃんは大混乱「どうしよう!うちの同期が!更正させるべき?でも愛し合っているのなら(大誤解)同期として見守るべき?」
 悶々としながらダンナさんに相談するあすかちゃん。
 ダンナさんはひとこと
「あっはっはー、それ、おもろいなぁ!」
 そうか、笑っていいとこなんだと、思いなおして気が楽になるあすかちゃんなのでした(そんなオチでいいのか?)。


 多分、あすかちゃんのキャラ立てが間違っている(笑)。




2006年11月29日(水)
わらぐつのなかのかみさま


 客先の都合で、次の仕事に入れなくて毎日ヒマしてます。時間があるんだから、たまっている事をどんどんかたづけていけばいいのに、思うようにいかないようだね(おじさま口調)。そういうときもあるから、受身になっていればいいんだけど、むっさん、じっとしてらんないからさぁ(笑)。


 今日はようやく鳩返しします。ちと重いですごめんなさい。



[伝書鳩返し]

 ねつ造遺跡を下げる、と言ったら意外に反響がありました。そのまま黙って下げてもよかったんですが、私自身が他所様で保存し忘れてくやちい思いをしたりするので(笑)、もしお持ち帰りしたい人がいたらアレだなぁと思って、どうぞ必要ならお持ち帰りください、のつもりで明言したんです。あれ?まだ需要あるの?とびっくりしました、正直。
 で、ありがたくも下げないでと言ってもらえて、すごく迷ったのですが、やっぱりなんらかの方法で、下げる形になるかと思います。ごめんなさい、私個人の気持ちとして、一度けじめというか線を引きたかったんです。
 という訳で、せめてものお詫びにというか微妙にリクエストを受けたので、遺跡に金字塔を立ててきました(笑)。年内はそのままにしておきますので、どうぞー。


 未だに私は夢輝さんの事になると揺れるのだなぁと思いました(随分悩んじゃったらしいよ?)(笑)。大マシンガンでもちらと言ったのですが、わかりにくい人を好きになってしまう私、今でもあの人のことはわかりません(笑)。ほんとありえなかった。でも檀ちゃんもゆってたじゃん「謎は謎のままでいるほうが面白い」って(檀ちゃんじゃない、アデル)。まさに、そんな気分です。
 今でもうまく言葉にならないのですが、今でもやっぱりダイスキです。



・>もし、もしよろしければサイトの隅っこにでも
 >ねつ造遺跡を残していただけないでしょうか?

 という訳で、ごめんなさい。でも思いはものすごくものすごく伝わってきました。
「あの夢のように輝いていた時」は、今でも私の中に色鮮やかに残っているのですから。「過去の彼女の煌めきは」決して消えないものなのだと、きれいごとじゃじゃなくて、心底そう思っていますアタシ。


・>なんとなく、下げ時は来年3月23日瞳子さんお披露目初日なのかなと勝手に思い込んでいて。

 うわー、そんな日付まったく気付いていませんでしたよ!(ムラ行くつもりないので初日のチェックなんてしてませんでした)さすがです。
 84期の彼には是非頑張って欲しいと思います。無駄に郷土愛です(笑)。


・>暫定アイコンにときめいてしまいました。

 あ、でも何もしません!(真飛声)(笑)

・>思わず壮科(そうか)と
 >読んでしまいました。
 >理科とか、〜科とか、科目?
 >そういうカンジで(笑)。

 それでも構いません。横山目壮科横山属とでも(横山横山うるさいよ)(笑)


・タラン寺の蜘蛛の場面について鯱の中の人が教えてくれました。ありがとー。

>あの場面のタイトルは「ラ・プラタ河」で、
>小室さん…タランテラ
>マ−チャン…蝶S
>まこさん…蝶(幻)

 あ、私がまるきり逆でしたな。
 ほんと濁流のショーだよ……ガッツリそこにハマりたいのですが、今週末にはもうマイ楽です(早)。


・>下げると言われた遺跡。。見忘れがないように、じっくり見せて頂く所存です。

 という訳でリクエストと思いましたので、金字塔を立てました(過去の金平糖を覚えていてもらっていて嬉しかったんです)。どぞどぞ。


・>壮一帆部(むしろ壮科部)入会希望です。

 いや、受付はウチじゃないはず(はず、て)(笑)。創部はともかく、引き続き壮一帆さんはイジっていきたいと思っています。イジれるうちにイジっておけー!(ちょっと危機感を感じているようだよ?)(笑)


・>新妻あすかちゃんとダンナ様が普通の(?)夫婦ぽくて和みました。
 >マンション買う時ローン組んじゃう普通さが逆に新鮮ですね。
 >この二人、いままでのドラマチックな生き方にハラハラドキドキしてきたので
 >こんな風に普通に幸せになって欲しいです。

 美城×綺華といいつつ、実は黒猫福井リスペクトテキストでした。ああいうふうにつるっと書けてしまった自分に相当すきなんだな、幸せになってほしいんだなと思っているようです。微妙にキャラ立て間違っているかもしれませんが(笑)。
 あ、あと書き忘れたのですが、旦那様は紫君がもっとおっきくなったらバビル2世ごっこができると楽しみにしているんですってよ!(笑)


・>>その前にねるとんがもう通じないんじゃね?

>これって結構ショックだったりします。

 いやあ、こっちも同じですよ、まだまだですよおれら!(無駄に力が入ります)(笑)。







2006年11月28日(火)
車掌の本分


 そう、私もペネロペといえばコレを思い出しました。いつの間にかアニメになってたんだね。つうか「うっかりペネロペ」て、八兵衛か。
 しかしペネロペにしてもリサとガスパールにしても、あっと言う間にメジャーになったねぇ。


 明日は涼さんのDSのHV版のラストラン、で予約しようとスカパーハイビジョンにチャンネルを合わせたら、番組総合案内みたいなので、宝塚番組特集をしてました。で、ゲストとして笠井アナが来てすごいアツクアツク語っていてかなり面白かったです。司会としてはよく見聞きしているけれど、こうやって宝塚にガッツリ食らいついているのははじめてみるなぁ。
 で、その中で「宝塚は何気にエロいから男性にもオススメ!(大意)」とぶっちゃけていました。でもそんな場面は劇場でオペラでガッツリみたいけれど、そんな事をするのは男性だけなんで恥ずかしいんです、だからスカステの放映を待つんですよ!とも言ってました……いやあ、大丈夫だよ、皆そこオペラで見ているから、見るもんだから(笑)。

 


2006年11月27日(月)
でっかい男はビックマン(まんまだよね)


 Acrossを見ているうちに、最後のビデオ撮り一言アピール大会が大喜利に見えてきました。もちろんワタさんが円楽さん……やまだくーん!むっさんの座布団全部持ってってー!
 あと、今更ながら「少年時代」に大真くんが(早替りの都合とはいえ)出て「いない」ことに、ちょっとぐっときてしまいました。


 Acrossばかり見ているのかと心配されそうなんですが、ちゃんと檀様スマスマも見ています(何がちゃんとなんだか)。
 男前な喰いっぷりにほれぼれしました。男前檀麗(男前豆腐と同じ文脈)(意味がわからない)。
 武士の一分が楽しみです。檀ちゃんもさることながら向井博士(笹野高史)も出ていますからね(誰だよ)。カレンダーと来月の仕事(ようやく来月から新しい職場になりそうです)の兼ね合いを見ながら、どの水曜に行くかを計画中(当然のようにレディースデイ狙いですよ)。



 鳩返し、もうちょっと待っててください。



[ナパームスクエア実験劇場]

バウ・ミュージカル
『Hallelujah(ハレルヤ) GO!KON!(合コン)』


  アメリカの田舎町。学校を卒業してからというもの、これと言った目標も持たずに、ただ毎日を楽しく過ごしている青年デニス。彼の唯一の趣味は夜毎仲間たちと通い詰めている「合コン」である。
 ある日、デニスは「合コン」仲間から有名なテレビ番組が「ねるとん」を開催することを知らされ、心を躍らせる。この「ねるとん」に出場し「おねがいします」で「ごめんなさい」されないと、彼女ができてラブラブハッピーという賞品が用意されている。刺激のない田舎町に飽き飽きしているデニスはこれに飛びつくのだった。
 その夜、彼はいつものように仲間と連れ立ってこの町でただ一軒の居酒屋へと繰り出す。3ヵ月後にはここが「ねるとん」の会場となり、そしてそこで優勝する自分を夢想してモテとしての飲み方と合コンシュミレーションをするデニス。そしてこの夜、彼は魅力的に呑む女性と運命的な出会いを果たすのだった。彼女の呑みっぷりにつられて呑むデニスは初めて息の合ったパートナーを得た感覚に酔いしれ、いっそ義兄弟の契りの杯を交わしている気分になりただ呑み続ける。しかしそんな彼の前に恋人であるモニカが遅れてやって来て二人は離されてしまうのだった。
 その夜以来デニスは、結局話すことも出来ずに別れてしまった彼女のことを、毎晩のように呑みながら探している。そして恋人であり、一緒に「ねるとん」に出場することを信じて疑わないモニカも、段々と彼が変わっていくことに気付き、落ち込むのだった。そんなモニカを励ます合コン仲間のブライアン。二人の距離は少しずつ近くなっていく。
 初めて杯を交わした夜から一ヶ月、デニスの前にあの夜息を合わせて呑み競った彼女が現れる。二人は呑んだ、激しく呑んだ、話すことも忘れて呑んだ。そして時間は12時前。一升樽も底をつき、漸く彼女に話しかけようとするデニス。しかし彼女は「ごめん、用事あるわ、これだけで足りる?」と律儀に3000円を置いて慌てて帰ってしまう。またしても彼女の素性を知ることの出来なかったデニスではあったが彼は確信している。彼女以外に自分の飲み仲間はいないと。
 そんなある日、思わぬ場所で、デニスは彼女と再会することになる……。


+++++++++
 っていう話をおごりんとしていたんですが、ダメだ、実際書くとあんまりおもしろくないや。
【問題点】
・彼女がいるのに合コンに行くデニス
・つうか彼女と一緒にねるとんに出るデニス
・つうか途中から「合コン(彼女探し)」から、「共に杯を交わせる俺とお前は大五郎な相手を探す」に目的が変わっているし
・その前にねるとんがもう通じないんじゃね?


 ああー、呑みたくなってきた!(寝ろ)。



2006年11月26日(日)
東京迷子


 Acrossを見ているとあの「著作権上の都合で楽曲を差し替えています」にどうしても引っかかる。いっその事「性別を差し替えています」とか書いてしまえばいい(間違ったことは言っていないよ)。


 こんな記事をみつけました。

 流れ星はどこに行っちゃうの?

 これに対するパパママの回答がほのぼのでいいのですが、これに対して科学的に正しい答えも用意されています。ふんふん、と下の方まで読んでいくと
「流れ星を捕まえよう!」

 ええ?(捕まえられるの?)(捕まえたいのか?)



 まだ二週間しかたってないなんて、信じられないや。
 どうせ今までも晒してきたから、今の状態も素直に晒すとなんだか「つまんないでごんす」(南海まり口調)(どこの南海まりさんだか)って感じです。そりゃああんだけ遊んでいたおもちゃがなくなっちゃったんだもんなぁ……悲しいとも寂しいとも違うこの気持ち。
 まだ二週間だけれども、いろんな気持ちがまだまだ渦巻きます。
 でもそれもまたイヤな事じゃないと思う。
 もうちょっとぐるぐるするんだと思います。遠まわしに見守っていてください。



 たとえばこういうのも↓


[ナパームスクエア実験室]


 新築マンションに引っ越してきた新婚さんのあすかちゃん。けれども旦那様は毎日忙しくて、新しいおうちにいるのはちょっと寂しい。なので猫を飼うことにしました。
 そしたらちょうど、お隣の美城君が子猫をくれました。黒猫子猫、旦那様も気に入ったその猫は「紫」と名づけられました。
 あすかちゃんと旦那様はそれから幸せにらぶらぶに暮らし、子猫はすくすくと大きくなり、大きくなり……大きな黒豹になってしまいました。
 実はお隣の美城さんはサーカス団の人。生まれたばかりの黒豹の子供を巡業に連れて行けないと、体よくおとなりのあすかちゃんに預けてしまったのです。だ、騙された!憤るよりもパニックになるあすかちゃん、どうしよう、このマンションペット可だけど、黒豹は大丈夫かしら?つうかこの黒豹が他のひとに危害を与えたら一家ともどもマンションを追われてしまう!35年ローンを組んだこのマンションを!しかし旦那様は「そうかー猫にしては大きいと思っていたんだよーははははは」とあまり気にしていません。なのであすかちゃんはただひたすらに紫君の存在を隠すことにしました。手放すには愛情も愛着もあるのです。
 ある日、更にお隣の夢乃君が回覧板を届けに来てくれました。ちょうど紫君は玄関で寝そべっていました、
「あの、奥さん、前から気になっていたんだけど、これ、猫っていうかくろひょ」
「猫です!」
「いや、でもどうみても」
「猫です!」
「え、でも」
「猫なんです!!」
 そう言って押し切りました。
 またある夜、その夜はやたらに紫君が遠吠えをするので、下の部屋に住んでいる柚長さんがネグリジェでナイトキャップつきで怒鳴り込んできました。
「ちょっとうるさいじゃないの!」
「すっ、すみません」
「やっぱりあの猫、くろひょ」
「猫です!」
「だってあんなに大きいし」
「猫です!」
「だいたいあんな風に遠吠えするなんて!」
「主人です!!」
 ちょうどそこに来た旦那様、
「わおーん」(上目遣い)
 ちゃんとあすかちゃんに話を合わせてくれました。
「わおーん」(こびこび)
「そ、そう……なら仕方ないわね」
 なぜかこのマンションの人はみんな旦那様に甘いのです。
「助かったわ、ありがとう」
 柚長さんが引き下がって一安心のあすかちゃん。その時、また紫君が遠吠えをしました。
「もう!紫!少しはこっちの苦労をわかろうって気にもならないの?」
「いや、別に紫には関係ないことだし」
「ああああああもうあのサーカス団長、今度戻ってきたらあることないこと噂流してムラハチブにしてやる!」
「それよりも、あすか」
「え?」
 また紫君が遠吠えをしました。ベランダの手すりに器用に乗り、月夜に向かって吼えています。
「あいつが吠えるの、いつも満月の夜なんだよな」
 言われてみれば、いつも紫君は夜空のまんまるな月にむかって吠えるのです。その遠吠えはどこか寂しそうで……
 ぎゅ、と旦那様が後ろからあすかちゃんを抱きしめました。その寂しいと言う言葉を敏感に感じ取ってくれたのです。
「あいつにもなんか理由があるんだよ」
 真冬の夜空に煌々と輝く満月を背負い、暗闇よりも深い漆黒の身体のしなやかな獣が吠える。開け放った窓からの寒さも忘れて、あすかちゃんはそれを美しいと思いました。


 しなやかな野生よ、おまへはそらにむかってはかけあがれないのだから


 旦那様がぎゅうっとあすかちゃんを更に抱きしめました。寂しいとあすかちゃんが思った分、抱きしめました。
「寒い」
「……そうね、もう寝ましょう、紫」
 あすかちゃんがそう声をかけると、紫君はぴくん、と耳を立てあすかちゃんと旦那様をみつめ、そして何事もなかったようにしゅたっと、手すりから降りて部屋に戻ってきました。
 あすかちゃんは紫君を抱きしめました。紫君はちいさく、猫のような泣き声を立てました。
「あったかい」
「ずるいずるい」
 旦那様はあすかちゃんを押しのけて紫君を抱きしめました。
「おお、あったかいあったかい」
 まんまるな月が少し傾き、マンションの窓からまっすぐに光が差し込んできました。それに照らされた黒い獣と、それを抱きしめる旦那様、それもまた美しいと、あすかちゃんは思ったのでした。




++++++++++
・マンションのオーナーは涼さんです。
・マンションの管理人はしぃちゃんです。毎日廊下の掃除をしてくれます。紫君は何故か管理人さんにだけはなつきます。
・夢乃君は「回覧板が似合いそう」という理由だけで登板しました。
・柚長は柚長以外思いつきませんでした。
・続きはありません。
・という訳で六実さんの中では引き続き美城れんがアツイのだと思ってください(え?そこから派生?)


2006年11月24日(金)
サキュレント


 グラフを立ち読みに行った本屋でみつけたキネマ旬報のだんれいお姉サマ(涼さん表記)のグラビア(違)に惚れ惚れと見とれてきました。いい、美人はいい。でも肝心のグラフはなかったよ、歌劇はおろか朝海ひかるメモリアルまであるのにグラフはなかったよ(しょんぼり)(買えよ)。


 基礎宝塚力が落ちたなあと思う今日この頃です(何それ)。




2006年11月22日(水)
僕ら限られた時間をそれぞれ預かってるから一秒も無駄にせず楽しもう


 ダンディズムとはなんでしょう?(リプライズ)
 それは単なるおしゃれではなく、こういうのかもしれません(だって「おとこのおしゃれ」だよ?)(笑)
 行きたいなぁ、マインドのついでに行けるかなぁ。



 あやかゆかり君(誰だよ)おたんじょうびおめでとう。


 というわけで、今後ナパームスクエアは美城×綺華を提唱していこうかとおもいます(そんなにファラオ新公が楽しかったか)。
 遠くへいってしまったアイツの事を思っていると、いつのまにか隣にこいつがいる。
「何?」
「別に」
「何でいるんだよ」
「だから別にってゆってんだろ?」
 アイツがいなくなった空白は埋まらなけれど、
「気ぃつかってんの?」
「別に」
「なんだよ」
「お前こそ、なんだよ」
 こいつが今隣にいてくれる。


 そういう感じ。空気みたいな存在感?
 これを具体的にあらわすとこうなります。


【ショートコント:こはるびより】

 それはある小春日和の日
「なー、茶でもしてかない?」
「いいよ」
 と言ってゆかり君は庭にゴザを広げて、美城君はお茶菓子を用意して茶を入れます。
 枯葉舞うインディアンサマー。無言で茶をすすりあう二人はまるでお達者クラブ(最近言わないなぁ)のよう。
 それをみつけたあすか姫
「ちょっと、あんたら何たそがれてんの?老成してんの?つうかそこウチの庭ー!」
 やだやだ、我が同期ながらなんてじじむさい。と思っていたら
「あ、あすかおいでよー、塩大福食べるー?」
「!」
 見ればそこには最愛の夫の姿も。てっきり隣のおじいちゃんかと思っていたのに(ナチュラルになじみ過ぎて気づかなかった)。
 でもそんなところもすきなの、と思うあすか姫(しんこんさん)でした。



 話ずれてる(笑)。





 あたらしいたのしみをみつけるのにひっしみたいだな(いやみたいじゃなくてそうなんだろうよ?)



2006年11月21日(火)
I should tell you、愛してる


 ハリがなくなった(主にお肌に)(主にって事は他にもあるな?)


 週末はもりだくさんでした。とりあえず雪組さん初見ー。


[壮一帆部(仮)]

(この「(仮)」は仮入部の仮でも仮設立の仮でも)(どうでもいい)。

 「やっべ、壮一帆さんイジれなくなった」
 何が一番言いたいかってコレです、コレ。全ツアンドレは幻じゃなかった。完全に横山臭を消してるよ!……ビビった、なにそれ、花組行くための前哨戦?でもアレで花組いったら末恐ろしい……平たく言うと「やだ素敵じゃないの」って事なんですが(もう最初から平たく言ってください)、寂しいのも事実だな。もうほんとショーの中詰めまでお笑い番組にゲスト出演したゲストにフィリップに「ボケて!!」って書いて見せているADな気分でいっぱいでした(笑)。
 あと今回面白かったのが、ショーの冒頭で「自分自身以外のものに追われる壮一帆」が見れたことです。必見。つうか自分自身以外て!(笑)。
 五峰のアニキを相手に対等に渡り合っていたのがすごく新鮮でした。あの自信満々ぷりが気になります(笑)。ちなみに舞台写真(五峰のアニキを抱きしめているやつ)はショーを見る前に購入済です。
 壮ひろみは軽く本作れると思いました。


[壮シナ愛好会](5人集まれば部に昇格)

 ムラに先鋒登板(違)していたクマコさんから「シナ壮だよ!」と聞いていたのですが、そんなショーの冒頭は壮一帆さんの追われるものっぷりとしなぼんの毒(というとり擦り傷)(は?)っぷりに驚いて、壮シナカウントはできませんでした。むしろ大階段前でのデュエットの方が壮シナカウントです。「デスクー」って言いながら壮一帆さんの周りを回っていました。ああカワイイ。
 というわけで、暫定ですが壮シナアイコンを作りました。後でできれば作り直します。でも今回は何もしないと思います。SS書く暇がなければとりあえずアイコンつくってかけざん自己主張すればいいと気づいたので(気づいても)。


[堕天市にあるタラン寺]

 お芝居もショーも「つ、つめこみすぎ!」です。むみゃむみゃもう食べれないむしゃむしゃ(食ってんじゃん)。
 いまさらですが結局ケーコたんは吉正と変んないなぁという印象を強くしました。個人的には光のパ・ドゥ・ドゥで終わりにした方が、観客に結論というか余韻を残す(ゆだねる)形でいいんじゃないかと思ったんですが。現時点ではルシファーは子供、という認識です。人間味あふれているというより、子供。母の手を求める子供。
 プログラムを買いそびれたので、ENAKのステージグラフで補足しました。「分かったような気持ちになる」そうか、「分かったような気持ち」か(笑)(笑っちゃダメですかね)。
 ショーで一番印象に残ったのが、ありさみほおねえさまのちょうちょとコム蔵さん蜘蛛のとこ。蜘蛛の巣に絡めとったちょうちょに恋をした蜘蛛はその網を緩めたくても緩められない、みたいな趣旨だったと思うのですが。で、そこに出てくるまーちゃんの蜘蛛は解き放つことのできたちょうちょ(恋するもの)の幻想?で、これを見ながらぼんやりと思ったのが、ちょうちょへ恋した蜘蛛の愛情表現がその柵を解き放つことななら、蜘蛛が蜘蛛に恋したらどうなるのだろうかと。互いに互いを絡めとって、互いに互いをときはなつこともできず、まぐあうように喰らいあう……タランテラ、というかこれが最終的な私の中のこむりら感になりそうです(ええ?)。捕食しあうコンビ、平たく言えばリバOK(平たすぎ)、それは互いに攻属性と受属性を持つからという理由ではなく、互いの同一感から生まれるもの。同一感があるから、どちらが上でもいい。一緒だからどちらがどちらでもいいし、どちらがどちらでなくてもいい、異性にして同性、そして無性(性別がない)、こむりらってそんな感じ。


(むっさん起きて!)
(起きてるよ?)


 それにしても雪娘の層の厚さに脱帽です。花帆杏奈ちゃんとりさりさがシンメで出来たときには「まだ(こうやって使うことのできる)娘役がいるのか!」とびっくりしました。いい、雪娘はいい。花帆杏奈ちゃんの頬のラインが好きです、りさりさの娘役らしからぬキザりが好きです。すっげあの子スタイルいい!と思うとたいてい愛原嬢で、なんかびょんびょんゴム鞠みたいなイキのいいのがいる!と思うとたいていあさきゆめみおねえさまです。ああ、あさきゆめみおねえさまチョーかわいい、大好きだ。


 あと、今回は音月桂ちゃんの成長っぷりに目を見張りました。お芝居、すごくよかった。ああこんなに大きくなってと思って、そうだよな、もう84期だから研9だもんな……(わかりやすく何かがよぎったのはおいておきます)。でもショーは相変わらずのキム(あはーん)でした(笑)。そこにウケつつも(ウケるな)、そのキムのキムたるアレが十分コントロールできるようになったと思うので(以前はほんと駄々漏れしてたから)、ほんとがんばってほしいなぁと思います。がんばれのすっこ



 ハリを戻したい(主にお肌に)(主にって事は他にもあるな?)



2006年11月17日(金)
私はあなたにふさわしい


 今、私の中で流れ板麻尋と美城れんが熱いです。
 この間、おもしろいからとファラオ新公のゆかり君のパキ(本役・大真みらん)を見たんですが、パキを捕まえるおやじさんが美城君でした。ツッコむところで「すっぱーん!」なものすごいいい音たててゆかり君の頭叩いてました(思わず本公演と比較)(あんな音してなかったよ)。さすが同期、容赦がない。男同士の友情、ドツいてナンボだ。


 つうか何毎日出てきているんだか(寂しいんだろ?)(うん)。
 でもそういうのを書き留めておきたいなぁと思う気持ちもあるのです。からっぽな鳥小屋を掃除することは、決して悲しいことではないのでね(大真のおじさま口調)。

 
 近いうちにサイトの大掃除もします。コンテンツを縮小、というかねつ造遺跡は下げる予定です。いい区切りがついたので。


 週末は雪組さんとRENT行ってきます。たのしみー。


2006年11月16日(木)
傷跡に非ず


 リニューアルしたモバイルタカラヅカでポイント表示の不具合(宝ポイントがPポイントになって表示されていた)とか。私もあれ?て思っていたんだよね、減ってたから。厳密には表示の不具合ではなくて、データ移行の不具合だよな。宝ポイント自体がなくなった訳だから、と思わず裏を考えてしまいました。
 しかし私は着メロの再ダウンロードができなくなった(当月のみOK)となったのが解せないのですが。今までできたことができなくなるのはある意味デグレードだと思うのですが、が、が。

(どうでもいい話だなぁ)


[伝書鳩返し]

・>うわっ、昨日オゴさんちで見た昼メロ風1カットが、
 >もう今日六実さんちでテキスト化されている…!

 早速の反応ありがとうございます。二日にわたってピュアにもヨゴレにも反応してもらえて嬉しい限りです。さすがはうちのお客さん(笑)。
 ふあひよ東宝楽はやっぱりスカステでしかはいらないですかね……昔は「東宝の」ラストディビデオが出ていた気がしたんですが、今はどうなんでしょうか?


・>サエコさんはあちこち行ったけど、マリコさんをみて育ったのがよくわかる役作りだったな、と思います。

 ごめんなさい、本気でこの話題がどうして大真鳥からきたのかわからないのです(……)。気付いていないところがあったら教えてください。

 が、話題そのものには反応しますよ!なるほどなぁと思いました。実は麻路さきさんの血はさえちゃんに続いていたのですな。ちなみに昔は麻路さきさんの血は絵麻緒さんと通して立樹遥さんに流れたと思っていました(今は……その判定はないかなぁ)。
 そろそろ知らない人もいるかと思うのですが、ナパームスクエア前身サイトには麻路さきさんコンテンツが存在しておりました。私も「ザッツ・男役」なマリコさんが大好きでした。





 からっぽということは、これから何かを吸収できるわけだから、別に慌てることはないな、と今日ぼんやりと思いました。


2006年11月15日(水)
過敏なフラワーベース


 思いもかけずに想像以上の空虚感を味わっています。
 なんでだろう、この一週間はともかく、そんなに大真大真していたわけじゃないのに(自分では)、そんなに時間を裂いていた訳でもないのに(自分では)、舞台はともかくオフはほとんど興味なかったから、何時だって農閑期はすっぽりとその存在を忘れていたのに(自分では)。……なんというか、物理的な時間とか空間とかお金とか(笑)じゃなくて、論理的に存在が大きかったんだろうなぁ。キロとかミリとかグラムとかそういう単位で測れない(測れないぐらい大きい、ではなく測るための単位がないという意味で)ものだったんだろうなぁと思っています。

(いや単に「自分では」そんなにと思っていたものがそれなりだったてことじゃね?)(……かもね)

 そんな事をからっぽの鳥小屋を掃除しながら考えてました(大真鳥は飛んでいってしまったよ)(ふと掃除をしながら黄色い羽をみつけてしまいました)(……とりあえず頭に指してみました)(「きてよー男ー」(ローラコス))。……どうやら君も相当に小芝居する癖がついてしまったようだね(大真のおじさま口調)(いやむっさん元からだ)。

 でもネガティブではないよ。

 でも寂しいので馴れ合うことにします。



[星組愛の劇場](昼下がりのメロドラマふぃーちゃりんぐ煩悶道場)

「ちわー、三河屋です」
 香月が夫と暮らすマンションに出入りする三河屋麻尋、一見幼く見えるこの青年に香月は好意を覚える。
 夫は一流商社のサラリーマンで何不自由ない生活を送っていたが、専業主婦の単調な生活にも飽きていた。
「麻尋君はどこの出身なの?」
「富山です」
「そう大変ね」
 いつしかそんな気軽な会話を交わすのを楽しみにしていた香月。
 麻尋は続けて聞いた。
「奥さんは?」
「あたし?あたしは鹿児島」
「やっぱり」
「え?あたしなまってる?」
「いや、そうじゃなくて、奥さんはここの人じゃないと思ったから」
「そう」
「奥さんからは、どこか異邦人のにおいがする」
「え……」
「僕とおんなじ、どうしても、なじめない、混じれない。余所者だから」
「……」
「僕とおんなじ、寂しそうだから」
 何不自由ない生活を送りながら、かすかに感じていた孤独。そして太陽のような夫の隣にいることの後ろめたさ。
 なぜ、あの人は私を選んだのだろうか?
 愛されていると知っていながら、消えない疑問。太陽に照らされれば照らされるほど、あたしの影は濃くなっていく……。
「……さびしいの?」
「奥さんが」
「……さびしい、の?」
「僕が」
 麻尋の手が、香月の手の上に重ねられた。


++++++++++

 正しい設定は温泉旅館の主人(しぃ)、その若女将(香月)、流しの板前(麻尋)です(言われても)。こんなのがつるっと漏れるあたしって……やっぱり金平糖釜はすごく元気だ。
 ついでにおごりんちに出してきたあのテキスト(素敵なイラストありがとう!)は前楽に行く電車の中で書いていました。……すごくすごく元気だ(笑)。



2006年11月14日(火)
忠誠心の著作権


 終わっちゃったんだなぁ……。




 しかしどうにもこうにも、感情をぶちまけすぎてしまっている気がしてます。「ジスイズアペン」「これはペンのようだね(おじさま口調)」、と言わんばかりのあるがままにありのままに(その比喩わかりにくい)。ごめんなさい。……普通はあんまり言わないことなんだろうなぁと思いつつも、それが今回の私のスタンスでした。今、思っていることを言葉にしようと。後で違うことを思ったとしても、今思っていることを。ただ私は感情より言葉が走っちゃう性質なので、それがちょっと時間をおくと全然違う言葉に変ってしまったり。それに自分でびっくりしたり、後でそれを再認識してしまったり。……いや、言葉が変るんじゃなくて、気持ちが変るから、言葉が変ってしまうように見えるのかもしれない。気持ちは、変っていくものだから。っていうのをやっぱり前に誰かに言った事があるな……(またしても自分に言葉がかえってきた)。


 気をとりなおして。


[星組千秋楽周辺メモ]

・美城のおじいちゃんのおイタに「シルバー・ハラスメント」という言葉が浮かびました。略して「シルハラ」。老人であることを逆手に取って詰問されたら「は?最近もうろくしてのー」と言い逃れます。関連して「しぃちゃんハラスメント」略して「しぃハラ」。「もう!しぃちゃんさんたらどこ触ってんですか!」「ごめんごめんぶつかっちゃった!あははは」と太陽の笑顔で何事もなかったように力づくで押し流してしまう(そしてさわやか過ぎてそれ以上責められない)という技です。つうかそれどっちも単なるセクハラです。

・楽近くはふありを一生懸命観ていました。もうすんごくやわらかい突き抜けたいい笑顔を見せてね……。ああ、幸せなんだなぁと思える笑顔でね……。楽日はショーの星娘ぐるぐるの場面でチョーカーに花つけているのを観てぐわっと来ました。どうしてああいうのにぐっときちゃうんだろう(退団するからだよ)。

・楽日の「恋する男はドンキホーテ」で、しぃちゃんがオレンジの、涼さんが黄色のバラを胸につけて出てきたんですね。あ、と思ったら案の定ふあひよに渡していた。そのバラをもらったふありはびっくりしてた。不意打ちだったのか、ついいつもと同じリアクション(しぃちゃんとちょっと絡むもすぐ突き放されて「もー!」って顔して「ま、仕方ないか」とすぐに気を取り直す)をしかけちゃって、花をもらってうれしいのにすごい微妙な顔になっちゃっててちょっと可愛かった、でもその後踊りながらバラに向かって微笑んだりして「うれしぃ」な感じで踊っててほんともう可愛かった可愛かった。

・そんなふありに組からの花を渡したしぃちゃん。渡した後に、何か耳元で囁いて、それにふありがぐっときて下向いちゃったんですね。しぃちゃんアンタ!何ゆったんだ!何ゆって泣かしてんだ!萌えた!(え?)

・カーテンコールの退団者挨拶で「トランクを引っ張っていきます」と言ったふありに皆かわいいーとリアクション。しかしその上をいったのはその後のひよりの挨拶、あの声で「しあわせです」に全員(舞台上も客席も)総崩れ、ああ、ひより可愛いな可愛いな。

・そんなひよりは前楽のくみちょさんの退団者紹介で物真似されてました。「私が元気ないとか、しんどいなーとか思っている朝に限ってひよりちゃんに会って『おはよーございまーす』(物真似)ときて……ああ、がんばらなくちゃな!(半分自棄顔)(笑)と思いました」と。

・くみちょのこういう紹介とはあいさつ文はいつもいいなぁと思っています。印象的だったのが、しのぶさんの紹介。前楽では、今まで何度も組んできて、一番最初にガッツリ組んだときは可愛い可愛い妹役で、そんな彼女が退団公演では私の愛人になってしまいました(笑)、私は幸せにできなかったので、どこかで必ず幸せになってほしい、と。そして楽では多くを語らず思わず涙ぐんでしまったくみちょ。すんごくあったかくなりました。
・さよならショーのソーランのゆかり君がすごい「ゆかリーゼント」だった(あれ、リーゼントって言うのかな?)。前楽よりも更に高く!な感じで。

・さよならショーのワタさんの「アン・ドゥ・トロワ」、ベルばらという括りがないせいか、そういう様式美とかじゃなくて、シンプルに白燕尾だったせいか、ものすごく突き刺さる歌い方だった。それがすごい印象に残っています。

・組カラーというものが(組というこだわりが)薄れてきた昨今、結局組カラーはトップさんのカラーになるんだなと思っていました。でも今の星組のカラーはワタさんと皆で作り上げたものだなぁと強く感じました。Acrossの時にも言ったのですが本当に湖月農場のおいしい野菜たち、というイメージです。ワタさんという太陽の光を浴びて、ワタさんという雨の恵みをうけて、ワタさんという大地の土壌に根をはった。そんな感じがしています(意味がわからない)。


[伝書鳩返し]

>最後の1ステージまで、きっと最高の“大真みらん”さんでいてくださるのだろうなと思いつつ、

 その通りに、最後の最後まで最高の「大真みらん」でした(断言か)(うん)。
 「未練でも後悔でもなく惜別の涙」あ、本当にそうだなと思いました。なんだか一緒に泣いてもらえたみたいで、どこか嬉しかったです。
 「なみだで洗われたまなこはきよらかでふかい」って相田みつを氏も言っていました(今日立ち読みしてみつけましたこの詩を)(買えよ)


>六実さんが「大丈夫じゃなくて」、あんしんしました。

 あ、そう言ってもらえてうれしいです。ひかないでいてもらえてうれしいです。ほんとに恥ずかしい限りなんですが、でもあれほんと紛れもない事実なので、そう受け止めてもらえてうれしいです(はにかみ)(そこはにかむとこちがうから)(笑)。本当に、私も胸はって「好きだった!」って言えますよ!そういうお見送りができたな、って思っています。








 やっぱりぽっかりとあいちゃった場所があるのをひしひしと感じています。
 でもそれはそれでいいや、うん。


 まったりやっていきますよ(そう言ってむっさんがまったりだったためしがない)(笑)(いつだってハイテンションだ)。



2006年11月13日(月)
あの人、シューティングスター、そして一番星


 朝起きたら泣きはらした目で、わたくしの奥二重がぱっきり現れて二重になってました。そのまま!そのままで(笑)



 大真みらんさんを見送ってきました。
 たくさん泣いてたくさん笑ってたくさん萌えて(そこも大事なのぉ!)(笑)、たくさんの幸せをもらってきました。


[大真当番日誌]

 とはいえ、千秋楽報告ではなくて、まるきりある大真当番の千秋楽ドキュメンタリーです。


 退団公演の千秋楽って、劇場中が一種独特の雰囲気になりますよね。
 あれに私は完全にのまれてしまって、正直、おかしくなってしまいました。すごく変な気分。
 舞台が始まってもそれが消えなくて、なんだかすごい混乱してました。
 あれ?私大丈夫だと思っていたのに。昨日の前楽で思いがけずに小学三年生に笑わされて、この調子で千秋楽を迎えられると思ったのに、なんだかおかしい。もしかしてまた大丈夫じゃないんだろうか?ずっとここでマシンガっていたことも、実は本当は違うんじゃないだろうか?全然整理できてないんじゃないか私?
 それなのに、芝居はどんどん進んでいく。集中しなくちゃ、と思うのに、全然集中できなくて、だんだん気持ちも悪くなってきて、劇場を飛び出したい気分になった。自分が今まで言ってきた言葉を反芻しながら、お願いだれか私に大丈夫だと言って!と。
 そんな調子で芝居がおわってしまって、ああ私なにやっていたんだろうか?最後なのにこれで最後なのにと更に凹んで。

 幕間にちゃらさんに会った時に、聞いてみたんです。「私、大丈夫かな?」と。大丈夫と言ってほしくて。ところが彼女の口からでた言葉は「大丈夫じゃないよ」と。でもその後に言ってくれた言葉が「大丈夫な訳がない、大好きなものがいなくなるんだから」みたいな事で。それを聞いて目からウロコがおちた。ああ、そうか、大丈夫じゃなくていいんだ。大丈夫じゃない自分を責めていたけれど、それは決して負の感情ではないんだよ、とも言ってもらった。それに随分救われました。
 その時にもうひとつ、思い出したこと。ゆなひこ君が「別れは悲しいことじゃないって言うけれど、そんまきれいごとじゃなくて、やっぱりいなくなるのは寂しい」という事を言っていて。それに私は「いいんだよ、寂しくて当然なんだから、当たり前なんだから泣いていいんだよ」という事を言ったんです。……彼女のその時の状態が、まるきり今の私の状態なんだと気付いて、そしてその時自分が言った言葉が帰ってきた。……やだな、私、本当は自分で言ったこと、自分でわかってないんじゃないかと苦笑。でもその時はそう思ったし、やっぱりこうやって帰ってきたんだから、嘘ではないんだと。
 (名前だしてごめんなさい)

 言葉って怖いと思いました。
 でも言葉のちからってやっぱりすごいなぁと。

 結局、一言で言えば、5日の時にきたものと同じものが第二波となってやってきただけなんですが(笑)。それに対して出てきた結論も一緒。でもどう考えても楽しかったし、幸せだったし、幸せだよな、と。最後の最後でそんな厄介なことを抱えた自分ですが、でもそんな風になるぐらい、好きだったんだよ。そんな風になっちゃうぐらい、大好きだったんだよ。だからそれもらしかったかな、と思っています。

 ショー以降は落ち着いて観ていられました。号泣しながら、笑いながら、けれどもそれをちゃんと自分で受け止めながら。




 千秋楽の大真みらんさんは本当に「大真みらん」で。本当に言葉にならないぐらい素敵でした。

 サヨナラショーのソロに込められた思いが伝わってきて。楽はてっぺんの方から観ていたので、ホリゾントの星空はそんなに見えなかったんですが、舞台上に落ちたフィルター越しの光の破片が綺麗で、舞台の全てのものが大真くんに注がれて、大真くんから劇場を埋める何かが生まれていて

 ボレロの黒燕尾にはただ美しいとしか言えなくて、見納めるように、指先からつま先までじっと見つめていました

 組長さんが読み上げる退団者挨拶で「Acrossで「大真みらんここにあり」と思えるほどの場を与えてもらえて退団を決めた」と言っていたのに本当に「大真みらんここにあり」だったねと、思ったり

 名前を呼ばれて「はーい」とももちゃんで返事をして、でも挨拶をするときはしっかりと「大真みらん」で

 組からのお花と同期からのお花、で美城君とますみさん、どっちから先にもらわなくちゃいけないかなー?どっちか先に近づいてくるかなー?ときょろきょろして、あ、ますみさんが先だと、気付いた瞬間、ますみさんの方に向かってぴょん、と跳ねて身体の向き変えて。それが余りにも鳥みたいで笑っちゃって

 退団挨拶で、別れることが辛くて辛くて身を引き裂かれるようと言っていた。そんな風に今思っていることをありのままに伝えて、でも「幸せでした」とありのままに伝えてくれて

 驚いたのは、大真くん、挨拶が終わって他の退団者挨拶を聞いているときに泣き出したんですよ。涙ぐむ、程度じゃなくて、手をつかって何度も何度も涙をぬぐう位に泣いていた。あの場所であんな風に泣く人あまりいないよ、でもそれがすごくらしかった

 泣いたまま、最後の「フォーエバータカラヅカ」が歌えなかった大真くん。でも歌えなくても一生懸命何かを伝えようと、劇場中を見渡して、泣きながらも思いを込めて客席を見渡していた

 何度目かのカーテンコールで、退団者がひとりひとり一言言ったとき「星組最高です!」と男らしく、手にしていた花束を前方に掲げて叫んだ大真くん。それがすごくらしくて、思わず喝采。何気に大真くんにはこういう茶目っ気というか、場をぐわっと盛り上げようとするよなえらいな、と(Acrossの千秋楽挨拶を思い出した)今更ながら惚れ惚れしてみたり

 退団パレードも見ました。交差点のところで最後に振り返って、手を振りながらぴょんぴょん飛びはね、投げキッスを食らわせて、そして喝采をあびるように両手を広げてた。ああ、もう最後まで小学三年生、袴で跳ねるな!と思いつつ、その姿に「あ、飛んでいった」と思ったり


 最後まで「大真みらん」を見届けられたことが、嬉しかったです。大真みらんという人に惹かれたことは間違っていなかった。間違っていたとか間違っていなかったとか、そうい問題じゃないんだけれど、あるべくしてそうなったというか。400人いるタカラジェンヌの中で、あの人がやっぱり私にとっては一番星でした。一番星流れ星、流れ星はいってしまったけれど、けれどもそれは決して消えないものだから。

 寂しい気持ちもたくさんあります。だっていなくなっちゃったんだもの。
 けれども寂しい気持ちをごまかすことも隠すこともネタにすることもしなくていいんだと思いました。「でも楽しかったんだから」という形で相殺することも、目を背けることもしなくていい。寂しい気持ちはは寂しいままで、楽しかった気持ちは楽しかったままで、幸せだった気持ちは幸せだったままで、ずっと大事にしていきたいなぁと。

 なんというか、「よかった」という気持ちでいっぱいです。
 大真みらんというタカラジェンヌがよかった、無事に見送れてよかった、幸せでよかった、大真くん好きになってよかった。こんな私を支えてくれる人がいてよかった、一緒に萌えてくれる人がいてよかった、最後の大真みらんさんを「光ってやがる、輝いてやがる」と言ってくれる人がたくさんいてよかった。
 たくさんの「よかった」にひとつひとつ「ありがとう」を伝えたいです。








 まとまらないまま、とりあえず今思うことを書かせてもらいました。
 つうかそろそろボケない状態が辛くなってきたかと思います(お客さんが)。何より私が辛い(笑)。
 とりあえず、この週末に生まれた新語として「デカカワイイ」「うすカワイイ」「ウザカワイイ」に続けて、大真くんは「とりカワイイ」としておきたいと思います(意味がわからない)。あと「シルハラ」とか「しぃハラ」とか新語が生まれているんですが、この話は後でな!ネタも萌えもちゃんと拾っております。そういうところははずせません。

 あ、今回は贔屓が辞めたからといって改名しないのでご安心を(笑)。
 引き続き「かけざん大好きサイトナパームスクエア」と「金平糖職人六実」構ってもらえると嬉しいです。
 これからも、よろしくお願い致します。



2006年11月12日(日)
You are my Shooting Star


You are my sunshine

my only sunshine

You make me happy when skies are gray

君がいる ただそれだけ それで幸せに

晴れの朝 曇り空 いつの日も いつでも

君がいた ただそれだけ それでよかったのに

いつの日か いつかまた

僕たちが ふたたび

出会う日は 今日と同じ 気持ち 忘れずに

君はきっと両手広げ 何も変わらずに

微笑むはずだから

(『Across』より)


 私も今回初めて知ったのですが、この曲実際には「恋に破れた未練の曲」なんだそうです。サビの部分だけ見ると、幸せな明るい歌に聞こえるのにね。
 上記は『Across』から、実際の訳詞と比べるとオギーがとても上手くマイナスなイメージを吹き飛ばしてくれているなぁと思ったのです。この曲は実は寂しい悲しい曲、でも「You are my sunshine」「君は僕の太陽だ」その言葉に嘘はないから、とそこにオギーのやさしさを感じるのです。そしてあの舞台で歌っていた皆の幸せな顔と幸せだった自分もよみがえります。

 これはワタさんの為に書かれた曲なのは承知の上で、今日はこの曲を貸してください。
 類稀なる愛の広場を持っているワタさんだったらきっと許してくれると思うのです。


 君は僕の太陽だ。
 あなたは私の太陽だ。


 きょう旅立つ人たちも、それを見送る人たちも、
 きっとみんな太陽で、そんな太陽を見守る私たちの気持ちが集まって、宝塚って出来ている。

 皆で「You are my sunshine」
 皆に「You are my sunshine」


 そして、大真みらんさんにはもうひとつ

「You are my Shooting Star」

 作詞は私自身でします。
 どんな歌詞になるかわからないけれど。きっとオギーに負けないぐらいのやさしさをこめてありがとうをこめて。
 それはどんな歌詞になるかわからないけれど。
 けれども、きっとそれは幸せの歌。




(そしてそれにふあり画伯に負けないぐらいの挿絵をちゃらさんに書いてもらいます)
(そしてそれをにっさんに歌ってもらいます)
(そしてそんな大真担ライブをここにいる全員に強制的に聞いてもらいます)


 なんのプレイだよ!(笑)


 マジメ、フマジメ、大真〆。

 最後までイジるよボケるよでも大好きだともちゃんと言うよ。





 卒業、おめでとうございます。



2006年11月11日(土)
どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね


[出張きょうの大真鳥]

 かおりちゃんからの拝領品で仕込みました。ちょっと今回がんばったよ?


 スポーツの秋

 芸術の秋
(芸術?)(いやだって初めてのFlashだし!)(無駄に力はいった模様です)。



++++++

 おはようございます。
 今、千葉では雨が降り始めました。雷もなってます。おおう。
 今のうちに降ってしまえ、そしたら明日晴れるよね。

 目が覚めて確認したのは、今日が11月11日だということ。
 あと二日。
 なんだか不思議な気分です。胸が寂しいという気持ちと幸せという気持ちでぎゅうぎゅうになっています。そのふたつが全く同じ大きさで、えいやえいやと押し合って、おしくらまんじゅうみたいだなぁと。
 その二つが同じだから、大丈夫なんだろうな、と思います。


[大真〆]

 鳥追加。現在43匹。
 とりあえず、ここまで。後でまとめて公開しますよ。


++++++++++

[伝書鳩返し]

>ほんっとに大真くんは愛されてるなぁ。

 ちょっと前なら「やだ!内緒にしてたのにどうしてしってるのよう(バシバシ)」とボケたんですが、今は素直に反応します。「うん」。(あ、むっさんちょっとかわいいかも)(かわいくねえよ)。
 いっぱい泣いていっぱい笑って幸せになってきます。


>…大真鳥さんズボンはき忘れてる!と一瞬思ってしまいました(笑)
>だって上半身?があまりにダンディーだったから。

 それを言ったらくまのプーさんだって猥褻物陳列罪ですよ!(腹抱え)
 大真鳥も今回で卒業ですね……。






 前楽に、幸運にも行くことができました。
 せっかくなのでガッツリ前楽メモ、といきたいんですが、さよならショーカーテンコールの大真くんがあまりにも小学三年生で涙も記憶も吹っ飛びました(笑)。
 前楽だから、「世界に求む」が終わった後で挨拶となるんですね。百花さんマリーノに挟まれてたんですが、ありえないぐらいのすんごい笑顔で。隣の二人が半泣きなのに、大真くんすんごい笑顔で。劇場をうわーっと見渡し、ワタさんの挨拶を「何言うのかな?何言うのかな?」という期待の眼差しでみつめ、お客さんに何かしゃべりかけながら手を振ったり、ワタさんが「星組最高です!」と言ったらひとりで「いえーい!」とばかりにはしゃいで(ちょうめだってた)。お辞儀をしたら立位体前屈だし、もーこの小学三年生がー!かわいいじゃないか!
 あんまりなはしゃぎよう(に私には見えた)ので、「なんだ?ランナーズハイならぬ退団者ハイか?大丈夫か?」と心配にもなったんですが、その時ふっと見覚えのある表情をしたんですね……あ、それ、新公安禄山の挨拶のときと同じ顔、泣くのを我慢しているのと同じ顔……多分、「泣きたいのをごまかすためにおちゃらけていた」なんだと思います……。こいつう!(意味がわからない)。


 おかげでひとり泣きぬれて帰ってくるはずが、ありえないぐらいにやにやしながら帰路についてしまいました(怖いよ)。


 気を取り直して。


[大真当番日誌]

・前楽を観れたというのもラッキーだったのですが、もうひとつ、きょうは東宝では最初で最後の1階席だったんですね。一回1階で観れてよかった(ダジャレじゃないよ)。ポラリスの場面が一番印象が異なりました。なんというか壮絶で凄惨。すごかった、ほんと泣いている場合じゃないぐらい、くぎづけでした。言葉を出す暇もない……ほんと観れてよかった(あんまり夢中になりすぎて、ロケットになったら一気に涙出てきた)(傍からみたらロケットで泣いているようにしか見えないよ)。






 ほんとにすっとんだ……(笑)。
 それもまた大真担の生き様ってえもんですよ!



 明日の歩行祭がんばります(歩行祭違うから)。



2006年11月10日(金)
この期に及んでも


 また心置きなくヨゴれる為に漂白しているのだと思ってください。


 無事、土日を迎えられそうです。
 突然ですが、この夏のしごとまつりの時に、とあるロムっ娘ちゃんがこんな風に励ましてくれました。

「でもむっさんはもう十分すぎるくらい頑張ってるのでこれ以上頑張らず、神様からご褒美が降ってくるのを待ってたらいいと思います」

 もうほんとに泣かされたんですが、その中でうっすらと「じゃあごほうびは東宝楽のチケットがいいでーす」なんて即物的な考えもしてましたが(大人って)(笑)。

 今週一週間は、ちょうど今回のプロジェクトの収束週でした。現時点での障害対応はここで終わり。だからきっちり終わらせて、きっちり次の仕事にむかっていこうと思っていました。でも障害対応なので、不可測な部分もまだまだ残っていました。何か起こったらどうしようという不安。でも不安になるよりも、何か起こってもただ対処していけばいい、仮にそれで週末が駄目になったとしても、それも受け止める準備をしておこうと。私は私の仕事をしようと。
 でもそんな心配を他所に、状況は小康状態になりました。定時帰りとかすごい久し振り。こういうタイミングでこういう状況になったのは、正に奇跡的というか。ご覧の通り、残業ない月がほとんどない仕事ぶりをしています。でも年に1回ぐらいは、こうやってプロジェクトの端境期でぽつんと時間が取れる。それが正にこの数日に当たってくれた。
 ああ、これがきっと神様が私にくれたご褒美だ。
 きっと神様は私にこの時間をくれたんだ。こうやって自分の今現在の気持ちにむかって自分の気持ちを語る時間をくれたんだ、と。
 割と真面目に、そう思っています。







 大マシンガン最終夜。そんな調子だったので、ここまでずっと無計画に行き当たりばったりで書いてきたのですが、今日だけは計画的に。これだけは最初から書こうと思っていたことを書きます。楽を見てからの方がいいかな、と思ったのですが、やっぱりこれは今言っておきたい



[大真当番日誌拡大版:大真に捧げるマシンガン略して大マシンガン(長!)]


 今日は今現在の大真みらんさん(ただいま上演中)の話をします。

 東宝でマイ初日を迎えたとき、素で「もはや何もいう事はない」と思ったんですね(まあ結局これだけしゃべっているんですが)。
 だってもうあの人が舞台の上で「光ってやがる、輝いてやがる」なんだから、もう、私のマシンガンとか全然いらないよね!と。
 言葉を失ったのは、大真みらんさんが最後に向かって「完了」しようとしているのがわかったから。「これが本当に最後」とばかりに、最後の力を振り絞って精一杯の大真みらんをみせてくれているから。
 「完了」というのは、おかしいかなぁ。でも正にそういう感じでした。そしてこれは「完璧」でも「完全」でもない、ただ今時点で「完了」しようとしている。
 タカラヅカは未完のものを愛でる世界だとは思います。でも、大真くんは「完了」しようとしている。

 でも何をもってタカラジェンヌの「完了」なんだろうなぁと思いました。
 トップスターになって退団すること?でもそれはほんの一握りの人にしか与えられないものです。
 本人の気持ちが「完了」したら?本人の技術が「完了」したら?(実際芸又芸の世界だから完了というより限界なのかもしれないけれど)、本人の人生の中で次に行くために宝塚というフェーズを「完了」させたら?
 何が「完了」なんだろうなぁ。
 タカラジェンヌは辞めるもの、人が死ぬと同じように自然の摂理として辞めるもの。それを知っている人を私は「タカラジェンヌ」なのだと思います。どうしてやめちゃうの?やめないで、でも辞める。それはタカラジェンヌだから。この思いはおかっちさんの退団時に強く強く思いました。あの人はタカラジェンヌだから辞める、ということを実によくわかっていた人だと思うので。その姿を美しいと思い拍手で見送ったのです。
 今、私が言っている「完了」、何をもって「完了」とさせるかは人それぞれだけれど、自分で完了する時を見極めて辞めていく。単に辞めるんじゃない、「完了」してから辞めていかなくちゃいけない。それはとても厳しく、しんどいことだと思いました。
 「完璧」でもなく「完全」でもなく、「完了」ということ。
 あそこは架空の園、有限の園。だからどこかでピリオドを打たなくてはならないのだから。


 ジェンヌが「完了」するように、実はファンも「完了」しなくてはならないんじゃないかな、と思うのです。普通の芸能界だと、応援していたひとがいつのまにかいなくなる、というのはよくあることです。けれどもタカラヅカはいつのまにかはいなくならない。ちゃんと卒業と言うイベントがある。これはタカラジェンヌ自身もそしてファンも「完了」する為の期間に他ならないと思うんです。タカラヅカは特殊な世界です。そしてそれを取り巻く私たちも特殊な世界にいる。だから「完了」させなくてはならない。力づくでも無理矢理でも、私たちはエンドロールを迎えなくてはならない。

 永遠なんてありえないのだから。

 けれども「完了」は終わりではなく、「完了」は喪失ではない。
 ひとつのピリオドなのです。
 だから想いはこれからも続いていくと思うのです。
 でも一度ここで「完了」させるのです。


 今回の大真くんの「完了」の中には、実は大真担としての私を「完了」させてくれている、も入ります。これには自分でもびっくりしました。自分の「完了」だから、私自身の事なんですが、それなのに大真くんがちゃんと私を「完了」させようとしてくれているなぁと、思うのです。
 伝わらないね。でもいいや。


 自分でもどうかと思うぐらい、落ち着いてこの週末を迎えました。
 退団発表から、たくさん揺れてたくさん泣いたけれど、けれども落ち着いています。それはこうやって「完了」を迎えているからなんだと、思っています。「完了」しようとする大真くん、「完了」させようとしてくれている大真くん……いいタカラジェンヌだ。


 この「完了」という言葉を思ったのが10月中、でも11月に入ってその舞台を観てから「完了というよりは完成」と思いました。「完成」はおこがましいかもしれないけれど、もしかしたら「なんて甘い見方をしているんだ」と言われるかもしれませんが、今現在舞台で輝いている大真みらんさんはもう私からみると何もいえない、非の打ち所のない人に見えるのです。わかっていますよー、それが「完璧」でも「完全」でもないことは。けれども確かに「大真みらん」は完成されようとしています。
 で、一昨日言った事から続くのですが、今までのいろんな大真くんのキャラクターが一気に収束している気がするという話。それはそのたくさんの大真くんたちを内包していた「大真みらん」が完成されたからこそじゃないかと思ったのです。六実さんが持っている大事大事の宝箱に入っている大真くん人形たち、それらが生まれたのは大真みらんさんの芝居心と、我々のイジりと、そして大真みらんさんが未完であるがゆえのゆらぎ、未熟であるが故のゆらめきから生まれたものでもあったと思うのです。それがいま「大真みらん」の中にぴたりと納まっている。小学三年生のやんちゃも、おじさまのエスコートテクも、スケコマシ魂もすべて今現在完成された「大真みらん」から生まれている、すべてそこに起因しているというか。
 成長したんだと思います。人間的にも、タカラジェンヌとしても、男役としても。
 それが今現在の「大真みらん」だと、胸をはって自慢したいです。
 だって今までありえなかったんですよ?あんなに余裕綽々で銀橋渡って二階席にも目線を投げて、客席を釣って、でもちょっといたずらっぽい顔したり、ふっと苦悩感を漂わせたり、それが「光ってやがる」訳ですよ、「輝いてやがる」訳ですよ。
 いい男役になった。その姿にもう言葉も出なく……ってむっさんJAROに訴えられますよ?(笑)


 観てくれましたか?
 あの人が私が大好きな人です。




 もはや言うこともない、未練もない。

 けれどもひとつだけ泣き言と繰言を言うのなら(その時点でひとつじゃないから)(笑)、やっぱり「お芝居する大真くん」を観たかったです。
 この間気付いてちょっと凹んだんですが、大真くん、最後にバウに出たのは2003年の「巌流」なんですよ。以降は全ツ・中劇場班となります。で、大真くんの今のポジションだと大劇場でガッツリお芝居する役はまわってきません(キッパリ言うな)(ベルばら役代わりも災いしている)。そして全ツ・中劇場班だと過去の再演だったり、海外ミュージカルの上演だったりして、大真くんの為に書かれた役ではないんですよね。もしバウに出ていたら、そういう役が与えられたんじゃないかなぁと思ったんです。
 もちろんその全ツ・中劇場・そして大劇場で与えられた役をめいっぱいやってきた大真くんです。過去の再演、他の人がやった役を実に大真みらんらしく調理してくれて、その度にこっちはガツガツ喰っていたわけですけど。あと全ツ・中劇場公演につれてかれるたびに、劇団に戦力として認められているのだと思って嬉しかったし、そこで与えられた場が、どれだけ大真くんを成長させたか。
 だからこれは贅沢な泣き言です。
 けれども私はお芝居する大真みらんが好きだ、あの人の芝居心が好きだ、ムラの王家であんなモブにすぎないのに、私を震えさせて唸らせたやくしゃ・大真みらんが大好きなのですよ。
 大真くんが今まで一番印象に残った役で、一人の人生を演じられたからとジェフをあげて、やり直すなら清羅をやりなおしたいと言っていました。
 そういうのを、今現在の大真みらんさんで観たかった。

 でもね、上で言っているように大真みらんさんは「完成」されたから、それに私はこの贅沢な泣き言をひっこめるしかないのです。確かにガッツリお芝居する大真くんは観られなかったけれど、私がここまで観てきた大真くんは、やっぱり「やくしゃ」大真みらんから生まれたものだから。あのうっとおしい小芝居も、歌に込める情感も、踊るときのしなやかさも、与えられた役を自分のものにする造詣力も、みんなみんな「やくしゃ・大真みらん」から生まれたものだから。
「彼はおどれるひとうたえるひとやくしゃのひと?」
 とかつての私が言いました。その答えは昔も今も「やくしゃ」です。


 でもそれより何より、あの人は「大真みらん」なんだなぁと、思うのです。



 計画通りのはずなのに、とっちらかってんなぁ。とりあえず大マシンガンこれにて終了ー。



 あとは鳥を仕込んで(これはもうやった)、最後の日にすごいうっとおしいポエムを書く予定です(ポエムて)。



2006年11月09日(木)
おいでよ僕のひみつきち


 どうやら今度のプロジェクトがリアルおじさまプロジェクトになりそうです。この人私が生まれる前からSEやっているよ!(驚愕)(最下なのにリーダーです)でもそこそこ手ごたえを感じています。思えばこの夏のプロジェクトがありえなさすぎたんだよ……一応振り返りみたいなことをしたいんですがと上司に申し出たら「まあ今回のことは道でひろった食べ物食べて当たったと思えば」(ええ?)、別の上司には「こんなにふんだりけったりなのはめずらしいよ」(ええ?)、それに当たったのも私たちなら、踏まれたのも蹴られたのも私たちですよー。でもそういう言われ方してもあんまり腹立ちません。だって事実だからね。上の人は上のひとで色々なものを抱えてこっちをかばってくれている訳だし。
 逆にありえないということで、自分の中で割り切ることができるもの。なので、自分がそこから今回何を得られたのかなぁということを考えている日々です。

 あれは、ありえないことだったと思えばいい。
 だから繰り返されるとおびえないで。


 (微妙になにか重なってきたなぁ)


 あと一日、無事にすぎますように。



[大真当番日誌拡大版:大真に捧げるマシンガン略して大マシンガン(長!)]

 昨日のトークはあれですね、むっさんが大事大事のおもちゃ箱からいろんな大真みらん人形を取り出してきて一人遊びしているのだと思ってもらえれば(右手におじさま人形)(左手に小学三年生人形)(『くらえー、プリン攻撃ー』)(ガガガガガガー(擬音))(『それが通じると思うのかね』)(きゅぴーん(擬態音))(『よーしこうなったらみらん星人に変身だー!』)(『おや、手も足もでないようだね』)


 むっさん、楽しいか?(うん)。


 無計画に大マシンガン。
 今日は大真担(つまりはわたくし六実)の話をします。

 
 さて、突然ですが覚えていますでしょうか?

「ねっ担はみらんに流れる」

 こんな都市伝説(違)が流れたことがありました。どうやらかつてLemon Peelさんちのアンケートではこの仮説は否となったんだとか。でも私の周りから「トモダチにそういう人がいるよ」なんてのも良く聞きました。
 とはいえ、そんな話を持ち出してその論を検証しようなんて思っていません。
 ただ、自分自身がまさしくねっ担(元、とは言いません)で大真担な訳です。
 それをなんでかなーっと考えたことがあったんですね。都市伝説はともかく、どうしてわたしは夢輝さんを好きになって、大真くんを好きになったのか。似ているところがあるとは思っていません。夢輝さんは夢輝さんで、大真くんは大真くん。で、最終的に気付いたことは
「どうやら私はわかりにくいひとに惹かれるらしい」
 と言うことです。
 わかりにくいということは、わかろうとしたくなります。語る余地があります、わからないから知りたくなるし、わからないからわからないけれど、惹かれる。これは自分でものすごく納得してしまいました。ちなみに私が壮一帆さんを好きなのも、多分同じ文脈です(笑)。その反面、わかりやすい人も好きなんですけれどね。涼さんとかしぃちゃんとか、それこそ麻路さきさんを好きな私は後者の私です(しぃちゃんはそのうち前者にもなりうるかしらね)(いつもながら脱線しております)。


 というわけで、わかりにくい大真くんを追いかけてきました。でもわからないままにしたくないから、一生懸命考えました。いろいろな技を繰り出してくる大真くんをつかまえては、ああでもないこうでもない、とやってきたわけです。そのうちに、
「あ、大真みらんさんはわからないというより『何が出てくるかわからない』だなぁ」
 と思えてきました。大真くんにいろんなキャラクターテンプレートを当てはめたりしているうちに、そんなにわからなくなくなってきたような。そのうち何がでてくるかを楽しみにするようになってきました。何が出てきても大丈夫なぐらいに、自分自身も変わったのかも。大真みらんさんも変わったのかも。かも?かもね、かもね?


 そう、推理(萌え)なくしてドラマなし

 優れた推理(萌え)がなぞを解き明かす


 えー?(笑)


 そんな感じだったんだと思います(自己完結)。

 ところが最後の舞台になって、大真みらんさんは「わかりにくく」はなくなっていたなぁと、わかりやすく、宝塚の男役でした。わかりやすく「大真みらん」。きっと私たち以外でも、あの人の事を知ってくれる、わかってくれる、あのひとが素敵だということに。

(この辺にボケようとしてボケきれなかった跡が)
(うちに来ているお客さんで大真くん嫌いな人いないと信じて続けます)


 でもわかりにくい君もわかりやすくなった君もどちらも同じ想いで見てきたから。
 わたしにとってはどちらも「大真みらん」です。
 そして最後になってもなお「何がでてくるかわからない」大真くんも同じ想いで見ています。先日観劇をしたとある知人に「大真くん小芝居しすぎ!追いきれないよ(笑)」と言われました。そうですか、最後まで大真くんは何がでてくるかわからないびっくり箱みたいな男役なんですか……びっくり、ビックリマンチョコ?(繋がった!)(つなげてどうする?)
 それを聞いてほくそ笑んでしまう、そんな私は大真担。
 そんな大真担の軌跡でした(まとめ)。



 本当に無計画にしゃべっているのがよくわかるなぁ。





2006年11月08日(水)
アリエスの妹たちへ


 今日「プロジェクト運営のなんちゃらかんちゃら」な資料を読んでいたら「アイスブレーキング」という言葉が出てきました。知らないなぁと検索検索。どうやら、初対面の人同士が簡単なゲームでスキンシップを取りながら、連帯感を高めていくと言うものらしい。ふむふむ、プロジェクトキックオフで簡単なアイスブレーキングを推奨するわけだな、と更に検索検索で、出てきたページがこちら(学校の授業でのアイスブレーキング)。……ごめんなさい、全部大まみらんくん(小学三年生)がやっているところを想像してしまいました(そしてかわいいと悶絶しそうになる)。特にコレとか!(……いや、これはなんか目覚めちゃいそうでヤだなぁ)(スケコマ魂の目覚めというか)。


 ちょうど仕事の端境期にいます。週末までこのまま何もおきませんように。


[伝書鳩返し]

>でも中身まんま少年のような銀河氏が果たして百花さんを立派にエスコートできるのかとまだ組んでもいないのに心配してしまったりもしました。

 個人的には銀河氏は少年期は脱していると思う(仙堂花歩さんに筆(以下略))ので、私は大丈夫なんじゃないかなぁと思っています(笑)。ちょっと不敵な生意気な感じで迫って魅惑の腰つき対決をするはずです(こら!メイト様にむかってなんてことを)(やー、なんていうか時折「今のは何?」って腰使いしてませんか?彼)(聞くな)。


>「昨夜、急に何かキテしまいました。」に、自分のことを言われたようにどきっとしてしまいました。

 私、今回で二度目のご贔屓さんお見送りなんですが、二度目でもやっぱりおんなじこと繰り返しています。でも繰り返すものだし、皆そうなんだなぁと、他のサイトさんをめぐっていても思います。だから「自分だけじゃないんだな」でいいと思うんですよね。むしろ皆一緒なんだなぁって(肩組みつつ)(むっさん離れて)。


>今の私は、六実さんの「大丈夫」という言葉に支えられてます。

 ……(涙がにじみました)。
 違うんですよ、違うんですよ、わたしがああやってでろーっと垂れ流した言葉に皆さんが反応してくれているから、支えられているのはむしろ私の方なんですよー。
 ほんともったいない言葉ありがとうございます。嬉しかったです。本来ヨゴレなのはこちらも一緒、でも今だけは「一寸のヨゴレにも五分のピュア」です(本当はきっと私もロムっ娘ちゃんも最後にはピュア一色になるんだと思います本気で)。


[大真〆]

 クロニクル更新。ずーっと書いては消し書いては消しで滞ってた部分です。過去の負の遺産にふれるような事に意味があるのか、とも思ったのですが、やはりちゃんと振り返っておきたかったので。
 続きは多分、千秋楽が終わったらやります。ブックマークは引き続き募集中です。


 とりあえず今やりたいことをやります。



[大真当番日誌拡大版:大真に捧げるマシンガン略して大マシンガン(長!)]

 昨日ぶちまけたものには、一昨日の大風呂敷をかけて隠して、次の話に進みます(だから片付けて!)(いやあ隠すのは収納のテクニックですよ!)


 今日はおじさまの話をします。

 実は大真〆でやろうとしていた中に「大真人名辞典」というのがあります。今までの大真みらんさんが演じた役とか生まれたキャラクターとかを、辞書風に解説するというものでした。
 で、それで書くと大真のおじさまはこんな感じです。

■大真のおじさま[おおまのおじさま]【現代・日本】
にしれいこ先輩の「大真のおじさま」論から生まれた人物。黒燕尾マスターな若当主ぶりと時に歳不相応な老齢さと苦労性感と眉間の皺の苦悩感がウリ。口癖は「〜のようだね」。公演で黒燕尾が装着されると「これはおじさまか否か?」という判定大会が行われるのが大真担の恒例行事。


 と、解説しなくても「大真のおじさま」もそろそろこの辺に通じるよな、と勝手に解釈しております。でもどれだけの人に「大真のおじさま」が「見えて」いるのかは謎……やっぱりアレか!大真担にしか見えない裸の王様と同じ文脈なのか……っ!
 しかし我々は大真のおじさまがだいすきなのでね(大真のおじさま口調)。

 余談ながら、おじさまに想いを馳せるたびににっさんの偉大さを思わずにはいられません。「大真のおじさま」を提唱し、「相田みつを」と紐付けた、さすが大真担のコペルニクス(と、ちゃらさんが言っていたよ)(笑)。

 まあおじさまのなんたるかやすばらしさは散々言ってきたので割愛するとして、さらにそこから想いを馳せると大真みらんさんから生まれたキャラクターのなんと多彩な事か(だから人名辞典を作ろうとしたのですよ)。ちょっとその辺の話もします。

 大真みらんさんから生まれたキャラクターとして、舞台起因のものと舞台以外起因(……)のものがあります。そこを整理してみますね。

【大真人名事典(舞台起因編)】

 って、整理していたら、実にわたし大真担になってから大真くんの舞台キャラクターでなんらかのSSを書いていることに気付いてしまいました。ほとんど全部。

『王家に捧ぐ歌』(ちゃらさんちで光ストやった)
『巌流』(獣テキスト書いた(再放送中))
『1914』(俺的エコールドパリやった(再放送中))
『ロマンチカ宝塚』(セーラーSS書いた)
『王家に捧ぐ歌』(中日)(俺的中日王家でメレイトやった)(再放送中)
『長崎しぐれ坂』(マシンガンで内通辞×石浜やった)
『ソウル・オブ・シバ』(全ツ)(マシンガンで全ツ参戦祈願マダムとボーイテキストやった)
『ベルばら』(ショートコント、せくはらー)
『Across』(リーマン物)(それもカウント?)
『コパカバーナ』(ショートコント、4人で旅行)

 ……ね?
 SSと言えないものもありますが、すべて公演から派生して漏れたものたちです。ネタ風味もあり、マジドラマあり、いずれも「脚本上には全く乗っていないもの」ばかり。今朝電車の中で気付いて愕然としました。あたしって……っ!
 こんなにむっさんに書かせるほどの大真くんの小芝居道がいけないのか、こんなに書いてしまうほどピン撮ってしまうむっさんのオペラグラスがいけないのか、それとも何かに憑かれているのか……
 それだけ、ひとつひとつの公演で大真くんのキャラクターがたっていたという事になりませんかなりませんねそうですねそんなのあたしだけの思い込みですね。

【大真人名事典(妄想起因編)】

 もうひとつ、公演に起因しない大真くんのキャラクター、かっこよく言うとフィクションですが、平たく言えば妄想です(笑)。以下羅列。

・大まみらんくん(小学三年生)(大真当番日誌とかぼくのなつやすみとか)
・みらん星人=大真みらんくん(小学五年生)(ぼくのながれぼし)
・大真のおにいちゃん(ドイトモ!)
・年下君(ビバテラ)
・御館様(祝祭)
・おじさま(空蝉)

 だいたいこれぐらいかなぁ?あと自分ちじゃないのですが、オーボエのタレ目とか大真之丞とかMRのMの方とかも入れたいところです。
 ちなみに並べた順はなんとなく年齢順。まさに「大真みらんさんの振り幅は年齢の振り幅」な証明になるかなぁと思いつつ。でも年下君が成長するとおじさまになるわけじゃないしなぁ。ああもうみんなちがってみんないいって事ですな!(こんどはみすずか)。

 ほんと、よくやったよ俺たち(グラウンドで抱擁)。それだけ大真みらんさんという人は実にこちらのドリームを詰め込みやすく、キャラクター化しやすかった。これは大真みらんさんの振り幅(芝居心)であると同時に、私たちの愛情でもあると思います(これはちゃんと真顔で言うよ)。うまくいえないのですが、おごりんがよく言う「おおまくんはなんにでもなれるからいい」、その一言だと思います。そんな大真くんたち(爆笑)とすごしたこの三年間は本当にバカみたいに楽しかったです。ほんとバカだったけれど、すべての大真くんが愛おしいです。

 で、先日の観劇感想でも言ったようにそんなたくさんの大真みらんさんが、今「大真みらん」の中に一気にしゅるるるんとおさまった、集約したのだと思っています。それがなんとも言えず感慨深いです(この話題はもうちょっと後でひっぱります)。
 どの大真くんも大好きだったけれど、今の「大真みらん」が一番に、大好きだ。


 (むっさん、今恥ずかしかっただろ?)(……うん)


 という訳で本日の結論は「あー、もう大真くんでビックリマンチョコ作ればいいよ!」です。もちろんおじさまはキラシールです(やだ、そんなおじさま)。
 そんな話を茶会に行く道すがら二年生としていました(笑)。



(今日はおじさまの話じゃなかったの?)(これからですよ)



 瓢箪から駒、キャリオカからおじさま。

 他に出す場所も時間もないので、ここで晒します。大百in空蝉。
 以下空蝉を知らない人には全く不親切な内容ですので、そういう人はさらっとスルーしてくださいませ。一応、反転しておきます。


 って思ったら、エンピツさんに字数制限くらいました、あはははは!
(どんだけ書いてんだ)
































コピペでどうぞ(諦めなかったのか)
 http://rose.zero.ad.jp/~zaf61734/fkkh/hinemosu13_final.htm




 たのしかったようだね(大真のおじさま口調)。



2006年11月07日(火)
道化師の王冠


 マインドトラベラー稽古場での、まっつさんが余りにも余りにも「小池作品の二番手」で腹抱えてしまいました。真飛さん、まっつさん、真野すがた君、みっつのMをイジる気満々です(もしもーし?)。



[大真当番日誌拡大版:大真に捧げるマシンガン略して大マシンガン(長!)]


 昨日広げた大風呂敷が見えない位置からお送りします(広げっぱなしか)(片付けろ!)。

 今日は、みらゆかの話。
 と、思った人も多いかと思うのですが(そんなことない)、実はみらゆかの話はちゃらさんがしてくれているので、私はしなくても大丈夫なんですな(笑)。「永遠の野原」が通じたなら、あの人とはほんと同じ(と言うのはおこがましいかしら?)みらゆ観を持っているのだなぁと、嬉しくなってみたり。
 それにしても、すごいことに大真みらんさんお見送りコンテンツが三つも立ち上がっている(大百科・うそっぱ・〆)。「これはちょっと、すごいことなんですよ、皆さん」(まだそのネタを続けるのか)。
 大真くんは幸せ者だ(真顔)。


 唐突に思い出した事があります。
 二年前の運動会の時、私がネットを始めた頃に知り合った知人と再会できました。まだサイトを持っていなかった頃で、公式の掲示板(昔は公式にチケットグッズ掲示板があったのです)で知り合いになったという、大阪在住の奥様です(全組ひとおり見るミドルユーザー)。で、その方と再会して、その方のお友達(いつもお話は聞いていた)を紹介されました。で、奥様が私をこう紹介してくれました「六実さん(仮名)は今みらんちゃんが好きなのよね」それに対してその方は
「ミラン、チャン?」
(明らかに知りませんという風情でしかも何故か外人口調)(ありがち)
 ああああすみません、初対面なのにこんなコアな嗜好ですみませんええもう御存知なくて当然ですからお気遣いなさらずにすみませんすみません(こういうときって無駄に自虐的になりませんか?私はなります)。
 でも今だったら、そういう事はないかな?と思うのです。そういう事、というのは大真くんの知名度でもあるんですが、私自身のそういう自虐的態度も込みで。きっと今なら胸をはって「大真みらんさんがダイスキです!」って言える……と、思う、よ?(声が小さーい!)

 基本的に隠してはいないのですが、ヅカオタな自分自身は完全に自虐ネタとして扱ってしまいます。先日も、マチコさん(会社の仲良し同期)に夏休みの報告をして「まあ残り2日はヅカだったんだけどね、相変わらずバカみたいにね」と自虐トークを始めたらマチコさんは「そんなことないよ」とすんごく暖かい目で見てくれました(アタシの事わかってくれてるよ!)。そう言えば、大真くんが退団発表したときに「ご贔屓さんが今度で退団することになってね」とぼそりと言ったら「そりゃ大変だ!」と親身になってくれた。マチコさんもジャンルは違えどかなりの趣味人なので、こういう気持ちわかってくれるんですな(だから気が合う)。うう……あたたかいなぁ。


 何の話だったっけ?


 という訳で、私にとっての801萌えの金字塔がねつトウコなら、コンビ萌えの金字塔はまさしく「みらゆか」なんだなぁと思います(話が飛びすぎ)。大丈夫、解散後もイジる気は満々だから!(いい笑顔)。あすか姫光臨後の星組84(遠野美城綺華)も楽しみだったりします。コンセプトは姫と騎士(ナイト)と執事(じいや)です。ちなみに騎士(ナイト)があすか姫です(ええ?)。最初は姫=あすかなんですが、実はそれはカモフラージュで、真の王族の青き血の胎動がまだ目覚めぬゆかり姫(男子)の中に流れているってぇ寸法です(何のRPG?)(さあ?)




 ああああ、おおまくんがだいすきー!(そしてそうやって言う事に何満足しているのよーと笑われた)(いいの、自虐な私がいまこうして言えることが大事なの、それが成長なの、にんげんだものー、大真担だものー)。




 まとまってもないし繋がってもない。



2006年11月06日(月)
ミランコリック・ジゴロ


(どんな話なんだか)


[伝書鳩返し]

>六実さんの書く濡れ場は露骨にエロくなくて、こう、
>隠すから逆にえろいよ…ッ!(息飲みこみつつ目見開き)

 おほめの言葉ありがとうございまーす(いい笑顔)。
 でも私もあれを書いてから観劇して、「ちとキャラが走りすぎてたかなぁと」思っていたんですが「キャラの説得力萌え」と言ってもらえて、すごく嬉しかったです。


>目の前のノートPCのディスプレイ部分を、
>きゅうっと抱き締めていました。

 昨夜あれを書いてから「やっぱり消そう……」と思った矢先に伝書鳩いただきました。……う、うれしいなぁ。そうやって想いを共有できたことがすごく嬉しいです。2日のタイトルもまさに私のそういう気持ちなので、伝わったんだなぁと(ほろほろ)。
 私はもう大丈夫です、だからきっと皆大丈夫、全部大丈夫。
 一緒にいい千秋楽をむかえられるといいですね……。






 今日はマシンガンぶっぱなします(いつものことです)。



[大真当番日誌拡大版:大真に捧げるマシンガン略して大マシンガン(長!)]

 とはいえ、いつもの大真当番日誌とあまり変わりませんが(笑)。
 今、まとめられそうな事を無計画に思いつくまましゃべってみます。

 今日は大百の話です。

 昨日観劇していて、つくづくと思ったのは、下級生の頃から異常に発達(笑)していた大真みらんさんのエスコートテクを、最後の最後に一気に磨き上げてくれたのは、まさに百花沙里さんの力だなぁと。ああいう風に可愛くすがられて、男があがるというか、男冥利につきるというか。
 と、思いつつもキャリオカの場面で大真くんが見せているのはもはやエスコートテクではないよな?とも思っています。ちなみに昨日は私昼公演だったので、らびゅらびゅらびゅーんなのは見れなかったのですが、昼公演もなかなかにいい「独占欲」でございました。私有物感と言ってもいい。


 さて、前から言っていることにかぶるのですが、私、タカラヅカのトップスターの一番の意義は「固定の相手役を得ること」だと思っているんですね。主演とか露出とかはその副産物で(ええ?)。だからタカラヅカは5組のカップルを成就させるためのねるとんにして沼島の春(たとえが古い)、さまざまな掛け合わせを繰り返して、固定の相手役を得られるのは、たったの10人。めくるめくかけざん王国タカラヅカ(とむっさんにはそう見える)。
 普段散々かけたりかけたりかけたりしているんですが、それって舞台から出ているものはほんの一部で、ほとんどが二次創作(笑)。逆を言うと舞台で見られないから二次創作するしかない(正当化するな)。そして舞台でちょっとでも触れ合えば「きゃー」と大喜びできるわけです。並んだだけで金平糖釜がゴゴゴゴゴと音を立てて動くのです(それは六実さんとゆなひこ君だけだ)(巻き込むな)。むっさんがあれだけ騒いだ「すずやつ」も舞台ではほとんど絡んでないわけですから。
 更に昨日も言ったように、固定の相手役を得ることはおろか、相手役がいること自体も(特に下級生には)めったにない。仮にバウなり大劇場なりで役が当たったとしても、それに相手役がいるとは限らないし、ショーだって全部がデュエットダンスで構成されているわけじゃない。
 ある意味、新公コンビも「固定の相手役」と言えるんですが、それがそのままトップコンビになることって、学年差その他からめったにないことですよね?新公限りのかけざんというか。


 何がいいたいかと言うと、それぐらい「相手役を得ること」そして「固定の相手役を得ること」は難しいことなんです。特別なことだから、頂点に立つものにしか与えられない権利なんです。


 実は大百って、この「固定の相手役」を(トップスターでないにも関わらず)得てしまったんじゃないかなぁと(大きく出すぎだむっさん!)。


 少なくとも、大真みらんさんにとって百花沙里さんは「固定の相手役」だったと思います。



(大きく出すぎだむっさん!)。




 話を戻して大真くんのエスコートテクの話です。
 「(ど)エスコートキング」「スケコマシ」「キス魔」「千人斬り」の名を欲しいままにしてきた大真みらんさん(いや欲しいままにさせたのはすべてこの辺の所業だから)。 ところで、このエスコートっていうのは不特定多数が相手というのが原則です。而してすべからく、「女の姿をしたものはすべて愛でろ」な大真くん、誰にでも手を出す、というよりは誰でも平等に、です。老若女女(笑)、けれどもそこに執着はあってはならないし、束縛もない。礼儀としてのエスコートであり、娘役を愛でてナンボの男役理論(むっさんがしつこいぐらいに提唱中)であり、「寄り添い系男役(※)」大真みらんさんの真骨頂だったと思うのです。
 ※寄り添い系男役の話は4/2のマシンガンを参照ください。

 ところがキャリオカで大真みらんさんが百花沙里さんに対して見せたのはそうした「エスコート」だけではないもの。先にも言った「独占欲」「私有物感」そういうものが見えてました。そこに「固定の相手役を得た」「固定の相手役に対してしかできない」というものを感じたのです。ただ微妙にトップの「固定の相手役を得る」と異なるのは、それが周囲に保障されたりお膳立てされたりしていないものだから、微妙な閉塞感というか苦悩感が伴います、責任感とも。やだそれもうおじさまじゃないか(ええ?)。


 そういう風に「固定の相手役を得ないとかもし出せないもの」が大百キャリオカにはあって、それがとびきりの(言わせてくれ)エスコートテクを持った大真みらんさんに「エスコートキング」だけではすまない何かを得させた。自分でも凹むが敢えて言うと、大真みらんさんはこれで辞めてしまうので、正真正銘、百花沙里さんが最後の女(ひと)にして固定の相手役。時はそこで止まるという意味でも固定なのですよ。
 今まで妄想ベース中心に騒いできて、それが現実が妄想を越えて今に至って、そしたら「大百」っていう現象が「男役・大真みらん」に普通ならありえない「固定の相手役」を与え、普通では手に入れることのできない「独占欲」「所有物感」「責任」を与えた。
 なかなかこれは見れないものだよなぁ。

 「これはちょっと、すごいことなんですよ、皆さん」(@「夜のピクニック」)(まだそれを使うか)


(ここから脱線)
 それにしても、百花さんの懐のふかさったらないなぁと思うのです。
 ここで引き合いに出すのもアレですが、来るものはすべからく狩猟、対娘役ちゃんにはドメスティックバイオレンスに走っていた夢輝のあさんに「あたしは逃げないから大丈夫」とその全てを受け止めて、来るものはすべからく愛でてありえないエスコートテクを発揮しつつも、宝塚の原則にのっとり決してその人は自分のものにはならないという立場にいた大真みらんさんに「あたしはほんとうにあなたのものだから」と、全てを委ねていた……更に昨日も言ったように百花さんはあの涼さんとも合うし、かのちかやらエレナ様やらも受け入れちゃっているじゃないですか(え?)。謹んで「総受娘役」の称号を捧げたいと思います(いらないよ!)。ごめんなさい、すごい誉め言葉なんですが、でもきっと伝わらないなぁ……。
 とはいえこの「総受娘役」、は「相手を選ばない(誰とでも合う)娘役」とかそういう称号とはまた違うなぁと思うのです(ちなみに今この「相手を選ばない娘役」の称号はまりえちゃんに捧げたいです)。本当に言葉通り「受け入れちゃっている」。合わせる、寄り添うとはまた違う形で「受け入れちゃっている」。
 という訳で、百花沙里さんには大真みらんさんに操立てすることなく(最初からそんなものする必要ないから)、今後ともどんどん星男と(いや娘でもいいんですが)絡むといいなぁと思います。麻尋君でもいいですが、今個人的に組み合わせを見たいのは銀河亜未さんです。今なら、いける、数年前ならけちょんけちょんにやられたと思うけれど、今なら結構いいセン行くと思うよ?
 (脱線終了)


 ……。
 ……。

 大百バカ一代、ここに極まれり。



 それでもひょうたんから駒、妄想からキャリオカ(はい?)、ここまでこうして大百大百騒いできたことが、単にそれが現実で実現というだけじゃなくて、大真みらんの男役人生の最後に花開いた事にただただ感無量で、百花さんには感謝するばかりです。よっぽどこの内容でお手紙書こうかと思ったんですが(マジっすか?)、多分このニュアンスは伝わらないだろうなぁと、諦めました(笑)。
 ありがとう百花さん。大真くんの隣にいてくれて。
 最後にいい大百がみれました、はからずもそれはいい大真みらんでもありました。大百万歳と叫んでとりあえず大マシンガン〆。
 (いくらなんでも長すぎた)(伝わらないよ)(反省中)。





 こんな感じに千秋楽まで大マシンガンを続け……って続くわけないよ!(笑)。






 書き込む余地がなくなってしまったのですが、昨日見ていて、キャリオカ暗転ではけるときに、大真くんが自分の右肩に添えていた百花さん左腕(手首)をガッって掴んで剥がしたんですね……うわー、どこに連れて行く気なのよう!と妙にドキドキしました。最後までおいしい大百です。


2006年11月05日(日)
なんたる、幸せ


 昨夜、急に何かキテしまいました。いわゆる第一波(退団者メイト特有の何か)(今更過ぎる)。
 大変だ!浸水だ!ボートだ!避難訓練だ!


 大真くん、いなくなっちゃうんだね。



 でも逆にここまでそういうのがこなかったのがおかしかったので、そういう「うわー」が来たことにちょっとだけ安心もしました。
 普段、自分のメイトぶりをネタにしたりピュアぷりを隠したり、でもそれが全然隠し切れてなかったりとそりゃもうウザいんですが。
 もういいから、ボケなくていいから。
 ボケることで逃げてばかりいると、足元すくわれるよね(というような事を、今日言われて気付いた)。それでもボケたいのがナパームスクエアの中のひと(中学の担任に進路三者面談で吉本に行けといわれた人)なんですが、きょうは、ちょっとそれに向き合いたいと思います。


(向き合い中)

(その間に本日の観劇感想)
(こんな状態だったので、急遽予定組んでてほんとによかった)。


[星組メモ]

・涼麻ともさんのダンスに何度となくオペラを奪われています。あの人、顔で踊る人ならぬ「目で踊る人」ですね(もちろん身体もいいんですが)(って書くとなんかおかしい)。すごく素敵だ。

・仮装パーティのワタさん日替わりコス。今日始めてアリスティッドもどきを見たんですが……あれ、元のままの衣装じゃいけなかったんだろうか?あの金色のベストの裾?みたいなところがチャンピオンベルトみたいだなぁというところから始まって、最終的に「なんかこの衣装猛烈に特撮臭い!」と気付いて一人で笑いをこらえるのに必死でした(ごめんなさい)。平たく言えば怪傑ズバット、何がいけないってあの皮素材にジッパー遣いがいけない。

・美城のおじいちゃんはまだまだ現役なんだなぁ(笑)。

・マーシャル船長がもう本当にダイスキだ、愛おしい。

・「ダンディズムとはなんでしょう」にはさすがにもう慣れたのですが、「それは単なるおしゃれではなく」がつらくなってきた(笑いをこらえるのに)。単なるおしゃれ……(笑)。

・冒頭の星娘ぐるぐるの場面で、どの娘役よりもうっとりしている(笑)しぃちゃんが愛おしい。

・この場面、ムラで見ていた時に涼さんの娘役甘やかしっぷりに驚いたのですが、どうやら気のせいだった模様。やっぱりあの人タカラヅカスタァだし。で、その後のガウチョの場面を見ていて思ったのは、やっぱり涼さんには自立した娘役が合うんじゃないかなぁと(この場合百花沙里さんを指します)(え?)。なんというか「僕がキザっている間、あなたはあなたでやっていてください。後で合流しましょう」みたいな?(いやそこまで娘役放置プレイじゃ全然ないんですが)だから錫百って妙に似合うんだ、と納得。

・涼さんには一度ほんとキザる余地もスカす余地もない役を与えて欲しいなぁと思います。あの人、ほんとは出来るでしょ?(エージェンシー社長だし)。ドリーの自殺騒動の時の「慌てる涼さん(違う、オコーナーさん)」がちょっと大人しくなっちゃって寂しいなぁと思っています。

・という訳で、今一番欲しいのは「恋する男はドンキホーテ」の涼さんフィギュアです。「時には野獣」のとこ。あのポーズを見るたびに、お腹を押すと「ぎゃー」と音だす人形(いっそソフビ)だったらいいのになぁといっつも思っています(どういう発想だ)。



(向き合い終了)


 そんな調子だったので、今日はもう避難訓練で泣き出す始末(そこ出てないから)、どうしたもんだか、大丈夫か大丈夫か自分?
 焦らないと思っていたのに、淡々と受け止めて消化していたはずなのに、なにこの有様は!(愕然)
 何をそんなに焦っているんだろう。いや、焦っているというより急にきた波に怖くなっちゃっているんだろうなぁ。つまり「大丈夫じゃなかったらどうしよう」。
 大丈夫だと思っていたのに、後悔もなにもないのに、ただひたすらに今この時を愛おしく思っているのに、それが、全部、大丈夫じゃなくなったらどうしよう、と。


(再び向き合い中)
(その間に今日買ってきた歌劇の話をします)


[歌劇メモ](全部読んでないのですが)

・ワタさんを囲んでの星組集合写真、いつもの辺りに大真くんを探したらあれ?いない?と思って見たら最前列にいたー!しかも84揃っていたー!ワタさんの後ろに84、とにゃみに合わせてワタさんが「みんなしゅーごー」とでもしてくれたみたいで、なんか嬉しいなぁ。

・ワタさんを送る言葉がいちいちキテしまい、途中で読めなくなる(うなだれ)。皆いいこと言うよな、いやいいことを言っているからいいんじゃなくて、ただ本当のことを言っているだけで、それがいいからいいんだよな、と昨日の社会科見学と同じ感想を抱く。

・舞咲のえと文のひめキューピーがすごいかわいい。しかし似ているなぁ……(感心)。

・大真くんもカラーで袴姿載るんだね。

・が、今回の一番の私的トピックスはマインドトラベラーの小池真飛対談。えー!えー!えー!……どうやら小池先生は私と180度反対の真飛観を持っている模様。それはそれで楽しみだなぁと、言っておきます(ほんとびっくりした)(私が見ない間に真飛聖さんが変わったのかなぁ)。


(向き合い終了)

 でも、今日公演見ているうちに、「いやあ、どうかんがえても『大丈夫』だべ?」って思えてきた。芝居の最後でフレッドが「与えられた時間は余りに短かったが」って言うときに私いつも「いや全然短くなかったし!」って思っているんですね(大真担としての時間が)。それだけ、密度は濃かったと思っています。その時めいっぱい精一杯やってきたと思います。だから、大丈夫。心配しなくても大丈夫だ、むしろそれを信じていいんじゃないかなって。そして今、最後の時にむかってどんどん満ち溢れてきている大真みらんさんの舞台を観て、やっぱりそれを信じて大丈夫なんじゃないかなって……。
 どうしようもなく揺れるのも、どうしようもなく悲しくなるのも、どうしようもなく慌てるのも、今しかできない事だから、今までがあるからできることだから。ね?
 そしてやっぱりどうしようもなく好きなのも、やっぱり変わらないなぁと思うのです。
 あと一週間。
 大丈夫、ここまできたからもう大丈夫。ここまであるから大丈夫。


(本当に向き合い終了)


 



 気をとりなおして。


[大真当番日誌]

 時間がなくなりそうだ。かけあしはじめ!(笑)

・今日気付いたのですが、今回のお芝居、大真くんほとんどの場面で娘役ちゃんと絡んでますよね?大真担になった時に気付いたのですが、下級生の頃って意外に娘役と絡むとかショーでデュエットが踊れるって余りないんですよね。それがまあ次から次へととっかえひっかえ(ブランドン口調)(笑)。フリー演技でもふありにアタック×2したり、エンディーさんとこのバレエ団員を口説いたり……よかったな、大真くん。千人斬りまでもう少しだ(そこ応援しないでー)(笑)。

・大真みらんさんの中にたくさんいる大真みらんさん(年下くんとかおじさまとか御館様とか大まみらんくん(小学三年生)とかみらゆかのみらとか大真鳥とかOKAMAとかおおまのお兄ちゃんとかとかとか)。それは大真みらんさんの振り幅として、そしてネタとしてイジってきたものなんですが、それが今一気に「大真みらん」の中に集約されてきているように思えます(前はてんでばらばらに展開されていたというか)。その結果、あのひとすごく素敵だなぁと。いろんな色を見せてくれている、今のすべてを見せてくれている。もうそれにただただ感無量です。

・ポラリスの場面は終始真顔で想いを込めて情熱的に踊っている大真くん、それが最後にはけるときだけ、ふわっと笑顔になって、「あー」って開放された顔になる。それまで一生懸命泣くのを我慢していても、そこでいつもぐわっとくる。

・「All by myself」は、いわゆる「泣かせ」の場面だよな、と天邪鬼な私は泣いてなるものか、と思っています(イヤなメイトだ)。けれどもここも大真くんが見るたびに、今現在の大真みらんをぶつけてくるから、ほんと泣くしかない。それが悲しくもあり嬉しくもあり。
 今日は、結構大真くん的にもきていたようで、終始笑顔なんだけれども泣きそうになって、それが振付けでふっと横を向いたときに、そこで辛い気持ちを泣きそうな気持ちを吐き出すように一瞬だけ辛い顔をして、正面向いたときは精一杯の笑顔になってた(ぐわー!)。泣いてもいいんだよ?でも泣かないんだよね、茶会で言っていたもんなぁ、演じるほうが感情に追われてはいけない、みたいな事を……。でもやっぱり泣いているな、と思ったらオペラグラスについた自分の涙でした(笑)。



 歌劇の退団者挨拶(写真がおとめのアレで何気にウケた)、大真くんが最後に言った「"大真みらん"は幸せです!」……今日、色々ともやもやごろごろしながら観劇していて、出てきたもう一つの結論に「なんだかんだ言って幸せだったんじゃないか?大真くんをバカみたいにピン撮ってきた日々も、こうして見ている今も、ひっくるめて言葉をつけるなら、楽しかった、萌えた、悶えた……ひっくるめて「幸せ」、って事なんじゃないかなぁ」と思ったんですね。
 君がしあわせならそれでいい、それが私のしあわせだ。
 なんて言うほどピュアではないけれど、君がしあわせといって、私がしあわせといえる今、それがやっぱりしあわせだなぁと思ったのです。



 幸せだ、と感じた。
 「幸せ」という言葉を自分の中でこれまで意識したことなどなかったけれど、今頭の中に浮かんでいるのはまさしくその単語だ。何も心配しなくていい。無心でゴールを目指せばいい。(『夜のピクニック』/恩田陸)




 残りの観劇は千秋楽を残すのみとなりました。
 最後までよろしくお願いいたします。



2006年11月04日(土)
あの星を軸にして公転しながら、わたしたちは自転もしている。


[大真〆]

・鳥増えました。今38匹(笑)。
 ようやく今のPCでスキャナ使えるようにしました。でもかおりちゃん、お願い。むっさんもう時間ないから今度は取り込んだものください(ここで頼むな)(笑)。

・再放送終了。出したい予定のものはこれで終了。
 でも最後に何かSS書きたいなぁという思いがふつふつと沸いてきました。大百でもみらゆかでもなんでもいいから、大真みらんさんをSSりたい(えー?それも動詞なの?)。



 でも焦らないよ慌てないよ。


++++++++++

 公演見てきました。美城のおじいちゃん!訴えられますよ!(爆笑)

[大真当番日誌]

・いいキャリオカだった……。らぶらぶらびゅーんな感じではなかったのですが、なんというか大真のおじさまからいい感じに「大人の独占欲」が出ていました。あからさまではないのだけれど、しっかりガッツリリード、あなたは誰にも渡さないよ?(多分いろんなものが混ざっているんだと思います、おごりんちの絵とかちゃらさんの耳打ちとか)でもそういう感じでした。
 基本、トップスターしか固定の相手役を得られない宝塚で、固定の相手にしか出来ないような態度(今回の独占欲がそう)をとる大真みらんさんは、実にいい男役だなぁと思いました(贔屓の引き倒し)。逆にそれをできる環境に恵まれた、っていうのもすごいことだなぁと思います。大百万歳。

 というわけで今私の中で空蝉DE大百がアツイです(冷ませ!)。最後まで私の金平糖釜をやすませてくれない大真みらんさんが大好きです。



[大真当番日誌:番外編]

 秋の社会科見学と称して、小学二年生と「相田みつを美術館」に行ってきました(何やっているんだアンタら!)。行くのは初めてです。いつも行っている劇場の近くにこんないいところがあったなんて、と。氏の作品をじっくり見るのも(読むのも)初めてです。なんというか、頑張って生きていこう、じゃなくて生きていこう、という気持ちになりました。難しいこともえらそうなことも言っていない、普通のことを言っている、それが心に響いてきます。言葉のちから、てやっぱりすごい。






 っていうのは表向きの感想(笑)(でもちゃんとそう思っているんですよ?よ?よ?)
 ありえないぐらい萌えてしまいました。見ながらニヤニヤしてしまうのはどうかと思うんですが!そして後で二年生とどこでニヤニヤしたかを答えあわせするとほとんどあっているのもどうかと思うんですが!(爆笑)いちいち大真みらんさんの声で脳内再生して悶えました。「これここをプリンに置き換えるとまんま大まみらんくんの詩だね」とか「これはワタさんが言ってくれそうだ」とか「これはまさにしぃちゃんだ!」とか「そんなしぃちゃんへのふありのポエムがこれだよ!」とか……ごめんなさいごめんなさい。
 でもそんな風にみつを氏に大真みらんさんを合わせてしまう事自体が、大真担の悲しい業であり、軌跡であるんですよ。大真みらんさんという「にんげん」を見てきた我々だからこそ、「にんげんだもの」とうたうみつをポエムにぐあんぐあん響いてしまう……やっぱりごめんなさいごめんなさい。にんげんだもの、大真担だもの(はい?)。
 でもつくづくと、相田みつをに大真みらんを紐付けたにっさんは偉大だなぁと思いました。にっさーん!


 心が豊かになる一日でした(まとめ)。





2006年11月02日(木)
やり残したことを探すんじゃない、やりたいことを探せばいい。最後まで。


みらゆかな夢を見た。
「わー!コレマシンガンに書こう!」と夢の中で思ったのに(つまりはみらゆかな夢をみた夢をみたんだな)(ややこしい)起きたらガッサリ忘れてました。いっこだけ覚えているのが(何本立てだったんだ)なぜか楽屋前隣同士な二人が「恋する男はドンキホーテ」を歌っていて大真くんが「恋する男は三人前」と歌い「しまった間違えた!」という顔をするというもの(……かわいかった)。総じてみら(ぼけ)ゆか(ツッコミ)でした。寝る前に読破した「永遠の野原」波及効果かと(笑)。いろんな意味でドリームだ。


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