2006年03月31日(金)
ここではないどこかへと思う事が戻れないところにきた証拠


 どうしよう。なんかおもしろい。


 未だにコパカバーナがどういう話なのかわかっていません。
 つうかバウとどっちを主軸に考えればいいのかわかりません。
 それよりもこのままいくとまんまと仕事祭りが6月前半にかぶりそうなんですが、とりあえず今は忘れておきます。

 一番面白いのはタイトルフォントだと思います(笑)。


2006年03月29日(水)
脳内ガベージコレクション


 せっかくDS行くんだから、と会社帰りに衣装をみつくろってきました。しかしDSとか結婚式とかある度に、私どこまでオメカシすればいいかわからないんですよね(TPOの問題ではなく自分自身に対して)。普段がアレなので、ちょっとでもひらひらきらきらするともう自分的におなか一杯、つうか自分でそれにもう負けちゃうんですよねあはははー(女子力小数点以下)。女子なんでひらひらきらきらは好きなんですがそれが自分から生えているかと思うと!(はえてないから)(笑)かおりちゃんを見ていると、女子として生まれてくるのは本当は楽しい事なんだろうなぁと、常々思っています。ほんと女子に生まれてきてごめんなさい(半笑)。せめて整数にはなりたいなぁ、女子力(この人もう30なのにな)。



[年度末脳内棚卸]

 とりとめなく考えていたことを。

・大真くんへのドリームは叶い難いけれど、涼さんへのドリームは割と叶ってしまっているんじゃないだろうかと気付く。ただしそれぞれのドリームの単位は違うので単純には比較できないんですが(どんな単位だ)。

・シャツじゃない(襟がない)涼さんを見ると割とドキリとします(ex:組本3で涼さんがジャケットのインナーがVネックシャツだったのを見て驚いたように)(例えが古い)。いや、シャツじゃないのも着るのはわかっているのですが、なんというかその人へのイメージというかデフォルト衣装ってあるなぁと思った次第。ちなみに襟なしに違和感を覚えつつ「涼さんのタートル」はアリですなにその基準。そんな思考回路を踏まえて、じゃあ男役さんのデフォルト衣装判定(襟元限定)として「シャツキャラ/Tシャツキャラ/タートルキャラ」で分類してみようかと思ったのですが、そもそもそれはうちの仕事じゃないことに気付きました(笑)。

・あとどうも我々は何かと己の妄想を「漏れる!」だの「汁が!」だのどうにも表現が汚いので、なにかもっと他に言い表す方法がないかという協議をした結果「耳から金平糖がこぼれ落ちる」と言えばいいという事に決まりました(夕雫嬢との間で)。私の中の甘い言葉の結晶が金平糖になってこぼれおちる、ってぇ寸法です。まあメルヘン。……わかっている、そんなモノではごまかせないぐらいヨゴれているのは……ッ!(もうほうっておこうぜこの人)。
 ところで金平糖といえば、前に友達の結婚式でもらったコレが印象的でした。いろんな味があります。私がもらったのはサイダーだったかな?おいしかった。いつか差し入れにつかえないかなぁと思っています(そういう風に情報を蓄積していくな)。参考までに金平糖のつくりかたですよ(涼さん声)(私信)。




2006年03月28日(火)
二週間うしろにずれろ(念)[追記]


 おくればせながら録画しておいたおじゃまんぼう君をさっき見たんですが、樹里ぴょんの数々のネタやらつっこみやらもさておきながら、一番笑ったのが若手たからじぇんぬ紹介でのまぁくん(番組内表記)が自己紹介で
「初めまして、花組の朝夏まなとです」




 初めてじゃないから!つうかKIMIのコト今朝ニュースでMITAカラ!(思わず片言)
 すっげ面白かった。思わずアイロン台につっぷした(かけている最中のアイロン台は結構熱かった)(つうかそんなツボ私だけ?)。
 あいつ、あなどれん。


 それはさておき番組を見ながら思ったこと。樹里咲穂の新番組としてもうひとつ「樹里ぴょんが副音声でスカステに一日中ツッコミまくる」ってのはどうでしょうか?「あー、まぁくんやね。朝から元気やね(ニュースを見つつ)」「うわー、コムちゃん久しぶりやねー(ステージインフォを見つつ)、あ、手を振ってもしょうがないな、って言わなくちゃバレないやん(セルフツッコミ)」……いや、私が例えるとつまらないけれど、本人がやったら絶対に面白い!はず!(その前にスミレコードにひっかかりまくると思うよ?)


++++++++++

[伝書鳩返し]

 即レスですまん(いやいつもそうしなよ?)(珍しくまとめて反応があって嬉しかったらしいよ?)

> 樹里ぴょんの副音声(?)ツッコミ、
> こないだwowowでオンエアされた90周年大運動会で
> グンちゃんとふたりでまさにそれやってました!
> 練習風景とかところどころでしたが、まったりツッコミされてましたよ〜。

 おお、そんな技を繰り出していたのですか、知りませんでした。やるなWOWOW!(素で感心してしまいました)。
 ところでベルばらアニメ版(キッズステーション)は4月下旬から再放送されます。週一で2話分づつなので、今みたいな(5話/週)ペースでの収集はできないかとは思いますが。アニメ版から入って、原作にいった私なので、見始める前は「でもアニメ版って(マンガに比べれば)しょせんはダイジェストだよなぁ」と思っていたのですが、これがどうしてアニメ版はアニメ版でほんと面白いので、機会がありましたら是非捕獲してやってくださいませ。

> わたしも見てみたいです副音声じゅりちゃんのツッコミINスカイステージ。ていうかいっそのこと舞台映像にもツッコミ入れたらどうでしょう

 ええもちろん舞台映像にもツッコミをいれてもらいますよ!……とりあえずは麗しの80年代特集あたりから(あ、逃げたな?)(いや現役生徒が出ているのをイジルのはちょっとハイリスクかと)(いや編集するから大丈夫だよ)


> 働く女子としての六実さんに質問です。
> すっっっごい仕事祭りの時
> 甘いものに逃げますか?
> それともアルコールに逃げますか?

 両方です(即答)。そしてそれでご飯の代わりにしようとしますが、私はアルコールが入ると途端に満腹中枢がおかしくなるので、その後ご飯も食べてしまい後でものすごく自己嫌悪に陥って更にストレスためてしまっています(このひとほんとだめなおとなだ)(つうかそれもう過食症だよ)。でもなんだっていいと思うんですよ?それで少しでも逃げられるなら。気が紛れるなら。それだって立派なセルフコントロール術だと思います(自己を正当化しているのか?)(いやあ体験談からくる真実だよ?)
 仕事祭り中ですか?がんばってくださいね(働く女子シュプレヒコール)。


 そう言えば、この間おごりん上京時に北彩濱で和光でご飯を食べていた時「むっさんは(食嗜好的には)何が好きなの?」と聞かれて「なんでも食べるし、なんでも好きだよ?でもしいていえば『お酒』と『あまいもの』?」と言ったらみんなに爆笑されました(でもほんとにそうなんだもん)(笑)。








 仕事的にも私生活的にも非常にからまわってしまっている昨今。いや、たるんでいるというべきか?まさに「たらりーまん」な日々なのですが、今朝は会社に出てすぐにトラブル(というか自分のリリースミス)(ひぃ!)に気付いて慌ててパソコンと資料(この間はかったら5キロあったよ)を持って、客先に急行。結局、紆余曲折を経て大事にはいたらなかったのですが、こういうチョンボをしでかした自分を、やっぱり最近公私共々たるんでいたからなぁと反省。
 で、私は若い頃よく父親に「たるんでいる!」って怒られたんですね(どんだけたるんでいたんだ)。当時はそんな精神論にすぐつなげる父親に「何よ!長電話とそれは関係ないじゃない!どこがたるんでいるのよ!やることはやっているじゃない!」と猛反発していたんですが、今ならその真理がわかる気がします。たるんでいる、というかやっぱり気持ちや生活が緩んでいる時っていうのは、ミスを犯しがちだったりトラブルに巻き込まれたりしがちなんですよ。あの時、父親が怒っていたのは今現在に対しての「たるんでいる!」というよりは、そんな状態のままじゃ今に何かおこるぞ、だから気を締めろっていうニュアンスだったんじゃないかなぁと……。そんな事に十年も経過してからようやく気付いた娘だったりします。
 褌締めなおしていきたいと思いました(いやはいてないし)。




2006年03月27日(月)
猫ニャー


 帰ってきたらテンプテーションがスカステでやっておりました。
 ああ……ショーが見たいよう。やっぱりショーがないとさびしいよう(東宝では現在ベルサイユのばらが上演中です)(次回もベルサイユのばらが上演されます)(更に次回もねばーせいぐっばいなのでショーはありません)。さびしいなあ。


 この間の椎ドレ楽ですっかり打ちあがった気分になっております。や、まだ上演中だよ!まだ若は必要以上に「隊長ー!」と絶叫し(私もこのごろ叫びすぎだと思ってました)、薔薇タンでオラオラやっていますよ?(つうかあと一回観にいくんですが)
 しかし私は毎週東宝にいると思われているようで、「チケットあるんですがむっさんもう持ってますよね?」「私その日に行くけれど観ているんでしょ?」……皆あたしを何だと思っているんですか?(星組ジャンキーでしょ?)。


 じゃあベルばらの話をします。アニメ版ですが(そっちか)。
 ようやくこの週末に周回遅れで見ていなかった回を消化しまして、放映に追いつきました。ちなみに先週末金曜日(ベルばらは平日放映しています)が「アンドレ、青いレモン」の回でした(アンドレがオスカルを勢い余って剥いてしまう回)(言うな)。原作未見の当時小学5年生の私には大層衝撃的な回だったんですが、今見ると思ったよりあっさりしてました(時間的にもえ?こんな短かったっけ?って感じで)。全40話(正しくは最終話は総集編なので39話)のうちの28話が終了しています。あと11話で原作5巻中〜9巻末までのエピソードを消化していくんですな……さ、キリキリ巻いていきましょうか!(笑)

 ★ここ十話分ぐらいでの私的萌えどころ
・アニメ版のロザリーがおそろしく男前でドキドキします。馬乗って川越えていきます。
 シャルロットの死を前にして「私には関係ない、血が繋がっているからといって、一緒にくらしたこともないもの。愛情なんてない」と言い放ち背を向けて去るロザリー、けれども「そうでしょう?オスカル様?」と振り返った時に、眼にいっぱい涙を溜めていて、耐え切れずにオスカルに抱きつく「名乗りあう事なかった私のいもうと!」と号泣……あー、いい話だった。
・宮廷で噂になるアントワネットとフェルゼン、それを賤しい目で蔑む人々。そんな目に晒される王妃さまを見るのがつらい、と舞踏会を欠席しようとするオスカル、それを嗜めるアンドレに「ではどうすればいいのだ!王妃さまをそんな目で見る者の目をこの剣でかたっぱしから斬ってゆけばいいのか!」と激昂するオスカルに「ははっ、そりゃいいや、やってみるか?」と敢えて冗談で混ぜ返すアンドレに、思わず気が抜けて笑ってしまうオスカル(説明長い)。なんだ、椎ドレみたいじゃないか(素)。
・アメリカ独立戦争から帰ってきたフェルゼンがジェロニモみたいな長髪だった(割と萌えた)。

 ふとアニメ版を見ながら、ベルサイユのばらってやっぱり女の物語だなぁと思いました。正しくはオスカルと女の戦いというか。アニメ版はデュバリー伯夫人が消えたかと思ったらポリニャック伯夫人が出てきて、そうこうしているうちにジャンヌも出てきて、と、次から次へとわかりやすい敵キャラ(違)が出てくるんですよね。で、このオスカルが戦う女の中には当然「王妃アントワネット」も含まれます。そんな戦士オスカルが最終的に対峙するラスボス(違)は、自分自身の中の「女」なんじゃないかなぁ……ま、そんなことをぼんやり思った訳ですよ。で、そんな女の物語であるベルばらは実は男性原理(違)がまかり通る宝塚には本当は向かない作品だと思っています(男装の麗人=オスカル≠男役と思うし)。それが宝塚歌劇になったのはひとえに「様式美」と追求したからだよなぁ(そして歌舞伎という古典に仕上げたからこそ)。
 宝塚のベルばらの大いなるマンネリに、植田・谷以外にやらせればいいのに、とずっと思っていたんですが、でも植田・谷ラインから外れた時(様式美・歌舞伎から外れた時)、宝塚のベルばらってまるっきり違うものになっちゃう(極論すれば宝塚じゃなくなっちゃう)んじゃないだろうか……いや、だからこそそれを観てみたいんですが、敢えてやるべきだと思うんですが。でも実際問題、他の演出家がやることはありえなさそうだよね……。

(ウザくてすまん)

 返す返すも、ベルばらという存在自体が(宝塚のベルばらに限らず)、私にとっては最高の語り対象というかイジリ対象なんですな……。



2006年03月26日(日)
ベーグル犬


 たまたまつけてたスカステでやっていた飛鳥夕映え(ゆうひさん鎌足バージョン)をちらりと見ていました。で、
 ♪ああ〜この若さをどこに捨てよう〜

「ダメ!捨てちゃダメ!とっときや!」と速攻でツッコんだわたくし六実(30)……(何考えているんだ日曜の昼間に)。



[伝書鳩返し]

> 先日公開された『ナルニア国物語』の長男が、夢輝ノアさん似です。
> お時間ができましたら、是非、レディースデイの
> レイトショーあたりで確認してみてください。

 この人ですね?(米国Yahooの映画サイトに飛びます)
 髪型と鼻の感じが似ているのかなぁ?
 とはいえ最近耳にする「魔女とライオン」がナルニア国物語のサブタイだと知らなかったぐらい映画にはうといのです(笑)。ええもうもちろん「ライオン」には反応した訳ですが(笑)。


> (涼茶報告の)報告ありがとうございました。涼さんの素敵っぷりにめろんめろんです。

 や、めろんめろんになっていただけて書いた甲斐がありましたよ!是非今度は現場でめろんめろんになってください。
 速攻で反応もらえて嬉しかったです。

・ゆうひラスパ感想への感想と同意をありがとうございました。
> 匿名のくせにうざい語りっぷりですみません…
> 日記の感想に共感しすぎてちょっと調子に乗ってみました。

 いや私の方こそ調子にのって帰ってきて速攻パソコン立ち上げてあれ打ってますから痛み分け(違)ですよ(笑)。本当に、いい舞台でしたなぁ(じんわり反芻中)
 速攻で反応もら(以下同文)。





 今週で今年度も終わりなんですね。まさか今のプロジェクトに属したまま新年度を迎えるとは思ってもみませんでした(去年の8月に『支援』として『テスト要員』として連れ去られた人)(そして機能チーム内でひとりだけ取り残された人)(残す人間違っている)




2006年03月25日(土)
男役であるまえに男(マン)であれ


 ポスターが出てたよ

 いやー、涼さんエロい。(最初にそれか)(もうちょーたのしみですな)。

 ついでに、大きい画像が拾えたので外部出演ポスター
 良く見るとタイトルの上に琵琶と菫のロゴが(ちょっとカワイイ)。

 そう言えば涼茶で涼さんがエンキさんを称して「中国の人の自己主張が強いんですよね。必ず『私行きます』『私食べます』『私いりません』と必ず自分が主語になるんです」と言っていて、今一緒に仕事をしている協力会社の趙さん(在日十数年の敏腕女性プロジェクトマネージャー)(出来る人)を思い出したんです。で、その後記者会見を見たら、エンキさんと趙さんの話し方とかイキオイ(笑)がすごいそっくりだったんですよね。国民性って侮れない、と思った次第。


++++++++++

 ゆうひさんラスパを観にいってきました。
 ……。
 ……。
 ダメだやっぱり叫んでいいですか?

 ものごっつよかったんですがぞなもし!(日本語破綻中)

 もう終演後に「すごいよかったーすごいよかったーすごいよかったー」と繰り返し。つうか幕間でも「すごいいいーすごいいいー」と……久しぶりに全てをもってゆかれる芝居に出会いました。もうほんと引き込まれた、わけわかんないけれど引き込まれました。
 なんというか、スコットとゼルダは同じ魂を持ったものがふたつの身体に、しかも男女に生まれてきてしまったんだなぁと思いました。生まれる前からふたりはひとつで。スコットの喜びはゼルダの喜び、その喜びがまたスコットの喜びで、それがまたゼルダの喜び。そういう相乗効果。ニューヨークに出てきた時の二人は本当に、ただ二人でいるだけでどんどんどんどん幸せになっていくっていう感じの。
 でもその逆もしかりでゼルダの痛みはスコットの痛み、その痛みがまたゼルダの痛みで、それがまたスコットの痛み。二人のすれ違いが始まってからは互いに互いを不幸にしていく、どんどん沈んでいくのを止められない。それなのに二人は決して離れる事が出来ない。何故なら二人は最初はひとつのものだったのだから。「I am You」「You are me」、そして「Who am I」この言葉がひしひしと伝わってくる。幸せにも切なくも哀しくも伝わってくる。理屈じゃないんだ。「I am You」そして「You are me」。
 宙版を観た時に感じた「どうして二重構造にしたのかなぁ」という疑問(いっそ不満)もすとんと落ちてきました。普遍の人生、それはスコット・F・ジェラルドもまたしかり、普遍の人生の終わりは平凡だった、けれども普遍の人生にどれだけのものがあったのか。その最後に、そっとやさしさを添えるように、ゼルダの写真・原稿・赤い薔薇、そしてゆうひさんの合図で暗転、幕引き。それぞれが演じた人物の普遍の人生へのオマージュ。完全にスコット・F・ジェラルド伝では終わらない、それは伝説ではなく、普遍の人生だから、今も繰り返される普遍の人生だから、受け継がれている普遍の人生だから。
(これはゆうひさんの芝居力も大きかったと思います。スコットの部分と、それを演じる役者の部分、そしてそれがシンクロしてまざりあって同化していくのが絶妙だと思いました)


 ああ、もうこんなウザい語りとかはどうでもいいですよ!(こんだけしゃべっているくせに)。
 そんな言葉や解析やらを乗り越えて良かったです。ほんと良かった。この舞台がみられて幸せでした。もうそれだけでいい。素直にこの舞台に対して「ありがとう」と言いたいです(心の中でスタンディングオベーション)。


 と、言いつつもヨゴレな部分も忘れてないのがナパームスクエアです。

[ラストパーチーヨゴメモ]

・今回の収穫は真野すがた君のよっぱらい振りがみれたことですよ。ひー、やっぱりあいつ面白い。少しも早く額にネクタイを!(絶対似合うはず)
・あと史実のフィッツジェラルドが近眼でなくて良かったと心底思いました。ゆうひさんのあのガタイであの格好で銀縁眼鏡かけられたら絶対萌え死ぬ(観劇しながら何回か脳内でシュミレーションしてしまいました)(反省中)
・観劇中に何度となく泣けてきたんですが、一番最初に泣けてきたのが、新婚生活を送るスイートルームでのいちゃいちゃじゃれあいです。うわあなんだキミらカワイイなあ!(じわー)(あ、あたし泣いている?)ここがあるから(互いの喜びが更に喜びとなる「I am You」「You are me」)、その後の「I am You」「You are me」がすごい効いて来るんだよね……(ボディブロー)。

 あ、ヨゴレきれなかったわ(漂白)(余韻に漂泊してきます)。





2006年03月24日(金)
ここまでやってきたんだから


 今日は新宿の客先に直出だったんですが、新宿駅で迷いました(西口に出るはずが東口に)。何故!同じ電車の同じあたりに乗って同じ方向に向かって曲がっただけなのに。この間やったときは(二度目か)、気のせいかと思ったんですが、今日やってこれはもう誰かの陰謀に違いないと思いました(誰のだよ)(多分工事が終わったあたりを私がまだ把握していないのと、特快乗ると違うホームに着くのが原因だと思う)。


 週末はゆうひさんラスパとお花見を予定。まだ三分咲きくらいかなぁ。でも花咲き始めの、つぼみが膨らんできてくすんだピンク色にけぶるのも、綺麗だなぁと思います。
(この時期の行事がすべて三年前の思い出を呼び起こしてしまうのはもうしょうがないんでしょうな)(あの時は靖国で花見をしたなぁ、とか)(このスカートはあの日にはいていたなぁ、とか)


2006年03月23日(木)
グリーン・グリーン


 涼さんのあ・こ・が・れ★ディナーショー(あこがれ冒険者と同じ文脈で)(どんなんだ)

 半端な画像ですが、これがDSポスターです。
 で、ふと見たら隣の蘭寿先輩のDSポスターがすごいことになってました(素)。……はっ、真珠つながり?


2006年03月22日(水)
カモミールは海の雫


「健康で、笑って、好きな仕事して、感謝して生きることをしたいです。 」
 リアル友の日記に書かれていたこの言葉にぐあんときました。ほんとそう思う、ほんとそう思う。でもそれがほんと難しいなぁ。



 続き行きまーす。

[続・涼茶覚書]

・公演ネタ話書き漏れ。
 淑女のコンセプトを聞かれて「マニッシュ」と答える涼さん。「小雨は男役の(オスカルがやる)役だから」と、男役がやる意義ないと意味がないみたいな事を言ってました。だよなー!

・外部出演について。「宝塚らしい男役を」と言われて「涼を」と言われた(推薦された)ことがとても嬉しかったとのこと。ずっと自分は「宝塚らしい男役」を目指して男役10年続けてきたのが報われた、と。

・「世間の荒波に揉まれてこい」と三木先生に言われていましたが、すでに記者会見の時点でものすごいカルチャーショックを受けたとの事。バックダンサーの人たちは女コンボイと言われるプロの人たちで、自分と同世代で、打ち合わせの時にも「どういうコンセプトですか?」「何をすればいいんですか」ととにかくプロ意識が高くて、ハングリー。それに比べて自分は「外部出演できて嬉しいー」と言うばかりで……。でもそれに負けずにこのチャンスにがんばります、と。
 同時に宝塚にいることへの感謝の気持ちを感じた涼さん。外部の人たちは身体の調子が悪ければすぐに下ろされるけれど、宝塚は毎日舞台に立たせてもらえる、と。
 わたくし六実、個人的には宝塚の生徒の外部出演って「意味が無い」と思っているんですが、涼さんはものすごく自分にとって糧にしていこうとしているなぁと、そういう意味では涼さんもすごい貪欲だと思ったりします。

・ディナーショーの話。ちなみに会場ではチラシが出ていました。まだ画像が出ていないのでここで示せないのですが、涼さんのデザインらしいです。ミュシャ風の枠から涼さんが片肘をかけるように出ている写真。で、本日のお召し物はそのポスター撮影時の黒のスーツ。右肩のところに参謀肩章のようにパールのネックレス?がついているスーツなんですが「本当はその枠からパールのネックレスを垂らしていたんですが、ちょっとおかしかったのでポスターではやっていません。なので今日はこれを見せようと思って着てきました」……ナルシストめ(笑)。
 ポスター、とても素敵なので見てみてください(素)。

・ディナーショーのタイトルの意味は「あこがれ」とか「有望な将来」とかそういう意味なんだとか。私が調べた時には将来とか未来しかでてこなかったので「あこがれ」にキてしまいました。「あこがれ」て!(繰り返さなくていい)。

・歌いたい歌を選んでいたら50曲近くになってしまって、先生によくばりすぎと怒られる涼さん。ちなみに全部宝塚の曲だそうですよ。徹底していて潔い。「皆さんと一緒に涼紫央の10年を振り返れるような、自分にとっても皆さんにとっても思い出になるような」と。

・椎バウは「悪役」らしいですよ?「いやみな役」らしいですよ?でも最後にはしぃちゃんと和解するらしいですよ?やっぱり屈強な上司なんだろうか……(さあ?)

・外部出演に対してか、DSに対してかの発言か忘れたんですが、オスカル役をもらった時の「棚からぼたもち以上に」に続き「棚からぼたもちがたくさんふってきたような」と言ってました。高さの次は数が増えるんですか!(いや高さと解釈したのはむっさんのねつ造だ)。いいですね「棚からぼたもち」、そしてきっと最後に涼さんは言うんですよ「で、ぼたもちってなんですか?」(食べた事ない)(お金持ちだから)(きっと「ヤツカの口癖がうつった」んだと思います)(むっさん!それをやるなら裏で!)(笑)

・テーブルを回っての質問コーナー。とはいえ、あらかじめ用意されていた質問をくじを引いて当たった人がするだけなんですが(……)。その中の質問で「好きな男性のタイプは?」ってのがあったんですね。それを質問したのが小学校低学年ぐらいの男の子だったものだから、場内が沸きまして。涼さんはしきりに質問された内容よりも「なんや君、おいしいなぁ」と男の子がウケを取れたことに反応しつづけてました(ちょっと悔しかったのかもしれない)(笑)。で、回答はその男の子の名前を聞いて「(好みのタイプは)○○君みたいな人です(はあと)」……ひゃあ!

・今まで一番印象に残っているお誕生日イベントは?と聞かれて、「毎年毎年が、一番印象に残っているので、だから今年のイベントが一番印象に残っています」とのこと。

・歌のプレゼントは「愛あればこそ」。客席をまわりながら歌っていたのですが、ここぞとばかりにお客さんと目を合わせて、次から次へと狙い撃ちで堕としていっていたのがすごい面白かったです。

・で、もう一曲は「本当はDSで歌いたかったけれどカットされた」という「愛と死の輪舞」。ひゃー、そんなのお茶会で聞けるとは思ってなかったですよ。でも最初ハプニングがあって、曲が雅春様の歌入りで流れちゃったんですね(笑)。一瞬「アンタどんだけ声変えて入り込んでいるんだ!」とツッコんでしまいました。改めて仕切りなおし、いやそれでも十分入り込んでましたよ、素敵ですよ。ちなみに一人称は「俺」バージョン、涼さん的にはトートは「俺」と(メモっておこう)。


・最後のご挨拶。いつもながら宝塚いること、こうして皆さんが集まってくれる事を幸せだと感謝する涼さん。そんな涼さん曰く「今年はいい年になります」(断言か!)「そのイキオイで皆さんをひっぱっていけるような年にしたいです」……つ、ついていきますよ!
 ほんと今年の上半期は涼さん的には盛りだくさんだなぁ。


 というわけで今回も楽しいお茶会でした。あのひとどこまですてきなの?と真剣に思います。じゃあADSL(あのひと どこまで 素敵なの LOVE)って事で(はい?)
 唐突に、私、涼さんの何が好きかって「徹底しているところ」なのかなぁと思います。男役に対しても、何に対しても。その徹底感が私的には安心感というか(もしもーし?)。そんな安定感を求めつつ、私のカラダは振り回されるほうへほうへと反応してしまうのかなぁと(もしもーし?もしもーし?)
 涼さんは前向きだなぁと思いました。それに比べて(比べるな)私は……という話をしていたら「いや、涼さんは前向きというより上向き?」……まさに昇り龍という事ですか!(笑)


 以上、お茶会報告終了。ほんとに聞いたまま見たまま感じたままなので、その辺は考慮しつつ読んでもらえれば。何か間違ってたら指摘してくださいませ。


2006年03月21日(火)
晴れたり曇ったり、時には雨に打たれたり


 涼茶の話が途中なのですが、今日観てきた公演話をさせてください。
 で、涼さんと言えば今日の淑女が金髪のショートボブでこれがめっさかわいかったー!(思わずうはぁと声が漏れました)。茶会で言っていた「鬘毎にワタさんが命名して耳元で囁いている」のなら涼さん自ら鬘毎にキャラ立てしていけばいいのになーと思っております(かのマレーネ先輩の故事にちなんで)(故事言うな)。とりあえず私的判定ですと、金髪ショートボブの淑女は「こあくまちゃん」って感じです(ええ?)。ちなみに日曜日に見た時には金髪ロングだったんですが、そちらはえらく清楚に見えました。ワタさんとの絡みはパワーアップして、目線がねっとりと絡み合っていたんですが、そんな風にまぐあいつつも「まだあげない(はあと)」みたいな?(いやカラダはまだ許してないと思ったんだよ)(六実さんは宝塚で何を見てきているんだろうね)。
 という訳で、神様おねがい涼淑女のカツラをコンプさせてくださーい。


 話がそれたところで、本題に入ります。
 その前に、一言。「もー!しぃちゃんてばー!」

 (いいから本題に入れ)


[天文部業務日誌]

 というわけで、立樹アンドレ2ラウンド目(二度目のアンドレ)にして立樹アンドレマイ楽。
 日曜日に見たときにもかなり愕然としたんですが、1ラウンド目と全然ちがうやないですかー!立樹アンドレなのに影が出ていた。文法的に(違)アンドレに影が掛かるのは正しいのだけれど立樹に影はかからないので(真顔)非常に居心地の悪いアンドレでした。いやアンドレとしてはこっちが正しいんだろうけれど、でも「小石につまづいてどうする!」が俄然おかしな場面になってましたな……。でも白ばらの人銀橋ソロは良かったわけだから、やっぱりアンドレとしては正しいのか?じゃあそもそも脚本がダメなのか?いや脚本がダメなのは今に始まったことじゃないし……と悶々としてしまいました(むっさんウザい)。
 あの私の中で「新しいアンドレ」と大絶賛に祭り上げた椎ドレはどこにもいなかった(お前はもういないのか)。いや、1ラウンド目のアンドレの役作りが好きだっただけにね。太陽に雲がかかった分、なんか太陽の魅力もそがれちゃった気がしてね、太陽が縮小した気がしてね……わかっているよ、こっちがほんとは正しいって。

 が、

 最後のバスティーユの場面の死に際で、2ラウンド目のアンドレ(以下アンドレBと称します)が俄然アリになりました。「命だけは大切に」が、最後までオスカルの事しか考えていない1ラウンド目アンドレ(以下アンドレAとします)に対して、アンドレBは「自分の死」がオスカルと自分自身と事として捉えていたような。ちなみにアンドレAは「自分の死」すら死として自覚していないようなほどにオスカルの事ばかり考えているアンドレでした。
 アンドレAの時は、その天文学的な大きさでそれこそ自分の「男」すら越えて(ええ?)オスカルを包み込んでいたアンドレが、今宵一夜で初めて「男」として、それまで同調同化していたオスカルとの一個の個体として対面し、それ故にバスティーユでオスカルが一個の人間として散っていった、という解釈だったんですが
 アンドレBの場合は、天文学的な大きさで包む事なく影として寄り添っていた。けれども今宵一夜でひとつになった時、影と光が同化した、影でもなく光でもなく、オスカルとアンドレは本当に本当に一つになったんだなぁと。
 だからアンドレBの「命だけは大切に」というのが、自分の事をさておきオスカルだけに思いを向けていたアンドレAとは違い、「自分の死」を「自分たちの死」としていたように見えたんです。なぜならば、アンドレはオスカルでオスカルはアンドレだから、ふたりはひとつだから。
 今日はオスカルの「お前はもういないのか」がものすごくぐわんとキタんですね。今、トウコオスカルがどんどんテンション上げていっているせいもあるかと思うのですが、その「いない」という喪失感がオスカル自身の中にあるというか。
 原作でオスカルがアンドレの死に対して「わたしも死んだ」というところがあるんですが、まさにあの場面が今回のアンドレBとオスカルにつながります(と、同時に原作を読んだ当初「影を失った光は存在しない」という意味でアンドレの喪失感を感じていたんですが、じつはそうじゃなくて「今宵一夜」以後、ほんとうにオスカルとアンドレはひとつになっていた、と原作の解釈すら違って見えてきました)。
 オスカルの中に存在したアンドレB。
 オスカルの外に存在した(最初はその中に含まれる形で、後にぴたりと並び立つ形で)アンドレA。
 最初にアンドレAとアンドレB全然違う!と愕然としたのも当然、だって本当に違う。その立ち位置からして違うんだ、と。最後の最後で気付いたわけです。思わずそれを再検証する為にサバキ狙ってダブルヘッダーしようかとも思ったんですが、さすがに辞めておきました。


 えーっと、何言っているかわからないと思うんですが、とりあえず「六実さん的には納得できたらしい」と思ってもらえればいいと思います。


 どうしてこの人を語るのに私はこんなに解釈とか解釈とか解釈とかをしてしまうのでしょうか?(ex天文部)でもその「観る側の(つうかむっさんの)解釈を必要としてしまう立樹遥」が、わかりにくいとか、舞台人として拙いとか、そういう風には思わないんです。でも役者カウントでもないです。こんなに私に解釈をさせてしまう立樹遥さん「もー!しぃちゃんてばー!」とも思うのですが、多分それは直訳すると大好きって事なんだと思います。しぃちゃんの持ち味というか、舞台上の太陽のはたらきとかうごきとか、ほんと興味深い、ほんとおもしろい。もっとわかりやすくこれを表現できればいんですが、そんな感じで今年度の気象庁活動を終えたいと思います(無理矢理閉めたな)。



[大真当番日誌]

・今日は前髪プレイデーでした(何それ)。いや最近割と、そういうビジュアルに凝りはじめてきたなぁと密かに思っているんですがどうでしょうか?(縦割り学級会議題)。やんちゃというか試行錯誤というか、いや単に暇だからか?(禁句)
 そんな前髪プレイの中で、村の男が洗いざらしのバサリズムちっくな前髪で、うっかり萌えてしまいました。ひ、久しぶりに萌え前髪きましたよ!でも貴族の場面の前髪は「意味がわからない」ものでしたし(笑)、薔薇タンではリーゼントから一本だけ触覚が生えてました(笑)。あれ、わざとだよね?偶然じゃああんな立派な触覚生えないよね?(でも踊っているうちに全部ばっさりイイ感じ崩れてきたんで、あ、これも計算か?と思ったり)。そんな前髪プレイデーでした。でも前にも言いましたが、なんだかんだでおじさまリーゼントが一番綺麗で似合うと思います、というか似合うようになってきた(盲目)(繰り返し言わなくていいから)。

・そんな大真くんの本日のかけごえは「しゅんぶーん!」でした(多分)。いや、最初何言っているかわからなかったんですが、確か「さ行」から始まっていたから変っているなぁと思って……「はっ!今日春分の日だ!」(腹抱え)
 ところでこの間、ここの場面でようやくしぃちゃんを観たんですが……ナニ、アレ?フツーにカッコいいじゃないか!(ジャンプスーツが良く似合う)えー、この場面てオモシロカッコいい場面じゃなかったの?しぃちゃんズールーイー!(ちなみに明石も普通にカッコいい判定)

・今日の宮廷貴族小芝居は終始「フェルゼンを目の敵」にしていて面白かったです。プロバンス伯爵に王妃の事を揶揄された時に「はっ……あのことか」って笑ってた(震)。だから陛下の「困る」発言にも「はぁ?何言ってんの?」な顔してました。どっかでまた感情移入系に変るかなあと思ってみていたんですが、終始フェルゼンを敵視、というかライバル視?……きっとフェルゼンが来る前は彼が宮廷で浮名を流していて、そこに来たフェルゼンを王妃とのスキャンダルという最大の浮名を流した男として、妙な対抗心を燃やしていたんじゃないかと。その浮名を「真実の愛」としては、その影でどれほどフェルゼンが苦しんでいたか、彼はまだそのことには気付かない。後に彼の心を焦がす恋に出会った時、その時初めてあの時のフェルゼンの言葉の意味を理解する。「負けたよ、フェルゼン君……」

 六実さんてほんとしあわせなひとだね(もう君なんでもいいんじゃん)(四足で食べないのはテーブルと椅子だけという中国人並の妄想食欲)。





2006年03月19日(日)
ADSL(あの人どこまですてきなの)(Lは?)




 久しぶりに土日出歩いたら、ガタガタになりました。と、歳だ(真顔)。負けるな、あたし(そこまで懸命に戦うなよ)。
 茶会とか大百上映会とか観劇とか茶会とか色々あった週末なのですが、とりあえずスタック(後入れ先出し方式)で、本日の涼茶の模様を書いておきます(直訳:覚えているうちに書いておかないと!)(最近そればっかだな)。


[涼茶覚書]

 いつものごとく頼りない脳内メモリを妄想で補ってお届けします。


・今回、何が面白かったかって、茶会が始まってイキナリ「今日はしゃべりたいことを書いてきました」と紙を取り出して、司会不要でどんどん自分で話を進めていったことなんですが。何のプレゼンですか?何のラジオ番組ですか?すげー(腹抱え)。実際司会の人との掛け合いがない分、すごいイキオイですごい情報がサクサク消化されていったんですが、もはや茶会の域を越えていました。あの人、放っておいてもどんどんしゃべっていますよ!すげー(笑)。

・という訳で公演話。新公でやったジェローデルはそれまでお芝居が大嫌いだったのが芝居が好きになったターニングポイントな役、またやれて嬉しいとこの辺は割とメディアで語っている通りですな。新公の時は「オスカル」と呼ぶだけでも二時間ぐらいずっとダメ出しされていたとかで、ほんとそれ故に思い入れがあるんんだそう。ふと、この時の新公って真飛さんを涼さん(ジェローデル)とれおん(アンドレ)で争っていたんだなぁと思い出して、ちょっと思い出し萌え(いやだそんな萌え)。

・ジェローデルのせり上がりを熱く語る涼さん、わたくしめの為に舞台進行さんが奈落まで下りてきてくれて、わたくしめの為にこの半畳ほどのスペースがせりさがってせりあがる。ほんとそういう事に謙虚に感謝するのは涼さんらしいなぁと。「次にいつスッポン使えるかわからないですからね、きっと千秋楽はすごく寂しくなると思います」ジェローデルの役と別れる事もスッポンと別れる事も寂しいと惜しむ涼さん(笑)。

・役造りの話で、例えば前の公演のらっこならば「涼紫央のらっこ」とか「例えば誰か下級生がやるらっこ」とか「上級生のどなたかがやるらっこ」と言った感じで、演じた人の個性が出てくるし、それが魅力となる、けれどもベルばらはいかに「フェルゼンに」「アントワネットに」「オスカルに」なるかという事が主眼だから全然違う、というような話をしていました。いかに漫画に近づくか、皆さんの中のイメージに近づくか、と。でも皆さんのイメージはそれぞれで、例えばジェロの鬘ひとつとっても「原作みたいでいい」とか「もうちょっとゆるい方がいい」とか色んな意見をいただく。けれども皆さんの中にジェローデルのイメージがあるように私の中にもジェローデルのイメージがあって、と、そういう擦り合わせの作業みたいな話をしていました。すごい興味深かったです。

・ジェローデルの声について、いくつか質問があったという事で「あれは(あの声の低さは)故意的にやっています」との事。シンディからは「もっと野太く!広く!大きく!」(うろ覚え、でも低く、という言葉は出てなかった気がする)と言われていたんだそうな。脚本が代わった事や、大劇場で5人のオスカルを相手にしたこととかから、涼さんの中では新公の頃と比べてジェローデルの印象が変ったような話をしていましたって、これうろ覚えな上に曲解かもしれません(脳内メモリぱんぱんー)。でも涼さんのそういう役造りの過程が垣間見えたようですごい興味深かった(それさっきも言った)。

・ジェローデルの鬘は3種類(気付かなかったよ)。1幕は軍服に合わせて少し華やかに、2幕はフロックコートに合わせて少し短め軽めにあしらえてあるんだとか。で、フィナーレはフィナーレらしくショーアップさせて長くぐりんぐりんなんだとか。今度確認してみます。

・淑女トーク。「次、淑女いきまーす」とどんどん自分でトークをしきってます(笑)。
 淑女の配役を最初に聞いた時は代役の配役なんだと思ったそうな、でフツーに「はいわかりました」と答えた後に東京公演で役替わりだと聞いてびっくりしたそうな。

・初日は本当に緊張したけれど、最近大分慣れてきたとの事。鬘も変えています、と。ターバンも好きなのですが(小雨と言えばターバンですし、という宝塚マニアなこだわり)(でもきっと涼さんはそういう変化球にファンが弱いのもちゃんとわかっているんだろうなぁ)。鬘は現在3種類。えーっと、私の見た範囲+聞いた範囲だと「金髪ロング鬘」「金髪ショートボブ」「茶色ショートボブ」という事でしょうか?

・そんな鬘それぞれにワタさんが名前をつけてくれたんだろうな。で、大階段を降りる時に耳元でその名前を囁いてくれるんだそうな。で、私てっきり名前って「きんぱつちゃん」とかそういう「鬘そのものに対する名前」かと思っていたんですね?ところが司会の人に「なんて名前なんですか?」と問われて、全部は思い出せないんですがと出てきた名前が「キャサリン」(なおしました)……ええ?鬘じゃなくて鬘をかぶった涼さんに命名(女名)してそれを耳元で囁くのか!うわー!なんていいスケコマシテクなんだ!(超誉め言葉)。いやあ、沸騰した(素)。

・小雨淑女の出来は「同期の涼乃かつきや毬乃ゆいから」色々ダメ出しをもらっているんだそうな。そこにエレナ様の名前が出てこなかった事を思わずツッコんでから、「エレナ様は大真くんの薔薇タン観察に忙しいからか」と割りと私の中ではつながりました(いや、単に言いそびれただけだよ!)。ちなみに前日まひるちゃんが観劇した時には「絶対ダメ出ししてね」と念を押したそう。そしてまひる嬢のコメントは「もっとワタさんをハートの目で見るといいよ」とのこと。

・そんな感じで「ワタさん本当に素敵なんですよ」「もう自然とハートになりますよ」と。ほんとうにうっとりとしてしまう、「あれは娘役の心理ですねーと。娘役はこういう風に見ているんだなー、自分もこういうふうに見られているんだろうなー、いやまだ見られていないかもしれませんが(笑)」と。いやあ、ご謙遜を。

・そんなワタさんのテクを盗みたいとやっぱり男役な涼さんなのでした。

・かたや薔薇タン。あればもう体力勝負!とのこと。小雨から薔薇タンに戻るとかなりキツイんでドリンク剤2本投入してがんばっているそうな。

・続いて全国・韓国公演話。オスカルは男役として憧れの役。配役が出たときには「棚からぼた餅以上に」嬉しかったんだそうな。ええーっと、じゃあ「エンパイヤステートビルからぼた餅」てのはどうでしょうか?(提案するな)。全ツの初日は今まで一番緊張した初日だったんだとか。

・韓国では三日間だけとはいえバスティーユが出来たのが本当に嬉しかった。舞台稽古で白い軍服を着て、感動して泣く涼さん。「まだアンドレも死んでないのに」とセルフツッコミも忘れません。「ナルシストですね、私」自己分析も忘れません(笑)。そんな涼さんを見て「宝塚の白の軍服はいいやね〜、とよこ写真とっときや〜」と感慨深げに言うくみちょ(いい話)。でも実際には(自分では)写真が撮れなかったんだとか。

・おこがましいかもしれませんが、でも願望は積極的に口に出していきたい、と前置きをして「また何年後かにオスカルをやりたいです」。やるがいい(真顔)。



 すごい、さくさく進んでたけど、これだけしゃべってたんだ。
 とりあえず中断。寝ます。




 以下のトーク展開(自分用にわかるようにメモ覚書)

・外部出演の話とDSの話
・質問コーナーの話
・やっぱり脱ぐとすごいんだ「フェット……」
・プレDS、一人称は俺、春野寿美礼召喚、愛の数だけ狙い撃ち
・最後のお言葉「今年はいい年になります」





2006年03月17日(金)
僕のスキーマオブジェクトになってくれないか


 またしても夢にどいちゃんがでてきました。
 で、夢の中でぼんやりと、「ああ、きっとこれまた私寝坊しているんだ……」と思って目が覚めたら大正解(笑、うところじゃない)。夢の中のどいちゃんは前回もそうでしたが、かなりマシンガンでした。どれぐらいかというと私が口を挟む余裕がないぐらいに。
 そんな感じに鶴美に始まって舞夕に終わる一週間(平日稼働日)でした。


 今日は久しぶりに自社でした(今週はずっと客先に直出直帰だったんよ……)、で久しぶりにマチコさん(自社常駐仲良し同期)とお昼をしながら色々と。「いや忙しいわけじゃなかったんだけど終わらなくてねー」「いや、むっちゃん(仮名)の忙しいは他人と基準違うでしょ?11時に帰れると今日は早いーって思うんでしょ」いや、そこまでひどくは無かったんですが、でも言っている事は図星です(笑)(二時間ぐらいの残業だと残業カウントしていない私)……長年培われたこの感覚のズレって。
 もひとつ、今年度下半期から親会社に合併とあいなった、うちの会社(いやだから君の会社がもう親会社なんだって)。正規に年度初めとなるのが、次年度になります。で、やっぱりかなり組織替えやら制度替が行われるんですが(まあ、そうだろう)、現時点で腑に落ちないのが「親睦会費(1500円/月)」が毎月給料から天引きされる制度になったことですよ。いや、よくある話なんでしょうが、今までうちの会社にはそういう習慣なかっただけに。いや払えないわけじゃないけれど、すごく抵抗あるなぁと。いまどきそんな会費を集めること自体がナンセンスとも思うし。
 やっぱり会社としてはどうしても好きになれない、けれども会社を辞めたいとは思っても、仕事はやめられない(物理的にも精神的にも経済的にも)。いや、会社をやめて仕事を続ける方法なんていくらでもあるんでしょうが、でも「今の」仕事をやめる力が私にはないんだよな……。っていう話を延々としてまして。まあ一言で言えば「会社に対して萎える」ってことだよね、という結論に。合併で社風が変わる、言ってみればつきあっていた男がいきなり態度が変わるようなものかしらね、と「急に金払いが悪くなって」「月々お金を要求するようになって」「外見はまったく変わらないのに!(元々親会社の本社ビルにうちの会社があった)(外見つうか外観か)」「こんな人じゃなかったのに!」「やっぱり別れたほうがいいのかしら!」……って遊んでいたら大分気がまぎれました(馬鹿だな)。更に食後に行ったタリーズでおまけをしてもらえたので、かなり気分がよくなりました(単純だな)。

 そんな感じで今週も終了。週末は遊びまわってきたいと思っています。
 




2006年03月16日(木)
そこに愛を感じ、朝からとても良い気分です


涼さん外部出演記者会見

 「記者会見なんてやるのか!」「つうか知らない間にポスターがなんかすごいことになっているよ!」「つうか三木Tが『涼クン』て!(何故カタカナ表記にするんだ)」「『冷たい視線を浴びながら大きくなればいい』て!」「『本当の女性(エンキのこと)を相手にエスコートの仕方など勉強できるので、それも楽しみ 』て!」「『エンキが女性であることなどから涼はあくまで男役を貫く。エンキを娘役に見立ててその対比で見せたいという。』って涼さんも女子だから!(お約束)」



 ……なんかすごくツッコミがいのある記事でした(蛍光ペンにぎりしめつつ)(笑)。スカステで記者会見やるかしら?




 月組ラスパの稽古場を見ながら軽く慌てる。え、ゆーひさんこんな顔するひとだったっけ?……(ざわざわ)(ざわざわ)。


2006年03月15日(水)
ひとがらと品質は比例する


 ちゃかいのしゃしんなんてきらいだー(白鬘ナナメジョバ走り)


[ナパームスクエアWD2006 後始末]

 という訳で、ホワイトデーも無事終了……ってか入れた人って少ないんでしょうか?(素)
 ちなみに正解は8686でウメ明石。86の線は心の目ならば見えたはずです(嘘です)。ちなみにアーカイブの8283が昼頃まで抜けてました。慌てて職場から修正……ついに会社PCのFFFTPに自サイトのアドレスを登録してしまいました。それやったら絶対会社からいじりだすと思ってやめていたのに……っ!(それ以前の問題ですよ?)

>沢音君の後追いベルばら退社で、ますます沢音安城がマニアックなものになりそうですが、これからも財産として語り継いでくださいね。

 やった!また(笑)お墨付きをいただきましたよ!
 今回も含めて、何気にSAWANE×ANJOの反響があるんですよね……需要曲線はあがっているのかしら?(錯覚ですよ)

 欲望のままにやっていましたが、ちょこちょこ反応いただけて嬉しかったです。お付き合いいただきありがとうございましたー。


[伝書鳩返し]

>ところで、先日東宝で、まさに「あの大真みらんさんて素敵ねぇ!」
>(さすがに「ギスターブ」という固有名詞は出していない)という会話を
>する妙齢のおねいさんを見かけたんですけど、あれ六実さんの草の根活動
>じゃないですよね、、、?

 ちっ、ちがいますちがいます!(爆笑)
 アレを思いついた時はクマコさんかおりちゃんが一緒だったので、恥ずかしくてできませんでした、いややらないよ!(笑)
 フツーにそう言ってくれている人がいるんだなぁと嬉しかったりします(マジメイト面)。


>アニメ版の「今宵一夜」は、宝塚と原作しか知らない乙女にとって、
>かなり斬新なシチュエーションだと思いますがいかがでしょうか。
>(貴族って、お金持ちって、ある意味自由なのかしら)

 まあぶっちゃけ青……アウトドアですからね!(上手く逃れたつもり)でも先日スカステでベルばら3を観ていたら、オスカル隊長は宮廷の中庭で「アンドレ私を抱け!」ってやってました(笑)。
 何気にアレはシチュエーションどうこうよりあの蛍がどうにもこうにもこっぱずかしいです(笑)




2006年03月14日(火)
二人重なる前提ダブルベッド


[ナパームスクエアWD2006]

 予告通りWD企画です。今回はトップの掛算マトリクス(違)から、ひとつだけSSを埋め込んでいます。ちょっと難しいかもしれませんが、まあその辺はタブでもタグでも駆使してみてください。合わせてそのページでVDをお蔵だししています(いや、あの後もあちこちで「一日で終わるなんて!」て言われたんで)(笑)
 どちらも一日限りのものです。楽しんでもらえれば幸いです。

 あ、もちろんWDのお返しも待ってますから!


++++++++++

 昨日のべるばらアニメトークで言うのを忘れていたんですが、アニメ版のフェルゼン、顔色悪いよね(素)。つうか彼を見ているといつも「実写でやるなら阿部寛がやるといいよね」と思います(笑)。
 って、思って今日久しぶりにリアルタイムで見たら、顔色がちゃんと戻ってました。そして例のアコーディオン弾きがでてました。あ、もう監督代わっているんだ。なんか妙にエロかったです。主要人物が皆もんもんとしているところが(素)。


 WDの後始末は後ほど。





2006年03月13日(月)
僕はピーターパン


 今朝みた夢にどいちゃんがでてきました(かおりちゃん夕雫嬢と私と三人だけでお茶会)(つうかそれただのお茶だよ)。で、寝坊して遅刻。一週間の始めに幸先いいのか悪いのか(笑)。


[タカラヅカじゃないベルばらの話]

 おごりんに「ベルばら三国志」なるものを教えてもらって見たんですが、すげー面白かったです。でも私三国志しらないんですけれどね、それでも面白かった。あれ知っていたらもっと面白いんだろうなぁ。
 じゃあ、私の知っている範疇でベルばらネタとかないかなぁと思って「ベルばら 新選組」とかで探してみたんですが、みつかりませんでした(暇人だな)。ちなみにベルばらDE新選組だと、昔読んだ同人であったオスカル=土方、フェルゼン=近藤、アントワネット=容保公、アンドレ=山崎、ロザリー=沖田、ジェローデル=伊庭八、というのが一番しっくりきています(どんなんだ)。

 そんな最中に見つけてしまったガラスの仮面オモシロフラッシュ
 http://rabbitcorps.jp/flash/kamen.htm (コピペってGO)(爆笑します)

 話を元に戻しまして。
 で、無理矢理繋げてベルばらアニメ版の話なんですが、周回遅れながらちゃんと見ています。やー、アレすごく面白いのな!前にも言ったように私アニメ版→コミックといったので、コミック読んでからちゃんとアニメ見直すのって初めてなんですよね。いや、コミック版と違うところがかなり面白いです。ルイ15世の崩御のくだり→デュバリー夫人の失脚のくだりなんか、原作以上に面白かった。名作だ(素)。あと、すでに物語が結末がわかっている事を前提に書かれているから、最初からアンドレとジェローデルのキャラが立っているのがいいですな。というかジェローデルは立ちすぎだよ(笑)。だって私の記憶が確かなら、ジェローデルの初登場て単行本の3巻の最後でニコラス(ジャンヌの旦那)が閲兵をさぼって、代わりに小隊を指揮しろと命じられたところだったよ?(むっさんオタクすぎ)。なんでアニメ版でジェローデルのフルネームが発覚したのかもわかりました。ド・ゲメネ公爵との決闘(これも原作にはない)で、立会人に立ったからそこでフルネームで呼ばれてたからなんだよ。いやあ、原作知っていると無駄におもしろい、つうか普通におもしろい。当時自分がハマったのも妙に納得してみたり。
 後半から演出家が代わって、かなり作風もかわるらしいので、そこからまたどんな風に思うのか楽しみです。


2006年03月12日(日)
いちかけてにかけてさんかけて


[戦国之祝祭制作委員会]

 あたらしいのがあがっています。今回は趣向を変えてお出ししております。




 あと予告。ホワイトデーのお返しを待ちながら、自分でもこさえてしまいました(ええ?)。という訳で、ナパームスクエアWD2006もやります。VD同様、一日限りの企画です。よかったらお付き合いくださいませ。





2006年03月11日(土)
ゼリィとプリン


 星組さん観てきました。

 ようやくトウコオスカルを掴めてきました。でもこの話をするとほんとにスミレコードに絡まってつまづいて坂道転げ落ちるイキオイになりそうなので、もうしばらく暖めておきます。ああでもなんというかトウコさんのエロはエロいのエロじゃなくてエロス(性と愛)のエロだと思いました。ほんとあの人すごい、今日のバスティーユは今までの中でのベストアクトでした。でも多分これは塗り替えられるだろうなぁ、後半戦にむけて楽しみです。


[ベルばらメモ:役替わりの話とか]

 れおんドレを見て「ああ!そうだよ!アンドレってこういう役だったよ!」と痛いほど痛感(真飛語録)しました。やっぱりアンドレは「影」なんだよ。椎ドレはアンドレとしては規定外もいいところなんじゃないかと(でもそれがすごく面白いんだから、ほんと舞台ってわからないわー)。アンドレとしてはれおんの方がしっくり来ます。でもあの「小石につまづいてどうする」の場面、あれは椎ドレの為の場面、つうか椎ドレにしか出来ない場面なんじゃないかなぁと本気で思いました。れおんがやるならもっと「敢えてああしている」感を出すといいと思うんですよね。オスカルの為にあえて問題をすりかえるというか、大きな視点で見下ろそうとするとか、ちょっとからかったりするというか。あれをあのまんまやって違和感無いのは(ある意味誤魔化せるのは)しぃちゃんの大きさ故なんじゃないかと。
 れおんドレの死に際が素敵でした。椎ドレが「最後の最後までオスカルの事しか考えていない」アンドレならば、れおんドレは「最後の最後までオスカルの為に生きようとしている」アンドレだと思いました。撃たれても撃たれてもなお。そういう生命感を感じました。
 で、椎ベルナールなんですが……あ、なんかまた初期化されているような(ボソリ)。しぃちゃんのあの芝居の質は諸刃の剣だなぁと思います。今日はちょっと突き抜けすぎちゃった気がします。でもそんな椎ベルナールにぐわーっとキタのが、バスティーユの場面。オスカルが死んだ時に、なんだか妙に冷静にそれを見ているんですよ、でも少し遅れてぐわーっと来て、空を仰いで慟哭にも等しい泣き方をする……うわああああ!(キタ)。椎ベルナールはものすごく「新聞記者であること」「反王室派であること」を自分に課しているような感じでした。ジャーナリズムに携わるものとして、冷静にある意味傍観者でなくてはならない。反王室派として、国王一家に同情してはならない。でもそういうベルナールの対外的な社会的な立場を超えて、椎ベルナールは感情で動いてしまう人なんだと思います。貴族である前に、平民である前に、私たちは人間ではないのか、そういうベルナール。
 でもその感情を一生懸命抑えている。でもその感情が溢れる事を止めることが出来ない。バスティーユでの慟哭が、なんだかすごく子供みたいな泣き方にも見えたんですね。多分、そういうベルナールなんだと思います(この辺、伏線)(なんの?)。


 もひとつの役替わりとして、麻尋しゅんくんの淑女もマイ初日(そしてマイ楽)(ええ?あとまだ○回観るのに?)でした。麻尋君の淑女は最初から女でした。媚びる事を知っている女、自分のエロを知っている女……こえええ!こんなに女としてのエロをコントロールできる麻尋君ですが、男役になるとそのコントロールが外れて、エロだけじゃなくていろいろなものをしっちゃかめっちゃか振り回しているんだなぁ(誉め言葉)。すごく感慨深かったです。しかし魔エロ君はエロかった。なんだか涼淑女がすごく可憐に思えてきた。多分、あの人すごい潔癖症だと思う。魔エロ君はワタさんに自分の奥義を向けられるのに(何の奥義だよ!)、涼さんはまだそれをワタさんには向けていないと思う(どちらかというと客席に向けている)。それはそれで凄い萌えだなぁと思った次第です。


[ベルばらメモ:小ネタ]

・フランスの国境で「今までのように気の許した旅ではなくなる」というジェローデルに「じゃああんたら今までどんだけ気を許してたんだ!」とツッコんだら止まらなくなりました。
「こんなところに温泉が、フェルゼン浴びていこう!」
「ジェローデル、君は脱ぐとすごいのだな(素で感心)」
(そして男同士裸の付き合い)
(温泉街でおみやげを物色するジェローデル)
(銘菓「スウェーデンにいってきました」を購入)
(射的場で腕を競い合う二人)
 ……以上を経てジェローデルが敬語からタメ口になったと思えばいいんだと思います(思わないよ!)
・ゆけゆけフェルゼンに置いていかれるジェローデル。でも大丈夫、ジェローデルは自家用セスナでひとっとびだから!(じゃあフェルゼンを乗っけてやれ)(きっとフェルゼンよりも先に着いているんだぜ)


[大真当番日誌]

 そうは言っていてもなんだかんだで小芝居大真にもガツガツくらいつているわたくし六実。もうこうなったら大真みらんさんの小芝居は全て拾っていく覚悟で行きたいと思います。グローブ片手にばっちこーい!目指せ!背番号のないエース!(……冗談に聞こえないよ六実さんじゃあ……)
 そんな風に大真くんの小芝居を拾っていってカードがいっぱいになったらお芝居がもらえるポイントカードがあればいいのにと思ったのは内緒です(笑)。

 大真くんの本日の小芝居。

・今日、何が一番面白かったかって、去り行くブイエ将軍に向かって「このクソじじい!」って叫んだ事なんですが(噴飯)。……日に日に熱くなっていくギスターブ。今日は最初からブイエ将軍に敵意剥き出しだったんですね「あんだぁとおおおお?」なイキオイで。オスカル隊長が遅れて来た時に「ああー!もう!隊長が遅いからこいつちょ→調子にのってデカイ顔してやがったんですよーもー、俺ちょ→頭きちゃってぇ!隊長!一発カマしてやってくださいよ!」ってゆってました(私には聞こえた)。……面白すぎる、あいつ。しかしなんだってそんなにブイエ将軍の事を憎んでいるのか、と考えたらこんなものができました。

【ショートコント、せくはらー】

 常日頃からブイエ将軍に敵意剥き出しなギスターブ。目に余る程だったので、ある日隊長が聞いてみた。
「お前、なんだってそんなにブイエ将軍を目の敵にしているんだ?」
「だってアイツ!この間アランのお尻触ってたんですよ!」
「ははは、アランはもてるなぁ」
「そういう問題じゃないですよ!俺ちょう頭にきてしょうがないんですよ!」
「しかしアランは気にしてないようだぞ?」
「え?なんすか?」
 気にしていないというよりか気付いていないのかもしれない。ますますヤキモキするギスターブ。
「だいたいお前がそんな隙だらけだからいけないんだ!お前もちょっとは気をつけろ!」
「いや別に気にしていないし」
「ああ、もうなんで気にしないんだよー!(じたばた)お前いいのか?男に尻触られていいのか?だったら俺が触ってもいいのか?」
「お前はヤダ」
「なーぜーだー!なんだ?俺よりジジイがいいのか?若さよりテクを選ぶのか?」
「ははは、ギスターブとアランは仲がいいなぁ」
「ぜっんぜんですよ!もういい、もうこいつ知らない、もう俺こいつなんか知らないんだー!」

 みらゆかですが、801じゃありません。公休日には二人でパリにガールハント(死語)に行きます。そして二人とも隊長の事が大っ好きでいつか相手を出し抜いてやろうと狙っています。


・今日の大百は「社交界にデビューしたばかりの僕」でした。……な、なんか可愛かったのね(うつむき)。ところであのデュエットの振り付けなんですが、あの互いの手と手の指先だけを合わせるだけのところがすごく好きです。なんというか、あえてそこしか触っていない感じが。
 そんな感じに若き青年貴族な大真くん、フェルゼンの話を聞いている間も若い感じなんですが、今回もやっぱり正面向いた瞬間一気に歳がいきました。なんだあの寂寥感は(いやそれむっさんに見えているだけだ)。でもフェルゼンが去るとこではまた「僕」に戻ってました。泣きそうな顔していたんで、多分、幕下りた後は泣いていたと思います。そして紫君が「貴族が泣くなみっともない」ってハンカチ渡すんだと思います(何?今日はみらゆか推進なの?)(笑)

・↑でも言いましたが○回見るうちの(何で伏せる)(いやまだわかんないし)、唯一の涼薔薇タンデーが今日でした。で、今日の薔薇タンは涼さんピン撮りで!と思って、あの長い前髪が乱れるさまにひゃあと言っていてました。ですがトウコさんを囲んでオラオラやっている時、ちょうど手前のポジションに後ろ向きでいた大真くんが自分の番が来た後に、すっごい狙った満面の笑みですごい正面アピールで振り返るんですよ。涼さんピン撮りの画面にそれがイキナリ入ってきて、ほんとびっくらしました。やー、いい破壊力をもった笑顔でした。

・農民小芝居は「おなかすいたー」モード。かあさんが持っているにんじんを生食しようとしてました(笑)。

・パレードでオマージュ仕様のリーゼントで衛兵隊制服な大真くんを観ながら、今日のバスティーユは微妙に萌え髪だったことを思い出しました。でもぴっちりリーゼントの方が全然いいなぁと思ったんです。これ、顔が丸くなくなったのが大きいなぁと。いや○期だとリーゼント作っても丸くぺろんとしちゃっていたなぁと。素直なリーゼントが似合うようになってきた。大人になったのかなぁと思ってみたり。

・ふと、劇場でさも大真みらんさんを初めて認識したかのように「あの○○やっていた人素敵ねー」と声高に叫ぶようにしたら、そんな認識しない人にすら印象を与える人だったというように声高に叫んだら、草の根活動で大真くんを認識してくれる人が増えるかなぁと思ったんですね。じゃ、試しに言ってみたいと思います。
「あのギスターブやっていた大真みらんさんて人素敵ねー」
(……)
(ダメだよ!あの役がギスターブだってわかっている時点でコアなファンだと言っているようなもんじゃん!)

 なんだこの大真担ぶりは(いやだって大真担だもん)。


2006年03月09日(木)
一生面倒をみてあげないといけないようですね


 涼紫央さんお誕生日おめでとうございます。
 という訳で勝手にお祝いで飲んできました(いやそれ単なる飲み会だから)。イイ感じに酔っ払っております。久しぶりにアルコールがまわっております。という訳で酔っ払ったついでに叫んでおきます。

「ちょっとー!お芝居する大真くんを見せなさいよー!」








 しぃすずという、ナパームスクエアさん的には尻尾をぐりんぐりん360度ふってお風呂に浮かべたらそのまま推進してしまいそうな喜びでも勝てないぐらいに(どんな喜び方だ)大真くんがバウに出ない事にへしょんでしまいました(どんな擬音だ)。いやなんかそんな予感はしていたんだけれどね。ごめん、今まで黙っていたけれど(最近マイブーム)私大真担なんだ(もはや誰もツッコむ気力も無いだ
ろうな)。いや、贅沢は言いません。出てくれるだけで嬉しいんですけれどね、贅沢は敵、欲しがりません勝つまではー!(よっぱらいです)


 というわけで再度遠征時の観劇配分を検証しなおします。


2006年03月08日(水)
俺の心のSSの主人公はいつもお前だから


 (タイトルだけかおりちゃんちに連動してます)(つうかそんな男ヤダよ)。


 ってことをやっていたら、またしてもリロードして書いていた内容ぶっとばしましたー!(学習しない人)

 なので一言だけ。
 真飛さんのシャンドン伯爵がすっごく楽しみです(多分少数意見)。いや個人的にはファントムはそんなに好きな作品じゃないんですが(好きな場面はあるけれど)(更にマイベスト和央ようかさんはエリックなんですが)、真飛さんのシャンドン伯爵はすっごく楽しみです(二回も言わなくていい)。



2006年03月06日(月)
憎まれっ子世にパリ・ダカールラリー


 あんみつかみつまめかと聞かれれば断然みつまめです。クリームとかいらないです。つうか寒天とえんどう豆だけでいいと長年思っていたら、この世の中には「豆かん」というものがあることを割と最近知りました。すばらしい、私の為のような「豆かん」です。
 で、この間入ったお店で「自家製金時クリーム豆かん」というのがあったんです。クリーム、はアイスだよな?で金時だからあんこ?で豆かんかなと思って頼んだら金時豆の豆かんでした。あああー!そこにかかるのか!(軽くショック)。美味しかったんですけれどね、なんだか腑に落ちなかったので、今日は帰りに買ってきました。デザート。


[戦国之祝祭制作委員会]

 新作をあげてきました。どんどんリアクションしずらくなっているんですが(笑)、というかここ数週間でのオフ交流でリアルに「ああ、ほんっとに反応しにくいんだな」というのは身にしみてわかりました(さらに笑)。でもやっている当人は楽しいんで生暖かく見守ってください、でもリアクションあるとうれしいです(どっちだよ)。
 今回の企画はいつもと違って(いつもて)、SSの集合体で世界観を作り出すんじゃなくて、すでに出来上がっている世界観からのSSの切り出し作業だな、と思いました(たとえばすずやつ祭とかは前者)(空蝉は世界観作りが平行してたけれど、やっぱりSSありきだったので、前者に近い)。それだけ既に小郷殿との間で世界観が出来上がっているって事なんだと思いますが、その分、いつものSSありきな状態にくらべて、SSの完成度が若干落ちている気がします。今後の課題です(そんなに一生懸命か)(うん)。


[伝書鳩返し]

>気象庁マークって何かの隠しアイコンなのでしょうか?
>○だしおおま君に関するコンテンツ?

 気象庁に関しては2/19のマシンガンを参照ください(不親切な)。……えっと、太陽どころか天体レベル宇宙レベルででっかい立樹遥さんを見つめつづける主張アイコンです。その他応用として「天文部(太陽の黒点観測)」「宇宙開発事業団」「NASA(なんて、あのひと、すてきなの、ああんの略)」をTPOに応じて使い分けますってどんなTPOだー!(笑)
 平たく言うと「しぃちゃんは私の!(茨城方面に向かって)」って事ですよ(もっとわからない)。


>私はマシンガンに5行以上の空白があると、
>無意識にスクロールして伏せSSを探します。
>これはナパーム読者なら当然?

 伏せSS!(受けた)ちなみに携帯から見るとフォントカラーF×6は無効なので、まったく伏せにもなっていません(笑)


・入り口統計にいくつか反響をもらいました。

>一位のアレは偶然では無いと思われます、だって私、ココにおじゃまする時意地でも7877から入りますし

 じゃあ素直に信じます。みんな私と同じだって(なー!)。

>8283、ほとんどの人がここからだと思ってたのに・・・。
>最下位なのは、うっかり8282を押しちゃうからだ(私もたまにやる)

 よ、よかった。需要は読み間違えていないんですね。







 スーパーで買い物をして、レジでお金を払って、何を思ったかそのままスーパーカゴを下げたまま(レジ袋に入れ替えないで)店を出て20歩程歩いてしまいました……あ、あたし疲れているのかも(いやそれ以前の問題じゃね?)。


2006年03月02日(木)
ゆらめく、多肉植物のかげ


 考えてみれば、退団までに東西リサイタル、西単独とはいえ梅芸公演、そしてDSも入るってすごい事なのかもしれない(友会チケット全滅でまっさお)。


 気を取り直して


[なーれーあーうーよー]

・おごりんちで出ている「花舞う超案」。あのキャストを聞いた時に即漏れたのがコレです。

>魅濫安禄山からの贈り物の鳥をあやしむ椎殿楊国忠(国忠モードなんで少し賢い)(笑)。思わず籠から鳥を出したら突然女人(百花)に変身。「実は魅濫に術をかけられていたのです」。しかしまだ疑う椎殿(国忠モードなのでいつもより慎重)、危険物や盗聴器(笑)でも仕込んでいるのでは?と百花を脱がす。その身体には魅濫に傷つけられた傷が。同情とともに愛おしくなった椎殿は百花を囲う。魅濫はそれにすごく嫉妬する。「私には靡かなかったあの女が!」(だから鳥にしてしまったんだな)[原文ママ]

 (むっさんの携帯ってすごいことになっているよね……)(遠い目)
 「打てば漏れる」とはまさに私のことを言うんだと思います(えっへん)(それ、誇れるところなの?)(さあ?)

 という訳で4月に「長安ロマンチカ」スカステ放映ですね……やりたいな、できるかな(何を?)。


・フェットアンペリアルの時代背景がわからない、タカラヅカでいうとどのへん?と言っていたら、ヨゴいちの衣装萌えマスターの吉野さんに「時代背景的には『天国と地獄』、衣装的には『パレルモ』」と教えてもらいました、ああ!なるほど!(大変にわかりやすい)(どうもありがとう)。あとコーラ・パールさんは「すずみさんみたいなおかねもちをたくさんはべらせていたひと」とも教えてもらいました(いやそうは言っていない)。 早く班分けでないかしらねー(ねー)。


[ナパームスクエア白書]

 今日、こんな伝書鳩をいただきました。

 >入り口のグラフ、皆さんがどこから入るのか統計とか知りたいです。

 実はあれを作ってからすぐぐらいに、他のロムっ娘ちゃんからも言われて、おおそうかとアクセス解析つけたんです(今までは入り口にしかつけていなかった)。ちょうど今日統計しようと思っていたところなんです(お客さんナイスタイミング)。
 統計期間は2/15から2週間。2/14はイベント事をやっていたのと、あとアレで「実は入り口が10個ある」と気付いた人もいたかと思うので。つうか鼠さんはまんまと「ええ?8480だけじゃないの?」とゆってました(バラすな)。

【かけざん結果発表】

 [1]7877 40%
 [2]No Referrer  20%
 [3]8484 9.5%
 [4]7979 5.1%
 [5]8282 4.2%
 [6]8480 3.9%
 [7]8281 3.6%
 [8]7880 3.2%
 [9]8285 2.9%
 [10]8483 1.6%
 [〃]8283 1.6%


 あ、圧勝だ(ちょっと驚いた)。
 そうか、キミらもあの金字塔が忘れられないのだな?(抱擁)とはいえ判定として公正ではないかもしれません。7877て一番先頭の入り口からだから入りやすいんですよね……?(私も無意識にそこから入ります)(ダメじゃん)。いやでもそれを考慮してもやっぱりすごいか(笑)。
 注目したいのは2位以下なんですが……え?うちみらゆかサイトだったの?(何を今更)それに次いで7979なのも意外でした(いや、しぃちぐが読めるのはナパームスクエアだけとはいえ)。そして8283が最下位なのは(同位にしていますが、小数点2位レベルまでみると最下位です)もっともっと意外でした。あー、もしかして俺需要読み間違えてたのか?(真顔)


 という訳で、すごい興味深い結果となりました。おもしろかったです。
 またしばらくしたら抜きうちで(笑)統計とってみようかと思うので、入ってくる時にちょっと気が向いたら気をつけてみてくださいませ(めんどくさいことさせるなよ)(まったくだ)。



 明日は一都二県をまたにかけてきます(パソコン抱えて)(おーもーいー!)。


2006年03月01日(水)
さかさに読んでもスキトキメキトキス


 先週からばたばたしていたトラブルが一応収束。一応、というのが「この間まで出ていた帳票が出力されなかったでもそこには何も変更を加えていないのに何故と原因を調べてみたら最初から帳票が出力されない原因があったじゃあなんで今までは出ていたのと調査をしたものの結局わからずとりあえず原因個所はわかっているから修正してリリースしたけれどでもそこほんとに誰もさわっていないのよなんで?」というシロモノだったので……たまにありますよね、こういうの(同意を求めるな)。FWのバージョンアップが原因だとは思うんだけどなぁ(問い合わせたら違います違いますゆわれちゃた)。と、言う話をお昼にマチコさんにしていました。結局何が悪かったからわからないんだよねーと。そしたらマチコさん曰く「じゃあ、機嫌が悪かった、ってことにしておけば」……機嫌て!(大笑)でもソフトウェアの「相性」があるなら「機嫌」だってあるよね?じゃあ「障害原因:機嫌が悪かったため、障害個所:虫のいどこころ」とか障害票に書けばいいかしらね!とひとしきりウケたんですが……だめだ、帰ってきたらちっとも面白くないや(その前に伝わらないから)。コンピューターは極論すればゼロとイチの世界で、決められたことを決められた数だけ繰り返し間違いなくやることができるのが特性なのに、どうしてシステムとなるとこんなにぼくを悩ます困った小悪魔ちゃんになるんだろう……(それを作ったのが人間だからですよ)。



 どうでもいい話をするのは予防線のしるしです。


















[ベルサイユのSSその1(え?)]


『人形』


 ここに、からっぽの箱庭があります。

 ここに『人形』を置きましょう。
 これは国王という立場でありながら、形ばかりの権力しか持たず、自由という言葉を失った人形です。名ばかりの国王、周囲に踊らされるだけの都合のよい人形。
 この人形が人形だから愚かであったのか、愚かであるから人形だったのかは、私にはわかりません。

 ここに『人形』を置きましょう。
 皇女という身分故、政略結婚の駒として他国に嫁がされた人形です。きらびやかな宝石や、絹ビロードのドレスに飾られてもなお、その空虚を満たされずただ踊り狂っていた人形です。恋も愛も知らぬうちに、人形として売られてきたのです。
 愛を知らぬから人形になったのか、愛を知ったから人形でなくなったのか、それは私にはわかりません。

 ここに『人形』を置きましょう。
 武勲の家に生まれたが故に、生まれながらの性を奪われた人形は、定められた道を定められたままに歩き続けます。父親の思うがままに。
 おや、この人形は一人では立たせられないようです。では、支えをいれてやりましょう。人形は立ち上がる為に常に支えか必要なようです。
 けれどもこの見事な立ち姿の人形が、その支えに気づいていたのかどうかは、まだ私にはわかりません。


 そしてここに、『人間』を置きましょう。
 愚かで悲しい人間を。
 愛を知り愛を学び愛に生きる、愚かで稚拙で、それでも最後までその愛ゆえに生き続ける人間を。

 おや、人間を置いたら人形たちが動き始めたようですよ?
 これからどうなるのか、それは私にはわかりません。

 え?私ですか?
 
 私はただの王宮の飾り人形ですよ。



++++++++++
 すみません、今まで黙っていたんですがうち、SSサイトなんで(何の言い訳にもなっていないしそもそもそれ皆しっているから!)
 公演途中で出すには早いかとも思ったのですが、私なりのフェルゼン編感(というか変換だよ!)。
 フェルゼン編のキーワードは人形かなぁと思ったのです。そう思うとステファン人形の存在がものすごく重くなってきた、やばい、なんかひとりでキちゃった、という成れの果てです。
 語り部はジェローデルです。いや、わかってもらってなかったら悲しいと思って(そんなものを書くなよ)。


 きっと六実とはヘブライ語で「紙とペン」って言うんですよきっと(言いません)。
 ペンは剣よりも強し、我々は言葉の力を信じている(by朝日新聞)(それ関係ないから)。



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