2005年12月30日(金)
ナパームクロニクル2005


 予告どおり(違)帰省してからベルばらコミックスを読み返しています(今単行本カウントで三巻目)。つうかルイ16世がもう大真みらんさんにしか見えないんですが!(丸いからか?)(丸いからだよ)(丸いからだな)。宝塚版のしかも全ツ版でしかない大真君のルイ16世でしたが、何気に原作ベースで考えると結構ハマっているんだと思いました(思い込み)。あと宝塚版で考えたときの真の主人公は、オスカルでもアントワネットでもなくフェルゼンなんではないかという仮説が生まれました。後で検証してみます。
 そんな繋がりで「来年のえと文は大真くんだよ!」との複数タレコミ、ありがとうございました。


 今日はタイトル通りのことをします。


[2005年×ナパームスクエア:観劇総括]

(なんでもかければいいってもんじゃない)(しかもやっぱりお前が受けか)。

 今年を振り返ってみます。まずは今年観たもの総覧。

※本公演系
・雪組「青い鳥を探して」「タカラヅカドリームキングダム」
・宙組「ホテルステラマリス」「レビュー伝説」
・月組「エリザベート」
・花組「マラケシュ・紅の墓標」「エンター・ザ・レビュー」
・星組「長崎しぐれ坂」「ソウル・オブ・シバ」
・雪組「霧のミラノ」「ワンダーランドタカラヅカ」
・月組「JAZZYな妖精たち」「REVUE OF DREAMS」

※本公演以外
・花組青年館「天の鼓」
・星組中日「王家に捧ぐ歌」
・星組バウ「それでも船は行く」(涼ver)
・雪組青年館「睡れる月」
・宙組バウ「Le Petit Jardin」(遼河ver)
・花組日生「アーネスト・イン・ラブ」
・星組全ツ「ベルサイユのばら」「ソウル・オブ・シバ」
・星組青年館「龍星」
・雪組全ツ「銀の狼」「ワンダーランド」
・雪組青年館「DAYTIME HUSTLER」

 お気づきの方も多いかと思うのですが、宙組さんの「炎にくちづけを」を見ていません。何気に宝塚を見始めてから、東京の本公演は全部見ていたんですが、今回でその記録も途絶えました。……別に弁解しなくてもいいかとは思うんですが、キムシンと前評判でどうにもこうにも腰が重かったところに星組全ツフィーバーが始まって北海道まで行っちゃった件もあったりで、結局逃してしまったんですよね。というわけで、今年は恒例のベスト選出は見送りますごめんなさい。
 そろそろ贔屓組以外を追いかけるのがしんどくなってきました(物理的にも精神的にも)。いや別に誰に頼まれて全組見ようとしているわけじゃないんですけどね(笑)。それでもやっぱり観にいくと楽しかったり萌えたり新たな恋が始まったりするんですよ!(力説されても困る)。なんだかんだで歌劇スキーだよね……そんな風にちょっとバランスを見失いかけた2005年、最終的にたどりついた結論は「なぜ宝塚を観にいくのか、そこに宝塚があるから。」です。そんな言葉で2005年の締めの言葉とさせていただきます(お客さんが困惑顔)。

 というわけで、総括替りに今年のやんちゃ履歴を検証してみたいと思います。
 今年はやんちゃしたーと思った年だったので。
 ちなみにこのやんちゃは、計画外の突発的な行動を指します。なので星組公演に二桁通ったとか、そういうのは含みませんので(通ったのか)(割と)。

★やんちゃそのいち:涼バウ再戦
 2005年3月に金銭的な余裕があったなら、1.柚希バウ参戦、2.真飛DS参戦、3.檀様MS参戦という選択肢をあげていたんですが、そのどれでもない涼バウ再戦したわたくし六実。世間的には「ええ?あの作品で?」と言われる事うけあいなんですが(笑)、一週間後に再戦するぐらい大好きだったんですよ私は……。

★やんちゃそのに:檀様MS参戦
 って↑で言っているにも関わらず、結局我慢しきれずに参加してしまいました檀様MS。ええっと二日前にチケットを取り、しかも当日はもともととっていた宙組公演のソワレをショーだけ蹴って行ったという……でもこののちにおかっちさんの退団発表がされた時には、行くべくして行ったんだなぁと思いました。

★やんちゃそのさん:星組全ツ北海道参戦
 基本的に「全ツは迎えるものであり、追いかけるものではない」と思っていました。なのにこの有様ですよ!
 最初は市川の次の土日日程だった新潟に参戦しようとして、チケットが手に入らなくてあきらめて、次の土日日程の秋田の日曜日なら、日帰りダブルヘッダー(帰りは夜行)できると調べて、交通手段まで購入しておきながら、やっぱりチケットであきらめて、ああもういっそのこと北海道まで!という事で、代休取得予定を変更して、交通手段を押さえて、観にいく予定だった龍星のチケットをさばいて、ついでに観光も組み込んで予定を立てたという……ああ、どんどんこのひとがまんできなくなっているよ……。

 いずれにしてもまったく後悔はしてないんですけれどね!(じゃあまたきっと来年もやるねむっさんは)
 ただ、このやんちゃ歴で学んだことは「やんちゃするぐらいなら最初から予定を立てろ」ということです。そうすればチケットもなんとかなったり、安く済んだり、無駄なことしなくすむわけだからね(中途半端に大真のおじさま口調)。

 ……来年はもうすこしおちつきたい(本音)。


[2005年×ナパームスクエア:今年のMVP]

 これは全公演観ていなくてもできるよね!ということで、今年のMVPは満場一致で鶴美舞夕さんに贈らせていただきます。ドイちゃんおめでとう(副賞のトロフィーはナパーム弾形です)(ドイちゃんちょうめいわく)。
 マシンガンでも散々騒いできているんで、もはや多くは語りません。なんというかしょっちゅう「ドイちゃんはいい……!」って言っていた気がする(笑)。
 (でもダークホース的にキタって意味ではどう考えても安城志紀さんだと思うよ)(遠い目)
 (あと毎年壮一帆さんはノミネートはされているんだけどね……)(来年はがんばってくださいね)(がんばらないよ)


[2005年×ナパームスクエア:かけざん総括]

 はい、こっからが本題です(ええ?)。今年は表題どおり「かけざん総括」をしたいと思います。年間更新履歴を兼ねて今年書いたSSをあげてみます。
 とりあえずHTML化したものをカウント。マシンガンに書いたものやビバテラブログや、友人に携帯で打ったものは含みません(笑)。

1月
・テラリウム(2)
 新年SS始めのすずやつとまだひっぱっていたメリクリネタ

2月
・テラリウム(1)
・俺的王家に捧ぐ歌@中日(5)
 別名:大真みらんさんを誰彼はばかることなくカッコ良く書こう祭(と言いつつ大百祭)
 裏にしておくのがほんとにもったいないぐらい、豪華ゲスト様をお迎えできてすんごいうれしかったです。自分でも気に入っています。

3月
・テラリウム(3)
 涼さん誕生日とか武器屋生誕祝テキストとか。
・俺的それでも船はゆく(1)
 企画ではないのですが、一応HTML化したそれ船ネタ。

4月
・テラリウム(1)
 これ以後、11月の2周年まで更新が止まりました。
・空蝉(ちゃらさんち)(13+1)
 時系列に割りにくかったので、以後8月までで全部で13本+1本。
 期せずしておかっちさん退団祭のようになってしまっていましたが、実はその前から水面下でちゃらさんと遊んでいたネタだったんです。じゃ、そろそろ表にだそうかね、と思った矢先の出来事だったんですよ……(遠い目)。思う様近代萌えさせてもらいました。
・赤灯街鎮魂歌(小郷さんち)(1)
 わたくしにもライフワークな魔都。本当は前回のやんちゃを反省して、今回は一読者に徹するつもりだったんですが!が!が!(我慢できなかったらしい)

5月
・長崎らぶらぶ節(かおりちゃんち)(5)
 これも時系列に割りにくいので、以後8月までで5本。
 前回のシンデレラの時に、SS書きとしてあまりにもでばりすぎだったので(反省)、今回は極力でばらないように気をつけていました(でも結果やっぱり出張ってたよね……)(笑)。

8月
・なつのかけざんまつり(6)
 二周年メルマガ企画、と称してついこの間までやっていたという(半笑)。お蔵出しは抜いて6本。
 という訳で、終了後の声があまり聞こえてこないので、今からでも感想まっていますから!(ここで言うな)

11月
・赤灯街鎮魂歌(小郷さんち)(1)
 魔都ラストテキスト。フォーエバー魔都。
・テラリウム(1)
 テラリウム二周年としてあの祭を再び。

12月
・テラリウム(3)

 合計45本(うち人様んちに出していたものが21本)(約半分か!)
 わざわざ時系列にしたのは、私のしごとまつりとの関連を調べたかったのですが……こんだけ書いていれば関連もなにもないよね(笑)
 っていうかこれかけざん総括じゃなくてSS総括じゃん!(いやでも私の中では同義なんだよ)
 SS抜きでかけざん総括をすると、大百が舞台で観られた事が最大のトピックスです。これにつきますよ今年は。
 かけざんの神様に大百成就のお礼参りをし、今年一年の萌えを感謝したいと思います。



 来年も、きっとタカラヅカが大好きデース(エレナ様口調)。


2005年12月28日(水)
お前の奥まで触りたい


 本日ただいま、スカステのトップページを見ると「今日のおすすめ番組」が夢輝さんのレインボーカフェです(本日ラストラン、忘れずにとらなくちゃ)。いきなり夢輝さんでびっくりしたのですが、以下紹介文引用。
「1999年10月7日に放送されたMXテレビ「Rainbow Cafe」。出演者は宙組の夢輝のあ(放送当時) 」

 ……うん、確かに「夢輝のあ(放送当時)」だよね(笑)(正しくは「宙組(放送当時)」かと)(紹介ページ本体はちゃんとそうなっているのにね)。ちょっぴり半笑い、そんなところに未だにひっかかってしまう自分にちょっぴり涙雨(うざいんだよおまえ)。
※むっさん一口メモ:アレ以来、むっさんの12月の着メロは「Winterwonderland」です。機種変してもわざわざ落としてきて、12月は必ずコレ(っていうネタももう伝わらないお客さんもいるだろうなあ……)


 あとでまたきます。


++++++++++

 またきました。とりあえず、

 [更新履歴]

 テラリウムにクリスマスネタ載せました。


 さてさて。
 多くの方が本日御用納めだったかと思うのですが、私の御用納めは昨日でした(今日は代休)。ただし、その御用が納まったのは今朝の8時だったんですけれどね(リアルタイムに吹き出物ができるのを実感しつつ)。
 ああもうわからなくなっちゃったなぁ色々と……うなだれたまま来年に続く。


[気を取り直して、もうひとつ御用納め]

 GOLDEN BIRD(志紀さんの所属事務所)の年忘れライブを見てきました(ええ?そんなコアなところまで行っちゃいますか?)(行きますとも)。四谷の客席100強ほどのちっちゃなライブハウス。客層が全然つかめない客層で(ジェンヌさんも結構きていた模様)(わからんかった)、むっさんかなり挙動不審で「ハイボール一つ」(すでにビールですらないのか!)。客席に鳴海君がいました。相変わらずの美青年ぶり(真顔)。なんというか性別:美青年ってなんですよね(眼福)。
 ライブのメインはGOLDEN BIRD主宰の北條馨梨氏と真灯かなた君(元星組)と志紀さん。正直志紀さんだけ目当てに行くのは厳しいかなぁと思っていたんですが、上記二人やゲストもすごく良くて、内容もバラエティーで非常に楽しかったです、満喫しました。
 以下自分用のうろ覚えリスト。うろ覚えな上におバカな視点です。

・幕開きからアメージンググレースを、北條氏、真灯君、志紀さんで。レベル高いなぁ(素)。志紀さんは高音の綺麗なパート。
・志紀さんは紫の中折れ帽に白のタイトなジャケットに黒のパンツに、紫系統のラメっぽいスカーフを巻いて。北條氏曰く「ジュリーみたい」(笑)。なんというかただものならずな感じがして素敵でした。真灯君はジーンズの切りっぱなしなジャンパースカート?コート?にコサージュつけてブーツないでたち。ガーリーな格好なのにすごくカッコよかった。カッコいいおねえさん、じゃなくてカッコいい。歌もはじめて聞いたんですが、すごいカッコいい、言葉が貧困ですが、本当に「カッコいい」って形容詞なんですよ。
・そんな元ジェンヌ(男役)を両サイドに控えさせて、キザる北條氏。なんというか、いいキャラクターです。
・続いて志紀さんのソロ、いきなり風共の「故郷は緑なり」を歌ってびっくりする。次いで、タイトルはしらないのですが日本唱歌をしっとりと歌う志紀さん。ああ、ずっとずっと生で聞きたいと思っていた志紀さんの歌だ(うっとり)。
・この後にゲストの吉田仁美ちゃんの歌。私は知らないのですが、NHK教育のうたっておどろんぱの人らしいです。歌のお姉さんらしく?というか割とバーンとしたキャラの人で。かわいかったです。彼女が出てきたときの志紀さんの「……かわいいね(溶解)」がまんま「今年の新入社員にかわいいねという安城さん(沢音君の先輩)(意外とオヤジ)」でひとりツボりました。ついでに、安城さんには「まだ若いのにすぐに『僕はもう年寄りだからね』と言う」という設定を追加しておきました(何の役にもたちやしない)。
・この吉田仁美ちゃんの歌った『プカプカ』っていう曲がすごいかわいかった。有名な曲みたいですね(帰ってきてからぐぐった)(俺のあん子は煙草が好きで……っていう奴です)。つうかひかちゃんの曲だと思いました(ええ?)
・吉田仁美ちゃんのソロ二曲の後に、志紀さんとデュエット。この曲もイイ曲でね……多分これも有名な曲なんだろなぁ。で、ここで志紀さんの声にあたしの腰がとろける(何言っているんですか)。
・で、北條さんの歌だったかなぁ(すでにうろ覚え)。自分が出た「眠れぬ森の美女」のミュージカルの曲を。この人も相当うたえる人なんだなぁと、素人ながらに思いました。
・飛び入りゲスト(名前失念)(岐阜のラジオで北條さんとパーソナリティをやっていたという歌手の人)。なんだかすごいベサメムーチョ(笑)を聞かせてくれました。
・うろ覚えすぎるんですが、真灯君のソロもありました。こういう歌を歌える人とは知りませんでしたよ。何度も言うがとにかくカッコいい。男でも女でもなくカッコいい。
・1幕の最後に志紀さんが出てきて「ケ・サラ」をじんわりと歌う。ああ、後ろで鳴海君が聞いているんだなぁとちょっと思ったり。というか休憩があったのか!という事で1幕終了。
・2幕目。以下順序がかなりあやしいです。
・ゲストで出てきた津軽三味線の人と北條氏で「サマータイム」、あ、あたらしい!カッコいい!
・その後津軽三味線のソロ。生でこんなに聞くのは初めてです。津軽三味線というか三味線ってすごい多重音楽なんですね。あれ、録音じゃなくて、ひとりで(ひとつの楽器で)あれだけの音を出しているんだよねぇ。
・GOLDEN BIRDとしては変った事をしますよー、という事で北條氏、真灯君、志紀さんでコラボっぽく(?)歌っていました。なんとなく繋がったストーリーがあるような?このコーナーの始まりが青いチャイナドレスの志紀さんで「宵待草」……きたね、きたよ、きましたよ。唐突に連想したのが「男娼」です(ええ?)、上海租界地域の薄汚れたショーパブで、慣れないヒールを履いてチャイナを着せられて、女として披露されて……むっさんしっかり。元男役だから、という理由じゃなくて志紀さんは中性的だなぁと思います。この後、北條氏と真灯君でかなりアダルトというかエロい歌詞の歌を雰囲気たっぷりに披露。その合い間にトークとかも挟むんですが、志紀さんだけはトークに参加せずにふらっと出てきて、ふらっと出て行く。なんか象徴的というかファムファタール幻想というか。でも再び志紀さんのソロが回ってきたときには、超ノリノリで客席降り(チャイナドレスに羽のファーを纏い客席にちょっかいだしまくる)。志紀さんは割と自嘲キャラかとふんでいるんですが、自嘲しつつノリノリ?みたいな?眼福でしたよ。志紀さんの二の腕の筋肉のつき方が好きです(そんなところ見るな)。そして舞台に戻ってもノリノリで歌う二人に絡む志紀さん。ついには真灯君を誘ってキスですよ!すんごい自然で、皆流していたけれど、わたしはひゃーって言いましたよ。いやでもそれが二人とも女子コスなのに(コス言うな)、女の人が好きな背の高い女の人×女装している男娼に見えたんだからもう私の頭の中はどうしようもないかと思います。この倒錯感は何事?志紀さんだけじゃなくて、真灯君も中性的だからかなぁ……。あと、志紀さんの肩にはおっきなホクロがあるんですね(メモれ!)(わざわざメモるな!)
・ちなみに志紀さんのチャイナはオーダーメイドだそうです。「すごいスリット、でもアレでも縫ったらしいですよ?じゃあいつかそれを披露する日が……ってそんな事したらゴールデンバードこらー!って怒られますね」と北條氏談。この人面白いなー(笑)。
・真灯君のオリジナル曲も何曲が披露されました。アングラっぽいというか、私、結構好きだなぁ。パンチの効いた歌声。作詞もやっているそうで、↑のコラボの時の歌詞も真灯君なんだとか。ちなみに今回のマシンガンのタイトルはそこから取りました。北條氏曰く「エロい歌詞を欠かせたら右に出るものはいない」とか(笑)。尊敬します(真顔)。
・更にゲストで、ATビジョンというダンスユニット?とはいえ歌も結構歌います。割とこのメンツの中ではちょっと変っているんですが(いやみんな変っているか)、歌が結構いけました。のせてもらいました。
・で、ここで飛び入りゲストとして、せっかく来ているんだからと鳴海君が舞台に(元々北條さんとユニットでCDとか出してたそうです)。本当にぶっつけ本番だったので緊張するーと言いながら、客席になんとも表現しがたいウィンク(バチン!っていうカンジじゃなくて、ぱちん、あるいはぴたん、みたいな)(伝わらないけれどなんともいえない色っぽいウィンクだった)。私、たまたま客席でみかけた時にも、知り合いに向かってウィンクする鳴海君を見ていたのでひゃーっと思いました。これが鳴海★熱視線なのか!つうか鳴海君はウィンク魔なのか!つうかあの人もう女優さんなのにもうすぐはなよめになるのにおかーさーん!!(笑)という訳で久しぶりに歌う鳴海君はステキでした。ぶっつけでも、やっぱり「うたえるひと」だなぁと。
・最後に志紀さんとATビジョンのKOJUさんとで「Time to say goodbye」エンカレでも歌った曲ですね。これに白い肩出しのドレスを着て出てきて、私がCDで聞いてびっくりした綺麗な高音で歌ってくれました。もうすごい素敵だった。照明の中で横顔を見せて佇むその風情も歌もほんと素敵だった。……ほんと素敵だった(わかったからもう)。……そもそも私は「安城志紀銀縁眼鏡萌え〜」で入った人なんですが(笑)、でもやっぱり私が好きになるべくして好きになったひとだなぁと思いました。素敵だった(ああもうほんと黙ってください)。
・最後に全員で「風になりたい」を。好きな曲だったんで嬉しかったです。皆色々なパーカッションを持って和気あいあいと。で、志紀さんは↑な白いドレスなのにカエル頭のマラカスを持ってふっていて、もうなんというかかわいかった……っ!
・終演後、客席に出てきてファンの人と話をしていた志紀さんは↑のドレスに真っ白なファーのショートコートを羽織っていたんですよ。すごい綺麗だった。持ち帰ろうかと思ってしまいました。



 本当に自分用メモだなおい(笑)。
 不思議だったのが、志紀さんにしても真灯君にしても、「元タカラジェンヌ」「元男役」の匂いがしなかったんですよ。まあ、二人とも私がタカラジェンヌとして認識していた期間が短かったからかなぁとも思ったのですが、文中でも触れたように、二人ともすごく中性的。その分、タカラヅカでの女子→男役への距離が短かったから、今その名残の匂いがしないのかなぁと思ったり。もうひとつは割と二人とも「元タカラジェンヌ」「元男役」以前にキャラが立っているのかなぁとも思ったり……そんなことをぐるぐる考えてどうするんだ自分!(あたまぽかぽか)。

 また機会があったら行きたいです。楽しかったなぁ。
 というわけで今後とも安城志紀さんはおっかけていこうと思います。だって好きなんだもん(志紀さん逃げて!)。とりあえず春にでるCD(年末予定が延びちゃった)が楽しみです。



 これにて2005年の舞台御用納め。後で今年の総括をやろうと思います。



2005年12月25日(日)
こまったさんのスパゲッティ


 いいんです、間に合わなくたって。やったことに意義があるんですから。


 テラリウム用クリスマステキストを書いていたら、日曜夜のスカステニュース(26時)が始まってしまいました。フレッツトークショーの瀬奈じゅんさんに「はっ!ベーグルのコサージュつけてる!!」……寝惚けてきましたもう寝ます。
 テキストアップは後ほど。


2005年12月24日(土)
そんな幻想に、そんなファンタジーに


 マチコさんと地元カフェ(最近のお気に入り)でお茶して、地元飲み屋(お気に入り)で飲んで帰ってきました。今日はただの休日なのでね(大真のおじさま口調)。


 今日はだらっと雑談です(いやいつもじゃん)。


[月組公演メモ:気になること2点]

・かなみちゃんが痩せすぎだ、あのふかふかしたコはどこにいっちゃったの!あのふかふかを返して!ああでもなんてカワイイのかしら!(はいはい)。かなみちゃんの笑顔は破壊力どころか爆破力な気がしてきました。

・月組ショーの中で朝桐紫乃ちゃんは一体何回ウィンクしているのですか?おしえてえらいひとー!(おしえません)(つうかネタが古すぎます)。
 あいつおもしろい(あいつ言うな)。


[ベルばらオタク夜話]

 そういえば昨日キャトル行ったらまんまとアニメ版ベルばらDVDが売られていました。しかしあの荒木・姫野コンビのジャケット絵はちょっとJAROに訴えられるんじゃないかと、当時からずっと思っています(笑)。
 ★むっさん一口メモ:ベルばらアニメ版のキャラデザ・作画監督は聖闘士星矢のアニメ版と同じ。

 で、ふとみつけた東京ムービーのアニメ版ベルばら解説その2その3)がかなり面白かったです。人物相関図とかキャラクター考察とか(そして読みながらベルばらのアニメ版の話をするならアニメ版の今宵一夜へのツッコみをしなくちゃいけなかったことに気づきました)(だってあれ青(削除))。
 つうかジェローデルの本名(違)が「ビクトル・クレマン・ド・ジェローデル」て!(知らなかった、知らなかったよ母さん……)。


[ナパームスクエア的ブックマーク]

 新選組!年末特番ブログ
 既にファンには既出かもしれませんが。非常に読み応えがあります。記事担当の女性スタッフが適度にミーハー(笑)で微笑ましいです。


2005年12月23日(金)
カウンターにどうぞ


 こんな立ち位置からアレなんですが。
 腹の底から祈っています。祈らずにはいられません。
 ナノレベルにしかならないかもしれないけれど、それでもやっぱり祈ります。
 よくなりますように。

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 すべりこみで月組さん観劇してきました。

[新生月組話]

 まずはお詫び訂正。先日のトップコンビ既婚未婚判定で、アサカナをカレカノと言ったんですが、実際見たら全然違いました。一言で言えば「新婚さん」もっというと「旦那が亭主関白ぶりたがっている新婚さん」です。なんだあの亭主関白宣言はっ!ともっともガタガタ震えたのは、倒れたシャノンに「ばかやろう」って3回ぐらい言ったところです。ばかやろうですよ?そのばかやろうは相手のことがもうもんのすごく大好きでだから心配で心配でしょうがないくらい愛しちゃっていないといえない「ばかやろう」ですよ?……瀬奈じゅんさんのすごいところは芝居のここぞというところでものすごい集中力で畳み掛けてくるところだと思っています。二都物語のルーシーへの告白の時にも思ったのですが、あの力加減はすごいと思います。一見、瀬奈じゅんさんの亭主関白っぷりはかつての俺様オラオラ営業属性から来るものにも見えるのですが、実際はそんな瀬奈じゅんさんの舞台人としての属性が現われているのかなぁと思いました。逆に、かつてのオラオラ営業もそんな「ここぞという時に畳み掛ける」属性がそう見えていただけなのかなぁとも。そんなイキオイでシャノンに畳み掛けていくのにうっとりしました……はっ!私がMだからか?(笑)そんな畳み掛けて雪崩れてくる瀬奈じゅんさんをかなみちゃんがちゃんと受け止めているんですよね。いい夫婦だ(じんわり)。
 あと、トップ男役(相手役が固定される)となった瀬奈じゅんさんの新しい魅力として、「その気になればよりどりみどりなのに、自分の妻にベタ惚れ」なところをあげておきます。「俺のかわいい子猫ちゃん達」を相手にしていたのが「愛しているのはお前だけ、だから俺はお前に責任を持つ」に変化した訳です。あ、そうなるのかーとちょっと目ウロコでした。月組主演男役の瀬奈じゅんさんからは意外な事に家庭の匂いがしました。なんというか「結婚しよう」が最大の愛情表現みたいな?「俺の苗字を名乗ってくれ」が最大の愛情表現みたいな?「お前の作った味噌汁を毎朝飲みたい」が最大の愛情表現みたいな?(で、どれが最大なんだか)
 新生月組さんはもっとスタイリッシュな感じかと思っていたのですが、ものすごく泥臭かったです。意外に構成メンツが陰属性(軽重で言えば重)だったと気付きました。あと↑言った亭主関白っぷりに見られるように古臭いというか高度成長期の匂いがするんですよ。終身雇用が生きていて、就職してしばらくしたら結婚して子供が生まれてそれを養うためにバリバリ働いて、いずれは郊外に一戸建てを買ってやがて子供も独立して自分も退職して、もちろん年金制度も機能していて、その年金で悠々自適の隠居ライフ。俺はお前に随分無理させたから、引退後はお前のことだけを考えるよ、何言っているの二人で一緒に無理してきたんじゃないの、そうやって還暦すぎてもラブラブで、お互いに相手よりも一日だけ長生きしたいと思っている、相手を看取ってから自分が死にたいと思っている、あるいはお互いに相手の死ぬ一日前までは生きたいと思っている、相手を残していくことなんてできない、相手が残される悲しむ時間は少しでも短いように。

 む っ さ ん あ た ま が か ん ぜ ん に お か し い
 (でもそうみえたんですわたしには)(じゃあ目もおかしいな)(つうか全部おかしいな)。


 もうひとつ、新生月組という新たな時代に(わたくしのドーパミンが)誘われて、大空祐飛さんの事がたまらなく大好きになって帰ってきました(お前もう帰れ)。すごい意外ー(自分で言うな)。うっかりパーソナルカレンダーを買いそうになりそうなぐらいキました(買わなかったけど)。でもウチに帰ってきてパーソナルブックを読み返してしまったぐらいはキています(1も2も持っています)(こういう時自分がオタク(コレクター)で良かったと思います)(笑)。
 今回のティモシーがよかったというのもあるんですが、今の祐飛さんの立ち位置と、本人がここまで築きあげてきたものと、今の感じ(すごくアバウトだなぁ)がとてもとてもいいなぁと思うのです(この辺はマドガワさんの解説がすごく目ウロコですとんときました)。もちろん今までだって憎からず思っていましたし、祐飛さんすげーと何度も思っていました。でもトキメイたのは今回が初めてかも(真顔で言うな!怖い!)。今までは客観的にカッコいいなぁ、いいなぁと思っていました。皆がキャーキャー言うのもわかるなぁと思っていました。それが突然当事者になったみたいな(笑)。
 伝わりにくい例え話をすると、マリスミゼルの祐飛さんにはキャーキャーできないけれど、ゆずの祐飛さんにはキャーキャーできるみたいな?(いや祐飛さんはマリスミゼルでもゆずでもない)。平たく言うと、私的にすごくわかりやすくなったんじゃないのかなぁ祐飛さんが(平たく言ってもわかりにくい)。
 じゃあナパームスクエアさんらしく具体例を話します。
【具体例1】
 お芝居で、子供時代に「妖精の中で一番は誰だ」でケンカするパトリックとウオルター(お前らかわいすぎる)。オーベロンだピーターパンだとケンカしている二人のよこで「おれはイーヴィル(すえちんがやっていた妖精の女王)が好きだなぁ」というティモシー。「ティモシーは熟女好きだもんね」と笑うシャノン。「うん」というティモシー。「じゅくじょってなあに?」と聞くミック。
 つうか誰かケンカを止めてやれ。
【具体例2】
 お芝居で、孤児たち5人で「俺たちは家族だ」みたいな話をしていた時「つうか子供の頃はきっと皆で家族ごっことかしたんだろうなぁ」と思いました。
 パトリックがお父さん、シャノンがお母さん、お兄さんはウオルターで、弟はミック。で、ティモシーは何をやるのと聞かれて「おれ間男ー」というティモシー。「ティモシーは何かの見すぎね(なんの)」と笑うシャノン。「うん」というティモシー(認めるのか)。「まおとこってなあに?」と聞くミック。
 いいから誰か六実さんを止めてくれ。


 つまりアレですよ!こうやって漏れるって事は私の中で祐飛さんがキタっていう何よりの証拠なんですよ!!(力説)












 駄目だ馬鹿すぎる。つうかいくら管轄外だからってあんまりだ。ごめんなさいごめんさないほんと何の悪気もないんです。
 一応この話をしてから、ちゃんと芝居の感想とショーの感想を書くつもりだったのですが、ちょっと頭冷やしてきます。


 あ、でもこれだけは言いたい。
 「(そんな感じで)高度成長期・亭主関白トップな月組で『銀ちゃんの恋』が観たいでーす!」
 (瀬奈じゅんさんの銀ちゃん、かなみちゃんの小夏、祐飛さんのヤス)(無理だよ)(つうかさらほくでもいいよな)(もっとむりだよ)


[おくちなおし:ナパームスクエア的家庭の医学]

 献血をしにいったら、昨日飲んだバファリンでアウトでした。つうか問診書いている時にまったく忘れていて、ドクターに口頭で問診受けた時に「あ!」と思い出したという。過去三日間の薬の服用は駄目なんだって。普段めったに薬なんか飲まないから、飲んだことすら忘れていたわけですよ……。ざんねん(つうか献血は君の趣味なのか?)(わりと)。


2005年12月20日(火)
だから君はとぶんだどこまでも


 件の公演日程エクセルをちまちま更新していたら、自分で壊してしまいました。おばかさんめ……。


 何はともあれカッさんの宙組トップは驚きました、びっくりした、ほんとびっくりした。
 しかしこれで純然たる外様大名(意味が違う)が誕生するわけですね。カッさんと宙組の接点ってないよね?タニオカと星で共演していたぐらい?あと組長副組長が雪組出身?(これは結構カッさんにとって救いだなぁ)
 娘役トップの引っこ抜き人事はもう日常茶飯事となっていましたが、男役トップにはまだ慣らし期間があった訳じゃないですか?直前に組替えするとか、特出するとかで。それを全くしないで男役トップ引っこ抜き人事としては初めてですよね?(過去に遡ればあるのかしら?)。ファンとしてはつらいというか不安ですよね……やっぱり1公演一緒にうっているかいないかって大きいじゃないですか?○○ちゃん大丈夫かしら?という気持ちを「でもこの間特出したものね」とかいって気持ちの落とし前つけられるじゃないですか?
 ……そんな事を考えつつもヨゴレな私の脳裏には
「若き藩主の夭逝でお家断絶を免れるために、同じ御三家から婿入りして藩主の座につく他藩の非嫡男(=カッさん)。そんな藩主を支える為に用意された老中(=まりえったさん)と若年寄(=すっしーさん)。そしてその藩には夭逝した藩主を成人の暁に迎える予定だった大奥(ハレム)と未来の奥方(=るいるい)(未開封)が沈黙を守っていた……」
 っていう時代劇が見えるんですが!が!が!
(一応言っておきますが夭逝した若き藩主にタカオさんはあてはまりません)
 ついでに桜乃彩音嬢のトップ娘役就任には
「舞踏会でただ一度だけ踊ったあの方の元に嫁ぐとは、あの方の三人目の妻になるとは、わたくしは全く知らなかったのでございます」。
 っていう近代劇が見えるんですが!が!が!

 (お前もうだまれ)

 
 でも素直にカッさんのトップ就任は嬉しいです。うれしいです。



2005年12月19日(月)
そんなのはいやだ


 さむいけれどお風呂に入る気力すらありません(でもネットはするんだな)(ええまあ)。きょうもげんきにごぜんさま(嘘、全然元気じゃないよ)。


[業務連絡]

 残り一週間となりましたビバテラ顧客調査なのですが、こちらの説明が足らなかったのか「アンケートに答えると新住所がわかる」というのは、こちらから別途メールで送るのではなくて、アンケート回答後に出てくる「回答ありがとうございました」の戻るボタンを押すと新住所に繋がるという仕組みになっております。
 途中でつたわっていない!と気付いてあわててテラリウム(旧)にはその説明を載せたのですが、やはり説明不足だったもようです。すみません。
 もし「アンケートに答えたのにURLゲットしそこなったよ!」という方がいらっしゃいましたら、再度アンケートにお答えいただければと思います。コテハン、メアド、あと一言「二回目」と書いていただけると助かります。
 お手数かけてすみません。非常にGUI(違)的に不親切だったと反省しております。


 これだけじゃなんなので。
 元気になるためにたべものの話をします。

[「まりえちゃん何食べたい?」「パン!」]

 週に1、2回はリリースのため新宿にある客先に行っています。で、半年振りぐらいに新宿駅を利用しているんですが、知らない間にドーナツプラント(むっさん的にはベーグル屋)が出来ていてびっくりしました。更にいつの間にかジュノエスクべーグルも出来ていて、知らない間にベーグル好きに優しい駅となっていました(笑)。
 あとこの間「送料無料おためしセット」につられて買ったパンがマジで美味かったです。わざわざ紹介したいおいしさでした。


[東京スイーツ]

 年末の帰省にむけて「さて今回は何をみやげにしようか」と気を紛らわせる為にも考えています。ウチの親はめったに都内にでてこないので(たまには遊びにくればと言うのですが)、まあ東京のお菓子もそれなりにおみやげになるかなぁと思って、とりあえず恒例になっています。
 で、更に気を紛らわせるために今まで何を買っていったかなぁと思い出してみました。
・パステルのなめらかプリン
 「東京ではやっているんだよ」「ふーん」……とりあえず東京で話題、にしか反応しなかった六実母。
銀座ウエストのフルーツケーキ
 六実母的に一番好評でした。「CMでやっているやつでしょ?」といわれるまでCMやっているの知らなかった……。
ごまたまご
 できるだけ「どこでも買えるものは買わない」が信条なので、当時東京駅限定だったコレを購入。最近どこでもみかける気がする……。
たねやのふくみ天平
 元和菓子屋広報勤務のトモダチオススメそのいち。モナカの中に牛皮が入っていておいしいです。
シルバーミトンのえびす南京トリュフ
 東京駅で見かけて。おいしい。
山田屋まんじゅう
 多分大丸の地方銘菓コーナーで。さらっとしたあんこの小ぶりで上品なお饅頭。
たちばなのかりんとう
 ここでしか売っていないものなので、おみやげにいいかも。すごくあとひきます。
オッジのチョコレートケーキ
 元和菓子屋広報勤務のトモダチオススメそのに。しっとりみっしりチョコケーキですが、六実父的には(量が)物足りなかった模様(笑)。
・菊川のみすずのカフェオレ大福
ずんだ茶寮で何か(覚えてないのか)
 マチコさんに教えてもらうまで、ここでが萩の月と同じ三全とは知らなかったです。
東京ばな奈のチーズうさぎ
花園饅頭のぬれあまなっと
 ネタコミで話をしたのですが、六実母的にはコストパフォーマンス的に許せなかった模様(六実母の信条は高くておいしいのは当たり前!安くておいしいものを探してこそ真のグルメ)
舟和のいもようかん
 六実父的にはこれが一番好評でした……そうか、あんまり凝らなくてもいいんだと思った瞬間(笑)。
・宝塚で買った永楽庵の宝あわせ
 自分でもなかにあんこ詰める奴です。三人で食べたらあっという間になくなってしまいました。
白鷺宝
 今でも普通に自分で買います。この間伊勢丹新宿の店に行ったら店舗がなくなってて、辛うじて銘菓コーナーでセット品だけ売っていました、しょんぼり。日本橋の三越はちゃんと対面販売です。


 ひまでひまでしょうがないときに、リンクをたどると楽しいと思います(つうか君今結構楽しんでいただろう?)(うん)。
 さて、今回は何を買っていこうかしらね。


 気がすんだので寝ます。
 



2005年12月18日(日)
あいとゆうきだけがともだちさ


 今週末は土日とも出勤になりそうだったので、泣く泣く日曜日のかおりちゃんとの鼠海デートをキャンセル。楽しみにしていたのにー。ところが急遽日曜日(今日)が休みになって二重に凹みました。いけなくなったことと、けっきょくいけたのにいけなくしてしまったことと。仕事も決して順調で日曜日休みになったわけじゃなくて、むしろどうにもならなくて休みになったクチなのでねーって仕事の話は割愛(いや普段から割愛しなさいよアナタ)。身体が休められたのはよかったです。
 11月後半から、私にしてはめずらしく土日の予定がほとんどないスケジュールだったんですね。それって単にヅカ予定がないからじゃないか、つうかヅカがないとこんなに私の予定は空くのかというのはさておきまして(笑)、まあそれはそれで「農閑期」をゆっくりのんびりすごそうかなぁと思っていたら、結局そこには仕事がぽこぽこぽこと入っていきました(ぐったり)。次の3連休はちゃんと休めるといいなぁ……いや、何もないけどな、予定は歯医者しかないけどな!(わざわざ言わなくていいよ)
 歯医者と言えば、諸事情で通院中とは別の歯医者に行っていたのですが、そこがすごくセレブな歯医者でした。個室の歯医者、待合室にサライとニュートンと婦人画報しかない歯医者、良く知らない外車が外にとまっている歯医者、外観もちっとも歯医者っぽくない普通の住宅。ちょうびびりました。なんというか、場違いすぎて(笑)。



 というわけでお久しぶりです六実です。


[ぼんやりと考えていたことそのいち]

 宝塚におけるベルばらが、下級生の育成とか色々な押しつぶすものだというのは周知の事実だとは思うのですが、それはそれでベルばらだからこそ生まれるものもあるよなぁと思いました。なんというかベルばら自体がブラックボックスというか、そのブラックボックスから出てくるもの(ベルばら公演が終わったら出てくるもの)ってちょっと予測つかないよねー、それはよいものかもしれないし、わるいものかもしれないし。という話を小郷さんとしていました。
 で、それを更につきつめて考えたら、ベルばらって宝塚におけるフルーツバスケット(ゲーム)の「フルーツバスケット!」なんじゃないかと思いました。全員総移動、全員シャッフル、全員ごちゃまぜ。特出とか役替わりとか新公の「意味がわからない」なキャストとか。
 自分的には割と納得するイイ例えだと思っています(じがじさん)。


[ぼんやりと考えていたことそのに]

 ふーちゃんのサヨナラショーを見ていたら、ふーちゃんの娘役としてのカテゴリーの中に「組子全員の恋人」というのがあるような気がしました。待てよ、でもトップ娘役であるふーちゃんは春野様の恋人であるはずなのに、というか奥方なのに、というかそもそも宝塚のトップコンビは固定のコンビであるはずなのに?と思ったあげくに「ああ、春野夫妻の間には子供がいなかったからな、だから『組子全員の恋人(あこがれ)』というカテゴリーが成立するのだなぁ」と思いました。なんというか春野夫妻には子供がいなさそうなんですよ、あるいはいても奥方は育児をしていない、というか。夫婦なのに父とか母のにおいがしない。
 って!そんなにおいがしてどうするんだ!
 伝わらないまま話を進めると、そう思うと宝塚のトップコンビって大まかに分類すると「既婚」と「未婚」にわけられるんじゃないかなぁと思いました。以下、分類結果。
・月組さん:未婚、というかカレカノ。
 新生月組さんはまだ見ていないのですが、アサカナは完全に彼氏と彼女。恋人同士。
・雪組さん:既婚
 今年で結婚○年目なのに、あそこはいつまでたっても恋人同士みたいねー、なカンジで。でもやることはやっているので子供はたくさんいると思う。
・星組さん:婚約中
 ぶっちゃけわたとなは「殿のお手つきを下賜された殿に目をかけられている士官」なんだと思います(むっさんSSするなら余所で)(いやしないよ!)。「わたくしにはもうここ以外にゆくところがない、けれどもその最果ての地がわたくしがたどりつくべきところだったのです」。そういうカンジで。
・宙組さん:
 は、色々考えてみたんですが、もはやあそこは「タカハナ」っていうジャンルなんだと思います。未婚であり、既婚であり、すべてひっくるめて「TAKAHANA」みたいな?
 さっぱり伝わらないですね。


[ベルばら千夜一夜語り(前向きになるための最終章)]

 きよしくんのところで、今日BSで特番があったのを知って途中から見ていました。ちょうどOGの歌のコーナーが始まったとこだったので、ああ、もう現役登場はないかなぁと、だらだらと見ていたら、再び現役メンバーで漫画版のアテレコ大会が始まりました。ギャー!もうちょう沸騰しました。だって、宝塚のベルばら見ながら誰もが思うじゃないですか?「原作のあの場面を原作通りに宝塚の配役で見たい」って。それが叶ったよおかあさん!マイカゼの口から「(オスカルを女と知りながら)愛しています」「オスカル様が好き」が聞けてしまったんですよ?カッさんがコム蔵オスカルを口説き落とす場面が再現されてしまったんですよ?(残念ながらあなたはばらの花をたべるのですか?はありませんでした)(ちぇー)。……NHKグッジョブ!一番なりきっていたのはマイカゼでした。そしてコム蔵さんはどう見ても照れていた。そこもまた萌えましたけれどね!(あんた最悪だ)。
(ついでに、この番組の後にやっていた「詩のボクシング」がすごい面白かったです)

 どうやら今回は(は?)池田女史も宝塚版ベルばらに対して全面的に協力してくれているようなので、じゃあスカステでも原作アテレコ大会やるといいよ!本公演通りのメンツでも全ツ版でも新公版キャストでもいいから。そしたら私、紫ベルナールで「ママン」が聞きたい(真剣)。


 という訳で今日はベルばら映画版(フランス制作)の話をします。
 とはいえ、かなりうろおぼえというか、かなりどうしようもなかったというか。正直これ見ると宝塚版の原作からの乖離なんて超良心的だよ!と思えるぐらいな迷作です(笑)。
 というわけで映画版の見どころ(というかむっさんが覚えているところ)
・女であることを悩む場面を表現したかったのか、鏡の前でブラウスのボタンを外して自分の乳(生)を眺めるオスカル様。
・それを影からこっそり覗いているアンドレ(ひぃ!)
・ロザリーが巴里にまだいた頃に、ロザリーを買春しようとしていたジェローデル(震)(つまりは原作のミラボー伯の役どころですな)。
・オスカル様と婚約して「少しあなたを私の妻にふさわしいようにしなくてはならない」と、オスカルを調教しようとするジェローデル(INベッドルーム)(震震)。「あついのがいいですかつめたいのがいいですか?」ひーっ!どんなプレイを強要しようとしているんだ!どんな調教なんだー!
・まとめ:ジェローデルが変態だった。以上。

 間違っていたらごめんなさい。あとラストシーンがすごく変っていて、確かオスカルとアンドレは生き残って(?)、巴里の街角で革命を祝う民衆のお祭りみたいなのに巻き込まれて(いや、これが革命前夜だったのかなぁ)、「アンドレ!アンドレ!」「オスカル!オスカル!」と互いの名前を呼び合いながらも、二人は雑踏のなか離れ離れになってしまう。で「fin」……ええええええー!!
 フランス人の感覚って意味がわからない、と思ったものでした。


 まあ、そんなカンジに来年から半年間、楽しんでいこうかと思います(笑)。


(ちなみにベルばらアニメ版はあっさりと近所のTSUTAYAにありました。ちょうど前半部分が借りられていたので、後で行って借りてこようと思います)


[スカステメモ]

・絵麻緒さんのサヨナラビデオがかかっていました。そうか、絵麻緒ライブがこのビデオには入っていたんだとぼんやり見ていました。絵麻緒さんのマッカーサー・パークがすごくドラマチックで好きだったので、それが聞けて嬉しかったです(確かエンカレでマッチンが歌っていたよね?)。あと絵麻緒さんのアイドルっぷりに帽子どころかヅラを脱ぎました。あのひとすげーなー。
 で、その中でのトシちゃんメドレーを見ていて、ふと思ったのですが男女をペアで売るジャンルって宝塚だけだよなぁと思いました(唐突に)。なんというか男女がいてそれが思いあっているっていうのを売るのは宝塚だけというか。たとえば世の中の恋愛ドラマは、その場限りのキャストだから、あれは俳優・女優をピン売りしている訳ですし。じゃあ夫婦デュオとかは?と思ったんですがあれは夫婦である前に仕事のパートナーというかコンビを売るわけじゃないですか?(息のあったところとか)、僕達ラブラブですーって言うのを全面に出す訳じゃないですよね?他に男女コンビで成り立つジャンルとして、夫婦漫才とかアイスダンスのペアとかもありますが、それだってやっぱり恋愛を全面に押し出すわけじゃない。何よりもデュオ(二人組みの歌うたい)は必ずしも男女の組合せじゃなくちゃいけないわけじゃないし、漫才だって男女の組合せとは限らない、アイスダンスは、それぞれに「男子スケート」「女子スケート」というジャンルがあって、それに類する「(男女の組み合わせとしての)アイスダンス」な訳ですよね。これを宝塚に置き換えると、「男役」「娘役」はあくまで宝塚の要素であってジャンルではないわけじゃないですか?
 ま、ひとことで言えば「宝塚は男役がいて娘役がいる」という当たり前の事実なんですけれどね。
 トシちゃんメドレーで「ハッとしてグッとして」をやっていたぶんまひを見ながらそんな事を考えていたのです。ああ、こうやって「ハッとしてグッとして」をやっている男女を見てニヤニヤできるのって宝塚だけだなぁと。
 伝わらないなぁ。

・野風の新公をちょっとだけ見ていました。千尋悠ちゃん上手いな……辞めちゃったんだよね……。


[伝書鳩返し]

・うわー、「ピチ」「メル」が通じたよー(嬉)。あれは当時からすでにマイナーで、私の周りでは購読者はおろか存在を知っている人もいなかったんですよー。ほんとにアレは読み応え在りました。実家帰ったらまだないか探してみようと思います。


[更新履歴]

 テラリウム更新しました。



 むっさんよっぽど話したいことがたまっていたんだね……(哀れみの目)。
 明日はこんな私をかわいそうに思った上司が「午前半休でいいよ(大意:明日は夜遅くまでかかるからね)」と言ってくれたので、年末ジャンボを買ってから出勤しようと思っています。



2005年12月12日(月)
15%ぐらいはからまわっているな


 フィナーレで役替わり!「意味がわからない!」

 (以上、素直な感想)

 本来トウコさん(オスカル役)が組むべきとこだと思うんですが、じゃあトウコさんで別に一場面あるのかなぁ、いっそトウコさんがエトワールかなぁ(星組娘役歌姫冬の時代ゆえ)とか思っていたんですが……旦那の黒猫への溺愛ぶりに若い妻がやきもちを妬いたゆえ(前妻は一緒に溺愛、むしろ自分が溺愛)なのかなぁと思った私はすごいバカなんだと思います。
 とりあえず涼さんが何種類カツラを作ってくるのかが楽しみです……はっ!ってことは涼さん薔薇タン登板も二分の一?

 考え出すときりがないわね、いろいろと(笑)。


[スカステぼんやりメモ]

・コム蔵さんのDSをぼんやり見ていました。そしたら性転換前のいづるんが夢輝さん夢輝さんと連発していた。どうやら新公の話をしている模様でした。あ、そうかギリギリ一緒に出ていたんだなぁ……夢輝×天勢で「あらしのよるに」(お前何言った?)(いやだからぼんやりと見ていたからだよ)

・雪組新公トークをぼんやり見ていました。この番組が一時間枠になって後半30分が新公ダイジェストになっていたのを初めて知りました。い、いつからだ?何にせよ下級生ファンにはおいしいなぁとおもいました。

・ももちぐレポーターズ見れなかった(しょんぼり)。帰ってこれると思ってたのになぁ(ぐったり)。




2005年12月11日(日)
食欲魔人


 いきなりなれあうんですが私も「ミニレディー百科」持ってたよー!
 「12星座うらない」とか「ラッピング入門」とか「小さな恋の12ヶ月」とか(なんか人格形成の過程が見えてくるな)(笑)。
 子供の頃、何故か我が家ではおこづかいとは別に「月に一回マンガ以外の好きな本を買っていい」という習慣がありました。それで良くミニレディー百科買ってました。あと図書館とかともだち文庫(地元のPTAが主催の週一図書館)とかでも借りてました。
 なつかしついでに、子供頃学研から出ていた「手芸雑誌ピチ」「料理雑誌メル」というのがあったのですが、これ、通じるひといますかね?

 歳をとるとなつかしむものが増えてくるなぁ。



[大真当番劇場]

 今日の給食はプリンだ、でも今日は誰もお休みの子がいない(=あまったプリンをもらえない)。考え抜いた大まみらんくんはある作戦を実行した。
大「ゆかりー、ほけんの先生が呼んでいたよ」
紫「えー?なんだろう、給食前なのになぁ」

担任「あれ?ゆかり君は?」
大「ゆかりはおなかが痛いって言ってさっきほけんしつ行きましたー。僕、ともだちだからきゅうしょくもっていってあげます!」
担任「大まは優しいなぁハハハ!(いつものことなので誰も疑わない)」

 保健室にて
紫「嘘つけ、先生は呼んでいないっていってたぞ」
大「まあまあ、せっかくだから休んでいきなよー」
紫「なんだよそれ」
大「それにせっかく給食持ってきたんだからここで食べなよ」
紫「しょうがないなぁ(丸め込まれてる)、あれ?今日の給食プリンがついていなかったっけ?」
大「ついてなかったよ」
紫「え、でもこんだて表には」
大「あ、あれごしょくだって」
紫「ごしょく?」
大「うん、ごしょくー」
 誤植の意味がわからない紫君、でもそう言うのは悔しいので、とりあえず納得した紫君なのでした(きょうのわんこ風)(もちろん後でバレました)。


 大真くんはなんにでもなれるからいいなぁ(しんみり)。


2005年12月10日(土)
こわくてまだみれない


 ……!インシャラーだ!

 (だらだらとワンダースリーを見ていたらトウコさんが歌ってました)(歌い始めから何処かで聞いたことあるなぁと思っていたら途中で気付いて震えました)(ちがう!全然違う歌だ!)(インシャラーなのにメランコリー!)(インシャラーなのに叙情的!)(インシャラーなのに濡れている!)

 色々なものがあの人によって特化されて、私の身体に記憶に埋め込まれているんだろうなぁとぼんやりと思いました。


++++++++++

 お休みだったので予告どおり色々してました。

・テラリウム更新
・ビバテラパスポート発行
・かけざんまつり最終回

 これでずっと気になっていた事はすみました。後は安心して年の瀬を迎えるだけです(いやまだすることあるだろ?)。


[伝書鳩返し]

・アニメ版ベルばらに反応ありがとうございます(イイ笑顔)。いやー、こういうネタが通じるのって嬉しいなぁ。

>千葉テレビと群馬テレビでアニメのベルばらやってますよー!

 なんと!でも実はウチ何故かUHFが映らないんですよ(がっくし)。入居当時から。不動産屋や大家さんに聞いても埒があかなかったので、まあ見たいのってレインボーカフェ(未だにその名前で呼ぶのか)ぐらいだからいいかなぁと思っていたんですがそんな盲点が(愕然)見たいなぁ、なんで見れないんだろう、うち。「他の部屋からは苦情ないですよ」いや多分、今日びUHFなんか見る人いないんだよきっと。なんとかしたいと思いました真剣に。

・最終回ネタありがとうございます。そう!オスカルとアンドレの墓は並んでいましたな。

>最終回はテレビの前にラジカセを置いて、音声だけ録音したりした小学生でした。

 これがすっごいよく伝わります(笑)。そうですよね、我々の世代はよくそうやりましたよねー。録音する為にずっと声を潜めていたのにお母さんが物音立てて「お母さんのバカ!」っていう声まで録音されちゃった。そんな記憶がよみがえりました(笑)。


 ところでこんなものをみつけてしまいました。
 いちにちいっこのりんごは風邪知らずby神月茜(言ってないよ)
 大浦みずきさんとかユウコ姫がでるミュージカルに出る模様。たまたま飛んだリンクでみつけてびっくり。元気そうで俺は嬉しいぞ(抱擁)。
 そんな繋がりでかざっぱなさんのほぼ公式サイトを覗いてきました。すごい写真群にでれでれしてきました。何気にリアル三十路女子なところがすごく好感でした。




2005年12月09日(金)
にんにん。


 酒飲みは甘いものを好まないが世間の常識のようですが、私はお酒も甘いものも大好きです。一緒にいけます。ちなみに今まで意外にいける!と思ったのは日本酒(辛口)と黒糖羊羹です(すごい邪道)(というか絶対味覚がおかしいんだよ)。
 という訳で昨日も(も?)会社の先輩と飲んでいました。「昨日再放送でプロジェクトXを見て六実さんのこと思い出したよ」と言われました(笑)。


[ベルばら千夜一夜語り(前向きになるための第二章)]

(だからなんなんだ)
 というわけでプロジェクトXを見ました。とりあえずシンディが宝塚を大っ好きなのはよくよくよくよくわかりました。なんだあのちょー満面の笑みは。憎めないなぁ。
 普通にプロジェクトXとして面白かったです。

 なんだかんだ言って私はベルばら好きなので、そこそこ楽しくなってきている自分がいます(笑)。なんというかこの際だから、250周年なんだからベルばらそのものを楽しんじゃおうぜ?なノリです。というわけで思い出語りをしてみます。
 そもそも私は小学生の時にテレ東でやっていたアニメ(再放送)から入ったクチでした。生まれて初めて全巻揃えたマンガはベルばらでした。生まれて初めて借りたレンタルビデオもベルばらでした。っていうとそんなに男装の麗人スキーで、だから宝塚にはまったのかと言われそうですが、男装の麗人と男役って全然別物だよなぁと思っています(そこか一番の不幸な気もするよ?宝塚のベルばらは)。

 ※思い出したベルばらアニメはこんなのだった。
・第一回から原作とは違うオリジナルエピソード。アントワネットの輿入れを阻止しようと動く反王室派をオスカル・アンドレ・ジェローデルの水面下の働きで阻止されるというもの。アニメ版は初回からジェローデルがすごい出張っています。
・劇画を意識したのか、動画的とも言えるコマ割の多いアニメでした。
・シャルロット(ロザリーの妹)のエピソードではド・ギューシュ公爵が本当に出てきて、未来の花嫁の手の甲にキス。それを噴水で洗いながら狂っていくシャルロット、オスカルにもらった白薔薇をかざしながら「洗ったから私もう汚くない」と投身自殺をはかるシャルロット(震)。
・アンドレの衛兵隊入隊のいきさつは、町の酒場で仲良くなったアランの口利きで、オスカルの知らない間に衛兵隊までおしかけていたというもの(お前なんでいるんだ!)。原作を上回るストーカーっぷり。
・というかアランのアゴが割れていますアニメ版(笑)。
・というかアランに胸毛がありましたアニメ版(笑)。
・パリの街角に厭世的な歌を歌うアコーディオン弾き(片足なし)が象徴的に出ていたのが印象的。時にはパリの民衆の心を、時にはアンドレやオスカルの心情と微妙にリンクしあうような。あれ、タカラヅカでもやればいいのに。
・最終回の一話前で死ぬアンドレ。その夜、アンドレを失った哀しみにひとりでパリの街をさまようオスカル。途中で自分の馬だかはぐれた馬だかと行きあって、お前もひとりなのかとその馬にすがるようにさまよう。見張りの敵兵に見つかって馬だけ撃たれてしまう。そして逃げるようにまたさまようオスカル……今ならあの時感じた感覚を的確に言えます。萌え(涼さんで是非見たい)。
・そして最終話の前半15分ででバスティーユに散るオスカル。
・そして最終話の後半15分で残りの物語が片付けられます(単行本約一巻分)。なんだ、打ち切りだったのか?(子供心に超びっくりした)
・アニメ版ラスト、フランスのどこかの田舎の海辺で百姓だか漁師だかをやっているアラン(いつのまに)の元に現われるベルナールとロザリー。ロザリーは王妃が牢獄で作っていた薔薇の造花(いつのまに)を持ってきた。王妃の遺言でこれをオスカルの好きな色に塗って欲しいとの事。でもオスカルの好きな色を知らないロザリー。で、アランのところに聞きに来た。それに対して「そうだな、隊長は知らないがアンドレなら白っていうだろうな」「じゃ、このままでいいんですね」……えー?それがラストー?(今思うと象徴的で面白いんですが、当時はつうか話がずれている!ずれている!と思ったものです)。

 という事を色々思い出して楽しくなってきました(私だけが)。記憶違いもあるかもしれませんが、でもいちいち覚えているあたりがほんとむっさんオタクだな!(半笑)
 もう一回見たいなぁ。でもDVDボックス買うほどでもないなぁ。スカステでやらないかしら?(やらないよ)
 何気にアニメ版のベルばらは主題歌が秀逸だと思います(あたし二番まで歌えるよ?)(しかもカラオケで歌って満点出した事あるよ?)(どうでもいい)。タカラヅカに負けないぐらいドラマティック。ちなみに宝塚のベルばら歌謡で一番好きなのは「ばらベルサイユ」です。


 農閑期らしい筆運び(違)で、次回は映画版の話でもしようかと思います(え?シリーズなの?)。


[小メモ]

 歯医者の待合室で読んでいた家庭画報だか婦人画報だかで(区別ついていない)、歌舞伎の特集でした。
 で、そこに贔屓とファンの違いというのがあって「贔屓というのは"貝"という字がついているようにお金がかかるものなのです。昔はそれこそ身代かけて、代々贔屓を応援していった」「対してファンというのは、今日は××、明日は○○と言う風に移り気なもの。だから「不安(フアン)」なんですよ」。へー。


[伝書鳩返し]

・とりあえず「しょじょ」と思ったのが自分だけじゃなかった事に安心しました(笑)。
>しょじょのくちびるってどんな味なんでしょうね
 きっと青臭いと思います(何言っているんですか)

・いや、もらったりんごは生食するつもりでしたよ?(怒られた)(しょんぼり)。



2005年12月08日(木)
前面アピール!


 マチコさん(自社常駐仲良し同期)のお父上(現在は青森に単身赴任中)から送ってきたりんごをおすそ分けしてもらいました。まるごといかせていただきます。がぶり。
 りんごつながりで。

[ナパームスクエア的くらしの三分メモ]

 (1)りんごの芯をとって16等分にする。
 (2)フライパンに並べて、適当に塩をふって軽く混ぜる。
 (3)弱火にかけて蓋をする。
 (4)しばらくするとりんごの果汁がでてきて、それがなくなるぐらいまで焼くというか煮詰める。アップルパイの中身みたいになったらできあがり。

 砂糖不使用、りんごそのものの甘みだけですごくおいしくなります。アイスと一緒に食べるもよし、ヨーグルトにかけるもよし。私はトーストに乗っけて食べます。本当はマクロビオテック的な観点で自然塩(?)的なものを使って作るらしいのですが、わたしは普通に食塩つかってます。外国種のりんごでやるとなぜかふかふかになっちゃうので、国産種のりんごでやるのがいいみたいです。六実さんの数少ない(マジで少ない)レパートーリーの中で数少ない人に誉められた料理です(いや料理って言わないよ)。生食に飽きたら、どうぞ。


 ヅカサイトの立ち居地に戻ります。


[ハスラーメモ:壮一帆さんの話]

・壮一帆さんの何がオヤジかというと、重心なんだと思います(はい?)。あのソファーにがっと足広げて座っている様と言ったら!(わかりがたい)
・ペットボトルから直飲みしないのが私的にツボだったのですが、その後シルヴィアもそうだったので、あ、萌えるところじゃないんだと思い直しました。
・つうかそこで皆で乾杯している時の壮一帆さんのグラスの中身は水だから!水だから!
・あのハンチング帽はお稽古場仕様だったのか。舞台に出てくるとすぐ取っちゃう(最初から手にしている?)のが残念だったのですが、あのサングラスだけでも相当オモロかったんでよしとします。
・優等生ヘイワードの超ダイナシなジーパン。なんというかおかあさんに買ってもらったジーパンみたいだった(笑)。
・ヘイワードさんのビジュアルに対してひとことでまとめると「壮一帆さんのウオームビズに1480円、今ならツーパンツ」なんですが(まとまっていねえ)、ラストのよれっとしたコートを着ていたところは前髪プチバサリズムと相まって普通にときめきました。いいよね、きちんとしていた人が乱れるのって!(そのときめきは普通なのか?)

・宝塚を観るときに「××(役名)」「○○さんが演じる××(役名)」「○○さん(キャラクターとしてのタカラジェンヌ)(あるいは極論すると『○○さんが出ていればそれでいいの』)」の三つの視点があるんだなぁと思いました。たとえば先日の私の平さんテキストは「ヘイワード(役名)」視点のテキストで、今日のは「壮一帆さん(キャラクターとしてのタカラジェンヌ)」のテキストです。で、ふと気がつくと壮君に対して色々しゃべるときに「○○さんが演じる××(役名)」という視点がほとんどないという事に気づきました。たとえば今回だったら「壮一帆さんが演じるヘイワード」という事で、壮一帆さんのやくしゃっぷりを称えるべきなんでしょうが、それがない(もちろんいい仕事だったと思っていますが)。思い返せば「送られなかった手紙」の時もそうだった。
 余談ながら大真くんに対しては「大真くんが演じる××(役名)」という視点が一番占めているんだと思います(うっとおしい役者ドリーム)。オフでは完全にキャラクター扱いですが(笑)。
 なんというか「壮一帆さんが演じる××(役名)」を感じさせない壮一帆さんは私的にすごいことなんじゃないかなぁと思います。

 この場を借りて平さんテキストに反応いただきありがとうございました。もうね、ほんとに局所的な少数派意見だとわかっているのでね、伝わった事も同じだよって言われた事も嬉しかったのです。

[ハスラーメモ:その他メモ]

・とはいえ今回の六実的激震大賞(震度5弱レベル)は、「はじめてうばったしょじょのくちびる」です。はっ、はじめてうばったしょじょのくちびる!はじめてうばったしょじょのくちびる!(うるさい)すごい破壊力、あれ聞いた瞬間早く幕間にならないか苦しくってしょうがなかったです。

※追記訂正。ロムっ娘ちゃんから「はじめて奪った「少女の」くちびる」ですよーと。ええ!それまでおねーさま達としかヤッた事なくて、それで処女が新鮮だったって文脈だと信じて疑いませんでした(うなだれ)小池め……(歯軋り)。でも晒しておきます、ご指摘ありがとうございましたー!(恥ずかしくて脱兎)。

・カッさんの白海軍軍服はもうどうしようもないぐらいどうにもならないぐらいにカッコ良すぎて参りました。ツッコめない、何あれ、何あれ。一度カッさんと植田景子女史で組んだらどうだろうなあとぼんやりとおもいました。
・歌の感情を書くことに長けている(と私は思う)小池脚本ですが、それを更に何倍にもしていたのがカッさんだったなぁと思いました。気持ちよいぐらいに青年館の空間がみちみちっと満たされてた。あの人スターだ、いや何を今更。
・車椅子を押すおっくんにときめく、というかざわめいた。おっくんはいいね、彼を見るとなんの裏もなく「好ましい」という感情が浮かびます。
・柊巴君はすでに何か脱皮しかけていると思います。これだから年頃の男の子は……っ!(震)若いお嬢さんたち、だまされちゃだめよ(老婆心)。
・谷みずせくんのけだるい美貌より、その無防備な笑顔にきゅーんとなりました(なるな)。きっとあの笑顔をとりもどさせたのはローリー先生だ。不登校問題児はまずは保健室に登校するところから始まったんだと思います(何の話ですか)。
・でいたいむはすらーにマレーネ先輩がいた……(水純花音さんです)。あー、彼女もやめてしまうのか(がっくし)。
・穂月はるなちゃんがかわいいかったです(でれり)。


 ローリーとシルヴィアの恋はなんとなく、魂の共鳴、という感じがします。同じ想いもち、同じ思いを理解する。二人がこころ通わせた時に、互いに両手をがっしり組み合っていたのが、とても印象に残っています。

 語り足りないような気もするけれど、ここらが潮時ですね。
 楽しかったでーす(まとめてみた)。


[ベルばら千夜一夜語り(前向きに楽しむための第一章)]

 (なんだそれ)
「生誕250周年なのにアントワネットがでない雪組版、それってどうなの?」とは皆が思っている事だと思うのですが、だったら無理矢理にでも一場面作って出しちゃえばいいのに、と思いました。歌一曲歌わせてもいいし、ほんとに登場するだけでもいい、オマージュとして(で、そしてそれを各組娘役トップが特出っていうのはどうかなぁ?)(ダメだと思うよ)。



2005年12月07日(水)
財界二世学院(実在します)


 昨日見つけてすごいひかれました。
 にくきう認印
 コテハンで作ろうかしら?(使い道ないよ)。

 この間、同期のマチコさんとどんな猫が好きかを話していました。「(私は犬派だけど)ヒマラヤンみたいな猫は好きだな」というマチコさんに「いや私はやっぱりボディラインのはっきりした猫が好きだな!」……言いたい事はよくわかるよと言ってもらいました(笑)。


 


 どんどんコネタ道場化してますナパームスクエア(素)。
 土日がお休みだったら色々片付けたいなぁ(希望)。


2005年12月06日(火)
女子力プラグイン(未実装)


 しごとでいたく落ち込んでしまうことがあり、帰りにたまたま行き会った後輩ちゃん(2駅先に住む新人ちゃん)をつかまえ途中下車させて飲んできました(普通逆だろ?)(笑)。いいの、落ち込んだから飲むじゃないの、元気になるために飲むんだよ(飲むのにはかわらない)。
 仕事をするうえで、感情的になっちゃいけないし人格を盾にするのも(相手も自分も)よくないよね(うなだれ)。それで何が解決するわけでもなし。でも逆を言うとそういう感情的なところや人格的なところで救われたりもするんだよなぁ。


 ボーナスは週末なのですが、今期は私がこの秋死んでいたプロジェクトの成果で部門評価が良いそうです。でも去年は私が死んでいたプロジェクトの成果で部門評価が著しくさがっていたんだよなぁと、遠くを見てしまいました。


++++++
 ごめんなさい、やっぱりヅカネタないのがあんまりかと思ったので。
 (ものの十分せずに追記)

 最近、エンピツの広告でも良く出てくる「Ads by Google」で何がひっかかってくるか(文中の言葉に反応して関連する広告がランダム表示される)を見るのがマイブームなのですが(ブームて)、本日はこんなものがひっかかってきました(今日の文中のどこにひっかかったんだろう?)。

 ベルサイユのばらWebコミック
 既出?私は始めて知りました。アントワネットの声に仁科有里さん、オスカルの声に大輝ゆうさん。↑はそのインタビュー動画でした。ちょっと本編が見たいですな。

 あと、コレが前々から大真くんに見えてしょうがない。e-manga自体はフジモトマサルさん目当てで無料部分しか見ていないので、中味は全く知りません。



2005年12月05日(月)
睡眠デプロイ


[とりあえず言いたいこと3連発]

・まちかぼんが!沢音君が!
 つい昨日「やっぱりいいリーマンカプだなぁ」と顎鬚撫でながら青い鳥をみていたばかりだというのに(がっくし)。あ、でも沢音×安城はもう書かないと思います(伝書鳩返し)。単にネタがない。
 トップさんの退団じゃないのに、こんなに多いのも珍しいなぁ……。

・先日の千秋楽挨拶で組長が「次はベルばら」と言うまで、壮一帆さんがベルばらに出るという事実がガッサリ自分の頭から抜け落ちていた事に驚きました。だって、壮一帆さんがベルばらだよ?(だっても何も)。それだけでも私的に面白くてしょうがないのに、ジェローデルて(悶絶)。

・最近は歌劇もグラフも立ち読みしてから買う買わないを判定しているのですが、ふるさと小包便(違)のコーナーに大真くんが出ていたのに気付いた瞬間レジに向った私は、いい大真担だと思います(自分で言うな)。市川はちーくんが出ちゃったから、もう出ないかと思っていたんですが。「大好きなディズニーリゾート」やっぱりな!(笑)でもなんだか妙にげそっとしちゃってて、おじさま大丈夫かしら(まりえ姫口調)。


[ハスラーメモ:とりとめなくメモ]

 多分まとまらないので、とりとめなくいきます。

・小池センセは一度ストレートを書いた方がいいと思う。でなかったら、もっと完璧にミュージカルにしちゃえばいいのに。前にもミュージカル的な部分はいいけれど、芝居がと言ったような記憶があるのですが、今回は歌に感情を織り込むことはできているけど、それが妙に突出しちゃって地の芝居と繋がっていない感じがしました。個人的に主人公二人に感情移入できないのはそこなんじゃないかなぁと思ったり。というわけで、一番登場人物としてキャラというかドラマが立っていたのは美穂圭子お姉さまだと思う。あのスィートセブンティーンをすべて歌で乗り切っている部分に、小池センセの得意技が遺憾なく発揮されているからだと。

・幕開け初っ端から微妙な詩・微妙なロック・微妙なラップに半笑いでひいちゃったのですが(カッさんのビジュアルにも「そんな前髪の高校教師がいるか!」と半笑い)、「ゴールドビーチに立てば誰でも皆輝く」のくだりにずぎゃーんと打ち抜かれました。す、すごい説得力。あたし輝ける気がしたよ!(輝かなくていい)
 カッさんの貴族で野獣なところをこよなく愛しているのですが、今更ながらこういうあったかさ、包容力を持った人だったんだなぁと思い知らされました。「ローリー先生」がすごくリアルだったんだよね。本当に生徒たちを更生させて、生徒たちに「僕らのヒーロー」といわれてもちっともおかしくない。「ローリー先生」は他の人がやったら多分結構寒かったと思うのですが、カッさんがやったからこそだなぁと。本気でローリー先生で学園モノが見たいです。詩人で国語教師なローリー先生、学園のマドンナ英語教師のアマセ先生、それに横恋慕する化学教師の壮一帆先生、そんな先生が密かに好きな一年三組のシナぼん。……ああ、どうして壮君にはシナぼんをつけないと気がすまないんだろう(話が完全にずれています)。

・あませ君のシルヴィア、というかあませ君の娘役はあんまりちからいっぱい娘役しちゃわない方がいいなぁと思いました。ミラノの時は思わなかったんですが、割と軽いカンジでやっている方がかわいかったので。冒頭のシーンとか、ヘイワードといちゃついているところとか、朝焼けの海を見てから「電話するわ」と去っていくところとか、軟禁されているところとか。
 ところで軟禁場面の楽のお遊びで、手下二人が「もっと男前よこしさないよ!」と言われた時にローリーのお面(顔写真つけたうちわなんですが)を被る場面があったんですね。そこではっ、としたように「ローリー……」とくうんとまるで子犬が泣くような声出して、それからまたはっとして違うこれはローリーじゃない!と我にかえるのがちょうかわいかったです。
 正直シルヴィアには感情移入も同情も(私的には)できなくて。で、ローリーも含めてだけれどラストシーンがどうにもこうにも納得いかなかった。なんでローリーは置いていこうとするんだろう?なんでシルヴィアは素直に追いかけていかないんだろう、つうか何でいまさらそんな「最初の予約」「最後の予約」「予約はいりません」なんて腹のさぐりあいしているんだろうって。だってキミらさっきお父さんの前で「わたしたちこんなに愛し合っているの」って言ったじゃん、愛の巣っ作って巣篭もってたじゃん、つうか平さんよりそっち取ったんだから今更何を言っているのよー!(最後のはやや偏りすぎ)。でも二回目に観た時に「予約はいりません」といわれて、感無量といった具合で目を瞑ったシルヴィアに、あ、この人は最後まで恐れていたんだなと。目の前に絶対的な愛があるのに、その前で最後の最後まで恐れていたんだな、と。そう思ったらひどく感傷的になってしまいました。
 観劇しながら、どうしても見極めたかったのが「どうしてシルヴィアはヘイワードに連れられるままに連れられてゴーストロックに行ったのか」なんですが、あれは単にキレたヘイワードに恐れて、ではないよねぇ?あのなんとも形容しがたい表情が、なんとも言えずに、というか私はどうしても平さん視点で観ていたので、あの眼差しの中に恐怖とか同情とか以外のものを見出そうとしていたんですが、結論は出ませんでした(いや最初からなかったんだよ)。でもああいう展開だったら、シルヴィアはヘイワードを選ぶのが定石のような気もするのですが(そうか?)、それは小池センセが「いかんいかんこれじゃイコンと同じだ」と思ったかどうかはさておき、敢えてヘイワードを選ばなかったのが(ローリーを選んだのが)、良かったと思ったんです。いやだって好きな人を選ぶのは当たり前じゃないかと言われればそれまでなんですけれどね。でもあれは好きな人を単に選んだというだけじゃなくて、ヘイワードに絶対的な愛を示したというか。なんというかあの「メアリー・アンが人気者だから愛した、私がアドラーの娘じゃなかったら愛さなかった」という一言を言うため(知らしめるため)にシルヴィアはヘイワードについていったんじゃないか。シルヴィアの意思とは全く関係なく。福音?(ぜんぜんちがうとおもうしぜんぜんまとまっていないしぜんぜんつたわんないよ?)(じゃあもう辞める)。
 私はシルヴィアに感情移入も同情も同調もできないんですが(それさっきも言った)、でもあの存在というか役どころというか、いづるんの特性も合わせて興味深いなぁと思ったのです。

・ところで↑で言った「腹の探り合い」なんですが、あれが「腹の探り合い」に聞こえてしまったのは、小池センセの誤算なんじゃないかなぁ。本当はもうちょっと軽めの作品にしたかったんじゃないのかなぁ。あの「最初の客」「最後の客」「予約はいりません」が最後の最後にぴりっとウィットが効いて効果的になるような(私にはそうは見えなかった)。でもこの作品を演じたのは雪組さんだからね、というところなんだと思います。

・涼花リサちゃんのキャロルがちょうかわいかったな!ああいうやんちゃ(笑)
をやっても全然清楚なのはさすが雪娘とでもいいましょうか。すごく好きだったのが、ヘイワードに別れをつげられて、嫌だったら腕時計を返せと言われて言い返す「いやだ」。この「いやだ」が欲得じゃなくて、ヘイワードからもらったものだから返さない、返したくないっていうのがすごい伝わってきて、かなりじーんとしてしまいました。キャロルが死ぬ事もしらなかったので、死んでしまってすごいびっくりしたのですが(しかも殺したのはヘイワードだし)、そのキャロルの死を悼んで弔ってくれたのがローリーだったというのが私的には喰らいつきどころなんですが、言語化することはできませんでした(逃げたな)。


+++++(なんとなくインターバル)+++++


・今回も「舞咲りん、閉じたエロの世界」を堪能してきたのですが(エロ言うな)、でも彼女はちゃんと相手役をあてがえば(あてがう言うな)、そのエロをコントロールできるんじゃないかと思いました。パティの誕生パーティで、男役さん(紫友みれいちゃん)(多分)と組んでいるんですが、ちゃんとよりそっていたもの、すごくしんなりとしていたもの(どういう表現だ)。下級生相手にくんにゃりしていたもの(だからどういう表現だ)。
 あと、楽では思いっきり小芝居クィーンとなっておりました(ちゃかちゃかうっるさいなー!)(ちょう満面の笑みで)。しかし、夏央小槙ちゃん、マイサキ、花帆杏奈ちゃんがああいうオバサマ役どころに入ってくるって、雪組ってすごいなぁと思いました(素)。

・で、実はその紫友みれいちゃんが、今回の俺的注目株だったのですが(また若い子に手を出したなむっさん)。いや、この間プチボヤージュで見ていて「いい顔つきしているなぁ」(美人とか言うのではなく)(失敬に聞こえますが私的には誉め言葉)思って、で舞台で目に付いたら、ちょっと彼イイ動きするなぁとひとしきり感心していました。彼はダンサーカウントでいいんですかね?とにかくあの学年にしては(でた、むっさんの喰らいつきどころ)、男役としての動きが洗練されていた。なんだろう?手が大きいから?そしてそこに気がちゃんと入っているから?芝居も結構出来そうですしね。これから出てきてくれるといいなぁと思いました。




 息切れ。


 本当はヘイワードさん(というか壮一帆さん)を面白おかしくイジりたいのですが、ちょっとまだ余韻が……(笑)。とりあえずあのカチカチキンパはクスリの副作用なんだと思っています割と本気で。


2005年12月04日(日)
もやもやーっと。


 なんとなく思いたって「送られなかった手紙」を見ました(なんとなくもなにも壮一帆さんが見たいだけだろ?)。見終わってスカステつけたらミルボンが映ってました。ああ!この瞬間の私の気持ちを誰か代弁して!(笑)。で、そのまま続けてドリームキングダムまで見てました。酔った、いろんな意味で。
 なんだかんだ言って今雪組が一番人外魔境だと思います(真顔)。なんというか言語化できないという点で。貴城けいさんを語るには何語をしゃべればいいんですか?(じゃあしゃべらなくていいよ)。
 酔っ払ったまま寝ます。



 新会社は何故か自社勤務者はフレックス非適用(朝9時にこなくちゃダメよ)になります。起きれるかなぁ……それが普通と思われるでしょうが、私、入社以来朝9時の職場なんてなかったんですよ。その分早く帰れ、る、よね?


2005年12月03日(土)
安藤平三郎


[昨日の六実さん]

 時間丁度に家を出たら上司から電話「勤務表の電子データは?」ひーっとなって家まで戻ってPC立ち上げてUSBメモリを差し込んだところで会社のPCにあった事に気付く。そんな事をしていたので結局時間ギリギリでまたしても千駄ヶ谷から青年館までタクシーで。そんなこんなでダイナマイトハスラー(違)観劇。運良く捌いてもらえたので千秋楽で光る棒を振ってその後プロジェクトの打ち上げに参加。そのまま歌舞伎町で始発まで過ごして帰宅。つうか君今日午後から仕事なのに。さて問題、この中で一番ダメな大人な部分はどこしょう(どうでもいい)。


 というわけで、ダイナマイトハスラー(違)ダブルヘッダーしてきました。
 感想は追々話しますが、とりあえず書き残しておきたい千秋楽メモ。

[千秋楽メモ]

 ホストクラブの悠なお輝お兄様が、本気でレイザーラモンになってきた。レイザーラモン風ではなくて完璧にコスプレ(ぴちぴち短パン)。ひー!



[供養テキスト]

 キャロルの家をでたら雨だった。傘を貸すというキャロルの言葉を断って雨の中歩いていく。だって傘を借りたら返さなくちゃいけないじゃないか。大人のつきあいだ。次の約束はしないものだ。
 夜の雨は冷たくて、俺の体をしっとりと濡らす…ばかな、だめだ、その言葉を反芻するな。けれども雨はあのときと同じ音で降るから、俺はもう何万回も繰り返した言葉を繰り返してしまう。
 あのとき、雨が降らなければ
 あのとき、傘があったなら
 今俺が濡れる雨はあのときとは違うのに同じな気がした。
 あのとき、二人は濡れていた。あのとき俺も濡れていれば、濡れていたらまた戻れるんじゃないか。
 この雨はメアリーアンを濡らした雨。
 この雨はローリーを濡らした雨。
 だからきっと同じ雨だ。

 違うことは、わかっている。
 後ろから足音が近づく。振り返ればメアリーアン。まさか、ありえない。まさかこんなにもはっきりと幻覚作用がかと思ったら、街灯の下にキャロルの姿が浮かび上がった。
「…なんだよ」
「忘れ物」
 キャロルが差し出したのはライターだった。迂闊だ。次に繋がるものは俺たちの間には不要なのに。
「おまえ、傘は?」
 キャロルがこの雨に濡れていた。
「そっちだって」
 俺がこの雨に濡れていた。
 それはきっと同じ雨だ。
俺はキャロルの肩を抱いて来た道を戻り始めた。
「どこいくの?」
「おまえの家に戻るんだよ」
「ほらやっぱり。だから最初から傘持っていけばよかったでしょ?」
 傘を取りに戻るんじゃない。
「傘はいらない」
 あの時なかったからもういらない。
「え、じゃあ…?」
「今夜は、帰らない」
 キャロルが長い沈黙の後に小さく「うれしい」と言った。
 同じ雨に濡れながら、二人歩いていく。きっと俺は一生あの言葉をくりかえすのだ。
 あのとき、雨が降らなければ
 あのとき、傘があったなら
けれども今は雨が降っていて、今は傘はない。ただ、それだけの今なのだから。


++++++++++

 ただいまー。


[ハスラーメモ:壮一帆さんがやっていた役の話]

 一番の感想が「平さん(※)がかわいそうでかわいそうでしかたない」という私は相当フィルターというか極所的な見かたをしてきたんだと思います。平さんに痛いぐらい感情移入(えー)。SS書かなきゃやってられないぐらい感情移入(えーえー)。
 平さんの何がかわいそうかと言うと、メアリー・アンに「先に帰ってて」(何気にひどい)と振られた事でもなく、シルビアに「俺よりあいつがいいのか」で割と即答されてしまったことでもなく、ドラッグに溺れてしまったことでもなく、ブルースに脅されてしまったことでもなく、ましてや死んでしまったことでもなく、ただただ「やりなおせなかった」事なんだと思います。やりなおせたのに、やりなおせなかった。
 物事をすべて「他人から」「他人より」という視点でしか見られなかった平さん。他人に対しても自分自身に対しても。自分自身に対して他者との比較でしかモノが計れなかった、判断できなかった平さんは自分自身を手に入れていなかったとも言えると思います。相対評価でしか見られない、自分自身を自分自身によりどころとすることができない人。まさに偏差値教育の弊害です(違)。でも私はその平さんの相対的にしか物事がみられない、というのにものすごく感情移入してしまいました。感情移入するってことは自分自身がそうだからなんですが(うわ)。正直な話、絶対的に物事を見れることの方が少ないと思うんです。人はおのずと何かと比較するところで自分自身にですらあやうい自分自身の居場所を確かにしているのだと思うのですが。その平さんとは反対に絶対的な「愛」を手に入れたローリーとシルビア。相手を「他人から」「他人より」という相対的な視点ではなく、ただ相手自身をまっすぐに絶対的に捉えていたローリーとシルビア。それはとても強い力でとても正論だと思うのですが、けれども相対的な視点でしかみられない平さんを決して私は悪いとは思えないんです。
 最後ぐらい少しは役に立っただろう、で死んでしまった平さん。違う、平さんがすべきことは「少しは役に立つ」だなんて捨て駒(私はそう思う)発想ではなく、石にしがみついてでも今度は自分自身(絶対的な)を手に入れる事だったと思うんです。俺は負け犬だと絶望する平さんを「人として正しい事をするようやりなおせ」と言うローリー。違う、確かに平さんは結果として人として正しくない事をしてきたけれどその行動を質す前に平さんが平さん自身(絶対的な)を手に入れる事を見守ってあげるべきだったんだと思うのです。間接的には絶対的な自分自身を手に入れた結果、「少しは役に立つ」事を選ぶ訳であり「人として正しく」やりなおすに繋がっていくのだと思うのですが、微妙に斜め30度ぐらいずれてしまったような気がします。平さんの死に際(というか死んでしまったこと)とローリーがコートをかけながらかけた言葉がどうしてもひっかかってしまって、それゆえにとてつもなくやりきれなくなってしまったのです。
 目を見開いたまま死んでいった平さん。何かを残したようで何かに縋ったようで。あれはどう考えても「少しは役に立って」満足して死んでいったように見えないんです。だって、やりなおせなかったんだもの。やりなおせたのに、やりなおせなかったんだもの。

 小池作品の二番手男役の役どころっていっつも同じ(ある意味かわいそうな人)で、今回もわかりやすーな役柄だったのですが、今回はあまりにもその役に救いがなかったように思えます。私が見た中ではイコンの稔さんの役は最後は妻と一緒にやり直すという救いがあったし、カスミラの樹里さん(東宝版)の役は自ら手を引くという意思があったという意味で、当人が選んだ道だからという救いがあった。救い、とは違いますが薔薇の封印のミハイルもある意味かわいそうな人なのですが、あれはあれで悪として散っていった美学(は?)というか物語りの中でのあるべき帰結があったと思うし。でもヘイワードの場合はそういう救いも帰結もなかった。なんというか途中でバッサリぶった切られた感すらあるのです。

 割と予備知識なく観たので、平さんが死んでしまうのは知らなかったんです。で、それを踏まえて二回目を観ると、ローリーとメアリー・アンとの場面が最高に切なくなってしまいました。
 本当は平さんもちゃんと絶対的な愛を早い時期に手に入れることが出来たんじゃないかしら?メアリー・アンともローリーとも相対的な感情(損得勘定とも言える)で付き合っていた平さん。こいつは俺よりダメだ、俺より馬鹿だ、そうやって自分が「他人より」優れているという優越感と、「他人から」評価されている羨ましがられているメアリー・アンを手に入れたという優越感と、そうした相対評価の上にあった高校時代の平さん。でもきっとその中にそうした「他人から」「他人より」という物差しだけは計れない感情を抱いていたと思うんです。優越感を感じられるから彼らとつきあっていたのではなく、ちゃんとローリーを、メアリー・アンを絶対的に愛している気持ちが生まれていたと思うんです。でなければ、あの思い出の場面であんな表情はできないし、ローリーと再会して昔話をする時に、あんな優しい顔をしないと思う。けれどもそんな絶対的な気持ちを平さんは「愛」と名づける事ができなかった、ちゃんと自分の感情として認識する事ができなかった。シルビアに「メアリー・アンを愛したのは人気者だったから、わたしがアドラーの娘だったから愛した」と言われるその瞬間まで。





※平さん。六実さんから見たアンソニー・ヘイワード氏の事。このテキストに「意味がわからない」と思った時には、これはヘイワードじゃなくて平さんだからと思ってください。六実さんが見てきたのはデイタイムハスラーじゃなくてダイナマイトハスラーだったんだなぁと思ってください。



 こういうノリで話をするのはウチの特長だとは思うのですが、でもそれにしたってあんまりだ。でもあんまりすぎて割と伝わりがたくなっているからいいか、という気もしてきました(えー)(開き直るな)。
 本当はこのテキストとバランスを取れるようにバカ話もするつもりだったんですが、どう考えてもこれが重すぎてバランスとることすらできません。重いなら重いなりにこのまま沈むように更に重石をのっけて今日は寝ます。
 バカ話とその他のキャストの話は明日以降。結構話したいことがあるので、しばらくハスラー話を続けます。
 それでは、おやすみなさいませ。

 「うーん、うーん、平さんがかわいそう……」(寝言)(まだ言うか)(でも一番かわいそうなのはキャロルなんだけどね)。


2005年12月01日(木)
ハムたいチョコたいクリームたい


 急にミスター味っ子のアニメがみたくなった今年最後の月の一日目(だからなんだ)。


[伝書鳩返し]

 俺的ビレッジピープルが微妙に好評で嬉しかったです。ええもちろんあの素人芝居の典獄(という名のベルナール)役は紫君です。そして私も典獄の妻(という名のロザリー)にはしげちゃんを配しておりました。ぴよりたんはルイ・シャルル王太子をやるといいよ(言いっぱなし)。
 私的には村の男女の知識って宙版2001しかないんですが、星日向版だとちょっと違うシーンがあるようですね(記憶に無い)。まあ期待しても外れる事はわかっているんですが、しばらく夢をみておきます。でもフタをあけたらあけたでかけざん大会を繰り広げ始める自分がいるに5000ざーます(笑)。いやだって男女同数そろったらとりあえず組み合わせ抽選会(違)をするのが礼儀じゃないですか!

 ビバテラアンケートも楽しませてもらっています。パスポート申請はもうちょっとお待ちくださいませ。



 今日はここから先はこってりとわたくしごとトーク(いつもじゃん)。


[ナパームスクエア名物おしごトーク]

 一応、11月一杯でプロジェクトが終了したので自社に戻ってきました。一応、というのはまだ残障害があるのでその対応が残っているのでね(大真のおじさま口調)。
 今回は(というか今回も、か?)しんどかったのですが、ひとつ学んだ事は私達の仕事は「ちゃんとするように仕事をする」んじゃなくて「ちゃんとしていないから仕事がある」んだなぁと(意味がわかりません)。
 仕事はきちきちと段階を踏んで進めたい性質なので、あるべきフェーズにあるべきものが出来ていないということがものすごくストレスになるんです。例えば今回なら結合テストまできているのに「詳細設計」「テスト仕様書」「プログラムそのもの」「データ」、そのどれもがちゃんとしていなかった。その中のどれか一つでもちゃんとしていれば、そこを軸にして全体の歪みを直していく(バグを見つけて直す)事ができるのに、どれもちゃんとしてないってどーゆーことなのー(キレ)。……でも逆を言うとだからこそ私達の仕事があるわけで、極論しちゃうとちゃんとしていたら私達の仕事はないわけですよ。歪んでしまったものをちょっとずつ色々な方向からちょっとずつちゃんと直していく、っていうのはコンピューターでは直せないん。人が手をかけて汗水たらして直すしかないんですよ。そう気付いたら目からウロコが三枚ぐらいおちました。ちゃんとしていないことが前提というか。だってコンピューターは決められた通りにしかうごけなくて、それを決めるのは人間だもの。人間だから間違いもするもの。しかもそれは一人の人間が決めるんじゃなくて、たくさんの人間が決めるんだもの。だから間違いはもっと増えるもの。出来上がったシステムはシステマティックに動くけれど、それを作っている間はとても人間くさくて泥臭い。ソフトウェアのソフトは「ひと」を指す、というのはずっと思っていたことなんですが、それを更に実感しました。
 一般論ではないですよ?あくまでも私自身の超局所的な経験論。単にうちでやっている仕事だけがちゃんとしていないだけかもしれないしね。
 なんというかこの一、二年で仕事の見え方が変ってきました。だからといって自分はまったく変っていないのがなんともアレなんですがね。

 ちなみに合併後の会社に行くのは今日が初めてでした。とはいえもともと親会社のビルの中の一部のフロアが旧ウチの会社だったので、何が変っているというわけでもないのですが。でもエレベーター脇の各階案内から旧社名が消えた事はちょっとショックでした。「ない、ない!××(株)がない!」(笑)
 で、家に帰ってきたら旧会社の共済会から「今までありがとう記念品」と称してカタログギフトが届いていました。き、聞いていないよ!(それは君が聞いていないだけだろ)ちょっとびっくりした。共済会の資金は旧会社の社員に分配と聞いていたんで、まさかこれでお茶を濁されたのかと思ったら、分配金は分配金でもらえるらしい。なんなんだろうなぁ。
 姿見(欲しかった)か魚沼産コシヒカリ(7キロ)でももらおうかと思います(笑)。


 (こんな話をしてどうしたいのだ君は)(さては開き直ってきたな?)



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