2005年06月26日(日)
それで?


 あのネタで終わるのもアレでアレでアレなので。

[スカステメモ]

 やっと「まっとぶせーい!」さんのDSを見ました(ねっくーん)(それはとりあえずおいておきなさい)。
・いやあマリーノかわいいなぁ(最初にそこか)。本当に彼女がかわいくてかわいくて仕方ないのです。なんというか目に入れたら痛いけれどでもかわいい、という感じです(痛いのか)(かなりね)。
・あの、DSで無理してトークを入れなくてもいいって不文律をつくりませんかね?(素)(いやいいんだよ、ああいう会場には「そんなトークが滑っている○○ちゃんもカワイイ」な人しか集まっていないんだから)。お茶会の時はそんなにトークイマイチと思わなかったんだけどなぁ。
・見ながらぼんやりと思ったことなんですが、私真飛さんの何が好きかと言うと「想いのいれていきかた」なのかなぁと(わかりにくい)。たとえば、真飛さんはうたえるひとおどれるひとしばいのできるひとどれか?と問われたら私は即答できないんです。いや、歌も芝居もできるひとだとは思っていますが(ダンスは?)(いや私よくわからないから)(逃)。でもそのどれもに対して、想いをいれていく様がすごく素敵だなぁと思うんですよ(やっぱりわかりにくい)。気持ちを傾けていくと言うか、それこそがものすごく「まっすぐ」なんじゃないかなぁと。私は以前の真飛さんのお芝居を「居住まいの的確な人」って評したのですが、それもまた、こうして傾けていく想いが気持ちがまっすぐな事に繋がるんじゃないかなぁと(ものすごくわかりにくい)。歌にしても芝居にしても、そういうのを感じるんです。演技者として優れているのとはまた違うような、歌い手としてすぐれているのとはまた違うような。それが、素敵だなぁと。
 ま、平たく言うと真飛さんが大好きですって事なんですが、平たく言ってもわかりにくいのはいつもの事ですから。
・いずれにせよ、いいDSでしたな(何様ですか)。メイトの皆さんは本当に嬉しかっただろうなぁと、ほくほくしながら見ておりました。




2005年06月25日(土)
「完璧なんてどこにもないのだからね」


 かっ、管轄外とはいえ思わず。

 魔界村どころか超新星爆発だよ(わかんないよ)。
 芝居タイトルのレタリングはエレナ様がやったにちがいない(いいがかり)。


++++++++++

 以下、割と(私の)オフネタです(むっさんのか!)。
 本当に、完全なるわたくしのわたくしごと(何の予防線よ?)(さあ?)








[ナパームスクエア的くらしの3分メモ]

 来週引越しをします。いえ、別に今からじゃなくてずっと準備をしてきたんですが(一週間じゃ越せないよ)、今日ようやく物件を内見(空き予定物件だったので)できたので。いや、やっぱり見るまでは一応ね(心配性)。
 つうかまたですか?とオトモダチにはツッコまれたんですが……あー、確かに契約更新まで半年あるんですけれどね、今の物件はこの界隈でこの値段てこの間取りというかなり掘り出し物な物件だったんですがね、かおりちゃんに「隣が空いたら住みたい」と言わしめた物件だったんですがね、つうかあれだけ苦労して引越ししたのもあって、一回は更新するつもりでいたんですけれどね。
 さすがに立て続けに3回も空き巣られてしまうアパートはどうなのかなと(しかもそのうち一回はむっさんちにヒットしてます)(うわぁ)。

 というわけで、以下自分用メモ(体験談)と、同じひとり暮らしなお嬢さん達にお届けする暮らしの3分メモ(役に立つかはわからないけど)(ダメじゃん)。

・約半年前の出来事でした(なんだすぐに引っ越さなかったのか)(まあそこは色々と)。でも奇跡的に被害額は0円だったんですね。盗まれたのはデジカメだけ(住宅保険で全額保証)(どうしよう前より画素数いいのが買えちゃったよ)(笑)、割られた窓ガラスはアパートそのものの保険で入れてもらえたし(20戸あるアパートなんですが、ほぼ半分入られてますからね)(呪われているよ)、まあ不幸中の幸いといえば幸いなんですが、でもやっぱりこう凹みましたええもう。

・ちなみに一番狙われるのは、「現金・ブランド品・持ち出せる家電(PCとか)」なんだそうです(すぐ現金になるもの)(足がつかないもの)。実際、通帳が入っていたところも荒らされたのですが、そこには全く被害なし。で、ウチは現金は置いていないわ、ブランド品なんかないわで、空き巣からすればかなり腹だたしかったんじゃないかと(笑)。

・よくテーブルの上に置きっぱなしだったノートPCが無事だったなぁと思います。でもこれ持ち出そうとしていた形跡が残っていまして(ケーブル類がすべて外されてひとまとめにされて床に放り出されていた)(実際隣のウチはPC持っていかれている)……これもものすごく不幸中の幸いでした(持っていかれていたら立ち直れない)。

・ちなみに他にも盗まれたと思って被害届を出したものが後から出てきたのはご愛嬌です(愛嬌か)。人間、追い詰められると色々見えなくなるものですなぁ……(それって普段から片付けできていないって事なんじゃないか?)

・あと、警察の人に調査で入ってもらった時、「荒らされたのはここですか!?」「す、すみません!そこは元々荒れています!」(だからそれって普段から片付けできてな(以下略))。でもそんな部屋でも荒らされた場所は(私には)(笑)一目瞭然。

・その日、ほぼ午前様で帰宅したんですが(当時も仕事祭り)、アパートの前にとまっている警察のバイク。いやな予感がしつつアパートの中に入ったら、隣の人と行き会って「ウチ入られたわよ、お宅大丈夫?シャッター下ろしてた?」……慌てて自分の部屋に入ったらやーらーれーてーた!でも後から警察の人に言われたんですが、「ドアを開けたときに様子が違うって、気付いていたんでしょ?そういう時は入っちゃダメだよ。まだ犯人がいたらどうするの?日本人の犯人だったらそのまま突き飛ばしてにげるけど、外人だったら六実さん(仮名)ざくっと刺されておしまいだよ?」……真っ青。いや、言われてみないとわからない、というかその時はわからないんですよ、動揺しているから。

・という訳で生まれて初めて指紋を警察に取られました。これを言うと、あーもう悪いことできないね?と笑われるんですが、被害者の指紋はそんなにとってはおかないんだそうです。いや、だから悪いことをするワケじゃないですが(笑)。ちなみに「指(先)紋」だけじゃなくて、「指(全体)紋」も「手(掌)紋」も取ります。両手真っ黒。指先だけなイメージだったので、なんか妙に感心してしまったり。

・警察の人も慣れたものなのか、あるいはこちらの動揺を察してくれているのか、わりと平静に対応してくれるんですね(いや彼らにとっては仕事だし)。で、こちらの気を紛らわせようとしてくれたのか世間話。「あー(本棚のビデオを見つつ)、宝塚好きなんですか、結構見にいかれるんですか?」「ええ、はい、結構っていうかかなり」……人間、動揺すると取り繕う事をしなくなるよな(笑)。で、「隣のうちはなんだか国家だか国旗だかのマニアだったしなぁ、このアパートは(一軒一軒事情聴取をしていくと)どんどんマニアになっていくなぁ」……ああ、やっぱりそうなんだ(隣のおねえちゃんが宗教っぽいのは気付いていたので)(時折聞こえてくるお経のような声)(別に害はないから気にしてなかった)……つうかどんなマニアだよ……ちょっと待って!私、その宗教おねえちゃんよりもマニアって判定された?それよりも上を行くマニアって言っていなかったか?(後で気付いて割とボディブロー)(大爆笑)。


 ……ダメだ、どうしても面白おかしく話してしまう(いや笑い飛ばさないとやっていられなかったんだよ)。 なんだかリアクションしにくい内容かとは思うのですが、でもこういうのは身近であると反面教師というか、ちょっと「おっ」て構えるじゃないですか?
 その後、色々自分なりに対策を打ったり(ほぼシャッターはしめっきり)(超不健康)、色々防犯グッズに手を出したり、色々調べたりしたんですが、なんというかいたちごっこというか、空き巣の手口はどんどん上を言っている訳で、もうどこまでどれぐらいなにをしていいかわからなくなっちゃって、どこまでやれば安心できるのかわからなくなってねぇ、じゃあ今度引っ越す時はどういうところに住めばいいの?つうか次も入られたらどうしよう!ってな感じで結構引きずってしまったんですが。結局入る時はどんな手を使ってでも入られちゃうんですよ、ええ(実感)。オートロックとかも関係ないです(うちもそうだったし)。後はじぶんの気持ちの落としどころとうか、「どこまで」は自分で決めるものなんだなぁと。……でもいい勉強にはなりました。ひとり暮らしをして色々気をつけているつもりではいましたが、いざこういう面に直面すると、色々足りなかったんだなぁと思ったし。
 そんな六実さんに六実父が言った名言集。
「あとはもう入られてもいい部屋にするしかない(盗まれて困るものはおくな)(割と真理かと)」
「ハード面は結局人間がつくったものだから、人間(空き巣)にだって破られる、だからソフト面に頼るのも方法だ(これも真理だなぁと思いました)」
「もうお前、安いマンションでも買ってしまえ」

 ……お父さん!マンションは安くないよ!(涙目)


 お、オチがついたところで(ネタか、やっぱり)(そういうことにしてください)。
 皆さんもお気をつけ下さいねー(てか3分で終わっていないよ)。




 というわけで、引越し前後でばたばたするので、しばらくこちらはお休みです。星組江戸公演(笑)までには、お土産こさえて戻ってこようと思います。「また来週!(ぐらい)」(同心館岡リーダーコスで大道具ごと撤収)(笑)(すんごい面白かったです言ってみるもんですなぁ)(私信)。


2005年06月22日(水)
きもちノーコン


 ガイチさんも退団か……。私は新専科制度の功罪のうちの唯一の「功」として、樹里ちゃんとガイチさんが残ってくれたこと(専科スターとして宝塚を支えてくれていること)、と考えていたんですね。それだけが最後の砦というか、そうでないと新専科制度の意味も意義もなくなると思って。だから樹里ちゃんとガイチさんの二枚板は退団しないと思っていたんですよ。樹里ちゃん退団発表しても、いやでもガイチさんはずっといるんだろうって思っていたんですよね、そう思わずにはいられなかったんですよね。
忘れてた、あの人たち「新専科」である前に「タカラジェンヌ」だったんだ(タカラジェンヌはいつかは必ず辞めるんだよ)。



 なんだか色々なものから目をそむけるために、局所的にベルばら不毛な妄想配役大会が繰り広げられているような気がしなくもないんですが(笑)。というわけで、もう少し考えてみました。「大真みらん(若当主モード)でダーヴィトが見たいです!」(その場合マリア・バルバラお姉様は紫君で)(みらゆか活動)(その前に作品がもう違います)(むっさん現実を見て!)


2005年06月21日(火)
はしゃぎすぎる自分がキライ、でもそれがアタシ


 ドイちゃんも言ってました。
「男が人前で涙をみせちゃいけねえよ!」
(いや君、男じゃないしそもそも人前でもないし)

 清々しい千秋楽でしたね。ぐしぐし泣くつもりが、キミらが笑顔なら俺も笑顔で見送るさ、ってカンジでした。
 一番キタのは黒タキのおかっちさんについていたコサージュです(しかもすんごいチラリズム映像)(ああもう何のプレイなのよぅ)(プレイ違うし)。
 一番驚いたのはシバのプロローグのドイちゃんの前髪です(どこ見ている)。
 ああ、恵斗さんは福井美人の血も引いているのだな……(美人と決め付け)(そりゃそうですわよ)。

 とっちらかった感想しか出てきませんので。



++++++++++

 花組さんを観てきました(え?今日平日だよ?)(定時であがれば間に合うんだよね)(それができなかった去年の12月)。
 ちゃんと見納めてきました。大丈夫!博多にはいかないよ!(笑)
 正直、前回ほどぐあんぐあんはこなかったんです。……なんかふーちゃん芝居変わったなぁ。あのどうしようもないからっぽさが無くなっていた。かわりに落ち着いたと言うか悲哀の人妻風情、というのが感想です。ううーん、前の方がよかった。それはそれで他に発見があったので、それをメモっておきます。


[マラケ酒ほろ酔いメモ]

・「夜が明けるまで」のところのリュドヴィークがなんだかすごい事になっていました。パリという過去の記号に呼び覚まされた自分の中でうごめく赤黒いどろどろした何かを必死に抑えようとしているように見えました。なんだ、あの葛藤はなんだ。いや葛藤なんて生易しいものじゃない。観ながらいつリュドヴィークの腹が割れてそうした禍禍しいものがでろーっと出てくるんじゃないかと本気で心配していました。初見時、二回目とここは非常にプラトニックな感じを受けていたんですが、今日の感想はもっとえぐかった。快楽とか生殖行為ではなくてまぐあっていると思いました。ごめんなさいすごいさっぱりだ。
 ちなみにパリという過去の記号に呼び覚まされた自分の中にうごめくものが、そのまま衝動、あるいは行動になったのがオリガだと思います。それまでの部分が停滞、あるいは停止であるのなら、そこは衝動にして行動。初見・二回目のオリガが一貫して空っぽで、最後にこれからクリフォードがそれを埋めてくれるんだという流れに感じていたのとは全く違った感じを受けました。
 そんな禍禍しい魑魅魍魎を内包していたリュドヴィークが、最終的に何になったかというと、そういうものをすべて飲み込んで包み込んで、神々しいまでの境地に達していたと思いました。イヴェットの恋とオリガの過去をすべてひっくるめて飲み込んで、彼は死んでいったのだと。と言う訳でリュドヴィーク=身代わり地蔵、というのが本日の結論です。ごめんなさいすごいさっぱりだ。

・三回目で、じっくり歌詞を聞きつつ、やっぱりクリフォードが好きだなぁと思いました。パリの街で「誰でもいい誰かが手を差し伸べるのを待っていたオリガに手を差し伸べた」クリフォード、きっとマラケシュで彷徨うまではオリガにとって「誰でもいい誰か」にすぎなかった(あるいはそうするしかなかった)。けれども砂漠から生還した彼は、何よりもまずオリガにとってのクリフォードになろうとしたんじゃないかしら。誰でもいいのではなくで、自分でなくてはならないと。だから、まだ、何も始まってはいないのだと。……もしひとつだけSS書けといわれたら、迷わずクリフォード視点を書きます。測量隊員とのくんず……いや何でもないです冗談ですってば(笑)。

・ラストで、すっちゃんの蛇の後ろで踊るかしろきほちゃん。前にも言ったけれどあそこがすごい好きです。ああなんというかもうかしろきほちゃんのお腹には絶対にレオンの子がいるね!(見えたのか)(透視か)(むっさんそういうのだいすきだもんな)でもきっとかしろきほちゃんは産後の肥立ちが悪くて子供を産むと亡くなってしまうんだな(何言っているんだ)。その忘れ形見を改心したアリが育てるんだな(同期だしな)(つうか何言っているんだ)。きっと後のふたりも混ざって三人で子育てしていくんだよ。おかあさんはさお太さん、おとうさんは園加、嶺輝あやとくんは近所の知らないおっきい小父ちゃんポジションですっていうのが一気に漏れました(もう黙りなさい)。

※って言っていたら「園加と嶺輝あやとくんはその後捕まっているので子育てはできませんよー」とツッコまれました。すみませーん、プログラム買わないんで(笑)。わかりました、じゃあ子供はクロック長官に預けます(なんならソフィアとウラジミールに預けますか)(おいおい、もう初孫かい?(@コルベット))(いやイズメルとアマンでも)(つうかもうほんっとにいい加減にしーてーくーだーさーいー)(間違えた事が相当恥ずかしかった模様)。



 今回のマイフェイバリットふーちゃんは、芝居でホテルの中庭でリュドヴィークを再会する場面で、下手奥の階段をスカートたくしあげて昇ってくるところです(マニアすぎる)。あの佇まい、ぞくぞくする。あとショーはプロローグのお衣装が一番好きです。



 それから、もうひとつ。
 一晩考えた結果ベルばらで大真くんにやって欲しい役が見つかりました。
 「大真みらん(小学3年生モード)でル・ルー」
(お願いだから現実見ようよむっさん)。





2005年06月20日(月)
あくせく、あくせく


 千秋楽おめでとうございます。
 詳細が出揃うのは明日ぐらいかと思うので、今日は何も考えずに寝ようと思います。ぐしぐしするのは明日スカステ見てからにします。
 つうか私の現プロジェクトの千秋楽(違)が決まりません(愕然)。7末って言ってたじゃーん、それが8末だの9末だのて!(お仕事もらえるのに贅沢言っちゃいけません)(でもあそこのやり方ひどすぎるよ……)。


 大真くんが全ツ班と知って萎えに萎えてしまいました(ドラマシチーだと信じて疑っていなかった)(きっと児玉っちの荒唐無稽波乱万丈脈絡なし脚本を全力で小芝居で埋めに行く姿が観られると信じて疑っていなかった)(平たく言うと尾崎清羅です)。
 いやあ、いざ贔屓が出るとなると凹むなぁベルばら……やって欲しい役が(やれそうな役が)(回ってきそうな役が)何ひとつ思いつきません。でも無駄に思考回路を巡らせた結果、大真くん(おじさまモード)のジャルジェ将軍が見たいと思いました。具体的には9巻(単行本カウント表記)で王妃の元にこっそり現われて脱出を進めるあのジャルジェ将軍ですってそれは原作の場面だしそれは宝塚版ではメルシー伯の場面だしつうか何無駄に想像ふくらませているんですかつうかセレクト渋すぎますよつうかマニアじゃないですか!(黙れ)。
 そしたらこの場合、ロザリーはまりえちゃんがいいです(だから黙れ)。
 と言った具合に期待はしていなくてもなまじ想像が、つうか願望が膨らんでしまうのがベルばらですな(なまじ原作が名作な分)(なまじ再演を重ねている分)。
 というわけで、今から少女時代のアントワネットが輿入れするときのりんたらたったったーの曲で鉛の兵隊みたいなあの場面に鶴美舞夕君が出るのを楽しみにしたいと思います(イイ笑顔)(そこか!)。




2005年06月19日(日)
いいひと


[スカステメモ]

 適当につけっぱなしだったスカステで、流し聞き(見ろよ)していた穂苦笑君(誤変換)(苦笑するわな)のトークショーがおもしろかったです。最初、司会の人と会話がかみあわなくてあちゃー、と思っていましたが、最後にはノリツッコミまでするほど馴染んでました。
 おもしろかったとこ。
・月組84期が組旅行でした余興(人数が少ないので、幕があがるとエリザポスターの格好(扮装だけでなくポージングも)に扮した椎名嬢(トート)と麻吹氏(シシィ))(その隣でルキーニコスで四角い枠に自分の顔をはめる北翔氏。枠の上ににはガイチフランツとゆうひルドルフのカラーコピー)(つまりはポスターを再現)(そして下りる幕)(ブーイングと飛び交う座布団)。
・月組84期が組旅行の余興で最下位になってやらされた罰ゲーム(遊園地のメリーゴーランドでひたすら宝塚の有名な愛の台詞を叫ばさせる)(周囲の母親の訝しげな視線)(泣き出す子供)(すごい面白いと思った)。
・軍服の色々が気になって色々調べる北翔氏(参謀肩章について延々と解説)。




 唐突に。どうしてれおんはロケットを卒業させてもらえないのかとぼんやりと考えていたんですが、なまじダンスのテクニックがあるからかと気付きました。れおんのロケットは「男役スターさんがやるロケット(サービス)」ではなくて完全に「高度な技術披露としてのロケット」なんだよなぁ。




2005年06月18日(土)
安心の中にある女心


 なんか言われたようなので
 長崎らぶらぶ節更新しました。
 とりあえず今漏れているものはこれで全部です。多分。


[スカステメモダッシュ]

・それでも船はゆくの柚希版を見てました。涼版より全然口当たりが良くてびっくりです(笑)。それぞれに面白いです。考察は余力があったら。
 つうかふありかわいいな!ふありかわいいな!ふありかわいいな!(しつこい)
 あの「ゆるせない」ソングで手をうきゃーっとやっていたのに、本当にカワイイと13回ぐらい呟きつづけました。

・あと撮っておいたそれどう月組85期トリオ編を見ました。すばるおじさまのシシィはアリです、アリです!(腹抱え)(抱えるな)(でも可愛かったとおもうの)。
 真野すがた君がすごい面白い、なんであの人歌いながらいちいち目ぇ見開くんだ?一番挙動不審だよ、あいつきっと面白い(あいつ言うな)。


2005年06月17日(金)
いがいが、いがいが


 唐突に
 「ソウル・オブ・千葉」ってのはどうだろうか(大真くんが)(エレナ様が)(ちーくんが)。


 (ダメだよ!二番煎じだからちっとも面白くないよ)



 最近気付いたことは、ストレスが溜まるとクリティカルパスを通って食欲に逃げる自分がいたことです。食生活から根本的に改善しなくちゃなぁ。
 本日、ボーナス日。
 中味はともかく(……)やっぱり嬉しいのでわーいと喜んでおきます。


++++++++++
 上司に呼び出されて飲んできました(サシで)。
 仕事の上の話があるとの事だったのですが、予想通り現プロジェクト(会社の方針としては今月で全員撤収)にひとりだけあとひと月だけ残る事になりそうです。
 まあ色々急すぎて、仕掛の仕事ばかりだったので、ちゃんと引継ぎ月として延ばしてくれるのは嬉しいのですが、正直、もうあまりいたくはない職場なんでね……。でもその反面、ここで仕事が途切れると、多分わたし次の仕事ないんですよ。私の経験値的には、ちょっと案件探すのが難しくなっているようです(古い人間だから)。
「六実さん(仮名)は(技術者としての)過渡期だから」と上司には前向きに言われたのですが、本当に過渡期かしらね……もう終焉のアナウンスが聞こえてきているんじゃないですかね……。
 経験を重ねるのとキャリアを育成するのは全然ちがうのだなと、最近気付きました。でもキャリアを育成する余裕なんてなかったなぁ、ただがむしゃらに走ってきただけだもんなぁ。ネガティブにはなってないけど、すごくすごく考えるようになってきました(たまには頭をつかうがいい)。 


2005年06月16日(木)
しあげはおかーさーん!


[スカステメモ]

 きらめく!タカラジェンヌにおかっちさーん。
 君、本当に欲のないひとだなぁ(泣笑)。

 (言葉が続かなくなっちゃったよ)




 じゃ、とりあえずこんなものを貼っておきます。

 焼酎:黒さそり
 お店で見たときは「さそり」だったんでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!って思ったんですが。

 こんなのもあります。
 
 (読み仮名違っても気にしないー)




2005年06月13日(月)
てくてく、てくてく


 「What's UP TAKARAZUKA」は本当にしびれます。だって旗野・佐藤・鈴木・(ここで館岡さんが銀橋を駆け抜ける映像がIN)・石浜って順番に写っていくんだよ!カッケー!!(大喜び)

 じゃ、仕事しまーす。


[長崎同心日誌3]

「唐人、何やっているんだ?」
「あー、薬になる、草、これ、探してます」
「へえ?こんなのが薬になるのか。何に効く?」
「えと、あ、……いろいろです」
「いろいろ、か。便利な言葉だな。お前そんな片言でお勤めできてんのか?」
「言っていることは、わかります、少し」
「しょうがねえなぁ」
 けれども石浜はこの内通辞をどこか憎めない。
 足下に広がる「薬になる草」をなにげに石浜はひとつ摘んだ。
「ア」
「え?」
「それ珍しいです、四つ葉のくろうばあです」
 見ると他の葉は三つ葉で。
「西洋では、らっきー…幸運の、おまもり?石浜サン、いいこと、出会えます」
「ふん…じゃあいいことの手始めに伊佐次の居所を教えてもらおうじゃねえか」
「意味がわかりましぇん、ワタシ、日本語、わかりましぇん」
「こいつ!……ったく、仕方がねぇなぁ!」
「まあまあ、いいこと、あります」
「お前が言うな」
「いいこと、あります。シアワセ、んー、きっと幸せになれますよ石浜さんなら、きっと」
「え?」
 妙に流暢に流れ出した言葉をいぶかしむ。
「ほら、シアワセ、やってきた、あそこ」
「石浜ー!いつまで油売っているんだ」
「……あれが幸せか」



 ……えー。
長崎同心日誌リミックスみらゆか(えー?)。
 お気付きの方も多いかと思いますが、わかりやすくちゃらさんちの内通辞×石浜画像にリンクしております(漏れちゃったらしいよ?)。萌えの共有ってスバラシイネ★
 えー、ほのぼのしておりますが、実は内通辞が摘んでいるクローバーは毒薬の元だったらいいなぁと思いました(魑魅魍魎唐人屋敷)(それはシャーマン:エレーナ様の元におさめられます)(中国四千年の叡智)。
 なんて思っていたら、どうやらクローバーには本当に毒素がある模様(って、ちゃらさんが調べてくれました)。
 ついでに内通辞は本当は日本語ペラペラなのにわざと片言だったら楽しいよなぁ(って、ちゃらさんが言ってました)。
 更に石浜のところに来たシアワセの青い同僚は館岡さんなんだそうです(って、ちゃらさんが言ってました)。
 ……私は悪くない、と(用意周到に逃げやがった!)(つうかキミらノリすぎだ)(本当にな)(笑)。


[長崎同心ファンクラブ通信(いいともファンクラブ通信のノリで)(どんなノリだ)]

 本当に久しぶりにいいリアクションをいただいております。ありがとうございます。調子にのってこの有様ですが、引かないで下さい(びくびく)。プロジェクトXネタが伝わったようで嬉しかったです。
 あ、らしゃの追加18禁ディスクは当然「らしゃを」どうこうする追加ディスクです。きっとこういうのは山下先輩が得意だと思います(何て事言うんだ)。




2005年06月12日(日)
夏の匂い、去年と同じ夏の匂い


[エンター・ザ・レビュー走り書きメモ]

・スミレちゃん(女装春野様)は完全にドラッグクイーン、あるいはゲテモノとしての立ち位置を保持しているのが素晴らしいと思います(誉め言葉)。
・その隣で微笑むふー様は旦那の女装趣味を理解し受け入れている良く出来た妻に見えます。多分「夫の趣味はゴルフです」と同じ文脈で「夫の趣味は女装です」って言うと思う。そしてそれを聞いた周りが引いても全然気付かない(笑)。
・王子と貴怜良君のきらんきらんな笑顔を見ているとすごく過剰サービスを受けた気分になる。いいいんですか?追加料金払わなくていいんですかー(誉め言葉)。
・樹里ちゃんの銀橋シーンにこの人がいなくなってしまうのかと愕然とする。大好きだ。
・ピエロなふー様(役名失念)に迫る蘭寿先輩がエロいったら!あんた!今夜一晩離さないでなーにーすーるーのー!(そりゃナニするんですよ)。わかっているんだかわかっていないんだかなふー様もあいまって倍率ドン(何がよ)。
・初見の時に猫コスの中にもっちーがいたのを見て驚いた。でもそれを忘れていて二回目の時にもまた驚いた(笑)。
・初見の時に、中詰のとこで舞台に落ちていたイヤリング(?)を歌いながらしれっと拾い、胸ポケットにしまおうとしてそれができなくて、しばらく考えたあげくにズボンのポッケに入れていたまっつさん。その間ずっとふつーに歌って踊っていた。おもしろい、あのひとおもしろい。今公演もまっつサーチフル稼働です。
・でもアランフェスの場面にまっつさんが出ていたのに二回目の観劇の、その場面の終りギリギリで気付いた(ダメじゃん)。
・園加がさお太さんのシンメに入ったんだなぁとすごい感慨深い。前に「園加のダンスは男子のダンス、略して『男ス』」と言ったんですが(いけてない)、そこからちょっとまた進化している。でもその到達点がさお太さんが見せるような男役のダンスなのかはわからないなぁ。
・一花がすごくわかりやすくなっていたと思います。以前に吉野さんが「サブカル色が強くなっている」って言っていたことがあるんですが、それが抜けたなぁと。
・探さなくてもじゅりあちゃんが視界に入ってくるなぁ。去年ぐらいはのどか嬢がガンガン視界に入ってきて、ああ、84期がでてくるようになったんだなぁと思っていたら、その下もどんどん上がってきている。すごい層が厚い。ここで言っている層にはあすかとかあやねとかのヒロイン路線以外の層です。って伝わらないので問い合わせ不要。
・みつるがフツーにいい男になってきた。
・なんだかんだで私はふーちゃんが大好きです、全肯定です。


[伝書鳩返し]

 部屋の中鳩だらけですすみません最近マメじゃなくて。

・トップページにいくつか回答をいただいていますが、大丈夫、皆さん全部正解です。というか鈴木×館岡と書いたそこのアナタ(指差し)。是非続報を、いや詳細を(わたし雑食なのなんでも食べられますから)(笑)。
 ちなみに「順不同可」は採点基準であって(どっちでも採点しますよーという意味です)、回答者にリバOKか否かを問うているのではないので安心してください(私信)。

・恵斗茶報告読ませていただきました……思わず第一波がきてしまったのはないしょです(こんなに惜しまれているのに何で辞めるんだ)(思わずベッドに突っ伏し)(そのまま朝まで寝ていた)(単に眠たかっただけなんじゃないか?)(つうかないしょでもなんでもない)。
 観劇報告はかなり偏ったものを書いているのは自覚しているので「まあ、わかるよ」と肩を叩かれると本当に嬉しいです。ありがとうございます。

・大真担視点なゴールデンステップス報告ありがとうございましたー!(万歳三唱)
 いや、ニュース映像みてもネットを彷徨っても大真くんに関するものがほどとんど拾えなくて、そうだよなー(しょんぼり)としていたところだったんで(笑)。

・山本土方正月特番に関しては、同期のマチコさんと「最後の場面は生き残って西本願寺にいる島田の映像で終わってほしいよね!」という非常にマニアックな声明を出しております(笑)。いずれにしても楽しみですよねー。

・『「課外授業、ようこそ先輩」に北村薫さんが出ましたよー再放送まだありますよー』
 と、教えてもらってすごいウキウキと予約録画したんですよ、でも後で見たら何故かその時間帯のスカステが映っていました(ついいつもの癖でチャンネル設定を間違えたらしい)(アタシのバカー!!)。せっかく情報いただけたのに申し訳ないです。でもありがとうございました。

・投げ文はトップページをスクロールするとメールフォームがありますのでそちらをどうぞ。メールでも構いませんが、時候の挨拶等気にせずに投げられるので楽かと思いますので。
 で、改めて金の薔薇の話なんですが「大伴れいかさん(役名知らない)の血で汚されたからネコババ(違)しなかった」ですかー、ああー。
 この辺りの薔薇の解釈はどうやらスカステのナウオンで出演者達が語っているようなので(情報共有)、それをチェックしてみたいと思っています


[テラリウム通信]

・お客さんにドン引きに引かれているんじゃんかと思っていたので(@ビバテラブログ企画)安心しました。
 ユメちゃんはあれは本当に素晴らしいキャラクターだと思っています。
 (ビバテラ関連はテラリウムのメールフォームからお願いします。一瞬びっくりするので(笑))


[スカステメモ]

 花のいそぎファーストランを色々しながらではありますが見ております(現在進行形か)。
 で、話には聞いていたけれど、ニュース映像もちらりと見たけれど、実際に一部始終を見ると、最後に退団者とひとさし舞う場面がすごいきますなー(ぐしぐし)。あそこは、普通に退団者のためのセレモニーともとしても、「花のいそぎ」としても(母上が愛情こめて篁の手に頬寄せる)(愛弟子である俊蔭を見送る篁)重なってくるから、やられたなぁという気になります(ぐしぐし)。

 第2派が来そうになったけれど、防波堤でブロック。
 泣くのは私の仕事じゃないさ。私には他にすることがあるさ。
 ……。
 ドイちゃんかわええ(ええ?他にすることってそっちかよ!)(渾身のボケ)(精一杯のオチ)。




2005年06月11日(土)
わたしだけ、は時に甘く時に辛く[完了]


 オギー、あんたにゃ負けたよ……(ちびまるこ風)。


 花組さんを観てきました。
 初見の時にオギーの脚本が時間枠に対してはみ出てている、と言いましたがあれ訂正します。つうか単に私が理解していなかっただけ?と客席でうろたえました。時間枠にははまっていると思いました、ちゃんとそれぞれの物語はちゃんと完結していると思いました。物語全体としてもちゃんと完結していると思いました。ただそれを理解する為には、あの一時間半に詰め込まれた膨大な情報量を理解しなくちゃ無理なんですよ、つうか一回観ただけじゃわからないよオギー!
 というわけで初見の時以上にどっかんどっかんキテしまいました。すごいイイ話だ。いい舞台だ。皆なんてかわいそうなものがたりなんだうわわわわん(白鬘斜めジョバ走り)(懐)……って気分になりました。
 思わず幕間に追加チケットを探してしまったんですが(……)、いや、金ないし、次星組だし、でもここでもう一回行っておかないと後で後悔してまた博多まで日帰りしちゃうんじゃないかと心配で心配で!(大人になってください六実さん)。


 というわけで、オギーへの完敗宣言と共にまとめることはあきらめました。以下、言いっぱなし箇条書き、もとい過剰書きマラケ酒泥酔メモです。


[マラケ酒泥酔メモ]

・初見の時にはレオンの存在だけが、なんか物語から浮いちゃっているなぁと思っていたんですが。パリを起点として繋がっていたのだなぁと思いました。パリに本当の自分を置いてきてしまったリュドヴィーク、パリで全てが止まってしまっている(あるいは唯一の自我が取り残されている)オリガ、パリから逃げて来たイヴェット、パリへのあこがれを抱くレオン。そうやってパリを起点にして、四人のそれぞれが交錯している。

・物語の主人公はリュドヴィークではないと思いました。なんというか彼はもっと超越したものに見える。むしろ主人公はオリガとイヴェットかと(ヒロインではなく)(見た目にわかりやすい主人公はイヴェットだと思いますが、オリガの一連の物語はタイトルロールを握ってもおかしくないと私は思います)。

・そう思ったら、同じパリを起点にしている四人のうち、2人(男性陣)が死んで、2人(女性陣)が生き残るっていうのは、上手くいえないんですがぐっときました。

・生死、というか帰るところにもどったという事ですかね?アマンの言う「彼の周りには帰るところをもたない人ばかりが集まる」(うろ覚え)、四人が四人とも「帰るところ」を持たなかった。けれどもオリガとイヴェットは帰るところを見つけた、あるいは見つけようと歩き出したんだと思います。リュドヴィークとレオンは帰れなかった。レオンに関しては本当は帰る場所は母親の元であったはずなのに、すぐ近くに帰れる場所があったのに、それに気付かずに死んでしまった(ぐあーん)。

・何度でも言う。オリガがかわいそうでかわそうでからっぽでかわいそうで(言葉は整理してから話してください)。パリの回想場面はもうぐあんぐあんきっぱなしです。

・今日気付いたのですが、あの場面でリュドヴィークとオリガが微妙にリンクしあっていたように思いました。オリガが王子との恋に酔いしれている場面で、リュドヴィークは螺旋階段の上で叶わぬ恋の思い悩み(ここの螺旋階段にくたんとなっている姿がすごい素敵)、王子去られたオリガが、王子の後姿に手を差し伸べているところで螺旋階段の上で同じように手を差し伸べる仕草をしていた。リュドヴィークがイヴェットと恋を謳っている時、オリガは螺旋階段の上で雨に濡れた捨て猫のような風情で佇んでいる(この後にクリフォードがオリガに向って手を差し伸べて、それにたたっと螺旋階段を降りて、差し伸べられた手に縋ろうとして、ためらうオリガがすごいたまらない)。初見の時に、リュドヴィークとオリガは恋愛ではないと言いました。どちらかと言えば「同化」「投影」「似ているもの」、つまり「×」ではなく「≒」という感じではないかと思いました。

・多分、オリガは感情移入されにくいだろうなぁ、同情票(悪い意味ではなく)というか感情を揺さぶられるのはイヴェットの方なんだろうなぁと思いつつ、私はオリガにすんごい同情して揺さぶられます。いやそれ単に君がふー様大好きッコだからじゃないか。

・哀しみを「痛み」とするならば(なんですかいきなり)
 イヴェットさんから感じる痛みは、先のとんがった鋭いもので突かれた痛み。ずきーん、ずきーん。
 オリガから感じる痛みは、小さな細かい棘のついた布みたいなもので全身を撫でられた痛み。かきむしってもかきむしっても抜けない小さな細かい棘。ちくん、ちくん。
 っていう例えを観劇しながら脳内に繰り広げてました。いや、非常にMっコらしい例えですな!(半笑)。

・本当に「かきむしられる」あるいは「どうにもならない」感じでオリガがかわいそうでかわいそうで、その間にイヴェットが横殴りに打ち付けてくるようなかわいそうな表情や姿や台詞で私をうちのめし。もう満身創痍です(勝手に傷ついてください)。だから最後にイヴェットがふっとふっきったような表情をしてはけていくのにも、オリガの過去をクリフォードが断ち切ってくれるのにも本当に救われたなぁと思えるのです。

・初見の時に金の薔薇は過去、石の薔薇は今(未来)の対比、みたいな事を言ったのですが、込められていたダイイングメッセージ(違)はそれだけじゃなかったよお母さん!だって、オリガがリュドヴィークに売ってほしいと言った石の薔薇がリュドヴィークからクリフォードに「託されて」(という描写が込められて)オリガの元へ来たじゃないか(二回目で気付いたらしい)。金の薔薇だってコルベットからリュドヴィークに「託されて」イヴェットの元に、それがリュドヴィークにイヴェットから砂漠に捨ててきてと「託されて」、最終的にオリガの元に。気が付けば薔薇は二つともオリガの元へ……すみません、この記号はちょっと読解できていません。でもその流れがすごいくる、つうかむっさんすごいくるって感想しか言っていない。

・薔薇の話が出たところでギュンターさんの話なんですが、かおりちゃんがパリの場面でどうして薔薇を拾わなかったんだろう?(イヴェットがリュドヴィークに取り残された場面のところ)と言ったんです。いや、それはきっと最初はそのまま盗ろうとしたんだろうけれど「ネコババという行為が薔薇を汚す」と思いとどまったんじゃない?と答えておきました(笑)。なんだーギュンターいい奴じゃーん!(えー?そうなのー?)。

・地味にではありますが、前回の帝(笑)(そこで笑うのか)に続き私の中でユミコ氏株が上がっております。あまり書かれていないのが本当に惜しいのだけれど、クリフォードはすごくいい役だなぁと思います。

・測量隊のレベルが高くてびっくりしました。だ、だれだこの男前は!と思ったら紫峰七海君(むっさんが初舞台生当時に写真指名(違)していたひと)(寺先輩が垂れ目だからと私ときよし君に薦めてくれた)と観劇後(のプログラム立ち読みで)判明ー。そうかー、舞台顔はああなのかー。つうか声が顔に似合わず低くてびっくりしました……うわ、何かの暗示(何のだよ)。
 そんな測量隊の中、ものすごく絶望した芝居をしているマメ。いやー、あれは素敵だった、必見。

・ラストですっちゃんの蛇が踊っているところで一緒に踊っているかしろきほちゃん。あそこの振り付けで、握った手を上にむけてふわっと開くのがあったんですよ。私にはあれがまるで、レオンの魂を空へ返しているような、掌に握っていた蛍を飛び立たせているような、それがレオンへの弔いのような、そういう場面に見えたんです。レオンの死に方は唐突で突然で何のフォローもないんですが、実はかしろきほちゃんの存在で完結しているんじゃないかと思いました。あのシーンがすごく象徴的、でも初見じゃ気付けないよオギー(……)。

・あと最後にベルベル人達が舞台を斜めに列をなしていくじゃないですか。あそこに最後に舞台に出てきて踊っていたレオンが一緒になってはけていくのがこれまた象徴的。彷徨うもの、さすらうもの、彼岸と此岸を繋ぐ葬列、そしてその葬列にもどってゆくイズメルとアマン(言いっぱなし)。

・色々ぐあんぐあんきつつ、私が一番わくわくするのは、オリガ×イヴェット×ソフィアの三つ巴キャットファイトINレオンの店です。いや、あの三人のキャラの立ち具合というか、対比というか。オギーの娘役への書き込みは本当に秀逸だなぁと私も思います。







 まだまだ話したいことはあるのですが、これから涼バウファーストランを見るのでとりあえず。
 気力があったらまた来ます(これ以上まだ話すのか)。


++++++++++

 ただいまー。

[スカステメモ:それでも船はゆく]

 涼さんとドイちゃんに思いっきりニヤニヤしながら見てしまいました。
 ところで、以前気になって「家族と一緒に暮らしている人たちはどこでスカステを見ているのか(親と一緒に見ているのか)」を友人諸氏にリサーチしたことがあったんですね。結果は2対2で半々だったんですが、私なら絶対に親の前では見れません。だってこんなすんごいニヤニヤしている姿を親が見たらどう思うか!(どうも思わないよ)。……そうやって考えるとやっぱり私にとって宝塚ってそういうものなのかなーとも思ったりします(ぼかし)。




 すみません、花組さんの話に戻ります。
 といっても今日もショーの話までたどりつきません。
 ですが、これだけはしたい話をしておきます。

・ショーで猛獣遣いのシーンで、樹里ちゃんがあからさまにあすかたんをナニしてナニするシーンがあるじゃないですか?あそこを割とスルーして見ていた自分にはっと気付いたんです。でもタカラヅカ見始めの頃はこういうシーンを「キャー、エローい」って見ていたと思うんですよね。わかりやすい例で、ハマり始めの頃に見た初代サザクロの食虫花のシーン、あそこに私はすごい「キャー」となったわけです(当時まだヅカオタじゃなかったかおりちゃんにもわざわざ見せた記憶があるぐらい)(笑)。でもそれと同じようなシーンに対してそんなに反応しなかった。……これって、タカラヅカではもっとエロいものを見れるって私が知ってしまったからじゃないかなぁと。なんというかこういう直接的な表現よりももっとエロいものがタカラヅカにはあるじゃないですか?(聞くな)○○ちゃんが目を伏せただけ!、とか××さんの指使いが!とか言う方にタカラヅカという虚構が生み出したエロが噴出している訳じゃないですか?(だから聞くな)単に私がチラリズムスキー、という訳ではないと思うんですけれど。

・という訳で、エロつながりで今回の花組公演で一番エロいのは蘭寿先輩という判定です(ええ?)。いやあ、どうしちゃったんですか蘭寿先輩。でも蘭寿先輩のすごいところはエロと健全を同梱しているところだと思いました。なんというか今、蘭寿とむさんの男役としての振り幅は「エロ」と「健全」を両端としているのではないかと思ったんです。いやあ、数年前に誰がこんな事態を予想したでしょう。
 で、男役の振り幅の両端にくるものって、人によって違うなぁと思ったんです。
たとえば大真みらんさんだと「若←→老」、綺華れいさんだと「漢←→妖」まっつさんだと「冷←→オモロ」かなぁ(オモロて)。……すみません、思いつきの言いっぱなしなんで!(ダッシュ)。


 寝ます。


2005年06月06日(月)
ひとりぐらいに知られていても


 何気に長崎ぶらぶら節の歌を歌っていたんですよ。
「ばーってん、長崎、こーいの街恋の街」

 ……ばってん?……「×」?……「かけざん」?
 
 ……。
 ……。
 というわけで、今後私がぶらぶら節でどんなかけざんをしようと全て合法って事で!(っていうかあんたまだ何かやる気なのか?)。
 多分ね、今、一番漏れやすい時期なんですよきっと。そう言えば去年の今頃は史上最強の仕事祭りにも関わらず「俺的エコールドパリ」なんぞやっていました。一昨年の今頃は大百とかすずやつとかやり始めた頃だったんですよね……。そして今はビバテラ(ブログで企画やってます)と空蝉(あんたどこの人というイキオイで展開中)とらぶらぶ節(少なくともあとひとつ上げます)と平行稼動……これで長崎同心日誌なんかを始めた日には!(始めるのか)(いや、その……)。


 ビデオテープの整理をしていました。HDD+DVDを導入してからちょくちょく整理をしていたんですが、そろそろ全部きれいに整理しちゃいたいなぁと思いつつ。これは後でHDDに上げる、これはスカステで捕獲済みだからもういらない、これはスカステでそのうちかかるだろうから、と判別作業。ようやく30本ぐらいになってきました(今まで何本あったんだ)。
 で、その中でみつけたお宝映像。フジの「ザッツ宝塚歌劇」(2002年正月)(ドラマ「愛と青春の宝塚」をやった時の連動特番)。これに星組若手トークコーナーがあるんですが、いやー、今見てもありえない人選「涼・毬乃・嶺・叶・祐穂・拓麻・陽色・琴・仙堂・柚希」……いやーん、マリーノかわーいーん(放映当時は全く認識してなかったのにな)。あれですね、こういうのは時間が価値を生み出しますね(シラフ)。と、言いつつもこのテープ、間違って上書きしちゃってて、半分以上潰れちゃってます(涙)。辛うじてヤツタクトーク(気はやさしくて力持ちな陽色萌さんは娘役)から残っているんですが……。潰れちゃってても捨てられません。という訳で、ヨゴその他の皆様、誰か持っていたら貸して下さい(平伏)(そんな連絡はここでやらないでください)。


 っていうかかおりちゃん!「半年片付けなかった」んじゃないよ!「半年片付かなかった」んだよ!(微妙に違う)。もっと言うと「片付ききるまでに半年」だよ!(だから微妙に違う)。
 今回、かおりちゃんは二週間という(私からすれば)驚異的なスケジュールで引越しを敢行しているのですが(しかもその間にムラにも行っている)、最初私が引越しできるの?時間あるの?と心配したら「(むっさんと違って)わたしはいつもきれいにかたづけているから大丈夫だもん」と言われました。反論できん……。


2005年06月05日(日)
カムっていいね!


 昨日の大真みらんさんの発言の載った歌劇をクマコさんかおりちゃんに見せました(一人じゃ耐えられない)。「ふーん、それで?」………え?それだけですか?それだけなものですか?もしやこんなに反応してしまうのは大真担、いやアタシだけですか?(真っ赤)。だ、だってアタシ脳内で7秒ぐらいそのCM再生しちゃったよ?(するな)(どんな想像したんだか)
 それはさておき、最近かおりちゃんと一緒にいると、自然と涼さんごっこが始まります(何しているんですか)。でも気をつけないと私はすずやつ視点の、かおりちゃんはすずしゃが視点の「涼さんごっこ」になっている時があります。あ、でもどちらでも涼さんが素敵なのには変わらないので全然問題ありませんから(それ以前の問題です)。


 花組さんを観てきました。

[マラケ酒(違)メモ:オギー芝居の話]

 満を持してのオギー芝居だったのですが、やっぱりオギー芝居はオギー芝居でした。先日、ぶらぶら節の脚本の話をした時に「脚本と上演時間の間尺」の話をしました(天使の季節は上演時間に対して脚本が足りない、ぶらぶら節は主要な部分はその間尺にあっていたから、私なりに納得できた)。オギー芝居の場合、この間尺に入りきらない脚本です。おそらくはこの間尺(上演時間一時間三十分)に当てはめなければ、オギー芝居のつじつまというかストーリーは合っていると思うんですよ。でも決定的にはみ出しているオギー芝居、というかもはやそれを敢えてやっているような気がしてなりません。ただ大きく変わったのは、間尺からはみ出たらはみ出たなりにタカラヅカとして均している作業が見えることです。螺旋の時ははみ出てこぼれたままだったですから、それだけでも、変わったなぁと思いました。
 芝居作品を担当する事が決まってから、何かでオギーのインタビューを読んだのですがそこで「ショーを何作かやったことで大劇場のつかいかたがわかってきた。それを生かして芝居を作りたい」と言っていたんですね。それはすごい感じたなぁ。
 まあ、そんな分析はさておき、好きか嫌いかと聞かれたら好きです。なんだ、すごい引き込まれる。正直芝居としては「??」な部分もあるんですが、オギーテイストな台詞の数々、価値観の数々。舞台の使い方、色遣い、音遣い(時折聞こえる効果音?みたいなのがすごく印象的)。
 とはいえこれを分析というか解釈というかするのにはそれなりに通わないとだめだなぁと……あのですね、どうも私、最近タカラヅカを深読みする癖がついてしまったみたいで、せいぜい2回しか観ない管轄外組でもすごいガッツリ観ちゃっているんですよね、そして消化不良(これはこの間のエリザを観た時に思ったなぁ)。なんというか最初から観劇回数を鑑みた立ち入り方をしなくちゃ駄目(深入りするな)だっていう事を考えいる自分がサイコウにうっとうしい(素)。平たく言うと腹八分目、そんなにガツガツ食べるんじゃありません(ぺしゃん)(みゃー)。
 ま、消化されないなら消化されないでアリだとは思うんですけれどね(さらっと)。
 そんな感じの初見感想です。あと一回観にいきます。


[マラケ酒メモ:ふーちゃんの話]

 ぶっちゃけわかりやすいヒロインはイヴェットさんの方とは思うのですが、私は敢えてふーちゃんのオリガの話をします。実は一番感情移入できたのが彼女だったという(えー?)。
 かわいそうだった、本当にかわいそうだった(ええー?イヴェットさんの方がかわいそうじゃーん)。
 なんというかオリガは本当にからっぽな人なんだなぁと思いました。傍から見れば恵まれていたり、浅はかだったり、世間知らずだったりするのかもしれない。でもそれ以上に彼女はからっぽなんだもの。
 唯一の「自分からの選択」をして、そして後悔。彼女の今はとても空虚。過去に置き忘れてきたから空っぽ。だから過去に戻ってひとつづつ取り戻そうとした。けれども、できなかった。
 パリで王子に騙されて沈んでいるオリガが本当にかわいそうだった。かわいそう、という同情じゃなくて、本当にどうしようもなくなっていた。時折聞こえてくる水音もあいまって、私の中ではあのオリガが水中の上にもいけない下にもいけない本当に「水の中」でたゆたっているように見えたんです。コポコポと水音のするなか、どうにもならない状態……すごい切なかった。
 実はこの話、私の中では「クリフォード×オリガ」できっちり成立しているなぁと思っています。最後に助かったクリフォードが「今までの事は無かった事にしよう」って言うじゃないですか。きっと最初に巴里で出会って結婚した時は、クリフォードはオリガの空虚をただ見守って、優しく包んであげることしか出来なかったんじゃないかなと。それを最後にクリフォードが、そう言う事でその空虚を断ち切ってくれた。全然書かれていないけれど、そうやって「断ち切る」行為に出るクリフォードにどれだけの変化と成長があったんだろうか。過去に戻って置いてきたものを拾い集めてそこから始めるんじゃなくて「今、ここから、始めよう」と。きっとオリガの空虚はこれからクリフォードが埋めてくれる、オリガ自身も一緒に埋めていけるようになるんじゃなかったかなぁと。
 過去の象徴の金の薔薇、今(未来)の象徴の石の薔薇……もうそれにぐあんぐあん来ちゃってね、すんごい切なくなっちゃってね、本当に全然伝わっていないと思うんですけれど、とにかく私的に今回のクライマックス、そして喰らいつきどころはそこなんです。
 今回のふーちゃんのお芝居がそんな空虚なオリガにはまっていたのも良かったなぁと思います。
 以下ふー担の世迷言なんですが、そう思うとオリガと一緒に「過去に戻って置いてきたものを拾い集めようとした」リュドヴィークが、ものすごいファムファタールというか、そういうものに思えてきました。実体のない、運命のような。超人的な存在というか。実際に、私にはリュドヴィークという人が良くわからなかったので、そう思うのかもしれませんが。あるいはオリガとの対比だったのかなぁ。私は別に2人の間に恋愛感情があったとは思っていません。夜明けまでの時間、も多分プラトニック(何言っているんですか)。過去に戻るために、残された細い糸に必死にしがみついているような、今も未来もまったく見えてない2人、ただ互いの中に過去を見ている二人……なんか私の中ではぶらぶら節の伊佐とおしまちゃんの関係と同じに思えてきた(えええええ?)(あの2人も互いの中に共有している子供の頃の記憶を頼りに過去に戻っていこうとしている)。
 だめだ、まとまんなーい。
 もう一回見てきたらちゃんと考え直せるかなぁ。本当に最近こんなのばっかりでごめんなさい。本当にもう管轄外でマシンガン打つのやめた方がいいような気がするよ。
 つうか君、本気でふーちゃん中心に見ていたんだな(素)。何はともあれ、私、今回のふーちゃんすごい好きです。


 それにしても(私の判定で)主人公2人が恋愛していない物語が西でも東でも繰り広げられているのだなぁ……。


2005年06月04日(土)
世界はまあるくできている。


 今月の歌劇の大真みらんさんの発言に「ひぃやああああああ!」となりました。(どんな奇声だしてんだよ)泣きながらトイレに駆け込みたい気分です(どんな気分だよ)。いやもうなんとも形容しがたいですつうかひとりじゃたえれません(半ベソ)。おかーさーん!おかーさーん!(バタバタバタバタ)。




(まあそんな大真当番は放っておきまして)(ひとごとか)

[スカステメモ]

 What's Up TAKARAZUKA、星組舞台編がべらぼうにカッコ良かった。全然別物に見えるよ!JAROに訴えられるよ!(笑)。



 改装入り口ページ、ごめんなさい、入力しようとする人が続出しています(笑)。じゃ、皆さん回答をぽちっと伝書鳩で送ってください(言いっぱなし)。



2005年06月03日(金)
ひたすらに


[スカステメモ]

 ハヤマダンシングリサイタル稽古場映像を見ました。
 国境の大階段ダンスシーンが出てきたとき思いっきり「うわぁ!」と叫んでしまいました(近所迷惑)(しかも窓開けっ放し)(……そういえば最近隣の家のどうみても宗教やっているようなお経が聴こえなくなったな)(宗旨替えしたのかしらね)(つうか話が思いっきりそれていますよ!)
 多分、TCA行くよりハヤマダンシング行くほうが自慢話になるよね。少なくとも私はうらやましい、いーなーいーなー!(じたばた)

 (小声で)(最近の映像を見ると大真みらんさんが普通にカッコよくて困惑している自分に愕然とする)(困惑て)(くどいけれど小声で)。


 宙ベルばらをやっていたのをちら、と見ました。
 ……薔薇タンサイコウ!(にぎりこぶし)
 というわけで、次公演がベルばらでゲンナリしている星組大好きっコの皆さんは「薔薇タンが見られるから!」を合言葉にするといいと思います。少なくとも私はそれが最大の見所だと思っています。想像するだけで震えます。




 またしてもトップと、そして入り口ページを変えました。
 もうとにかくかけざんしかやっていないってことを伝えたいんです。本当に馬鹿みたいにかけざんしていることを伝えたいんです。


2005年06月01日(水)
へんしょくぐせの6月[追記]


 朝から星新公映像を見ました。
 麻尋くんうめえ!(驚愕)
 ぼんやりと思ったんですが、タカラヅカは、というか舞台は、かなぁ、舞台は料理みたいだなぁと思いました。灰汁や渋みがある料理が美味しかったりするわけじゃないですか。例えば本公演はそういう灰汁や渋みがある料理、役者の個性や癖やくどさや欠点が何物にも替えがたい「味」、つまりは「魅力」になっているというか……そうするとその灰汁や渋みや個性や癖やくどさが(まだ)ない新公は素材のままを生かした料理なんだな。技術がものすごく全面に出るというか。新公映像見ながらそんな事を思いました(むっさんまだ寝ているな?)。
 鶴美舞夕君がにしきラブ氏のところに入っていると聞いて猛烈に行きたくなりました。いや私もう研八だし(まだそのネタを言うのか)。
 あとれおんのあいさつがまともで驚きました(しーっ)。でも見ながら「ボケて!なんかボケて!」と手に汗握ってしまいました。いや、だってあんなちょっとしたいい間違いですごい笑っているのって、みんないつものように笑いどころを待っていたんでしょ?(笑)
 ……麻尋君うめぇ!(まだ驚愕している)



 スカステ7月
 檀様MSと「二人だけの戦場」が俺的トピックス。
 あと、かつてMXでやっていた「Rainbow Cafe」やるんですって。


++++++++++

[長崎同心日誌2]

(ちょうしにのっています)

 昨日「プロジェクトX」を見ていたんですよ。
 ……。
 で、漏れました。

【長崎同心プロジェクトX】

★予告編
(あの田口トモロヲさんの声で読んでください)
(BGM:地上の星)

 江戸の凶状持ちが長崎に!
 駆け込んだ先は唐人屋敷、誰もが踏み込めなかった時代の禁忌に一人の男が立ち向かった。
 次回「長崎出島、幕末治外法権への挑戦」


★本編(抜粋)
(くどいですが田口トモロヲさんの声で読んでください)
(BGM:地上の星)

 誰もが、最後の詰めを詰め込めずにいた。
 佐藤が言った。「魚心あれば水心」と。
 だが館岡は納得しなかった。
(インタビュー映像・同心仲間だった鈴木さん(68))
「ええ、館岡さんはこう言ってました『魚心、水心、では我々の心は、心意気はどうなるんだ』て」
(インタビュー映像終了)
 同心の誰もが、黙った。

 ***

 その時、一発の銃声が、江戸の凶状持ちを貫いた。
 撃ったのは、館岡ではなく佐藤。
 佐藤は言った。
「アンタが撃ったらアンタの立つ瀬が無くなる。アンタ、自分で自分を追いつめすぎだ」
 館岡が膝をついた。信じられなかった。最初は佐藤の言葉がわからなかった。
 誰もが自分の中の善悪とたたかっていた。
 法やお役目だけでは区切る事のできない誰もが持っているやわらかい部分を、館岡は初めて自分の中に認めた。
 愕然とした。だが、彼の周りには仲間がいた。
 手柄は、伊佐次を追いつめた卯之助のものとなった。
 あの時、誰が銃を撃ったのかを、誰も言わなかった。
 長い戦いは、ようやく決着がついた。


★エピローグ
(更にくどいですが田口トモロヲさんの声で読んでください)
(BGM:ヘッドライト・テールライト)

 同心、旗野。
 畳の上では死なないよ、その言葉とは裏腹に、家族に看取られ大往生した。
 明治の時代に入ってからも、彼だけは同心として勤め続けた。
 死に際に、家族にこう言い残した。
 ―極楽浄土になんて祈るんじゃない、俺は地獄へいくんだ。
  お役目とは言えおれは何人も地獄へやったんだから。
  これで極楽なんて行ったら、
  おれはちゃんとお役目を果たしてなかった事になって恥になるのさ。
 旗野は、最後まで、同心であり続けた。
 棺には十手だけが納められた。

 同心、鈴木。
 佐藤の紹介と強い勧めで、京の老舗呉服に入り婿として入った。
 最初は、反発した。
 部下として使えないと、見限られたのだと怨んだ。
(再びインタビュー映像)
「今ならわかります。佐藤さんは私と言う人間をちゃんと見ていてくれたからこそなのだと」
(インタビュー映像終了)
 京都へ行ってすぐに、時代は江戸から明治へと変わった。そして都も京都から東京へ。
 それでも、鈴木は変わらずにそこにいた。
 今も現役で、お得意様の相手をする鈴木。時代の波を、流されるだけではなく、ただ乗り越えた。
 年に一度は、長崎の丸山へゆく。
 妓はあげずに、一人杯を傾けて、昔を忍んでいる。

 同心、石浜。
 父祖代々の御家人だった。だから迷わず幕軍に身を投じた。
 錦の御旗ですべてが変わってもなお、石浜の信念は変わらずに、鳥羽伏見、上野、会津と流れていった。
 最果ての五稜郭まで戦いつづけて、身を転じて、蝦夷の開拓使となった。
 荒れる大地、吹きすさぶ雪、凍れる空気、長崎から幾千里。長崎で、仲間から学んだ事は、変わるべき時には変われ、変わらないものは変えるなということだった。
 土地も変わった、身分も、生業も変わった。
 石浜は生きつづけた。
 これでも昔は、女のような手だと同心達に笑われたんですと、手を差し出して見せてくれた。
 開拓者の、手をしていた。

 同心、佐藤。
 公金横領、冤罪にすぎないことは誰もが知っていた。
 あと少しで明治の夜明けを見る前に、佐藤は刑罰によって死んだ。
 誰もが、変わりゆく時代を知っていた。
 あと少しで、それまでの概念がすべてひっくりかえされることを、佐藤に冤罪を負わせた徳川の世が終わることを。
 仲間は、その時まで佐藤を逃がそうとした。
 けれども、佐藤は頷かなかった。
 夜明け前の一番暗い時代に、佐藤は敢えて古い時代に殉じていった。
 最期は、多くを語らなかった。
 遺品に残された、数多くの西洋の書物が、佐藤の見ていた夜明け後を物語っていた。

 同心、館岡。
 誰も、彼の行方を知らない。
 鳥羽伏見で見たものがあるという、横浜で見たものがあるという。
 けれども館岡の行方はわからなかった。
 時代の狭間に、迷い込んでしまったのか、あるいは時代の狭間に澪標を見つけ、船出をしていったのか。
 伝説があった。
 北陸の、入り江に住むイルカ。彼を世話していた男は、昔長崎にいたという。
 イルカは一重で、笑った。

 (BGM:ヘッドライト・テールライト)
 (エンディングテロップ)
 (イルカが海を泳ぐ様を、船から追っている映像)
 (くどいですがあの声で読んで下さい)
 (つうか伝わらないよ)
 (おもしろくないよ)
 (あああたしが実演できればすごく伝わるのに!)
 (やっぱ伝わらないよ)



 こういうことをしているとナパームスクエア本領発揮だなぁと思います(おもしろみのあるなしはさておき)(笑)。

 







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