2004年12月29日(水)
ホワイトエール(旨)


【最後の輪舞曲は】ミキオさんささやきスレ【鹿鳴館で】

 23日阪急貸切
「素敵だよ……」

 26日前楽
「愛している、永遠に」

 千秋楽
 檀ちゃんから
「愛している、ずっとずっと愛している」


【星の数】組長アドリブスレ【まとめてともす光かな】

「帽子だけにハットしたわー」
「ロシアで荷物を急いでおろしやー」
「ヨットに乗るときは『あーらヨット』」
「ANAで台湾に行きたいわん」
「焼酎はしょっちゅう呑んでんねん。ワインにはよわいんや」
「海に本が沈んでいったんや、ブックブックブックて」
「(初めて見たトナカイがとても小さかったので)おトナカイ?」

 自分で観た公演のを忘れてるー(愕然)。


 ご協力ありがとうございました。
 星組がダイスキです!(さあ皆さんもご一緒に)




[ナパームスクエア的2004総括]

 はい、今年もやります2004総括。東宝視点で六実さんが勝手気ままにベスト選出。
 全般サイトを名乗りつつ、今年も絶好調に星組だけずば抜けて観劇数が多いので、それを考慮していただきたく候。
 で、改めて今年の東宝をふりかえってみました。

 宙「白昼の稲妻」「テンプテーション」
 月「薔薇の封印」
 花「飛翔無限」「天使の季節」「アプローズタカラヅカ」
 星「1914/愛」「タカラヅカ絢爛」
 雪「スサノオ」「タカラヅカグローリー」
 宙「ファントム」
 月「飛鳥夕映え」「タカラヅカ絢爛2」
 花「ラ・エスペランサ」「タカラヅカ舞夢」
 星「花舞う長安」「ロマンチカ宝塚’04」

 改めて、今年は9公演あったんだ……(そのしわ寄せが一ヶ月公演ですよ)(がっくしー)。
 ま、それはさておきいきましょう。

★ベスト芝居:「飛鳥夕映え」

 一回しか観られなかったんですが、当時の感想にも書いた通り「歴史群像」として面白かったです。あの視点はちょっと興味深い。もう少し観劇を重ねたら色々言えたと思うのですが。できれば一番の基本パターン(瀬奈君が鎌足)が観たかったなぁと。
 次点で1914って言ったら「この星組ダイスキっ子め!」って言われるんだろうなぁ(笑)。
 今年はそれぞれの許容範囲が試される芝居群だったんじゃないかなと思います。いい人にはいい、ダメな人にはダメというか。「ファントム」が実はダメで、「花舞う長安」にありえないぐらい喰らいついていた自分自身を省みて思うのですが(笑)。


★ベストショー「ロマンチカ宝塚’04」

 えーっと、これは説明するまでもないかと思うのですが。やっぱりオギーのショーはすばらしいなぁと(全肯定)。
 次点で「タカラヅカ絢爛」、これは星も月もそれぞれ良かったなぁと。


★ベストバウ「送られなかった手紙」/「花のいそぎ」

 ……絞れなかったです。どちらも私にとっては思い入れ深いです。敢えて言うなら前者は舞台として素晴らしかった、後者はタカラヅカとして素晴らしかった。
 何気に今年はバウの当たり年だったような気がします(ええ?)。……いや、多分本公演の芝居の質と比べてなんだと思うんですが、「愛しき人よ」も「裸の街」もタカラヅカの舞台としての最低限のレベルを維持していたというか(……むっさん何が言いたい?)(終了ー)。
 言っても仕方ないんですが、バウ作品が東上しないのは本当にやめてほしいです。

★MVP:立樹遥

 えーっとこれは悩みました。しぃちゃんかももかさん(僕らの新幹線部隊リーダー)かまりえちゃん(三の君も新幹線もセーラーロケットも皆同じ人)か迷ったんですが、ウチの立ち位置からだと、やっぱりしぃちゃんの功績をたたえたいと思います。ありがとう、長安を寝ずに見せてくれて(真顔)。あとDS行ったりなんだりで「ああ、オレ立樹のことこんなに好きだったんだ……(みきちぐコス)(ええ?)」と気付いてしまった一年でした(笑うなら笑え)。

 あ、あと今年一年は下級生(今までむっさんが歯牙にもかけなかった若手くん)への狩猟が解禁となったのが大きな変化でした(しれっと)。いや、自分でも驚き。その導火線に大まみらんくん(小学3年生)がいるのは内緒にしておいてください。本当にねー、下級生にかぶりつくなんて(かぶりつくのか)、若くて可愛いだけの下級生にかぶりつくなんて(だからかぶりつくのか)、ほんとありえなーい(ヒトゴトみたいに)。
 でもそれはそれでまた新しい楽しみ方ですよ、新たな時代に誘われているんですよ私!(はいはい)。


 来年もめいっぱいタカラヅカがダイスキです。



 で、ここでこのイキオイで大真当番日誌2004総括をやろうとしたのですが、力尽きたので後日に。
 今年の更新はこれで最後になります。一応実家にパソコン持って帰るのですが、多分、帰ったらこの冬買ったという実家のパソコンの設定に追われているかと思われます。今日、実家に電話をしたら「で、お前休みはいつまでなんだ?ADSLが繋がるの5日からなんだけれど」……父上ー!(そこまで休みじゃないですから)。


 それでは、良いお年を。




2004年12月28日(火)
「星組が大好きです」(オレもオレも!)[追記]


 スカステ千秋楽映像。
 ……つうかすごいカメラワークだ(素)(いやだって普通そこで涼サテュロスアップにしないだろ?)(笑)。
 いい仕事しているなぁ(しげしげ)。




 ……。


 泣いていてもしょうがないので今朝見た夢の話でもします(べそべそ)。



 『ミキオさん、七風宇海くん、(とあと誰か)と「白鳥の湖」の”四羽の白鳥”(あの四人ならんで横並びにたったたったやっているやつ)を踊る六実さん』

 …………ミキオさんの真顔っぷりときたら!(笑)(そして涙)。


[テラリウム通信]

 ビバテラクリスマスその2を更新ー。
 年内はこれで最後です、続きは来年(笑)。



++++++++++

 御用納めでした。
 今年もよく働いたなぁ(げんなり)。
 実に三つの職場を渡り歩いたわけですが、来年も保険料上がるぐらいは働いている気がします。


[伝書鳩返し]

・越リュウ先輩に髪の毛ぐちゃーっとイジられる大真くんですか!(熱帯夜話に行っていたらしいです)うわー、ほんと小学3年生みたい(ええ?そっちに変換ですか?)。

・唯一反応いただけました(笑)。『天の神様の言う通り』、長野県某地方では、そのまま『鉄砲撃ってばんばんばん』だとか。あー、ちなみにウチの方は厳密に言うと『あべべのべ、柿の種』なんですよ。更にひどくなると(ひどく?)間に色々な種が混在されていきます(笑)。こういう文化の違いは聞いてみると楽しいですよね、ありがとうございました。

・花組公演報告、ありがとうございます。そうですか、やっぱりネタ公演カウントでいいんですな!(笑)ちなみに私、、来年のヅカ始めが「天の鼓」になります。花組担のオトモダチにそう言ったら、非常に微妙な顔をされました。……どっちに転んでも楽しみです(笑)。

・衣装とかじっくり見ると楽しいですよね。私はつい「衣装に現われるタカラヅカの階級」を見てしまうのですが(そんなうがった見方を)、刀の鞘と房の色がそれどれ違うと言うのは気付きませんでした(素)。あと、大真くんがやけに機嫌がいいな、という時は「今日の給食でプリンが出たから」と思えば大抵の事は説明つきます(笑)(そんなのここら辺の大真担管理人だけだから!)(一緒にしないで!)

・阪急交通社貸切に園子さん登板とのこと。
「終演後ご自分の舞台の出演予定をお話されていました。
 司会でああいったことをお話されるのを見るの初めてでした。さすがそんちゃんですね」
 そう、さすがそんちゃんですな!(笑)そんなアキソノさんが大好きです。

・コーナン貸切報告、ありがとうございました。いや、私がサバキ待ちしてたのまさにその公演だったんで(笑)嬉しかったです。北関東よりの人間にはコーナンて馴染みがないので(ホームセンターと言えば「ドイト」「コメリ」「カインズホーム」「セキチュー」(いや、最後のはかなりローカルだ))、意外に(サバキも)楽勝かなぁと思った事は内緒にしておいてください(笑)。

・「ライオンはねったんさんですか?」
 いえ、厳密に言えば「ライオンと言えばねったんさん」です(真顔)。……いやいや、来年も獅子のように駆け抜けたいという抱負の現われですよ!(笑)。

・いや、ちょっともぐりこもうかとも思っていたんですが(……)明日の最高気温が6℃と言うのを見てあっさり諦めました(@涼トークショー)。ご報告をお待ちしております。みられるといいですねー、あったかくしておでかけくださいねー(まあ、むっさんてば他力本願)。


[テラリウム通信]

>まとめてクリスマス企画一本目レス
・つ、伝わりましたかー!(感涙)。
・即レスやらおほめの言葉なんぞいただいて嬉しいです。
・涼さんのカフェブレイクは千葉テレビ派なので明日楽しみに見ます(何かクリスマスネタなんぞを披露されているのでしょうか?)
・いや、そんな「電飾クリスマスカード」をしている本社ビルの模様まで想像していただいて、本人考えていなかったんで非常に面白かったです。本当に仕事中にパチパチやられちゃかないませんよね。困った御曹司ですね(ヒトゴトのように言うな)(笑)

>まとめてクリスマス企画二本目レス
・こちらも即レスありがとうございます。こちらで予告する前に気付いていただけいて(嬉)。
・そうです、しぃちぐが見られるのはビバテラだけ!(合言葉返し)正直、最初に書いた時にはここまで(しぃちぐに)需要あるとは思っていなかったんで嬉しいです(いや、需要って言うのか?)(笑)。
・四歳の女の子はキャスティングはしていないんです。あえていうなら「こさきひより」ちゃんかと(笑)。ちなみにふありは紫君の彼女(現役女子高生)という設定がすでに用意されております。設定だけですが(笑)。

・「サンタクロースを最初から信じていなかった涼さん」て!いや、その報告はこちらからで正解です。本当にあの人、どこまで我々の(強調)お金持ちドリー夢を刺激すれば気が済むんだ?いや、そもそもお金持ちだからドリー夢じゃないのか?正夢か?(何かが違う)。あの眼鏡も最高に業界のプリンスカウントでした(笑)。


 北の国に反応。
 そういえばその昔、あまりにはびこる携帯メール対策で、ネタ交換板(ローカル)を用意してみたけれど、まったく機能しなかった事がありましたなぁ(笑)。いやでも冗談ぬきで250文字の中で話を展開させてオチをつけるというのは、すごいいい訓練になります(いや、そこまでしなくても)。




 今年はちゃんとお正月に帰省します。
 家を出て七年、そろそろ東京みやげのネタがつきてきました(素)。
 何かいいのがあったら教えてください(本当に君他力本願だな)。
 いっそ落花生一キロとか持って帰るか(やれるならやれ)。微妙に名物ってないですよね……ちなみに同じく家を出て日本海側で働いている兄上の帰省土産はいつも「地酒」です(しかも毎回違う種類の)。うわー、たのしみだー(むっさん、ずれてるずれてる)。






2004年12月25日(土)
「やたらたのしいですよ」


【亭主関白】ミキオさんささやきスレ【明治の元勲】

 24日のミキオさん。濃厚なキスを交わした後に檀ちゃんから
「メリークリスマス」

 25日、ミキオさんから
「メリークリスマス」


 あなたからメリークリスマスわたしからメリークリスマス、
 サンタクロースはもう行ってしまった。



[思い出したドルチェヴィータ]

 コーザノストラの2人が檀ちゃんと絡んで踊ってはけるところ。あそこのケロちゃんのはけ際の顔が「な、なんて顔をなさるの!」とクギヅケになりました。あの切なそうな苦しそうな。一気にドルチェ檀ちゃんがケロちゃんのファムファタールになった。「俺の、ドルチェヴィータ」。

 あと、立樹さんの触り方はかなり容赦ないと思います。



[日比谷密着24時]

 今日の六実さん(聞かれていない)。

・サバキ待ちにやぶれる(やっぱり行ったのか)。
・そのままそのチケット代で服を買いに行った(笑)。
・涼バウのチラシを捕獲(太田作品らしくほのかにオモロ写真)。
・忘年会と称してオトモダチと飲み会(クリスマスなんぞに私につき合わせてすみません)(笑)。




 遅ればせながら周知。小郷さんちのかのちカーニバルに一品。

 明日、晴れますように。晴れるとわかっていてもそう願っています。



2004年12月24日(金)
甘い甘い多層構造


 昨日の観劇ですごいスッキリした、もう観るべきものは見たと言ったときかおりちゃんに
「つうか大真くんの髪の毛がまともだったからスッキリしたんだろ?」と言われました。ああー(納得)。
 ようやく頭頂部が伸び、いや頭頂部を押さえ込む術を身につけた模様。あれなら大丈夫(笑)。でも絶対中日メレルカでまた切り刻んでしまう方に5000プリンアラモード(切り刻むって)。


[天文部:「これで君も楊国忠になれる」フローチャート]

 昨日の最高に寄りきりテキストに続きます。

 何度かウザいくらいに楊国忠テキストを提出してきましたが、結果として開幕当初に感じた基本的な線はそれほど変わりませんでした。楊国忠−陳玄礼ラインが少し弱まったぐらいで。まあ、どうしても最初に感じた基本ラインを埋めるために妄想していたにすぎないのかもしれませんが、これもひとつの見方という事で。

 一番の疑問というか、なかなかおちてこなかったのが宴のシーンなんですが、ここでの含み笑いはちゃらさんの言っている通り「安禄山を節度使として中央から追いやろうと思いついた」なんだと思います(人のまわしで相撲をとってますよこのひと)。楊国忠−陳玄礼ラインを主張する私としては、この場面で陳玄礼さんと目配せするぐらいの芸当を期待していたのですが、そこはやはり私の深読みだったようです(笑)。
 で、もうひとつ納得できなかったのが、ここで楊貴妃の身内である(しかもそれゆえに今の地位を手に入れた)楊国忠が、梅妃にちくちくやられているのを見て何も反応していなかったところなんですが、これは単純に貴妃の存在を切り離して考えていたからではないかと。もしかしたら「ああ!うちの楊貴妃ちゃんがいじめられている!」と内心ハラハラしていたのかもしれませんが、敢えてそれを見せない。何故ならそこは宮廷だから、男たちの政治の場だから。「女」を持ち出す場ではないと思っているのではないかと。監察御史に取り立てられる前の楊鉦は非常に常識的で真っ当な男だったのではないかと。だから貴妃付きで取り立てられても、貴妃の兄という立場を利用する事もなく、ただ皇帝に忠誠を誓い(楽に近づくほどキラキラと犬のような目で皇帝を見ておりました)、己の立場で職務を全うしようとする。
 そんな楊国忠がこの宴の後の一連の出来事で、二つの事に『気付く』のだと思っています。
 一つは前にも言った「格上の皇甫惟明でも、自分が昇っていけば陥れることができる(皇甫惟明の上に立つことができる)」事、そして「その為に貴妃を利用できる」ということ。前はこの二つは一緒に表現していたのですが、敢えて二つにわけたいと思います。
 陳玄礼に「貴妃様の兄上なのですから」と言われても「でも」とためらう楊国忠。この時点ではまた「貴妃を利用する」所まで思い至らない。けれどもその後の、安禄山VS皇甫惟明の押し問答で2人の危険性に気付く。更にその後、「お妃様に会うのを楽しみにしていた」「お妃様は母親同然です」と言う2人、そしてそれに機嫌をよくする玄宗。それを見て楊国忠は「貴妃を利用する」、それまでは自分がタブーとしていた「女を政治に利用する」事を知るんじゃないだろうかと。皇甫惟明の楊貴妃賛辞は無骨者故の素直な心からかもしれない、安禄山の楊貴妃賛辞はあきらかに媚びへつらい。宴の席での女の争いを何の気にも止めていなかった楊国忠ゆえに、そこではじめて「女を利用する」事に『気付く』のではないかと。そして皇帝への忠誠と国を守る為にそのタブーを侵そうとするのではないかと。
 そしてもうひとつの「自分が上へ昇ることができる(ひいては権力を手に入れることができる)」事への『気付き』。ここで改めて楊国忠の身分を整理すると、安禄山よりは上(陳玄礼は「安禄山将軍」呼びなのに、楊国忠は呼び捨てだった)、皇甫惟明よりは下。それゆえに皇甫惟明の危険性を感じつつも、それを排除することを(ましてや貴妃の兄の立場を利用して)ためらう楊国忠。けれども皇甫惟明の激しさを見て危険な男と知った楊国忠は自ら行動にでる。(東宝来てから真飛さんの演技が強く出るようになったので、国忠が排除に動こうとするのがわかりやすくなったと思います)
 この二つの『気付き』、最初は陳玄礼に言われたが故、と思っていたのですが、実際は楊国忠自身が自分の目で見て判断し、その結論に至ったのではないかと思っています。
 楊貴妃と一緒にいた皇甫惟明に強く出る楊国忠を、最初は「うわ、陳玄礼に言われたからってすぐにその態度っすか!わかりやすいひとですな!」と半笑いだったのですが、単純に陳玄礼に煽られたというより、あえてわかりやすく皇甫惟明に対して強く出たのではないかと。危険と判断するやいなや、即手を打った。敢えてああやって芝居がかって出ることで、皇甫惟明への牽制どころかすでに死を示唆してたとすら思え(考えすぎ)。新公で観たゆかりくんの国忠がこれとはまったく反対の作り方だったので(じんわりと陰湿に策を弄しているような国忠でした)、逆にここの立樹国忠の芝居が「敢えて」という風に思えてきたのです。二つの『気付き』を得た楊国忠は一気に権力の階段を昇る。ここの楊国忠の敢えて出る強さ、皇甫惟明を敵とみなしてからの行動の早さ、そしてその奥にある思惑。この次の場面にイキナリ宰相になっていても「ああ、確かにそれぐらいのイキオイがあったよ!」と思わせるような(多分に思い入れが強くなっております)。
 余談ながら真飛皇甫惟明は、その国忠の牽制に既に己の死を悟ったのではないかと思っています。ちなみに博多版の涼皇甫惟明は悟ってはいません。これをつきつめると俺的花舞う長安ができあがるのですが、それはとりあえずこの辺に置いておきます。

 博多→ムラ→東宝で一番わかりやすく変わったのが、三姉妹と踊り戯れるところなんですが、ここもまた三姉妹を、「女を利用している」楊国忠の場面なんじゃないかと思っています。栄光を手にして喜ぶ三姉妹を完全に見下していた。ただ調子を合わせているだけだった。そしてそこに続いて楊貴妃に「皇甫惟明の死」を告げに行く。ここは楊貴妃が「利用された」と気付く場面なんだと思います。私、割と上手からの観劇が多かったので、ここはしぃちゃんの顔が見えない事が多かったのですが、それゆえに楊国忠を見る楊貴妃の顔がすごく印象的でした。皇甫惟明の死を告げられて、信じられないと楊国忠を見て、「皇甫惟明を死に追いやったのは目の前にいる楊国忠なのでは?」とはっとする楊貴妃、そして高力士に「みざるいわざわるはなさざる」と言われて、もう一度すがるように(血縁者である)楊国忠を見るのですが、そこではっきりと絶望する楊貴妃。やはり自分は人形にすぎないのだ、この男(楊国忠)も私を人形として操っていたに過ぎないのだと。それを肯定するかのように、いやもはや貴妃のことなど目にも止めないよううに、すっとその場を辞していく楊国忠。

 それでは楊国忠と皇帝の関係はどうであったのか?なんですが、やはりその後、皇帝の側に楊国忠がいなかったことが(それが脚本的に意図したことではないとわかっていても)私にはキーワードです。忠誠を失った、皇帝を見下している、とまではいかないと思うのですが。この時点で皇帝は皇帝ではなく一人の人間になってしまっていたわけですから(昨日のテキスト参照)、楊国忠から見れば仰ぎ見る対象ではなくなっていた、いやむしろ自分もまた皇帝に近い地位まで昇りつめていたのだから。
 ただ、楊国忠が権力を欲しい侭にした悪吏かというと、そうではないと思うのです。これはしぃちゃんの特性からかもしれないのですが、立樹楊国忠からは悪の匂いがしないんです。皇帝が皇帝ではなくなった、ならば誰が政務をとるのだ?私しかいないではないか。忠誠心でも義務でもなく、ただ必然として国を動かす権力を手にしていた男、楊国忠……これはすごく面白い役造りの方向だと思いました。
 で、思い出したのがバッカス新公でやっていたしぃちゃんのマザランなんです。あれも権力を手にした色悪的な役だったのですが、当時のしぃちゃんにはそういう腹芸ができていなくて、本役さん(コウちゃん)とは全く異なるマザランになっていました。策を弄しても、己の私利私欲の為だったとしても、それを正道、王道と思わせる押しの強さ、まさに太陽の子エステバン(違)。当時(と言っても今年の頭にスカステで撮っていたのを見た当時なのですが)はそれを歯がゆく思っていたのですが、今にしてあれは立樹遥さんならではの、唯一無二のものだったのだと思います。

 というわけで、最後の戦闘シーンの「国忠!」「陛下!」は、皇帝への忠誠を忘れていた(失っていた訳ではない)楊国忠が、その名をもらった時の楊鉦にぐるっともどった瞬間という自説はそのまま残します。
 そうだ、私がここまで昇りつめたのは、あの日国忠の名を私に下さった、皇帝の為に他ならなかった、私は権力の為に滅びるのではない、私は忠誠の為に滅びるのだ。それが必然。楊国忠の三つ目の、そして最後の『気付き』……むっさん、SSするなら(以下略)。


 ようやく最後までたどり着きました。本当に長くて妄想まみれですみません。とりあえずこれにて今期の天文部活動は終了です。いや、(俺的には)楽しかった。本当に今回のお芝居が楽しめたのはまずはしぃちゃんの存在が大きいです。博多から思いを馳せるとよくぞここまで「魅せて」くれたなぁと思います。
 でも一番楽しかったのは、同じものを見ていても違った解釈が出てくることですな(しかもそれはそれですごい納得できる)。そしてまた自分の解釈が深まると言うか。いや、本当はそんな解釈なんかしなくって見たものを見たまま楽しめば、受け止めればいいんです(半笑)。でもその解釈がたまらなく楽しいんですよ、私たち(なー)(勝手に同意を求める)(まあ飲めや)。




2004年12月23日(木)
ハニーでジンジャーでシナモンな君


[テラリウム通信]

 見切り発車でクリスマス企画発動しました。
 ま、VDまでに終わればいっか!なイキオイで(それ全然イキオイないじゃん)(笑)。
 いいんです、クリスマスは終わりじゃなくて始まりなんですよ(意味がわからん)。


++++++++++

 星組さん観てきました。my楽です。
 最後の観劇と思って見納めてきました。結果すごいイキオイで芝居が私の中で繋がっていきました。楊国忠だけでなく。どうしようウッカリ「酒井先生ありがとう!君がこんなにアラだらけの脚本を作ってくれたおかげで全部自分の妄想で都合のいいように補完できた!」と感謝するイキオイで(えええー!)。
 本当に、今回は自分の妄想体質に感(以下略)。
 お芝居もショーも観るべきものは観れたという気持ちでいっぱいです。観終わってすごく充足感がありました。星組さんはいつもいくら観ても観たりないと思っているのですが(貪欲な)、今回はすっきりと今年の観劇を終えることができました。まあ、ウッカリイキオイでサバキ待ちとか行ったとしてもそれはオプションという事で(さては行く気だな?)。
 楽しかったです。本当に楽しかった。


 というわけで本当ならここで天文部活動総決算ナパームスクエア的楊国忠フローチャート「これで君も楊国忠になれる」をすべきなのですが、その前に玄宗と楊貴妃についてのフローチャートを提出します。
 いつもはセンターってあまり観ない人なんですが(そしてセンターにもやもやしない人なんですが)(笑)、今回は結構もやもやしていました。これもひとえに「ワタさんのお芝居」と「檀ちゃんのありがたいまでの美しさ」、そして「そこに喰らいつかざるを得ない脚本を出してきた酒井先生」によると思います。前者ふたつは誉め言葉、後者ひとつはけなしています(わかりにくい)。








 バカみたいに長いですウザいです。








[俺的花舞う長安(妄想大全):玄宗と楊貴妃]

 突然にココから伝書鳩返しなのですが、12/18のマシンガンタイトル(私の人形はよい人形)を見て「あやつり左近ですか?」とのツッコミを複数いただきました。すみません、私そのマンガ知らないんです(笑)。元ネタは童謡です。私も歌はしらないんですが、歌詞だけどこかで見て、覚えていたんだと思います。
 ちなみにそのタイトルは、その日の観劇で玄宗と楊貴妃に感じたイメージからです(何故に)(まあそれはおいおい)。


 皇帝は人に非ず。
 貴妃は人に非ず。

 新公日の日記でも書いたのですが、檀ちゃんの楊貴妃に「後宮に入ってから玄宗の愛を得なくては生きられない人形になってしまったひと」と書きました。そしてその後、ワタさんの玄宗に「人形であったはずの皇帝は楊貴妃に出会ってから人間になってしまったひと」というのを感じました。
 人形というか「個を持たない」「意思を持たない」という意味合いにとらえてもらえればいいと思います。
 このキーワードを捏造(そう、捏造ですから)してから、玄宗と楊貴妃に俄然喰らいつけるようになってしまいました。

その1:人形になってしまった楊貴妃の話。

 玉環にとって、「後宮3000の美女達」ひいては「後宮に入る事」は皇帝の寵愛のみを頼りにする「人形」になってしまうという事だったんじゃないかと思っています。己を失う、意思を失う。事実、玉環は己の意思とはまったく関係なく後宮に入れられてしまう。だからこそ、後宮に入ることを拒んだ玉環。けれども運命は楊玉環を人形のように簡単に連れ去って行ってしまった。冒頭の玉環と楊貴妃が私の中で最後まで繋がらなかったのですが、太真として尼寺に入れられた時に、玉環の中である覚悟というか、生まれ変わりとも言える現象が起きたのではないかと思います。そういう「人形」となった覚悟を決めて、ここでは皇帝の愛を得なくては生きられないのだと懸命にもがく楊貴妃。そして後宮3000の美女の中を勝ち抜いてく楊貴妃。そこにはかつて思い描いていた「人形」という憐れさも哀しさも感じなかったのかもしれない。何よりも皇帝からの本当の愛を得ることが出来たのだから。けれどもその愛を得たが為に、愛だけでは足りない事に気付いてしまった楊貴妃。ここで生きていくのには、もっと多くのものを求めなくては。そんな女の(あるいは女達の)もがく様が後宮劇として見えてきます。
 けれどもやはり貴妃は「人に非ず」。皇甫惟明の死を知って、高力士に「見ざる言わざる聞かざる」と諭されて、楊貴妃はやはり自分が「人形」に過ぎなかったのだと知る。「皇甫惟明の死を『聞いて』」「楊国忠の中にその真実を『見て』」「何かを『言おうとする』」。それがすべて許されない存在、貴妃。その後、安禄山に襲われて、安禄山(女をモノのように扱う)にまるで人形のようにいとも簡単にもてあそばれてしまう己の存在。最初に皇帝に連れ去られた時のように、「人形」である自分の運命は誰かの手によって操られる。そこに己の意思はない。恐怖、そして真実。そんな楊貴妃に「よくやった、それでこそ私の貴妃だ」と褒め称える玄宗。貴妃であることを、人形であることを守った事を誇りに思うと言う玄宗。
 やはり、私は人形にしか過ぎないのだ。
 楊貴妃はこの時点ですでに、安禄山による玄宗皇帝の失脚、ひいては自分の死を悟っていたような気がするんです。だからこそ、すべてを失うと知ったからこそ「何もいらない、玄宗皇帝との平和がほしい」と言う。もはやそれがかなわないと知りながら。何故なら自分は人形にすぎないから、意思のない人形だから。
 けれども玄宗はこの時点ではまだ自分の破滅の運命を知らない、それどころか本気で「2人だけの蓬莱宮」が立つと信じている。ならば自分はこのひとの破滅の時まで側にいよう。自分は人形だから、皇帝の愛を受けて生きてきた人形だから。
 最期の時から天女として登場するまでの檀ちゃんが、本当にこの世のものとは思えないイキオイで神々しくて綺麗で、その姿はやはり人にあらざるものであるが故の神々しさで美しさだと思うのです。人形であった楊貴妃がその器を失った(死んだ)時、そこへ残ったのは玄宗への「想い」。皇帝でも貴妃でもなく、ただそれだけの「想い」。……そう思ったらすごく泣けてきましたってむっさんSSするなら他所で。


その2:人間になってしまった玄宗皇帝の話。

 かたや玄宗は人形から人間になってしまった人という解釈です。前半のワタさんというか玄宗がね、ほんとにこのバカ皇帝が!と毒づきたいイキオイで魅力が無くて。楊貴妃への興味も最初は愛情よりも先に権力を振りかざすだけのもの。そういう中身のないからっぽな人間、いや皇帝という器の人形に見えたのです。けれども玄宗は玉環に出会ってから変わった。それまで何の疑問もなく皇帝という人形を演じていた玄宗は「意思」と「己」を持つようになった。けれども皇帝たるもの、「意思」も「己」も持ってはいけない。あえて「人形」に徹しなくてはいけない。それを「人形」と感じずに皇帝として生きてきた玄宗が「思い通りに生きている人間などいない」と知り、そして己の中に欠乏感を覚え、そしてその安らぎを楊貴妃の中に見出す。玄宗の言う「町の男たちと変わらない」はなんの比喩でもなく真実なんだと思います。そうして「人形」ではなくなった、つまり「皇帝」ではなくなった玄宗は安禄山にその座を奪われる。貴妃を失いたくないと言い張る玄宗は「皇帝」では無い。もっと言うと「人形」に徹する事ができなくなった時点で、もはや玄宗は皇帝ではないんじゃないだろうか。
 貴妃を失って「わたしは皇帝であったが為に貴妃を失った」と歌いますが、「皇帝であった」からではなく「皇帝ではなくなった(人間になった)」から貴妃を失ったんだと思います。一人の女に、恋に溺れた権力者。憐れであり、哀れである。けれども冒頭の頃よりそれがよっぽど魅力的で、心惹かれます。貴妃に未練たらしくすがるその様も、自分で自分の責任が取れなかったその愚かさも、それがすべて哀しくいとおしい。
 今日見たワタさんの演技が本当によくて、すごい引き込まれました。


 人間から人形(貴妃)に、人形(皇帝)から人間に。
 そんな2人が人間として交錯できたのが清明節の祭の時だと思っています。人間と人間、男と女。楊貴妃を奪った玄宗と、玄宗に奪われた楊貴妃に真の愛情が通い合うのはこの清明節以降のようにも思えます。そしてこの2人が人間として交錯できるのはここだけのような気もします。最後のシーンは、人間としてではなく魂としての交錯。人間と人形を行き来した男と女は、その器を失ってから、再び合い間見える事が出来た。自己レスながら冒頭、そしてラストの玄宗を「不老不死の薬の為に永遠の命を得た人にあらざる者」と定義すると、更に俺的にぐっときます。ってむっさんSSするならよーそーでー!(両手メガホン)



 という事を考えていたので、観劇中に睡魔に襲われることもほとんどなかったです(そりゃそうだろう)。
 上記を踏まえて私の中では楊国忠フローチャートにつながります。最高に捏造で力技で埋めていっていますが、まあ、むっさんだし。本人的にはこれで一応完結しているので、気にせずに放っておいてやってください。



[俺的ドルチェヴィータ:リアルト橋よりお届けします]

 まだ話をするのか。
 いや今日のうちに言っておかないと言い損ないそうで。

 ロマンチカ総論、というかリアルト橋の話を。
 舞台全体に横たわるリアルト橋。これがものすごくこのショーの世界観を象徴していると思いました。
 ショー全体がこちら(ワタさんがいる側)とあちら(ディアボロがいる側)の二重構造になっていると思うのですが、その二重構造の境目には「水面」というもう一つの世界があると思います。どちらでもあり、どちらでもない。
 最初にそれを感じたのは、青の洞窟後日談で、少女が見つかってその両親が安心してリアルト橋を渡っていきます。ふと、今見えている橋を渡っている人は、実際に見えているもの?それとも橋を渡っている人が映っている水面を見ているの?……気付いた時にはぞっとしました。どちらでもあるようで、どちらでもないようで、そんな私の思惑をあざ笑うように、二重構造になったリアルト橋(奥の屋根がある部分)では道化師やらコロンビーヌやらがうごめいている。あちら側とこちら側、生と死、現実とまぼろし、陸と海、そうした二重構造の境目に水面があり、そこには橋がかかっている、そこには橋が映っている。歌詞でも歌っていると言えばそれまでなんですが(笑)。
 水面に映っているのは誰ですか?水面に映っているのはいつですか?それはほんとうに私ですか?
 ……そしてリアルト橋を渡っていく人々、人にあらざるもの、どちらでもありどちらでもないもの……うわー、やられたーと一人感じ入ってしまった訳です。

 ついでに。白い衣装でリアルト橋を渡っていくかのちか。あれがまさに私には「実体のない水面に映っているもの」に見えます。向こう側に行ってしまった。今、確かにそこにいたのに、今だってそこにいるように見えるのに、かのひとは彼岸へゆく……。最後の思いを伝えるように、彼岸からこちらへ、水面にたゆたうその想いは、確かにそこにあるものでってむっさんポエムをするなら一人でやってください。
 さらについでに、ここの場面。私の中でようやく判定が出ました。
 かのちかとケロさんは兄妹。生まれてからずっと共に生きてきた、そこに一緒にいた半身。その半身を奪われたケロさんの目の前に現われたのは、水面に映る自分自身、水面にうつるディアボロ、どちらでもありどちらでもない。互いの半身であり、互いの半身ではない。この2人がシンクロして踊っているのを見てそう思いました。そして互いの手を握ってすれ違う時、こちらとあちらが入れ替わったのだと思っています。男はディアボロがいた側へ、ディアボロは男がいた側で。理由も何もない、どちらが望んだわけでもない。ただ、水面を見ればそこに自分が、互いがいるのは変わらないから、もしかしたら、入れ替わってはいないのかもしれない。そこにいるのかもしれない、そこにいないのかもしれない。


 すべての水面がすべての入り口。そうやってゆらめきたゆたう、そんなショーだったと思っています。





 本日のミキオさんのささやきは「どうしたい?」でした(身もだえ)。
 あと唐突なんですが真飛さんのテーマソングに「鳥の詩」をあげたくなりました。自分用メモとして書いておきます。





2004年12月22日(水)
ばたばたとはばたいて


【思い出は】ミキオさんささやきスレ【アイボと共に(ええ?)】

「なにがほしい?」


 ロムっ娘ちゃん曰く「身体中の血が逆流しました(恥)」。いいじゃーん、最後なんだから身体中の血液駆使して萌えようぜ(君だけじゃない)。
 ご報告ありがとうございました。



[昨日のトピックス]

 我等がドルチェヴィータが芸術祭受賞であなめでたし。ひさしぶりに納得できる受賞でした(ぼそり)。

 中日の配役が出ましたな。
 少数意見だったと思うのですが、実は私、大真くんのサウフェが観たかったんですが(笑)、これはこれですごい楽しみです。何よりもおかっちのケペルが!(輝)、悪役専科(笑)になりつつあるおかっちさんが直球ど真ん中なあの役を!ケペルとは朝一番の太陽の神様(太陽の神様がいるなかでも特に)という意味なんだそうですが、そんな立樹遥さんの為に書かれたみたいなあの役をおかっちさんが!そしてそれに対して大真くんがどう出てくるか(私的にかなり見物)どうしよう、すごい楽しみ。……ってことはあの黄色い変わり燕尾着るのか(……)こっ、今度こそ萌え髪を!(どんどん話がずれています)。



 「天の鼓」のステージインフォを見ました。やっぱり烏帽子は顔が長い人勝ちだよな(笑)。なんだかすごい大変なオチがついている話らしいんですが、とりあえずまっつさんで3000円、ユミコの帝で1000円、残りは観てから按分します(按分て)。テレビで見る限りは舞台の絵面の作り方がいいなぁと思っているんですが、こればかりは実際観ないと。



2004年12月20日(月)
いつかたどり着く港


【緊急企画】ミキオさんささやきスレ【サヨナラ、(星フラ)マネージャー】

「愛してるよ」
「綺麗だよ…」
「どうしたい?」
「離せない」



「どうしてほしい…?」



 (どっかーん!)


 もしかしたら、私の(イイ声のあの人の)次のご主人さまはミキオさんだったのかもしれない(ざわざわ)(感じちゃったらしい)(Mだしな)。


 ご協力ありがとうございました。



 で、タイミング良く本日のスカステでミキオさんサヨナラ特集でした。
「演じることと、人生は同じ」……すごくいいことゆってた(涙)。
 こんなところからアレですが、セレブのミキオさんはかなり面白いので、未見の方はチェックしてみてください(あの一連のパントマイムが妙にオカシイ)(そしてももかさんとの似た者夫婦っぷりが!)。




2004年12月19日(日)
誰かに何かをしてあげたいと思う気持ち、それってすごくステキな事だと思うの(追記)


 今年も残すところあと10日余り、チケットも残り一枚となりました。……私の天文部活動はちゃんと終止符を打てるかしら。つうか今更ながら「あ、私部長だったんだ」と気付きました(笑)。いい部員を持ってしあわせです。


[伝書鳩返し]

・「新選組!」総評をと言われたのですが、すみません、実はまだ最後まで見ていないのです(HDDに撮りっぱなし)(六実さんの中では彼らはまだ大阪にいます)(えー?)終わったら、なんらかの感想を出したいと思います。真面目にみていなかった時期の方が多かったのですが、やっぱり面白かったので。

産経のカッさんがステキですよーと教えられて早速私も見に行きましたよ。ステキ、産経新聞のロゴ付きでもステキ。なんかおかしいけれどステキと思うのはお客さんだけではないのでご安心を(笑)。
 これで「きらめく星たち」は終了。その最後のトリを飾ったがために、一人だけ「産経新聞」をつけられてしまったカッさん、というのも割とネタだなぁ(笑)。

・わざわざテラリウムから立樹茶報告をくださったそこのアナタ!(抱きしめ)、そうだよな、お茶会はドリー夢抱きに行ってなんぼだよな!(笑)。しあわせなしあわせな立樹茶報告ありがとうございます。立樹茶はいつか行ってみたいのですが、行ったら即入信(にゅうしん?)してしまいそうで、怖くて押しとどめています(笑)。

・天文部のバナーはフリー素材なので、お持ち帰りはご自由に、かつリンクの必要はありませんので。逆にリンク貼られても何も説明用意していないですからなぁ(笑)。

・秩父茶報告ありがとうございました。そんな「フッ君」な明石に乾杯(笑)。本当はルール違反かもしれませんが、このネタだけは周知させたいのでいただきます。
 『青の洞窟で組んでいる同期の初瀬嬢に「愛と海に溺れて……」と囁く明石(海無し県出身者)(関係ない)』
 ひー!(大喜び)、初瀬有花ちゃんは「寒いよ」とバッサリ返したんだそうな(笑)。

・「大真くんのサテュロスにはまってしまいました、男でもなく、女でもなく、男役でもなく、女役でもなく…あれは何なんでしょうか?」
 うーん、私の中での基本は一応「男」判定なんですが、確かになんだかわからなくなるときがあります。でも個人的にその振り幅は本人のその日の気分次第なんじゃないかと疑っています(笑)。

・そう、私もこだわりアラカルト(コート特集)にぐわん、と食らいつきましたよ(寝る直前にボーっと見ていたらイキナリ出てきて、思わずテレビ(14インチモノラル)に眼鏡かけて食らいつく六実さん)(実話)(笑)。それでも、そういうものを残してもらえたことが、実はすごく幸せなんじゃないかと思っています。年末のアンコールでもまた再放送かかりますしね。そういう作品に(あの人が、私たちが)出会えたことは「何より大切な命の足跡」なんじゃないかなぁと……(なにマジ語りしているんですか)。という訳でラテン特集(もう出ちゃったかしら)があったら是非あの赤ジョバのシーンをリクエストしたいと思っています(笑)。

・「「ササ断ち」の「ササ」は酒じゃないんですね」。ええ、同じことをにし先輩にも言われました(笑)。というかお茶会行かれてたんですねー、ちょっと驚きつついそいそと報告を読みに行かせていただきました(ホクホク)。ちなみに私は赤鼻プレイ(プレイ言うな)は免れております(笑)。

ミズ先輩のPB、私も「そんな御曹司だなんて涼さんの専売特許なのに!」と一人で勝手に思っておりました。でも涼さんの御曹司はピンクのスーツ(この写真すごいステキ)は着ないと思うので、それはそれで別カウントかと(笑)。
 乗馬の競技会のお話、すごく面白かったです。そんな私が今、一番涼さんに着せたいものは乗馬服です。

・「ベーグル好きの六実さんに」と教えてもらいました。ありがとうございます(唯一の鳩でしたよー)。こんな事まで教えてもらえちゃうなんて、サイト管理人っていい仕事だなぁ(真顔)。
 裏技もちもちベーグル@伊東家の食卓
 しかし残念ながらウチにはフードプロセッサーがないのですよ……(よよ)。美味しそうだなぁ、コレ。

 
 と、とりあえずここまで。ためちゃってすみません。でも構ってもらえるのはすごく嬉しいです(はにかみ)。




 となみ星組組替で、ひと公演だけですが「真飛×となみ(無口で不器用な車夫と華族のお嬢)」が成立することに気付いて、沸きに沸いてしまいました(なんですかそれは)。そう思うと組替えも「なんかやったら楽しいっスよ!(ユミココス)」と思えてくるもんですな(いやそれむっさんだけだから)。


+++++
 追記。
 公演途中から突然ドルチェヴィータさんに囁きかけるミキオさん(マイク付き)が増えたのは、周知の事実かと思うのですが、今日観劇していたかおりちゃんに聞いたら本日のささやきは
 「離せない」
 だったらしいですよ……は、離せないて!
 「離さない」ならそれは「意思」。
 「離せない」とは「依存」「共生」「中毒」「必然」「運命」「連結」「同一」……(一気に漏れています)(そっとしておいてください)。
 平たく言うとキタって事です。
 どうしよう、ミキオさんささやきスレ立てたい(どこにだよ)。


2004年12月18日(土)
わたしの人形は良い人形


 ちょっと平日の疲れがでております。のでさっくりとメモ書き。

[本日の納得感]

・青の(洞窟の大真の)おじさまの髪型がまたしても……でも途中で「これはワタさんコス(自分はワタさんの海神に間違えられるんだから頭もツンツンさせなくちゃ!)」なんじゃないかと気付きました(笑)。でもそうやって自分を無理矢理納得させようと思っている事にも気付きました(ある意味健気だ)。

・真飛サテュロスヅラにずっとデジャヴを感じていたのですが、それが「アラレちゃん」だと気付きました(あの色合いとか形とか)。ああー。

・何度聞いても、李亀年と貴妃が歌い踊るところに現われる安禄山の「いやに楽しそうですな」が「really楽しそうですな」に聞こえてしょうがない(耳おかしいから)。訳すと『ほんとうにたのしそうですな?』やっぱり安禄山は異文化の異教徒だから英語混じりになってもおかしくないよな。ああー(違)。そこから発展して安禄山がドロンパに見えてきてしまったのは内緒にしておいてください(どういう思考回路だ)。


[ももか茶覚書]

 ももかさんのサンタ姿がすごいかわいかった(でれり)。いやー、いいもん見た!



2004年12月17日(金)
私の二百海里水域


 組替発表はまあ冷静に「意味がわからない(若語録)(流行らせたい)」ぐらいに受け止めていたんですが、昨夜ぐらいからどうにもこうにもいろいろとセンチメンタルに感傷的になってしまいました(どんなだ)。センチメンタルな余り、今朝乗り換え駅の改札で定期を抜くのを忘れるぐらいに(駅でちゃんと保護されてました)(一ヶ月定期とはいえ良かった)。そんな自分こそ「意味がわからない(若語録)(流行らせたい)」いろいろ考え込んでしまったらしいですよ?……とりあえず「ようこそとなみ、市川市役所へ!(@ビバテラ視点)(ええ?そっち?)」とだけ言っておきます。

 つうか春野×真飛て!(一気に彼岸へゆきました)(ありがとうございます)(私信)。



 会社のクリスマス会(笑)でした。毎年毎年懲りずに良くやるなぁと思っているんですが、イベント云々より、人に会いたくて行っています。そんな今日のクリスマス会では「マイウエイを絶唱する社長」「マツケンサンバを踊る社長」が見られました(大丈夫か?)(社長が)(そしてウチの会社が)。あー、結局このイベントをやりたがっているのは社長なんだと結論。そんな社長に会ったら何故か頭を撫でられた六実さん(研7)……なんだったんだ?あれは?(社長とフレンドリーになれるような規模の会社ではないんですが)。
 終了後はお決まりのごとく同期とだらっとお茶してました。それが何より楽しかったです。


 歳末顧客調査2004、ご協力ありがとうございました。いや、我ながらいい質問だったなぁ、楽しかったです。
 今回はきっちり統計とるつもりはないのですが、後でここから色々レスポンスしていきたいと思っています。




2004年12月13日(月)
なんだ皆大好きっコじゃないか(素)


 すでにあちらこちらで充実のお茶会報告が読めるので「ぃやった!今回はパスしちゃえ」と思ったんですが、後々怖いので(何が)(いや誰が)(笑)したためておきます。
 重複した話ばかりかと思いますが、まあそれはそれで。


[大真茶覚え(箇条)書き]

・じゃあ、私もこの話題から。物販であったカレンダーの青のおじさま(5、6月)がサイコウでしたー!いや、もうそれだけてもう帰っていいって思ったもん(素)。来年一年はずっと5月6月、いや今から5月6月でとにし先輩が言っていましたが、私なんてお茶会の会場から5月6月でしたから!(しまう時にもうそれを一番上に入れるんですか!とツッコまれてはっと気付いた)(爆笑)。

・大真くん、サテュロスのテーマ(「ぱらぱらぱぱぱらぱっぱ」「うふふ」「あはは」)で登場、ひー!もう帰りたい(涙目)。

・お衣装報告はにし先輩のところを参照ください。過去三回のお茶会のなかでは一番好きだなぁ、この衣装。すずみらんトークショーの時も言ったんですが、首から下は「きれいなおねえさん」なのに……いや、今回は「ヅラから下はきれいなおねえさん」でした(それ誉め言葉ですか?)(そうです)(普通にうわー、美人さんですやんって思ったんだよね……)(でも頭は立ってますがな)。

・壇上について、ちょっとしてから「ちょっとライトが(自分に)当たってないんだけど」とクレーム。テーブルの前の花にばかり当たっていたそうな。ライトの調整が無理だとわかると、自らテーブルを後ろにずらして、椅子だけ前に置いてやっとおちつく大真みらん(女優はライトが命)(笑)、ほんと最初からすごいやる気で何事かと思いました(何事て)……でもこの構図はいいよね!(キラキラ)。

・新公の話。楊貴妃を押し倒すシーンがムラと違った事について。ムラでは本役さんの衣装を汚しちゃいけない破いちゃいけないと、気後れしてしまっていたんだとか。でも東京では最後だし、もしやっちゃったら「ごめんなさい!」ってあやまればいいし、と思い切っていったんだそう。トウコさんからのアドバイスは「女をモノと思え」。ビデオとか見て研究して……ってどんなビデオなんだー!(やっぱりあるんだろうか)(何が)。

・新公の最後の出番が終わった直後の感想は?「終わっ……た?」、それぐらい実感なかったんだかとか。ちなみにお茶会当日も「本当に終わったのかなぁと、まだお稽古しているような気がする」との事。

・最後の新公、挨拶の時の事を聞かれて、「いやー、もう普通でしたよー『大真みらん、新人公演終わりました、ありがとうございましたー』ってカンジで、いや、泣くのを堪えてるなんてまさかそんな事は」……会場中を流れる「うそつきー」な微笑ましい空気(笑)(やっぱり泣くのをこらえていたんですな)。

・新人公演をやった役の中で、どれが一番好きですか?と聞かれて、そのときそのときを一生懸命やっているから、今は安禄山が好きです、と。じゃあもう一度やり直してみたい役は?と聞かれたら、新公じゃないんですがと、「つばき、その名を呼べば」と突然歌いだし(笑)「清羅です」と。ちょうど一年前なんですよね〜と懐かしみつつ、「今ならもっとずうずうしくやれると思う」と。いや、あれは脚本でだいぶ割をくっちゃったしとこっそり同情する六実さん。でもこの「ずうずうしくやる」はちょっと私的にキーワードでした。

・新人公演を振り返って、「もう二度とやりたくないもの、でももう一度戻れるのなら、もう一回最初からやりなおしたいもの」……ごめん、ちょっとキタ。

・ショーの話、サテュロスヅラは最初、涼さんと同じモノをわたされて、それを先生の許可を得つつカスタマイズしていったんだとか。でもあのヅラはとにかく絡む絡む、博多ではそのぐちゃぐちゃ加減にキレてヅラを投げ捨てるイキオイだったとか(笑)。でも最近はなれてきて、「今日も頑張ろうねー」と話し掛けながらブラッシングするんだとか「なんか変な人みたいですけど」うん、わかっているならいいよ。つうかヅラと対話する大真みらん(なんだよ!俺が相談のってやるから風情)な構図を想像してひとり悶えてました。つうかドゥは手伝ってくれていないのか……(涼さんところの同期愛ヅラ物語を思い出して涙)(いや、そんなことないとは思うけれど)。

・サテュロスについては「まだわかんないんですよー、意味がわかんないんですよー」を連発。でもそれでいい気もするんだけれどな(素)。「東京に来て女らしくなったと言われているんですが」いや、私はギャップが激しくなったかなぁという気がします。司会の人に「妖怪らしさを出すために何か」と言われてしばらく質問に答えてから「ちょっとまって今『妖怪』って言った?」「みらんちゃんがムラのお茶会でそう言っていたんですよ」……自爆(笑)。

・好きな衣装は「青の洞窟」のところ。あのワイシャツは週に一度のお洗濯日(火曜日)に洗濯されて戻ってくると、襟とかパリパリになっているらしい。で、てっきり「毎週あたらな気持ちでやっています」みたいなこと言うのかと思ったら「襟が首に刺さるんですよ!皆ささってますよ、今度から観劇の時のお楽しみにしてください」って!。

・青の洞窟、ああいう感情の入りやすい(酔いやすい)場面は、できるだけ入り込まないようにしているんだとか。へー(素直に感心)。

・質問コーナーで、「サテュロスで立樹さんにまとわりつくように絡んでいらっしゃいますがご気分は?」に「何コレ、おかしい、だってまとわりつくって!面白い、ねえこれ誰が書いたの」犯人探しをする大真くん(学級委員長)、で、質問の回答には「気持ちイイ」と答えていました。
 立樹さんに絡むときのキスとかは勝手に自分で仕込んでいるんで、そろそろ何か新しい手を考えますよみたいなこと言ってました。ちなみにサテュロスのテーマは「品よくエロティックに」「なんか安っぽい色気じゃイヤじゃないですか!」……いやぁ、本人の口から「エロティック」なんて言葉が聞けるとは(萌えの方向にではなくて感慨深かったです)(うわ、真実味ねぇなぁ)(普段の立ち位置の結果)。

・さらに質問コーナーで「今一番見たい映画は?」で、この間「いま、会いにいきます」を泣く気満々で見に行ったら隣のカップルの男が「こっちの涙がたれそうになる時に『うえええ』って嗚咽するんですよ!」で、すっかり泣く気をそがれたので、もう一度見に行きたいとの事。つうかやっぱり大真くんだけに「たれ」るんだー(大喜び)

・ゲームコーナー「私はだれでしょう」。
 各テーブルでお客さんが自分の特徴「今日のファッションポイント」「私のチャームポイント」「動物にたとえると」をそれぞれ紙に書いて、それを一枚引いた大真くんが誰が書いたやつかを当てるもの。大真くんが正解を当てると、罰ゲームでそのテーブルは「トナカイの鼻」をつけて記念撮影。大真くんが当てられなかったら、大真くんの泣いている写真をテーブルの全員にプレゼント。「これはめずらしいですよー私めったに泣かないですし、あ、でも子供の頃の写真とかじゃないですから」と言いながら、配っていました。
 以下、大真くんの面白発言。

★前半戦は連勝で好調だった大真くん。「皆トナカイになればいい」大まみらんくん(小学3年生)世界トナカイ化計画(トナカイ倍ならサンタからのプレゼントも倍!)(ちなみにサンタクロースの橇はトナカイ6頭が基本)(それぞれにちゃんと名前がついているそうですよ)(またそんな小ネタを)。
★「私のチャームポイント「Fカップ」」に大慌ての大真くん、「ええ!だってこれ、こんなの書かれたら私皆さんのそこばかり見ちゃうじゃないですかー!しつれいじゃないですかー!恥ずかしいじゃないですかー」(すごいうろたえてた)(おもしろかった)。
★一番最初にはずれた(騙されたとき)「大人はコワイコワイ」……小学3年生、大人の世界を垣間見る。
★ヒントで全然わからないと、「天の神様の言う通り、あのねのね、鉄砲打ってバンバンバン★」小学3年生ー!ところで、ウチの方では「あのねのね」だったんですが「あべべのべ」だったんですが?(また無駄に調査しようとしていますよこのひと)。
★「今日のファッションポイント「年齢不詳」」に、「えーわかんない、もう皆さん年齢不詳!大丈夫ですから!」妙な太鼓判を押しまくる大真くん。
★ヒントから2人に絞った大真くん、その2人の間に立ち「どちらかはもうわかっているんだから」と自信満々に尋問口調。ネタのように正解は別の人でした。
★「意味がわからない」を連発。しまいには、「ねぇ教えて、だれ?」と近くの人の耳近くで聞き出そうとする大真くん。
★「動物にたとえると「パンダ」」に、「パンダねーパンダはかわいいよねー」……やっぱり(ひとり大喜び)
★「動物にたとえると「ナマケモノ」」に、「意味がわからない、ナマケモノってそういう動物がいるの?」えー?知らないのー?

 総じて小学3年生。というかこんなにイチイチ細かく覚えている自分が(そしてイチイチ反応している自分が)ちょっとイヤだ(素)。

・抽選会でサインをする時、椅子に腰掛け足を組んだ腿の上で、さらさらっと書いて渡す大真くん……ごめん、うっかりカッコいいとときめいた(テーブル無し万歳!)。でも途中で書きにくくなったのか「あーもう(ライトが当たるかどうかを)構ってられない!」と後ろのテーブルに駆け寄ってサインしてました(笑)。

・抽選会でツーショット写真。壇上に並んで立つもののやっぱりライトの辺りがよろしくない(立っちゃうと顔に当たらなくなっちゃう)。そこでひらめいた大真くん、後ろに下げられた椅子を持ってきて、ファンの人に「ここに座って」と指差す。自分はその椅子の後ろに前かがみに立つわけです。これ見て「ひー!そんな構図じゃまりえちゃんのお誕生日の記念に大真のおじさまが街の写真館に正装で出かけていって記念写真を撮るの構図じゃないですか!」と一気に沸いたのですが(冷ませ)、後ろに立つ大真くんは、従兄弟のおねえさんと一緒に記念撮影風情、二枚目にはかならず後ろからばぁとおちゃらけて撮ってました……おじさまじゃなかった(でもカワイかったけどな)(うわ、言った)。

・大真くんからのプレゼントは「花舞う長安」の主題歌。実はお茶会で歌を聞くの初めてです。すごい感情込めて歌ってくれました。私的には、そうやって素の状態から感情を入れ込んでいくというか、ふっと役に入り込むようにみえる様が見られてすごい収穫でした。もっと言うと、歌いだす前に、ガッと足を仁王立ちにして立っていたのもステキだったと思いました(具体的な)。で、歌っているうちに何故か泣けてきちゃった大真くん、頭を下げてふかぶかとお辞儀をしてなかなか立ち上がらないなーと思っていたら、自分で「あー、何でだろー」と言いながら「もう一回!もう一回歌います!」と自らやりなおしを要求(笑)。いい歌だったなぁ。二回目の最後はおちゃらけつつ「ありがとうございましたぁ〜」で終了。

・最後の締めの言葉。あれを要約するのはむずかしいんですが(笑)、
「入団して七年、新人公演を卒業、あっという間だという人もいるけれど、わたしにはすごく長かったです、その間に色々な人出会って、色々なものを見てきて、こうやっていると最初のお茶会も思い出しますし……」
 と、なんだろうそうやって人との出会いで、自分がここまで来たみたいなことを言ってました。これはどのお茶会でもそうなんですが、最後の締めの言葉は割といい事言います、たまに収拾つかなくなっているけれど(笑)、小学3年生でも大真のおじさまでも年下男君でもなく(いや、最後のはむっさんたちの脳内にしかいないから)、等身大の「大真みらん」で語っている感じです。



 無駄に色々消耗してきたんですが、いいお茶会でしたな。色々振り回されちゃってはいるんですが(…………………)あ、やっぱり私が一番観ていきたいのはこのひとなんだな、と再確認する感じですって何言っているんですかー!(いや、そこ自分で突っ込むところじゃないから)。


 それにしても、椅子に座った大真みらん君は落ち着きの無い子でしたな(笑)。BGMが切れたと言っては気にして、上の階から物音がしたといっては話を止めて……おねえさんはちょっと心配だな!(笑)


 さらっとすますつもりがこの分量。正直新公が終わって、自分の中ではひと段落落ち着いたつもりだったんですがね……(と、言ったら「全然変わんない(落ち着いてない)じゃないですか!」と秒速でツッコまれた)。
 じゃあ、そういうことで(すちゃ)。


[思い出した涼茶報告補足]

・涼さんのお茶会登場は、アルフォンソ先生のダンスイベントで歌った「グラナダ」を歌いながらでした。というか「登場です!」と言われて暗くなる会場、そして最初のサビの直前まで涼さんの高音ボイスな歌声が響く(そして大半が想像していた方向からは別方向から来るというフェイント)(なんてプレイなの!)(プレイ言うな!)。ちなみに歌のプレゼントも、同じくイベントで歌った「ソル・エ・マル」でした。




2004年12月12日(日)
何度も何度も最上級


 ササ断ちしたおかげで、本日の若、快晴なり(いやそんな事してないし君)。

 大真茶に行ってきました。いつもならイキオイにまかせてうりゃっと報告行くんですが、今日はちょっとありえないぐらい疲労感が。いやーいい汗かいた(何してきたんだあんた)。楽しかったです、はい。
 色々ツッコんだりするのは後日に回すとして、とりあえずというかずっと思っている事なんですが、私にとって大真みらんさん(研究科7年)は「ずっと見続けていきたい人」なんだと思います。どうなってもどうあっても。……いや振り回されたいとか全然思ってないですから!(焦)(たとえ結果がそうであったとしてもな)(笑)。

 今日のまとめ。
 大人になれ(私が)(ええ?)(向こうも小学3年生だったが、むっさんも小学3年生だったらしいよ?)(うわー、ごめんなさい)。



 性質の悪い風邪を抱えていたんですが、この週末いろいろ沸いたせいでイイ煮沸消毒ができたようです(大笑)。明日からもぎゅーっとがんばっていきましょうか。
 ちなみに明日の産経トークは不参加です。




2004年12月11日(土)
とんだ子猫ちゃんだな!


 本日の観劇感想は青のおじさまのシーン(そんな場面ないよ!)の大真くんのありえない頭にすべて吹っ飛びました。なーんーだーあーれーはー!!(愕然)前髪の長さの問題じゃないです。鳥ぐらい飼ってそうだった、本気で泣きそうになりました。でももっとありえなかったのは、それをこの辺りの大真担管理人が皆目撃していたことです(笑)。よかった、見たの私だけじゃなくて(素)。


 不定なものだからこそ人は振り回される、一定のものには振り回されない。
 そんな定義を思いついた今日この頃です(なんですかいきなり)。


[天文部]

 新公で大真くんが「安禄山は賤」という切り口を見せてくれたおかげで(贔屓のひきたおし)、本公が少し解けたような気がしました(えー?そういうもっていきかたでいいの?)。
 ずっと疑問だったのが、「安禄山を辺境の地へ追いやることをした楊国忠が皇甫惟明を疑うことをためらったのか」という事だったのですが、ここに「安禄山は賤」という観点を持ち込むとわりとすっきりしてきました。
 宮廷に入った楊国忠から見て、というかあの時代の長安の都において「胡族」という存在は相当に低い立場のものだったんじゃないかと。だから楊国忠は最初から安禄山を見下し、かつ自分の力で排除しようとした。警戒はしているものの、やはり「胡族なにするものぞ」ぐらいの見下し方だったんじゃないのかなぁ。でも皇甫惟明は楊国忠よりかなり階級が高い、というか楊貴妃の親族としてだけの理由で宮廷に入った楊国忠はまだまだ身分は低かった。だから楊国忠からすれば皇甫惟明は手が出せない人物、その時点の楊国忠は警戒すらしていないし。けれども陳玄礼の示唆で、自分に(楊貴妃の兄という立場を使って)皇甫惟明を退ける事のできる力、ひいては皇甫惟明に対抗する、あるいは超えるだけの位に昇っていく事ができる事に気付くんじゃないかと。皇甫惟明が皇帝に仇をなすものなのだという事と同時に、自分の敵となりうるのだと気付く。それまでの楊国忠は、宮廷に入った立場から自分自身の分をわきまえて、ひたすら皇帝につくしていた。階段の踊り場にとどまっていた、いやその上の階段が自分にあることすら知らなかった楊国忠が、階段の存在に気付き、そして昇り始める。その階段の名を「権力」というむっさんSSするならよーそーでー!(まあいつものことだ気にするな)。

 引き続き観測をつづけます。


[おくちなおしおおまとうばんにっし]

・約一週間ぶりに見たら、冒頭のアルレッキーノのところがすごい表情豊かになっているような気がしました。気のせい……?
・船乗りの大真くんが今日は小学二年生ぐらいになっていました。そんなにいっしょうけんめい涼さんにアピールしてどうするのー!(きっとなついているだけだ)。でもそんな小学二年生、いつもは花売り娘ちゃんから照れて逃げるようにはけていくのに、今日はもうーと駄々をこねる音花ゆりちゃんの耳元にチッスしてたよ(チッス言うな)……ごめんなさい、私ここ「ちゅ」って音が聞こえたような気がしたんですよね……(うーわー)。でもあれは女を口説くための手段ではないんですな、きっと涼さんから「おんなのこはこういうことするとよろこびますよ」って教えてもらってやってみた、そんな感じ。きっと次に会うときはもう忘れています(笑)(……「教えてもらった」のは実施体験かもな)(小声)。
・これ言ったらかおりちゃんに笑われたんですが、大真サテュロスがもうカッコよくて仕方ないんです。なんだか最近は男女判定とかする前にただひたすら「ひーカッコいいー!」って思ってます(あら痛いわね)。



 明日はご機嫌だといいなぁ(ササ断ちするイキオイで願ってます)(あまり効果なさそうだ)。


2004年12月10日(金)
白い指先揺れて既成事実


 まあ、結局今週もしゃべっていたわけですがね(うなだれ)。



 涼茶報告、行きましょう。

 ところで以前、私の中には涼紫央さんに対して、「すずみん(宝塚スタァ)」「とよこ(オフ)」「涼さん(ドリー夢)」というみっつのカテゴリがあると言いました。で、最近どうにもこうにも何を見ても「涼さん(業界のプリンス)」に見えてしまって、自分でも頭を抱えていたんですが(うなだれ)。で、今回「どうしよう!お茶会でも涼さんにしか見えなかったら!」(いや見えたらKIMI嬉しいんだろ?)(いやだってあんなむちゃくちゃオフな場所でも自分の妄想が消えないのかと思うと皆さんにどう思われるか)(いやもうどうかと思われているから)と心配していたんです(半笑)。
 でも今回思ったのですが、結局あの人はいついかなるどんな時でも「涼紫央(宝塚の男役です)(キラーン)」なんじゃないかと思ったんですよ。たとえるならば涼紫央というOSの上にとよことか涼さんとかいうミドルウェアとかアプリケーションが動いているみたいな(さっぱりわかんないその例え)。それぐらい、あの人タカラジェンヌという職業に徹していると思いました。常にファンの事を考えているというか、タカラヅカはオフすらも商売とわかっているというか(えー?)。あの人の不機嫌な顔見たこと無い(素)。ファン上がりは強いなぁとも思うし、ご自身の性格もあるのかもしれませんが、なんというか「タカラジェンヌ以外の仕事をしているところを想像できない」感じ?……技術的な面ではなく立ち位置として、tera先輩の言っていた「プロジェンヌ」の称号をあげてもいいんじゃないから……そんな事を思っておりました。

 ま、そうは言いつつ8割ぐらいは「涼さん(業界のプリンス)」萌えしてたんですけれどね!(ダイナシや)
 以下順不同に箇条書きで行きます。

[涼茶覚え(箇条)書き]

・お洋服はベルベットの上等そうなスーツに黒と豹柄のリバーシブルのマフラーをジゴロ掛け(笑)。ひー!

・李補国は最初から最後まで玄宗と楊貴妃を見ていて、そうやって「通し」でやっている事で最後はたまらなくなるんだそうな。新公の天霧真世ちゃんともそんな李補国を語り合い泣き合ったらしい(イイ話だ)。

・で、逆に博多の皇甫惟明さんはそうやって「通し」で感情をもっていけなかった為、かなり苦労したそう。先生には貴族なんだから高貴なカンジで、と言われていたらしい。そんな話のながれで皇甫惟明の歌を披露してくれました。台詞つきで。うわー。

・芝居の立ち回りでのせり上がり。涼さん的には10メートルぐらい上がっている気分なんだとか。新公観て「うっわ、低!」と思ったんだとか(笑)。それぐらい高揚するものなんだそうです、せり上がり。

・これは本人の名誉の為にも黙っていたほうがいいのかなぁ(素)。れおんと一緒に雑誌「TOPSTAGE」の取材(今度のバウの話ですな)受けた時の話。ロビーで写真をとってインタビューを受けて、終わって化粧前にもどって鏡を見たら「……眉毛、書いてない」……(爆笑)学園は楽屋を上へ下への大騒ぎをした涼さん、慌てて劇団の広報に申告して、件の写真を取り寄せてみた。周囲の意見も受けてまぁ大丈夫だろうという話になったんだとか。で、雑誌社の方からは「書き足しておきましょうか?」と(笑)。「でもねー、舞台写真とか参考に見られてぶっとい眉毛書き足されても困るしね……」。

・そんな次回バウのポスター撮り、シャンパングラスを持っての撮影だったんだとか。うわー!ほんとに御曹司だー!シャンパングラスの持ち方のデティールにこだわりにこだわったらしいですぞ!(このナルシストが!)(皆知ってるよ!)

・サテュロスヅラはかのちかメンテナンス、任せきりなんだとか(あとお手伝いをしてくれているはなぞのみゆうちゃんも)。やっぱり彼女は娘役さんだから、ここにラインストーンたらしたいんだけれど、と相談するとちゃんとやり方があって、教えてくれるんだとか。「すごい高度な事になっていますよー」。とにかく長くて絡む。で、サテリコンで一旦上手袖にはける時(最後に舞台奥のせり上がり部分に出てくる前)、袖ではおかっちがセレブの格好でブラシもって待ち構えて、サテュロスヅラをとかしてくれるらしい。ああ、ヅラをめぐる同期愛。

・お茶会のあった日のソワレでOGの千波ゆうさんが楽屋に来ていて、その千波さんの髪型が涼サテュロスソックリだったんだとか。元男役の方なんですがすごいかわいらしい方で……とその日の涼サテュロスのコンセプトは「千波ゆうさん風にキュートにvv」だったんだそうだ。妖しい役どころなのにキュートなんですか?と司会の人にツッコまれて、「いやもう何しても怪しいから大丈夫!」と自信満々に答えておりました。

・そんな涼サテュロス、大劇場が終わって東京公演の稽古がはじまったとき、自分の稽古場姿をみて、「こんなものを大劇場で一ヶ月以上やっていたのか」と愕然としたそうな。

・そんなサテュロス三人組を涼さん曰く「(お芝居の三姉妹に対抗して)美人三姉妹」なんだとか(ナウオンでも言っていましたな)。「お茶会で美人三姉妹って言うなよ」と真飛さんに釘を刺されていた話をイキイキとしておりました(笑)。

・司会の人に、やりすぎなぐらい裾、翻していますね、とツッコまれて(やっぱり皆思うんだな)、「宝塚ではやりすぎるぐらいがいいんです!」と断言。か、確信犯!(笑)。でもその一言に涼紫央の男役が集約されていると思う。

・質問コーナーで、トウコさんPBのアイスの棒の謎が判明。涼さん、アイスはあんまり得意じゃないんだとか。で、編集のおねえさんに頼み込んで、自分のアイスだけ小さく切っておいてもらっていたら一人先に溶けちゃったんとか(笑)。むっさんの虫歯説もあながちまちがいでも(いや違うし)。

・もひとつ、質問コーナーで嫌いな食べ物は?と聞かれて「味噌汁がダメなんです」……会場が微妙に揺れました。どうしよう、きっと涼さん(業界のプリンス)は家庭の味を知らないんだわ!(はいはい)。

・さらに質問コーナーで「最近つかっている(自分を称しての)"TOI"はどういう意味なんですか?」と。新聞連載も「Toi'sエステティーク」ですし。イニシャルではないなぁと思っていたら、涼さんが子供の頃自分の事を「とよちゃん」と言えなくて「といちゃん」と言っていたところから来ているんだとか。で、先日そんなコドモの頃に自分の声を録音したテープが出てきて、一生懸命「といちゃん、といちゃん」と言っているのを聞いて「その頃の自分がいとおしくなってしまって」……な、なんていとおしいんだ(ざっぱーん)(何の音?)「あ、今度(お茶会で)それ聞かせましょうかね?」聞かせてくれ(素)。

・ケロさんイイ話。李補国と組んでいる陳玄礼さん、ひいては汐美さんの思い出という事で、星組こられてから、絡んだお芝居をすることが多かった。で、組替え決定後、星組を観にきたケロちゃんは、次の公演で絡んでお芝居するから、と(その時もう配役は決まっていたらしい)楽屋の涼さんの化粧前にわざわざ挨拶にきてくれたんだとか。「本来なら私から行かなくちゃいけないようなことなのに」。い、いい人だ。
 6学年も離れているのに、冗談で「お兄ちゃん」と呼べるような親しい関係でした、と(イイ話や)。

・恒例となりました(涼さんの)撮影大会。割とすごい企画だと思うのですが、そんなに混乱しないのは客層の関係かなぁと。わたくしもこの日のためにメモリーカードを増強して臨みましたよ(笑)。でもちょっとマンネリ化というか、わりとポーズにバリエーションが無くなってきたなぁと感じました。(司会の人も撮影しているファンに向かって「色々注文出していいんですよー」というものの、皆「とよこちゃんこっち向いてー」ぐらいしか言わない)。という訳で次回からは是非小道具の導入を検討していただきたいんですが!帽子とかサングラスとかステッキとか乗馬鞭とか(ここで言ってどうする)(帰りに気付いてアンケートに書いてくれば良かったと心底後悔)((つうかそのセレクトは)。ちなみに私はロングコートを導入していただいて、ひたすら裾捌きをしていただきたいと思います。

・年末ジャンボが当たったらどうしますか?との司会の人の質問に、「どうしましょうかね(会場のテーブルを指しつつ)このケーキがディナーになったりして」えー?最初からワシらにおごってくれるつもりなのー!お金持ちはいいわぁ!(笑)つうかそれもうお茶会じゃなくてディナーショーだから!

・ファンからのプレゼントはあにやのはいんどまーちばっく。このブランドでは持ち込み写真でバックが作れるんですよ、半年ぐらいかかるんですよーと司会の人が言ったら「じゃあ、皆さん私の写真でつくりますか?」「いや、そんな事やったら本当にやるひとがいますから!」と慌てて止める司会さん。いやその前に肖像権でひっかかるんじゃないか?(笑)

・もうひとつのプレゼントが「Rボード」だったんですね。うわー、これ初めて見たすごーい!どうしよう!こんなの使われたらすごい仕事できる男みたいじゃないか!(そうか?)これでメール不精を解消、だそうです。
 というか私たち、最初「iボード」って聞こえちゃって「ええ!今時iボード?」「つうかもう売ってないよ!」「そんなの涼さん(業界のプリンス)じゃないやい!」と思いっきりツッコみつつ且つ萎えたんですが(萎えるな)、聞き違いで良かったです。

・バウへの抱負で、「新公を卒業してから、また主演できる喜び」を熱く語っておりました。ファンの人へ感謝しつつ、それを聞きつつ皆で「おめでとうー」な気分になって。で、「更に幸せな事に今回公演中に誕生日なんですよ!」おお、それはめでたい「でも休演日だったんですよね」おお、ちゃんと自分で落としている(笑)。

・涼さんはむちゃくちゃマシンガンで、お茶会もトークライブなんですが、長いは長いなりで、ちゃんとオチををつけているなぁと思いました(素)。


 これぐらいかなぁ……本当にイイ人で、どこまでもタカラジェンヌで、すずみんメイトだろうがとよこメイトだろうが涼さんメイトだろうが(笑)行って損はないと思いますよー。ホント素敵、あのひとステキ。
 次回もどこともかぶりませんように。


2004年12月09日(木)
ボロが出てても心は錦(しまって!)


 ……ダメじゃん。

 突然ですがこんなことを始めてみました。
 六実のチェキ日記きどり
 (……カメラつき携帯がよっぽど楽しいらしい)(実はかおりちゃんちのおたま日記がうらやましかったらしい)(でもきっとかおりちゃんちと違って、リアル生活の乏しさを赤裸々にしてしまいそうな気もしているらしい)
 ま、どうせすぐに飽きますから!


[北の国から2004冬]

 宿題に答えます。
 星娘で「花のくノ一組」ピッタリ配役は無理です(バッサリ)。何故なら彼女らは結構な萌えキャラであるにも関わらず、本編ではまったくキャラが立っていなかったからです(毎回出てもいなかったしな)(つうか何具体的に語っているんですか)。コスチューム判定だけでよければ変身前の忍び装束(でもミニスカ)をひかちゃんに、変身後バトルスーツ(メットは外してください)をかのちかでお願いします(だからどうしてそう具体的に)。とりあえずそれ以外ならニンジャホワイト鶴姫にふあり、ジュニア様におかっちぐらいでしたらすぐに答えられます(答えなくていい)。すみません、オタクで。
 というかここ(戦隊)からこっち(宝塚)に来た事の方がよっぽど時空を越えているわな……。

 参考画像をさがそうとぐぐっていたら、特撮系SSサイトをみつけてしまいました(笑)。うわー(嬉)。




2004年12月08日(水)
ホームページ、ホスピタル、ヒューレットパッカード


[伝書鳩返し]

・「太真」の点を取ったら……は博多の時からずっと思っていたんですが「いや誰でも思いつくしベタだし」と思って黙っていたネタです。意外に受けたようで嬉しいです。

・ようこそ天文部へ!(でも何もしない)(笑)。
 私も今回はショーでも芝居でもケロ×しぃだと思っています。いいコンビだ(素)。博多から始まっていたという楊国忠の黒点発動が東宝から(ムラ楽近くから?)、始まったというのはかの太陽と地球との距離から生まれる時差、という解釈でどうでしょうか?(聞かれても)(笑)

・本当に我々以外には需要がないと思っていた天文部のバナー、その後使い道は見つかりましたでしょうか?(笑)、貼るも煮るも焼くも冬のファッションマストアイテムにするも(どうやって)お好きにどうぞ。結果報告お待ちしております。

・祝!涼堕ち!(喜)仲間が増えて嬉しいです。『涼さん+詰襟+高音ボイス』て!いや、堕ちる時は突然に何の脈絡もなく堕ちるものですなぁ(人の事言えないから君)。というかそのグラビアアイドルが誰なのだか気になります。

・「美しき日々」の話に反応ありがとうございます。そして「タカラヅカファンはヨン様にははまらない」の貴重な学説(違)まで(マコツバ氏のイベントで冬ソナ主題歌を歌おうとしたら反応皆無だったと、教えてもらいました)。一概には言えないですが、確かに我々は、いや少なくとも私も「人畜無害な微笑み」より「振り回されたい」と思っているのかもしれませんなぁ(すごい説得力だ)(愛の鎖に繋がれている人だしな)。

・キャラメルに行くロムっ娘もいますよーと、挙手をいただきました。「SKIP」の感想はほぼ書いた通りなのですが、補足として舞台美術が素敵でした。あの螺旋階段は、原作本の表紙のイラストのイメージとぴったり。その辺りも原作に忠実だなぁと思いました。
「ヅカファンから見た他の劇団の感想にすごく興味がある」との事ですが、どちらかと言えば、私はキャラメルみたいな小劇場系を見ていた立場から、時空を越えて(笑)こっち(宝塚)に来たので、小劇場のお芝居を見るときはヅカファンの立場は全然関係なくなっているように思えます。

・わざわざテラリウムの方から涼茶感想をくれたそこのアナタ!(肩組み)(離れなさい)同志歓迎。
 ちなみに私、同行のクマコさんに「KIMI、人と違うところに(業界のプリンスドリームを抱けるところに)反応しすぎ(ウンザリ)」と窘められたのですが(笑)、いやあの会場でそう震えているのは私だけじゃなかったんだと大変心強いです(ガッツポーズ)。わざわざ言い残してくれたので、秩父茶報告をお待ちしております(喰らいつき)。


 いつもかまっていただいて、ホントありがとうございます。
 それでは今年も恒例(いや去年からじゃん)の歳末顧客調査をさせていただきたいと思います。
 ★ナパームスクエア歳末顧客調査2004

 今回は完全無記名です。逆を言うと何もお礼は出せませんが、お気軽にご回答いただければと思います。
 期限は来週の12/17(金)まで。
 すべて必須回答ではないので、一部でもご回答いただければ幸いです。

 【問1、問2補足説明】
 今回の調査の目的は客層調査です。最近、意外な方面からの反応をいただくことも多くて、じゃあ実際どうよ?という事で。あえて一人に絞っていただくのは、複数名回答いただくと、焦点がぼやけるとわかったからです(笑)。
 【問3、問4補足説明】
 完全に私の趣味(趣味?)です。私、お茶会のお土産見るの好きなんですよ。たまにヤフオクで検索かけては「へーこんなのが」と楽しむんです(変ですか?)(変ですよ)。ちなみに私が現在愛用のお茶会グッズは夢輝さんとこの青いマグカップと、涼さんところの金属製のキーホルダーです(聞かれてない)。



 なんだかんだで師走だなぁと思う今日この頃です。



2004年12月07日(火)
ショウマストゴーオン


 とりあえず、大真くんはじめ星組84期の皆さん新公卒業おめでとうございます。
 そして私も新公はこれで卒業です。いやだってむっさん98年入社だしな!(笑)
 これで新公の度に休めるかどうかやきもきすることがなくなるのかと思うと心底嬉しいです(そこかよ)。実は大真担になった時、一番愕然としたのは「これから新公の度に休まなくちゃいけないんだ(いつだって休みはトラブルと背中合わせな仕事の人)」という事でした(いや、そんな思いまでして観なくていいから)(ごもっともだ)。

 
 仕事の関係で新公は途中からしか見られませんでした。
 よりによって最後にとも思いましたし、でも逆に今までよく観れてこれたなと思います(割と真顔で)。
 どちらかと言えば、観れないかもしれない可能性が高かったので、もう観れただけでも十分です、大真くんの最後の晴れ舞台を観れただけでも十分です、とピュアコメントだけを残して〆ておきます。
 途中からしか観ていないのにあれこれマシンガるのもどうかと思いますしね。
 では。























[以下、深夜放送でお届けいたします(訳:なんだよ!やっぱり黙っていられないんじゃん!)]

 本当に途中からしか観ていない人なんだということを(そして黙っていられないかわいそうな人なんだということを)、予めお断りしておきます。


[ふたつの一代記:大真安禄山伝]

 いやぁ、びっくりした、あそこまで「賤」を全面に出してくるとは。
 というわけで、私の見立てでは大真安禄山は本当に「雑胡」と蔑称されるにふさわしい安禄山でした。力はあっても、その生まれの為に権力者のご機嫌取りや媚びへつらいで取り入ることしかできない、哀しい漢。自分を「雑胡」と称するのが謙遜ではなく事実であり、権力者へのご機嫌取りに他ならない漢。一番象徴的だったのが、麻尋しゅん君の皇甫惟明と対立するところなんですが、最初、胡族に対して強硬手段を取れと訴える皇甫惟明のところへ、「何を言うぞ」とばかりに自信ありげに出てくる安禄山。この時点では皇帝の「お気に入り」の自分なら、皇甫惟明の意見を退けさせるだけの力があると思っている。ところが言い争ううちに、私には大真安禄山が麻尋皇甫惟明の「貴」に圧されているように見えてきたんですよ。ここの麻尋君の「貴さ」も半端じゃないんですが、「貴」であるが故のゆるぎない自信、正道にして王道であるという自信、それは「賤」である大真安禄山にはないもの。いや、ぶっちゃけ私ここ大真くんしか観ていないんですが(ぶっちゃけなくても皆知っている)、オペラの外側から麻尋君のイキオイが来ていたもんなぁ……。余談ながら皇甫惟明さんは「貴族」なんだそうです(先日の涼茶で初めて知りました)。正直、涼・真飛・麻尋ときたら、麻尋君の皇甫惟明が一番高かったと思います(ええ?)。
 そんな「賤」な大真安禄山なので、自然と玄宗皇帝との関係が異なってきていたと思います。本公だと玄宗は安禄山に「愛いやつめ」で、安史の変で「飼い犬に手を噛まれたー!」なんですが、新公だと玄宗は「雑胡」とへりくだる安禄山を「雑胡」としか見ていないように思えました。貴妃が襲われかけたところで、陳玄礼と李補国に「安禄山に謀反の疑い」と言われての「まさか」が、「雑胡であるあいつにそんな事できまい」という蔑視に見えたんです。安史の変も「所詮は雑胡か、信用するものではないな」という感じに。本人達がどう意図をしているかわからないんですが、これはれおんの持つそれこそ「正道」な部分、そして「若さ」が影響しているのかなぁとも思います。
 比べるのは仕方ないですよねよ前置きをして、トウコさんの安禄山は宝塚らしいハッタリとか歌舞伎的な要素が上手く効いて、いい色悪になっていると思ったのですが、大真くんにはそういうハッタリが弱い、けれども弱い分だけ安禄山という人物像が出てきたと思います(贔屓目)。……言ってもしょうがない事なんですが、多分、最初から観ていたらちゃんと私の中では安禄山という人物が繋がったと思います。一本書ける勢いで(えー)。なんというか、ある時代の野望を持った男の立志伝に見えたというか……ああ、ダメだ、考えるとチョーくやしー!(はいはい)。
 こんなワタクシが一番ときめいた、思わず「うはぁ!」と声を出してしまった所は、意外にも最後の高笑いでなく(……)、鳥を殺すところです。トウコさんの場合は威嚇というか「何をするかわからない男」「異文化の男」という印象を受けたのですが、大真くんの場合は「何をするのかわかっている男」「その男、狂暴につき」なんです。アレはミスだったのかわからないんですが、トウコさんがやるときは籠に刀を刺す→抜く→鳥がぱたりと落ちる、なんですが、大真くんがやったら籠に刺した瞬間からばたっと落ちたんです。で、大真安禄山はそれをじぃっと見つめていたんですよ、まるで鳥の血があふれ出たのを楽しんでいるように。その間がなんとも怖い。私にはその血が見えた。ひぃ!貞操じゃないです、命の危機ですよ、楊貴妃ちゃんニーゲーテー!(恐慌)……ちなみに大真安禄山がバックから(バック言うな)貴妃を襲うのもまた「賤」であると思います。
 そんな「賤」であった男が昇りに昇りつめてついに反旗を翻す。その瞬間が正に栄光、安禄山の絶頂、そしてその後にはこの男にもまた破滅が待っているのだと、そんなことまで思わせられました。「賤」であるが故に、帝王の器ではない。だからこそ、玉座を手に入れたその時ではなく、この反乱の時こそが、安禄山の人生の頂点だった……。
 と、これだけ熱く語りつつも、またしても「むっさん鶴美舞夕君をピン撮っていて大真くんの出に気付かなかった」をやってしまいました(爆笑)(詳しくは1914の新公感想を探してみてください)。すみません、反省して再び大真当番に戻ります(いや、君、担でも当番でも何も変わらないやん)。
 そう言えば、大真安禄山が鶴美舞夕君の李亀年に「お妃さまとふたりで」と妙に絡んでいたのが面白かった、いや、オペラに同時に入ってきて嬉しかったです。で、原作だか他の本だか忘れたんですが、玄宗皇帝を長安から追い出して入城した安禄山が、玄宗お抱えの梨園の楽団に自分の為に演奏するよう命じたら、誰も曲を奏でなかったっていうエピソードがあるんです。それがこの2人で、すごいわかりやすく想像できたんです。うまくいえないなぁ……大真くんの安禄山にはそういう「いやしさ」があって、それが私的にはすごく納得できる流れだったんです。
 というわけで「梨園」という言葉は玄宗皇帝が梨の植えてある庭園で、楽師たちに手ほどきをしたという故事から生まれた言葉なんです、という何の役にも立たないトリビアを残して撤収します。話が大分飛んでしまってすみません。

 あ、あとね(まだ言うか)、最後の挨拶のところ、なんだか落ち着きなく、きょろきょろとしていた。息をふうっとはいたりなんだり……私にはそれが泣くのを我慢しているように見えたんですが?(えー?)ああいう風にして、涙を押さえ込もうとすることが私にもあります。


[ふたつの一代記:ヒヅキ楊貴妃伝]

 一番ビックリしたのが、「愛の広場」が全然違和感なくきけてしまったことです。すごい可愛かった、いっそいじらしかった。ああー、檀ちゃんがやるとどうしても円熟ゆえの「媚」が出てくるから、あそこは苦しいんだなぁと気付きました(それはそれで楊貴妃だとは思いますが)。
 ちょっと誤解を招くかもしれないんですが、本公の檀ちゃんの楊貴妃を私は「後宮に入ってから玄宗の愛なしには生きられない人形になってしまった」んだと思ってます。人形っていうと表現が悪いんですが、檀楊貴妃は終末に向ってどんどん「ひとにあらずもの」になっていくような、透明感。それゆえに最後の天女姿はすわ「神!」とまで思える、ほんとうにありがたい(手合わせ)……まあこれは後でちゃんと言葉にします。で、新公のヒヅキは最後まで「玄宗皇帝がダイスキな女の子」だったなぁと。最後の天女の場面は、そうやって一生懸命がんばってきた女の子を神様が哀れんで空にあげて(星座にするように)、神にしてくれた。そういう感じがするんです。そう言った意味で、「ひとりの女性の生き様」として、違和感なかった気がします。



 とりあえずこれだけ(全然これだけじゃない)。
 なんでこんなに必死かと言うと、私、人の感想を読むと影響されちゃったり言えなくなっちゃったりすることがままあるんですよ(笑)。今回は特に全部観たわけじゃないですからね、だから余計にそうなっちゃうかな、と。それでもやっぱり自分の言葉で残しておきたかったんです。いやつうか正直に言え、好きだからだよ、好きじゃなくちゃこんなに時間潰してしゃべったりしないもんもうウザいからむっさんあっちいってつうか寝ろ。







 伝書鳩返しも涼茶報告もちゃんと後でやりますので。


2004年12月05日(日)
それはスタッカートのように


 日比谷密着16時15分(ええ?)。
 いいインターネットカフェを見つけました。ただいま携帯の機種変待ちと涼茶までの時間つぶし(笑)。
 そんな訳で、ついにむっさんの携帯にもカメラがつきました。そしてFOMAです。キャラ電やりたい(誰とだよ)。ちなみにわたくし、携帯はピンクと決めております(聞かれてない)。
 結局若者割引(ギリギリセーフ)とポイントでタダで交換できてしまいました(事務手数料だけは別なのね)。901シリーズが出てきたので値段が下がっているのもあるのですが、ポイントが一万以上たまっていたのもびっくりです。



 JCB貸切を見てきました。
 本日の組長アドリブ
「俺な、昨日甲板で本読んでたんねん、で昨夜みたいな風が吹いて本が海に飛ばされて沈んでしまったねん、ブック、ブック、ブックって……」
 いくつか組長アドリブ報いただいているので、そのうちまとめようかと思います(笑)。
 あと、例のスパニッシュの掛け声は普通に「J」「C」「B」で、ワタさんが最後に「JCB」(いや普通て)。


[天文部]

 天文部に微妙に反応があって嬉しいです。俺たちだけじゃなかったよ!(ガッツポーズ)。じゃ、黒点観測オフでやりますか!(うそですそんな度胸ありません)、でも同じ劇場で同じ天体を見守っているのが自分だけじゃないというのは、心強いものですよ。
 遅れましたが、「太陽の黒点」はLemon Peelさんちの登録商標です。すばらしい観察記録を記されてます(目ウロコ5枚)。

 とりあえず、自分の観察記録を。
 で、やっぱり私の中から楊国忠と陳玄礼ラインが消えません。
 多分きっと最初に楊国忠は陳玄礼にいろいろ指南されたのではないかと。
「宮廷の右も左もわからぬ田舎者ですが」で、
「わたくしのような軽輩でよければ」と。
 で、きっと陳玄礼は「宮廷ではむやみに笑ってはなりません」とか「あなた様の目でご覧ください、それがあなた様の糧となるでしょう」とか「それから机の上にイルカを並べてもいけません」(ええ?)ばかりに、楊国忠を指南?示唆?していったのではないかと。楊国忠の才能を見抜いて。それを受けて楊国忠は宴の場面で含み笑いをしたりじぃっと何かを見据えている表情になっているのじゃないかと(またしても力技よりきり)。
 あと、ちょっと思ったのが、楊貴妃が梅妃にちくちくやられていても、あんまり反応を示さないんですよ。三姉妹がキーッ!ってなっているにもかかわらず。楊国忠は最初は楊貴妃を利用してのし上がることを考えていなかったんじゃないかしら?と思ったんです。たまたま従兄弟と同じ職場になっただけというか、それをその後に陳玄礼に示唆されて、楊貴妃を利用してのし上がることも可能だと気づかされる……。あの幕前の陳玄礼が私には楊国忠の先生に見えるんですよ、「せんせー!安禄山君が悪いことしそうなので、窓際の席に席がえさせました!」「はいよくできました陳玄礼君、でもよくみてごらん、皇甫惟明君が教卓の陰で早弁していますよ?」……だめだ、どうして私が考えると(そしてたとえると)こうバカっぽくなるんだ(素)。たとえはかなり脱線しているのですが、今のところ(強調)の私の判定ではそんな感じです。
 天体観測終了。

 ついでに立樹さん話なんですが、ショーのセーラーさんの場面。誰が見ても「ひとりだけ歳いってますやん!(でもかわいいですやん!)(でも声変わりしちゃってますやん!)」と思うに違いないと思うのですが、私の中では「セーラーなしぃちゃんは本当は真飛一等航海士同様に、上にあがるチャンスも力もあったんだけれど、セーラーとして果たさなくてはいけない仕事があるので、今でもあえてセーラーのまま」という説です。ちなみにお仕事は豪華客船のオプションとして常に併走(?)しているイルカさんの飼育調教です。毎日2時にはセーラー立樹の笛に合わせてイルカがショーを見せてくれます。そんなセーラー立樹には丘に残してきた一重(イルカって一重なんですよ!@しぃまとそれどう)の彼女がいるんですな(おしまい)(終わってくれ)。


[大真当番前髪成長日誌]

 おじさま青の洞窟もスパニッシュもフィナーレの燕尾もまあ、許容範囲かと思うのですが、スパニッシュがどうしても仲村トオルにしか見えません。だれか助けてください(涙)。

 ふと思ったのですが、これでもかっていうぐらい、あざとく裾を手に翻すのが涼サテュロスなんですが、大真サテュロスはそれやらないですよね(本当に動くとき以外は)。まあ、それは涼さんだからで済む話なんですが、手で裾をあざとく翻すのが涼サテュロスなのに対して、大真サテュロスは足で裾を翻すというか捌く感じなんですよ。布地を蹴るというか、でもそれをものともしないというか。
 いや、単純に涼サテュロスと大真サテュロスの違いは性別なんだと思うんですけれどね。
 大真サテュロス、時々すごいびっくりするぐらい男の顔になります(え?)。




 多分今日は帰ってから追記はしないと思います。
 職場が変わり、始業時間が30分早くなっただけで、結構身体にこたえています(よぼよぼ)。職場に慣れていないせいもあるんですけれどね(六実さんは人見知りはしませんが順応力は思いっきり低いです)。しばらく平日はマシンガン自粛しなくちゃなぁと思う今日この頃です。……「思う」だけになるのに5000マシンガン(謎)。

 じゃ、行ってきます。




2004年12月04日(土)
喜怒哀楽、まんなか二つは一緒。


 演劇集団キャラメルボックス「SKIP」を観てきました。
 いやキャラメル観るのも久しぶりなら、サンシャイン行くのも久しぶり。
 どれぐらい久しぶりかというと
 ・確か最後に観たのはカレッジの再演
 ・今日観たら知っている役者が5人ぐらいしかでていなかった
 ・初演と勘違いして再演版「俺たちは志士じゃない」のDVDを衝動買いしてしまった(出てる人違うのに)(というか私この再演観に行っているはずだよなぁ)(記憶にない)。


[一部にしか伝わらないキャラメルトーク]

 今回はどちらかというと、原作ファンなスタンスで観にいったんですが、うわ、よく舞台化したなぁと素直に感心したのが一番の感想です。一人称語りの原作を、ほぼそのまま舞台に上げた感じ。ほぼ原作通りの台詞、そして原作のト書き(地の文)も役者が語る台詞になっている。でも朗読劇ではないんです。17歳の心が飛んできてしまった40代の真理子を二人の役者(17歳の外見と40代の外見)が演じるという事で、ああ17歳の真理子はスカーレット2みたいなもん?と思っていたら、この2人で「17歳の心が飛んできてしまった40代の真理子」を代わる代わる入れ違いに演じる。てっきり目覚めたところから入れ替わるのかなぁと思ったら、鏡を介して二人が入れ替わるのも面白かったし、不思議なことに、観ていると本当に同じ人物に見えてくるんですよ。いやぁ、よかった。

 でも小説が舞台にあがる限界は確かにあったなぁと思います。常々、ワタクシ、どうして舞台にあげるのか、他の表現方法ではなく、何をもって舞台という表現方法を選ぶのか、という事を考えているのですが(ウザ)、その答えが少し見えてきた気がしました。えっとわかりやすく言うと、宝塚のいくつかの舞台に「これ、脚本読めば(ひいては小説として読めば)十分なんじゃない?」と思い始めたことが発端なのですが。
 舞台にあげる、というのは実体化させることに他ならないのかなぁと思いました。例えば今回の場合、一ノ瀬先生の授業とかは実体化したおかげですごいリアルでいきいきとしていた。けれども担任クラスの生徒のそれぞれのエピソードは、実体化されたが故に、物足りなくなっていました。役者というかたちを借りて舞台に実体、というか存在したとき、原作の文章だとすらっと読み解ける部分が、イチイチ重みがついている感じ。原作では一ノ瀬先生のクラスの生徒たちのエピソードとして淡々と語られているのが、実体化したがゆえにエピソードの独立性が強くなった、で結果として舞台の流れが少し散漫になったかなぁ、と。あとはテンポが舞台のほうがどうしても速くなっちゃうから、そうしたエピソードがどんどん流れていったというか。原作から割愛された部分もあるせいだとは思うのですが。
 逆に実体化された事で、今まで気付かなかった事に気付かされたこともあります。やっぱり読むのと聞くのは違います。真理子が「今の私には残酷だ」という言葉の数々が、本を読んでいた時以上にずっしりときた。舞台にあがる、実体化することで感情移入しやすいのかもしれません。
 ちょっと惜しかったのは、小説の冒頭にある17歳の一ノ瀬真理子の時代が省略、かつ流されちゃった事かなぁと。折に触れて本来の17歳を回顧したり髣髴させたりとする、そのリンクがすごくせつないのですが、それが冒頭でバーっとながれちゃった感じ。惜しい。というか17歳の池ちゃんのイメージが私的にはちょっと……。

 ウザくてホントすみません。いや、でもきっと観た人いないと思うし!伝わらないと思うし!(逃げたな)。 一長一短、って簡単な言葉ではすまないのですが、舞台は舞台でいい舞台でした。
 とりあえず、もしご覧になった方がいて、原作未読でしたら、力いっぱい読まれることをオススメしておきます。


[お口直しトーク]

 ヨン様も韓流もまったく興味のないわたくしなのですが、今NHKでやっている「美しき日々」を流し見するたびに、このお金持ち御曹司のお兄さん(役名知らない)の行動がすべて涼さん(業界のプリンス)に置換できてしかたないんですが!(いや、そう言われても)。話とか全然知らないんですが(ダメじゃん)、いまいち登場人物の関係もつかめていないんですが、やることなすことすべて涼さん(業界のプリンス)にやらせたい、いや、やってそう(言いがかり)。萌えます(うわ)。

 お口直しでもなんでもないや(素)。


 伝書鳩返しはまたのちほど。



BACK  INDEX   NEXT