日常喜劇

2004年08月31日(火) ハラ具合、と。


先週からずっとおなかが痛くて困っていた。
初日が一番痛くて、今では小康状態なんだけど、それでも
充分痛い。一番最初に痛かった時が「ふと目がうつろになって
虚空を見上げて汗が出てきそうなくらい痛い」レベルだと
すると、今の痛さは「よく、お腹が痛い人がうずくまって
お腹をかかえる描写があるけど、この状態でうずくまっても
腹を圧迫するだけなんじゃないだろうか、アホらしい」と
感じて敢えて立ったまま、というレベル(よく解らん)。
ともかく痛い。日々ランダムに不意打ちでやってくる
痛さはダンジョントラップにも似た脅威がある。
今日はたまたま自由に出来る時間があったので、ホントは
そんなことには使いたくないんだけど病院に行ってきた。
電車で一駅移動した地元の病院へ行ったのだが、猛暑が
ぶり返した今日。日差しが強く、暑い中改札を出て階段を
降りたらなんと目の前にN〇Kのアイドルどーも君が…!
一瞬我が目を疑い茫然とし、それが本物のどーも君の後姿だと
気付くや本気で飛びつこうかと思いました。だってにゃん〇げ
以降、気ぐるみには抱きついていい法則がある気がする!
ともかくどーも君!私は君が大好きだ〜〜〜!(>□<)
久々に本気で深く激しく感動しました。どーも君が渋谷に出現する
ならそれは別に珍しくないんだけど、こんな田舎の駅前に立ってる
ってスゴイ奇跡、密が都筑に出会えた運命に匹敵するミラクル…!
しばらくどーも君の周りをふらふらしてみたんだけど、どうやら
売れっ子の彼は撮影中らしい。向こうからスタッフに「どーも、
動いて〜」とか言われて手足を動かしてる様はまさに
ハナヂものでした。ううう…なんてプリチー(>。;<)
マジで握手とサイン欲しかったけど、撮影長引きそうなので
諦めて病院行きました。…それにしてもさすが田舎の駅。
テレビの撮影が来てても人自体が少ないから誰も見てないや。
どーも君はおいといてハライタ。
自分で考えてたほどどーでもいい病気じゃなかったらしく、
触診されるわレントゲン撮られるわ点滴打たれるわしこたま
薬を出されるわで、しっかり病人扱いされてしまった。
でもま、これで早く治ってくれればいいや。
薬といえばもらったものを全部飲んだことがない私だが、
5日分くらいならちゃんと飲んでやろうと珍しく協力的(何様)
幼い頃は「おいしいものが食べられなくなったら私生きていけない」
と、半ば本気で食い気に対して心配していたが、最近ようやく
大人になった。食に対してそこまで人生の占有権は持たなく
なったけど、それなりに人生を彩ってくれてる食欲が
湧かないとそれなりに楽しくない。早く治ってくれ。



2004年08月30日(月) アキバオフ


三千世界ネタで知り合った痂さんとアキバでオフしてきた。
一度3月の津守オンリーで会ってて、オフしようと約束はして
いたんだけど、私が伸ばしまくっててようやくの今日。
あいにくの雨だったけどオフ自体は楽しいものでしたv
雨降るアキバの改札口で待ち合わせ…しかし今日も日曜だからか
人が多い。よく考えたら私は痂さんの容姿がよく解っていなかった。
だって以前オンリーで会った時の痂さんはニコルのコスプレ
していたからだ。金髪長髪と白のケープ、青のカラコン。
初対面でそれじゃ、いくら私が人の顔覚えないのに自信が
あっても二度目に会って判別出来るはずもない。
改札で慌てて容姿に関するメールを打っていると、一足先に
向こうからメールが届いた。それで、無事接触成功。
つか痂さん、めちゃ可愛い…!
なんなのその玉の肌は?! 小作りの愛らしい顔は!
細い繊細な指は!! 本物の青森美人がここに…!
すっかり有頂天になってしまい、その後ファーストフードで
話した時には会って二度目という日の浅さも忘れて
馴れ馴れしくしてしまった。こうして実物をまじまじ見る
のは初めてだけれど、ネット上では良く会っている。
痂さんは、私が男なら即告りたいその可愛らしい容姿でも
しかし話題は変態だった。しかも熱く面白い。
へたれ受はへたれなほど可愛いとか総受がいいとか
ニコル受サイトが増えないとか原作単行本がいつ発売とか。
ヲタトーク満開とても楽しかったですv
そして次、愛らしい痂さんのリクでドール専門店へ。
私はそういう工作系がまるで苦手なので知らない世界
だったんだけど、そのドール専門店、凄い世界でした!
体のパーツもいっぱい、頭もいっぱい、小物もいっぱい、
人形とえばリカちゃんやバービーしか知らなかったので、
人形の目の部分を刳りぬいて自分で眼球嵌め込む技術とか
1/6スケールの大きな人形とか、ただただ驚くばかり。
しかもけっこう客多いし…!(そこが一番驚き)
痂さんはニコルの人形が作りたいんだそうな。
凄いなぁ、私いくら好きでも密の人形なんて要らんぞ。
元のボディパーツも「繊細な美少年用」とかちゃんと
キャラ用途が書いてあっておかしい限り。女性キャラは
巨乳の中でも爆乳とか超乳とか、よく解らない乳への
こだわりで分けられてて、その熱意には頭が下がるばかりだ。
ドール専門店を楽しく過ごした後、カラオケに行った。
前々から二人して「三千世界カラオケをしよう!」と
盛り上がってたのだ。痂さんがわざわざネットで調べて
きてくれたので、地図を辿ってカラオケへ。割引券まで
プリントアウトしてきてくれたので、メニューがどれでも
一品タダというありがたい特典にありつけました。
カラオケはまぁ、三千世界ならそれ用の歌があるので
お互いのポリシーをもって大いに盛り上がりました。
「よく解らないけどホモっぽいの歌っていいですか?」とか、
一度方向性を決めると曲げたくないのでひたすらホモソング
(に出来そうな)歌に終始。痂さんはインディーズバンドが
お好きらしくて、私が全く知らない歌ばかり歌っていたけど、
さすがインディーズというか歌詞の激しいものが多くて
大変たのしゅうございました。カラオケの後は、自然と
解散方向へ。数時間しか話さなかったけど、お互いに他人に
対するスタンスが似てるのが解ったので、暇乞いせずとも
自然と別れられる良い関係になれそうでした。
いや〜面白かった、また三千世界ソング仕入れなきゃ(笑)



2004年08月28日(土) 巽に関する凄い疑惑


番外編とはいえ久々に作者様の作品を見れたので、
番外編とはいえ作品について語り合ってみた。
番外編とはいえ巽がけっこう出張ってたので巽話を。
番外編とはいえ巽の私生活がちょろりと見えて、
番外編とはいえ(←クドイよ)面白かった。
巽、マンション住いじゃなかったね…!
意外に和装にこだわってます。あの分だと家の掃除は
ホウキとハタキで水は井戸水、米は釜で炊いてそう。
それはそれで趣深くて良し。しかし割烹着が良かったなぁ。
それにしても巽、都筑より後に生まれたなら、あの年に
なったのは戦中ってカンジがしていた。しかし母はなんだか
十二単を着ていた気がする。対して巽少年はワイシャツ。
時代がいつなんだかサッパリわからない。
そもそも巽のプロフィールだけ、生年が記してないのが
解らない。生年を明かさないことにどんな大きな意味が
あるのか解らないのだ。なぜなにどういうこと?
そして導き出された結論は、
巽は幻想界の住人なんじゃなかろうか説
なぜかといえば、生年が明かせないのは人間じゃないから。
そう考えれば影使という、彼しか使えない技が使えるのも
おかしくないし、母と自分のカッコのギャップが激しいのも
頷ける。自分が殺した何千の命とかいうくだりも、普通の
人生でそんな大量殺人は多少努力したくらいじゃムリだけど、
幻想界なら可能な気がしてきた!(笑)
もし万が一巽が式神だったとして、誰の式神かといえば当然
近衛課長。実は課長に優しいのよ巽!胃薬の時間だって
把握してるし、管理して厳しいフリしても皆が見てない場所なら
甘やかし放題。課長好みの菓子を作りたくて料理の腕を磨き、
課長以外にあげてる菓子は全部失敗作!(でもおいしい)
凄い、なんだか色々つじつまが合ってきた!(爆笑)

ってことで「巽実は式神説」どうでしょう?
(巽ファンの皆様、気を悪くされたらごめんなさい…)



2004年08月27日(金) 妖怪狂言


今日は京極夏彦原作がウリの妖怪狂言を見に行ってきた。
狂言なんて高校の芸術鑑賞以来だ。しかしあの時はあの情緒が
理解できなくて、最前列で寝こけてたっけ…。しかし今なら
多少は大人になったからちゃんと楽しめるだろう。楽しみだし。
相変わらず素晴らしい席ばかりを取ってくれる友人が、16列
中央付近の素晴らしいロケーションを入手してくれて、7時に
公演開始。まずは狂言について簡単な説明をした後、
3本立てで今日の妖怪狂言が始まった。
まずは京極さん脚本の「狐狗狸噺」。解り易い話でテンポが
軽快で、話も理解出来たし面白かった。狂言て人を笑わせて
ナンボのものなんだよね、忘れてました。
次、古典の「神鳴」。これも軽妙で話が解り易く、面白かった。
なんだ、狂言て全然面白いじゃん。邑密のデェトコースに
したくらいだ(また…)最後がまた京極さん脚本の「豆腐小僧」。
「小僧」と言いつつ妖怪の豆腐小僧を演じるのはベテラン茂山千之丞。
も〜この豆腐小僧が可愛くって!(><)ちょっと脚を広げて、
キャラの性格そのまま情けなさそうに立つ姿がマジ可愛い。
この、最後の豆腐小僧が一番面白かったです。つか本気で
可愛いぜおじいさん!(><)最後の投げキッスなんて
私のハートに直撃来ましたよ!打ち抜かれましたってホント!
そんな千之丞さん見てるうちに、様々なタイプのおじいさんが
崇め奉られて幸せな世界ファンタジー
が読みたいという欲に
駆られました。…ないかな、そんな敬老精神に溢れた世界。
それにしてもさすがだなぁ京極さん…狂言まで作ってしまうなんて。
狂言のなんたるかを解ってなければ当然書けないよね、ウケとか
オチとか見せ場とか。いやはや本当にスゴイ。
今日はたいへん感動いたしました。いやぁ、狂言ハマりそうだ。



2004年08月26日(木) YONDA


某書店キャラクター風で。
いやそんなことは置いといて。読みました皆様?! ザ花ゆめ!
何が「ザ」なんだか気になるけれど、それより何より
闇末番外編!
マイ下馬評(一人でか)では「巽編らしいから巽が一人で
母親を回想して、そこへ泣きついてきた都筑の顔の上に
母親の面影を重ねるキモいテェマだろう」と勝手に決め付けて
一人サムイボを起こしていた(ヒドイ思い込み)んだけど、
実際見たらそんなサムくもキモくもなく、巽のごく普通の
日常という、原作以外では許されないホモっ気のカケラもない
つまらないテェマに終始していて心和みました!
巽宅に食事にお呼ばれするという、巽密告白 or エロ雪崩込み
スタンダードでさえ色気の片鱗さえ見出せなかったのが嬉しい。
つか、やっぱり原作は嬉しいねぇ。一転して原作擁護派に
回りそうだよ(↑こんだけアレコレ言っといて…)
密もね、ちょろっとあちこちに出てて可愛かったの!
あんま正面切って描かれるより、画面の隅とかちっちゃな
コマにぞんざいに扱われた方がむしろあんし…いや嬉しい。
あまり中心に持ってこられると裏切られるという煮え湯を
何度飲んだか解らない身としては、密はこれくらい
テキトーでむしろオッケィ!(>▽<)b
給料日にアバウトなのも、巽の母親の形見と聞いてすぐ逃げ
出そうとするのも、密のテキトーさが垣間見れるエピソードに
むしろ癒されてるし私。そう、原作を忘れて真面目で
カタイ密ばっかり書いてたけど、実は密はこれくらいテキトーで
いいんだ!と太鼓判をもらったようでひと安心。
や〜…見て良かったよ番外編。
巽嫌いの皆様も、原作に立ち返るためにもオススメです。
そして、私みたいに原点を思い出して嬉しくなりましょう。

それにつけても「ザ」ってなんだ?
「本家花ゆめなんかメじゃないゼ」ってことか??



2004年08月24日(火) 幻水2始動


チマタでは4が発売されたらしいが、私は昨日から2をやり始めた。
だから私の中で今一番ホットな幻水は2である。昨日今日と
一日半休みがったので、ほとんどの時間をかけてゲームしていた。
1に慣れていたので、まだプレステ1のクセに2でも充分
絵が綺麗。動きが綺麗、表情がいろいろある!で早くも感動。
まだまだハードが低くても楽しめるようです。
それにしても2…やはりどこを探しても
カイ師匠が出て来ない…!(本気で号泣)
あっ、1のキャラがこんなに出てる!え、ハンナも?
タイ・ホーとヤム・クーも?カゲとかちょろっと出てるし、
うっわシーナ大人になったら顔がエロくさい!(笑)
それになんでネクロードこのエロオヤジめがまた…!(怒)
ってことで、どこを探してもカイ師匠の影すらつかめない。
ゲンカクじゃなくてカイなんじゃない?
ゲンカクと仲良かったのがカイなんじゃない?
ああっそこのおじいさん実はカイ師匠の仮の姿?!
等々、ゲームに出てくるじーさんキャラにカイ師匠の面影を
求めて三千里、ここまで来ると私の情熱もである。
幻水2、絵は綺麗だしストーリーはなかなか気合入ってる。何しろ
敵が美形だ。皇子が美形なのに部下も美形、こー、ホモじゃない
男が美男子にばっか囲まれてると逆にキモいな、皇子変態か?
そんな不思議に包まれつつ、昔なじみの顔ぶれにも段々会えて
来てるしで充分楽しんでるんだけど、カイ師匠が居ないのだけが
ものごっつ切ない…!(><)ちょっとでもカイ師匠が出てくる
なら、一つの村に一時間以上粘ってそこかしこ捜索するのに…!
だから、幻水2は、ストーリーを楽しんでわくわくするのと
カイ師匠の面影を偲んで切なくなるのが平行で行われるのだろう。
…恋愛、引きずるタイプかも私…。



2004年08月22日(日) 激動の日々千秋楽


ついに、ここ数ヶ月の激烈な仕事&遊びの日々に今日で
終止符が打たれる…!もう色々限界ですって若くないのに!
ってことで、まずは朝から仕事へ。
今日は休日なので人も少なくて伸び伸び仕事出来ました。
しかし、金曜日に昼休みも半分返上して残業した上へろへろに
なりながら仕上げた120部もの書類が手付かずのまま机の
上に乗っているのを見つけて脱力…こんな時「報われない」
という言葉の意味をかみ締めます(涙)
仕事はおおむね平穏に終わったのでそれで良し、連日の
疲れがあるからまっすぐ帰って寝ても全然OK、というか
むしろ体のために良かったのだが、今日はまた別用があった。
地元で夕飯をいっしょに食べるという約束が…!
8時に直で飲み屋で待ち合わせし、一人遅れてくるというので
先に二人で始めていた。ここの飲み屋は久々なんだけど、
大きくておいしい唐揚げと自家焙煎珈琲が売り。
唐揚げ、安いのに巨大で大きくて、先日のオフで鳩野んと
和泉ちゃんが「ナニの練成に唐揚げ3コを等価交換するネタが
あった」と言っていたが、ここン家の唐揚げ3コっつったら
馬…いえ、象並ですよ旦那、止めた方がいいって!(何を)
とりあえずその巨大さはケータイに収め、遅れてきた3人目も
交ざって唐揚げを食べた。ウマイんだけど…もたれそうだ(汗)
そういや今月始めに私誕生日だったので、遅ればせながら今日
プレゼントをもらった。折りしも愛用の日傘が壊れて困ってた
ところに可愛いベージュの日傘をプレゼントしてもらえて
ラッキーでしたvv あとシンプルなネックレス。わ〜いvv
誕生日当日の、トリビアを蹴ってまで、いやいやなのに
自ら体験しに行った放置プレイが修正体験出来るようだ(涙)
その後、駐車場まで足がないというのでアシがてらに男の子を
一人呼び出して第二回戦開始、彼が食べている間に満腹に
なったうちらは飲み物で話し相手になっていた。この店は
珈琲がおいしいのでアイスカフェオレ頼んだら、珈琲の上に
生クリームがマキグ…(え?)巻き上がっててクリームソーダ
以上のボリュームでした。ドリンクだけじゃなく、デザートまで
いっしょに食べた気分…。いいカンジに満腹になったので、
アシに駐車場まで送ってもらって(笑)ついでにカラオケも
一時間歌って1時過ぎに帰ってきた。ああもう…っ

遊び尽くしたぜこの?ヶ月間…!!!

全てクリアして感慨もひとしおだ。
と思いつつ、風呂から上がってきたら女子マラソンの行く末が
気になり、結局完走するまで見てみたので寝たのが3時近くなり、
完全オフの明日は絶対起きないという深い深い誓いを胸に
刻みながら倒れるように眠りについたのでした…。



2004年08月21日(土) 遊んで遊んで


夜から約束があったので、今日一日を使って遊ぶ予定だった
約束を朝からに移動させてもらった。ってことで、朝からやって
きました群馬県は高崎。ま、東京より近いからいいんだけどさ。
10時に待ち合わせて、タダ券をもらった水墨画の展覧会を観に。
朝イチだったので館内誰も人が居なくてゆっくり見れて
良かった。水墨画いいねぇ…日本人の魂だよ。イタリアで
ゴテゴテの装飾過多絵画を見た後遺症か、アッサリ薄味みたいな
水墨画にとことん癒されて来ました。邑密のデェトスポットにしたいv
元々小さい美術館だったので1時間ほどで見終わってしまい、今度は
駅の反対側にある姉妹館でやってるデザインについての展示を
観に行った。こちらは、さっきのクラシックな美術館とは違って
デザイン重視の外観といい、カッコいい美術館だった。そこで
キシリトールが出来るまでとか写ルンですが出来るまでとかの
デザインコンセプトを、展示を追いながら見学。なかなか面白い
試みでした。ちょうどおなかがすいたので無難なイタメシ屋へ。
そういや今日の友達は、約3年半ぶりに会った懐かしの友で、
お互いの積もる話をあれこれ出来て楽しかった。代わり映えしない
ようでも3年半も会ってなければいろいろあるしね。
近くにあったゲーセンで、四星球を持ったカリン様のぬいぐるみに
心を奪われてUFOキャッチャーにハマる。めちゃ可愛い!
でも取れなかった…UFOキャッチャー上手くなりたいな(泣)
その後、高島屋とか駅ビルとかをウィンドウショッピングして
たらたら喋って、私が次の約束があるからと5時前にお別れした。
久々に会ったけど、性格変わってない…というか楽しく会えて良かったv
さて一時間かけて家に帰ってきた後は、一休みして今度は地元の
友達とBBQの約束へ飛び出した。車で20分くらい走った所にある、
工場の敷地内でBBQしていたのへ参加、自家製のナスとピーマンと
トウモロコシ持ってったら喜ばれた。だって何も作れないし(笑)
既に始まっていて、皆いいカンジに食べていたところに連れと2人
遅れて参加、肉やら野菜やらしこたま頂きましたv あと、網の上で
飯盒で御飯炊いたりカレー作ったりしてかなり本格的なのがあって、
皆キャンプ慣れしてんなとひたすら感心。しかも男性の方が上手だし。
かなりおなかがふくれたのに、残った御飯を網の上で焼いて焼き
おにぎりを始めたらすかさず食べる。だっておいしいんだもん(><)
そのうち、元同級生がこの工場の2階にアトリエを持ってるというので
彼の作品群を見せてもらった。大きな板を碁盤の目状に区切って
あれこれ装飾していく、現代型のテキスタイルぽいアートでした。
大学は日本画やってたってのに、このアプローチは面白いなぁ。
もう一人、デザイン関係の友達が居たので、いちおデザインで
飯食ってた経歴のある私と3人でそんな話に盛り上がる。なんと彼は、
地元の美術関係をもっと充実させたいという高い理想に燃えていた。
使っていない蔵を開放してもらって、そこに定期的に美術品を
展示したり、駅に美術マップを置いたり、街並みを整備したり…
そのために町議とコネを持って働きかけていきたいとか。

なんて素晴らしい志…!

同い年なのに、地元に貢献しようとするなんてエラすぎる!
もう久し振りに本気で感動しました。なんて偉い人なんだ。
事実彼は親がこの会社の専務だし、ここは一族経営だしで、
コネは作ろうと思えば作れるのだ。そういう高い志のためなら
コネは使ってナンボだと思う、しかもこんな田舎だもの、
町議なんてコネが大きくモノを言うってものさ。
や〜私も何か貢献したいなぁと真面目に考えてしまった。
さてその頃外では花火がタケナワになっていた。
皆して「手に持つな」と書いてある大きな花火を振り回し、
ロケット花火を手元ではじけさせたりと危険極まりない。
でも参戦してきました(笑)そのうち誰かが小腹がすいたと
いって残り肉を焼き始めたので、私も再び食べ始まる…
ヤバイなぁこんな夜中に肉…(汗)
一人帰るというので、そのタイミングに乗じて私も帰らせて
もらうことにした。明日も会社だし(汗)
他の人は、2階のアトリエで寝て朝帰ると言っていたので
まだまだ盛り上がるようで、元気なことだ。しかし私も
いい加減限界、一日よく遊んだもんだと満足して帰ってきた。
さて、私は地元にどんな貢献ができるかなと考えながら
帰って来るのもなかなか楽しいものだった。



2004年08月20日(金) ホモゲー水戸○門


そういややったんだけど、連日の身を粉にするような
遊びすぎ、仕事しすぎに書き忘れていた。
ついにやったよホモゲー水戸○門。
そして、とっても面白かった!
毎度思うが、ホモ漫画ってギャグが秀逸な物が多い。
ジャンルがBLじゃなかったらもっと読みたいくらいだ。
(信じてもらえないかもしれないがBLが苦手)
そして、日本人は模倣がウマイというが、AVは特に
模倣文化が花開いていると思う。ホモゲーの水戸○門は、
その集大成といった感だった(凄い大げさ)
でも本気で面白かったからほめ過ぎではない。この話、
一言でいえば最○記キャラの当て替えで説明できる。
あ、西遊記じゃなく、○遊記のほうで(笑)

三蔵→水戸黄門
助さん→悟浄
格さん→八戒
うっかり八兵衛→悟空

傲岸不遜な金髪美少年の黄門様、別名ミト王子は
豪快でガテンでスケベな助兄ィと、おっとりにっこり
人を陥れるのが得意な格兄ィと共に旅をしている。
一方貧しい村で米一合を盗んだ八兵衛は村の男に
オイタをされた後、ミト王子と知り合って一晩
ご厄介になる。ちなみにハチは大食いでまっすぐで
紅髪ヘソ出しルックの美少年(笑)
身分を隠して知り合ったのにうっかり「國光」と
名乗ってしまった黄門様はハチに「ミッチー」呼ばわり
される。一方黄門様は兄ィ達に「ミツ」とか「ミツ君」と
呼ばれているので、だからゲームにミツバチと密壷の絵が!
と一人感動。水戸黄門でハチミツまで行き着くとは…!
あ、でも普通の水戸黄門でも八兵衛×黄門様だとハチミツ
なんだよな…えーと、今のキャストだと………
そういや今期、八兵衛が出てない…!
うわ、よく考えたら酷いな、八は立派なメインキャラなのに。
いや、そんなことより実在人物にハメるのはおいといて(汗)
ともかくホモゲー水戸黄門、黄門様ことミト王子が半ズボンで
高下駄で悪代官を足蹴にする様は見てみて爽快だった。
反論しようとした悪代官を「黙らっしゃい!」と一喝する様も
素敵、女王様で凛々しい美少年に弱いです私vvv
助さんの切り口上も「水戸の王子にして天下のプリチーベイベー」
とか、もう原作をここまでパロれる見事さにただひたすら感動。
やり終えた感想は「いや〜い〜モン見させてもろうた」
(なぜか関西弁)だった。実はこのホモゲー水戸○門、話が
ものすごく短い。30分もあれば一回終わらせられるし、慣れて
くれば全パターンを見るのに1時間もかからない。だって
選択が必要なシーンは2回だけ、悪代官も一人しか出てこない。
それでも日を変えて何回かやってみたくらいだから、相当
楽しかった。えろがじゃなく、パロのアレンジ精神が見事。
ちゃんとホモゲーらしく、随所に潜んでいるモエ要素を
うがって見るのも素敵。一応、主であるミト王子に手を出す
ことはないだろうけど、そこを妄想力で補って格×ミツとか
(でも格さん受だった…)助×八とか見てみたいvvv
とっても楽しかったから、また続き出ないかな〜〜〜vvv



2004年08月19日(木) 詰め込み二日目


ホテルから出社なのですっごい時間に余裕があって、
8時に目覚ましをかけたんだけどベッドと相性が
悪いらしく、腰が痛くて8時前に起きてしまった。
早めに身支度を整えてしまったので、少し早めに朝食へ。
パンとコーヒーの簡単なバイキングだったんだけど、
パンもドリンクも種類が豊富で美味しかったv
特にパンは10種類近くあって、とても全部は食べられない。
パイも2種類あって、一つは形からしてアップルパイ
だったんだけど、もう一つは△で中がなんだか緑っぽい。
何が入ってるのかと思って給仕のおばちゃんに
「このパイの中、何ですか?」と聞いたら、
おばちゃん初めて客に声かけられたように驚いて
「パイです」と答えて下さった。
つられて私も「そうですか」
引き下がってしまう。引いてから「オイコラ私?!」とか内心
焦ったんだけど、それより早くおばちゃんが自分のオカシさに
気付いたのか「ほうれん草です」と答えてくれた。朝だから
お互い頭の回転鈍ってるもんね(笑)
連れを一人残してホテルを出、まだ朝日の眩しい坂を登って
駅へ。職場はそこからたった3駅だったので、あっという間に
着いてしまった。…近いっていいなぁ。
仕事は、単純な打ち込みをしている間は途端に眠くなるくらい
寝不足だったんだけど、今日もつつがなく一日こなしました。
が、私の今日はまだ終わらない。夕方から別の友達と待ち合わせて
東京駅の大丸に「世界遺産写真展3」を観に行ってきた。
しかも初日!それにしても大丸ミュージアムは最上階のヘンピな
場所にあって、そこへ行けるエレベータが一つしかなくて迷った。
TVの世界遺産大好きなんですよ!それの写真展てすごく観に
行きたいと思ってたんだけど、会期が今日から8月いっぱいまでと
短くて、一人で行くか諦めるかの間で揺れうごめいてたんだけど、
まさかの初日、嬉しかった〜〜v綺麗だったしv映像も綺麗でした。
大自然て素晴らしい、旅行行きたいです。
さて目と心が満足したので、次はおなかの満足を。
地下で、無難なセンでスパゲティーを食べる。店は大した佇まい
じゃないのに味は良かったので驚き。久々においしいティラミス
食べましたvv 友とも久し振りで、なぜかオリンピックネタで
お互い熱くなれたし、充実したひとときでしたv
いい加減帰ったのが10時過ぎなんだけど、この二日間さすがに
疲れました。さ、明日も仕事だ〜〜〜(−−;



2004年08月18日(水) 男盛りな一日


夕方から友達と約束があったので、早めに家を出て銀座で一人
映画を観た。「マッハ!!!!!」スゴイ、久々に深く深く感動した。
ムエタイアクションカッコいい〜〜〜〜!(>□<)
この映画はスタントやCGやコマ送り等の編集を一切していない
体を張ったナマミのアクションをウリにしている映画で、
なんだか楽しそうと思ってレディースデーだし思い切って
一人で観に来たのだ。なのに、せっかくのレディースデーだと
いうのに映画館はガラガラ。一人で悠々体を伸ばして観ることが
出来た。話はいたって単純明快、というかベタ。主人公は孤児で
坊さんに育ててもらった村思いの真面目な好青年。その、貧しいが
平和な村の守り本尊である仏像の首が盗まれてしまってさあ大変。
皆少ないお金を出し合って、村で一番のムエタイの使い手である
主人公に仏像の首を取り返してきてもらうよう頼む。
田舎から一人で首都・バンコクに出てきた主人公ティン。
ここでスゴイのが、バンコクが超都会に描かれているところだ。
田舎者が都会に出てきてびっくりして田舎者丸出しな描写が
すっごいベタに描かれていて、最初ウケ狙いかと思ってしまった。
そこでティンは、ズル賢いことやって金もうけしてる同郷の青年を
見つけ、父親からの手紙を渡して協力を…いやもうあらすじいいや。
とにかく話はベッタベタで解り易いんだけど、それより何より
圧倒されるのがアクションの素晴らしさ。ムエタイってスゴイ、
極めたら最強だよホントに。だってこれでもかというほど
頭や首を狙う。関節もアッサリ極めるし足技の痛そうなこと!
特に凄かったのが、軽く跳躍して相手の肩の上に膝で飛び乗り、
両肘を相手の後頭部から首にかけての、なんかすっごく痛そうな
所に打ち込んで昏倒させるシーンなんて感動して拍手してしまった。
なんてスゴイ急所を知ってるんだ!追いかけっこのシーンも、
テンポよくリズム感よく、スピード感があって描写も面白い。
いつしか映画にのめり込んで「痛っ!」とか「よっしゃ!」とか
軽い歓声上げながら手に汗握ってしまった。ラストも、
飛び上がって相手の腹の上に膝を揃えて飛び込むシーンなんて
「決まった、ダブルニー〜〜〜〜!!!!」とか実況中継さながら
叫びたかったもの。うおおお〜なんて心地良い一体感!
べらぼーに感動しました。主人公はひたすら体は柔らかいし身軽だし
肌は硬いし頑丈で、生ける芸術そのものでした。ああカッコいいvv
私も、あそこまで丈夫になるのは無理だけど、角材ブチ込まれた
くらいじゃ傷一つつかない肌になりた…(やめなはれ)
でもあの引き締まり具合なら蚊も刺せないだろうから羨まし…
(そんな程度の羨ましさか)いや、でもやっぱりいいなぁあvv
私にしては珍しくパンフ買って満足のため息とともに映画館を
後にし、私用でふらふらした後、待ち合わせの九段下へ。
夜からコンサートがあるんだけど、まだ時間があるので靖国神社を
参拝して博物館をかるく観て回った。戦争はいけませんね。
ちょっとビックリするようなマズい中華屋で早めの夕飯を食べた後、
国技館へ入った。今日はコンボイのコンサート?ショー?
いちおうダンスがメインらしんだけど、歌もけっこう歌う男8人組。
観客は9.3割女性でした。その中に交じったご老人とか
会社帰りのおじさんぽい人がちょっと気になってみたり(笑)
コンボイ8人組、実は初めて観たし予備知識もゼロに等しかった
んだけど、想像以上に楽しめました。だって面白い!歌上手いし
踊りもウマイ、和太鼓やってみたりタップ躍ってみたり、なんだか
色々体を張って努力してる姿が素敵!しかもトークが面白いし。
簡単なトークだけで「お、イイ男だなぁ」と感じる喋りは
なかなかどうして普通人には出来ませんて。7時前に始まって、
アンコールを入れてなんと3時間以上、渾身のステージを魅せて
くれました。いや〜楽しかった〜!それにしても今日は
イイ男いっぱい観れたなぁ、満足満足♪
連れと二人して、今日はコンボイで遅くなるのが解っていたので
御茶ノ水にホテルを予約してあって、今日はそこに泊まった。
コンサートで盛り上がった後、遠くてふらふらになりながら
帰らずに済んで幸せ幸せ。オリンピックを見つつ、私にしては
早いことになんと12時に前に布団に入ったのでした。
さすがに疲れたよ(汗)



2004年08月16日(月) 200000hit記念


OVER■TIMEもようやく20万ヒット超えました。
20万ですよ20万!スゴイです。ありがとうございます!
20万も来てもらえたら私ももうオトナになんじゃないかと
思います。なので、オトナらしく勇気を持って、今まで恐くて
言えなかったこと、ぶっちゃけ言ってもいいですか?
……(深呼吸)
…(止め)

陰陽師パロシリーズの都筑って
闇主とキャラかぶってるよねーー!

…。
他に言うことないんか。
いやええ、実はそうなんですよ。
前田珠子先生の破妖の剣シリーズ、知ってらっしゃる方は
すぐ解った上で優しさゆえに誰もツッコんでくれなかったんだと
思うんだけど、ええまさにキャラ被りまくりですねアハハ…。
なんかもう昨日から需要もないのに自分だけイタイ
カミングアウトばっかりだ(汗)
でも実は銀座オフの時、思い切って言ってみたらあやさんに
思いきり「何を今さら」と言われました。…やっぱり皆、
敢えてイタすぎるから何も言ってくれなかったのかな…(−−;

ちなみにトップにアンケートも設置しました。
どうぞご協力お願いします m(_ _)m



2004年08月15日(日) 三日目は


今日はもういい加減疲れてるので行きません。(用もないけど)
代わりに陰陽師サイト「忘刻希月」のオフへ行って来ました。
でももう既に、私は今日までの遊び疲れでへろへろ気味。
11時に銀座駅へ着いた時点で息が浅かったような(汗)
今日はあいにくの雨だったけど、無事ひろなり氏と
透夜ちゃんと落ち合って、カラオケへ。も〜何度も言ってる
けど透夜ちゃんの美声は皆さんお金が必要になる前に
聞かせてもらうべきですよ!(力説)
3人なのにパーティルームに通され、のびのび使用してのびのび
歌っているうちに2時間経過したところであやさん到着。
あやさんといえば4月のオフで素晴らしい知識の数々を披露して
くれた忘希のブレイン(いやもうホント)あやさんも合流して
そのまま1時間ほどいっしょに歌った。最後に透夜ちゃんが
闇末のアニメのOP「EDEN」を歌ってくれたんだけど、美声に
触発されてOPのカッコいい都筑やエロい密の画像がぱっと
浮んできて、久々にモエてしまった。が、モエ絶頂期に今
書いてるギャグ小説のヤマバなセリフが閃いてしまい、
一人で失笑。…さっきまでモエてたハズなのになぜ。
そういやカラオケでは、個室なのをいいことに透夜ちゃんが
うさひそとかカッコいい鬼都筑とか描いてくれて至福でしたv
あやさんも自前で忘希のオリジナルポストカードとか作って
きてくれちゃってもう…!ありがたいというものです(><)
さてカラオケを後にした私達は、これから新幹線に乗って
帰るというひろなり氏を有楽町駅までお見送りした。
そのまま、駅の近くにあった中華屋で遅いランチを食べる。
二人にいいモノもらったので、私もお礼にへちょい陰陽師
外伝を書いていったモノを差し上げた。でも途中まで(汗)
ひろなり氏に「都筑の過去!しかも女!」とリクされて
「よっしゃ!」とその気になったんだけど、透夜ちゃんに
「都筑がそんなコトしたら殺します」とかにこやかに
かなり恐ろしい脅迫を受けたので、極めてソフトに(笑)
いえね、透夜ちゃん忘希管理人ですし?絵描きさんですし?
「殺す」と言ったら本気で殺すでしょ?私より強いし。
ってことで、大人しくソフト路線でイタす予定ナシで。
(またそんな需要なさそうなネタ書いてからに…)
でも全然そこまで行かない枕部分だけだったんだけども。
昨日いっぱい討論してもらった「体液のない攻はありえる
のか」もちゃんと描写入ってるし、皆様のおかげ小説ですv
そしたらなんとあやさんも小説書いてきて下さっていて、
しかもそれがちゃんと本の形になってるんですよ!
なんてありがたい!(><)本気で感動しました。
私なんかフツーにプリントアウトしてクリップで留めただけ
なのに、なんて心遣い。しかも、全然更新してない
陰陽師のパロなんですよ。は〜ありがたやありがたや。
ここまでしてくれるあやさんを拝みたい気分でした。
ランチはおいしくて「許せるへたれと許せないへたれ」とか
「エドアル」と「アルエド」についてとか今日も興味深い
討論が出来てとても楽しかった。そしてまた私は性懲りも
無くあやさんに陰陽師の設定について教えを乞うてみたり。
また家系図書いてもらっちゃったv
おなかがふくれた後は、あやさんが本屋でビハマスが
見つからないというので、それは一大事とばかりに皆で
本屋に行き、2巻しかなかったけどしっかりビハマスを
見せてアピールしておいた。同志増えるかな〜〜〜〜vv
ここで約5時、もうお互い若くない(笑)ので解散する
ことになった。正直疲れたし(汗)
帰りの山手線であやさんを「羊と男みたいに馬と女について
民俗学的見地からフィールドワークするために東北へ旅行
しよう」とかき口説きながら楽しく帰ってきた。
女の相手は馬らしいですよ?なんて興味深いテーマ(笑)
そして、今日もつつがなく帰って来たのだが、疲れて
うたた寝し、起きてからあやさんにもらった陰陽師パロの
パロ小説を読ませていただいた。

難しくて何て書いてあるか理解できない…!

…いちお私が書いてるハズなんですが、パロの方が上品で
上質で史実も交ざっててハイクオリティーでした。3回くらい
読み直したらようやくなんとか主筋が掴めたくらい頭いい
内容で、久し振りに頭脳フル活用してしまった。
どうしよう、私の書く密や都筑よりカッコいい…!
是非アップさせて欲しいって言ったんだけど、あやさんにも
脅迫紛いに拒否された(笑)ので、すごくもったいないけど
皆様にはしばしおあずけです(笑)
そして本日の…というかここ最近で一番イタいミス発見。
あやさんの陰陽師パロ小説に「密が暗闇が苦手」という
描写があったんだけど、どうしてかというと一番最初に
都筑と出会った時の話で、密が満月の夜に松明持って
歩いている
という描写があったから…。
…。
………。

私のバカチーーーーン!(ノー□ーノ)」

なんで満月の夜に松明なんだ?バカっ子か密!?
イエ嘘ですバカは私ですごめんなさいぎゃーーー!
焦った。本気で本当に焦りました。タイムマシン
欲しいです、お願いだからこっそり直してこさせて!
いやもうここはいっちょ、何もなかったような顔をして
「密は本当に暗闇が苦手です」という設定にするしかない。
そう、密はトラウマっ子で暗闇苦手なんですよ!(必死)
あああああぁあああもうマジ穴入りたいマジ

山に篭って反省してぇ!(切実)



2004年08月14日(土) 二日目


今日はちょっと元気になった。昨日より一時間は遅く出かけて
行って、幸い行列には巻き込まれずに中に入れた。今日も暑い。
まず、まっさきに気になってるビハインドマスターのサークルさん
(なんと2つも!)の所へ。えへへ…勇気を出したら話し掛けられる
かな。期待と緊張に胸を高鳴らせつつスペースへ。おおっ見たこと
ない本が並んでる!買わねば!盛り上がってるところで、ふと隣の
人影が気になって顔を上げたらなんとシロクマ君が…!
挨拶したら「うわ、超サイアク」とかしこたま嫌そうな顔された。
そりゃーこんな場所で会ったら恥かしいのは解るけどさ。
で、二人して同じ本を買い(笑)彼女はもう買い終えたというので
私はちょっくらこれから行ってくると元気よく飛び出した。今回
かなり趣味がランダムだ。まず京極スペースでキバエノを探してた
んだけど、買ったのはなぜかエノキバ。私、どっちでもいいらしい。
次に指輪のギャグを買いに行ったところ、トロイのギャグを見つけて
いっしょに購入。裸体オヤジが満載だ!次に大好きな大手さんトコへ
行き、十二国記を買うつもりがハリポタを買い、今さらながらに
シリハリにモエ上がる。いや、ノーマルな擬似親子としてネ!
通りかかったトコで破妖を見つけて初めて買う。和泉ちゃんに
挨拶をし、今度は向かいに行ってどーも君とゴスペラーズ本を
買った。満足!昨日の消化不良が嘘のような今日の充足感は何?!
もう大満足で会場を後にし、シロクマ君と彼女の泊まってる東京駅へ
向った。タクシー乗ってる途中で「…あ、闇末」とか、ホント
今さら思い出したんだけど(マジゴメンなさい…)場所もサークルも
チェックしてないし、既にタクシー乗ってるしで早々に諦めた。
後でパンフチェックしたらヒロちゃんが参加なさってました。
ああ、挨拶へ行けば良かった…!(><)
ホテルで身軽になったシロクマ君と新宿へ。
今日はそこで旧■のメンツとオフがあるのだ。
のったり電車に揺られて新宿に付き、待ち合わせ場所の目の前に
あったアメリカンレストランに入って遅めのランチを頂いた。
この時、ひろなり氏もいっしょ。3人してイマイチな味付けの
御飯を食べているうちに、和泉ちゃんと鳩野んと伽羅が到着。
久し振りのメンツで、別に無理させた訳じゃないのに話題が
闇末に移った時は胸に熱いモノがこみ上げてきました(笑)
そういや最近私は陰陽師ネタ書いてるんだけど、その中で
勢い余って都筑のことを「体液は要らない」くらいの描写を
書いてしまい、ちょっと待った体液ナシじゃ出来ないだろう!
焦って皆に「体液のない人間をどう思うか」という質問をした
ところ、それだけで10分くらい討論してくれた。結論として
「攻には無くても出来る(何が!)かもしれないけれど部分的に
体液出せるのはどうだろう」という素敵な折衷案でまとまった。
なんてデキた人間ばかりなんだろう(笑)シロクマ君の持って
きた「ボーイズラブ小説の書き方」という本を見て皆で笑う。
「攻に多い職業」とか「アレの表現の仕方ランキング」とか
めちゃおかしかった。「丸たん棒」って…!(爆笑)
攻に多い職業が気になったので「じゃあ変わった職業を」と
農家・島リゾート地・伝統工芸職人等案を出してみたんだけど
女王シロクマに片っ端から却下された…うう、なぜ(涙)
5時までそのレストランで待って、その後飲み屋へ移動した。
隠れ家チックな個室に通され、戸を閉めると完全な密室状態に
なるのが素敵。ここならヤヲイネタも心置きなく話せるでしょう。
さっきのレストランで食べてしまった3人はデザートと飲み物を、
他の3人はしっかり食事をしていた。…しかしアレだな、この
飲み屋は私が来た中で一番味付けマズイな(汗)
宴会はまぁ、お互いの最近のモエについて延々話し合い、
私がシリハリいいよねvと言ったら思いきり「今さら!?」とか
罵倒され、鋼トークで盛り上がり、総じてとても楽しかった。
戸を通して隣の席の女の子グループが「冬の締め切りが…」と
言ってるのを聞いて、同業者だということが発覚。こちらの
会話が聞こえないといいねと焦りつつ会話を進めた。
で、荷造りのあるシロクマ君とお友達の家に泊まるひろなり氏と
バテ気味の私は先に帰らせてもらうことにして店を後にした。
あんま長居出来なかったけど今日は楽しかった〜〜〜v



2004年08月13日(金) 一日目


行ってきた。
行ってきたとも!
なんか朝からだるくて駅では人身事故で30分以上待たされ、
なんだか異様に長く感じる電車に揺られてやっとの思いで
会場についてみれば外で長々と待たされて、ようやく中に
入った時にはナケナシの意気込みもどこかへ帰省して居た。
が、ともかく行って来ましたイベント一日目。
いちおう目当ては幻水とブリーチ。
が、暑さと疲労もミックスされてテンションが落ちまくってたのが
いけないのか、どの本を見ても全く時めかないのだ。夏バテに
こってりしたモノ食わせるがごとく、ヤヲイなんて持っての他。
せめてあっさりしていて食べ易いギャグでも買いたかったのに、
それすらどこかが拒否したらしく、手ぶらで西を後にした。
そして、延々歩いて東へ。
伽羅に頼まれていた買物をすべく、大手さんへ行ってみると
あっさり完売だった。12時って遅いんですかマジごめん!
なんだか、ここへ来た6割の動機を奪われてとぼとぼほ
ブリーチスペースへ向う。最近、我が事のように熱烈に、
恋次とルキアの恋の行方が気になっている。だって恋次ってば
カッコ良すぎ、ルキアってば可愛いすぎ!幼馴染でもある二人が、
正直じゃないばっかりにここまですれ違ってるなて切ないじゃ
ありませんか!…ってことで、ブリーチならエロが買えるかも!と
期待に胸膨らませてスペースに行った。
…が。
全く食指が動かない。
確かにあるんだけどさ、恋ルキ、白ルキなんかよりよっぽど
健全で在るべき姿で見てて心癒されるんだけどさ、どうしても
買うテンションまで行かない。唯一「恋次とルキアは結婚する
べきだ、いやしてしまえ、してやったぞ、ホ〜ラ子供も出来た」
という素晴らしく直情な情熱に満ち溢れた本と、ギャグ本を購入。
あとすっごい芸の細かいコンのピンバッチ〜〜vvv
ピンバッチなんかつける場所ないんだけど、あまりのキュートさに
これだけ買ってすっごい満足してさっさと帰ってきてしまった。
…正味一時間くらい?それにしちゃ長い旅路だったな。
本日の買物は、帰りに旅行代理店でもらってきたパンフより
軽いくらいでした。大きなバッグが余計切ないし。
ともかく一日目、かつてないほどへろへろでした(泣)



2004年08月12日(木) プールと都密ネタ


姐の子供たち、つまり姪が二人遊びに来ていて、父と
4人でプールに行ってきた。なんかスゴいメンツだ。
実は昨日頭が痛くて行くの止めようかと思ったのだが、
子供たちは既に私込みで行くものと考えている上、
父一人に預けていては更衣室とか危ない。
幸い今朝は頭痛の収まってたので、午後からプールに
繰り出した。今日も快晴、というか猛暑。
子供と、なぜかご老人のごったがえすプールに
日焼け止めをびしびし塗ってもぐりこんだ。
浅い…!
ちょっとかがむとすぐ膝打っちゃうような浅さは
かなり大人向けじゃない。立ったらヘソくらいまでしか
ないぞ。…いや、だからこそ子供と老人ばかりなのか。
流れるプールを二周したら即バテた父を放っておいて、
子供達と私でひたすら流されまくる。いやしかし
なぜに子供はこんなずっと笑いっぱなしかね。
楽しいけどさ、プール入って仏頂面してる人なんて
見たことないけどさ、笑いっぱなしというのはちと
笑い過ぎなんじゃなかろうか。しかし楽しそうだからいいか。
子供に借りた浮き輪でぷかぷか楽をしながら、ふと
数年前にちょっと書いて放置しておいた都密海水浴ラブ
小説を思い出した。泳げない密を脚のつかない沖合いまで
連れてってひたすらしがみつかれていちゃいちゃ楽しむという、
都密全盛期を彷彿とさせる内容のないアタマ悪そうな内容。
何年放置しといたか忘れたが、オレテンを書いてクササを
驀進している今なら続きを書けそうな気がする。ネタ作成のため
急速にそっち行きそうになる頭をなだめながら子供達の様子を
微笑ましげに眺めつつも、やっぱり頭は海水浴な都密。
「や、やだ離すなよ都筑…っ」
「じゃあもっとぎゅっとしちゃっていい?」
とか。とかとか。
ふふふ…楽しみだな。

が、やはり帰ってからはプール疲れで目を回し、
執筆する気力も無くして早々にダウンしたのでした。



2004年08月10日(火) もまてをやる・2


気付いたらすっかり忘れていた。
おかしな文章だけどそんなカンジ。
だって思い切り忘れててふと思い出したんだもん。
いつぶりだ…?もしかして最初からやり直した方が
いいんじゃないかとか思ったけど、気を取り直して
セーブしてある所からやりだした。
前回は確か、攻がうっかり作った促淫剤を受が飲んで
そのままえっちになだれ込んで翌日、受が都合よく昨日の
記憶がないのをいいことに、黙ってデートなどしてしまう。
しかもそのデートがさ〜も〜手なんか繋いじゃってそれが
カップル繋ぎなんだもん,いつの間にそんな公認の盛り上がれ
カプになってしまったんだこの二人。
その後、攻の友人で受の尊敬する人と会って仲良くなる
二人、それをやきもきと見守る攻…ああ、だんだんコイツと
都筑のシンクロ率が高くなってきた(汗)
その後はもう、絵に書いたような読みきり少女マンガの展開で、
誰かにそそのかされて攻といっしょに居ていいのか不安になった
受が逃げ回り、屋上までおいかけ、思い出の実験室で捕まえて
めでたくエンディング。しかし私は最後まで、強情にも
「俺達親友だろ」を選択してみたり。
うっわホントに少女マンガのセオリーだなこれ!
まんま攻と受の名前を都筑と密に置き換えれば学園パラレルで
そのまま充分通用しちゃうよ。つまりBLのセオリー。
終わった後の感想は、それと「なんだえろ1回きりか」という
ことくらい。あんなに攻のバリエ…もとい友達が出て来たのに
受と絡む素振りもありゃしねぇ。ストーリー重視か?
もう一回やってみることにした。
…と思いつつ10回以上やり直してみた。
一度やると文章ほとんど読み飛ばしても話が追えるので
一回のゲーム時間が短くて済むのだ。
やり直してみて、話がだいたい解った。
物語はほとんど固定されててあまり変化がないこと。
主カプは動かせず、他の攻バリエは使えないこと。
攻の友達でモデルのイケメン兄ちゃんは変質者であること。
何度かやってるうちに気付いたのだが、受の部屋に忍び込み、
背後から拘束して「攻に近づくな」とか脅迫してるのはどう
見てもこのモデル君なのだ。BL雛型のようなストーリよりも、
ここでやっとこのゲームに対して興味が湧いた。
美形変質者バンザイ!
いやホラ、ホモの恨みは女より恐いって言うしね?
モデルだからよりどりみどりでモテまくってるだろうに友達の、
しかも男同士の恋愛を邪魔して少年の部屋に潜り込んでみたり、
脅してみたり、凶器で殴るバッドエンディングをかましてみたり、
もうご乱心が過ぎる。正直、イイ年こいて何やってんだと
ツッコみたくなる嫉妬に絡んだ奇行が面白くてたまらない。
いいなぁ、こういう人間味溢れるキャラを待ってたよ、
都密キャラばっかじゃ現実味に乏しいわ。人から見れば羨ましい
容姿でも、人には言えない悩みがあったのかもしれないし、
歪んだ性癖があるんだけどなまじ目立つからカミングアウト
出来ないでおかしな露出をしてしまったのかもしれない。
ってことで、変質者クンが一番のヒットでしたvv

(…あれ?)



2004年08月08日(日) 久々のお台場


なんだか久し振りに台場に来てみた。
今日は友達と二人で日本科学未来館にあるプラネタリウムを
見に来たのだ。ここのプラネタリウムはなんと日本で一番
星の数が見えるスペシャル型。通常数万個しか見えないのに
ここでは500万個見えるんだって!そりゃーすげーやと
楽しみにして来たのだが、開館10時に合わせて行ったら
10時半の回の整理券は完売していて、次は16時だって。
連れが午後から仕事あるから16時は見れないので、残念だけど
また来ることにして、残りの時間は台場をふらふらすることにした。
それにしても久し振りである。だって遠いし空き地多いし。
まだまだ朝10時なのでこれといって行く場所も考えられず、
ホテルでやっているであろうランチバイキングを食べに行く
ことにした。隣り合った二つのホテルを順に見て回る。
パスタランチブッフェ1500円にすることにして、ホテルの
テーブルに座って世間話を始めた。とにかく久し振りで、去年
いっしょに白骨温泉行ったぶりなので「随分在り難がったけど
知らないうちに行けてよかったねぇ」とかその間の話題で
盛り上がってみたり。小学校時以来の友達なので、ぶっちゃけ
話をしたり、第三者にも丸見え方式で行われている結婚式に
イチャモンつけてみたり。やっぱり花婿はさ、袴が似合う
タイプなら花嫁もウェディングドレス諦めていっしょに
和装にしなよ?とか思う訳よ。別に日本人なんだから是が非でも
ウェディングドレス着なきゃいけない訳じゃなし、まして男なんて
だいぶどうでもいい扱いで、ダンナが似会わないなら無理に着させる
ことないじゃん(つまりタキシードが似合う顔ではなかった)
彼女と私は一致しました。相手に合わせるべきよねぇ?(笑)
そんなこんなでレストランが開く時間になったのでそこへ行き、
パスタランチ開始。パスタ麺を自分で20秒ほどゆでて、好きな
ソースを好きなだけかけて食べるのがメインと、サラダや魚介の
オードブルが複数。スープが2種類。コースをそのまま
バイキングにしたカンジだ。そこで私達は迷わずデザート
別途追加300円も払ってしこたま食べた。特に彼女は一人暮らし
してるので「一週間くらい食べ溜めた」とか言ってたし。
バイキングにしてはまぁおいしかった。普段なら絶対注文しない
クリームソースも食べられてラッキーでしたv
で、延々座り続けて彼女が仕事行かなきゃならない時間に
なったので、駅まで送って一人で帰って着ました。ホントは
もうちょいゆっくして行きたかったんだけど、暑いし食べ過ぎて
だるいしで、早々に家に帰った(と言っても6時頃)
折りしも今日は父の誕生日で、ホントはイチゴショートが
大好きなクセに「夏場はイチゴは旬じゃない」が口ぐせで
モンブランがイイというのでモンブランを買って帰った。
そして、この日は夜中になってもまだおなかがすかなかった…



2004年08月06日(金) スゴイ本発見


もうすぐ底辺になるという小さな古本屋の片隅でスゴイ本を
発見した。グランゾートの商業用パロ本。最近よくある
800円前後の大判サイズじゃなく、530円くらいサイズの奴。
裏のあらすじを見てそんなことが書いてあったので、
面白そうで買ってみた。だって50円だったし(笑)
帰ってきて読んで、更に驚いた。
最初の一話は、グランゾートの主人公・大地の弟の話。
月に旅行に行ったはずの兄が、いつまで経っても戻って
こないのを一般家庭から見た描写で描かれてるのが
なかなか面白い。上品なパロだ。
が、問題は次だった。
大地がラビに恋してしまう話。
自分自身それに気づかずうろたえて、何度もぎこちない
やりとりを繰り返す様がまるで少女マンガなのだが、私は
この本が表に出せないような(笑)内容だとは毛ほども
思っていなかったので、まるでその気のなさそうなラビ
相手に、大地がラビをどうふっ切るのか楽しみに読んでいた。
が、なんとイタシテしまったのだ。
そりゃー状況は、川に落ちて外の豪雨の洞窟でお互い
暖を取りたかったという極限状態だったのは解るけどさ。
まさかくると思ってなかったからマジ驚いた。
蹴られると解ってて警戒するのと不意打ちで蹴られるのでは
後者の方が驚きが深いのは当たり前だ。
しかもBGMがレベ〇カの「フレンズ」ですよ皆さん!
そりゃー世界を救えるほど清い心の持ち主でいつも母親に
手紙を書いているマザコンがそんなことイタシちゃったら
「ママの顔見れなかった」のは当たり前かもしれないが…
古い漫画だから選曲が古いのも当たり前なんだけど、初夜に
BGMを挿入するという発想が既にだいぶ痛々しいほど古い。
そしてなんと言っても一番激しく私の胸を打った、ラビの一言。

「解ってるのか…?これは間違いなんだぜ?」

そのページを開いたまま、私の中で3秒くらい時が止まった。

間違いだったのか…!!!

ここ最近で一番ショッキングな言葉を聞いた。
そうか間違いか、間違いだったんだ男×男!
いやでも羊やヤギを相手にする(笑)より男の方がよほど健康的だと
思うよ?非生産的だけど究極避妊具要らないからむしろ女より手軽。
しかもお互い思いが通じ合ってるならなんの不都合があるのさ??
…とまぁ、現代人らしく利害や合理性を追及してたら恋愛モノは
読めないのでおいておくとして。「間違い」と認識されてることに
かなり驚きました。発刊年を見たら1990年だったので、その当時は
まだタブー視が強力だったのかな。しかし禁じられた恋ほど
盛り上がるものだから、その罪の重さ加減が逆に楽しかったん
だろうなぁ、さすが耽美(耽美かよ)等々感心してしまった。

それにしてもホモを「間違い」言われてこんなに驚く
私ってよっぽどモラルがないみたいだ…



2004年08月05日(木) 悪夢のような出来事


昨日聞いた情報で、同期の一人が地元の入院してるというので
時間を見つけてお見舞いに行ってきた。かつて病弱だった私が
毎週のように通っていた病院なので、中はお手の物。迷路の
ように入り組んだ中を久々に散策するのは楽しかった。
同期の男の子は、腰を痛めたらしく他は元気なので元気そうだった。
久々に話せて良かった。一対一ならちゃんと話せるのになぁ。
病院から帰ってきた後はちょいとお出かけ。
初めて行く場所なので地図を見ながら行ったんだけど、
帰りは自分の地理感覚に任せて勝手に小道に入ってみた。
私はよく、こういうことをする。そしてだいたい上手く行く。
今回も、見慣れた駅の近くの建物が見えてきて、よしじゃあ
このまままっすぐ行けば駅だ、やっぱりこの道近道だったな
ラッキーとか思って、踏切を渡った。
その途端、異世界に迷い込んだような気がした。
見たこともない場所なんだけど、見たことあるような。
見たと言っても古い映画か古いドラマか古い夢か。
世界も色がセピアがかったような気がする。
そこは、線路添いの細い砂利道。
反対側は工場の壁が続く、長い長い一本道。
やっぱりすごく古めかしくて、なんだかすごくクラシカルだ。
この道を抜けて右に曲がれば駅に付く、というのがおおよその勘に
突き動かされてそこをまっすぐ歩いた。夕方近くなって、折りしも
世界は本物のセピア色。線路はあるのに電車は全く通らない。
砂利道だし壁は古いし、30年前くらいに迷い込んだカンジだ。
そんな、ちょっとの不安と心地よさの間のふわふわしたカンジを
味わいながら歩いていたら、いきなりシーンが変わった。
背後から、精神障害者のような奇声が徐々に近づいて来たのだ。
もうすぐ道が終わる所を歩いていた私は、背後を振り返った。
道の奥から、徒歩の男の人と自転車に乗った男の人がこちらに
向ってくる。私は最初、その奇声を発しているのは歩いている
人かと思った。だが、視線を前に戻して再び歩き出したら、
とても徒歩ではないスピードで奇声が近づいて来るのだ。
自転車だ…!
咄嗟に青くなった。
だってこの砂利道は細いのだ。フェンスと壁に挟まれて、
当たらないけど手や足を出されたら完璧に避けきれるだけの幅がない。
でも、一本道はけっこうな長さがある。このまま歩いて大通りに
出れば大丈夫なはず。何が大丈夫なんだか、かなり本能的な
恐怖を覚えてそう計算し、少し早足出歩き出してみたのだが
その間にもどんどん自転車で疾駆する奇声が近づいて来る。
マジ恐かった。
私は昔から、追いかけられるのが本当に恐くて苦手で、
だんだん奇声が近づいて来るという恐怖はかなりのもの。
この古めかしいセピア色の世界で体感すると、寝苦しくて
見た悪い夢の中のような気分になる。もしかしたら
本当に見たことあるかもしれない…最悪だ!
ついに耐え切れなくなって本気で走り出した。
しかも、走ってみると道の切れ目までけっこう距離がある。
あのまま我慢して歩いていたら絶対追いつかれていただろう。
意外とフットワーク軽いじゃん私、とか場違いに自画自賛
しながら2分くらい走って、大通りに出て反対側の車線で
落ち着いたら、その後もその男性は奇声を発しながら
自転車で去って行った。…良かった、私アウトオブ眼中だ。

しかしそれにしてもロケーションといい出来事といい
出来の悪い自作映画のワンシーンのような出来事だった。
そんな深刻に恐い訳でも不快な訳でもなかったから、
今度は誰かといっしょにもう一度通ってみたいな。
(↑懲りてないし)



2004年08月04日(水) 珍入者達


夜、家で黙々とご飯を食べていたら突然インターフォンが鳴った。
しかも私に客だという。はっきりいってアポもなしにこんな夜
いきなり来る客なんて初めてだ。どんな胡散臭い訪問販売でも
早々に追い払おうとアラレもない姿で出てったら、なんと玄関に
元・同期達がいた。ちなみに彼らは「私達は仲がいい」と、
そんなノリ気でもない私込みでガッチリした友情を組んでいる
徒党のことである。驚いたのなんのって、こんなコーラだと思って
飲んだらしょうゆだったみたいな不意打ち在り得ない。
唖然とする私に、誕生日だからと皆で書いた寄せ書きを
プレゼントしてくれた。
…喜べよ自分!
マジ体中の細胞を一斉にフル稼働させたように冷汗出た。
こないだの一泊旅行に続き、この、全員で「喜ぶに違いない」と
思っている友情パワーが、純粋極まりない善意の塊なだけに恐い。
まだ茫然率が高かったんだけど、辛うじて感謝の念は精一杯
アピールしたはずだ。同期9人のうち5人も来てくれたんだから。
誰が誕生日にわざわざ家まで祝いに来てくれるって。有り難いじゃ
ないか!たとえ今日が、私の週に一度の楽しみ「トリビアの泉」の
放送日だからと言って彼らをないがしろにしちゃいけない!
…で、えーと、泣く泣く…じゃなかった嬉々として
近くのファミレスに連れ立ってっていっしょに御飯を食べ、
誕生日のケーキ代わりにパフェを奢ってもらった。
しかし、祝いに来てくれた割には皆で盛り上がってこちらに
話題が回ってこない。元々私は彼らと合わないので、話は
もっぱら黙って聞いてるだけなんだけど、わざわざ
呼び出したならこんな下に扱わなくてもいいんじゃ…?
相変わらずふり回れてるなぁ私(−−;)
あああ返す返すも今週のトリビア〜〜〜〜(>□<;)
でも、元々私は彼らの中では「口数が少ないタイプ」と
認識されてるようなんで、仕方ないか〜。イヤなキャラ
作っちゃったなぁ…とかぼんやりパフェつつきながら無為な
時間を…じゃなかった有意義な時間を過ごしたのでした。
初日からこんなんじゃ、今年も波乱万丈かもな。



2004年08月03日(火) もう一度長岡・2


ものすごく寝心地の悪いベッドで目覚め、身支度をして朝食を食べに行った。
シティホテルなのにバイキングって豪勢だ。やたら野菜がウマイ気がする
朝食を食べた後は、チェックアウトして帰りの新幹線の時間まで新潟観光
することになった。と言っても事前に何か調べた訳じゃない。駅前の
観光案内へ行って、係員に話を聞いて一日乗り放題の観光バスに乗る
ことにした。やがてやってきたバスに揺られて一番最初に向ったのが
海の見える展望台。母も私も海が好きだからだ。今日も本当にいい天気で
展望台からは周りがよく見えた。しかもこの展望台、円状になっている
展望部分が25分で一周するというから面白い。早くもへばってしまった
母と、冷たい飲み物を飲みながらのんびり一周見て回った。つか佐渡って
近いんだな!海の向こうに見える佐渡の大きなシルエットに驚いた。
あと、やけに親切だった受付のおじちゃんが言ってた、横田さんが拉致
された現場という現場。…こんな県庁に近い、船もよく行き交う場所で
大変なことが起きてたんだなぁとしみじみした。
展望台が一周して元の位置に戻ったので、次の観光場所に行くことにした。
さっき通り過ぎたバス停の近くにあった洋館。なんだか頭の中が
「カイックの邑輝と密がデェトする場所のネタになりそう」という
強迫観念(笑)に支配され、是が非でも見にいかなければならない
気分になってしまったからだ。だから、乗り気じゃない母を引っ張って
石油王が大正時代に建てたという、外国人客をもてなすために迎賓館を
見に行った。古めかしくてゴージャス。冷房がないので蒸した館内を
見て周り、まだ言葉に出来ないようなもや〜っとしたインスピレーションを
もらって帰ってきた。さ、次は水族館行くぞぅ。
海沿いの水族館に行ったら、すぐイルカショーが始まるというのですぐに
そちらに向った。会場は家族連れしかいない。そこに、なぜ来てるのか
解らないいい年した母娘二人。しかもイルカ見て二人して大はしゃぎだった。
だって可愛いんだもんイルカ〜〜しかも賢い!
そこはなかなか趣向を凝らした造りになってて、とても楽しめた。そして
今度はカイックの邑輝と密がデェトに来るのは水族館かな、とか考え始める私。
誰も強制してないのに締切に追われてる作家のようだ(汗)しかし母と
いっしょだとまるで気を使わなくていいので気が楽で頭の楽なので、違う
こと考えるのにちょうどいいんだもん。水族館を一通り見終わった後は、
私が一人で海を見たいと騒ぎ出して母を一人ベンチに置いて海へ向った。
水族館なら歩いて5分とかからない場所に大海原が!
きゃ〜〜〜〜〜海〜〜〜〜〜〜〜〜!
もうなんで水着持って来なかったんだろう!?!
水着だけなら現地で買ってもいいけど、phの高い日焼け止めもビーサンも
浮輪もゴーグルもソフトコンタクトレンズもシーブリーズもないんじゃ
不足が過ぎる。心の底から後悔しました。
私はよくこうして単独行動に走るんだけど、今回もそうやって一人で
海を見てはしゃぎ、バスの時間があるのでさっさと帰ってきた。
出来ることなら夕陽が沈むまで(あと5時間くらいか?)眺めてたかった。
2時を過ぎ、おなかがすいたので駅前に戻ってランチを食べることにした。
その途中で「朱鷺メッセ」というイベントホールに立ち寄る。展望台が
綺麗と書いてあったからだ。…なんか母と私、高い所好きなのかも。
ところで新潟県民は全員「朱鷺」という漢字が書ける気がする。
主食は駅前まで我慢するとして、小腹を満たすためにアイスを食べた。
その間に、メッセの敷地内で行われてるラーメン祭のチラシを見て、
そのおいしそうなラーメン群に二人で胸をときめかす。
「私この店のみそとんこつがいいな〜」
「私はしょうゆラーメン」
それだと同じ店に入れない。私は妥協を試みた。
「ここの黒ゴマ坦坦麺でもいいな〜」
「私はしょうゆラーメン」
…母に妥協なし。
結局意見が合わなかったので、二人で別の店に入るのも不毛だし大人しく
駅前の店に入ることになった。…さすが親子、容赦なし。折角海の近くに
来たんだから魚介類を食べねば、という話で一致し、海鮮系の和食屋に入った。
イマイチおいしくない。サラダの野菜は相変わらずおいしかったんだけど、
寿司もホッケもイマイチおいしくない。なぜだ、海沿いなんだからどんな
店でもある程度はウマイはずじゃないのか新潟!?!
釈然としないまま駅に入り、うちと職場にお土産を買った。
ところで新潟土産といえば、数年前に友達が買ってきてくれた幻の土産
「出陣餅」というのをご存知だろうか。言わずと知れた山梨の有名土産
「信玄餅」のパクリに違いないと思うのだが、どこにも売っていない。
「謙信餅」としないプライドがそうさせたのか、この出陣餅はマジウマイ。
信玄餅なんか目じゃないくらいウマイ。一度食べてその感動が忘れられず、
新潟に行くたびに探してるんだけどなぜか見つからない。そして今回も
見つからなかった…なぜそう謙虚なんだろう新潟土産。
帰りの新幹線はつづがなく快適だった。そしてあっという間に群馬到着。
さすが新幹線は早いなぁ…。帰りのローカルJRには高校生がいっぱいだった。
聞くともなしにその話を聞いてたら、女の子達が
「ホントの愛について解ってないよね?!」と熱弁していた。
彼女は知ってるのかな?是非教えてもらいたいものだ。
その女の子達が降りた後入ってきた男の子達の集団は
「あんなん巨乳じゃねーよ、ペチャパイだよ!」と憤慨してひたすら女性の胸
談義に花を咲かせていた。そんな極端に分別しなくてもいいじゃん。しかし
彼らの話もおもしろかった。たまにローカル線乗ると人の話が面白いなぁ。
帰宅したのは9時前だったけど、海を見てはしゃぎまくったのと
ゆうべの睡眠が浅かったのが敗因かソッコー眠くなった。
とはいえ、無事帰れて良かったよかった。



2004年08月02日(月) もう一度長岡・1


去年見た感動が忘れられず、今年も新潟は長岡の花火大会にやってきた。
今回は回復祝いを込めて母といっしょ。私がプレゼントいたしましたv
午後ゆっくり目に家を出たのだが、それでも家は群馬寄りなのであっという
間に長岡到着。4時過ぎの長岡は素晴らしい晴天に恵まれ、ものごっつ
暑かった。徒歩20分という距離を、40分以上かけて花火会場へ。しかし
今日は花火大会だというのに、駅前通のなんと閑散としたことか。
百貨店にも人はおらず、閉まってる店も多い。やたら道幅広いから
寂しさ倍増だ。年に一度の祭の日さえ目抜き通りがこの有様で
大丈夫なんかな長岡(余計なお世話)厳しい日差しの中、途中の
大きなスーパーで夕食となるおにぎりや牛串を買って、パック旅行に
含まれている桟敷席へ座った。だいぶ激しく消耗したな。
花火は7時半からなのだが、なぜか5時過ぎにはスタンバイしてしまった
我々は、シートに座ってさっそく夕食開始。それを食べ終わってもまだ
1時間以上あったので、弱まってきた日差しの中、風に吹かれてお昼寝
タイムへ。しかしあっちーー(汗)
ようやく待った花火開始。この長岡の花火大会は42プログラムが
スターマインという豪華さ、去年の感動を思い出して最高潮に
盛り上がった私は、思わぬ落とし穴に愕然とした。
…花火が遠い!
せっかくの花火が、かゆい背中みたいにもどかしい遠さで上がっている!
桟敷席なのに遠いってどういうこと?なぜナイアガラを後ろから
見なきゃならんのじゃ!(−□−)これなら5時から来てたんだから
自分で席確保した方が良かったじゃん!
去年の感動そのまま、母に長岡の花火がいかに素晴らしいか事前に
熱弁していた私は、繰り広げられる花火の遠さにただ愕然。
もちろん花火自体は素晴らしいんだけど、この距離がもどかしい〜!
それでも、涼しくなった風に吹かれて見事な花火を見るのは
とても楽しかった。やっぱり長岡の花火はスゴイなぁ。
「超ウルトラ巨大ベスビオス型スターマイン」が名前負けしてない(笑)
しかし、正三尺玉という世界一の規模を誇る超巨大花火がなぜか
更に遠くで上がっていて、遠近感からイマイチその大きさを実感
できなくて切なかった…ほんとに大きいのか?(泣)
賞味2時間、まるまる楽しませていただきましたv
来年以降来るなら座る位置が問題だと痛感いたしました次第です。
さて帰り道に面白いことがあった。長岡は先日の台風による集中豪雨で
被害を受けていて、駅への道すがら、体育館前でそれの義援金を募る
チャリティーコンサートをやっていた。面白そうだし電車の時間まで
まだ時間があったので、母と見て行くことにした。「20年前は名が
知られていた」と言うモノマネ系のおじさんが出てきてジュリーを
熱唱。そこに、赤の他人らしいスナックのママっぽい女性が乱入。
なぜかいっしょになって踊り出して大盛り上がりになった。私も
なぜか盛り上がる。このよく解らない雰囲気が面白い!
いちおうプロというだけあって上手な歌を聴いた後は、女性ばかりの
地元のよさこい踊りが披露された。これがまた面白かった!
だってメイクが狐のようなんだもの。よさこいも2人対になる
ような振り付けで、子供も居て可愛らしい。いいなぁ私もこういう
伝統芸能参加してみたい。というか、多分に呪術的な踊りを見て
いるうちに頭が半分陰陽師ネタに侵されて楽しいモードに突入。
せめてあと5分見ていたらイイネタ出来ただろうに、新幹線の
時間があるので泣く泣くその場を離れた。時間はもう11時になろうと
いうのにまだまだ盛り上がる雰囲気を見せるチャリティー場は
独特の雰囲気で、ものすごく立ち去り難かった。
くそぅ、もっと見たかったぜ(><)
その後、新幹線で新潟まで移動し、駅前のシティーホテルに
チェックインして休んだ。ユニットバスだとお風呂がつまらないので
持っていったお風呂の元・桜の香りが思いのほか気持ち良くて
母にも好評で良かった。さ、明日は新潟観光するぞ〜。



2004年08月01日(日) 4年に一度の祭典


4年に一度と言っても何もオリンピックばかりではない。
この4年間心待ちにした、4年に一度の祭典が今日
行われた。町の伝統的な祭事雨乞行事である。
この雨乞行事のために、7/17日に神社で龍を作って、
本日の朝最後の飾りつけをして本番、なんと全長36メートル
3トンにもなる、藁と竹で作られた巨大龍はダテじゃない。
300人の熱い男達によって町中を練り歩き、最後に雷電池で
雨乞するというのだからなんとも楽しそうだ。
てことで、民俗系ダチと連れ立って見に行ってきた。
出発地点の白髭神社に行く前に、市役所で雨乞に関する
展示をしているというので、まずそちらに行って
参考文献を見る。役場なのに、巨大な龍の顔の、大きく
開けた口を入り口にしたハリボテなんて作っちゃって
かなりの力作である。そこで、けっこうしっかり調べてある
全国の雨乞の展示なんかを見て勉強になったところで
神社へ移動。ちょうど午後1時の出発したばかりの龍に
道路で出くわした。思った以上にデカい…!
ここから近くのお寺へ行って祈祷して、またこの神社に
戻ってくるコースらしいので、ここで1時間帰りを待つ
ことにした。今日はとにかく快晴で、ひたすら暑いし。
待ってる間に、こないだも一度参拝した神社内に入り、
時間が余ったので近くのコンビニでアイスを買う。
龍の帰り道に陣取ってる取材陣を見つけ、じゃあ
いっしょに待とうということになって座り込んだ。
日差しは殺人的だけど日陰は風も涼しくて気持ちいい。
ほとんど通行禁止と化した道路の段差に座り込んで
龍を待つこと20分、ようやく到着した龍は、先導の
おじさん達のガードもあいまってなかなか近づけない。
それでも、カメラ小僧達に交じってなんとか写真を撮って
しばらく龍といっしょに移動した。かなりの大混雑だ。
ところでこの龍、手足がない代わりに尻尾に剣をぶら下げて
いる。あまりにも可愛かったので剣だけ撮った。
混雑と日差しを避け、先回りして雷電池に向った。
ここもまぁ、一見普通の池なのにいい名前だ。
なんでも昔、ここに龍が住んでたんだけど、住み心地が
悪くなったので群馬の方へ行ってしまったらしい。
その、龍が飛んで行ってしまった群馬の神社へ昨日
神主さんが行ってお参りして水をもらってきたらしい。
その水を雷電池に入れて、祈祷して、龍を入れて
雨乞すると効果覿面だとか。こちらも大混雑の池へ行き、
なんとか二人分のスペースを見つけて座り込んだ。
遅く来たというのになぜか最前列、でもめっちゃ
太陽の真向かいでまぶしいし暑いし焼ける〜〜(><)
そこでじっと龍の到着を待つこと1時間。
先触れが来て拍手が沸き起こってから更に30分程
待った後、ようやく龍の入水が始まった。
何しろ横長3トンの龍なので、階段を下りるのは
めちゃ難しい。でも熱い男達のたぎる筋肉によって
無事池に入った龍は、そのまま池の中を3周。
3周と一言に言っても重いし大きいので動かしてる
方はとても大変そうだ。野太い号令が行き交う行き交う。
どうやら龍がのたうつ様を表現しているらしいのだが、
確かに龍だけ見ていれば胴体を曲げるのさえ難しそうな
大きさなのだから素晴らしい躍動感。それを、直射日光を
浴び子供たちに攻撃されながらも最前列で見られるのだから
幸せというものだ。そのうち、3周し終わった龍は一度
大きく身をよじり、その後一斉に男達に寄って破壊された。
それが昇天にあたるらしい。しかしいきなり龍に馬乗りに
なって耳やら鼻やら宝珠やらひったくる様はなかなか
スゴかった。そういう部分を持ち帰るとご利益があるらしい。
私も早速、龍の皮に使われていた笹の葉をもらってきた。
ご利益あるといいなv
最後、帰る時にずっとお尻の剣(まんま尻剣というらしい)を
持っていたおじさんが居たので、勇気を出してなぜ尻に剣なのか
聞いてみた。そしたらちゃんといわくがあって、この剣は
ヤマタノオロチの4番目の首を切り落とした時に出てきた
剣で、龍がこれで池の水を叩くと雨が降るらしい。
なるほど聞いてよかった。
暑くてしんどかったけど、最後までちゃんと見れて
大満足だった。後は、毎年時間差があるらしい(笑)けど
雨が降ればいうことなしだ。


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