日常喜劇

2004年07月31日(土) 兄弟モノがスキ


今月末は新刊ラッシュだった。
しかもなぜか兄弟モエモノが多かった。

まずハガレン。
私は別に兄弟モノとは振り分けないけど、
「兄弟が手に手を取り合って真人間に戻ろうとする話」で
あらすじ間違ってないだろう。なんと言ってもキャッチ
フレーズが「取り戻せ・全てを」だから、つまり
何もかも奪われちゃってるんですね?若いミソラで
可哀想なことだ。でもこの兄弟は絆が深いから、最終的に
全て取り戻せるだろう。ケンカしてもケンカ別れするとは
思えないし、仲の良さが最大の強みだから見てて安心v
頑張れエルリック兄弟!
しかしキング大総統が悪役だったなんてショック…!
前巻あんなにカッコ良かったのに〜〜(><)

次にストプラ。
こないだ大騒ぎした美川べるの様のギャグマンガ。
今回も相変わらず楽しかった!この本読むとつられて
ギャグが書きたくなるから影響力はすさまじい。
しかし最初から最後までこのギャグのテンション
貫くってスゴイよなぁ。また腹筋痛くなるほど
笑わせて頂きました。そしてこれも兄弟モノ。
主人公ズは28歳ショタ系俺様美少年兄とフケ顔
ロンゲの18歳ヘタレ弟という珍奇な組み合わせ。
いつもは兄が弟をひたすらイビってるんだけど、
今回弟がピンチだった時に我を忘れて助けに
来ちゃうシーンがあって、思わずトキメキましたv
キメる時はキメる男っていいなぁvvv
あと、一番秀逸なギャグは本体表紙でした。

最後に聖闘士☆矢G
これこそ私が今一番熱い兄弟モノ!
強がって(イヤホントに強いけど)表に出さないけど
実は兄をめちゃめちゃ慕ってる強気の弟って構図が
まさにもうドツボ…!私のスキな兄弟モノの縮図がここに!
兄が出来すぎてるのを素直に慕っちゃうってのが
ポイント高いですな。しかももう兄が死んでるってことが
ひたすら一方通行で切ない限り。恋といっしょで叶わないと
知りつつひたすら思い続けるって…浪漫だ〜〜〜vv

ってことで今月の兄弟モエ3連発、
いずれもおいしゅうございましたv



2004年07月30日(金) 髪を切る


バッサリ切った。髪。
すっごいスッキリ。

元々重くはなかったけど、首にかかったり顔にかかったり
口より先に皿についたりしてホント邪魔くさかったのが
全部解消されてこれでもう心置きなく頭下げられる!
髪が長いばっかりに、背もたれと背中の間にひっかかって
頭引っ張られたり視界を邪魔しないように髪を避けておかしな
首のひねり方をしなきゃとかもうホント色々面倒で…!
凝ったヘアスタイルも出来ないからねじりあげて止めて
おくのがせいぜいで、腕が回らないから「後ろで一つ三編み」は
私には不可能だけど横に二つ三編みしてるとネイティブ
インディアンみたいで可愛くないしクセがないからすぐ
ほどけるし嗚呼もう…!(ノ≧□≦)ノΓ
なんだかんだで、意味もなく3年程伸ばしてたのが
ようやく楽になってスッキリした。
切ったのにも特に動機はないんだけど、強いていえば
暑かったからかな。特に夏場は髪乾かすの大変でさ〜
自然乾燥派だから余計に。更に付け加えるなら
そろそろ売れそうだったから
文字通り売るんですよ髪。
30センチ以上100円玉以上の重さのナチュラルヘア。
最長40センチ近い250円くらいの重さのナチュラルヘア。
学生時代バイトしてた業者の縁で、一回売ったことあるから
勝手が解ってて、まぁまたその縁で。切った髪の束もらって
帰ってきて、その日のうちにコンビニから宅急便で送りました。
でもホラ、宅急便で品物の中身を簡単に書くじゃん?
ホントのことが書けなくて空欄のまま出したら案の定
お兄さんに「中身何ですか?」と聞かれた。
咄嗟に嘘がつけないけど「毛です」とは言えない。
不自然な間の後「…衣類です」と答えておいた。
お互いに嘘だと解ってても詮索しない方がいいことって
あるよね。「毛」なんて答えたらお兄さんも不幸だ(笑)
前回はプレステ本体とメモリーカードが買えるくらいの
額になったんだけど、さて今回はいくらになるかな。



2004年07月29日(木) 陰陽座を聞く


「陰陽師都密」の参考になれば(笑)と透夜ちゃんが
気をきかせて陰陽座のCDをMDに落としてわざわざ
送ってくれた。ありがとう透夜ちゃんvv
早速聞いてみた。
最初、ビジュアルや歌詞だけ見た時は「胡散臭い
ロックバンドだな…陰陽師ブームに乗っただけの、
陰陽師なんか興味ない間違った平安時代観持った
連中なんじゃねぇ?」と思ってたんだけど、
歌を聴いたらガッカリした。

マトモなんだもの。

もっとこう、思い切りハズしてるのを期待してたのに、
どこまでもフツーの曲。日本古来とか陰陽師とか
関係なし、フツーのロックじゃん!
良くも悪くもないって一番ガッカリだ。
それでもいちお全部聞いてみたら、一曲気に入った
曲があった。前に透夜ちゃんとカラオケで聞いた曲だから、
それなりに有名な曲なんだろう。知名度高そうだもん。
が、この曲がやたら元気いいアップテンポで、この曲の
イメージのまま陰陽師都密書いたらこのすごく
アクティブでアグレッシブな密が出来上がりそうで恐い。
かと言って都筑なんかのテンションが上がりでもしたら
誰も止められずに日本壊滅だ。無意味に無敵だからー(泣)
そうじゃなくてもワビサビ目指して、わざとのったり
まったりゆっくりした描写を心がけてるのに、
嫌いじゃない曲のイメージで勢いよく書いたら
「密乱心、内裏を何分で破壊できるのか!?」みたいな、
時間と破壊衝動でのみ盛り上がる話が生まれそうで恐い。
これって「早食い選手権!」と同じくらい、色気なく
せわしない。…そんなん陰陽師密じゃないやい(泣)
ま、鬼都筑は喜びそうなネタなんだけどね(笑)



2004年07月28日(水) 裏影響?


昨日更新した。
梅雨期にくさやで密閉した湿気の多い部屋みたいに
タイミングが徹底的に悪い。だって更新履歴にも書いたけど
テロ師という邑密パロが定期的に出てて、その邑輝はいかにも
ギャグなのに、同じような現代パロの邑密パロでシリアスって
笑いを誘うじゃん。しかもオレテンという昼ドラ風連載モノは
純愛、こちらは完璧笑いを狙ってるから同じように純愛書いたら
どう真面目に書いても同じようにワライモノにされてしまう。
企業戦略的見地から見たらまさに最悪だ。
カイックを2年も放置しておいたのは、ひとえにこの話を
書き続ける自信がなかったためで、リクしてくれなかったら
確実に知らん振りを決め込んでた作品。なんかホント再び
これに手をつけるのって自ら羞恥プレイをしに行くようなモノ。
でもアップせずには居られなかった。だって

1年半も待たせたキリリクだから…!

もうホント毎度毎度遅くてすみません、元々オチメなジャンル
なのに一年半も待たされたら心変わりしてるなんて充分ありえる
話でまさしく「今更っ!?」なのにアップしちゃったよ…
もしかしたら誰も待ってないどころか熟年のヌードみたいに
「むしろ見せるなよ見苦しいな」みたいな扱いでもおかしくない。
リクをくれたアヤコさんには再びこの邑輝と密に手にかける
チャンスと勇気をもらえたんだからひたすら感謝してます。
久し振りに向き合ったら密が真面目で楽しかったし。
嗚呼でもあちこち反応が恐い…!(>□<)

と思って翌日の今日。
■に来たらなんだかヒット数が多い気がした。
(ちゃんと統計とか集計してないから解らないけど)
今まで別に更新してもヒット数が多いと思ったことないのに、
なんだか今日は来客数が多い気がする。もしやこれは
裏をアップした影響…?あ、いや、でも裏と言っても
あんまエロくないんですよこれが…(滝汗)
最近のお若い方は知らないかもしれませんが、
私えろ書けないんですよホントもう。
最近とくにエロから遠い文ばっかり書いてたもんだから、
いざえろ書こうとしても、まず何するんだっけ?みたいな。
自分発見したんだけど、私が大好きなえろパターンは
相思相愛だけど思いのすれ違いで精神的に痛いえろ限定
という、恐ろしく狭いピンポイント大作戦(作戦?)
強〇や好き同士のエロはかなりどうでも良くて
「勝手にやってて下さい」とばかりに、むしろ見ちゃ
いけない気分にすらなるのに、こういう思いのすれ違いから
上手くいかないえろだけは文字を尽くして書きたくなるし
地の果てまで探しに行きたくなる。しかも男女がいい。
これじゃあ都密なんて書けっこありません。
あ、いや、そんな断言してる場合じゃなく(滝汗)
だから、裏小説カイックは「あんまエロくない」ことを
重々承知のうえ、読んでいただけるとさいわい。でも裏です。
もし私の手に余るエロい展開になったらエロの女王が
エロシーンだけ書きに来てくれる取引成立済なので、
そうなったら見に来て下さいねー堂々告知しますから〜v
(むしろその方が私も見てる方も気が楽なハズ)



2004年07月27日(火) ハーメルン完結


「ハーメルンのバイオリン弾き」最終巻をやっと
ゲットした。何しろ気付いた時には絶版になってて、
ヤフオクとか古本屋とかじゃない限り手に入らなく
なってたもんだからさぁ大変。2年くらいの年月
かけて、ようやく見つけましたさ37巻。
読んで、不覚にも電車の中で泣いてしまいました。
ようやった…よく書き上げたよ最後まで!(←何様)
作者にバンザイ三唱送りたい気分でした。
「ハーメルンのバイオリン弾き」といえば、
かつてアニメにもなったガンガンで連載してた
ファンタジー英雄モノなギャグマンガ。
高校生当時、部活でかなり精神的にキツイ状況にあった
私が、日々のつらさをまぎらわせるために毎日一冊ずつ
買って電車の中を笑いころげながら帰宅して慰められていたと
いう、イタさとアリガタさに満ちた思いで深い作品だ。
「ハーメルン」は、「グルグル」と並んで私のギャグの
バイブルだったなぁ…(軽く今も)しかし月日は残酷な
もので(月日のせいにすな)あの当時はちゃんと発売日に
買ってたのに、だんだん話のスケールがデカくなってギャグが
減って話がしんどくなるに従って、定期的に購入してなかった
ばっかりに絶版になった最終巻を取り逃がし、2年もかけて
ようやく出会えたラスト、ホント感動しました。
素晴らしいです渡辺先生!(><)
ラスボス戦前のラストスパートがちょい早すぎたんじゃないかと
ヤキモキしながら読んだけど、最後までスタミナ切れすること
なく、最高のテンションで書き上げたその根性がスゴイ。
そうでなくてもファンタジーヒーローモノは人類の女王とか
魔王とか、世界規模でスケール大きい上にキャラクターも
多くて人間関係も複雑で書くの大変だろうに、過不足なく
世界を書ききった手腕にはひたすら頭が下がる。
設定なんてベタな部分もいっぱいあったのに、欠点にならない程
物語にしっくり取り込んでしまったから違和感ナッシング。
何より、ギャグがあんなに混入されてるのにそれでもあんなに
真面目に書き上げて、なおかつ感動させられるってところが
すごい。ギャグ心を忘れない渡辺先生に乾杯だ。
素晴らしいなぁ、私も、笑い心を忘れない程度に感動できる
こんな作品が書きたいです。この作品は、ジャンル分類したら
「ギャグ」じゃなく「ヒーローファンタジー」でイイと思うもの。
…てことは、テロ師は分類「ギャグ」じゃなく「邑密ラブ」だと
認められればオッケー?(←だいぶスケール小さいな)

ハーメルン、37巻あるけど改めて読み返したい。



2004年07月25日(日) 母子食い違い


世代の違いなのか、母と私の会話はよく食い違う。
でも昨日は友達と食い違ったから、単に私個人が
他の人と食い違いやすいのかもしれないが。
ともかく今日は母と。

テレビの「お財布ケータイ」のCMを初めて見た私は
感心して指さしながら母に言った。
「すごいねー、コンビニの会計をケータイで
済ませてるよ。お財布ケータイだって」
ケータイで清算出来たら財布要らずですっごい便利だ。
やるなぁド〇モ、ちょっとレジ行ってみたくなるじゃん。
えらく感動している私に、そしたら母、簡潔に一言。

コンビニ行かなきゃ意味ないんでしょ?

この母にかかるとありがたみもソッコー薄れる。



2004年07月24日(土) かみ合わない会話


地元のお祭に行った。
毎年、この祭の日は雨に見舞われるというジンクスを見事
乗り越え、今年はイイカンジに快晴、花火も日曜に順延に
なることなく、つつがなく行われた。私の友達間では、
地元の祭というのはどうも地元民と行くという決まりが
あるらしく、地元の友達と行った。
夜も更け、祭飾りを見ながら露店の間を歩いていたら
ミニニュアダックスフンドを3匹連れた人を見かけた。
3匹も連れているとさすがに目立つ。
ところで私は、ダックスフンドのように座高が低くて
胴の長いモノを見ると、地面と胴の間にそーっと足を
入れて持ち上げたくなってしまう。これは人間が、
エアパッキンを見るとプチプチ潰さずには居られない、
DNAに訴えかける何かに共通した何かに通じる。やりたい、
でもやっちゃいけないことは知ってるのでそのいかにも
足入れやすそうな胴を見ながら隣の連れにその話をした。
「ああいう胴の長いの見ると、こう足を…」
と話し掛けたら隣の連れが驚いている。
「どうしたん?」と尋ねたら
「”胴の長い”とかいう話をするから、アンタが腰履き
してる若い男の子の心配してるのかと思った…」
とか返してくる。確かにそんなカッコした高校生くらいの
男の子がいっぱい歩いてるけどさ、残念ながら彼らは
守備範囲外だな。だからそう返す。
「私があんな若い子の心配したってしょうがないじゃん」
すると向こうがこう返してきた。
「でも胴が長いとちょっとの段差も腰に負担になる
らしいから飼い主の手間が大変らしいよ?」

「段差が若い男の子の腰に負担!?!」

ハイ、もちろん彼女が言ったのはダックスフンドの話で、
今度は私が腰履きしてる男の子の話と勘違いしました。
シラフのはずの彼女が「若い男の子の腰の負担」について
「飼い主が」とか言い出したのかと思って
ホントビビりました。



2004年07月23日(金) 若さと肌の関係


お昼休みに若い子と二人でバレーをやった。
すっごい久し振りなので、最初は上手くボールを
弾けなくて何度かあちこち飛ばしたんだけど、
そのうちようやくカンを取り戻してきて上手く
返せるようにあった。そしたらそしたで今度は息が
上がってしまうしなかなか体がおいつかないしで、
10回も続けるともういっぱいいっぱいになってしまった。
でも面白い〜。都内だからすっごい暑いかと思いきや、
日陰だしい〜カンジに風が吹いてるしでむしろ涼しいくらい。
気持ちよくバレーに興じられた。
と、ここまでは良かった。
わずか15分くらいの遊びで、さすがに久々だったので
腕とか痛くなってたんだけど、気分良かったから放っといた。
そして2時間後。ふと腕を見たらスゴイことになっていた。

手首から肘にかけて、焼けてない内側の白い肌が真っ赤に
腫れ上がったうえ、ところどころ紫色の斑点が…!

ぎゃーー!死病っぽいーーー!
マジ気持ち悪い。じんましん系がホント嫌いなので
寒気がおきました。なぜ紫の斑点なんだ(内出血だろう)
いっしょにやった子はなんともないというのに、
なぜ私だけこんな悲惨な腕に。
「私、肌が弱いから〜」とか言えば見た目可愛いけど
若い子と比べてダメージが顕著ってことはつまりそれだけ
肌の回復力が弱いってことだろう。情けない…。
いっしょにやった子はとっても楽しかったらしく、
明日もシフトがいっしょの子に「明日いっしょに
やりましょう」と誘いかけていたけど、彼女はあっさりと

「そんな自虐的なスポーツやりません」

と断っていた。
そりゃー私だってこんな腕腫れ上がらせて恍惚としてる
訳じゃないけどさ、多少は痛くても楽しいよ?
(というと自虐趣味くさいな…)



2004年07月22日(木) 密の美形具合


実は私は密はそんな美形だとは思っていない。
好き嫌いはおいといて「大した美形じゃないだろコイツ」と
思っているのだ。イヤモチロンすっごい好きなんだけどさ、
「好きだからすっごい美形」だとは思ってないんだなこれが。
現実に居たらもンのすごい美形だとは思うのよ。
例えば密がそこに居たとして、

戦後の、おかっぱ頭の似たり寄ったりな
女子中学生の中に居るステージ衣装の松浦〇弥

くらいには掃き溜めに鶴だとは思うんだけど、
もっとこうなんつーか、美形ではあるのは確かなんだけど
思わず呼吸が止まるような?人間じゃないみたいな?
色形身分世界観その他ひっくるめて壮大な美形とでも
言おうか、ファンタジー世界でしか見かけない、
実際居ないだろうレベルではないなという話。
私の美形認定レベルで言うとこういう実際居なくて
日常生活に支障を来たしかねないトイレ行く姿が
想像出来ないのが最上の美形なので。
だからどうも私は密を描写する時、その美形具合に関しては
あまり力が入らない。「そんな美形じゃないしな」みたいな
ストッパーが入るのだ。これって失礼だろうか。
それに最近美形拒否反応気味だし。美形は顔にアジが
なくてつまんなくなってきちゃってねー、特に現代モノだと
髪や瞳にもそんなバリエがなくてつまんないや。

ちなみに私の至上最強美形レベルを、
さっきの例みたいな引き合いにすると

服もままならない原始人の中に居る
ステージ衣装の美輪〇宏(それどうよ)

みたいな。
ま、要するに「人間じゃない」レベル?

こないだ電車乗ってたら、ドアのところに小汚いカッコした
女の人が立っていた。薄汚れた某スポーツブランドのシャツと
スラックス。ぱっちりした目といい遠目にも長い睫毛といい
つやつやなお肌といい、宝塚出身者か?と思うくらいの綺麗な
お姉さんで、せっかく顔が綺麗なんだからもっと綺麗なカッコ
すればいいのにもったいない…と思ってよくよく見たら、
なんと可愛い男の子だったことが発覚。
ああ、密ってこういうカンジなんだな、とつくづく思いました。

だから、密の美形具合ってこんなモンだと思うのよ。
それでも充分美形だと思うんだけどね。
でも大丈夫、最近小説で二人ほど見かけた
「見たら周囲が失神するからサングラスしてる」とかいう、
現象描写のみで美形具合を誤魔化している美形なんかよりは
全然美形だと思ってるからさvv
(つまり原始時代の美輪明〇と比べて負けるのか密…)



2004年07月20日(火) KOKIAが好き


最近特に人気上昇中のKOKIAのライブに行って来た。
だってKOKIAってばオリンピックの公式応援ソングを
歌っちゃったりして、一躍スターなんだもん。
こういう時、マイナー時代から知ってる人間て、
ファンの波が増えるのが嬉しいのと同時に
ちょっと寂しいよね(笑)
KOKIAは今私が一番好きな女性ボーカルだ。
歌もいい、声もいい、歌詞もいい。
創作中のBGMにももってこいだ。
すべからくきっと私と相性がいいんだ(笑)
今回は、新発売のCDに合わせて新たしい曲も
沢山唄ってくれて、耳馴染みないのに幸せな気持ちに
なれて、ライブハウスでずっと立ちっぱなしだったのに
全然疲れなかったのって、やはり愛ゆえだろう。
すっごい幸せだったv
特に公式応援ソング「歌がチカラ」は
聞くたびに励まされてちょっと元気をもらえる
ありがたい曲で、久々に聞いててトリップできる
ハマリソングになった。幸せだなぁvv
しかもKOKIAの「歌う姿勢」って私の「書く姿勢」に
似てて、勝手に親近感を抱いてつ始末
…こういうファンが一番恐いんですヨネ(汗)
だから、昨日のささくれだった心が今日癒されて
助かりました。も〜KOKIAってばホント大好きv
しかし両手を胸の高さで軽く握って「にゃんこダンス」を
いっしょにやろうと勧められた時は、何か自分の一部を
捨てなきゃいけない気分に追い詰められました…。



2004年07月19日(月) 女同士の限界


最近ご無沙汰だった友達と会った。
一時は毎週のように会ってたんだけど、私が最近忙しい上に
バテ気味なことと距離を置いていたこともあって、
3ヶ月ぶりくらいに会った。なぜ距離を置いていたか。
一度、すっごい忙しかった時に、夕食の約束をして1時間以上
待たされたあげく、あまり反省していなかった事態を踏まえ、
どうも向こうは時間にルーズなのが当たり前という法則を
発見してから(しかも彼女の周辺もそんなタイプばっかり
だから私の怒り度が解らなかったらしい)私が敬遠したからだ。
ホント忙しい時だったからマジ腹立たしかったんだもん〜。
で、今日。
というかそもそも3人で会ったんだけど、一人は
買物帰りで、時間にルーズな方の彼女は連休で
遠距離恋愛中のカレシの所へ行って来た帰り。
「和食が食べたい」という彼女にニーズに応え、というか
誰もはっきり行き先を言わないので私が無難なファミレスの
名前を言ってそこに行った。果たしてそこで事件は起こった。
メニューを見て「食べたいものがない」と言うのだ。
でも、一度腰を落ち着けたしまた別の店に行くのは面倒なので
彼女の意見は黙殺してしまった。そして、さんざん悩んだ挙句
やっと決めて注文したところ、彼女の頼んだものは品切れだった。
私ともう一人の彼女の分はオーダーしてしまって、咄嗟に別の
料理を注文出来なかった彼女だけ後回しにしてもらった。
メニューを見て、ひたすら悩み続ける彼女。
うんうん首傾げながら悩む様を見ているうちに、この現状を
打破できるのは私しかいないと思い「違う店に行こう」と言って
店員に、頼んだ物が品切れだからキャンセルさせて欲しい旨を伝え、
向かいの店に移動した。ここで問題なのが、私が別に親切心から
そんなことを言った訳ではないということ。あの状況で
「店を代える」までの行動に移せるのが私しか居なかったからだ。
迷ってた彼女はひたすら迷ってただけだし、もう一人は人前で
喋るタイプではない。何より腹が減っていた私は、もじもじ
悩んでる様を見てイライラして言っただけなのだ。なぜ私が
店員にそんな事言わにゃならんのだとか思ったけど、
ともかく店移ったさ。
店を移ってしばらくして、ふと考えた。

コイツ、まだカレシといっしょに居る気分なんじゃなかろうか。

わざわざ入った店で「食べたいものがない」と言ってしまえるのも、
迷ってもじもじしていれば誰かがどうにかしてくれてると思っている
かのようなもじもじ加減も、はっきり言って恋人じゃないと通用
しない可愛らしさ…もとい無遠慮さだ。事実、彼女がそういった
行動に出てももう一人は何もリアクションを起こさなかったし。
それにこの、困った彼女だっていつもはそんな無遠慮を言ったり
しない。…言いそうなタイプではあるけれど(笑)
そういや感謝されなかったな…余計なお世話だったんだろうか。

ってことで、カレシに接する時と女友達に接する時の違いを
図らずしも考えさせられてしまった。…つか、友達に対して
これくらいでイラつく私が心狭いのか!?(汗)



2004年07月18日(日) 気になる会話


電車に乗っていたら、隣に外人が二人座った。
アジア系の若い男女。二人の共通語が日本語しかないのか、
TVに出る外人のような拙い日本語で言い争いをしていた。

男:あの女紹介してヨ!
女:それ浮気ネ!
男:浮気違うヨ!
女:あれはオバサンネ!
男:チンチン違う(どういう意味だ?)
女:アンタみたいな子供2人もいる男ダメよ!(そりゃダメだろう)

チンチンってなんだろう。気になる。
というか、二人して声が大きいからどうしても
気になってしまう。だいたいこの二人、友達なんだか
恋人なんだかもわからない。女の「子供二人」発言から
友達っぽい気がしないでもないが、依然として解らない。
そして続く会話。男、なおも食い下がる(笑)

男:写真見せてヨ!
女:ダメ。アンタはいつもそうネ!(ケータイを覗き込む男)
男:可愛いじゃナイノ!
女:勝手に見るんじゃないノ!(なんとひっぱたく)
男:痛いネもう〜

…それでいいんか。
つか、私は座ってたから動けなかったけど
さりげに3歩離れた人垣が出来てるんですけど…(汗)



2004年07月17日(土) 慌ただしい一日


今日は朝から忙しかった。
8時半に起きて10時に待ち合わせ、半年ぶりに上海から
一時帰国している友達と会った。前日に声をかけたのに
5人も集まったのでなかなか楽しい会合になった。
彼女に「日本で今一番ホットな人は?」と聞かれたので
「曽我さん一家」と答えておいた。…だよね?
なんだかんだで毎日ニュースのトップスリーに入ってるし、
今日の動向みたいなことが、すごくどうでもいい内容でも
事細かに紹介されてるし、ロイヤルファミリー並の目立ち方だ。
参院選の時の小泉さんだってこんな目立ってなかったはずだ。
ファミレスで長話をした後、今度は一時過ぎに別の友達と会った。
8/1に行われる「雨乞行事」という伝統芸能?で使う、巨大龍の
製作をしている神社へ見学に行ったのだ。この伝統行事、何しろ
4年に一度というオリンピック並のレア行事なので今年は是非とも
見たい。前回涙を飲んで見逃したので、今年は是が非でも行く
つもりで製作段階から下見に行った。
まず、当日は大混雑を予想して(何しろ4年に一度だから)
駅から神社までの道のりを車でおさらいする。当日は駅から
歩くのが一番だろう。ちなみにこの行事、巨大龍をかついで
神社から雷電池(すばらしい名前v)まで歩いていく。
最初にゴール地点の池を見にいった。2週間後にそんな
大それた行事があると思えない小さな池で、人もまばらだ。
でもいちお場所は解ったので、次は神社に向かった。
神社は思いのほか小さくて、そこに大勢のおじさんが藁や
竹で龍の骨格を作っていた。…思った以上に大きい!
どうやら地域ぐるみで行事をこなすらしく、沢山のおじさんと
沢山のおばさんがめいめいの仕事をしていて忙しそうだった。
龍作り見学は2時近くに行ったんだけど、まだ骨組みが出来てた
だけで、HPで見たような立派な龍になるにはまだ時間がかかり
そうだった。でもTシャツ販売してたおばさんに聞いたら
「5時には仕上がる予定」と言っていたので、また5時頃
見に来ようと思ってその場を後にした。その後は、車を出して
くれた連れに連れられて周辺散策へ。でも「地元はよく知らない」の
法則を見事に踏襲していて、どこへ行っていいのか解らないと
いうのでとりあえず大きな神社へ向かった。しかしその神社は、
確かに大きいけど大正時代に5社を統合したという、見た目から
してあまりありがたみのない神社で早々に帰って来てしまった。
次、総合運動公園に行く。暑いのですぐ帰る(笑)
次、郊外にある大きな家具屋へ行く。これが面白かった。
店内のカフェでせ−キセットでひと休みしたんだけど、
ケーキセットAが399円とかやたら安くて驚いた。
そこでバリコーヒーを飲んだ。クセがなくて飲みやすくて
おいしかったv 家具屋では、デザイン的な皿に一目惚れして
友達への誕生日プレゼントに2枚購入した。かわいいvv
そうこうしているうちに4時半になったので、龍作りをしている
神社に舞い戻ってきた。おお、けっこう出来上がっている。
細部は雨乞当日に付けると言っていたけど、鼻と目のついた
全長30メートルはあるかという巨大龍を見てワクワクした。
当日が楽しみだなぁvv
さてまだ帰らない。デパートへ行って服を見たり本を
見たりしてふらふらして、ようやく6時過ぎに別れた。
実はさらにこの後私は別の人と夕食の約束があったのだが、
さすがというか連日の睡眠不足続きでへろへろになっていた。
しかもこの夕食の約束までまだ一時間以上ある。
ってことで、リタイアして家に帰ってきてしまった。
…私も年取ったな。ちょっと前までは夜までイケたのに、
去年の夏の新宿オフでバイキング会場へ向かうまでに死にそうに
体調不良になったあたりからやけに貧弱になった気がする。
決して体力がないとは思わないんだけど…要は持久力か?
おかげで帰ってきてから世界!不思議発見!とか見れて
夜は創作活動に更けれてなかなか充実した一日ではあった。
久しぶりに開いたフォルダに2年程放置してた贈呈小説の
書きかけ
を見つけて青くなったりしたけど、これはこれで
早く仕上げなきゃっだから早く気付いて良かった良かった。
(急げ自分)



2004年07月16日(金) 進化するほんわりホモ小説


図書館にあったホワイトハート系ミステリ小説を読んでみた。
いっぱい連載が続いてるらしいけど、ざっと見て図書館に
20冊以上あるからそれなりに楽しめるだろうと思ったのだ。
物語は、術者の美青年と、彼の拾った半精霊半人間の美少年が
二人で怨霊とかやっつけてく話。…テロ師?(だいぶ違う)
死にかけの少年を拾った美青年。…オレテン?(それも違う)
やがて同居生活が始まり、そのうちその美青年は自分が術者で
怨霊を調伏する仕事をしていることを打ち明ける。助手として、
共に仕事をこなしていくうちに二人は固い絆で結ばれていく…
結局都密じゃん(間違いではない)
しかしこの密は本家密と違って、父親に愛されない友達もいない
孤独な境遇ながら天性の甘え上手。上目遣いにおでだりしては
美青年を内心めろめろにしているのだ。美青年は女性の
好む典型的なつらい過去のあるクールビューティ。
もう…10冊くらい読んだだろうか。
最近特に、二人の仲が急接近してきて面白い。
最初は無防備な美少年の唇を指でなぞってみたりして
「指で熱を測る」とかこっちの方が恥かしくなる誤魔化し方で
誤魔化してたのに、もうホント最近ハッテンがスゴイのだ。
まず、美少年が人身御供になろうとしたところ、少年が意識が
ないのをいいことに普段クールぶってる美青年が大告白。
「こいつの居ない世界に未練はない」だの
「ずっといっしょに居ると誓ったから死ぬ時もいっしょだ」とか
情熱ってスゴイスゴイ。で、人に言ったらスッキリしたのか
美青年はこの後、意識のない美少年にデコチュー。
おおっ、やっとそれらしいスキンシップが出来たね!
次の巻では起きてる美少年のほっぺにチュー。
「心の鍵が探せない」とか「僕が見つけました」とか
クササ満開なセリフを満員電車の中で読ませないで欲しい。
純粋にモエてた頃の都密小説みたいじゃん(焦)
そしてついに今日読み終わった巻、やってしまいました。
何をってモノホンのチューを。
帰ってきたら熱を出した美青年を看病している美少年。
自分のせいで風邪をひかせてしまったので、心配して泣きながら
「僕にできることならなんでも言って下さい」と言ったところ
「じゃあ風邪を半分もらってくれないか」とか言いやがる邑輝…
じゃなかった美青年。カッコつけた…つか普通のカッコいい邑輝が
言いそうにクサいセリフだ。そしてもちろんやることは
決まっている。今回ようやくお互い正気(爆笑)のキス。
しかしそれだけでは終わらなかった。
美少年、かるく触れるだけのキスが終わった後
「それじゃ1/4しか染らない」とダメ出しする始末。

今までの初々しさは嘘だったのかーー!

待て、こういうゆったりコースを歩むカップルは、
キスシーンで一度は「不意打ち→真っ赤になって逃げる」
パターンを踏まえなければならないのに!もしくは
「転んでうっかり口がぶつかる」(そりゃ「もまて」だ)は
ホモになるために通過しなきゃいけない部族の儀式(?)なのに
一回目から「それじゃ足りねーんだよヘタクソ」だ?
(そうは言ってないけど↑)前々から二十歳すぎて
ガキっぽすぎる美少年だとは思ってたけど、まさかそこまで
アケスケだとは…いやはやおばちゃん驚いてしまいました。
そして今回も帰りの満員電車で、しかもラストに挿絵が
入ってたのでもー恥かしくて恥かしくて、展開の唖然さと
相まってしばらく頭伏せてました。…ホワイトハートなのに(汗)

いや〜、次巻はどんなハッテンがあるのかな?
「体が冷えるから仕方なく肌を寄せ合う」とか
「二人きりの露天風呂で滑って転倒、折り重なる」とか
「雷が恐くて一人で眠れない」とかパターンをおさらいして
からじゃないと本番は許しませんよ!



2004年07月14日(水) 「もまて」をやる・1


ついにホモゲーにたどり着いたぜ私!
「もまて」って誰が言ってたか解らないけど確かに
騒がれてたホモゲーだもん、これならホモゲーやったぜ
ライセンス獲得確実!(何が欲しいんだ自分)
早速やってみました。

うお!都密だ!都密が居る!(笑)
意地っ張りで人と馴染めない美少年と!
世話焼きで愛嬌で周囲を魅了する美(?)青年が!
物語は至ってシンプル。エスタレーター式の大学生で
ある主人公(仮に都筑)と、そんな彼が一目惚れした
高校生美少年(仮に密)がだんだん結ばれてく話。
…なんかベタベタすぎて先が見えるんですけど。
屋上にいる寂しげな表情の美少年を眺めて一目惚れし(ベタ)
出会い頭にぶつかり(ベタ)、第一印象最悪なんだけど(ベタ)
幼馴染みの女の子(若葉?)に「話しかけてやって」と
言われて部屋に行ってみれば(ベタ)熱を出して倒れている(ベタ)
医者呼んだりして一段落した後、帰ろうとしたら手を捕まれ(ベタ)
意識不明ながらも弱弱しく泣く仮密を放っておけない仮都筑。
まさか強〇された夢でも見てるんじゃないだろうな、とか
ドキドキしてたらそこは違ったらしい。でも看病は王道だ(笑)
その後、単に人付き合いがヘタなだけで心は優しい美少年
(そりゃ密ですから)はどんどん仮都筑に心を開いていく。
翌日、真っ赤になって「ありがとう」を言いに着たり(ベタ)
節目がちに笑ってみたり(ベタ…つか都密だろうなそれ)
ある日、仮都筑は無理矢理仮密の部屋に押しかける。
仮密と本の取り合いになって、二人はバランスを崩して
倒れ込んでしまった。なんだ、押し倒したか?と思って
話を進めていったら、違った。

…キスしてるし!(最大のベタ)

思わず本気でテーブルにつっぷす私。
押し倒しただけじゃ飽き足らず、口までぶつかるかホモゲー!
ベタと言っても10年前が有効期限の少女マンガじゃないのかそれ!?
なんかスゴイいろいろ感動してしまって言葉が続かない。
でもこの話そういうスタンスならこちらもそう行かなければ
楽しめまい。タカを…じゃなかったハラをくくってみた。
そして訪れる初夜。
いや決して夜じゃないんだけどさ。
昼間の実験室、仮都筑が作った薬を試飲して欲情する仮密。
これまたベタの王道催淫効果。しかし本当に効くのかね?
そのへんに疑問を持ちつつえろ開始。う〜ん、薬漬なえろは
亘密か邑密が独壇場だよな…まさか都密で来るとは、とか
完全に密受と混同しつつも感心して読み進める。あまり
きゃ〜〜vとかすてき〜〜vとかいうモエはない。
私も若くないということか。
つかさ、私は靴下が許せまん
理解者は靴下がなければ許せないらしいけど、私は許せない。
脱げ!他はいいから(いいんか)靴下は脱げ!
靴下に気を取られてるうちに第一回目えろはあっさり
終了してしまった。あれー、ここまで来るのにあんま
選択肢なかったから初夜は都密決定なのかしら?
そんな部分を疑問に思いつつ、なんか気持ちいっぱいに
なったのでセーブして今日のところは終わらせた。

続きにどんなベタが潜んでるのか解らないけど楽しみだなぁv



2004年07月12日(月) 羊の穴に関するトリビア


4月頃、中世イタリアを舞台にした歴史小説を読んだ。
主人公は幼い頃羊飼いで、その頃の回想に

羊飼いなら誰でも羊とやってる。やったことないなんて
言う羊飼いがいたら、そいつは嘘つきだ。

という一文を見つけてすごく驚いた。
で、この驚きを誰かに伝えたくて5月にオフで
NINAさんと冬菊さんに会った時話したら、意外にも
ソッチ方面で話が盛り上がった。不思議な縁でNINAさんは
ちょうどエド×ヤギ(あはは)を書いている最中で、
冬菊さんはなぜか「ヤギの穴は非常によろしい」ことを
知っていて、そこに私が歴史小説の史実を合わせたもの
だから、そりゃまぁ話に華も咲こうというもの。
(でもあんま鮮やかなイメージじゃないな…菊?)
実は私の読んだ小説は、現代のアメリカ人が読者を
だますためにそんな伏線を張っていた現代人の書いた
中世イタリア小説だったんだけども、私は割と後半まで
違和感を感じなかったのでただただ作者の技量に感じ入った
ばかりで、そのへんもちゃんとNINAさんと冬菊さんに
「でもフィクションでした」と断っておいた。
その時はそれで話は終わった。
が、なぜかまた羊が浮上した。
今度は考古学者の書いた真面目な(笑)干支の本を
読んでいたところ、やっぱり「羊イイんだって」という
説明があったのだ。しかも詳しく。なんとチンギス・ハーンが
大遠征の時に大量の羊を連れてったのは兵の慰安のためだった
らしいし(従軍慰安羊?)あまりの心地よさに奥様を忘れて
しまう兵士もいたらしい。いわく「出来の悪い人間様より
はるかに出来がイイ」らしい。無理矢理慰安婦連れてくより
いざという時食糧にもなるからマシだけどなんかどうもイマイチ
釈然としないものが…。さらに、羊の腸は湯にひたして
和らげるとダッチーに最適でよくダッチーに仕込まれてたらしい。
さらにもう一つ、死んだ羊の眼を睫毛ごとくりぬいて挿れてみると
女性も楽しめるらしい。このへんの説明は表現が上品すぎて、
どう使えばどう楽しいのかよく解らなかったのだが、所詮
羊の目玉(睫毛付き)なんか手に入らないから別にいい。
(※持ってたら使うとは言ってないっス!)
スゴーイ、昔の人は色々考えたもんだなぁ。
しかしこの、羊のシモな使い方に関してのかなり
どうでもいいトリビアの蓄積はどうよ?
私は前回だって普通に中世イタリア小説として楽しむつもり
だったし、今回だって純粋に干支の裏知識が欲しかっただけ
なのに、なぜそこで羊で結びつく??
(つか、なぜそこに食らいつくんだ自分)
中世イタリア+干支=羊のダッチな使い方
だなんて誰が連想できるかっつの。そしてこの話は、
知識は、思いがけない縁で結びついて蓄積されていく、
というオチでいいんだろうか?



2004年07月11日(日) アボルダージュ


山本寛斎プレゼンツ・アボルダージュを観に行ってきた。
正直言って演劇なんだかショーなんだか解らなかったんだけど、
前々からハデにCMしてたから気になってはいたし、
連れの母も乗り気だったので観てきた。

観ても解らなかった。

山本寛斎はデザイナーなんだからショーかもしれない。
事実、上戸彩とか小池栄子とか出てたけど、出てただけで
花魁衣装魅せて歩いただけで何もしていない。最初に出て
きて衣装を見せて回って引っ込んだ後はエンドロールまで
出てこなかった。これでも主役級扱い。
でも演劇かもしれない。
男性陣はある程度パフォーマンスしてたし、
中吊りになってアクションこなしてたし。
しかしショーでも劇でもないところが寛斎流なのかもしれない。
ところどころ盆踊りがあったり剣術の演舞があったり和太鼓の
演奏があったり子供が可愛かったり石川さゆりが唄ったり。
なんかカテゴリに入れられないし!
水の使い方もスゴかった。海戦の様子を見せてるから
だろうけど、もう子供の遊びみたいにざっぱんざっぱん
水を使って、大砲に水入れて宙吊りの人間に討つから
1階席はよく濡れていた。しかし楽しそうだった、いいな〜。
てカンジで後半はなかなか楽しかったんだけど、前半は
訳が解らない上に動きも地味で、はっきり言って寝そうだった。
後ろ手に縛られたインディアンみたいな人が巨大な赤い布に
巻かれてもだえてる様を観ても…観ても楽しくないです。
(イヤホントだってば!)
あいにく抽象的なこととかイメージ勝負はからきし
ダメなので、観て誰でも解るような図にしてもらわないと、
申し訳ないけど何を表現したいのかサッパリ解りません。
でもまぁおおむね楽しかった。
ハデなファッションショーだと思えば
ハデなアクションはむしろ見れてラッキーだし。
沢山の人が協力しあって一つの舞台を作ってる、
そういうスタンスがいいね。ラストは感動しました。
…人が多かったからかもしれないけど。
帰りに母に「どうだった?」と聞いたら
「"そうだねぇ…"ってカンジ」と言っていた。
私も「そうだねぇ」と相づちを打った。
まさに、そんな感想がぴったりだった。



2004年07月08日(木) 水なのに…


たまたま早く帰ってきたので、母とラーメンを食べに行った。
帰りにスーパーに寄った時、母が水を買うのを見てショックを受けて
しまった。最近我が家(というか母)では買ってきた水を飲むのが
流行っている。一方私は水とか湯だけは嫌いで、水ならどんなに
薄くてもポカリの粉末を入れて欲しいし湯ならどんな出がらしでも
お茶がいい。その、母が水を買うというので私も負けじと
ウーロン茶を買ったのだが、スゴイ現場を目撃した。母が、

1本522円のペットボトルの水

を買っているのだ。水だよ?! 水が522円ってあえりえない!
有料という時点で既に高いのに、522円に愕然とする私を
ウザそうに見る母。「だってこれが一番おいしいんだもの」
えぇええぇ、522円もすればさぞかしおいしいでしょうよ!

相変わらず我が家の価格感覚は是正されない。



2004年07月06日(火) 好きな女性キャラ



「霊の見える死神高校生黒崎と死神達の話」

というあらすじ(笑)に興味を持ち
BLEACHを読んだ。ドツボだった。

ルキアが。

もうめろ可愛い。
女性キャラでこんなハマったの珍しいくらい、
私の趣味にジャスト☆ミート。マジめろめろだ。
私は色気のない女性キャラが大好きで、ガラが悪いとか
荒いとかとはまた別に、サラっとしてまさに「女」を
カンジさせないキャラが大好きなのだ。
解り易く言えば「ルキア」。
もうこれから私の女性の趣味を語る時の見本はルキアで
事足りるってくらい、とにかくドツボ。自分が女だという
ことにあまりこだわってない軽さがいいね。逆に自分が
女だということを否定して頑なな女性キャラは苦手。
喩えば敵に「お前それでも女かよ?」みたいに言われて
ヒョウヒョウと「女だよ」と笑えるのが前者、
逆上するのが後者。男装したり女だてらに男に交じって
たりして、漫画にも小説にも後者の女性キャラの方が
圧倒的に多いんだけど、私が好きなのは前者。
女であることに迷いはないけど女であることに気張らなく、
そして色気ない。ルキアなんていつもあんなヒラヒラした
スカートはいてて女満喫してるクセに、しょっちゅう
中が見えそうな脚の開き方しててホントにドツボだ。
ルキアってばまた言葉遣いがカタイのもいい。
死神の中にはちゃんと女っぽいのも居るのに、彼女だけ
なんでこんなにカタいんんだか不思議なくらいだ。
でもそのカタさを特に苦労してなさそうなトコもらぶ。
真面目なトコも可愛いなぁvvv
そして最後に、なんと言っても小柄なトコロだ。
身長144センチって私と比較しても男女の理想的な身長差
15センチ以上あるじゃん。うわ〜抱きしめてみたい!(笑)
主人公一護とは実に30センチ。ムッツリ変質者・白哉兄とは
36センチ、同郷意識の恋次とは44センチってっもうバスケ選手
相手みたいじゃん!しかしこの身長差にもモエてしまう。
いやん、こんな華奢じゃえろなんて出来ないわ!(落ち着け)
ってことで、モエ要素満載のルキアにめろめろの今日このごろ。
夏コミ初日に行くのも確実になってきた…かな(笑)



2004年07月04日(日) にゃんこ。


元同僚のお宅にお邪魔した。
夕方、ちょっと外に出たら生垣の所に上手に隠れて
猫がいた。私は猫が好きだ。異常なほど大好きだ。
早速声かけてみると、手の届く位置に居た猫は
私の手の届かない所まで逃げてしまった。でもそれは
追いつけない距離でもなくて、3歩ほど歩いて
近づいた私は、しゃがみこんでまた猫を呼んだ。
警戒しながら遠回しに私の方へ近づいてくる猫。
久々の脈あり猫だ。

ふと、違和感に気付いた。

隣の、いっしょに居た子に聞いてみる。
「ねぇ、なんか猫の脚大きくない?」
普通の猫より脚が横に広がっている気がする。
「そうかな?普通に見えるけど」
私はやはりおかしいと思う。
すると、向かいの家のおばさんが声かけてきた。

「その猫、脚の指が2本多いんですよ」

なるほど、こちらに近寄ってきてくれた猫の
前足2本だけ、手が広い。数えてないけれど
明らかに普通と違う大きさ、指が2本多いのだろう。

そのうち、猫がようやく私の手の届く範囲に来た。
さっそく頭をなでる。最初は避けようとしたけれど、
何度かなでているうちに何度も近づいてきてくれた。
つれない猫も可愛いけど、相手してくれる猫は
やっぱり可愛い。しかも私にはそんな猫滅多に居ないし。

そうしてしばらくなでていた。
喉もごろごろ鳴らしてくれている。
完全に、私に対して警戒を解いてくれたのだ。
人間にいじめられたりしないのかと思った。
それとも猫の世界でいじめられるんだろうか?
ラチもない考えだった。
あえりるはずもない。
その点むしろ人間様の方が下劣だ。
というか、手が大きい方が便利なことだってある。
猫界だってそうそう冷遇される理由もあるまい。

なんだかいいなと思った。

何がいいんだか解らない。
でも、ほんわり嬉しくなった。
単純に、久しぶりに猫に触れたからかもしれない。
私になついてくれたからだけかもしれない。
でも、いいなと思った。

嬉しくなった。



2004年07月03日(土) 母おちゃめ


母の定期検診に付き合って病院へ行って来た。
もうすっかり元気なんだけど、術後の経過を書いてって、
それを先生に見てもらって診察してもらうのだ。
私が待合室で寝こけてた(切実に寝不足)間に
診察室に入った母と先生の間で面白い事があったらしい。

母は術後の経過をパソコンで打って持って行ったらしい。
〇月×日 30分程散歩に出て、体調を崩すことなく歩けた。
〇月▽日 喉の調子がよくなり、高い音が出せるようになった。
等々。
それを先生に見せて話を聞くのが主な診察だった
らしいのだが、母はここで茶目っ気を出した。
「先生、ラブレター書いてきたんです」
うちの母は60過ぎ、片や先生は40過ぎの若造だ。
母は本当にジョークのつもりで言ったし、近くにいた
看護婦も「あら先生よかったですね」と笑って応じたらしい。
先生ももちろんジョークだと思ったはずなのだが、
その母の経過報告を読んで、誤解した。
なぜなら母は、何を気取ったのか術後経過報告の一行目に

「庭の月見草も美しく咲き…」

のような文面から始めたからだ。
先生、何を思ったのか焦ったあまり、一行読んで慌て

「あ、後で読ませてもらいます」

と、そそくさと報告書を畳み出したというのだから
面白い。母は、まさか真に受けたとは思わないから
「え、今読んで下さいよ」と、普通に流す。
その後、誤解は簡単に解けたらしいんだけど、私も
そばでその慌てぶりを見たかったとかなり残念に思った。

ぷぷ、40過ぎておばちゃんに振り回される先生って面白い。



2004年07月02日(金) ハリポタ最新作


私にしては見に行くのが早い方だと思う。
あまり気張って見たわけじゃないんだけど、感想。

特になし。

いやだってあれ?ホント何も特に意見ないんだもん!
(だったら日記にするな)
毎度のことながら、先に小説を読んだ人にとっては
ものごっつめまぐるしい展開でよく解らない。
パパ達が親友だったっててこともっとちゃんと、セピア色の
過去編入れてもいいくらいそのエピソード欲しかったのに
よく解らずじまいで、物語だけが焦ってるカンジで。
今回はツテを利用して800円でチケットが手に
入ったので、1800円よりはガッカリ度低いけど、
でもちょっと「これじゃなぁ」感は高かった。
次はもっと内容濃くなるのに、映画にして大丈夫かしら…?



2004年07月01日(木) リレー小説開始!


本日から都密リレー小説がスタートした。
ちょっと前に一世を風靡した昼ドラ「牡丹と薔薇」に感化され、
都密仕立てにしたらどうなるだろうという知的(痴的)好奇心の
元に4人の執筆陣が立ち上がった一代プロジェクトだ。
ちなみに私も参画しているが、HNを変えているので
どこを書いてるかは解らないハズ。他の3人も同様。
でもそちら様方のサイトへ行けば同じようにリンクが貼ってあるから
すぐ解るだろう。そのへんは中身が楽しければどうでもいい(笑)
リレーって今まで単純に考えてたけど、今回はけっこう下準備を
要した。粗筋もあらかた考えたし、キャラの性格も皆で統一
させようとしてるし、決まり事も作ったし。
密がサーカス生まれの白痴な少年で、都筑がフリーカメラマンで
ガテンアルバイトしてる荒い漢。もうここだけでほのかに
笑いを誘うんだけど、昼ドラとしてはけっこう王道じゃない
だろうか。昼ドラというか、設定として王道で(笑)
だいたいの展開は考えたけど、進め方は書く人に一任されてるから
いつ、どんな初夜になるのかも解らない。だから私も書き手という
より読者としてドッキドキだ。だって漢っぽい都筑だよ?
言語もままならない白痴な密だよ?そしてえろ!
も〜5年前に理伽ちゃんが得意としてた都密ネタだよ…!
(お久し振りですお元気ですか〜v)
私は本来あまりセオリーっぽいドロ臭いキャラや展開は
恥かしくて書けないんだけど、お決まりを書くのが昼ドラだから、
そのへん開き直ってむしろ楽しく書ければなぁv
というか、書けなきゃやってけないだろう。ガンバレ私。
次を楽しむ心があればベタな話も書ける…!
いやこれも続・盆みたいな変化球タイプのギャグだと思えば…!
ってことで、昼ドラっぽく月〜金の平日のみ、昼ドラっぽく
ドラマにしたら30分くらいの内容を昼ドラ小説にしてます。
もうそのままテレビ局に売ってもいいくらいの出来で(笑)
そして、昼ドラだからラブ&ヴァイオレンス、ドラマチックな
設定とありえないくらいの急展開、マンネリに飽きた奥様方を
ちょっぴりモエさせる人の愛憎劇をこれでもかというほど
濃ゆく描きますので(都密で!)どうぞよろしくお願いしますv
笑うかモエるかでアナタの都密ラブ度が割れそうです。本気で
モエたら都密純愛主義者様ですね。師匠と呼ばせてください(笑)
BBSや一言メッセージなんか気軽にカキコんでもらえると嬉しいでスv


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