田中 2005年01月30日(日)

携帯の画面を見ていると田中が言いました。
「白黒だ!」
ええ、白黒ですよ。
するとさらに田中が言いました。
「よく白黒(用の待ち受け画面)を見つけましたね!」
ええ、画面が白黒全盛の頃に落とした待ち受けですよ。
そして田中は携帯ストラップについて言いました。
「そのストラップ、みんなが気持ち悪いって言うんですよ!」
ええ、あなたがくれたストラップです。気に入ってます。

ようやく旅も終わり 2005年01月29日(土)

パルプンテのないドラクエなんて!
絶体絶命で、藁にもすがる思いでパルプンテかまして「しかし、何も起こらなかった」で全滅してしまったりしないドラクエなんて!


くの一 2005年01月27日(木)

電車で、座席と座席の前のつり革を掴んで立っている人の間には多少のすきまがあるものだが、右隣の席の前に立った50才前後の女性は、何故か座っている人の膝に思いっきり自分の膝を押しつけ、それどころか股の間に足をねじ込む勢いで、肩にかけた鞄が座っている姉ちゃんの頭に当たるほど、覆いかぶさる体勢で立っていて、妙な人だなとと思いつつ、数駅が過ぎていき、ある駅で私の左側三つ先の席が空いた時、何かが私の前を横切ったかと思うと、右隣前に立っていた密着女性が、座席と立っている人の列のわずかに開いた隙間を疾風のごとく駆け抜けて行き、空いた席の前に立っていた人が座るより早く、かすめるようにそこに座ったのだった。忍法のようだった。今、思い出そうとしても、どうやって四人分の座席とその前に立っている人の間をすり抜けていったのか、わからない。

リサイクル運動 2005年01月26日(水)

自治体で、ごみの分別がさらに細分化されることになり、段ボールや新聞、雑誌の資源ごみ以外に、燃えるごみを出す際はレシートや空き箱、ポスターなどの雑紙類も分別しなければならなくなったが、ティッシュはどうしたらいいのだろう、使用済ティッシュは。あれは生ゴミか、それとも雑紙か。花粉症期の鼻汁など、無色透明、サラサラで、天然ミネラル成分も抱負な汁は、乾けば無かったような感じで、広げてもう一回使ってもいいかなみたいな、そんな綺麗な鼻汁のついたティッシュはどうなんだ。

それ以前の何か 2 2005年01月25日(火)

社内の人にパソコン操作を伝授しているが、「2行目以下を選択してみてください」と指示したところ、3行目をクリックするので「2行目以下です」ともう一度言うと、ちょっと考えたあと、3行目の別のセルをクリックしてみたりするので、「『2行目以下』は、2行目も含まれますので、2行目からお願いします」と言うと、「なんで?」と言った彼がパソコンを使えるようになる日は永遠に来ないと確信した。

それ以前の何か 2005年01月24日(月)

社内の人にパソコン操作を伝授しているが、マニュアルの同じ章を何度か繰りかえしたのち、「そろそろマニュアルを見ながら自分だけでやってみて下さい。ここからお願いします」とマニュアルを書架に置いて指示し、スローなペースながら自力で操作するのを、時々後ろから口出しなどしていたが、しばらくすると全く動かなくなってしまい、いくら待っても質問もしてこないので、「どうしましたか?」と声をかけてみると、「ここからどうしていいかわからない」とマニュアルの開いているページの最後を指さすので、「どういうふうにわからないんですか?」と訊きながら次のページをめくると、「ああ、ページをめくるのか」と言った彼がパソコンを使えるようになる日は永遠に来ないと確信した。

あの人は今 2005年01月23日(日)

昔、『やじうまワイド』で司会の吉澤アナの隣に座り、原稿を読めば噛み噛みで、しかも漢字の読み間違いが多いだけでなく、知識もあまり足りていなさそうで、「団塊の世代」を「だんこんのせだい」と読んだり、文化、風俗を意匠にした新しい切手のシリーズが出るという話題で、「えぇっ! 切手のデザインにフーゾクを使うんですか!」と驚いて、周囲の人々に「いや、そういう意味の『フーゾク』じゃなくて、そもそも『風俗』というのは……」と生本番中に慌てて説明されてもいまいちよくわからなかったらしく、「でも、フーゾクなんて…」などと戸惑ってみせたりした田中滋実には、吉澤、大熊アナも時折隠しきれない苦い顔を見せていたが、いち視聴者としても彼女には朝から苛々させられることが多く、番組を降りると聞いた時にはホッとしたもので、確かアメリカ勤務の旦那に着いて行くために退社するとかで、漢字や日本語のない国に行けて良かったなと思ったことを記憶しているが、生ぬるい気持ちになりながらも、今どうしているんだろうかと、時折気になる。

あの人は今 2005年01月21日(金)

『モ。』の人たちとかを排出したオーディション番組『ASAYAN』(後期)で、こむてつ(末期)がプロデュースするとかで、「20世紀を締めくくるにふさわしい楽曲と歌手を世に送る」みたいな傲慢なテーマで選ばれ、本場?アメリカへ歌の武者修行に行かされ、中途半端にソウルとやらに触れてみたりして、何故か日本デビュー前に「ニッキー・モンロー」などという珍妙な芸名をつけられて全米デビューして、どんなコネクションが使われたのか、いきなりNBAのオープニングセレモニーで国歌斉唱したりして、すごいぞニッキー・モンローこと小林幸恵!みたいな盛り上がりもあったものの、結局21世紀が来る前に消息がわからなくなった小林幸恵は、歌声自体は好きで、密かに応援もし、日本デビューのシングルCDを買っただけに(ちなみにセカンドCDも買った)、今どうしているのかと、時々思い出しては気になるのだが、さまざまなキーワードでググって見ても、出てくるのは前世紀で更新が止まっているサイトか、もしくは「小林幸恵っていたよね? 今、どうしてるんだろう?」みたいな心の同志たちの呟きばかりで、ネットというものは新しいサイトから古いサイトまでいつまでも残っているのは便利といえば便利だが、検索機能にページの最終更新日を指定できるシステムがあるとさらに便利なのになあ、などと、思いはニッキー・モンローこと小林幸恵から、検索エンジンへと移っていくのだった。

宝くじ生活 2005年01月20日(木)

「知り合いでね、ロト6にはまった人がいて、こんな美味しい稼ぎ方はないなんて言って、ほんとに結構はぶりも良くて、とうとうそれで生活するって言って仕事も辞めたわけ。でも、しばらくすると(馴染みの店に)全く姿を現さなくなって、どうしたかな、なんてみんなで言っていたんだけど、そのあとで、生活ができなくなってアパートで水だけ飲んで生きている状態だったってことがわかってさ。仕事をしていた頃は、余裕がある分でくじを買っていたけど、それ中心の生活をしだしたら歯止めが利かなくなったらしい。当たれば大きいけど、当たらなければマイナスが大きくなるわけだし。結局運転資金もなくなっちゃったわけ」
と、上司がしみじみ語ったそれは、最近「宝くじが当たらないかなー、当たんないかなー」とぼやいている私への訓辞ですか。わかりました。仕事(会社)があるうちに、頑張って宝くじを買って当てます。

ナポレオンより強い 2005年01月19日(水)

真冬になると天気予報で「冬将軍」という単語が聞かれるようになるが、外国でも似たような言葉があるのかと思い、infoseek大辞林の和英辞典で調べてみると「冬将軍」→「Jack Frost」で、「Jack Frost」って何?と思いinfoseekテキスト翻訳の英和で調べてみると「Jack Frost」→「霜の精」であり、外国では「冬将軍」のことを「霜の精」というのだろうかと思いつつ、ついでにinfoseekテキスト翻訳の和英で「冬将軍」を調べてみると「冬将軍」→「Old Man Winter」で、さらに英和では「Old Man Winter」→「老人冬」となり、謎は深まってゆくが、とりあえず「Winter Shogun」ではないらしい。

2005年01月18日(火)

『やじうまワイド』と『めざましテレビ』の最後にある星占いは、同じ星座でも、大抵結果がずれているのですが、今日は珍しく両方ともわたくしの牡牛座が最高の運でしたので、「こういう日こそドリームジャンボをチャンスセンターでチェックしてもらったなら、いい結果が得られるかも!」と浅はかに考えはしましたものの、今日確認していい結果であったなら、別の日に行っても当たりくじは当たりくじということに変わりはないのだから、などと思い直し、結局家に置いてきたわけですが、そんな中、上司の年賀状のお年玉くじをチェックしましたところ、100枚に満たない枚数であるにも関わらず、3等(5000枚に1枚)が当たっておりまして、「しまったあ! やっぱ今日、宝くじをチェックするべきだった! いつでもいいや、なんて思った時点で運が逃げていったような気がする……」などと意気消沈しましたものの、「いや、待て。まだ間に合う。3等は4けただ。4けたということは、この番号でナンバーズを買いなさいという神の思し召しに違いない! しかもどういう偶然か、当たり番号の年賀状の出し主が、今日会社に挨拶に来ていたし。これは何かあるに違いない! 間違いない!」と考えたわたくしは、会社帰りにチャンスセンターへすっ飛んで行き、3等の当たり番号と、もしかしたらもう一つの番号の場合もありますので(3等は組み合わせが2つ)、そちらも買い、さらに、1等の下四けたまで一致した年賀状があったことも思い出し、念のためそちらも申し込んでおきましたが、「これは、かなりの手応えだね!」などと薄笑いを浮かべつつ、握りしめてきた年賀状の当選番号を書いた紙を見直してみましたところ、1等の下四けたを間違えて申し込んでいたことに気付きまして、「もしかして、もしかして、この間違いが、後悔してもしきれない、とんでもない間違いだったのでは?」などと、まるでわたくしの人生を暗示しているかのような予感に恐れおののき、千々に心乱しつつ、なかば間違えた番号の正しいものが当選番号であるような気がしつつ、自宅に帰りついてナンバーズの当選結果を調べましたところ、申し込んだ数字も、正しい数字も当たってなどなかったわけでして、やはり今日の運は、上司の年賀状のお年玉くじで3等を発見した、ということで使い果たしてしまったようでしたが、もしかしたら最低の運勢だった双子座の上司の運気に何かを吸い取られてしまったのかもしれません。

ドリーム 2005年01月17日(月)

今日上司が「3億円あたっていたら世界一周旅行に連れて行ってあげる」と言ってくれました。それより、会社なんとかなりませんか。なりませんか。そうですか。
嬉しいような、ほんのちょっぴり悲しいような笑みを浮かべる私です。
そうして、ドリームジャンボねたは、当選番号を確認するまで、虚しい夢を積み重ねながら続くのです。

いくらあっても足りない 2005年01月15日(土)

1等の3億(前後賞含む)とまではいかなくても、2等の1億でもいいなと思ったものの、親子3人(私、両親)で暮らすのに年間いくらかかるだろうかと考えると、借金はないので500万円もあれば普通に暮らせ、時々旅行などに行ったりできるだろうか、となると20年で1億を使ってしまうので、その頃には両親はいない可能性が高いが、自分はその先まだ何十年か生きてしまうし、実家も老朽化しているだろうし、到底1億では足りないわけで、いやいやその20年の間、働けばその給料を老後の貯蓄にまわせるし、月々10万程度の労働なら20年で2000万くらいになり、いやちょっと待て、それだとせいぜい地味に生活しても10年程度の蓄えにもならないから、というかもうちょっと働いておこうやなんて思いつつも、なるべく働かない方向で生きていきたいものであると希望するわけで、とりあえず、働くならどのくらいの収入があれば老後は安心だろうか、っつーかやっぱ1等の3億があたっていればそんな憂いもないわけで、などと皮算用しているうちに、宝くじにあたっているといいなあなんて夢が殺伐としたものになっていくわけで、ちっとも夢見れてない、みたいな。

上を向いて歩こう 2005年01月14日(金)

花粉症がひどくなってきて鼻水が止まらないので、電車の中では窓上の車内広告を見るふりで上を向いたままで、本屋でも書架の上の方しか見られず、上を向いて歩くのは、涙がこぼれないようにするだけでなく、鼻水がたれてこないようにするためでもあるのです。

ドリーム 2005年01月13日(木)

年末ジャンボが当選しているかどうかを宝くじ売り場に持っていって確認した際、もしも「お客さん、これはみずほ銀行にお持ち下さい」「えっ、てことは! 何等ですか? 何等があたっているんですか!」「おめでとうございます、1等です」というような会話があった場合、懐にその宝くじを忍ばせて帰ることを考えると周囲に人がいてその会話を聞かれると物騒だろうから、人がいない時を狙って行こうと思う。
などと考える私は「もしもあたっていたら、何を買おう」なんて夢見るよりも現実的な分、必死な感じ。

これで忘れない 2005年01月12日(水)

4様巻き2種。
巻く人視点の俯瞰図なので、上方が顔側になる。わかりやすくゆるめに描いてみた。その2が若干複雑。これであなたも4様。ちなみにこの図で人はわからなくても、私はわかるので良し。

4様巻
その1
1.長い方を短い方の上に重ねる


2.長い方をもう一回り


3.短い方の下をくぐらせていい感じにしめる



その2
1.長い方をもう一回り


2.回してきた長い方を、上から下へくぐらせる


3.くぐらせた長い方に、短い方をくぐらせていい感じにしめる


今年になっておぼえた最初のもの 2005年01月11日(火)

上司から「ヨン様巻き」なるものを教えてもらい、試してみると、首もとでかっちりまとまるのが良い感じだとは思ったものの、「あら、あの人、ヨン様巻き(くすくす)」という幻聴に悩まされるような気がして、町中で使う勇気はないわけです。しかしながら、家に帰ってもう一度試してみたところ、すでに巻けなくなってもいたわけです。

成人式は遠い昔なれど 2005年01月10日(月)

いい歳をした大人として、三連休をゲームで終わるわけにはいかないので、三日目は部屋の片づけとか本の整理とか思いつつ、いつの間にかコントローラーを握って「午前中だけだから」などと呟きながら、そのうち「三連休、ゲームをやって何が悪いというのか!」などと、誰に反論しているのだかわからない勢いで、結局三連休はゲームに明け暮れて。

本を買うのが人生唯一の楽しみだから 2005年01月09日(日)

買ったまま積み本と化しているハードカバーでここ最近文庫落ちしたもの、もうすぐされるもの。
『終戦のローレライ(1〜4)』(福井晴敏/講談社文庫)
『続巷説百物語』(京極夏彦/角川文庫)
『海辺のカフカ(上下)』(村上春樹/新潮文庫)
『航路(上下)』(コニー・ウィリス/villagebooks)
『シービスケット』(ローラ・ヒレンブラント/villagebooks)
他にもありそう。

今年はなるべく本を買わないようにしつつ、せめてハードカバーの積み本を消化しようと思います。

毎年、年頭に繰りかえされる抱負を今年も語ってみました。

そんなことを言っていられる幸運 2005年01月07日(金)

実家に帰った際、父親が交通事故を起こした話を聞いて驚いたが、それをうち明けた母は続けて「だからさ、そのあとでドリームジャンボを買いに行ったのよ。これは絶対あたる、と思って。でも売り切れだったのよねー」などと言い、宝くじにはあたらなかったが、その後旅先で夫婦で食べ物にあたったわけである。宝くじを買えていればもしかして、とちょっと思わないでもない、これまでの人生で今、最高のあたり運が訪れている父母。

感動を下さい。 2005年01月06日(木)

昨日の夜、放送されていた『その時、胸が熱くなった2』とかいう日テレ系のバラエティは、「熱くなれない冷めた若者」を、感動VTRで胸熱くさせるという胡散臭い内容だったが、普段、普通の何気ないニュースでも泣ける自分は、当然全VTRで感動スイッチが入ってしまうわけで、VTRを見て涙をふきふき、鼻水をすすり、時には嗚咽をもらしながら、しかし(このVTRはちょっと「泣かせ」が甘いな)だの(この曲使うの反則)だの(よし、次のシーンが泣きどころだな、来い)だのと、胸を熱くしつつも頭の別の場所では冷静に内容を吟味している自分より、もしかしたら「熱くなれない冷めた若者」のほうがずっと純で素直なのではないかという気がしないでもない。

わんころ疲れ 2005年01月05日(水)

そして、わんころ世話の年末年始で2キロ体重が落ちたわけです。

両親の年末年始 2005年01月04日(火)

兄一家と旅行へ行っていた両親が帰ってきた。楽しかったかと母に問うと、
「もう、大変だった! みんな食中毒で!」
とのこと。

年末年始 2005年01月03日(月)

朝は普段より一時間早く起きて散歩に行き、餌が遅いと文句を言われ、遊んでくれないとすねられ、掃除してもしても追い付かないうんこ世話をし続けた四日間、よく頑張った自分。今は胸の上に一匹、腹の上に一匹、膝の上に一匹寝ていて、うにゃうにゃ寝言を言っているのを聞きながら、あと一日あと一日と唱えるのだった。あと一日。

わんころたち 2005年01月01日(土)

両親が旅行中で世話をする私を(どうしてお父さんもお母さんもいないのにどうでもいいあんたがいるわけ?)といわんばかりの失望の眼差しで見るわんころどもに、正月早々存在を否定されたような気持ちです。怒ってないで、飯食って下さい。

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