人として 2004年05月29日(土)

クリーニングを出しに行った際、割引チケットを見たら二日前に有効期限が切れていた。うわ。まじで。
そんな時は気づかなかったことにして、なに食わぬ顔をして持っていき、店員に指摘されたら大袈裟に驚いてみせる。「あれ! そうなんですか?」とかなんとか。
「まあ、今回はいいですよ」などと大目に見てもらい、「すみませんねえ」などと言いつつ心の中でほくそ笑む。しめしめ。

ということがあったんですよ、と上司に言うと「あんたもそういう歳になったんだね」などと言われたので、「いえ、たとえ今ぴっちぴちの17歳だったとしても同じことをしますよ」と返すか「日にちを書き換えなかっただけましでしょう」と返すか迷って、結局はかない笑みを浮かべてみせた週末。

酒と薔薇の日々 2004年05月28日(金)

「薔薇」という単語を加えると単調な日常もちょっとエレガントかつ退廃的な雰囲気になる。ような気がする。
「薔薇とおれおれ詐欺」
「薔薇と入力ミス」
「薔薇と口座自動引き落とし」
「薔薇と家計簿」


確かにうんはついていた 2004年05月27日(木)

『やじうまプラス』では金運ナンバー1、『めざましテレビ』では総合1位という本日の運勢が絶好調の牡牛座だけあって、かねてよりいつかきっとそんなこともあるだろうなと漠然と思っていたことが、実際今日この日、起きたのである。
そんなわけで通勤途中、鳥による空中からの無差別爆撃をくらった私は今日この日こそジャンボ宝くじを買うべきであると意気込んでいたのだが、うん気は張り切っていても私自身の頭はぼんやりしていたせいか、うっかり買うのを忘れてしまい、人生で二度とあるかどうかわからない千載一遇のチャンスを逃したのであった。

健康のため 2004年05月26日(水)

社員(私)の福利厚生的側面を考慮し、社内にひとっこひとりいない時のトイレ中に電話が鳴った場合は出なくても良い、と担当者(私)は考えるしだいです。

今月の占い 2004年05月25日(火)

「今月のあなたの運勢」などで「金銭面/出入りの激しい月」などと書いていることがあるけど、たいていの場合、「出」は激しくても「入り」は穏やかだよね。穏やかすぎるくらいだよね。

時代遅れな人々 2004年05月24日(月)

携帯電話を買い替えた上司は少し学習したらしい。

上司「あんた、『赤外線通信』てのは携帯電話同士でデータのやりとりができるもんだよ」
私「へー。どの携帯同士でもできるんですか?」
上司「『赤外線通信』機能がある携帯ならね」
私「じゃあ誰ともデータ交換できませんね」
上司「……そうね」

畳に寝転がって夢想 2004年05月22日(土)

ある日、宇宙から謎の光が降り注ぎ、地球の時間が止まってしまった。しかし不思議なことに、自分の時間だけは動いている。どうしたことかと思っていると、空から「地球の時間を取り戻したいなら、あなたがためている全ての積本を一冊残らず読みなさい」というメッセージが降ってきた。
なんと、人類と地球上の全ての生命の存亡は私にかかっているのか。一刻も早く時間を取り戻すべく積本の山に取りかかった。
が、積本の山を前にして、ふと、「まあいいか地球の時間なんて。どうせ全部読み切れやしないのだし」と、誰も動いていない地球の六畳間に寝転がって、全てを放棄するのだった。

そんなわけで、地球が滅亡してもいいというほどの覚悟を持って、今日も読まない本を買い続けるわけです。

時代遅れな人々 2004年05月21日(金)

上司が携帯電話を買い替えた。

上司「この『赤外線通信』ってなんだろう?」
私「遠隔操作でこたつのスイッチが入れられるんじゃないですか?」
上司「……すごいね」

きゃさ〜ん 2004年05月20日(木)

現場へはひとっ飛びなのに、上へ登る時は何故かはしごづたい。

豚カツ屋にて 2004年05月19日(水)

隣の席のサラリーマンの会話

男A「その研修でさ、参加者について思うことをそれぞれ一言だけ紙に書くわけ。内容はプラスのイメージってことなのに、俺がもらった紙のうち三枚は『仕事ができない』『仕事が遅い』『何を言っているかわからない』って殴り書きでさ。へこんだなー。無記名だから誰が書いたかわかんないんだけど、筆跡調べてやろうと思ったのに、紙を回収されちゃってさ……」

男B「研修の間だけは退職者を出さないようにしようって呼びかけたのに、結局二人も辞めちゃったんだよな」


その会社、研修やってる場合じゃないのでは。

車内吊り 2004年05月18日(火)

「隠れ家発見!」
「即死状態! 待ち伏せか?」
「実録、これがたかりの手口!」
「あきれた親の黒光り!」
「ついにモロ脱ぎ!」
「今年はスケスケがブレイク?」

などの見出しが踊っていた『週刊金鳥』。記事はないけど、あっても読む気はしない。

本屋の私 2004年05月17日(月)

平積みの新刊文庫を、あるだけ手に持ち、時間をかけて吟味するようなことこそしないが、きれいな本には多少のこだわりがあるので上から2冊目3冊目あたりを抜き取るくらいはする。
この間買った文庫は、上から3冊目を抜き取りそのままレジに持っていって購入し、自宅で袋から出してみると、背表紙がべこべこであることに気づいて、しばし哀しみにくれた。
誰だよ、混ぜたのは!

ビーズ 2004年05月14日(金)

ビーズ売場へ行き、小さな小さなビーズがいっぱい入った瓶が何十、何百と並べられている棚を見ているうちに、これを棚からバーンと払い落として、床一面色んな種類のビーズだらけにしたら大変だろうな。大変だろうな。片づけるの大変だろうな。やったら大変だろうな。ふふ。ふふふ。
という思いに取り憑かれて指先がぴくぴくしました。

この国に生まれた幸運。 2004年05月13日(木)

議場で……

せんせい! このくにはもうだめだとおもいます!

会社の人が思い出した 2004年05月12日(水)

「あなたの話を聞いて思い出したわ。この間友だちが呆れていたんだけど、その人の旦那さんの家系は痔持ちが多くて、最近、娘さんが痔になったらしいって相談してきたんだって。で、『それが痔かどうかわからないから、お母さん見てくれる?』なんて言われたんだけど、旦那さんはともかく、その友だち自身は痔になったことがないからわからないし、だいたい見たくない、って答えたわけ。そうしたらその娘さん『じゃあ、お父さんに見てもらう』なんて言うから慌てて止めたって言うのよ! そんなとこ、いくら肉親だからって、父親に見せようなんて考える? 信じられない! どう思う?」

どう思う?と言われましても、私としては、私の話のなにからそんなことを思い出したのか、ということが気になります。

本屋の人々 2004年05月11日(火)

時々本屋の文庫本コーナーで、平積みされた新刊全て(一種類)を両手に持ち、時間をかけて吟味している客がいて驚く。

私もその本が欲しいので、すみませんがあなたのお眼鏡にかなわなかったので結構ですから、一冊寄越して下さい。みたいな。

本屋の人々 2004年05月10日(月)

年に3回ほど、本屋で文庫の平積み棚の下にある在庫を収納している引き出しを勝手に開けて中を物色している客を見かけて驚く。
棚に無いってことは、在庫も無いってことだと思うが、あきらめきれないのか。なら、店員に訊くという行動は取らないのか。

hotmailをチェックしようとして 2004年05月08日(土)

This server is too busy.
(このサーバーは忙しすぎます。)

そう言われてもなあ。

おかげさまで 2004年05月07日(金)

実家の母親から電話があった(しかも会社に)。
「あんた、今日誕生日でしょう。○歳になったんじゃなかったっけ? うわぁー!」

いや、うわぁー、って言われても。

なにもしなかったので 2004年05月05日(水)

終わってみれば、なかったような大型連休。休みの間の記憶がない。

だからもう誓わないんだけどね 2004年05月03日(月)

長期連休前日の夜に立てた「休みの過ごし方」の誓いについて、連休初日の夜にはもう反省会。

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