おもうこと
日常のいろいろなこと

2004年07月30日(金) ■永遠のテーマ。

先生と生徒の関係って、永遠のテーマだなぁと思う。大人になったら、先生と生徒って関係はなくなるんだと思っていたけれど、いくつになっても習い事をする機会は多く、そのたびにこの関係が築かれる。子どもの時は、「○○先生は、△△ちゃんをひいきしてる!」みたいな話は、その先生を好きな生徒も、嫌いな生徒も共通してよくしたものだ。先生を好きな子は、やきもちを含んだ気持ちで、嫌いな子は、批判的な気持ちで話したんだろう。大人になったら、そういうやきもちやら批判からは、解放されるのかなぁと思っていたが、大人には大人の世界がある。先生から期待することは、子どもも大人も同じ。たくさん注意されたり厳しくされることで、やる気になる人もいれば、なるべく褒めてもらいたい人もいる。自由きままに見守って欲しい人もいれば、いつも細かく見てアドバイスしてもらいたい人もいる。結論から言えば、全ての人のニーズにひとりでこたえることができる先生は存在しない。相性があると思うし、一番問題なのは、受け取る側のとり方。先生が生徒のためを思って言ったりしたりしていることが、生徒に苦痛を与えていたり、全く伝わっていなかったりすることが多々あるからだ。思い込みの激しいタイプもいれば、自分がこうだと思ったらてこでも動かない頑固なタイプもいる。ひねくれて逆に逆にとるタイプもいる。ストレートに受け止めすぎて、いつも傷ついてるタイプもいるだろう。自分にぴったりあう先生にめぐりあえた人は幸せだ。娘がピアノを習っているが、先生によってこれだけ子どものやる気が変わるのだ・・・と驚いた。今の先生はヒステリックでもなく、物静かで、子どもに対しても大人に対するような丁寧な口調で話す人。ノリがいいタイプとは全く反対のタイプ。娘にはあわないんじゃないかと思っていた。もっとリラックスしてレッスンにのぞめる先生がいいのではないかと。しかし、私の予想に反して、娘は以前よりもピアノを練習するようになり、上達した。そして、先生に対しての信頼感も今までにはないものだ。先生を尊敬する気持ちもあり、物静かな先生の丁寧なひとことひとことに神経をとぎすませている。怒鳴らなくても、先生の物静かな声が、娘の心には大きく響いている。先生と生徒の関係で一番大切なのは、信頼する気持ちだと思う。信頼している相手の言葉は、まっすぐに心に届く。先入観や、思い込みが強く、心に壁を築いている状態では、相手の言葉がまっすぐ心に届かない。信頼する先生の言葉であれば、現在の自分が考えていることと全く逆のことをアドバイスされても、まずやってみようという気持ちになるだろう。信頼して、先生の言葉を真摯な気持ちで受け止め、そして全力で取り組む。その一生懸命な姿をみて、ますます先生は生徒の指導に打ち込んでくれるんだろうと思う。何事にも結果がついてくる。結果は確かに大事だと思う。次回への励みにもなり、自信にもなる。でもたとえ思い通りの結果が得られずとも、先生はそこに辿り着くまでの生徒の努力を見ていてくれると思う。そんな心から信頼できる先生に会えたら・・・の話。娘はそんな、師と呼べる先生にめぐり会えたのか?そして、私は?



2004年07月28日(水) ■娘の留守。

5年生になるひとり娘。とにかくよく遊ぶ。夏休みに入ってから連日お友達と遊んでいる。外に行ったり、家で遊んだり、居所はいつも不明(笑)。夏休みに入ってすぐに、2泊3日でお友達一家がキャンプに連れて行ってくれた。思いがけずほぼ3日間、夫とふたりだけの生活になった。以前、すでに子どもが大学生になって、ひとり暮らしを始めた友人から、「生活のリズムが変わって何かやる気がでなくて〜。」というような話を聞いたことがあった。小学生の子どもしかいない私には、到底想像もできない状況で、「そんなものかなぁ。私なら子どもいなかったら自由に遊ぶのに〜。」などと感じていた。・・・が、いざ、娘が居ないと、夫とふたりでやることがない!(笑)。元々、趣味嗜好があまり似ていない私達夫婦は、行きたい場所が共通していないし、共通の趣味といえば映画鑑賞くらい。では映画に・・・と出かけたが、不幸なことにふたりとも観たい映画がなかった(泣)。結局、ショッピングをしたり、娘が居たら行かないようなお店に食事に行ったり、その程度で毎日が過ぎていった。子どもがひとりしかいないので、週末の行動は子どもの希望を聞くことが多く、それ以外の時は、家族が別々に遊んでいる。夫とふたりで遊ぶことが、こんなに難しいとは思わなかった(笑)。私は、そんな思いで3日間を過ごしたが、マイペース&深く考えないタイプの夫は、「久し振りにふたりっきりの週末で、楽しかったね!」と全く気にしていない様子。私もそれほど深刻に考えているわけではないが、ここまでお気楽だとちょっと不安になるなぁ。夫婦共通の趣味を持つといいよ〜と友達が言っていたが、まさにその通りだなぁと思った。映画鑑賞だけじゃ足りないわ。来月は、6日から13日まで娘はひとりで東京の私の実家に遊びに行く。13日から16日は夫が合流して、私の妹の娘も連れて大阪の夫の実家へ。私は、ず〜っと北海道でお留守番〜〜♪(←かなり喜んでいる!)13日から16日は、私ひとりなので、特に何もせずにダラダラしてもいいな〜なんて思ってるけれど、その前の一週間。またもや夫婦だけの週末がやってくる!何しようかなぁ〜。



2004年07月22日(木) ■ピアノを買ってから。

結局、夫の「じゃ、買うか。」の一言でピアノの購入は決定。どこからか、資金を調達して、楽器店に振り込んでくれた。7月16日に我が家にアップライトピアノが届いた。想像していたよりもずっと簡単にピタッとおさまった。さすがにプロの仕事だわ〜とひたすら感心。消音付タイプで、ピアノの前面から音がよく聞こえるように前板がずらされているタイプにした。昔は、こんな形のアップライトなかったなぁ〜と感心した。クラビノーバに比べると、かなり鍵盤が重いらしく、娘は「全然違う。」を連発していた。”全然違ってもらわないと困る!”(笑)。せっかく買ったのに、全然変わらない〜なんて言われたら、悲しいもの。しかし、私は絶対信じてなかった、「ピアノを買ったくらいでそんなに急に練習するようになるわけない。」予想は見事に裏切られた。嬉しい裏切りなんだけれども。娘の練習量は増えた。もしかして一過性のものかもしれないけれど、現時点ではまちがいなくよく練習するようになった。私はピアノ自体に興味がないから、何がそんなに嬉しいのかよくわからないけれど、娘はかなり嬉しかったらしい。夫にも、「そんなに違うかねぇ〜。」と言ってみたが、「自分の好きなものに置き換えて考えればわかるでしょ。」と切りかえされた。たしかに・・・たしかに、テニスのラケットとか、パソコンとか私の大好きな道具が、いきなり本格的なものになったら嬉しいかも。そして、ピアノが来てから初めてのレッスンが、21日だった。果たして、ピアノ効果はでてるのか・・・、どきどき、わくわく。こちらも、見事に効果がでていた。先生からは、「タッチがとてもよくなった。」「指の形が素直で綺麗になった。」などなど、ピアノを買った楽器店のまわしものなのか?!(笑)と思うほど褒めてくれた。「この調子で頑張ってね。」と締めくくられて、娘は有頂天。満面笑みで、私に「ママ〜、ありがとう!」と飛びついてきた。こんなに喜んでくれたなら、まぁ、良かったかも。あとは、この状態ができるだけ長く続いてくれることを祈るばかり。


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