テニスとゴルフの日記

2005年05月31日(火) 昨日は会社の送別会がありました。

6時からの予定で会社から会場が近いため時間が少しあり素振りをしました。
実戦で上手くいくかどうかは分かりませんが、フェデラーのフォームを見て気になった動きがあったのでチェックしてみました。
これは一番最初にフェデラー研究をしたときから残っていた疑問でしたが、ひょっとしたら解決出来るかもしれません。

スイング開始時テイクバック完了時から一度ヘッドダウンしそこから起きあがってくる動き、これが上手くコピー出来ませんでした。
で、スムーズな運動連鎖として一連の動きを再現出来ないか?と思い研究。
丸々コピーは出来ていないと思いますがスムーズな動きは出来た気がします。
まずテイクバック時は変わらず。そこから後方にラケットを倒すように円運動を開始。つまりセットしたままの状態から肘を支点にラケットを回す感覚ですね。そうすると上手くグリップエンドからラケットが出ていきます。
この時に不要な力みがなければ肩も押し出されるし適度に肘が出ていきます。
流れるようにスイングが出来ますね。
もう一素振りしてからもう一度考察しましょう。

バックハンドはこのフォアと比較するとスイングの音が違います。
スイングパワーが出せていません。
まだ時間かかりそうです。

ひとまず一素振り。
後で回す、と一言で言えば簡単ですがポイントはいくつかありますねぇ。
回しながら脇を締めつつ上体を回し始めてインパクトに向かう、ということです。
脇を締めるのが先でこれに押し出されるように左肩を回し、腕を伸ばしながらインパクトに向かうと言うことです。インパクト付近で手首が詰まり痛みを感じるときは左半身が回りきっていない証拠です。しっかり連鎖させましょう。

さて今週末のダブルスはオファーがなかったので出走しません。
フォアは技術的にも良い感じで煮詰まりつつありますがバックとボレーがまだ間に合っていません。パートナーに対してプレッシャーがかかるダブルスはスキップして正解でしょう。
しかし来週のシングルスもまた微妙・・・
出場するか否かは自分の意思次第ですが、さてこのままフォアが使えるレベルまで固まってくれるでしょうか?
今週末で固まればバックは打ち込みをして後は誤魔化せばいいかな?
サーブダッシュは使えないけれどちょうどフレンチオープン後なのでストローク戦主体でも良いかも。
まぁ逆にそうなるとバックにプレッシャーがかかるなぁ。
ひとまず今週はゆっくり出来そうです。

スイングのチェックポイント。
ラケットを回しつつ肘を畳み込む動作が重要。そしてここから腕を伸ばすようにインパクトしていく。
腕は完全に下向きに出ていく。グリップエンドが下を向いていて徐々に水平方向に動いていく。
一見すると、起こした面を一度寝かせて、さらに立ち上げていく感じ。
上体はやや前のめりになることで横降りを防ぐ。若干肘が前項気味になり詰まるが、その詰まりを一気に伸ばしながら開放しインパクトに向かう。
バックスイングでは完了時に一回止まること。しかしがっちり構えすぎてはいけない。さらにフォワードスイングの時にもただでさえ詰まる動きが加わるので力で回そうとしてはならない。可能な限り滑らかに動かしていくこと。
下半身は柔らかく。特別に強く蹴る動きや止める動きはスイングを阻害するだけ。しかし意識して柔らかく動くようにしなければ前膝で止める動きが出やすいので滑らかに打つこと。
今日はレッスンに行けそうなら行こう。
チケットはオーバーしすぎだが今は打つことこそ重要だ。
早めに勘違いに気が付くためにも早めに打とう。



2005年05月30日(月) 連続練習

あきに無理矢理付き合って貰いました。
しかし小雨が振っていたので屋内で出来ないかと電話してみたらなんとがら空き!ラッキー♪

さて撮影準備・・・あれ三脚忘れた(泣)
しかしケースで角度を付け何とか撮影にこぎ着けました。

実は土曜日の練習時にかなりの疲労を感じていたので早めに就寝。
しかしなんと午後4時近くまで爆睡してしまいました・・・
でもそのおかげで疲れはすっかり取れました。そして最初の食事はお気に入りのラーメン屋さんでおいしくいただき準備完了!
というわけでフィジカル面は問題ない状態でした。

しかしふたを開けてみて判明したのはフットワークの悪さ・・・鬱
先週は中途半端な雨降りが多く自転車での通勤が皆無・・・よって下半身の強化は無し・・・ていうか強化はしていないけど息子の散歩をしているから足は使っていたのだが・・・完全に不足と言うことか・・・

DVを見て素振りとの比較をするとまず完全に欠如しているのが前足への踏み込み。これがなければ前腰が回らない。序盤はほぼオープンスタンスで右足の蹴りで前に出すのみ。結果腰の使い方は前後になる。
腰の使い方を前後で使えばフォロースルーで左半身に回すことは不可能だ。
特に右足で蹴り、前方にスイングを開始したに前足を上げるようにスイングすれば空中に飛び上がらない限り前腰は回らない・・・これが土曜日の不調の根本的な原因でしょう。
で、本当に最後の十数分に何気なく足を使い始め踏み込むことを意識したらあら不思議!? 当たりが良い。これはこのフォームは相当難しいぞ!そう思った瞬間でした。

で、詳しくチェックしてみると、オープンスタンスで打つときに顕著に見られる動きは右腕を畳むことです。これは前述したように右肩を回して大きく左側にフィニッシュしようという意識の現れがあるのに、左半身が回っていないことによる弊害でしょう。
特に準備が遅いときはこの動きが見られます。

他にはテイクバック時に左手が綺麗に伸びていない事で恐らく上体が綺麗にセットされていないことが多いでしょう。
さして重視していなかったテイクバック完了時のフォームですが、これは今後きっちりやっいくべきでしょう。
必要以上に上体を捻る必要はありませんが、ボールに対して正対する程度にきちっと静止し、回転軸とインパクトポイントを明確にしましょう。
この左手の伸ばしを明確に行い、そこからしっかり回していけば早めに体が開くことはなくなるでしょう。

後は軽く素振りしてきて分かったのは、土曜日からの修正も含めインパクト時にきっちり腕を伸ばして頭のセットしボールをしっかり見ながらのインパクト、これは出来つつありますが、肩を入れ込む動作が甘いです。
何気なく出来るかもしれませんが、高いテイクバックから肩の力を抜けばヘッドダウンしてくれます。しかしラケットは明らかに低い位置まで落ちるのでこの辺は要修正ポイントになるでしょう。でも腕が先行してしまうよりもましなのでこれはじっくり研究していきましょう。

ということでもう一度打ち方のチェック。

1.可能な限りスクエアに近いスタンスで静止出来るようにポジショニング  する。オープン気味になっても前足が突っ張るような足の使い方は厳禁
  である。なおオープンスタンスの時も上体の向きは捻りすぎない程度に  正対するようにしてみよう、これは要研究。
  ちなみに左手はしっかり前方に伸ばすこと。
  スクエアスタンスで踏み込めたときはほぼ問題ないと思うが、オープン  スタンスでしか打てないときには飛べるときには飛ぶ。前方に飛べば腰  が回る。バランスは難しいが飛ぶしかない。
  低いボールは飛べないので、前足を後ろ足の前に滑り込ませるようにし  て腰を回す。去年一行に打った奇跡のパスはこの足の動きが出来ていた
  から打てたのだ。とにかくこの打ち方はフットワークがキモで、足が使  えないときには腕打ちの方がマシ、という程度の抜けたボールしか打て  ないのだ、厳しいな。
2.上記で書きすぎたが、しっかり止まれたときには前方への荷重移動を欠  かさず行うこと。止まった素振りでは否が応でも左半身の回転により前  方に荷重移動出来るが、左右に走りながらの実戦では案外後に残ったま  まになりやすい。よって意識して前方に回し込むこと。

と、ここまでが修正項目。これ以降は問題ない、というか1・2が出来ていなければ語るべき事はない。がんばれ俺(笑)

バックハンドも少しずつチェックしつつある。
相変わらず見た目は問題なさげ。
しかしスローで見ると無惨だ。
まず打球方向を見すぎる傾向がある。これは自信のないことの現れだ。
まぁ「諦めろ、俺」というしかない。見ても良いボールが打てるわけではない。
テイクバック時は悪く無さそう。
今以上に大きく捻る必要はさしてないが、可能な限り正対するように心がけた方が良い。少し横向き過ぎるのでインパクト後前方に運びにくい。
縦に入れているときにはもっと問題なさげに見えるが、今度はインパクト後のフォロースルーが堅すぎる。ぶっちゃけラケット面が手首に対して先行しすぎだ。もう少し手首から先行させて一気にスイングした方が良いだろう。
フォアまでとは言わないが、インパクトまではもう少しグリップエンドを残しておいて、一気に開放する方がスイングパワーは出せるだろう。
さらに面を残す意識を抑えて右半身を超え背中を伸ばし胸を張るようにフォロースルーしましょう。

ボレー自体は良くなかったけど、見れていたので良しとしましょうか。



2005年05月28日(土) 昨日

レッスンに潜り込もうと画策したが駐車スペース無し・・・おまけに結構な雨量・・・帰るか・・・ということでテニスはしていません。
ちょっと素振りをして肘から出すイメージを少し練習してみましたがいまいちかなぁ。
やはり後ろから前への荷重移動とほぼ同時に左肩を開いてしまうのでなかなか肘は出ません。無理矢理やってみたけれどスムーズにスイング出来ないし、パワー感も出ません。ということでテニスは変化無し。
今日は雨が上がったので少し打ちたいのですが、相方が付き合ってくれるかどうか・・・

バックも素振り始めました。まだ良い感じは掴めていませんが悪いところは見つけました。打点が遅れるという状態になったときに恐らくこうなっているはず、「頭が動いて結果上半身も開いている」
去年よくはらっちに言われたことは「打点が遅れている」という指摘。
結局良くならずに年が明け、サークル団体戦で急に打てるようになったバックだったので今崩れても当たり前ですね。
頭を動かさず上半身を残してインパクトしましょう。でも打点は遅れてはいけません。



2005年05月26日(木) フェデラーの研究と自分の変化について

進化した?自分のフォアについて考察をします。
一番の変化は先週金曜日のリーダーとの練習、そして日曜日のあきとの練習、そし月曜日の凹み、火曜日の結論、と言うことになります。

まず金曜日。

この日はまだフォロースルーを前方から左肩の上に大きく振り終わるイメージでやっていました。この時点では左肩の積極的な開きによって腰が回りきることを確認していたのみ。
よってDVを見て感じるのは、右肩の引き過ぎ、そしてそのことに起こる腕の先行動作によって、イメージ通りに右半身が回っていないので腰の高さの打ち方にスムーズさが無いことです。
この日の目標は右肩の使い方で、前側ではなく後側で押し出す感覚をチェックしたかったはず。さらにパワー感を出すために肩の入れ替えを意識していたはず。ベストショットはワイドに走りながらの低いボールに対するカウンター。なぜかこの頃から低くワイドに走らされたボールに対してのショットだけがスムーズだった。理由は走りながらのショットで肩を後に入れる動きをすると戻せないと思うことでリラックスした引きになったため、積極的に前で取る動きになりスムーズに振り出せたことが原因。

日曜日。

金曜日の反省を含めより後肩で打つ意識を高めることにしていた。
さらに腕が先行し結果的に体の回転をブロックするスイングになっていたのでもっと腕を伸ばして打つように改良することだった。
結果はまぁまぁ。しかしハードヒットしようとするとやはり右肩の後の筋肉を使ってしまい小さなフォームになってしまった。

月曜日。

さらに改良を加え、後肩の入れ替え、そしてヘッドダウン、そこから左肩の引きによって腕を伸ばしながらインパクトする改良を企てた。
素振りではかなりのスイングパワーが得られたが、早いリズム感で打てるかどうかが不安だった。結果不安は的中、爆死。
レッスン途中に一行に教えを請うが、上半身の開きが大きすぎること、フォワードスイングが大きいためタイミングが合えば良いボールが打てるが腕も伸びすぎているのでインパクト後押しが利かないこと、体を開きすぎることを指摘される。その場で体の開き方をチェックしてみるが既にコントロールは効かない状態だった。とにかく凹んで気力がなかったが、体の開きを抑えることについてはなぜか受け入れがたかった。これはあまりに開きが甘く腰が使い切れていないと言う意識が数ヶ月に及ぶ悩みだったこと、そしてそれを解決し、腰が綺麗に回ることに快感を覚えていたからだと思う。
テイクバックが大きすぎるという点は火曜日の素振りで納得したが、体の開きを抑えることは出来なかった。駄目ながらもレッスンで打っていたときに感じたのはスピンをかけるイメージがあればコントロール出来そうなこと、そしてインパクト後のフォロースルーで上に抜くイメージでは上手くヒット出来ないのでより積極的に回しきってボールを抑え込む事が出来ればいいのではないか?という自分なりの対策をおぼろげながら感じたことだった。

火曜日。

素振りでチェックした段階で腹は決まった。
インパクト時に開きをある程度抑え、余った腰・肘・肩の押し込みをインパクト後に使って押し込む事を断念した。
代わりに一気に回しきる打法に挑戦した。
腕が伸びすぎることは一行の言うとおりに修正。
しかしフォロースルーをインパクト後に大きく円を描くようにした。
一行のフォームでは押し込みきった後上に綺麗に抜けていく。腰の回転は使えているが基本的に横回転ではなく縦回転だ。
ということは俺がこだわり始めた横回転を生かすためにはフォロースルーを上に振り出すことは運動方向を変えることになる。
そこで考えを整理した。
俺は一行の打ち方とフェデラーと打ち方を同様に捉えていたが、その認識が違っていた事を確認した。
その違いはインパクト時の体の向きである。フェデラーは一行より開きが大きい。俺はより開いていく方を選択した。これは月曜日のレッスンでも感じたスピンをかけていくようにイメージした方が安定するのではと思ったことによる。
そして素振りしてみたが、コンパクトな引きから前で捉え一気に左腰まで旋回する、つまりテイクバック時にコート後方にあった右肩をフィニッシュ時には前で終わらせること、このイメージで振ることにした。
そしてレッスンで懸念だった部分のチェック。最初はスピンがかかりすぎた。しかしボールは深く飛んでくれた。これをフラット目に修正する中で当たりを実現出来ても浅いボールになることが多かった。
ボレーストロークで打点をチェックしバックスイング出来ない状況でも打点を合わせればコントロール可能なこと、さらにレッスンでは「相手の足下に」、と指定されていたのにもかかわらず相手がバナだったこともあり意識してショートクロスにスピンをかけて狙ったりした。
さらに最後の試合ではスピン量多めで深くコントロールするショット、厚く当ててフラットで打つショットなどを実現。ついでに打点がつまり結果的にほぼ無回転のフラットになったショットもあった。
後半にはミスをしたが、これが打点が遅れた事が理由。なぜ遅れたのかと言えば力んで後から打とうとしたからだ。後ろから前ではなく横から前にスイングを加速させなければならない。これを正確に行うためには冷静な頭脳とスイングイメージで打つことを習熟させる必要がある。
お気楽にフルスイングしようと思えば確実に体の回転よりも腕の力を優先させてしまう。こうなると元の木阿弥である。
最も重要なイメージは、「円を描くように大きく前方に振り出していき左肩に収束する」イメージだ。インパクトまでは伸ばしていくイメージで打たなければならない。

昨晩フェデラーの試合を見た。アップのストロークのイメージが勉強になる。思ったほどラケットは下からスイングしていない。ヒューイットのボールが跳ねるからなのか、おなかの高さでほとんど打っていた。
そしてインパクト時には想像以上に肘が前に出てきている。これは俺とは違うし、一行のインパクト時の形とほぼ同様だ。しかし金曜日・日曜日の俺と異なるのは腕自体が前に出て来ていることだ。そしてインパクト直後に肘から先がワイパースイングされ左手の外側にフォロースルーが来る。
インパクトまでレベルスイングでインパク前後に肘から先だけでスピンをかけているイメージだ。しかしワイパースイングは肘の力だけではなく腕全体を左側に巻き込むことでより効果的にかけているのかもしれない。
上半身のカットだったので下半身の動きは見えなかったが、恐らくこれだけリラックスして打っていれば右足は前に出てきていない可能性がある。
しかしテイクバック時のスクエアスタンスは正確に行っていた。左手もしっかり伸ばされており深い弾道でベースラインとサービスラインの中間で落ちる種類のボールになっているように見える、まぁこれはプロなら当たり前だが。



2005年05月25日(水) 進化!

実験は成功だった。まだ煮詰めなければならないところも多いが、過去最高の可能性を見せてくれた。ようやく前に進めそうだ。

昨日の日記に記載したとおりのプランでレッスンに参加。
メンバーもA原さん、アンディーさん、バナに俺と全て男の上遠慮はいらないメンバーだったことも大きい。
今現在は少し肩に負担があるが、これはフォアストロークによるものかサーブによるモノかどちらかは分からない。打ったときに痛みがあるのがサーブなので恐らくサーブであろうと思う。

miniラリー後、センタースタートでフォアのクロス、戻って回り込みの逆クロスの2球のメニューでスタート。ここで残りの体力は使い果たした。
しかしチェックすべき事は全て出来たと思う。
最初は上手くいかないと思ったが、徐々に慣れ始め後半には完全にポイントを抑えることが出来た。かなり身体的な負担が大きいフォームになるが、その分打てるボールの威力も満足出来ると思う。
予想通りスイング軌道の角度によりスピンかフラットかはコントロール可能だ。序盤は少し回転が多すぎたが後半に行くに従って回転量を減らし厚い当たりをコントロールすることが出来るようになってきた。
逆クロスはまだコントロール出来ない。
フルスイング可能なフォアクロスとは違い微妙に体の開きや打点をコントロールしなければならない逆クロスはもう少し精神的にもフォーム的にも落ち着いてコントロール出来るようにならないと難しい。
後半スピンとフラットのコントロールがいくらか出来てきた順クロスに対して、逆クロスはスピンで打つのかフラットで打つのか?の明確な意識を持つことも出来なかった。
次にサーブを少しやり、ボレーストロークに変更。やはり想像通り球がうわずりバックアウトするか、押しが少なすぎて足下に落ちすぎるかのパターンが多かった。
しかし総体的にみても可能性を大いに感じるフォアハンドだと言える。
最後に1セットマッチをしたが、スピンとフラットのコントロールが可能だった。後半にたるんでミスを連発したが、これは力んだことで打点が遅れたことにある。フォワードスイングで力を込めると確実にミスショットになるのがこのフォームの特徴である。インパクトまではしっかり体を回すことを重視しなければならない。

ショットそのもののフォームは基本的に昨日の素振りのままで良い。
注意点は素早い準備と素早いテイクバック。慣れてくれば出来てくると思うが上記にも述べた通り、「後で打つ」フォームではなく「前で打つ」のが基本のフォーム。
よってとにかくボールが来て時点で素早く準備し、スムーズに上半身を回転させてしっかり前で捉えることが重要だ。

1.テイクバック時は力まず腕を伸ばし気味にセットする。
  腰の回転を効果的に使うために左手は可能な限り伸ばしボールに対して  水平に体をセットする。水平までは良いがそれ以上捻ると戻せなくなる  のであくまでも水平程度で留めること。
2.ヘッドダウンと共に前足に荷重を乗せながら左肩を開いていく。
  左肩先行で右肩を回していくのだが、1.でヘッドダウンしたままの形  で手首からボールにぶつけていくように体を回していく。
  スイングそのもののイメージは肩の後の筋肉で腕を支えるイメージ。完  全に腕の伸ばしきるのではなくやや肘と手首に余裕を持たせてフォワー  ドスイングをして、インパクト時にスピンなりフラットなり目的のボー  ルを打つための仕上げに使う。
3.フォロースルーはインパクトから可能な限り大きく前方に振り出す。
  しかし前方に振ると言うことのみにこだわるのではなく出し切ったポイ  ントからしっかり上体を回転させて相手に右肩を向けるようにしてフィ  ニッシュする。あくまでもワンスイングの中でのピークとなるだけの事  である。前方に大きくフォローするすることが目的ではない。むしろ前  方に大きくフォローするすることよりも、しっかり回りきって左腰まで  振りきる意識の方が重要。 
  つまり当ててから前に押して打つのではなく腰の回転を最大限度使って  のスイング軌道の中にインパクトポイントを取り込む感覚のほうが重要  だ。

イメージは頭の中に出来ているが、重要ポイントはいくつかある。

1.インパクト時にボ−ルをしっかり見つめそのまま頭を残す。この頭の残  しはしっかり上半身を回しきるために必要だ。頭が起きてしまうと回転  が止まり威力・安定感共に欠けるだろう。
  フィニッシュはフェデラーのように右肩が完全に相手コートに向き、体  にラケットが巻き付くようになっていなければ正しいスイングにはなっ  ていないと考えるべき。ボールを見つめそのまま頭を固定しフィニッシ  ュしよう。
2.左足の使い方。上半身の使い方が変わっても下半身の使い方は大きく変  わらない。昨日逆クロスが上手く打てなかったのは膝の使い方が正しく  出来なかったからだと思う。
  上記スイングタイミングで言うと2のスイング開始時点で前後平均だっ  た荷重バランスが少し前に移動する。この時乗せすぎて前に一気に開放  してはならず瞬間止める。そして左半身の引きと共に右半身が回ってい  くことをサポートするように右から前方に流していく。過剰な言い方か  もしれないが常に右半身を支えるように動いていくべきである。
  特にインパクト時は完全に左足一本で右半身を支える状態になってい   て、右足はつま先が付いている程度であり体を支える役割は果たしてい  ないし、すべきではない。
  インパクト後はラケットを大きく回しながら円を描くように収束するの  だがフリーになった右足が軸となった左足を追い越して着地し体重を支  える。

まだ確認すべき事は多く、腰を回しきることがこのスイングの一番重要なポイントだが、前膝で荷重を受け流しつつインパクト時にパワーをぶつけるために如何に上手く使うかが肝。

「左半身の先行動作によるスムーズかつ最大限に腰の回転を使う」

「頭を残しあくまでも回転軸を頭に残す」

「膝を柔らかく荷重を上手く受け流すことで前方へのパワーを付加する」

この三つが重要ポイント。

これを詳しく説明すると

前方へ荷重移動したパワーを前膝で斜め右方向に受け流しつつ、左半身の引きと共に腰の回転を始める。右半身は頭を残すことで緩やかに回転しつつ肩肘手首の順番に加速していく。運動限界地点でインパクトし負担がかからないように余った運動力をラケット手首肘肩の順に収束させ、フリーになっている右足で着地する。

ボールに加える回転量はテイクバック時のラケットの位置で決まる。通常のセット位置から落としてインパクトに向かって上がっていくように出すだけである程度のスピンはかかる。さらに回転量を増やしたければインパクトの瞬間に余った肘と手首の力を加味して上にスイングすればいい。
フラット目に打つにはテイクバック時からヘッドを下げないでそのままスイングする。回転半径が小さくならないように注意が必要だが。

フルスイングしてコントロール感があるこの打法が今の俺にはマッチしている。
体が回っていかないこと、荷重が後に残ってしまうことで改良と研究を続けていたが、結果戻れないところに来てしまった。
月曜日に凹んだがこれで良かったと思う。今から体の開きを抑えて前方への押しを重視する打ち方に戻すことは出来ないだろう。行けるところまでやってみよう。それとバックハンドとボレー、そしてサーブ。これらに練習時間を割いていこう。後は素振りでイメージを安定させて実戦で体に染み込ませていくだけだ。もう戻れないぞこのフォアは。



2005年05月24日(火) どはまり・・・

まさにこの言葉に尽きる・・・どはまりです。

さてと体調は悪く眠い中矯正のためレッスンに参加。
しかしやはり切れはない・・・ちなみにレッスン後の体重は71.8キロ、体脂肪率23% 体重だけを見れば軽くなっているのにもかかわらずさんざんな結果でした。

昨日はレッスン前に母と買い物をしました。その帰り際腐れ架空請求のうざい電話攻撃にむかつきこの時点で怒りと困惑で集中力はかなり低下。
軽く仮眠採ろうとしてもむかついてむかついて眠れない。なんとか数分体を休めることは出来たので小僧の散歩をしてスクールへ。
miniラリーをこなし、ボレーストロークを始めた段階で既に切れの無さを実感。しかし球出しがある。ここで調整出来ればと思ったがほとんど良い当たりは無し。結果からいえばバックハンドは全く打てる気がせず実際にも打てなかったがなぜか球出しでは良いボールが打てた・・・原因不明です。
で、フォアですが日曜日にチェックした打法を試したけれどイマイチな感じ。ボールを見つめることも出来ないし、どうもリズム感がない様子。
ひょっとしたら単純に体の切れがなければどうにもならないレベルまでフィジカル面は追いつめられているのかも・・・

というわけで球出しからボレーストロークの時点で久しぶりに凹み・・・
そのまま低いテンションのまま終了。だめだこりゃ。

で、一行にアドバイスを貰う。なんと体が開きすぎのようだ・・・なんたることか!
今まで開かない体を如何に積極的に開いて回していくかをテーマに練習と研究を続けていたのに・・・水泡に帰すとはこのことだ・・・
驚きの新事実にさらに凹む。しかし長い期間かけて改良してきた体の回転については逆にこだわりが出来つつあるのも事実。
逆に今から体の開きを抑える動きの練習をするのは全くイメージが湧かない。一行曰く「おなかの向きはグリップエンドに向かっているくらいの傾きで」とのことだがそうすると左手の引きの意味が無くなる。
昔のテープを見てみなければ分からないが、その程度の開きなら昔と変わらないはずだ。ちなみに腕を伸ばしてのインパクトもインパクト後にボールを押せないから少し肘を残した方が良いともいわれる・・・完成したと思ったフォームが全然駄目だった。
唯一理解出来たのは肩の捻り。これを一旦背中側に捻ってから押し出す動き、これは背中側に捻るのは引き過ぎだそう。この引いて戻す動きをするなら下に落とすスイングは難しいし、スイング軌道が大きくなりすぎるのでこれは駄目だと自分でも認識した。

レッスン後、黒人金庫くんとよこちん、じゃいあんと時間まで試合。
しかし凹んだままでは話にならず意味無し、止めれば良かった。
あまりに打てる気がしないので昔の打ち方に戻して打ってみるとあら以外に安定感ある・・・となると今までの日々は???
久しぶりに良いとこなし・・・
トドメに体重も軽かったことも分かりなおさら凹み

朝イチで素振りしたが感覚は無し。
夜にフェデラーとアガシの試合を見てイメージトレーニング。
ちょっとフラットにこだわらず、積極的に体を回して打つ新打法のもう一人の先生フェデラー氏のイメージで、スピン打ちまくってみようかな?
去年の年末頃に撮影した改良初期のDVを見て「良いフォームだ、無駄が無いし力みもない」と思い、今の研究方法で良いのか?とやや疑問を感じたのが数週間前。
不安が的中しましたね・・・さてとひとまず今日練習があったら振り回してみるかな?

昨日褒められた唯一のプレー・・・
深いボールに対してライジングで捉えつつ跳ね上がりながらスピンをかけたショット。これをよこちんに「ナイス!」と言ってもらえました。
でもこれフェデラーのイメージなんです!!! 残念ーーーー凹

恒例の素振り結果・・・
実戦でどうなるかは不明ですがフルスイングは出来そうです。
かなり下から上の動きが大きいので相当スピンがかかりそうですが、論理的にはこの下から上への動きを制限すればフラット系のボールも打てそうです。
いずれにしろ積極的に左肩を開き腰を大きく回しきるスイング自体にはさして問題は無さそうに思えます。イメージとしてはストレート逆クロスも問題なく打てるはずです。
しかし一行に指摘されたとおりに腰が開くのが少し早い可能性も否定出来ません。恐らく最初のうちはかなり回転量が多いスピンボールになるだろう事が予想されます。次にこのスピンボールの回転量を減らしてより厚い当たりをどう出していくかがテーマになるでしょう。
今ひとつ感覚は掴めませんが、フェデラーがカウンタ−気味にフラット系のボールを打つときのフォームはかなり前打点で横振りに近いスイングをしているように見えます。それに独特の頭の残し、そして体に巻き付くようなフィニッシュ。これがポイントでしょうか?
昼の素振りでは完全に回りきり右足が出ていきます。
テイクバックも彼のようにコンパクトに担ぎヘッドダウンしながらグリップエンドからぶつけていくようにスイングすることで肩全体で打つイメージが出来ます。結果右足が出ていきますがこれは動きとしては悪くない気がします。
後はこの感覚で実際にボールが打てるかどうかです。
昨日のレッスンではテイクバックから肩を後側に捻り、そこからヘッドダウンし左肩主導で上体を回す、というステップを踏んでいたためボールに対して遅れることを実感しました。次に感じたことは打てそうなボールに対してもフラットで打つには安定せず、気持ち的にはスピンをかけて打った方がコントロール出来そうだ、という感覚でした。
素振り段階ではフォロースルーを前方に大きくフィニッシュ方向は上に、というイメージでしたが無理でした。
というのも先日リーダー繁の状態を書いたときに自分で記載していますが、腰を横に使う動きを積極的に使う、ということはスイング自体が横回転になるので、この動きに前方方向に大きなフォロースルーを付けるのは無理です。体は右から回って左に抜けていこうとするので、上半身を前方に持っていこうとしても腰の動きに引っ張られるのです。
つまり腰の動きを横に最大限使ったとしたら上半身を前後に使うのは論理的に不可能になるのです。
ということは今現在こだわりが出来つつある腰の使い方を生かすためには一行が昨日言っていたように「インパクト後ボールを押す」のではなく「インパクトでボールを叩く」この感覚でベストポイントを知りもっとも回転力の大きくなるところでインパクトするしかない、のでしょう。
ちなみに今現在試そうとしている打法は一世代を作ったスペインのブルゲラみたいな腕の使い方に似ているでしょうか?違う可能性があるのは前方に乗せていくところで、全体的なスイング軌道は前方に大きいところで、腰の使い方も後からインパクトではなく、インパクト前後から前に肩ごと回しきる、と言ったところでしょうか?
まぁどうなるかは分かりません。体の使い方を基本的に同じにして厚い当たりが打てれば問題はないでしょう。ポイントは基本スイングでどの程度のスピンになるか?そしてそれをスイング軌道の変更だけでコントロールしきれるかが最大のテーマ。抜けるようなスピンしか打てない場合は完全に論外、スピンでコントロール出来る感覚があれば50点。さらに多少厚めに意識してコントロール出来れば70点、最後にほぼフラットで打てれば100点と言うところでしょう。
これはすぐに結果が出るはず。
一応スイングのポイントを上げておくと

1.テイクバックは力まずにおいておくだけ。
2.手首を外側に伸ばすようにヘッドダウンする。
3.右足から左足に体重をかけながら左肩を開いて手首からインパクトに   向けてスイング
4.インパクト後体の回転を止めずに、右肩ごと一気に前方に振り抜きながら巻き付くようにフィニッシュ。
5.右足が左足の前に出てきていてラケットは左腰に巻き付くように収束する。

動きそのものは恐らく自分のイメージに合っているのか問題はないはず。
注意すべきポイントは、テイクバック時の形とヘッドダウンの仕方。
このヘッドダウンが正確に行われなければスイングが狂う。
ポイントは大きく上半身を回し、もっとも回転力の上がるポイントでスイング出来るか否か、であろう。
後は打ってみるしかない。



2005年05月23日(月) 改良。

DVを見る限り大分ましになったかな?
肩で打つ感覚はかなり良くなったモノの、やはり長年の癖は抜けず、肘から先が先行しやすい。それでも一体感はかなり増したと思う。
昨日の相手はあきだったのでガツガツ打てないモノの返球に窮することがあまり無かった。
ここしばらくは打ち込めない状況で返球するときは腕で支えて返す事が多かったのだが、ボールを支える形が安定してきたのか腕での負担が少なくなってきた。実際に土曜日と比較しても腕肩肘の痛みがない。もう少しかも。
だが、スイング自体にはまだ問題がある。フォロースルーは大きくなって来ているモノの水平に体の前を動く時がある。
確かにインパクト後の腕の動きはかなりフリーだ、むしろ全くボールを押す必要がないくらいに感じる。
せっかく下半身と腰、さらに肩の回転を生かしたフォームが出来つつあるのに急に腕を先行させることで回転をブロックしてしまう土曜日の打ち方と比較すると肩を出すだけでかなり違う。でも今度は肘から先が先行しつつある。回転力を肩まで使えていることでかなりスムーズにパワーが出せている。しかし肘が折れてインパクトに向かっているのでやはり綺麗に回転していない。腰の回転→肩の回転→という流れで出来た回転力をラケットヘッドまで綺麗に回す事が完璧なスイングを作るために必要だろう。
ひとまず肩まで回すことで回転力が大きく損なわれることはないのだが、やはり肘も手首もしっかり一直線に維持出来るように修正した方がよいだろう。もう一頑張りかな?

うう・・・テニスしてぇ・・・

さてと昼素振り結果。
ちょっと気合い入れて振ってみました。
肩が抜けそうですね・・・痛みはないけど???
今まで前側を使って打っていた部分をさらに修正し、肩からラケットヘッドまでまで一直線になるように素振りしてみました。
かなり大きな軌道を描くようになりましたがスイングスピードは遅いかも・・・
スイングパワーは出ているような気がしますが・・・
バランスは悪くなく、大きく前方にフォロースルーするイメージがあります。
恐らく安定したボールは打てそうですが、より下半身からのパワーの生み出しを意識しなければ速いボールは厳しそうです。
しかしスイングそのものが悪いとは思えないので後は実戦で修正しつつ、足りない部分の強化が必要になるかもしれません。

昨日の練習でも何球かハードヒットしてみましたがやはりスイングが小さくなり、打ちに行くと後肩ではなく前肩を使う癖は抜けていませんでした。
流れるようにスイング出来ていると思いますが、このフォームでハードヒットするのは結構キツイかもしれません。ひとまずは球出しでどう打てるか?そして対ストローク戦、ボレー戦でどういうボールが飛んでいくか、これはレッスンに行ってみなければ分かりませんね・・・
さぁて今までは期待に胸躍らせての練習が多かったのですが、今日はどうでしょう?やや不安先行ですね。
左肩の開きから体を回す感覚を重視してきたので果たして下半身が有効に使えているかどうか?この辺がポイントになるでしょうか?



2005年05月21日(土) 互換バッテリー大活躍!

いいねー!純正品の二分の一で性能はやや上のようです。
記憶が曖昧だけど純正品は満充電で2時間ちょっとの使用時間だったはずだが、この互換モノは3時間19分との表示。しかしあくまでも充電器の情報である。
コートに行って起動させてみたところ169分との表示。しかしこの表示はあまり当てにはならない。壊れかけの純正バッテリーも最初は120分とか表示される、しかし実際には一気に放電してしまうのか、今年に入ってからの最大起動時間は50分程度だったと思う。
実際の撮影では丸々1時間撮りっぱなしではないものの余裕で撮影。帰宅後放電とチェックをかねてバッテリーで再生。なんだかんだ言って1時間程度は見たはず。つまり充電器の情報ほどではないにしろ2時間は軽く持つと思われる、ナイスだ!ひとまず今日家にたどり着いたら最初に巻き戻しをしてパソコンに取り込もう。その上で再度撮影をして完全に放電させましょう。

それでは本題。昨日の予定はバナのパソコンを修理する予定でした。
しかしバナに会議が入り中止。マックスも出張でいないためスクールに行こうかと画策していました。しかし大事な人を忘れていました、リーダーです。リーダーは今週バックハンド強化のためにスクールに三回も通っていて昨日も行ったという話をしていたのでキツイかなと思いつつも声をかけたら「良いよ」というお返事!ナイスだ!練習は8時少し前から開始。
まずminiラリーからスタート。しかしここ最近のリーダーは根本的なバランスが狂っているのかminiラリーも安定しない。はっきり言って俺から見てもどこにボールが来るのかまるで分からないのだ。コースを読ませないという意味では相手に分からせないのは良いことだが、miniラリーでコースが読めないと言うことは、コースを隠しているのではなくフォームが安定していないと言える。ここ最近リーダーと打っていてもリズム感やフォームの安定性が感じられないのでどうも噛み合わない感覚は強かった。そして練習の合間にDVでフォームを見たら原因はある程度分かった。
まず下半身から腰までの使い方がフラットプレーヤーの使い方ではなくスピンプレーヤーの使い方になっていた。
基本的にフラットプレーヤーは腰を縦に使うが、スピンプレーヤーは横に使う。下半身はフラットプレーヤーは前後に使うが、スピンは上下である。
しかしリーダーはグリップを変えないイースタン程度の薄い握りとフラットの感覚を持ちながらスピンの使い方をしているのだ。これでは安定するわけがない。上半身の使い方を見てもインパクトポイントが前過ぎる。
これを本人が全く自覚していなかった。
恐らく本人の自覚症状としては
「打点が体に近すぎること」
「引きが小さいこと」
位しかなかったと思う。
しかし実際には後者の引きが小さいことは修正されており綺麗にサーキュラーでフォワードスイングがされている。しかし体の向きが甘いのだ。もっと前肩を入れて、右肩を後方に引いておいたところからインパクトに全てを集中させるべくスイングすべきなのだが、溜め方が浅い。結果本来のインパクトポイントより前で打たざる終えないのだ。
鶏が先が卵が先かの話になるが、差し込まれるのが嫌で前打点を意識してきたのか、後のパワーを出せないために力んで前打点になったのかは分からないが、いずれにしろ打点に正確に入ることを怠ったという経過がなければここまで崩れない。
もしくはスクールを変わったことで、スピンを打たされる機会が増え狂ったことも考えられる。
少なくともコート開きの頃にはここまでバランスを崩して無かった記憶があるので後者の方が要因として強いだろう。
で、「結果前肩を開いてスイングするスペースを見つけざる終えない」状態になると上半身で打つことになる。
DVで再確認しても明らかにスイング起動がおかしい。まぁ薄いグリップで前打点で打つために面がすぐ打球線にかぶっていってしまう。これはバックアウトする弾道を抑え込む動きであり、スピンプレーヤーと同じスイングである。グリップが厚ければ肘を入れ替えることにより押しを加えることが可能だが薄いグリップでは不可能だ。よってハエ叩きのようなスイングになってしまう。つまりインパクト直後に脇が空いて肘が折れてしまうのだ。
パワーが出るフォームに見えるがただの腕打ちである。タイミングが合えば良いボールになるが少しでもタイミングが狂ったり、センターを外せば途端に安定しない。なぜタイミングが合わないのかがこれで分かった。
そして腕打ちになっていることでボール自体の切れも無く、バウンドしてからの伸び方が一定していない。やはり相手にとっては嫌だが、こういう打ち方をしている以上攻撃的なプレーはほぼ不可能だ。恐らくエースよりミスが先行するだろうし、試合という緊張感の中でこうすればこう飛ぶという確信の無さがより腕打ちを強めるだろう。

そんなことを考えつつ修正のため球出し。
しかしはっきり言って根本的な何かが欠けている。いくらかましにはなったが調子を落としているという言葉だけでは片づけられない状態だと思った。よって一旦拾って再度球出し・・・しかし特に変化はない。とにかく下半身の使い方がフラットのモノではないし、残念ながら下半身よりも小手先を重視する傾向が強いリーダーは上半身に注意が集中し下半身の意識が弱い。前に押し出そうとする気持ちは分かるがインパクトが前過ぎるので後ろ足が前に引きずられてくる。
これでは安定したフォームでのフラットは打てない。
ひとまず疲れも来ていると思ったのでラストに軽く打ち終了し祭りに入った。
祭りでのDV鑑賞も特別変化は無し。やはり想像通りに体を使っている。
ところがそんななか奇跡のショットが存在した。スピンである。
ボール1,2球分のアウトに対してしっかり下がり力まずに綺麗に振り抜いているスピンがあった。上半身・下半身共にバランスは最高、スイングも綺麗に前方に抜け上に跳ね上がっている。
速いボールを打とうとしていない意識で繋ぎボールを打つフォームは素晴らしかった。ということは今のリーダーは感覚的にもフォーム的にも速いボールを打つことを求めるのではなく、最初から力まずスピンを打つ方が適しているかもしれない。フラットボールはゼロ、スピンは1、という比較が難しい状況ではあるが、フラットに戻すためにはまず上半身ではなく下半身の使い方を修正する必要がある。これは難しい。特に練習状況を考えてみてもファニピー定時練習では遅いボールを打つプレーヤーがいなくなってきた。バナ・兄貴はスピナーだし、マックスはボールに切れが出てきていてベースショットのスピードが速くなってきている。速いペースに合わせて練習するために重要なのはフットワークでありこれはキツイ。なおかつ落ちてからの伸びもある。
レッスンではスピンの練習が混ざってくることが多いようで、こういう時に自分はフラットだからと我を張るタイプではないやさしいリーダーの性格が痛い。
ならば下半身の使い方、一本でも綺麗なフォームで打てたスピン、これをベースに変えてプレーした方が良いのでは?そう思い助言した。
本人も迷いがあるし、厚く当てたい、という欲求があるのでここの部分をどうするかである。
体力的なことも考えフォームのバランスが崩れにくいスピンの方が試合では良さそうだ。決められない辛さもあるが、根本的に気合いを入れてフィジカル面、特にフットワークを強化する気がなければフラットスタイルにするのは難しい。
昨日も素振りで説明しようとしたが、数ヶ月前、職場での休憩中に俺に見せてくれたフォーム自分で作れなくなっている、あのときのフォームは素晴らしかったが残念ながらその残像はなかったし、一番辛い・・・と思うのは下半身と腰の使い方が完全に変わってきていることである・・・恐らく一番良いときの自分のスタイルさえも記憶にないのか、あっても再現出来るほどの明快な記憶がないのだろう。
結局こだわりが強ければ強いほど記憶も強く残る。
どんなショットも一朝一夕があり、弱点を知った上でもこういうスタイルこういうボールを打つ、そういう精神的な強さを持って練習しなければ崩れやすい、ということだろう。
しかし試合のためにテニスしているわけではないので、どちらかに決める事だけが選択肢ではない。迷いながらもテニスしている瞬間を楽しめればそれもありかもしれない。
ただ周囲は上手くなっていくし、仮に明確な差が付いて追いつけないと感じたときにどう思うかが問題である。回りに置いていかれるのは結構辛いのだ。

さてと長くなりすぎた。
俺の方はというと祭りでのDV鑑賞、数本で撃沈・・・
右肩の使い方がちがーーーーう!!!
せっかく左肩で引っ張り体を回しているのに右肩から押し出さずに腕を先行させてインパクトしているので結局自分の右腕で左肩が回るのを防いでいるのだ。当初は左肩の引きが悪いのかと思ったが今日の素振りで左肩ではないと分かった。
右肩の使い方が根本的に間違っていた。
肩の前側の筋肉を収縮させるパワーでボールを飛ばそうとすることが間違いだ。使うのは後側の筋肉で前は伸ばす感じで使う。
そして肩で腕を支えるように打つのだ。そうすれば完全にボールを後から支えられるのだ。そしてインパクト時に頭を残すことも苦しくないフォームが出来上がるはずである・・・あう・・失敗だ・・・

しかしこの点を修正すれば良いかもしれない。
実は撮影しなかったときこそこの打ち方が出来ていたはずなのだ。
やや目が離れ気味になったが、肩で打っているなぁと感じ、結果厚い当たりにボールが飛んでいるときがあり、恐らくこの時は打てていたはずだ。
出来れば今日試してみたいが体力的にもちょっとキツイし相手があきしかいない・・・早ければ明日のサークル練習かな?ん?明日はないのか・・・ぐえ・・・



2005年05月20日(金) 強風で練習は出来なかった。

でも、その代わりにマックスと政治談話で楽しんだ。
結局スクールには行けずじまいだったが肩の調子が思わしくないのでこれで良かったでしょう。

さてと今日も素振り。
やはりかなりのスイングパワーが出ます。
しかし何が悪いのか肩が痛い・・・これは昨日からのことではないので試合と次の日のレッスンでサーブを打ちすぎた影響でしょうか?
かなり改善しましたが、インパクト前後の手首の痛み、そしてフォロースルーの終わりで肩が痛いです。
痛みの原因は、エルボーと同じで「伸びきった状態でさらに負荷がかかっている」のでしょう。ちょっと様子見が必要ですね。

さて細かい分析と動きのチェック。
やはり動きそのものはかなりシンプル。
前肩の開きは重要でこれを先行させることはかなり重要です。
しかし先行してもパワー源はあくまでも後ろ足の蹴り。
後で蹴れないとスイングパワーそのものは出ません。
で、上手く連動させて振れても新たに出てくる問題は回りすぎること。
かなりのスイングパワーが出せるのでほとんど腕に力がこもることがない代わりに制御が出来ません。特にインパクト付近のコントロール感は乏しく、さらに左腰を開く先行動作が強いために打点が前過ぎな気がします。
状態の向きはほぼ理想的に15度程度は右半身が先行したあたりでインパクトが来そうです。しかしそこから前方へフォローするするのは難しいです。
はっきり言ってフェデラーのように上に跳ね上げた方がコントロールしやすい気がします。
フェデラーのスロー画像を見るとわかりやすいのがかなり腕が遅れて出てくること。そして打点はきっちり前で取りフォロースルーはさして大きく取らずどちらかと言えば巻き込み感じで収束します。

今日はバナの家に行ってPC修理してくるつもりですが、早めに終わったらG2に乱入してチェックしてこようと思います。
早めに終わらなかったらレンタルコートかな?

さてと恒例のサボり素振り・・・
スイングバランスはかなり調整出来た。
テイクバックはまだ決めかねている。
二つ考えられるが、当初考えていた水平に肘を後方に張る形に一番なりやすい。何とも言えないがラケットヘッドがベースラインよりも平行以上に前を向くと肘の入れ替えが大きくなりすぎるのでパワー感はあるがスイングバランスは乱れそうだ。しかしメリハリが利くので気が付くとこの引き方になっていることが多い。
次に試したのがフェデラー方式。
この引き方だと流れの中で引く感覚ではなく一旦乗せる、と言う感覚が作りやすい。しかし難しいのはここからヘッドダウンしリラックスした状態を作り体の回転に合わせるように寝かす動作を怠りやすい。
後はこれらの中間と言うところ。
で、本題。
まず下半身の動きそのものは一番最初にやったフェデラー方式が良いと思う。開いて蹴る、この順番はわかりやすいのだが、一度理解してみると左肩を開いて一気に腰を回す感覚はさして難しくなくなってきた。
しかし、油断すると全く左肩が回っていないときもあるようなので「左肩を使う!」という意識は決して忘れてはならない。
そして新たなる発見ポイントはインパクトポイントからフォロースルーが小さい、と言うポイントを改善してくれた。
下半身で十分すぎるほどスイングパワーが生み出せることが分かった以上後はインパクト後、右肩を打球方向に押し込むように一気に押し出すのだ。
左肩の引きを先行させ、右半身を押し出しつつ蹴る動作はほぼ完璧に理解したと思う。なぜなら前に一行が言っていた「おなかを突き出すように」という感覚を体現出来たからである。でさらにインパクト後肩ごとぶつけていくように押し出すことで腕の形を安定させることに成功した。この使い方を意識すると痛い肩は痛まないのだ。
つまり今までは左腰まできっちり回しきっていなかったこと、そして右肩をさらにしっかり前に押し出す動きがなかったこと、これが肩や手首の痛みの発生源だったはずだ。
出来たと思って調子に乗って素振りしていると痛むときがあるので、こういうときはどこか狂っている、と分かるはずだ。
これならようやくスローペースであきと乱打しても合わせられるレベルに達したと言えるだろう。
後は習熟させよう。恐らくこれで本当に良いはずだ。まぁ生きたボールを打って見なければまだ何とも言えないが多分大丈夫だ。流れるように力まずに打てると思う・・・これで勘違いだったらかなりやばいかも・・・

もう一丁チェック・・・あれれ・・・?
ちゃんと振っていないからかもしれないが右肩の押し込みが上手くいかず・・・やはりまだ駄目か・・・でもおなかを突き出す感覚はGOOD!
下半身が一番大事なことは間違いないはずだ。



2005年05月19日(木) ???

新たなる発見をしてしまった・・・さて崩壊への序曲か!?

思い切って右腰を回しきることに挑戦!当然ただ回転するだけ。で、顔を残す修正を行った。回らない・・・
そこで左手を先行させる修正、しかも回ってみることに挑戦。あら?回るわ。というか感覚的には右腰が一気に出ていくと同時に左腰を引く感覚になる・・・これが正解なのか?
しかし問題は多い。腰を起点としてかなりのスイングパワーが出るのだが腕の扱いと上半身の扱いが難しい。動きとしては下半身がもっとも効率よく回転するのに対して上半身のコントロールが難しいのだ。
しかし今まで苦労してきた前荷重と腰の回転はかなり有効に使える。
左手の使い方も肘から引く感覚ではなく肩ごと後に引く感じになる、これで腰が綺麗に回るのだ。しかし回るの良いが上半身も回りすぎる。顔を残さなければ100%クロスにしか飛ばないはずだ・・・回転力をたくさん使えば威力は出せるがコントロールが難しくなるのだ。
しかし上半身に頼ったパワーの生み出しより下半身主導でパワーを出して上半身でコースをコントロール出来れば安定してパワーを出し続けることが出来るだろう。恐らくポイントは異常なくらいにボールを見続けることでのバランスコントロールだろう。本来俺がやっていた「コートを感じること」で実際にはボールしか見ないスタイルを貫く必要がある。

実は昨日の段階でフォアバック共にラケットを後で回すことでリズム感とパワーを出す感覚をチェックしていた。
おもにバックで強く感じていた。

バックボレーは手首を水平に使い後で回しながら肩越しにインパクト。威力と切れが出る。
手首を先行させる感覚が重要。面を無理矢理立てるのではなく、水平からやや寝かせた(−5度くらい)から手首先行で振り出し、インパクトの直前に入れ替える。つまり手首はロックしたまま腕全体のロールを使い距離をコントロールするのだ。

バックハンドストロークはまず後ろ足の膝とそのまま下に沈み込みながら上半身を回し込む感覚がパワーの源になる。しかし前足の踏み込みと同時にラケットを背中方面から大きく回していく感覚、も重要で、スランプのときには大抵ここが欠如しているはず。これが無くなれば体が開いたインパクトになっているはずだ。修正するために打点を引き込んでも結局後で大きく回す感覚がないので、スイング距離が出せないのでパワーも出ない。足が合わなかろうが膝が突っ立っていようが、大きく後から回すこと、これが無ければバックは良いボールが打てないはずだ。

フォア
コンパクトな引きから上手く肩を入れ替えながら大きいスイングが出来ているうちは問題なし。しかし狂ってきたらテイクバックからいったんラケットを落とし水平にリラックスした状態から振り出すことをチェックすること。

今日のテーマ、左肘ではなく左肩から引いて腰の回転を重視すること。いったん回ったら打球方向を追うことを我慢してとにかくボールを見ろ、インパクト後もボールを見る意識があれば体がま回らない可能性が高い。打球は見るのではなく感じることだ。

とこれは練習場所にも持ち込んでチェックしてみようと思う。
まぁそれでも「速く動くこと」以上に重要な項目ではない。
フォアは特に踏み込み方にも注意してやってみよう。



2005年05月18日(水) 眠い・・・

やけに眠い。
まじめに練習するとこんなモノか。

昨日は最初から気合い入れまくり。
とにかくポイントはフットワークだ。走れなくて良いボールが打てるわけはない。ここに戻ってきたのだ。
楽をすることとテクニックで打つことの差は大きい。
常に大きく動かなければならない訳ではないが、実際に降られたときのフットワークは無惨なモノだった。
最初にマックスと二人で打っていたときは同じフラット系であることから破綻は少ない。でも少しペースが落ちたときなどは途端に動きが甘くなり手打ちになる。
さらに兄貴が合流後さらに凹んだ。
兄貴はスピン系なのでインパクトから落ちるまでのタイミングが違う。するとさらに足が止まるのだ。
特にスランプにはまっているバックハンドでは最悪を極め、全くスイング出来ていない状態だった。
よってスライスをベースに変えていったのだが、今度は踏み込みが甘くなっていて、例によって蹴り戻る動きを始めた。
駄目なところばかり書いても凹むだけなので目標を書く。

まずとにかく足を止めないことを重視する。小手先で打つことを厳禁する。
フォアハンドは改良中なのだが出来上がる過程でもあるので、ワンユニットスイングを意識する。特に下半身のフットワークと連動するように動きながら素振りしていく。
フォアハンドは右腰を落として壁を後に作りやすくバックでは逆だ。
つまり荷重移動をしっかり行わないで安易に返すことを当たり前としている動きしかできていないのだ。
とにかく後で溜めてしっかり前に戻す、この基本的な動きをフットワークと連動して流れるようにショット出来るようなリズム感を作っていこう。
ボレーは良い感じが掴めつつあった。やはり肩の捻りは重要なのだが体全体のバランス感も重要だ。
一般的なコーチは嫌がる打ち方なのかもしれないが俺はやはり肩を支点とし打点を引き込むような打ち方がコントロールしやすい。
安易に前打点で取ろうとすることはスピードも切れも欠如してしまいやすい。右半身ごと打点にぶつかっていくようにスイングパワーは後で水平にラケットを入れ替えるような動きが俺にはあっているようだ。
バックハンドドライブは最近グリップを厚く握っているおかげで前で捌こうとしているが、やはりこれも後で回してからインパクトに向かった方が良い打ち方が出来そうだ。

ちょっと肩が痛いのでケアしながら自分のリズム感を大事に一つ一つのショットをチェックし完成させていこう。
己のリズム感が無くなるペースの相手に対しては、とにかく自分のペースを忘れず相手に合わせるのではなく自分のペースに相手のボールのタイミングを呼び込む感覚で全てのショットを攻撃的に先手を打てるようになっていこう。
これが出来なければ、Nーcode90インチでも買ってフェデラーごっでもした方が良いだろう。フォアはウエスタンにして、バックは両手打ちでもやってみるか。

ミスショットの原因は全てフットワークにある。準備が遅ければテクニックでかわすしかない。これを良しとするか否とするかだけだ。
嫌なら速く走れ。



2005年05月17日(火) 先行入力

フォアハンド素振りチェック。

やはり下半身で打つ意識がもっとも重要。
今現在プレーに支障を与えるほどの痛みはないが手首が相変わらず痛む。
素振りしても痛むときがありこれは左手の引きが甘いときに起きるようだ。
今のフォアでパワーを生み出すポイントは一カ所ではないが連動しなければ負担が一カ所にかかりやすい。リストワークを多く使っているわけではないのに手首が痛む原因はパワーを乗せてインパクトした後に抜け先がないからであろう。つまりワンスイングになっていないことである。

1.テイクバックはコンパクトに変える。

ポイントは肩の捻りにあるのでしっかりひねれればいいのだ。一行のように大きく回していると振り遅れるようなのでひとまず省略し引き遅れ無いようにしつつワンスイングの総体的バランスを作り上げよう。体に対して垂直位置程度に捻る。ラケットの向きはどうでも良い。肩を捻りきり肘から出せれば良いのだ。効果としては上に回して引いているとしっかり下半身を溜めにくくなることに対し、しっかり右足・右腰にパワーを乗せやすい。しかし前足が浮くくらいまで乗せてはならない。前足は内側に畳み右足を垂直に畳むことが目的である。

2.下半身の主導よりやや先に左手の引きをスタートさせる。

これにより上半身が残ることを防ぐ。タイミング的にはシビアだし、早く開きすぎると後に体重がかかったまま上半身で回るだけのスイングになりがちだが、左手を先行させないと今現在は上半身が回りきらないことの方が多いし、前述したように手首に負担がかかりやすい。

3.右足の蹴りと共に腰を回してインパクトに向かう

注意点はスタンス。広すぎると上手く腰を回せない上荷重を前に移しにくい。ちょっと狭めになるが膝を絞るようなイメージでしっかりと下半身を畳み、荷重移動と腰の回転を重視する。前述したように左手の引きを先行させるのだが、荷重移動と腰の移動がスムーズかつ正確に行えないと左手は最後まで引ききれない。左手の引きも引けば体が回る、と言うのではなく引くのはあくまでも左肘からであって左肩ではない。つまり肘が引かれてからタイムラグがあって左肩が開くはず。イメージ的には左手で下半身を引っ張り出す手伝いをする感覚くらいが良いかな?
実は「下半身の蹴りと左肩の引きのどっちが先?」と一行に聞いたとき「左手の方がやや早いっすねー」と言われたことがあった。全く理解出来なかったが今思い出して理解出来た。まだまだ言われて理解出来ないことが残っていた・・・

問題点1

このスイングでスムーズにインパクトまで迎える。しかし打点が前目になるのかフォロースルーが体に近すぎるのだ。背筋が曲がっているかもしれない。

問題点2

上記と同様だがクロスにしかボールが飛ばないフォームだと思う。
フォロースルーも首に巻き付きすぎる気がする。つまりさほど前に大きくフォロースルー出来ていないのだ。

もう一度チェックしてきます。今日は5月16日(月)です・・・

さてチェック後。
というか背筋伸ばすこと忘れてた・・・
でもおなかを突き出すような動きを意識した方が良さそうだ、と言うことを確認して帰還・・・これも前に一行に言われていたなぁ。

で、何をしてきたかと言えばリターン時の足の動き。
踏む込む足はフォアなら右でバックは左。
で、踏み込んだ後如何に綺麗に前足を揃えていくかがポイントだった。
これは昨日の試合で完全に欠如していました。
フットワークに注意して鍛えていこう。

ここからが本日17日分。
スクール行きました。最近はスクール前の数時間がだるくて仕方ないです。しかし寝ると目が覚めないので我慢しました、で、行ってみると以外と動けたりするんだなぁーこれが。何かの毒素が詰まっていてテニスすると落ちて体調が良くなるのかも・・・

さて昨日も一行は死んでいました。それでもレッスンに出る彼がかわいそうです、責任感が異常に強いですね、いい男です。
miniラリーでは左肩を先行して開いていく打ち方を実践、確かに打点が前になり当たりがコントロールしやすいです。しかし下半身が付いてこないと逆に遅れることも判明。やはりバランスは重要。
球出し練習もいつも通り。しかし昨日は後ろ足を決めてからの前足の入れ込みを意識していた、上手くいけばいいがそれでも打点が前後しボールを見ていないことが多い。評価出来る段階ではない。ストレートは全く駄目完全に腕打ちになるし、体重を乗せていくどころか残して打とうとすらしてしまう。バックハンドは後に乗せて前足を踏み込むとGOOD!今までまともに打っていないのでしっくりは来なかったが、何となくワンスイングでのイメージを掴めそうな感覚はあった。
次はボレーストローク。ストロークでも左右への移動は右足を決めて前足を滑り込ませてから左肩先行で打つ事に挑戦したが、結果から言えば前足を入れ込むことに注意しすぎると後ろ足のためが甘くなるし、フットワークが上手くいっても左肩の引きが遅れては何にもならない。フットワークとスイングは別物であり、双方が揃って良いショットが打てる、これは当たり前だが想像以上に下半身が使えていない自分に鬱・・・
次はサーブ練習。試合で苦労したので頑張って打ったがなぜか運動連鎖が出来なかった。特に1stは全く駄目で下半身から上半身に伝わる感覚が全然無くイメージの欠如を感じた。ちょっと打ちすぎて腰と肩が痛い・・・
最後にゲームをした。おちびちゃんと組んでよこちんジャイアンペアと8ゲームした。
分かったことは遅いペースでは打てないフォアは速いペースなら打てるという事だ。やはり考える時間が無く、踏み込んだらすぐ打たねば間に合わないスピード領域での動きや感覚は問題ない。代わりに多かったのが2ndサーブのリターンミス。待ち時間があるために微妙な時間が残りためが無くなり腕打ちになるのだ。昔はそれでも溜めつつ攻撃出来たのだが今は迷いがあり打てない。可能性として考えられるのは1stサーブに対してのリターン、昔と同じように打っているつもりかもしれないが案外相手のスピードを上手く利用しているのかもしれない。だから自ら打ちに行かねばならないややスピードの落ちたボールに対して考える時間が出来、かつコンパクトに打ちに行く技術が欠落していることでタッチで逃げたり腕打ちで返球しようと心がけるのだろう。

昨日のレッスンでつくづく甘さを感じた。良いボールが打ててもすぐに疲れるし恐らくやや酸欠になっているのだろう。体重は73キロ体脂肪率21%とさして変わっていない。ここから先は禁煙して心肺機能を上げて頑張らなければこれ以上上がらないかもしれない。
瀬戸際だ・・・脚力は自転車通勤でかなり向上しているし、動きの瞬間的な速さは身に付きつつある。後はこれを染み込ませるようなトレーニングと無酸素運動で酸欠にならないような心肺機能と下半身の負担と反応速度を上げていくしかないだろう。
やれなければこのままで終わるな・・・これ以上はもうどうにもならないと見た・・・さぁどうするか・・・



2005年05月16日(月) 準決勝敗退・・・

甘あまでした。
前回のシングルスですべきことは見えつつあり、改良を重ねてきましたが、間に合うこともなく、また戦術面でも思い切りの良さが無かったことが敗退の原因です。
しかしシングルスダブルスと挑戦し現状が完全に理解出来たのでさらに頑張っていこうと思います。
次回はシングルスですが、自分の出来に納得出来なければ無理して出ることはしません。以降の試合も可能な限りイケルと思わない限り出場は控え中盤から後半の試合にかけるつもりです。

さてレビュー。

1回戦 卵パパペア 6−0

相手のサーブからスタート。
あまりの寒さに体が収縮しまくり。
立ち上がりからブレークしまくって一気に行きたかったモノのリターンミスを連発しデュースゲームが続く。しかしK坂師匠が全くミスしないのでさすがに俺もなんとかしてリターンを返しブレーク。これが全て。
俺のテーマは自分のサービスゲームまで如何に暖まるか?だったのでとにかく足を動かし続け自分のサービスゲームをしっかりキープし4−0に。
次のゲームもブレークに成功し何事もなく終了。

2回戦 おさ&おさの後輩ペア(B級優勝経験者) 6−0

K坂師匠のサーブからスタート。
なかなか切れの良いボールもあるがやはりミスが多くこちらは一回戦で体が温まっているが先方は冷えているので動きの差は歴然。イージーキープに成功し、続けて後輩のサーブをダブルフォールト絡みとK坂師匠の切れの良いリターンでミスを誘発しブレークに成功。
俺のサービスゲームはリターンミスと、短めのダフリボレーをミスしてくれたおかげでイージーキープ。
コート変わってここが勝負所、おさのサービスゲーム。リターンミス三連発を披露したが師匠は全くミスせずデュースゲームに。
何度もデュースを繰り返したが最後に必殺のダブルフォールトが出てブレーク、ここで相手は戦意を喪失した。
やはり後サーブの2ブレークはキツイのだ。
その後危なげなく師匠がサービスキープし5−0。後輩は戦意がなかったのでブレークし終了。相手の手は完全に冷え切っていました。
気温が高ければ6−0で勝てる相手ではなかったでしょう。
今思えばこのゲームでもう少し打っていけば良かったと言う反省があります。

3回戦 勝美君ペア 7−5

苦しかった試合。
相手ペアは二人ともサーブが弱く一見ブレーク出来そうなのですが結局序盤でブレーク出来なかったことが苦しい展開になった原因。
特にペア側のおじさんがもさっと見える割に反応が良くフォアのフラットが想像以上にコントロール切れスピードを持っていたので師匠のサービスゲームが苦しい展開になりました。
俺のサービスゲームもさして楽な展開ではなく、勝美君のストレートアタックを何本ももらい、師匠が捌いてくれている間は良かったのですが後半に入るに従ってノータッチを貰う展開が何本かあり、次第にプレッシャーがきつくなってきました。
特に5−5からの師匠のサービスゲームではかなり攻め込まれブレークポイントも何本か取られたのですが相手のミスに助けられセーブ。このキープが一番大きかったです。
最後のゲームはいきなり止まるサーブにポーチを決められ切れかかりましたが、そこから4ポイント連取でブレークし終了。
今思えばこの試合も過去の記憶を引きずっており、あえて短い配球を多めにしたことで結局自分のリズムを狂わせていたと思います。
かなり声を出して気合いを入れつつ何とかプレーしましたが、精神的にも技術的にも不安を露呈した試合でした。
思い出した苦戦の原因・・・
1−0の後の勝美君サーブで15−40のダブルブレークポイントでストレート抜きを狙ったショットがワイドに流れた。このポイントが全ての象徴かもしれない。サーブを引きつけたところまでは良かったが足が止まっていて腕打ちになった。これが入っていればかなり楽な展開になっただろう。そして体力集中力共に温存したまま勝ち上がり気持ちよく次の試合に入れたはずだ。とにかく自分の甘さをつくづく思い知らされるわ。

準決勝 樋口工藤ペア 4−6・・・負け

まずとまどったのは樋口くんのサーブ&ボレー。
さしてスピード感があるわけではないのがミソ。しかも変則雁行陣(と言うか特殊攻撃型雁行陣)の三回戦ですっかりリズム感が狂ったところでサーブ&ボレーが来ると完全にリズムが狂います。リターンも狂っていて今までどうやって良いリターンを打っていたのか分からなくなっていました。
今考えれば師匠が良いポーチ出来るのだから一本で決めようと思わずに沈めて次のボールで取る気持ちでいれば早々にブレーク取れたでしょう。しかし力みすぎでリターンミス多め。これがリズムを狂わしましたね、師匠ご免。
しかも二人共通のミスは、丁寧なサーブと決めに来ないボレーが中途半端なポジションで処理する羽目になりやすくなり二人でデッドゾーンでのプレーで自爆すること数度。ここも落ち着いて二本目でぶつけるか、ロブで下がっていただく方が良い選択肢だったでしょう。
1−2から師匠のサービスゲームをブレークされいきなりキツイ展開に。しかしブレークバックしオールにしてからはとにかくキツイキープの展開が続く。はっきり言って攻撃の展開が掴めない我々に対して楽にキープ出来ていたのは相手側で、こちらは攻めきれずミスが出て楽にキープさせる事が多かったでしょう。途中スマッシュを決めきれずミスするお得意のパターンでポイントを失い、精神的にもかなり追い込まれて4−5で俺のサービスゲーム。このゲームで最大のミスを犯す。アドコートではサーブが入るモノのデュースコートでは全く入らない。しかも1stを打つことを止める気がなく3連続ダブルフォールト。マッチポイントは甘いリターンを師匠が珍しくボレーミスし終了。しかしこのミスは俺の三連続ダブルフォールトが招いたリズム感の欠如。最初にして最後に許したサービスゲームがトーナメントの終わりを決めました。

総括。

シングルスよりもペースを維持するのが難しいダブルスだけど、相手によってさらに自分のペースが維持出来ないという苦しみを感じました。
これは昔よりもかなり強い感覚でした。
ということは己のテニスを押し通す力が絶対的に不足していることが理由でしょう。それでも苛つくやられ方は少なかったモノの逆に己のテニスを貫いた!と言う充実感は薄く、数年前に一度ベスト4を取ったときと同じ感覚に捕らわれました、まぁこんなもんだろうと。
あのときと違うのは意識してペースを押さえていたのではなくそれなりにペースを維持出来ていた感覚もあったことで、徹底した攻めのテニスが出来ないと言う事が分かった上でどこまでやれるか?と思って出ていた以上、結果はおまけだ、そう思っていたことです。
ただし三回戦などで負けるのは嫌だったし、やはり自分よりもリスクの高いテニスをしないで勝とうとするプレーヤーに負けるのは悔しい。
勝ち負けは重要かもしれないけれどやはり自分らしくプレーしてその上で勝つことに喜びを感じる以上今年一年はとにかく頑張らなければならないだろう。

対策。

とにかく遅かろうが速かろうが攻撃的なボールを打つ意識で練習する。
そのためには徹底した下半身の強化とより速い反応速度が重要だ。
単純に走る能力はかなり上がっているが、決めるボールを打つために必要な時間配分、つまり一行のレッスンでのフルショット連続に必要なスピードを10とすると、10のスピードを必要とするプレーヤーは今回の試合で当たった相手にはいない。しかし10のスピードで打つためのノーモーションでの無駄のない動きが出来ることと、それ以下の時間、つまりそれより余裕があるスピード、5から7くらいの相手に対して足が止まり無駄が出てくる。
ノーモーションでの連続ショットは無駄に動いている時間的余裕は無い故に無駄のない動きとスピード感を維持出来る。しかしここより遅いタイミングになるとボールを待つ、と言う動きが必要になる。
すると同じように細かい足の動かし方はほぼ出来ない。するとしても、一行相手に1歩で動き返球するボールを同じように一歩で動くと確実にタイミングが崩れる。こういうときに2歩または3歩使って正確なポジショニングと打ち込むリズムを合わせなければならない。これが出来ないとバックアウトかネットにゴール、もしくは情けない繋ぎボールを打つしか選択肢はなくなる。結局全試合で、この情けない繋ぎとばくちショットの連続であったと言える。リターンゲームは全く自分らしいテニスは出来なかったのだ。
サービスゲームは練習不足だった。
ここ数週間レッスン後のゲームを回避していたがこれは疲れが溜まっていたことが原因。ちょっとモチュベーションが下がっていた時期で疲れもピークだった。酒も飲み過ぎかもしれないなぁ。
とりあえずレッスンはこのままで良いが、今後は練習後のゲームも頑張ってやろうと思う。最後にサーブが崩れたのは過信の度が過ぎたことだ。
1stサーブももう少ししっかり打っておかなくてはならない。
いずれにせよ、自分以下のペースの相手に対して常に打ち込める能力を付けそういうプレーに自信を持たなければならない。
冬の団体戦ではA級のプレーヤーに勝てたが、昨日の相手は勝てる気がしない。今日もう一度やっても勝てないだろう。
攻撃に自信がないとトップスピード以下で攻めの戦術を取ってくる相手に対して後手になる。中途半端な攻撃をしてくる相手にはがっちり勝つつもりがなければ俺のテニスではB級で勝つことは難しい。かといってA級なら通じる、それも今はあり得ない。
只良いゲームが出来るだけでは駄目だ。
明確に己のテニスを持ち実行出来るようになること。サービスゲームとリターンゲーム共にトップスピードでしっかりやっていこう。
ロブでかわされることは今は考えずに前に前に進むプレーをしていこう。
それとやはりもっと速く動くようになろう。
走り込みは欠かさずに!細かく速く動けるようにならなければ攻めのテニスは出来ないぞ。
直近のスケジュールは6月のシングルス。
約一月あるがどこまで下半身を強化出来るかがポイントだ。速い動きに速いショットを組み合わせ展開の速いポイントを取れるようになろう。
今回の試合で自分の甘さがよく分かった。
もっともっと頑張ろう。



2005年05月14日(土) 悪人

今日は土曜日お仕事です。
タイヤ交換の途中に・・・

K坂師匠とのペア連。相手はもりもり旦那さんペア。
気分的にも乗り乗りにはなれないが、まぁ師匠が何を練習したいのかと言えば俺のリズムを感じることであろう。ならばトップスピードの片鱗を見せればいいのだ、実行!
いきなり不意打ちで悪いが、リターンからロブ。もしくはリターンから師匠のポーチでいきなりブレーク。師匠のサーブはキープ。もりペアさんのサーブもブレーク。俺は1stも混ぜつつキープ、4−0として撤退。

師匠はやはり相手を見て動いている。俺がスピードを上げたのにもかかわらずしっかりポーチを決める。反応速度正確性ともに申し分全くなし。
リターン時はロブのコントロールが絶妙。俺がガツガツ打ち師匠がかわすスタイルで十二分にゲームコントロール可能だろう。

フォアチェック。
リターンで強打したがボールを見ていないことが判明。
もう少しボールを見る癖を付けないとミスヒットが増えそうだ。
第一フォアで強打するときにはコースなど狙っていないのだからボールを見た方が良いのだ。次に甘いボールが来たときにコースを見ればいい。
K坂師匠とのアップの乱打でバックの腰のためをチェック、まぁまぁ。
フォアは下半身の押し出しを意識してみたがこれも及第点。
後半ボールを見ていないだろうからここと、左手の引きをチェックしよう。
仕事が終わったらマックスと軽く練習するのだ。



2005年05月13日(金) まぁすぐには出来ないさ・・・

何度か試して当たりを確認出来たけれど、やはり動きながら正確なポジショニングを取ること、下半身を正確に使うことは難しいわ。

昨日はデジカムを持ち込み撮影。バッテリーは遂に40分を切り実質使用時間35分ちょっとと言うところ・・・マジで購入します。
しかし純正は7千円・・・高い! 互換バッテリーは3千円弱・・・量販店で扱っていないか調査します、あまりに馬鹿臭いわ。

さてと昨日の練習は最終的に4人。
アンディーさんが今期初参戦!乱打はイマイチだがゲームは上手い。
アンディーさん俺vs兄貴マックスペアで戦闘開始。
序盤苦しかったモノの何とか付いていき2−2。このあたりからアンディーさんがゲーム勘を取り戻し始めリターンが返り始める。ここ一番でのナイスロブ&マックスのチャンスボール爆発の連携技でブレークを取る。
しかしなかなか兄貴のサーブはなかなかブレーク出来ず。アンディーさんのサーブはブレークされまくり。
さすがにフォアが切れ始めたマックス、兄貴からリターンミスは取れない。ポーチにも出れない・・・これは俺が下手だからだが。
それでも序盤ストレート攻撃を意識していたマックスのおかげでキープは出来ていたのだが後半にはクロスに深いリターンを打ち始めたので後手に回りまくり。かわしたり崩したりしながら一進一退のゲームを続ける。
最終的には7−6からマックスのサーブが乱れ数回デュースを経た後ダブルフォールトで俺たちの勝ち。第2セットはアンディーさんのサービスブレークから始まり、マックスサーブ40−30で時間切れ。
しかしなかなか楽しかった。
途中で兄貴のサーブを一つ破れたことが大きかったなぁ。
結局アンディーさん&マックス2ダウンずつ、兄貴1ダウンで決着が付いた。俺が一つでも落としていれば負けていたのだ。ダブルスは怖ぇーー。

さてとゲームでのフィードバックは前衛での動き。
とにかく昔から変わらないのだが甘いボールが来ると100%足が止まる。
足が止まる原因は自分ならばミスしないであろう、と思うボールを相手がミスすることにある。自分がミスすると思ったボールに対しては当然相手もミスまたは返球が甘くなる!と確信出来るので予測は外さない。
と言うことは足が止まる時の原因は常に攻めるという気持ちを持ち続けることが出来ていないからかも。もしくは攻められている展開では足が止まることがないが、攻めるのか守るのかかわすのか?この選択肢が読めないとき、こういうときに足が止まっているかもしれない。
まぁ攻められているときも不用意に下がりすぎる癖もあるのでこれは修正。じりじり下がっていると届くボールも押し負けてしまう。よほど振り回す相手でなければ若干前に踏み込むくらいが良いかもしれない・・・これも一行に言われたことがあるなぁ・・・

サーブゲームはまぁまぁ。しかし全開でサーブを打っていないことでダッシュのリズム感も遅くなるいつもの癖は昨日も発生。
サーブのリズムとダッシュのリズムは統一すべきだね。まぁもう少しの間は良いかな?

リターンは良い方かな?安定感はないがその割には返っている。
フォアは後半に行くに従ってフォームが甘くなる。丁寧にプレーするという意識は大事だが、フォアに限っては来たら打ち込む方が良いかもしれない。
ミスをしたからといって丁寧に返すだけの技術はまだ無いのだから。

フォアハンドレビュー。
立ち上がりの乱打で少しチェック。
何本か気持ちよい当たりで打てた。しかし以外と伸びなかったのはインパクト後のフォロースルーが疎かだったことだろう。
なぜそうなるのかと言えば、下半身に意識を集中すると後ろから前という感覚が無くなる、まぁそういうフォームなのだが。
しかし前回までのことを考えてみれば、この後ろから前、特に上半身の動きをイメージしている以上に使っている可能性が高い。
上手くいったときは、インパクト時にかなり厚い当たりでインパクト出来た。しかし全く上半身に力を入れていなかったため回っていって当たっただけ、こういう事だろう。上半身が主導で打つことはまずいが、下半身だけではスイングパワーが不足する。
しかし下半身だけで厚い当たりとある程度の深さを出せたと言うことは、下半身主導で上半身を上手く合わせることが出来ればかなりパワーが乗る、恐らくそういうことであろう。

ビデオを見て修正しなければならない部分は多い。
まず左手が全く引かれていない!これじゃ回りきるはずはない・・・凹み
次にこの左手が悪いのかどうかは不明だが時々フィニッシュが胸の前に来るときがある・・・これは何なんだ???情けない・・・
多分左手が引かれないことでむしろ肩から先が止まっている、のだろう。

良い点も発見。
さすがフォームマニアだ俺。特にテイクバックからインパクトを重視するタイプなのでインパクトまではまぁまぁo(^▽^)o
インパクトまでのラケットの動きは100点とまでは行かないが70点はやれるな。ちょっと肩の捻りが小さそうなこと、打点が詰まりがちになることが気になるが、基本的な動きは問題なし。
昨日の段階では火曜日に分かったワンユニットの動きを制限してまでも、下半身主導を意識したためちょっとバランスが崩れていた可能性もある。
しかし下半身主導の無いワンユニットスイングよりも、下半身主導の2ユニットスイングの方が可能性はあると思う。
日曜日の試合には間に合わないが、何とか現場で調整しよう。

バックハンドは左手の引きは良いが右肩でもう一つ捻るように意識すべき。
インパクト前後の切り下ろしを制限して打っていたはずだがそれでも下に降っている。これは後で大きく引いていないので距離が出せていないからである。スイング距離を取りたければ、左足を沈めると同時に左腰を回し込む動作が必要だ。結果打点を引き込むことが出来るため水平なフォロースルーが取れるので手打ちが制限されるはずなのだ。ボレーも同じ事である。特にバックハンドは左膝のためと左腰の捻り、これが出来なければ良いボールはまず打てないであろう。ここ最近バック系が不調なのはここが甘かったからだ。やはりバックも下半身なのだ。

さてとさぼり素振りやってきました。
やはり左手の引きは重要。右腕の使い方はほぼ問題なし。
左手を引くと綺麗に前に出ていくのでやはり重要。
それと下半身の使い方では右膝を倒しつつ前足に荷重をかける動きの中で「腰を回す」という明確な意志が重要。意識して使わなければスイングパワーが乗っていかないだろう。
ワンユニットスイングはさすがにやらなかったが恐らく足腰肩の順番に使い切れれば問題はないだろう。



2005年05月12日(木) 大事なのは右足の使い方

かもしれません。
疲れが溜まりきっていましたが昨日の休息で少し回復。
そして今日またコンピュータ室での仕事があったので右足の使い方をチェック。右足の使い方次第で体の回り方はかなり変わるようです。
これは靴を履いていてはなかなか掴めません。昔は靴でも使い切れたのかもしれませんが、今は素足でなければ感じ取ることが出来ません、歳か?下半身の使い方が昔とは変わってしまったのでしょう、テニスは足が命ですから。

と言うことで第2弾下半身からのフォアハンド研究です。
第1弾で基本的なポイントは抑えつつありましたが、実戦では想像以上に十戦できなくて残念って感じでした。
しかし素振りで修正しつつもやはりピンと来ない日々が続いていましたがこれは前足の動かし方にも問題があったようです。
前足を突っ立ててしまうと右半身が下がりすぎてしまうことは分かっていたので柔らかく使う意識はありましたが、右足を前方に蹴り出すように使うためいくら膝を緩めても左足が高くなってしまいます。結果一時左腰に痛みがあり、これは左膝で上半身の回転を止めてしまうことで腰が回りきらないために後で出したスイングパワーを止めてしまうためでした。
で、この修正をどうしようかがポイント。
今週のレッスンでワンスイングをイメージできたので左腰に負担がかかることを低減できていましたが、そのおかげで後でのスイングパワーの減少、つまり右足の蹴りを有効に使えなくなっていました。

で、まず引き方からチェック。前日までのイメージでは大きく上から回すのですが、ちょっと恥ずかしかったため控えめに引いてみました。
うーんこれでも良いかな?と言う感じ。
で、肩の捻りもチェック、意識すれば出来そうだ。むしろ後に伸ばしてしまうとちょっと軌道が大きくなるのだが肘は出しやすかったのが利点。でもポイントは肩の入れ替えを大きく使うことにあるので、後ろに大きく引くことの意味は肘をスムーズに回す事を目的としている。よって少し試していた肘を背中側に引っ張り出してあげるイメージにするとこれでも十分に肩は捻られる。
で、このイメージを持つと上に担ぎ上げて大きく構えるイメージはなくなる。しかしそれでも良いかもしれない。ここはちょっとお試しポイントかな?
当然リターンも打たなければならないことを考えると、当初のイメージのようにコンパクトな引きと大きなフォロースルー、これを重視すると引き方は今日の方が良いかも。

さて下半身の話。
使い方のイメージ自体は大きく変わらない。右足で蹴ること、前足に乗せてからインパクトを迎えること、そしてフォロースルーではしっかり振りきる事、これがポイントだが腰を回す意識が欠落していたことに気が付いたのだ。で、いつものように右足を溜める。この高さに合わせて左足を畳むのだが膝を内側に入れるようにしてみた。いつもはスタンスを広げるか前に押し込むように畳んでいたが止めてみた。内側に畳むと両足均等に荷重がかからないと思っていたし、前膝を内側に入れることで体が回らないと言う恐怖感があったからだと思う。しかし結果上手くいったのだ。なぜ成功したかと言えば、テイクバック完了時点でしっかりフラットで止まれたことであろう。よって下半身を使う意識が先行できたからだと思う。

1.右足は垂直に沈めて溜める。左足は高さを合わせるように内側に倒すよ  うにセットする。
2.の姿勢から右足を内側に倒すように荷重を移動させる。この時点で荷重  は前方かかる。右足はかかと側が浮くように倒す。
3.やや前方にかかった位置から右足で蹴り始める。このタイミングは2と  ほぼ同時だが2よりも早いのはまずい。感覚的にはフラットに立ってい  た右足が前方に傾く瞬間に、内側向きに倒れていた左足を前方に回して  いくように動かす。この時前膝を立てるように動かしてはならない。立  てるように動かすと前足で回転を止めてしまうことになるからだ。ここ  が重要だ。
4.前膝に荷重がかかり膝先行で回った瞬間に、内側に倒れるように動いて  いた右足で蹴る。2の段階でかかとは浮いているのでつま先で蹴るしか  ない。実はこれだけで良い。以前にフェデラーの研究をしたときと同じ  感覚である、「まず前方に荷重移動をしてから蹴る」これをすればいい  のだ。蹴りのパワーが少ないとまずいのではないか?という気持ちがあ  ったが、ここまでの動作で前方への荷重移動が進んでいるためにほんの  少し蹴っただけで右半身は肩ごと出てくる。ここで重要な感覚は「右腰  と右肩を押し出す」のではなく、「抜けてくる」感覚だと思う。
  これは今まで抜けていく感覚がゼロで、押し出しつつきっちり回す、と  言うことを意識化で重視していたことの弊害だ。こんな難しい運動連鎖  を力だけで行うのは無理である。ここまでの動きをスムーズに行えばい  とも簡単に上半身は回っていくのだ。

上手く言えないが下半身の自分のイメージ通りに動かせば、腰が綺麗に回る。右腰が回る感覚はさして強くはないが、いきなり右半身の前に開けた空間が現れる、そういう感覚がある。ちょっと不安なのはインパクトまでの動きは良いのだが、インパクト後しっかり前荷重のまま振り切れるかどうか?ここがポイント。まぁ回り切らなくてもスイングパワーは出せてると思うのでボールは飛ぶと思うが、この感覚を冷静かつ俊敏に出来れば良いボールが飛ぶことを信じよう。
後はとにかくやってみるしかない。



2005年05月11日(水) まだまだ甘いフォアハンド

リターンがキツイ。かといってプレースメントで打てるほどフォームを染み込ませていないので打つしかないのである。
昨日は試合に出る二人を中心にゲーム。俺とマックスが共にフォアサイドで試合に出るのでこの二人を分け、兄貴とリーダーで組み分けしてゲームした。
マックスのサーブはかなり良くなってきていて最近は切れも出てきている。
はっきり言ってリターンで優しく返すことは不可能である・・・練習のためには少し抜いて打った方が良いのだが今の俺の実力では無理だった。
しかし俺の練習にはなった(笑)
試合が近いのでおつきあい的な気持ちで試合をすると本番で疲れが増すし、集中力も上がらない。よって集中力を切らさずにプレーした。

フォアは担ぐタイミングは掴めた。しかしダウンしながらのスイングが安定しなかったしパワーも出せなかった。もっと冷静にフォームをコントロールすべきだ。

練習試合では右足の蹴り、肩の捻りが正確に出来ていない。
昨日こそビデオカメラを持ち込んでチェックするべきだったと反省である。
今日も素振りチェックです。



2005年05月10日(火) なぜか上手くできた・・・

疲れが溜まっていたのでしょうかね?
久しぶりにレッスン前に仮眠しましたが、体調は回復したモノの目が回復してくれないレッスンとなりました、でもこれはいつものことかな?と言うことは普段目を使いすぎているのかも。

アップはminiラリー&ボレーボレーから。
miniラリーもイマイチしっくり来ないし、ボレーボレーはここ数年良い感触は全くなし・・・これが一番困るなぁ。もっと通常の練習で前に行ってリズムの中でボレーするようにした方が良いかも。K坂師匠あたりとじっくり打てれば仕上がってきそうですが機会があるかな?

メニューはいつも通り。しかしたらたら休暇を過ごしてきた割にはイメージはあったので上手くできたのかもしれません。ポイントは右腰と右肩をぶつけるように!という一行のアドバイスだったでしょうか。
低いボールに対してのアタックが結構安定して打てたので良かったです。
それに右足のための重要性をしっかり認識できたこと、さらに左右に動かされたときに為が作れないこと、溜を作れても上半身がかぶってしまいやすいので、上半身をしっかり立てておくことを意識すれば良いボールが連続して打てそうです。
しかし久しぶりの高速領域で心肺機能脚力、特に太股が根を上げたのでそこそこにして回りました。
ボレーは試合が近いので振り回すことを制限してプレースメントを意識して練習しましたが結果的になぜか不安定。特にローボレーは下半身から動かず上半身から突っ込んでいくのでもっと低い姿勢を意識しそれを維持できるようにしましょう。スマッシュはまぁまぁ。これは試合が近いので一安心です。サーブは1stはそこそこに、スピン主体で行きましょうね。

さてフォアのレビュー。
まずワンユニットスイングがイメージできつつあるのがGOOD!
はらっちも気が付いたようだけど、後を少し伸ばすことを意識しています。しかしこれは後を伸ばす事に意義があるわけではなく、肩の捻りを確実に作ることが目的。ちよちよくんに一行のスイングについて話したとき彼は「あいつはラケット回すからねー」と言っていたがまさにそのイメージ。そしてこの回す動きによって作られる肩の溜め方はひょっとしたら下半身の使い方と共に重要要素の一つかもしれない。
この回しきって捻りと溜を作ることで極端に言えば肩だけでボールが打てるのだ。恐らくは高い打点の打ち込みなどではこの肩の捻りと前への踏み込みでスピードを出す打ち方になるはずである。実際にじゃいあんたちとの乱打でも高い打点の返球に窮することがなかった。まぁ完璧に返球できたわけではないのは打点を離せなかったこと、横向きをしっかり作れなかったことが原因で、この部分を意識して出来れば打ち込み返すことも可能であろう。
ちなみにワンユニットのイメージはやはり引き方からが全てである。肩の捻りも重要なパワー源だがこれに下半身の蹴りを利用して一気に振り切るイメージが掴めかかっている。テイクバックからフォロースルーに至るまでの流れを掴むためにスイングスタートからインパクト、インパクトからフォロースルーの二部構成で素振りをしていたのでこれがようやくながれるように繋がりつつあると言うことだ。
しかし一番苦労したのはインパクトからフォロースルーの部分で俺はいつもここで苦労する。フォロースルーはインパクトの後の惰性・慣性の動きだという認識があるからである。基礎を学ぶ段階であれば正確なインパクトが身に付くのでメリットはある。しかし現代テニスにおけるワンユニットスイングを身につけるときには常にフォロースルーのイメージを持った上でスイングの中にボールを呼び込むことも必要な練習方法かもしれない。
昔の世代では如何にインパクト時にパワーを集めるかを主眼においていたと思うが、今の世代では全てのボールを如何にハードヒットするかが重要だろう。
結果苦しいときにタッチショットやかわす技術を学ぶことよりもどんな体制でも強打できることを重視したスイングを身につける必要があるのだろう。一行の動きを見ていても安定して打てないから繋ぎのボールを入れる、そういうプレーはほとんど無い。メニューでロブを上げなければならない時でも打てるフォームで入ってきて最後に入れ替えるだけだ。根本的に育ってきた環境もテニスも違うのだろう。

と言うことでようやくワンユニットスイングをイメージすることが出来た。
しかし分かるのと出来るのでは当然違う。もっと修練を積んでいく必要はあるが少し気持ちが楽になった。どう振ればいいのかが分かれば後は己の調整能力のみだ。一行ですらレッスン中に丁寧さが足りないとか荒い!と言って自分を戒めているのだから、俺はその倍は勤勉にプレーしなければならないだろう。

ワンユニットのイメージ

1.ポジショニングしながら上からラケットを回していく。
2.右足を決めたと同時にラケットダウンし肩を捻りながら下半身を溜め   る。溜め終わったときのバランスは左右均等。後にかかりすぎないため  のスタンスと前膝のたたみも研究しよう。
3.右足の蹴りと共に肩の入れ替えを行いながら背筋を伸ばし頭が下がらな  いようにインパクトに向かう。
4.インパクト後はそのまま体とラケットを回していきインパクト面が背中  側を向く位置まで振り切る一連の動きを意識すること。

上手く表現できないがこんな感じだろう。



2005年05月09日(月) うーん上手くいかない・・・

素振りは良いけど実戦ではなかなか上手くいかない物ですねぇ・・・
ほぼ不発、と言ったところか。

日曜日、室内での練習を経て次回ダブルスに出場するK坂師匠と顔合わせのためサークル練習に参加、そこですごいプレーヤーに遭遇、とにかくショットが速い。でもあまり良い奴っぽくはないねぇ。
しかしスイッチは入ったようで、叩かれるのが嫌なので気合い入れてサーブを打ってサービスはキープ、しかしリターンは全てミスで終了。
かなり低い姿勢から完全にキックサーブでダッシュしてきます。
ボレーがかなり上手いのでこの辺はさすがに都会部周辺のA級プレーヤーと言うところか。バックサイドでリターンしたときは何とかなるものの、デュースコートでは一本もリターンできず。
センターへの回転量が多いリターンに対してのスライスリターンは難しいよう。というかバックハンド自体の調子が良くないようで腕打ちになっている事がミスの原因かな?まぁ一番のミスはお気楽にショットのチェックをしようと思っていたのにいきなり良いボールを打ち込んでくる奴がいたのでちょっとゆっくり出来る雰囲気じゃなくなったのが理由かな?
若そうに見えたのだが俺よりも上らしく、相手が格下であろうが容赦なくフルショットする空気の読めないキャラのようで閉鎖的ではないが、決して友好的ではない感じ。まぁテニスは仲良しスポーツではないのだが、最初のうちは多少気を遣った方がいいのでは?等と思うのは俺が歳を取ったせいかな?まぁこれで俺より若い奴なら良いのだけど年上でしかも新型のラケットを使っているーなんて感じではこいつには負けたく無いなぁ、と思ってもしょうがないか。
まぁ俺が連れてきたわけではないのでどうでもいいが、連れてきた人のフレンドリーさと正反対な奴でプレーが良いので、夏は隔週になるとはいえサークル練習のみの参加というスタイルで通すつもりなら他の人が嫌がる可能性もあるねぇ。まぁこれも俺が心配すべき事ではないけど。

今日は少し素振りをして、レッスン頑張りましょう。
フォアのフィーリングを戻すこと、バックを復活させること、ボレーの感覚を戻すこと、この三つが今日の目標です。
サーブは昨日で戻ったかなぁ?

となにやら困惑気味の内容だったが、ぼやぼやしている暇はないのだった。
K坂師匠は今週中にもう一回オムニでペア練習したいそうである。
俺はB級でK坂師匠とのペアなので何も心配はしていない。何をするのか出来るのかはほぼ完全に理解しているつもりである。しかし俺が師匠を分かっているのと師匠が俺を分かっているのは別問題で、師匠が俺のテニスを理解しようとしているのだとしたらやはりペア練習は必要ですね。
と言うことを考えていたらどういう試合スタイルになるか考えてみる必要がありますねぇ。

師匠のサービスゲーム。

師匠は基本的にダッシュはしてこない。しかし昨日の練習で分かったとおりにやはり結構スピードと切れを乗せたプレーは出来るようだ、予想通り。
で、コースも正確で例によって低い弾道である。つまり相手の動きさえ固めれば全てポーチに出られる可能性がある。昨日はさして出ていかなかったがリターナーは綺麗にリターンできる代わりに無理に打ちに行くとミスしやすいサーブであると言える。と言うことは相手リターナーに対してポーチが来るというプレッシャーをかけておいてリターンから攻めようと思わせないことが肝要かも。ストレートアタックの可能性も十分にあるがこの場合でも低い弾道のサーブであるが故に上から叩かれる可能性は低い。下から打ってくる場合にはコースが散らないので一本止めれば相手のバックモーションが大きいから二本目は続けて打ち込まれる可能性は高くはないはず。
と言うことで相手が鋭いストロークを持っていない限りはポーチで揺さぶることは最重要戦略である可能性が高い。これは今週練習できたときに師匠に聞いて確認しよう。うめさんの言葉だが、前衛は後衛のプラン通りに動くべきである。
昨日森旦那さんと試合したときには綺麗にボレーを合わされることが多く師匠が手詰まりになっていった展開が何度かあった。俺もアタックにいこうと狙ってはいたが、一気に崩すようなボールは師匠は持っていないので、相手ボレーヤーが一定水準の技術を持っていればチャンスボールが来る可能性は高くはない。しかし逆に一本で取られる可能性もないので前衛がカットして崩すパターンを師匠は得意としているかもしれない。仮に早いタイミングでポーチを狙いストレートにコースをかわされても師匠の足とプレースメントならば大崩れする可能性はない。ならば前衛に積極的に仕掛けて欲しいタイプである可能性が高い。
よって俺の予測が正しければ一本目に全ての集中力をかける超攻撃スタイルではなく、リズムを合わせカットして崩すパターンのダブルスを好むプレーヤーのはずだ。ネットから確実に沈むボールコントロールを持っているのだから前衛は待つ必要はなく、むしろ多少暴走気味でもかまわないくらいに動きまくる方が相手にプレッシャーがかかるかもしれない。ポジションも前目に取って相手にプレッシャーをかけるべきかもしれない。

俺のサービスゲーム

ここは基本的に全てダッシュする。
師匠は上背はないので直線的なフラットサーブでロブを呼び込むよりも、スピンで跳ね上げて1stボレーを深く押し込み二本目以降にチャンスを作るスタイルの方が良いと思う。俺自身のボレー能力が問題で、ダッシュのリズムと1stボレー、そして2ndボレーの思い切りとタクティクスを明確にしておくべきだと思う。で、昨日の試合の感じでは二本目には動くが一本目はチャンスボール以外は動いてこないようだ。やはりこの辺はフラットプレーヤーらしく相手の動きを常に見ているようだ。しかし1stボレーでスピード深さ共に満たしたショットを打ったときは結構思い切りよくポーチに出ていく。気合いでプレーするタイプではなく相手の動きに合わせてカウンターを取るスタイルの師匠らしい。
つまり基本は深い1stボレーで相手の動きを制限し読みやすくすることで攻撃モードにはいるようだ。相手がどんなプレーヤーであろうとも動きさえ読めてしまえばコースが限定されるので動く、というスタイルだと思う。
無理にポイントを取りに行くタイプではない代わりに取れると思うときには間違いなく動くタイプだ。この辺の行くときと行かないときの見分けは難しいので、見分けて動くのではなく今まで通りに攻めのテニスをしながら師匠が動いたらカバーというスタイルで良いだろう。恐らく崩せば確実に動いてくれるだろう。

リターンゲーム

これは師匠に限っては変わらない。相手がダッシュしてくるタイプであれば一本目は相手サーバーの姿勢からリターンが沈んでいるか否かを判断して即ポーチが基本。プレッシャーをかけることとストレートにかわされることのリスクを考えれば通常は待ちの場面だが、せっかくのコントロールショットが無駄になるので沈んだ瞬間に即ポーチが基本だ。相手に出てくるのか出てこないのか迷わせることが出来ればそれだけでミスの確率も上がるはずである。後は師匠が後の場合の雁行陣の時の俺のポジショニングを師匠に確認すべきかな?センターに寄っていても崩すボールではなく前衛にポーチさせやすいショットを意図しているならば早めにポーチに行ってポイントを取るべきである。
俺のリターンは今まで通り。あまりにミスが多くタイミングが合わないサーバー相手の時は一本丁寧に打ち構えて二本目に打ち込むパターンの方が良いかもしれない。しかし基本的に一本目からしっかり攻撃すべきだ。

まぁこんなところで良いか。



2005年05月07日(土) よーし!研究良い感じ!!

やはり裸足は良い!
と言うことで裸足でしか入れないコンピューター室での仕事の合間に右足の蹴りに新たなる発見あり。
今まで本当に地面を蹴飛ばすように意識しすぎていたようだ。
ベースラインに平行にセットし、しっかり膝を曲げてセット。
この時にはラケットダウンは終わらせておいて、肩の捻りも十分になっていることがベスト、というか上半身のセットは早めに終わらせておかなければならない。
ここから右足を動かしていくのだが一気に蹴り出すのではなく貯まって曲げられた右前の腰を伸ばしていくようにじっくり蹴り出すようにすべきだ。
そうすれば過敏に前足に体重が乗ることもなく、腰の回転が先行のだ。
結果右腰をスムーズに押し出すことになるので上半身もそれに従って回っていくのだ。打点も程良く決まる。今までのように一気に蹴り出す感覚でいると前足に早く乗りすぎてしまうので打点が前過ぎることが多く、上半身も思ったほど回っておらず、腕だけが前に出ているフォームになってしまっていた。

以前にフェデラーの研究をしていたときに右のお尻が綺麗に左と平行になるポイントでほぼ同時にインパクトしていたことと、右足が跳ね上がることが理解できなかったので、単純にボーリングの用に右足を抜く、という感覚で理解したつもりだったが、結果あのときは球出しには対応できたが、乱打では駄目だった結果に終わっていたはず。球出しでは常に自分から前に踏み込めるために抜く感覚で問題はなかったが、動きながらのショットでは常に前に踏み込めるわけもなく、結果その場で回るだけになっていたはずだ。
しかし今回そこはフェデラーの右下半身の使い方を理解できたはずである。
連続写真でも強く蹴り出している感覚は見つからず、かといって全く力を抜いているわけでもなさそうだったのでボーリング理論で終結したのだが、やはりちゃんと意味はあったのだ。
ちなみにこの下半身の蹴り方を正確に行い、腕の使い方もしっかり肩の入れ替えを行えば今までとは比較にならないくらいにスムーズに腕が出ていく。
どこかに壁を感じて素振りしていたが今日はそれは感じなかった。

それと正面から見たフォームではどうしても右半身が傾きがちになることが否めない。左手の引きが甘いことは知っているのだが、左手を引く動作では肘を引くことによって肩を後に引っ張っていた。この時体に近く寄せつつ左下に引く感じで小さく回ろうと意識していたが、全体のバランスを考えると外側に引いた方が良いかもしれない。これは現在でも常に正確に行えているわけではないので何とも言えないが感覚的には外に引く方が正しいかもしれない。

ちょっと研究が進んだかな?
まぁ一行の言わんとしていることを完全に出来ているかどうかは分からないけれど、少しは右腰と右肩を押し出している感じは掴めたような気がするわ。
明日テニスできたら下半身の使い方を意識しつつ試してみようと思います。

昨日の夜見た「NANDA」が良かったのかも!
速球を安定させるために村田兆治さんやハマの番長が来ていたのだが、いずれにせよ変則フォームには右足に体重をしっかり乗せること、スムーズにパワーを開放させることが目的のようだった。
やはりじっくり右足に体重を乗せてからスタートさせた方が良いと言うことだろう。
ちょっとチャッチボールもしてみたいなぁ。速いボール投げられそうだ!



2005年05月06日(金) 休み中のテニス

まぁほとんど遊びでした。
初日は惰眠をむさぼり、夜に焼き物名人が遊びに来ていたのでスクールにて軽く一戦。
特別良いプレーではないものの悪くはない感じ。
月曜日は午後からマックスと二時間乱打、火曜日は旅行後顔のみを出して終了。水曜日は小雨の降りしきる中ダブルバックチームに鬼のように球出し。
木曜日はあきと軽く乱打、で終了。
食べ過ぎもたたってか体の切れはなかったです。

で、ポイントは月曜日のマックスとの乱打。
ガツガツ打つつもりはないもののあっさり打ち負けるつもりもなかったのだが正直結構きつかった。
風は多少はあったが、スピン系ではない二人なので影響はさしてない。
きつかったのはマックスのボールが深かったことである。
正直下半身が使えていないことが一番の原因ではあるが、パーフェクトではないマックスのボールがベースライン際まで来れば今の俺のスタイルではライジングで捌かなければならない。しかも綺麗にバックに集めてくれるのでかなり辛かった、しかしこれこそ練習である。序盤は苦しんだが後半には何とか回復。一本完璧に捉えることも出来たので良しとしよう。
2時間目に入り体力的には二人とも行けたけど集中力が切れた。
さすがに集中力が切れると辛い。しかもこの日の風は多大な影響を与えるほどではない代わりに向きがころころ変わる。これに対応し続けてかなり消耗したというのが本音であった。もう少し互いに固まっていればいいのだが、残念ながら二人ともやや熟練度不足だったなぁ。

水曜日の球出しは結構GOOD!
リーダーは後半体力が切れたが、突き詰めるポイントを見つけてくれた可能性がある。
バナは明らかに向上した。アドバイスしたのは、前に踏み込んで最後まで振り抜くこと、打点が近くなりすぎないこと、この二つだが、さすがに経験があるだけに掴めば早い。あくまで基本はキャプテンマッスルだからフルスイングは止めないのでバックアウトやネットも多いが完璧に捉えたときの全体のバランスはかなり良い感じ。フォアが良いものがあるだけにこれでバックもある程度計算できればかなりやばい感じに仕上がりそうだ・・・俺も鍛えなくては!

さて、俺自身の問題に戻すが、月曜日のマックスとの乱打で掴んだのは肘先頭に手首が遅れてきて肩との三点で山を作るイメージ。
特別強い意識でやっていたわけではないが何となく掴んだ。
その日は追求できる状態ではなかったのでおぼろげにイメージを記憶し先ほど素振りをして確認してみた。
まずこの感覚を掴んだことで一行が言っていた「右腰と右肩を押し出すような感覚」がやや分かった。まず蹴って振り出すことは良いとしても下半身の使い方が違うみたいだ。左腰に乗っているようでは駄目である。
後ろから前に移した後左腰を支点に右腰をそのまま前に流すのが良いようだ。実際にスムーズに動かすには左手のリードがやや先になり、右腰の前を伸ばすように腰を押し出すと良い感じに出ていく。
しかしラケット無しでもこの動作は難しい。腕のスイングも肘から出していくところまでは良いが、いざインパクト面を作ろうとすると打点が前過ぎたり、綺麗に腕を伸ばした打点で捉えられない場合が多い。まだまだ研究すべき点は多いようだ。
で、結局ラケット無しで下半身と上半身の動きのみを練習し時間になった。
多分もっと下半身の動きを徹底しなければならなくなるだろう。
まず良いスイングを作るためには正しい下半身の使い方をマスターすべきである。全体バランスが落ちるかもしれないが頑張って練習に励もう。

と、必殺のさぼり素振り敢行!
以前に言われた「おなかを突き出すように」という感覚でやると上手くいった。右腰のみを押し出そうとすると上手くいかないのだが、おなかから突き出すように意識すると良いバランスが取れる・・・不思議だ。最近は一行の言わんとしていたことが分かる事が多い。
ポイントはテイクバック時のラケットを回す動きを素早く済ませておくこと。これが出来ていないとスイングが上手くいかない。
まず水平にロックアップし右足の蹴り出しと共に背筋を伸ばしおなかを突き出すようにスイングする。バランスは取れる。しかしこれだけではフォロースルーが前に出ていかない。模擬足の止め方に工夫が必要かもしれないし、左手の引きが足りないかもしれない。まだ研究不足だ。


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ビンセント