テニスとゴルフの日記

2004年06月29日(火) 過去最高の人数

でした、月曜G2。
従って今ひとつ充実感は無し。しかし基本思考の改良による効果は日々出てきていると思います。

まずフォアハンドのフィーリングの向上は著しいです。インパクト面のセッティング、プラス上体の捻り戻しが有効に使えることが多く、多少の良いボールにも動じなくなってきました。しかし技術的に安定感がないこと、それによる自信の欠如が必要以上に力んでしまうことや、下から上に振ってしまうことがあるのでこの辺は徹底して繋いで入れることよりコードにぶち当てるくらいの勢いでフラットショットを打つべく心がけようと思います。

バックハンドは発想の転換をしました。
コンチネンタルにこだわっていたかったのですが、どうしてもインパクト面を意識して作れなかったのでいっそのことやや厚めに握って不要なスピンをかけないフォームを作ることに変えました。良い感じだけは掴みました。まぁ良い感じと言ってもまともに当たりすぎてバックアウトしたのですが、本来はこのバックアウトするフィーリングを体全体で吸収し枠に収めるスタイルが得意なので、基本はバックアウトでバックハンドは仕上げていこうと思います、これをスピンをかけて収めようとするとフォームが崩れるのであくまでコードにぶち当てるか、バックアウト。自分から打っていく時はコードにぶち当てるミスのみ可。カウンターを打つ時にはバックアウトのみ可、このスタイルを基本で行きましょう!

その他サーブは今ひとつ。フラットはコントロールが効きません。スピンはスピード不足。回転はまあまあでしょうか?しかしいずれにせよスピードアップは命題です。びびった時のためにスライス系ではなくあくまで下から上のフィーリングで打つことを練習していきますが、安定してきたらもう少しスピードを上げていくことに挑戦していきます、とはいっても既にやっているけどね。まだまだ入るだけのサーブですし、上から下に振ってしまうことも多いので注意です。
ボレーは昨日はダメでした。でも厚い当たりで打てている上でのミスなのでフィーリング不足でしょう。もう少し足を使って打つイメージと、コンパクトな振りでシャープにボールを飛ばせる感覚を思い出しつつ固めていきましょう。
ボレーはストロークよりも意識レベルで出来ていると思っていたため直すのに時間がかかるでしょう、想像以上に上から下へのブロックスイングが身に付いてしまっているので、後ろから前、この動きが基本でよりコンパクトに、そしてシャープな打球感で飛ばすことを意識しましょう。

今のテーマはバックハンド。
昨日はほとんどスライスを打たなかったけど、テーマが、体重を後ろに一回乗せてから前にかけつつ打つこと、だったのでここは上手く絞れれたと思います。
今までのバックハンドに欠けていたのは、棒立ちのままいきなり体重を前にかけていく打ち方だったことが大きな原因でしょう。はらっちのレッスンでは低く入ることを意識しておくことで、体重が後ろに乗らないまでもいきなり前にかかることが少なくなっていたおかげで可もなく不可もないボールが打てていたのでしょうがこれではダメです。やはりしっかり打つことが大事で、ここを結果から見て妥協したりすることは自分自身のフィーリングが劣化するので、より自分の感覚には厳しく練習していきましょう。

そういや素振り用として張りに出していた唯一のビンセントものが完成しました。アップで少し打ってみましたが全然違いますね!インパクトの瞬間に面全体で捕らえるフィーリングがすごく強いです、まぁ今使っているものと比べると一言で言えば剛性が少ないのですが、その剛性の少なさというのがよりダイレクト感を増幅するのでしょう。今のラケットはここまでのダイレクト感はなく、打球感がビンセントものに似ている、と言うだけだと言うことがよく分かりました。試合でいい結果が出せたらご褒美として、USAモデルの85インチを一本買ってみましょう。



2004年06月25日(金) テニス三昧

疲れはピークを超えて限界に近付いています。
やはり帰ってきてから直ぐ寝ないのが悪いですね。

昨日は兄貴、うめさんの3人でやりました。
序盤はそこそこイメージ通りにプレーしましたが後半から中だるみしてきました。
集中力と体力の双方からだれてくるのを自覚します。
なんとか走り込みにより72キロまで到達、この調子で一気に70キロ台とおさらばしたいです。
今年はここ数年にないくらいテニスに対しての気持ちが充実しつつあります。
テレビでプロの試合すら見ていなかったのですが今年は見ています、おかげで寝不足になっているんだけど、走り込みで体力自体は強化されている(はず!?)ので何とか昼間も持ちこたえています。
腕の振りや単純な強打にも完全に底上げを感じられるようになってきましたし、インパクト時点での集中力の高まりがやや出てきています。まだ集中しきれるだけの要素が足りていないのでちょっと自分自身で逃げてしまうところがありますが、これは体力の強化、減量、細かいフットワークでリズムが取れるようになってくればもう少し自信を持って勝負出来るようになるでしょう。
最近の大きな変化はフォームに対しての意識がはっきりしてきたこと。
より意識的にこうしようああしよう、というテーマが薄れてきている分基礎技術部門が充実してきているのでしょう、まだまだな部分も多いですがフォアハンドはシーズン当初よりも下から上に振るショットが激減してきています、これは本来のスタイルに戻りつつある証拠でしょう。しっかりポイントに入って前に踏み込みながら打つか、最低限度下がることを控えて打つことが出来るようになってきました。高い打点からのショットも前回の反省を生かし、しっかり引いて打つことが出来たのでまずまずです、まぁ安定感や自信になるようなレベルではないですがね。
バックハンドスライスも一進一退です、これはやはり腰の回転が重要なキーポイントになってきますね。やはりどこまで行っても後ろから前という感覚ではないのでテイクバック=腰の捻り込み、これがスムーズに出来なければショットに安定感は出てこないでしょう。次の練習テーマは継続中の腕の使い方に腰の回転と肩の捻り戻しを使うことですね。ちょっと兄貴やうめさんのスピン系のボールは腰の回転を使って打つ練習には適していないのですが、何球かは打ちやすいボールがあるだろうし色々試しながらやってみましょう。うめさんに最後にちょっとアドバイスして貰いましたが、「アタックするつもりで打って」と言われた時に良い感じで打てました。恐らく感覚として不安定になりやすいのは上から下のスイングが強く出過ぎているのでしょう。それと後ろから前の体重移動が上手く行っていないのは、恐らく後ろに体重が乗る瞬間が全くないからだと思う。ちょっと意識して、後ろ足に体重を乗せて体重を乗せつつ上体を捻る、これが出来れば自然と前足に体重移動が出来るような気がするので、次回は試してみましょう!
昨日は外練習の後スクールに出掛けました。
フォアハンドの逆クロスの打ち込みはまあまあ、しっかり打てるようになってきましたねー♪ バックの走り抜けのダウンザラインはダメ・・・。何球か逆クロスは上手く打てた時があるのでこれはいいでしょう。フォアの走り抜けは球出しが遅くて合わず。次にランニングショットのロブをやりましたが、バックの打点が安定していませんでした、んーまさに安定感がない証拠ですね、最初からロブを打つと分かっていて遠い位置にランニングショットで打つのだから一番重要なテーマは、ランニングショットで正しい打点に入れるか?ということですから、ボールに追いついていないわけではないのでポジションを認知出来ていない証拠です。感覚としてはやはり懐に深い位置からラケットが出てくるイメージなのですが、ラケットの位置も腰の捻りも全然甘アマです。やはりグリップが決まっていないことが問題ですね。マックスかリーダーと二人でゆっくりフォームチェックを兼ねて乱打する機会が欲しいですねー。
レッスン後半は完全にだれました。
しかし途中でやったゲーム形式でファーストサーブの当たりと、スピンサーブの切れを確認出来ました。しかしスピンはちよちよ君には通じませんでした・・・。
まぁイメージしていたよりもちょっと良い感じでスピンサーブが出来つつありますね。こっれにキック回転が加わってくればいいのですが、慌てずに行きましょう。
スピンはこのまま安定感とスピードのギリギリの位置を確認して習熟度を高めていきましょう、時々上から下に打ってしまうのでこれは注意しましょう。かなり跳ね上がるサーブにある時もあるので、デュースコートでのセンターにコントロール出来るようになれば有効度は増すでしょう。
ちよちよ君とサーブダッシュの練習をした時には、リターンでスピンをかけられてスピードを落とされた時に、落としてハーフボレーにしようとしてミスしたり、ちょっと高めのボールに対して上体が突っ込み気味のまま上から下へのスイングをしてネットに突き刺すことは止めましょう。低いボールは可能な限り足を動かしてローボレーで取ること! 高いボールにもより近付いてしっかり横で取ること!これを意識して下半身の細かい動きを習熟させていこう!

疲れているが今は休むわけにはいかない!
兄貴にも「かなりきてるんじゃない?」と言われたので俺のお腹の肉はかなりキテいるらしい・・・つうか分かっているがこればっかりはそう簡単には無くならないのだ。地道に走り込みをしつつちょっと腹筋もしてみよう。
目標体重69キロ・・・理想は65だが・・・先は長い!でも少しずつ動けるようになってきているぞーーー今週来週が勝負だー!!!走れ俺!汗かけ俺!!

そいうやーちよちよ君のデモ見て思ったけど、動きが軽快です。
ボレーの時もストロークの時もバランス良く動けているし、素早いですね。
ああいう動きが出来るようになるまで頑張ろう!



2004年06月23日(水) 兄貴タイム!

今年始めてではないでしょうか?二人きりでした。
ちょうど俺も自分自身の練習を欲していたのでちょうど良かったです。

フォアハンドですが少し安定感らしきものを掴みつつあります、このまま慌てずにいきましょう。問題点は高いボールに対するカウンターです。ポジショニングの仕方が悪い時がありこの時は体が開いたままヒットしてしまう事があるのがやや問題です。これは丁寧に修正しましょう。特に肩よりも高いボールに対して打ちに行く時はテイクバックは完全に終わらせたまま、移動していく感覚が重要です。フットワークしながらだと遅れる可能性が高いのでしっかり構えたまま打ちに行きましょう。特に陥りがちなのが高い打点と言う事で最初から体を開きすぎてしまう意識が強くなる事があります。元々高いボールに対しては打点が後ろ目になるし、仮に理想のポイントで捕らえたとしても前に大きく振り出す事は不可能に近い!と言う事を肝に銘じて後ろから前で打つと言う事を染みこませておきましょう。その場その場で対応しようとすると絶対に体を開いて前打点で取ろうとするので、結果インパクト面もフォームも崩れてしまうのでただ入るだけのボールになりがちです。あくまで手首肘肩の形は崩さないように打つ事を課していこう!

バックハンドは最悪でしたが兄貴タイムで復活の兆しを掴みました、あくまで兆しだけど・・・
ひとまず肘と手首の入れ替えでスピードを出す感覚がやや掴めました。
序盤苦しんでいる時には、インパクトポイントが前過ぎて面が完全にオープンになり、さらにインパクト後もう押せない位の限界点でインパクトしているので、結局そこまでのスイングでスイングスピードを上げておかなければならない打ち方でした。
しかし不要にラケットを高く担ぐ事を止め、ほぼ水平にラケットを引いておきそこから手首から先を肘を支点に平行に入れ替える事でヘッドスピードを上げる打ち方を感じ取る事が出来ました。これが出来る事により単純にボールのスピードが上がりました。中盤からはイメージ通りの打点である体の真横に近いポイントでヒットする事が出来るようになり、インパクト時にボールをしっかり見られる事が多くなりました。ドライブも同じように練習しましたが、これはまた別問題です。力んで体が開く事を押さえる事やしっかり前で捕らえる事も試してみましたが、やはり一番の解法は、後からしっかり振りだしていく事です。この時のラケットの軌道をしっかり認識して運動連鎖を思い出していきましょう、何球かは良いイメージで打つ事が出来ました。



2004年06月22日(火) コンパクトプラス

テイクバックですわ。
コンパクトにフラットで捕らえて打つ事は出来つつあるけど、切れのあるボールに対してのカウンターはしっかり上半身を捻る事で懐が使えるようになるねぇ。
コンパクトに捕らえて打て始めたら、そこからさらに大きなテイクバックでスイングパワーを増しつつインパクトでヒットする。これが俺の理想型でしょう。
いままではこの後ろのパワーにこだわりすぎでインパクト前後が不安定でした。
結構大きな発見かもしれない。
基本はコンパクトに捕らえる事、しかし後ろを大きく取る事でコンパクトなイメージで実際には大きなスイングになっていると思う。
どちらが欠けても完璧なボールにはならない。

バックハンド。
水平に保ち手首と肘の入れ替えにより厚く当てる事が出来る。恐らくこれが基本。昨日は出来なかったけどこれに上体の捻りと肩の捻りが加われば、切れとパワーは増すだろう。まだまだ研究過程だが、しばらくはこの厚い当たりのスライスに注力しよう。
ドライブは数球しか打っていないが、面を垂直に保つ事にこだわる事はしない方が良いだろう。多少上向きでもフラットドライブは打てるはず。
スライスとの打点の違いやスイング起動、やはり今フォアで出来ているように手首のロックから解放の動きが重要になるだろう。一歩間違えればドアスイングになりかねないが、上体を開かないで打つ事、そしてしっかり前に踏み込みながら打てれば、インパクトで厚く捕らえる事が出来るはずだ。後は無理して高い打点のボールをドライブ系統で打とうとしない方が良いね、リストワークを使いすぎてしまうので打点フォーム共に狂いやすい。今は腰より高いボールはスライスで徹底しよう。
はー体痛い・・・



2004年06月21日(月) 今日の目標

よりコンパクトに強打!これに尽きます。
そしてもっともっとエースを狙って攻撃的にプレーしましょう。
大きく強くではなく、コンパクトに強くボールを打ちましょう。

と言う事で行ってきましたスクール、腰が痛いです、サーブの打ちすぎですね。
まぁしばらくこういう歪みと戦わなければならないでしょう。
どうやら目がかなり復調してきたようで良くボールが見えます。
見えるからこそ言えるのだが良くあんな状態でテニスしてきたと感心します。そのくらい昨日は見えました。
ストロークは元々ボールをしっかり見て打っていないし(悪いところ)アップ段階ではコンパクトにフラットで捕らえる事を重視していたので引っ張りすぎたり打点が前になり過ぎてしまったりしましたがおおむね良好。急に完璧になるはずはないので不必要に下から上に振ったりしなければ今は及第点です。
ボレーはボールが見える事で非常に楽でした。準備が甘いという共通点はありますがそれでも対処が出来るというのはボールのスピードや変化をみれているからでしょう。

メインメニューはちぐまやタイムと一行タイム。ちぐまやタイムからのスタートで、ここではプレースメントのチェック、バックの試し打ちなどをしました。
続いて一行タイム、フォアはまあまあ抵抗出来たと思います。昨日はインターものを使っていたのでさすがにフルショットするとびよよーんと言う打感と共に抑えが効かない感じでボールが飛んでいく事を確認しました。
バックスライスは例によってちょん切り打法ではまりかけましたが、手首と肘の高さをほぼ水平に保ち、若干の入れ替えと共に打つ打法を思い出し上手く対処出来かかりました。しかしフォアバック共にもう少し習熟が必要です、でも今までよりも全然良い感じです、このままコンパクトにしっかり捕らえていく打法を確立させましょう。
次はボレー。これはちぐまやとは全く合いませんでした。目がやや怪しくなってきた事とどうも女の子相手にはがっつり行けないタチなのでちょっと厳しいです。
一行タイムではそこそこですね。スライスに対するバックボレーの甘さが発見されましたが今はこれで良いでしょう。打ちに行くと抜かれた時に引っかけ易くなるのは当然の事。こういう時にはやや注意をして打つ事にしましょう。でもこの手の練習は意識してやらなくても良いでしょう、今は一本で取る意識とコンパクトにスピードを出す事、これが一番大事です。
次にサービスタイム。フラットサーブは打っていないと打てない事が分かったので最初はフラットでガンガン打ちます。バランスが悪いのか、恐らく左手のキープが出来ていない事で安定はしませんがスピード感と全身を使う感じは出てきています。これはとにかく練習あるのみ。スピンは半分半分、と言うところで最初はやはりチェックポイントが甘くなるのでスライスサーブになりやすいです。中盤から修正出来始めるので、とにかく半端なのでしょう、まだまだです。
最後にゲームをしましたが、一行にしてやられました・・・二週間後くらいにやっつけてやるべく練習しようと思います。

何となく形が見えかかってきた気がします。
やはりある程度負荷をかけていかなければならないスタイルのようです。
ちょっと腰が痛い・・・サーブで気合い入れすぎたなぁ。
もう少し負担がかからないように練習しよう・・・ぐぇ



2004年06月18日(金) 定時練習

ですが、うめさんが入ってきて五人・・・今回で2回目になりますがちょっと考え物ですね。最初から二面借りた方が良いでしょうね。

まぁ結果まったり休む時間が多かったので自分自身の練習は不足。
昨日からより打っていくことを意識してみましたが、短い時間ながら経過は良好。
しかし圧倒的に時間不足だ。これでは何も意味が無いなぁ。
しかしフォアハンドの強打はリストの捻り戻しを使うことでパンチ力が増すことを確認した。やはり高い打点を下がりながらカウンターと打つ時などはこの感覚が非常に重要。こういう打ち方をする時に体全体で打とうとすると上手くバランスが取れないのでインパクト時にパワーを乗せにくくなってしまう。
ある程度踏み込んで打つ時には手首・肩肘のロックを意識して崩さないで打つこと。これによりしっかりパワーを乗せられる。後ろに体重をかけながら上に飛んで打つだけでは不安定な要素が高くなってしまうので積極的に前に踏み込んで打てる時にはドンドン前に体重を乗せていくことを意識して練習してみよう。
まだ不安定要素は多いがとにかく打っていくしかないだろう。
練習環境に注意して打つ機会を多くしよう。



2004年06月17日(木) 新たなる挑戦。

なーんて。
とりあえずスクールで打ちに行ってみました。
なかなか良い感じですがつくづく打つことの難しさを知りました。
やはり打っていないと本番では打てません。
ラケットを大事にする必要はないので(大事だが同じモノは今年いっぱいくらいは手に入るはず)ちょっとオフセンターでも打ちに行くことにしてやってみました。
やはり打ちに行くとセンターを外すことは多くなるモノの、コンパクトに腕を畳んでスイングが速くなるようです。フォアでは思い切って打つことが何球が出来たのでまぁまぁ成功でしょう。バックはスイングスピードを出そうとすると大振りになる見たいです。ひどいフォームですがこれは少し修正が必要ですね。
ベースをコンパクトなフラットにしてフォロースルーを意識しないでインパクトを大事にスパッと振らなければなりません。水平面を意識すると手首もキツイし、インパクト直後から不要なリストワークが入ってきてしまうので、もう少し小さく握ってやはりコンパクトに厚く当たる感覚を掴む必要があります。
大きくスイングすることで体全体のフォームを作ろうと思っていたのですがかえって逆効果のようで上手く行かなかったので今後は小さく小さく構えて的確に厚い当たりでヒットすることから再調整していく予定です。
ボレーは踏み込みが重要ですが、やはりチャンスボールにもっと積極的に行かなければ、小さく鋭い振りは戻ってこないでしょう、フォアボレーは一見不可がないようですが、縦振りになっているのでしっかり斜め前に振り出せるように変えていきましょう。バックはもっとコンパクトに振るイメージを掴んで足で打つことを意識しましょう。
サーブはまだまだですが、やはりフラットを常日頃から打っていなければ本番では打てないので必ず入れていきましょう。枠に行かなくても振っていくことで結果大きいスイングが安定するので下半身と大きなテイクバックを意識して、インパクトにパワーが乗るように打っていこう!
時々スーパーリターンが打ててるよりも、コンパクトに二の矢三の矢が打てるようになることが当座の目標。ここからスーパーリターンを増やしていこう。
それと矢継ぎ早に展開する攻めの速さを常に求めて一歩で踏み込むことよりも細かく刻んで体全体でポジショニング出来るように、走り込みの段階から細かいフットワークを意識して前に前に攻めていこう。
想像以上に出来ないプレーが多いがとりあえず目の状況が好転してきているので、一気に試合で最低限度のプレーを自信を持って出来るように応用力を高めていこう。とにかく今の俺に絶対的に欠けているのが圧倒的な攻めのスピードと意志。
繋ぎのミスを改善するくらいならば、もっと攻めていく意識を持って攻めのミスしよう。ここは一歩間違えると難しいポイントになるが動きの改善も同時にやっていく予定なので動ければ行けると思えるミスをしていこう。
リーダー繁に「もっと良いミスをしろ!」などと偉そうに言っていたが俺も人のことは言えない。
自分の理想とするモノをイメージ出来なくなっている今だからこそ新たに攻められるパターンに挑戦すべきだ。
自分のパターンを増やすこと、そしてその為に必要な技術をもう一度確認して早い展開でのテニスが出来るように作っていこう。
とりあえず今後は細かいことよりも、無謀な攻めと、ねばり強い守りが瞬時に切り替えられるように集中力の高いテニスを目指していこう。



2004年06月14日(月) いやー豪快に負けたわ

久しぶり。というか全く何も出来ませんでしたね・・・負け試合では。
調整法も仕上げ方にも大きく波紋を投げかけました。

昨日はひさしぶりに試合に出ました。本当はまだまだ早いと思っていたし、実際のところ目の調子はまだまだ不安定だったのですが、取りあえず出てみることにしました。

第1試合 VS レフティーくん、スーパートップスピン君

この子達とは良く昔試合しました。きっちりやればやるほど相手が調子に乗って苦タイプのプレーヤーで、レフティーくんは生きのいいフラットボールが基本、トップスピン君はすごい回転がかかっているフォアを武器とするプレーヤーです。
相手があまり勝つ意欲を見せてこなかったのであっさり勝ちました。この子達は相変わらずボレーが出来ないようで、わざと短いボールを打つことでペースを狂わせることでトドメを刺しました。何本かロブを通されましたが攻撃的な性格の子達なのであまり好きではなかったことが有り難かったです、6−0でした。

第2試合 VS ノーペースがペースの子達

イヤーはまりました。序盤あっさり2−0まで持ち込んでこのまま行けると思った矢先ビンラディン君(以降オサ)のサーブが狂いだしブレークをプレゼント。これでペースがやや狂い出しました。チェンジコート後は崩してはチャンスボールをミスり続けドンドンゲームを失い始めました。まずいと思ったのが2−4の時でさすがに簡単なミスばかりを続けるわけには行かないと思い、繋ぎに走り結構ミスを稼ぎました。しかし繋いでやっと作ったスーパーチャンスボールをやはり俺がミス、というパターンが続きナイスクリアー(ボールを足で蹴る、マナー最悪!)やラケットが宙を舞う事が続き取れそうで取れないうちに頭に来る応援にさらに怒りをかき立て発狂寸前。トドメにマッチポイントでポーチミス・・・最後は5−5のノーアドセカンドサーブでオサがスーパーサーブを決め何とか勝ちを拾いました。しかし暗雲が立ちこめていたのは事実・・・6−5で辛くも勝利、決勝リーグ進出決定したモノの大丈夫なのか?

第3試合 VS オサの先輩達

この子達は意外と堅実でボレー以外は出来るようでした。特にフォアサイドを守っていた子が非常に安定したストロークの持ち主でスピンサーブを何の苦労もなくリターンしてきます。結局リターンエースから始まって、最後もナイスリターンをボレー出来ずにブレーク・・・やな感じ・・・
しかしその後踏ん張り5−2まで持ち込みました。でもここからやはりチャンスボールをミスし続けてまくられて第2試合と同じ状況でオサのサーブ。今度は入らず5−6で負け・・・疲れ倍増・・・

決勝リーグ初戦 VS 岩手NO.2ペア

本格派でした。体もでかく、予選とは別格のボールを打ってきました。もうこの時点で精神的には破綻していましたが、逃げるわけにも行かない。最初にオサのサーブから始まってブレーク、キープ、そして俺のサーブ。ここで決定的に自分のテニスに問題を感じ始めました。本格派に対抗すべき武器がなかったです。
取りあえず集中して練習しているスピンサーブを打っていったのですが、これに続くボレーが甘い。まぁ一言で言えば練習不足ですが、どう練習不足だったか理解しました。本格的なリターンに対してのウォッチの判断、そしてネットダッシュでの気合い不足、実戦から離れていることもあるけど、ポイントを取りに行くという意欲にかけている事が痛いほど分かりました。つまり徹底して相手のミス待ちのテニスになっているのです、リターンが返ってきてそれでも良いボレーを打ちさらにチャンスボールをしっかり決める、ここまでの集中力が無く、当然気合いも乗ってこないプレースタイルしか今の俺にはない、この事実が分かりました。
次のサービスゲームでは思い切ってファーストを打っていきましたが全く入る気配なし・・・。今日のレッスンではしっかりとファーストサーブの練習もやった上でスピンサーブの練習もしましょう。

まぁ結果は1−6・・・一個は取ったかな?こんな負け方はしたことがないですね・・・

ひどい結果でしたが問題点は洗い出せたと思います。
次は団体戦です、ここに向けてプレーを再構築していく気持ちが固まりました。
ひとまず繋ぎのショットや丁寧に打つボールはもう打たないことにしていきます。
格下相手でも格上相手でも多少のミスは恐れず、打っていくこと、そして常にエースコースを狙い続けること。エースを狙うことで集中力が増していくし、ミス待ちのショットやこちらにリスクのないショットを打っている限り先はないでしょう。
決勝リーグで本格派相手につくずく知らされたのがトップスピードのテニスが全く出来ていないことで、これも練習の成果です、悪い意味でも・・・。
スピンサーブにこだわって練習していたのでフラットサーブの練習をしていません。実際に試合で打ってみましたが一本も入らないので全くリズムが掴めませんでした。筋力的には十分なはずですが練習不足です。全てのショットも良いイメージや自信というモノが全くなく、おっかなびっくり打っていました。これで試合に勝てるわけはないな。
やはり今年は瀬戸際だ。走り込みは頑張って継続しているので脚力や根性は付いてきているけど、体が仕上がるまでの待ちが長い。完成を待ってフルショットしていくテニスを控えているのだが間に合いそうもない。
正直マックス&リーダー繁のテニスをサポートしていきながら自分の能力も上げるのはプラン的には不可能であるほどペースが落ちているらしい。基本ショットの習熟度が低すぎる。もう少しボールを強く叩くことをメインに今後は仕上げていこうと思う。
やはり思い出しながら書くのは頭に来る!
しかしこの怒りをテニスにぶつけ己の練習に転嫁させなければ次はない。
今日のレッスンではバカ打ちし続けてこようと思う、綺麗なショットは体が壊れそうになるまで封印しよう。ボールを良く見てしっかり移動しショットしよう。
テレビタレントの真似をして3分間びっちり腕立て伏せは出来ないが、取りあえず1分から始めてみよう。祭りはそろそろ控えて戦の準備に入ろう。
現状でも余裕で勝てると思っていた自分に腹が立つ、あまあまだ。
ドローが良ければチャンスはあったが何があるのか分からないのがテニス。
結局俺たちに勝った奴らは決勝戦にすら進まなかったようだ。
徹底して崩す、その為に戦略を練るのは俺の本質ではない。
simple is best 良いサーブを打って良いボレーをする、この本質に帰ろう、結局全ての試合で簡単に勝つことを考えすぎた。あー腹立つ。
とにかく本質的に全てを変えていかなければ勝てないだろう。
素振りから始めなければならないな。
こんなんじゃダメだ。
壊れることを恐れつつテニスしても上手くはならない。
とりあえず全身の力を使って打つことを積極的にやっていこう。
今日はストレス発散だな。
ふぅ少し落ち着いた。



2004年06月08日(火) イメージの回復

昨日は日曜日の飲み会が堪えていて、睡眠も苦しくかなり厳しいレッスンとなりました。
しかし先週末から回復模様の目の調子が良く、目も体もダメという二重苦は避けられました。

アップはジャイアンと。縦の初動から横の運動に変える動作を試しながらそこそこの出来。体の疲れからか動きには切れが無かったもののまぁまぁでしょう。
メインメニューはアドで生徒さん同士、ミニネットでボレーボレー、デュースで一行タイムという内容でした。
最初はしんちゃんとアドでストローク、可もなく不可もなく。
ボレーボレーでは手首のロックを意識出来てなかなか良い感じ。
そして一行タイムですが、全くスピードに付いていけずに過去最悪の出来。
目がいいので期待していたんですが、それ以外にやられました・・・ふぅう。
ラストにじゃいあんとアドで締め。じゃいあんもいまいちだったし俺は完全にガス欠。今更ながら手首を固めてブロックフォアを打ってみたりしたが、気力湧かず。
体力的にはここ数週間が一番厳しいだろうが、下半身が付いてこれるおかげで疲れも増している結果なのでこのまま単位時間の運動量を増やしつつ、アスリート能力の向上に重点を置きつつ、慌てずに基礎能力を上げてフルスイング出来る確率を上げていこうと思う。

中盤でサーブ練習をしたが、ここでは継続してスピンサーブの練習を行った。
一番最初が一番上手く打てたのだがその後芳しくない。
しかしこの日は何度か上手く打てた。
トスの位置をもう少し頭の後ろに設定することがポイントなのかもしれない。
それとスイング開始位置。高い打点でインパクトしてしまうので持ち上げられない。この持ち上がるイメージをマスターすることが最重要課題となるだろう。

この後ゲーム形式の練習を行ったが、スピンサーブに執着しすぎて後のボレーがしょぼかった。このゲーム形式の練習では余りうるモノ無し・・・

最後にゲーム、ペアはビンラディン君。
あまり無いようは覚えていないが、スライスを混ぜつつごまかしてプレーした。
しかしこのゲームと延長ゲームの中で何度か良いバックハンドスライスが打てた。
少なくともすっぽ抜ける感じではなく厚く当たって飛んでいた。
なにか運動連鎖がおかしいが、取りあえず早めに判断しフォアかバックか決めて直ぐ引くことを重視してみた。バックは完全に体から離してテイクバックを完了させると、以外と腰が回る。これに上手く振り出しのタイミングが合えばいいボールが打てるようだった。それと試していたのが肘を手首を高くあげて入れ替えるイメージ。まだ確信は持てないが運動連鎖にリズムが出来るようだ。
実は一行のスピンサーブでも同じイメージを受ける。俺に欠けているのはこういった各部のロックをすることで効果的なヘッドスピードを得る感覚なのかもしれない。まだ確信は持てないが昔はもっと色々ロックをしながら打っていた気がする。ちょっと研究して見ようと思う。
フォアはよく分からないが一本良いリターンが打てた。フォアは最終的にバックよりもかかるかもしれないなぁ。
今日も疲れているけど練習に出掛けます。
実際散歩兼走り込みの段階でへばっていることが多いのだが頑張るしかない。
スピードが命!そして勝負の明暗を分けるだろう。ここだけは安易に妥協出来ないな。



2004年06月05日(土) 頑張りました

昨日もテニス・・・
あきが飲み会だったのでマックスとコートに出かけました。
コートが大盛況だったので、じゃいあんと上地君が合流してきて最後に少しゲームをしました。

眼は前回今回と安定した見え方をしていたので少し追究が出来ました。
隣でののむらくんが打っていたので非常に刺激になり、彼の打ち方を見ながら自分のフォームをチェックしてみました。
やはりポイントは引き方にあるようです。
ののむらくんは体が小さい人ですが、実に丁寧に体を使います。
テイクバックからインパクト、フォロースルーに至るまで完成されたフォームでボールを打つ人ですね。
マックスも久しぶりのクロスコートでの乱打を選択したので色々試していたようです。序盤では俺の方が良いボールが打てないことが多かったのですが、少し振っていくことで徐々に合ってきました。
振っていって調子が上がる時と上がらない時がありますがこの差はどこに修正ポイントを持っていくかです。
自分の性格から考えてみると最初はプレースメントをものすごく重視します。
マックスにも偉そうにテニスを語る時に言うことが「真ん中に当てることが基本」と宣っているのでやはり最初は飛んできたボールに対してしっかりセンターで捕らえることを重視して立ち上がっていくことをやっているはずです。
しかし当日の調子によってどうにもセンターで捕らえられない時や、センターで捕らえられているのに伸びのあるボールが打てていない時があり、こういう時は少し前目に打点を取ってみる事を試したり、インパクトでラケットを握る動作を意識したりすることが多いです。
次に足を止めないように頑張って動き出しとにかくリズムを掴むことに注視します。こういう中で発狂しそうなほど打てない時と打ててくる時があると思います。
昨日はののむらくんの動きを見て思い知らされることが出来たので早めに修正出来ましたが、やはり彼も必死に足でポジションを取ることを重視していました。そして深いボールに対しても丁寧に足を合わせながらしっかりボールを体の前に通すようにテイクバック!これが一番大事!!やってみたら出来たし懐かしい感覚があったので恐らくこれが今まで欠けていたのだろう。
はらっちの言うように打点を前に取ることは間違いではないが、そこに固執して後が無くなってしまうのは、薄いグリップでフラットショットを打つためにはマイナスにしかならない。あくまでも後ろをしっかり作っておきそこからボールに合わせてスイングを開始する、この点が肝であることを忘れないようにしよう。
フラットボールでペースを作っていくプレーヤーにはショットの球質は決して欠かせないモノになるだろう。
さらには後ろからボールを打つ感覚が鋭くなってくると自動的にインパクト近辺でスイングパワーが増しているために意識せずともインパクトでラケットを握り締めることになる、こうしなければラケットが飛んでいってしまう。
感覚的にはしっかり後ろから振れていれば必然とヘッドスピードが増してくるのでラケットを自然と握るようになってくる。結果インパクトの瞬間にはベストパワーで握っているはずなのでインパクト直後のフィーリングはかなり厚く当たった感覚が得られるはず。この時に抜くことで枠にギリギリ収める感覚を得られるはずだ。

さらには引き方でも研究成果有り。
しっかり引くことの重要さは認識していて最近の最重要課題だったが、これもただ引けば良いだけではないようだ。引き終わりにロックする感覚が必要。このロックがなければスイングの始動ポイントが曖昧になり、どこから引き始めるのかが掴みにくい。従ってまずしっかり引くことから始め、引き終わりの認識、そして解放しながらスイングスタートする、ここを明確に行っていこうと思う。

最近偉そうにテニスを語る機会が多いが、実際出来ていないことが多い。
オレの最高のリズムと妥協出来ない点は、「早めに引いて待っている」事だ。
これは自分のリズムが崩れるからと言って決して人のアドバイスを聞き入れたことはない。なぜここにこだわるかは昨日もマックスに偉そうに語ったが、引きのリズムは相手のボールの正確な弾道予測とリンクしているからだ。普通のプレーヤーは引き遅れることが多く、これを嫌がるコーチが多い。コンパクトで早めのテイクバックから前打点で正確に返球出来ることを求める、これは正論である。
しかしこの考えではミスはないが攻撃的なプレーは出来ないと思う。
さらにはグリップとラケットの使い方やその感覚が大きな差異となって現れてくるのではないか?
今の時代ラケットはかなり進化した。ウッドラケットを使っていないオレですら既に旧時代の感覚と言っても過言ではないだろう。
簡単に言うと最新の飛びと軽さとコントロール性を持ったラケットを使い、厚めのグリップでプレーする新人類とそうではない事を目指すプレーヤーとでは全てが変わってくる。
俺は最新型のラケットを好きになれない。決して嫌いではないがパワーやスピードをラケットが既に持っているため自分が何をして良いのか分からなくなってくるのだと思う。今もやや新型に近付いたラケットを使っているが、わざわざ輸入物のヘビーウエイトのラケットを使うのはこの自分自身でボールを飛ばしたい!コントロールしたいという感覚が「テニスをしている」という感覚に他ならないからだと思う。いずれにせよ、300グラムを切るラケットでプレーする人と350グラム前後で20センチ以下のフレーム厚のラケットを使うプレーヤーとでは違うだろう。
結果的に良いボールが打てたとか、勝ったとかいうのは二の次なのだ。
まず始めに「己のテニスが出来たか?」これが常に最初に来るテーマだ。
勝つためのプレーは俺には出来ないだろう。
恐らく「勝つためのプレーをする」=「新型ラケットを使う」と言うことになるだろう。
プロスタッフが使い物にならなくなり購入も出来ない環境下で数年過ごしてきたが、同時にラケットの問題、次に何を買うか?これは大きな問題だった。
結果輸入物のラケットに出会うことが出来たが、同時に85インチの輸入物の存在も知った。俺が最高の結果を出せる準備が出来た時には今使っている新型の90インチではなく85インチモノを使っていると思う。

いつも通りの脱線だが、昔の感覚で昔のラケットを使って打つためにすべき事は、
「正確な弾道予測に基づくポジショニング」これが全てだ。
昔と今の比較をした時にもっとも能力が低下しているのがフットワークである。このフットワーク能力の低下が正確なポジショニングを取る際のネックになっている。
正確な弾道予測が出来ていても正確なポジショニングが出来なければ何の意味もなさない。まずこの点が明確に分かった。
正確なポジショニングを行い、次に重要な可能な限りボールに対して平行に入ること、これでボールに一番力を与えられる形が出来る。ここまでが一番重要だ。
今までは移動するスピードをパワーに変換することが出来る、これが肝だと思っていたが、あくまでパワーはフォームとスイングで出すモノだろう。そしてボールに合わせてインパクトのイメージとスイングスピードに合わせてテイクバックを開始していたから人によっては「引くのが遅く見える上、打点が遅れているように見える」のだと思う。しかしパワーは後ろで作っているので、打点は「遅れている」ではなく「遅らせて引き込んでいる」のだ。コンパクトなテイクバックから前打点で打つ近代スタイルでは打点の遅れは致命的だ。しかし俺の感覚ではパワーは後ろで出すので実際に予測が外れ相手のボールが伸びてきてもコンパクトにプレースメントすることでいくらでも対処は出来る。つまるところ予測を外されればどんなスタイルだろうと困るのは一緒であるが。
予想を外されなかった時に打つボールを「ミス無く打つ」のか「決めに行く」のかこの違いだと思う。
しかしいずれにせよ、テイクバックの重要さは近代スタイルの数倍厳しいモノになるだろう。

また、ランニングショットでは早めに打点に入ることを避けて、手前で待ち踏み込みながら打つことが好きだが、これはポジショニングとインパクト、そしてテイクバックという一連のリズムの中にフットワークを組み入れた形が出来てくれば自然とこういう事をするようになるだろう。
当然早く正確な予測、そして素早いフットワークがあってこの成り立つモノだが、このレベルに達すれば人がどうこう言うレベルではなくなる。どんなに優れたテニス理論を持つモノでも完成された個性が行うテニスを変更させることは容易ではないし結果本人のリズムを崩す方が多いだろう。
今年はマックスが一気に伸びていくだろうから俺も不要なことや個人的なこだわりを押しつけてしまわないように個性を大事にサポートしていこう。
やりすぎや言い過ぎには気を付けよう。どういうテニスをしたいかは本人が決めることだからね。

追記

昨日面白い感覚があったが、浅めのボールにアプローチをかける時、後ろでパワーを溜めすぎているな、と思った感覚があった。
これは中盤過ぎからの意識だが、恐らく序盤での修正が上手くいってしっかり引けるようになってきたからだと思う。
しっかり引きながら前進してボールに寄っていくと自然とクローズドスタンスでのサイドステップでポジショニングしていく。
そして前足を踏み込む時には完全に引きが終わっているはずで、踏み込んだパワーをフルに解放するとオーバーになってしまう感覚があった。
同じアプローチでも攻める気持ちが強く「アプローチで決めてやろう」と思うボールと「叩けないから可能な限り速く深いボールで次のボレーを有利に打つ」ボールとでは目的もショットも完全に異なる。
より正確な予測と決断が必要になってくるだろうが、序盤での自分の立ち上がりの安定感が重要で、立ち上がりが良ければドンドン良いボールを打つために集中力も高まっていくのでボールを選ぶ機会が増えてくる。しかし今のように安定した立ち上がりが出来ない時にはボールが浅くなるので、逆に前に来られることが多い。
数年前と比較してもやはり押し負けることが多く、「前に来い」などと偉そうに指示を出してはいるが所詮負けているだけの場合が多いのだ。
これは今後のストローク能力の向上を図る大きな指標になるだろう。
「浅く打ってしまった」というのは何の理由にもならない。
意識的に浅く打つボールなどシングルスでもダブルスでも俺の戦略にはない。
基本は深くコントロール出来るようにし、前に来るトレーニングをさせたければ意識的に浅く打つことだ。これが出来れば完成は間近だろう。

もう一つ、バックハンド。
昨日は何球か良いボールを打つことが出来た。統計的に分析するしかないが、詰まる時はほとんどワイドかアウトである。つまり綺麗に振り抜けた時、この時に良いボールになることが多い。
昨日良いボールが打てた時にはインパクトで良いイメージを意識したままラケットを引いてた気がする。引くのが遅れるのは最悪だが、少しインパクトのイメージを高めるために、自分のインパクトポイントを明確にすることを重視し、インパクト面を残したままフットワークしてみよう。
それとここしばらくの謎、「なぜテイクバックで頭の高さまでラケットが引かれるのか?」これの謎が解けそうだ。結局バックはフォアよりも打点は前になる、右肩が前に出るのだから当然だ。しかし肩の線よりも激しく前に出るのはおかしいと感じていた。多少厚いグリップで握っていれば打点は前になるし、打点を前にすることで打ち負けることが無くなる、しかしボ−ルは伸びない。これでは納得がいかないので結局体を捻る方向に調整していく。しかし今度は打点が詰まる。
この悪循環はインパクトでのイメージが欠如しているからだ。握り方が狂っているためにしっかり水平垂直に面がキープ出来ていないはずだ。まずここをチェックしてみよう。
次にインパクトのイメージを残したまま引くことだが、フォアハンドよりもよりもムチのようにしなる意識を持とうと思う。昨日まぐれでバックの逆クロスにリターンエースを取ったが腕と体が近すぎた。これまた偉そうにマックスに講釈をたれている癖にである。
修正法としてはグリップエンドを相手に向けて引く意識を高め習熟すること。この時点で既に逆プロネーションのような感覚が出るはずだ。これで自分とラケットのスイング軌道の間に空間が出来るはずだ。そしてこの空間を崩さずキープしたままスイングすることによりあたかも丸太に抱きついたままラケットを引くような感覚でムチのように腕をしならせ戻す、こういうスイングになるはずだ。
従って予測が多いが、スイングを開始した際にラケットをボールの高さに合わせる事を自然に行うはず。この捻りは丸太にしがみついたままラケットを出す感覚で正しい、これでも捻り戻しは出来ている。しかしパワーが足りないのでさらにテイクバック時にスイングの起動スピードをアップするために縦の捻りを加えるのだと思う。俺の問題点はここで、縦の捻りが出来ていればスイング起動が体に近くなり過ぎてしまい横の捻り戻しが使えなくなる。つまり総合的にみてバックハンドストロークの良いイメージが完全に意識出来ていないことにあるのではないだろうか。
縦の捻りを起動で使い、横の捻りに変化させながらヘッドスピードを上げていくこと。これで昔のようにインパクト時にほとんど衝撃を感じないで打つバックハンドが戻ってくるはずだ。
スライスも捻りの段階で上下の意識が強すぎてちょん切ることが多い。
昨日もじゃいあんのサーブをミスリターンしたが、上下のスイングパワーをショットにも使おうとするから結局ボールが押さえきれない。起動スピードを縦の捻り戻し、スライスの場合はやや肘をあげてラケットヘッドを下げる(じゃいあんのサーブは顔まで跳ねてくるから、低いサーブはこの動作は不要)、肘をラケットの入れ替えで起動スピードを確保しそこから横の捻り戻しを使いながら寝ていた面を立てていきながらインパクトする。この時はスイングは体から前方外側へと向かっていくはずだし、これを力負けする意識が強くなると体に近い打点で厚い当たりを意識しすぎて体に近い打点で取ってしまうのだろう。
フォアもバックも大きなテイクバックから力まずにスイングスピードを上げていく意識を持てば結果的に良いボールになるだろう、要研究だ!



2004年06月04日(金) 打ち止め気味・・・

眼の不調との戦いがメインなこの頃、技術的な追究はほぼ出来ないですね。
昨日は日帰り出張からの強行参加でしたが、ボールを集中してみることで何とか及第点の点数はあげられるテニスは出来たかなと思います。
この感じで安定してくれれば後は慣れだと思うので祈るのみ。
プロハリケーン、しっかり振れなきゃ飛ばないことが分かりました。
しっかり引いてフルスイング。
小細工を考える前にこれをしっかりやっていきましょう。



2004年06月02日(水) はぁ目・・・

治らない物だと諦めてやると決めたモノの、月曜日の就寝時間が2時前。火曜日の目覚めは悪く、ついでに目の感じもBAD・・・
恐らくバランス感覚がないうえ、ボールに目が付いていかないことを予想して練習に出掛けました。結果は目がおかしくなってから2番目くらいに悪い出来。
走り込みはやっているのでボールに追いつくことは出来るモノのそこからが問題。
眼科でも言われたように階段を下りる時に足が引っかかったりするように、バランス感覚もセットで狂っているので、追いついただけではどうにもならない。
特に昨日のように走り込みはしっかりやっているおかげで走ることに問題がないのにテニスが良くないのは過去にもない経験。
終了後俺の部屋でマックスに言われたが、悪いなら悪いで安定してくればいいのだが目も頑張っているのか、俺が睡眠不足になるのが悪いのか利湯は予測出来ないが日によってひどい時と何とかなる時の差が大きい。とにかく走ってボールに追いつくことだけは諦めなかったつもりだがミスヒットが多く手首を痛めて終了した。
とにかく良かろうが悪かろうが安定してくれることを望む。
日々二転三転されてはどうにもならない。
まぁしかし減量と下半身強化というテーマがあるので無理せずゆっくり体を作っていこうと思う。なんとかなるべ、そのうち。



2004年06月01日(火) プロハリケーン1.25

良いガットです!インターの1.27を使ってきましたが理由は一番細いから、と言うだけでした。どちらかと言えばフィーリングは嫌いでぐっと掴み込む感覚が弾く感覚で打つ俺には邪魔でした。しかしこのガットはポリ物?(ポリエステル?)らしくじゃいあんはあまり好印象を持っていないようでしたが俺には最高でした。
とにかく無駄な飛びがないこと、打球感がダイレクトに伝わることが最高に気に入りました。

レッスンですが、目の不調が視力の低下が主な原因で、かつ右目に若干の乱視があるとのことでこれ以上の矯正は眼鏡がなければ無理だそうで、しかもそれは通常の対応ならば眼鏡を作るレベルの視力の低下ではないとのこと。
こう結論づけられてしまった以上諦めて現状で出来るようになれていくしかない!と決めてレッスンに臨むことに決めました。前回は恐らく不調を感じてから視力が回復したのでしょう。今回はそれがないと仮定すれば眼鏡をかけて見えることを期待するか慣れるかのどちらかの選択肢しかないので、当然邪魔な眼鏡なんてかけるのはごめんなので我慢してやっていくことにしました。

アップは最新の試合でC級優勝をした友人のパートナー。この人がC級出るのは反則のような気がしますがまぁ転勤族と言うことで仕方がないでしょう。
フォアハンドは安定度が高く強打もこなします。バックも下手くそではなく、フォアほどではないにしろこなします。ボレーも同様にフォアが鋭く熱いショットの持ち主でアップには十分すぎます、というかアップではキツイかなー。まぁ合ってくれば気持ちよく打てるのですが。
早速張り上がったプロハリケーン仕上げの方でプレーしました。
まさに俺好みの無駄な飛びがない感覚。フォーム通りのボールしか飛ばない感じでインターのように面に粘ったりしないのがgoodです。一言で言えば飛びすぎないのが良いですね。今まで仕方なくインターの1.27かミクロスーパーを張っていましたが、今までで一番良いフィーリングです。アペックスのUT(ウルトラスィン)以来の好印象です、これだけで上手くなった気がしました。
と言うことで気持ちよくアップを終えメインメニューに入りました。
今日は逆クロスで一行タイム、クロスで生徒さん同士でやりました。
序盤で食い込み気味の打点でフォアの逆クロスを打ったら速攻一行に怒られました、打点が近すぎるとのこと。仕方なく少し離して修正。しかしフォアに関しては好印象。打球感から来るフィーリングがよほど良いのか次第に長目で薄いグリップに握り変え始めました。しかしこれが吉!。打点が少し遅れ気味に見える(はず、一行は呆れ気味だった)のだが、しっかり大きくテイクバックをしてここから起動し腰は回しきらない本来の感覚で打て始めました。この打ち方だと自分に対して真正面のボールがとてもしっかり打てる感覚になれます。恐らくクロス方向には苦労するでしょうが、これが俺のフィーリングで、打点の出し入れでコースを決める俺本来の打ち方になっていたはずです。多分新人類のコーチ(プレーヤー)にはこれは分からないはず。しかし俺の求める打球感は綺麗に振り抜くことではなく厚く当たり重いボールを打ち抜くことであって前打点で遅れずに打つのとは全く異なるのです。
とここまで時間切れ。この後はボレーメニューとサーブを打って正規の練習は終了。軽くゲームをしてそこでバックを溜めて打つことが何球が出来たこと、フォアリターンで思い切りよく良いリターンが打てたことが収穫でした。


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ビンセント