日にちが空くと書きにくいねー・・・しかも調子よくなかったからなー。 水曜日恒例の練習には行きました。
ここ数日テニス以外のモノとの戦いが大きい。 久しぶりの「何でもおいしい」病である。 おかげでかなりの増量である、しかしこういう時は体調だけは良いのだ。健康のためには食べるのも良しとしなくてはならない・・・のか?
と言うことで動きやボールへの反応、予測と言った部分は日々の努力で培ったモノでカバー出来ましたが、結局の所しっかりセンターで捕らえられなかったり後一歩が出ないおかげでミスになったりと、集中力の欠ける練習になりました。 正直なところA先生のスピンの球出しと全くと言っていいほどリズムが合いません。しかしやる気は互いにあるので結構当たります、そして練習にならずリズムが崩れるのはまだまだしっかり固まっていない証拠ですね。 ストロークも何となく、と言う感覚はあるモノの勤勉さに欠けるのでこれが全てのミスの要因になっています、もっと勤勉にボールへの寄せを意識して頑張って動かなければならないでしょう、食欲との戦いです。 昨晩もミカンで我慢しました。 今後夜食はミカンにします。 太ると体が重いわぃ・・・
| 2003年11月18日(火) |
真夜中過ぎのテニスバカ |
昨日のレッスン終了時間は12時過ぎでした。
今ひとつ体調が優れない日だったので夕方の時点でレッスンが潰れることを期待してあきと温泉に向かい帰ってきたらレッスンがありました。 この日のメンバーはヤングマンとじゃいあん、しんちゃんの3人と一緒でした。 分かっていたことだけど水曜日から月曜日まで練習場所がないために間隔が空いてしまうので最初の方は完全に浦島です。乱打はヤングマンとしましたが、フォアもバックも全然イメージ通りに動きませんでした。 ボレーは悪くないのですが低い姿勢が維持出来ないし準備が今ひとつ遅いので手打ちになりやすいのが未だ抜け切りません。
最初のメニューはサーブ。まぁ最近はようやく下半身の使い方が良くなってきたのでいくらかましなサーブが打てるようになってきたとは感じていましたが、代償として肩の痛みがあります。ジャイアント同じで最初の数球ははっきり言って痛いです。でも回しているうちに収まってくるので筋肉痛だけではないでしょう。少しずつ対策を考えていきたいと思います。 で、この練習でミックスダブルス出場を控えたじゃいあんがキックサーブの練習を始めました。俺も最近はこのサーブの効果に目を付けていて練習をしていたから一緒になって研究しました。まだまだという印象は抜けませんが少しずつましになってきたでしょう、ポイントは下半身の使い方とトスアップの位置、そしてフォロースルーのイメージですね。やはりバランス感覚が重要です。テニスでは力だけで何とかなるショットは無いんでしょうね。
次はそのサーブからのメニュー。ファースト込みでダッシュの練習です。特筆すべき事はありませんが、米に言わせるとじゃいあんのキックサーブ(練習中)よりも俺の方がそれらしいようです。まぁもう少し改良出来るかな?次回はインパクトの時親指を入れ込んで横に飛ばしてみよう。今はまだトスアップとスイング方向のみでキック回転を加えているだけだから、抜けてしまうとただのスピンになってしまいやすい。ここを改良してスピンとキック、それにスライスを混ぜて行けばリターン力の劣る格下相手に取りこぼしをすることはなくなるだろう。格下を格下のままにして勝つには良いリターンを打たせないこと、良いサーブをリターンすることが一番重要だ。これを続ければ必ず心が折れる、ボディブローのようなモノだろう。スピードで圧倒する事は相手に尊敬の念を植え付けるが開き直りを生む。試合後半での開き直りは怖くはないが、前半から中盤での開き直りは思いきりの良いショットと限界を超えるショットを呼び込む可能性があるので、前半は挑戦していくのではなく調教していくくらいの気持ちが必要になるだろう。
このメニューではリターンにも入ったがやはりリターンの信頼度は低い。 前衛ではようやくスピードへの慣れと集中力の掛け方が分かりつつあるので、何球かポーチボールをカット出来た。こういった予測ととっさの判断が懐の広さを生む。状態が上がってきた証拠だ、たゆまず頑張ろう。 次のメニューは米がリターンに固定ではいるだけの変化。 でもサーブによる前衛の緊張感が分かった練習になった。 米はバックも打てるがやはり構えて打つ分にはフォアの方が強烈だ。全くフォアを打たせないのも考え物だがやはりバックにコントロール出来れば前衛は叩かれるという意識は考えなくて済む。俺も同じだが強烈なフォアハンドを持つプレーヤーに開き直られてストレートアタックされればさすがに怖いモノだ。 やはりこの辺はペアの能力差が物を言うだろう。
今日のメインは最後のゲーム。11時から始めて12時過ぎまでやった。結果10−10でギブアップしたが、サービスダウンは無し。しかも相手がじゃいあんとしんちゃんだったから自分のサーブ力が上がったことの証明にはなるだろう。しかし完全に固まったわけではないから油断は禁物である。 ゲームでの差は最初一球目と2球目で現れる。つまりサーブリターンである。ダブルフォールトやリターンミスを連発する奴は決して勝てない。それを証明出来る試合だったろう。ブレークがあったのはしんちゃんとヤングマンの二人。ヤングマンは序盤は良いサーブが入っていたが中盤の勝負所でダブルフォールトを連発し弱気の虫が騒ぎ出したようで後半は入れに行くサーブが多かった。それにストロークは良いモノを持っているが読みが甘くリターン力に繋がっていない。まぁ俺にも言えるが良いコースにコントロールされた時のリターンの精度は無惨。従って俺たちのペアは相手に楽々とキープさせてしまう展開で進んだ。しかし後半にはいるにつれ俺たちの方はリターンが入り始めた。これで後半に一度トリプルのマッチポイントがあったが自分で大チャンスボールを作っておきながら冷静さを欠きボレーミス、これは余裕が出来た時のバックボレーに問題があることの証明。まあバックボレーに自信が持てていないのだ。次は前衛アタックを貰い俺が二本連続のミス。弱気になったところで最後にセンターを通されそのまま一気にブレークされた様な気がする。結局一気に行けるだけの気力も技術も不足していることが分かった。 特に前衛アタックが出来るプレーヤーの対しての防御が甘く、低い姿勢でしっかりブロック出来る感覚をやり直さなければならないだろう。 リターンでは決定力のあるフォアリターンは結構打てた。問題はバックで、これも後半になってやや修正した。少し慌て過ぎな事と、細かい動きが遅いこと、しっかりサーブの高さにラケットを合わせることが最初は出来ていなかった。後半に落ち着いてきたのでパターン化したしんちゃんをブレークしヤングマン勝負、という形を何度か作ったが、さすがに相手も上級者だけあってイージーミスが出てこない。ヤングマンもボレーが今ひとつで相手に時間を与えすぎてしまうので後手に回った場面もあった。 しかし決定的なモノを掴んだのはこうして何度かのチャンスを逃し続けさすがにつかれと明日への心配が出てきた最後のゲームだった。 これで止めよう!とじゃいあんに声をかけたのだが「大丈夫!終わるからー」と言われたことが結構プレッシャーになった。当然疲れもピークに近いから自分でも終わっても良いかな?と言う気持ちが芽生えてしまった。このことが結局サーブの集中力を乱してしまうことになる。 ファーストサーブを半端に打ちフォールト。セカンドサーブは入れに行ったら始めてバックでのリターンを入れられ、ハーフボレーを丁寧に打てずワイド。次はダブルフォールト。ここで気合いを入れ直した、結局勝つつもりがなければ良いことはない。しっかり集中してセンターにサーブを入れリターンをアウトさせた。しんちゃんにも渾身のキックサーブを正面に入れウィナー。やはり取るつもりで行かなければ取れないのだ。次はセカンドが甘く入ってしまい叩かれたがヤングマンがナイスジャッジでロング。最後もしんちゃんのリターンミスで終了!メンタル面でのトレーニングとしては最高の経験をした。何とか持ちこたえたがやはり自信が足りないことが分かった。でもこのレッスンで自信が持てた。この自信を持って練習に望みより自信を深めること!この繰り返しで己を高めていくしかない。 技術は高めることが出来ても、心を強くすることとはまた別である。明確なビジョンと構想力、そして実行力と対応力が付いて実践で始めて生きることを改めて確信した。
それにしても疲れたが大分動けるようになってきたと思う。 サーブは機能以上のモノを求めるならば下半身の強化が命題だ。 しんちゃんとじゃいあんは俺と違い通年プレーしていたから技術的にベストではないにしろ能力は低くない。この相手にほとんどリターンさせなかったことは誇るべきだが上には上がいる。自分が強いと思えるためには自分に妥協してはならない。 来期はもっと煮詰めていこう。
なかなか実りのある練習になりました。
今日もボレーストロークからの練習。 いきなりA先生に捕まり彼からスタート。相変わらずフルスイングかチョップショット、話になりません。ボレーストロークの練習である以上ガンガン行きたい気持ちは分かりますがあくまでこの練習はアップ代わりのモノです、連続してコントロールすることに意義があるのにフルスイングしてしかも枠に飛んでこなければ練習になりません、おまけに一面に三ペア入っているので左右に散らされるのはいただけません。まぁしかしこの人はフルスイングして打つかそうでないかの人なので我慢します、まぁ形式練習では遠慮する必要がないのでガンガン行きます。ぶっちゃけ初心者コースに押し戻すつもりがあるなぁ俺。
この後は前回と同じメニューで進行しました。 ようやく暗さとボールの見にくさに慣れつつあるのでそこそこ良いショットを随所に混ぜることが出来ました。まぁ技術的なモノよりも気持ちの吹っ切りが出来ているのでその方が効果は高いです。 今の俺の技術では格下相手に完全にコントロールして勝てるほどの完成度はありません。従って決める時と同じ動きが必要なので思いきり行くつもりでプレーすべきだと思います。 あくまで決められるボールは決める!ということを基本にして、無理なボールを繋ぐというプランそのものがここ数年出来ていないので、この基本の前提を明確にして、とにかくエースを狙い続けることが重要になるでしょう。 個別でのショットではようやくサーブダッシュに方向性が戻りつつあり細かいステップを刻んでダッシュ出来ることが多くなってきました。しかし姿勢が高いためにローボレーや鋭いボールに対しての対応が遅い。上半身では反応出来ているのに下半身で反応し損ねています、この二つがかみ合ってこそのプレーを信条とし徹底して完成度を高めていこうと思います。 この日はハーフボレーにしようと思ったショットに対して踏み込んでいってローボレーに出来た事があったのは動きの改善が見られる良いプレーでした。でも結果上下動が大きすぎたし、引きも甘かったのでミスになりちょっと凹みました、でも待っていてハーフボレーにするよりも瞬間的な判断と体の反応でさらに一歩前に出てローボレーにした事実の方が価値は高い。 バックハンドは打点の掴み方がだいぶ良くなってきたようでネットギリギリに通すことが出来るようになってきた。未だ完成度は低いし行ける!という実感はないが練習量によって改善されていくだろう、やはり下半身の勤勉なセットと捻り込みが足りていないし、うまくいっても使い切れるほど運動連鎖がスムーズさが無い。ここが一番の問題だが、ここをクリアすればまた一段高いレベルに到達出来るだろう、ショットの正否は打つ前の準備で全てが決まる。練習で成功するか否かが分からないようでは試合ではとうてい使い物にはならない、頑張ろう。 フォアハンドは得意部分と不得意部分が明確になってきた。スピードに合わせて打つカウンター的なショットは良いイメージが出来つつある。問題は自分から打つ時だ。やはり足が止まり気味になりやすい事、そして引きが甘くなり腕打ちになってしまう事が多い。 昨日はリターンでは良い仕掛けが、ボレーストロークでは一本目の返球は上手く対応出来ていたが、こと2球目のチャンスボールに対してはほとんど失敗した。 気持ちも乗っているのだが、やはり癖が抜けていないこと、捻り戻しと下半身の蹴りと安定感などに問題が多い。とにかく良いボールを打ちたければしっかり下半身からパワーを出すように心がけるべし、この下半身の力を使えていない全ての原因は下半身そのものの弱さから来ている。強化すべき時が来ている。下が出来ていなければこれ以上のショットは望むべくもない。後はグリップを厚くしていくしか手段はないが、グリップを厚くしていっても結果は同じだ。恐らく今の段階でグリップを厚くすればより良いボールが打てるだろう。しかし低いボールに低くはいることを怠り始めるだろうし、スピンを欠ける必要もないショットでもスピンをかけ始めて最終的には体が開いて行き、腕打ちスイングの完成になる。 とにかく今の俺に欠けているのは下半身のパワ−、そして上体の捻り戻し、最後に運動連鎖でボールを飛ばし続ける、この3つ。 これらを改善せずして小手先の改良では基本が崩れた応用の固まりにしかならない。全く意味のないことだし、やはり基本をしっかりマスターするためにどんなに迷っても調子が悪くてもワングリップスタイルで満足出来る完成度にたどり着くまでは、短絡的にグリップは変更すべきではない。 一本目と二本目のつながりを持つプレーを意識的に身につけるためにはワングリップスタイルの方が優れている。しっかりとした基本を身につけた後で厚いグリップでの一本一本の攻撃力を増したプレーに移行するのにそんなに時間は掛からないはずだ。一本のショットに頼らない分組み立てと動き、ポジショニングやタイミングがシビアなワングリップスタイルの方がトレーニングには最適であろう。 とにかくこのスタイルで出来るところまで追い込もう。
ちょっと気になるプレーがあったから追加。 俺のネットプレーで一本目二本目で繋ぎ三本目で胸のあたりに突き球が飛んできた時にかわしながらボレーしようとして結局失敗した。 前段で書いたことと繋がる部分があるがやはり二本目で決めておくべきだったと思う。決めるべきところで決めないと流れが狂う、まぁこれが一つ。もう一つはバックボレーで打つべきだったと言うこと。苦手意識と動きの軽快さが無いことの証明。やはりバック系は総体的に引きが遅いし甘い。おまけに肘が下がったままのプレーをしやすい。これはリターンの時も同様で高いボールに対して肘をしっかり上げていかないので必要以上に上下動が多いスイングになることが多い。バックハンドはフォアハンドよりも自由度が少ないのだから上下左右にラケットを動かしてはダメだ。ラケットを引いた形は一定にしたまま膝でボールの高さに合わせることを徹底しましょう。
サーブは一応上向きかな? 最近凝っているのがキックサーブ。目に見えて逆方向に飛んではいないけれど、リターナーの予測を完全にはずすことは可能だ。昨日も試したが、キックサーブとスピンサーブを混ぜればかなりサービスポイントが稼げそうだ。 しかし、サーブダッシュの楽しさを再発見し始めた段階なので下半身のためと蹴りがおろそかになり上体がかぶってしまう時もあり、この時は良いリターンを貰う可能性が高い。しっかり正確な体の使い方と運動連鎖を意識して練習しよう。とりあえず今の段階ではスピードにはこだわる必要はない。 スピードとスピンを両立させるためにはやはり全身の筋力強化が命題だ。 とりあえzもっとも効果が高く簡単に練習出来る腹筋マシーンは毎日欠かさず行うこと。慣れが出てきてスピードショットを打つようになってくるとボクシングではないが己の腰に戻ってくる負担も大きくなってくるから予防と強化の二つの意味を込めてしっかりやっていこう。
外のコートでの練習は終わり、後は室内のみの練習だ。 現段階で週二回は確保している。 これに一回でも多くオプションで練習出来ればベストだろう。 正直月曜日と水曜日をいう一日飛びの練習はとても効果が高い。しかし水曜日から月曜日まで4日も空いてしまう。ここに何とか一回練習を加えたい。 最悪テニスが出来なくとも1時間程度のトレーニングは行って体のメンテナンスを欠かさないように心がけよう。
ようやく素早い準備がイメージになりつつある。しかし油断すればすぐ落ちるから注意。それと一本目で頑張ってカウンター打った後の戻り。まぁカウンターに限らず場面場面では攻めきれる形から始まらないこともある。この時はとにかくミスしないでペースを取り戻すことが重要。ダブルスでは通常攻めの早さよりも繋ぎの早さや守りの早さと正確さを求められることが多い。 俺は元々攻めが早いタイプなので前提としては攻撃中心の考え方で良い。 しかしこの先は守備的な陣形から否応なしに守らなければならない状況もある。 こういう時には即カウンターがベストだが、打てない時にはタイミングを外して沈めるか、二本目のコースが読みやすい所に繋ぎのショットを打ち二本目でカウンターを狙うパターンも必要だ。 しっかりした攻撃意志が最優先だが、冷静な判断とバリエーションも加えていくことも視野に入れていかなければならない。
| 2003年11月11日(火) |
風邪引きさんスクールに行く |
前夜の睡眠不足のおかげで8時過ぎに寝てしまいました。 起きて無理矢理スクールに行きました、でも30分は目覚めませんでした。 とりあえずアップから開始。 練習不足よりも睡眠不足、そして風邪によって体は全然切れていませんでした。
いつものように乱打からのスタートだけどフォアは飛ばせるモノのバックは今ひとつ。 ようやく基本中の基本である打点への軽快な入りの必要性を感じ始めたばかりなので意識レベルが低い。それ以上にフォアハンドがスムーズに打てていない感覚が強いので、引きが甘いのか上体の捻りが甘いのかはまだ判断しようがない。 ボレーもやはり下半身を中心として柔らかい捉え方が出来ていない。 ツアーに変えてからフェースの大きさ、柔らかさ、飛びの良さの三つに支えられてここまでプレーしてきたが、あまりに力を抜くことばかりを覚えてきたのでネットと平行かやや下あたりのボレーに対しての丁寧な体の使い方が勤勉に出来ていない。たるんでいる証拠だ、精進しましょう。
今日のメニューはサーブから。 ゲーム感覚でサーブを打っていく練習。 いきなりダブルフォールトの連発からスタート。 よねっちの目標では1ゲームを8本以内で終わればGOOD!だったのかな? 俺はようやくオーバーヘッド系に違和感が無くなってきた程度でまだまだ熟成度は低い状態。しかし人数も少ないし遠慮する必要はないので本気で入れに行きダブルフォールトの山を築いた。 しかしもう少しで、というところに自分が来ていることは十分に感じることが出来ました。下半身の蹴り、肩の捻り、そして溜めのバランスが整ってくれば及第点でしょう。 サーブは今キックサーブを研究中です。 サーブを打つととにかく体全体のバランス感の重要さに気が付くことが多いですね。特に重要なのが腹筋です。 ストロークもそうだけれどサーブでも捻り戻しの際に使うのが腹筋。トスアップからインパクトに向ける初動は下半身の蹴りなんだけれども、ここから上半身に力を伝えていくのが腹筋と背筋。しっかり腹筋で支えて上体を戻していかないと体重が後ろに残ったままのサーブになる。 エドバーグ自身も言っていたが良いサーブを打つために一番必要なことは強い下半身を持つこと。下半身が弱ければ捻り戻しがスムーズに出来ない。おまけに溜めを作るれるか否かは下半身の強さにある。まぁそこそこの練習量があるために最低限度の筋力は付きつつあるが、フィジカル的にだけ言うと動けるのは贅肉が筋力に変わったことによるモノ。この変わった部分の筋力が練習量の低下によって贅肉に変わる可能性は常にあると言える。相撲取りやプロレスラーもそうだが筋力を付ける場合にはまず食べて太り贅肉を付ける。この贅肉を筋力に変えているのだ。今の俺の筋力は今までてっぷりと付いていた贅肉が筋力にいくらか変わったおかげであり、フットワークを始め全てのショットもバランスや捻り戻しを有効に使ったモノではなく単純に付いた筋力でラケットを操作出来ているだけである感覚が強い。今度も今までのように筋力を付けつつ、余分な贅肉も上手くそぎ取っていかなければなるまい。目標はレスラーのような体つきではなくボクサーのように贅肉をそぎ落とし動きをショットのスピードやパワーに生かせるような体作りが必要だ。
次の練習はクロスコートでのボレーストローク。米が固定でビンラディン君と俺とじゃいあんがそれぞれ回る。最初はじゃいあんがボレーで俺がストローク。米以外はゆっくりやって良いと言うことだったのでそうした。 しかいなぜこんなにクロスコートが不得意なのだろうかとつくづく考えさせられた。速いボールに対して差し込まれるのは仕方がないが遅いボールでもラケットが振り切れない状態だった。こうなるとまだバックハンドの方がましで、良いボールは飛ばないモノの何とかクロスにコントロールは出来る。まあ自分の下手くそ加減がよく分かった。 次に米とのボレーストローク。やはり何か米とはリズムとは合うのだろう。かなり良いフィーリングが掴めたのだった。 まず得意の逆クロスであったことが大きいが、それにもまして低いボールが飛んでくるので自然と低い姿勢を強いられるのが大きい。それに中途半端に遅かったり早かったりしないのでテンポが良いリズムで打てる。それに理想とする弾道に近いボールが来るのでイメージが掴みやすい。バックハンドのスライスが特に顕著で打点に入った瞬間にいけるかどうか分かる。フォアハンドも合う時はしっかり合う。 でもバックハンドと比較するとセンターに入ってしまうことが多く、これはやはり未だ懸念している踏み込みの有無と打点の引き込み兼上体の捻りだろう。恐らくこの打点の引き込みと上体の捻りに関してはバックハンドも同様だと思うが、打点が安定してしまえば打てるのがバックハンドの良いところで、フォアは打点が正しくても上体の捻りかラケットを引くことが出来ていなければ、体を開いて打つしかなくなる、この意識が邪魔をする部分、そして今まで染みついている癖が正しいフォームでのショットを阻害してくれる。やはり体全体での躍動感、そしてプレーヤーとしての前に人として元気でいられるかが隠れ重要ポイントとしてあげられるだろう。 今までもアスリートとしての能力の重要さは理解していたが、その時はテニス自体の技術向上よりも、とにかく先に体を作ることが重要で、出来なければ無理して技術を上げることはしないつもりだったので、結局体作りが不調・未完に終わった時点でテニスに対する執着心が薄れる結果になっていた。 しかし幸か不幸か不甲斐ない負けをしたことにより練習量の確保、それに乱打ではなく球出しのメニューを求めていたのでスクールに復帰し今に至る。 復帰直後はひどいモノで、これはやはりアスリートとしての能力が低ければろくなテニスは出来ない!という俺の考え方の証明にはなったが、回数を重ねていくたびに想像以上の動きが出来るようになってきた。 今期もあと一回で終わりだが考えていた以上にスクールの効果は大きいようだ。 スクールをリタイヤした時にはフィジカルメンタル共に底を見ていたので、もうスクールに復帰する事はないだろうと考えていた。しかし視覚的だけでも効果が高い米がいたおかげで戻るきっかけになった。米のリズム感やタッチ感は直接脳に刺激が来る、ありがたいことだ。
次のメニューも面白いメニューだった。 サーバー側は持ち玉一球。レシーバーは持ち玉2球。この方式でゲームを行う。 サーバーは持ち玉一球、つまりフォールトが一番最悪なパターンである。 リターン側は一本目のリターンミスはやり直しが出来る、しかしもう一本出来るのはあくまでリターンミスのみであってリターンが返球されれば通常に進行する。 始める前はリターンの練習がメインだと思った。何しろ思い切ってリターンしてミスしてももう一本打てるのだから。精神的にはリターナーが楽である。 だが、結果から言えばサーバー側の方が練習効果が高いことが分かった。 なぜならサーブを入れてリターンミスを引き出す事に成功してもレシーバー側はもう一回やり直しが出来るから一本目のリターンミスはポイントにならない。 二本目でフォールトしてしまえばやはりポイントを失う。この練習のポイントは一本目でポイントを取った時後の二本目である。当然一本目も相手は可能な限りリターンを狙ってくる。しかもミスしてももう一本リターンが出来るので思い切って打っていける。この思いきりの良いリターンに対してしっかり対処すべき事を怠るわけにはいかないし、一本勝負なので当然セカンドになることが集中力を高める。 さらに一本目で集中力をかけリターンミスを引き出せてももう一本否応なしに打たなければならない、この二本目のサービスをしっかり打つのはかなりの精神力が必要になる。通常の試合ではあり得ないサービスポイントでの集中力の脱力を再度高めながらもう一本打つことは、高い集中力と気持ちの入れ替わりに対する対応にシビアさを求めるのだ。非常に面白い練習だった。 リターンサイドの役割では予想通りに楽である。今のスタイルと完成度では仮に一本目ミスしても思い切っていこう!とは思えないので通常通りのリターンを狙ってミスしてももう一本打てる事が良い、詰まるところただのリターン練習だが、サーバー側の集中力の質が一段と高いはずなので、前回のリターンミスの原因を直ぐに修正出来るのでこれまた効果は十分である。 次の練習はこれと同じ効果を持つ練習だが、ポイント条件はノーマル。しかしサーバー側はフラットサーブしか打ってはいけない、回転系は禁止である。 米の狙いはセカンドは回転系、という常識に捕らわれないプレーを目指すことにもあったようだが、俺は持ち玉が1球から2球に増えたとはいえ、先ほどの練習と同じような効果を感じた。つまり慣れないフラットサーブでのセカンドを強いられると言うことは最初からファーストサーブはないモノと同じだ。やはり集中してサーブが打てたし、しばらくフラットサーブを打っていなかったので単純に練習になった。さらには高い打点でコンパクトにリストワークを使ってサーブを打つことに集中したのでフォームのチェックにもなった。やはりサーブも基本はフラットサーブなんだろう。
次は久しぶりのシングルス系の練習。 リターナーはサーバーから一本でも取ればサーバー側に戻れる。しかしサーバー側は二本プレーしなければならない。 リターン側では結構楽しめた。良いリターンをコントロールし、次のパスへの布石を作ることがたびたびあったが、楽しい気持ちに押されることと、単純にパッシングを打てるだけのストローク力がなかったためきれいに決まったことはなかった。 サーバー側ではとにかくサーブである。デュースコートでポイントを取られることはそれほど無かったが、得意なはずのアドコートでサーブコントロールのバランスが崩れ、甘いサーブになったり、ダッシュのリズムが悪い事でファーストボレーにスムーズさが無かったのでミスになることが多かった。
最後にサービスでゲームをした。 米俺、じゃいあんビンラディンでペアを組んだ。 ビンラディン君は体調が悪かったのかもしくは優しい性格な子なのか分からないが(多分優しい子)チャンスボールをチャンスボールで返す悪い癖を随所に出してくるので一方的なゲーム展開になった。 いただけないプレーは前衛のポ−チで、持球体制や判断までは良いが下半身から動けてないので最終的にて打ちになる場面数回。さらにはバックのリターンとやはり出るべき所はしっかり出してきた(泣) でも全体のゲーム感や、時間のある時のローボレーやハーフボレーなどは余裕を持って対処出来る場面も増えてきた。 スマッシュも横向きから入っていない時や、バックステップに軽快さが無いことは未だ課題として残しているが十分な成長ぶり。 総体的に底上げを感じることが出来たレッスンでした。 でもまだまだ甘い部分が多いことは間違いなく、このまま集中力の向上と技術の向上、フィジカルな向上を的確にやっていこうと思います。
昨日はサークルの冬練習初日でした。 去年も参加しましたが、去年は二面確保の練習で初心者面になったり上級者面になったり、女性男性面になったりと確立された方式は全くなかったので、今年もその形式だろうと予測しており、正直良い練習をする場所と言うよりも運動不足とボールへの慣れを解消出来ればいいと思って参加しました。 さらにはじゃいあんから練習時のサポート依頼があったため初心者面に張り付きする可能性も考えていました。 しかし有り難いことに初心者面専用でコーチをしてくれるというすばらしい上級者をスカウトしてきたようで、昨日に関しては純粋に練習に打ち込める環境でした。
しかしこのサークルの集まりは立ち上がりが遅く、最初の乱打時点で1時間近く経過してしまうのがやや難点です。それでも次回からは練習方法が確立されつつあるのでだらだら乱打することは防げる可能性もありますね。 乱打は軽視すべき練習ではないのですが限られた面数で大人数をこなすには休憩時間が必要です。乱打からスムーズに練習に入れるメンバーは良いですが休憩から練習にはいることになれば体は冷えてしまうのでここは少し考えどころかもしれません。
まぁ初日と言うことで体を伸ばした後、スコッチマンと乱打を始めました。少しだけ打ってマックスと交代。その後休憩に入ったリーダー繁がみっつぅを譲ってくれたので本格的に乱打を始めました。 どうもこのコートに来るとしばらく慣れないのが照明の暗さです。こればかりは後数回来なければ慣れることはないでしょう。 この日は未使用だった53ポンドのラケットを出して使ってみました。 予測としては55ポンドのラケットもある程度テンションの低下を予測していたので53ポンドのラケットを使うのにはちょうどいい頃合いだと思っていたからです。しかし恐るべしナチュラルガット!テンションはほとんど落ちていないようで53ポンド仕上げのラケットは想像以上に緩く感じました。 ビンセントでは53ポンドでちょうど良いフィーリングが掴めるのですが、5インチ大きいツアーでは55ポンドでもやや飛びすぎるくらいな印象があります。 とりあえず55ポンドで使い続けた事で慣れてきましたが、53ポンドモノではより大きくゆっくり降らなければ飛んでいかない感じでした。ボレーはとにかく当てるだけなのに飛びすぎるのでアップの時点では全くコントロール出来ていませんでした。 乱打が終わり本格的に練習が始まりました。 この日の男子上級者面はおれじゃいあんうめさんあにきスコッチマン卵パパAセンセイの7人で始めました。 最初はボレーストロークからのスタートでした。一面に三人ずつ入って始めました。ここ最近の調子から、イメージ通りのコントロールは出来るようになってきましたが残念ながら未だかちっと集中して出来る感覚はなく、インパクトのイメージのみで打つことが多いのがまだまだだなと感じます。ボレーサイドに回っても同様で緩いラテンションでのフィーリングを掴むことだけで精一杯でした。 困ったのが卵パパとAセンセイで、あの狭い空間の中でフルスイングしてボールを打ってくるので困ります。まぁ隣にぶち当てない限りは大丈夫だと思うのですが、ぶんぶん振ってくるし、おまけに下半身とフォームが安定していないのでどこに飛んでくるか分からないので困りものでした。 結局この練習から始まり最後まで思い切れなかったのがフルショットで行っても良いのか?ということでした。最後のサーブダッシュの練習などでじゃいあんがAセンセイ相手にがっちりフラットサーブを叩き込んでいたの見てようやくややがんがん行くようにしましたが、結局集中しきって出来ませんでした。
次は平行陣対後衛陣での練習。この練習で面白かったのがとにかくクロスに返さなければならないと言う決まり。常にコースを探してしまう俺にはやはり精神的にはきついのですが、逆を正せばクロスに打つなら何をしても良い、ということで少し練習としての心構えを抜きすぎて入ってきたこの日の俺は集中して練習出来ませんでした。
次にサーブリターンの練習。ワンポイントで交代してきますが、ダブルフォールトの際にもう一球追加して打って良いのか否かが明確ではありませんでした。その意味でも集中が甘く、かつ最初からの迷いであるフルショットで行って良いのか?ということにこの時点でもまだ悩みがあり中途半端なプレーが多かったです。 でも、この練習で一つ掴みかかったのがスピンサーブです。 少し前から感覚を掴みつつあったのですが、この日は想像以上に良い回転をかけることが出来たことが多く、失敗した時のフォームと比較出来るので今後はもう少しこのサーブを熟成させつつ、ダッシュとのバランスの向上を図っていこうと思います。
最後はゲーム形式で前衛が抜けたところにサーバーが入っていくパターンで練習しました。このころに来るとすでにサーブは遠慮無く打っていたのですが、やはり風邪の影響か動きに切れが無く下半身の蹴りがないことでダブルフォールトかリターンミスのどちらかが多かったです。 自分が前衛の際にもはやはりボレーフィーリングを掴み切れていなかったので積極的に動く意志と集中力に欠けたプレーしか出来なかったので、しっかり風邪を治しそろそろ走り込みを始めていこうと思います。
今日この段階で考えていることが一つあり、初心者面に若、だじん、リーダー繁、そしてマックスと副住職の5人が行っており、入れ替えを画策するには明らかに技術的に優劣を理解させる必要もあるのだと考えています。 それに当初は運動不足解消の場所としての位置づけだったけれど、本気で行って良いならばそれに越したことはないので本気で行こうと思います。 とりあえず欠席者と上級者面での練習希望者が5人まともに来ると13人で一面という環境が想定出来るのでその前にやれることはやっておくべきだと思います。 抜いてコントロールするのは男子上級者面が飽和状態になった時始めて考えようと思います。 ちょっと想像したイメージとかけ離れた練習場所になりそうなので楽しみです!
しかし連休中に二日連続で温泉療養に行ってきたので悪化は防いでいます。 でも二年前の風邪に傾向が似ているのか、寝てから咳が出てきます、微熱くらいはあるのかもしれません。
昨日は祝日だったので貴重なレギュラーメンバーが欠席していたようでいつものように米っちから「どうします?」メールが来たので「やめるべ」と即答、休みになるはずでした。 しかしこういう日に限って振り替えメンバーが来るようで2名追加。 で、結局行ってきました。
やや遅れたので準備体操をしてから目覚め代わりの乱打になりました。 相手はスコッチマン。スコッチマンはじゃいあんの同期の友で本来は野球選手。 しかし仕事の間隙を突いては熱心にテニスしに来るのでなかなか良いプレーをします。フォアハンドはフラットスライス型でバックはダブルハンドとシングルのスライスを器用にこなすプレースタイルの持ち主である。このクラスに来たのは初めてかな?もう一人は前回も来たおっさんプレーヤー。後から聞いた話だとビンセントを4本も持っている様子。ビンセントが悲しむから俺にくれよ・・・
目覚め代わりの乱打を終えて第2弾ボレーストローク。相手は変わっておっさんになった。とにかく動かないオヤジだが届くところにボールが来ればまあまあ打てるオヤジです。ここでは新たな研究テーマである前足一本で打つストロークを練習してみました。やはり前足に体重が乗ると体の開きを抑えることが出来るし、体重も乗る様子。バックでも同様で、やりにくいのはバックだが効果が高いのもバックである。 未だフォアハンドでは感覚で打つ部分が大きいので振り遅れたりクロスに飛びすぎたりすることもあるが、バックはインパクトを見れるようになってきた回数が多かった。少しずつだが貴重な進歩である。 役割入れ替わって自分がボレーをした時にはようやくらしい捉え方が出来るようになってきたことを実感した。 これは胸元に飛んできたフォアボレーの処理だが、面を立てて上から下ではなく体の前まで引き込んで胸の前でインパクトする感覚が出てきた。 バックボレーも少しずつ自分の方にインパクト面が向いているように立ってきているのが分かる。こういうイメージでボレーすることで常に厚い当たりを意識することが出来るし横アングルを狙うイメージが高まるのだ。特にバックの逆クロスへのボレーをするには非常に大切な感覚だと思う。なおこの感覚が完璧に固まればバックのハイボレーは頭の上で打つ感覚でショットするようになるはずだ。 この日は温泉帰りな上しかもレッスン直前まで寝ていたので常にぼーっとしておりなかなか目覚めなかったが十分に自分自身の感覚が高まってきていることを感じた。
さて最初のメニューです。反応を高める練習で好きなメニューでした。 前衛も後衛もかなり詰め気味の所からのスタートで米がベールラインからがんがんボールを出してきます、これに対してとにかく抜かれないようにする練習でした。 最初はスコッチマンが前衛で俺が後衛。 スコッチマンは重量級で動きが軽快なタイプではないのでやはりセンターのボールに反応が遅い。この練習では抜いたショットでのショートクロスやストレートはあまり無いのでとにかくしっかりセンターラインを守ること、そして二人の距離をしっかり守ることが練習テーマだと思う。 しかしぶっちゃけ俺には苦手な前衛での突き球に対する恐怖感や反応の鋭さを練習出来るだけで十分である。本来の練習目的には届かなかったが、速いボールに対する反応を練習するのは大好きなので楽しかった。 この後は生徒自身が米の位置に入り実戦形式で継続。 さすがにこのパターンになるとおっさんとスコッチマンという動きの良くないプレーヤー相手ではあまり本気になれなかった。この後はまったりと感覚を確かめるように練習して終了した。
あ、そういや最初のメニューは浅いボールをスライスですくい上げて詰めてボレー。切り返しにロブが上がるのでこれを走り抜けでバックでの返球をやったなぁ。 米的にはリストの入れ替えかスナップで練習することを望んでいたがさすがにフットワークはまだ無いので結果愛のある球出しが来るためにある程度止まって打てることが多かったのだが、まぁまぁ成長を確認出来た。 んー今日も外で練習するつもりだが少々咳がひどいなぁ。 まぁ体調そのものは悪くないから軽めにやることにしよう。
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