テニスとゴルフの日記

2003年10月31日(金) 久しぶりのテニス

はスクールへの振り替えでした。
火曜日にリーダー繁と少し打ったけれど本当に少し打っただけでリーダーの愛機、テックビームが折れた、折れた瞬間を始めて見た。センターでしっかり捕らえたと思った瞬間にひどい音がしたので、ガットが切れたと思ったけれど見てみるとガットは異常が無くサイド部分にひび割れが認められそこを中心としてラケットが歪んでいた。こういう折れ方もあるんだなぁと感心、しかしリーダーは激しく凹んでいた。
と言うわけでほとんど集中して練習する環境になく、バックハンドの捻り方をややチェックしたのみで終わった、ちなみに土曜日にやや打ったがその日もこの日と同じ程度でラケットを使ってボールを打ったというだけであった、ちなみにこの日マックスの手首の怪我が本人の想像以上に悪いことが分かり、怪我からの回復の重要性を説き、通院と療養を勧めた。月曜日の診断では3週間の休養を言い渡されたらしい、まぁ彼の回復力を想像すると二週間くらいで完治するように思うが、骨には異常がなく、靱帯への負担からの痛みのようなので、日常生活では支障がないだろうが今後のテニス人生を考えてもしっかり直しておくことをさらに進めておいた。
数週間で完治すべき怪我を治しきれなくて将来に渡ってずっと後悔し続けるプレーヤーは少なくないのだ。

で、そんな休養中のマックスだがジムトレーニングはしているらしく、昨晩もスクール待ちの俺に電話が入ったが恐らく暇を持て余しているのだろう。しかし俺もこの日の課外活動でストレスを溜めていてテニスが必要だったので遊びの誘いを断りスクールに出かけた。するとスクールにマックスが来ていた。俺の練習の仕方を見て勉強すると言っていたが、結局は受付嬢K野さんと会話を楽しむただのエロボクサーになっていた(笑)(注1)。

で、レッスンだがいつものようにネットを挟んでのミニラリーとミニボレーストロークからのスタート。
ここでは小手先だけでではなく、しっかりしたポジショニングと後ろからの振り出しをインパクトで押さえるイメージで行った。
打点が近くならないように心がけ、リストだけで打つ形にならないこと、さらにはからだが開ききらないようにとも注意して行った。
まずまずだがスムーズに出来ないところを見るとやはりトータルバランスでの評価はまだまだである。
しかしこの日の目的は運動不足の解消と風邪による体調の不調を変化させようとむち打つことが重要。
練習も少ないのでさほど期待はしていなかったモノの週一回でも集中して出来ることでイメージが出来上がりつつあることを確認出来たレッスンになった。

最初のメニューは球出しで、センタースタートして打っては戻りまた打つ事を三回繰り返す練習。目標は三球ともショートクロス(嫌い!)球出しはノーマル、ショート、ロングと出てくる。バック側からのスタートだった。
ちよちよのアドバイス通りにショートクロスにコントロールするにはとにかく膝を上手く使うことが重要。しかも急激な上下動行うのではなく、しっかり後ろ膝をセットしてそこから前足に踏み込むことで安定した軸を作り、その軸でボールを捕らえてから膝を伸ばしていくことによりきゅうげきな上下動やラケットのみを上下に振り回す動きを制限できる。最初は上手く踏み込めなかったし、研究中の捻りを意識していないが故に手打ちが先行しすぎていた。
後半になり意識的に後ろを大きくすることと、踏み込みが安定してきたことでショットに安定感が見いだせる場面も多かった。
それに一番の収穫は後ろを大きくすることでインパクトでのリストコントロールで抜きながら落とす(スピードも落ちるが)感覚が何度か掴めたことだ。
この感覚はオフセンターでは掴めないし、ましてやスピンをかけて打とうとした時には掴めない感覚で、あくまで基本がフラット系の速いボールを主体とするプレーヤー独特のモノだと思っている。
リターンで球足の長く速いボールを打っておき、次のボールでセンターとクロスへの速いボールを想像させた上で抜きながらクロスの弾道イメージよりも外へのコントロールをすることでタイミングもコースへの反応も遅らせることが出来る。
これが本来のフラットストローカーのショートクロスのあり方だろうと思う。スピンをたくさんかけてショートクロスに落とすには向いていないグリップなのだから、スピンに固執してはならないだろう。ちなみに「落とす」という感覚も通常のスピンプレーヤーには分からない感覚だろう、コントロールするのではなくあくまでも「落とす」この感覚が重要なのだ。
フォアサイドに代わった時も同様のイメージで行った。
しかしフォアに関しては基本的なクロスコートが不安定であることが響き今ひとつだった。フォアハンドは元々後ろに腕があるのでクロスには打ちやすいのだが、その打ち易い感覚が正しいフォーム全体でのショットすることを阻害してしまう。
まだまだ体を開いて打つことを徹底しなければならない状況は続いている。
しかしフォームはいい加減でも当てて落とすことは何球かは成功した。ベストは懐でしっかり溜めて一気にこすり上げる打ち方が出来ればスピードも出せるのだが、これを正確に行うにはまだまだ足りないモノが多すぎる。

次のメニューは球出しによるワイドからセンターへ動いて逆クロスへのローボレー、そのままストレート側に移動してストレートにボレー、最後に戻りながらのスマッシュをワイドにコントロールするメニューだった。
この練習では最初のセンターのローボレーを良いフィーリングで打てなかった。低い姿勢を維持することは出来ていたが、逆にスムーズさと個性のあるリズムに欠けた動きになっているようだったが、半分諦めて練習した。まぁちよちよくんのレッスンではダブルス特有の動きと、あくまで基本に忠実な動きを重視したメニューが多いので振り替えできたときにレッスン全体から感じる違和感はダブルスの基本に対する俺自身の違和感そのものであるから、慣れておくことも必要であるから我慢しましょう。それに間違いを教わっているわけではないのである。

次は生徒さん同士のボレーボレーと、ちよちよ君目がけて落とし続けるメニューだ。この時点で体力的に飽和状態になりペアになった若者にたくさん打たせることにした。それに意識して落とすなど今の俺にはまだ早い練習である。
 楽しかったのはボレーボレーで、最近の研究の成果が少しずつイメージ出来るようになってきたことで肩を入れて懐で厚い当たりで捕らえるボレーが結構出来たと思う。これは数回の練習で使った結果、ナチュラルを張ったニューラケットでもヘビソーバー(振動吸収剤、中に液体が入ったゴムチューブでもう一本しか残っていない)付きの打感のほうが心地よく感じることが想像出来ていて初の使用だったことも大きいのかもしれない。実はヘビソーバーとの出会いは始めてプロスタッフにナチュラルを張った時に(知り合いだったK松さんに頼んだ)ラケットマークとヘビソーバーを付けて貰ったことが出会いだった。ひょっとしたら良いかも?と思って付けてみたが正解だった模様。
ちなみにノーマルストリングスを張った時には必要ないのかもしれない。あ、脱線しましたね。

このメニューが終わった時点で汗が引き、寒さを感じ始めたので脱いでいたトレーナーとジャンパーを着込み厭戦モードへ。
このあとアプローチから平行陣対雁行陣のゲーム形式をやったがもはやどうでも良かった、それに乱打からスタートしないちよちよ君のレッスンでいきなりパスは打てないことが分かったいたし、ボレーをしようと言う意識もなかったので流した。
最後にゲームをしたが最初ゲームは相手がダブルフォールトしすぎでした。一球入ってきましたが、ステップと足が合いませんでした。
サービスゲームはペアが良いサーブを入れてくれたので、正面に返ってきたボールを三球ともドロップボレーしたら決まりました。動きたくなくなると嫌いなドロップボレーもありですね。
二チーム目はしんちゃん(同じく振替で来た)と元気な若者ぺあ。最初サービスゲームはダブルフォールトとリターンミス、同じくやる気無し。
しかし自分のサービスゲームはブレークされるのはイヤだったので急に頑張って動きました。
そういやーゲーム形式の前にサーブ練習したなぁ。少しコントロール出来る感覚が出てきました。上手く下半身でのためとその解放が上手くできるようになってきつつある感じでした。
その感覚を信じてプレーしましたが、いきなりボディー気味入れたサーブを若者に
前衛アタックされました、予想よりも伸びたせいでしょうね。
続いてしんちゃんはリターンミスで15−15。今度は慎重にバックセンターを付いて浮いてきたリターンをストレートに決めるつもりがしんちゃんのプレッシャーに負けアウト・・・15−30。しかし気を取り直してサーブしましたが力みすぎて1stフォールト。セカンドも思い切ってバックを付いたがハーフボレーさせられる羽目に。センターを付いたら若者が無理して出てきて浮いた所をペアが決めてくれました、30−30。さあ若者にはどこにサーブを打とうかなーと考え、ワイドにスライスも考えたけど、逃げるみたいでイヤだったのでフォアサイドにフラット気味にサーブしたらややリターンが浮いたのでウォッチしたとさ、40−30。
最後のポイントは・・・覚えてないわ、でもキープしたはずです。
と、こんな感じでのテニスでした。
個別技術への自信はまだまだ無いけれどトータルでは底上げ感を感じます。
この調子で怪我無く頑張っていきましょうね!

(注1)K野さんは人妻でありあくまで友人関係である。K野さんはマックスを弟と紹介するらしい。ちなみにマックスは元ボクサーらしい(未確認、確認予定無し)



2003年10月25日(土) 昨日の夜

火曜日に撮ったビデオを再チェックした。
凹んだ・・・終わり

んなわけないって。
関係ないけど一昨日の晩に何気なく素振りをしてみたら、腰の回転が全く使えていないフォ−ムになっている事を発見、一応感覚だけを掴む程度に素振りしたがコートで動くボール相手に上手く出来るかは疑問。
その他では、構えまでは良いモノの、スイング軌道がセミウエスタングリップのモノになっている事に気が付いた。一瞬セミウエスタンにしようかと思ったけれどそれではまた堂々巡りでしょう。
この時のフォームをチェックしてみると、ラケットの引き方の時点で肘を曲げてテイクバックしている。これでセミウエスタンならば問題ないが、肩・肘・手首共にセミウエスタンの形で引いているところがまずい。俺のスタイルの基本はインパクトの形のまま引いてそのまま打つモノだから、コンチネンタルで握っているならばコンチネンタルでのインパクトの形を作って引かなければならない。ちょっと練習量が減ると直ぐこれである、凹むわ。
ということでセミウエスタンにしても同じ結果が待っているだろう、つまりは状態の引きが無くなってきて腰の回転が使えなくなる程度に応じて後ろから前のイメージよりもインパクトから前のイメージが強くなってしまう。結局の所パワーヒッターではないので打点が前になればなるほどボールの威力切れ共に落ちていくのがパターンである。やはり大きなフォームを意識して腰の回転をたくさん使っていく意識を持って頑張らねばなるまい。

テニスは足でするモノとよく言われるが、ビデオを見た感じでは自覚しているほど動きが遅く見えなかった。
動きの遅さを自覚しているのは恐らく出足の部分と、打球判断から最初の一歩に至るまでの感覚、そして打点近辺での細かい動きが出来ていないのでよりそう感じるのだろう。単純にリターン時の小刻みなステップなどは明らかに落ちているのだけれど、このような細かい要素の積み重ねがショットの切れを落としていることによって相手に時間的猶予を与えているのだろう。やはり基本は相手に与える時間を少なくすることだ。単純にショットの精度と威力で押すのではなく、相手に与える時間と自分の時間との配分が上手く出来るようになることだ。
この問題を解決するには基本のフォームでの安定性が重要で、ショットだけの問題ではなく、打ち終わりのバランス感覚も重要だ。やはりリストワークを多く使うことがフォームのバランスを欠きやすい。
可能な限り大きく引いて足腰からパワーを導き出し前を小さくすることで次のショットへの時間的猶予を作り出すように心がけよう。



2003年10月22日(水) ひでぇフォームだ

昨日の練習は兄貴リーダー繁マックスの4人で行いました。
相変わらずレッスン後の火曜日の練習は拷問のようです、体中が痛いです。
しかしこの痛みはトップスピードへの希求の痛みなので耐えましょう!

昨日は久しぶりにコートへビデオカメラを持ち込んで撮影しました。
終了後家で見ましたが想像以上のひどさでショックが大きかったです。
実は悪い悪いと思っているバックハンドの方がフォームは良く、何とか打てていると思っていたフォアハンドの方がひどかったです。
共に前足の踏み込みがないので打点に詰まってしまっているのです。
そして打ちにくいと思っているバックハンドは踏み込みもさることながら体の捻りが全く使えていません。今のグリップで打つならば絶対的に体の捻りは必要で、かつ捻り戻しを止めるように大きい踏み込みと大きなスイングが必要なのですが、後ろもない上踏み込みが浅すぎるので体が前に出て行ってません。
フォアハンドは乱打の時点で訳が分からなくなっており、無理矢理うち続けたので手首と肩を痛めただけでした。
下半身の不十分さは認識していますが、もう無視出来るレベルではないのかもしれません。ストロークにしろボレーにしろ必ず溜が必要になるのがテニスの基本ですがはっきり言って全くないと言っても良いですね、ビデオを見て始めて分かるひどいフォームでした。
対してフォームが良かったのがマックスで、走り込みの成果もあるでしょうがしっかり入ってしっかり打てています。もう一段階上に行けるのも間近でしょう。

ある程度乱打をしてからゲームしましたか、リーダー繁、マックス共に良いプレーをしていました。リーダーは前に行く意志と積極性があるプレーでしたし、元々積極性のあるマックスも勢いだけではなくしっかりしたコントロールを持っての攻めが幾度か見られました、この日のゲームは俺が一番良くなかったですね。

まぁ修道士の気分でのテニスになるので動くこと!という消極的なテニスしか出来ないのは分かるけれどあまりにひどいので素振りをしてみました。
やはりバックハンドは大きな捻りと前足の踏み込み、これが基本です。
打点にはいるまでの動きでは低い姿勢でボールの正面にしっかり入ってから踏み込むことですね。
とにかくテイクバックが小さいために腕でのスイングになりやすいのが最大の欠点。もっともっと大きく引いておいてそこから打点に移動するように癖を付けなければないようです。
まぁ後は技術的に気が付いたことが数点あるけれど、基本が狂っているフォームでの修正点はあまり意味がないので残しません。
もう少しましなフォームかと思ったけれど凹みました。



2003年10月21日(火) いやぁ厳しい季節になってきましたねー

外の練習も気温と気合いとの戦いです。
登り調子な事は自覚していますが練習時間が取れません。
と言うことで先週の水曜日のラケットテスト以来のテニスはまたもスクールになりました。

やはり二日以上空くと浦島太郎状態に近くなります。
しかも悪いことに夜食のおやつで増量してしまったのでさらに厳しいです。
腰痛もやや出かかって来ましたが、やはり増量による腰への負担と筋力低下が大きな要因であることがはっきり分かりました。
今日から帰って直ぐにアブスライダーまがいの機械で腹筋を強化していこうと思います。

で、昨日のレッスンはうえじくん、じゃいあん、久しぶりにスクール復帰したらしいオヤジ、オサマ君に私の5人がメンツでした。
立ち上がりは6人でしたからボレーストローク班とクロスラリー班に分かれました。過去最高の6人(内コーチ二人)でしたので半面を二人で使う豪華版ではなかったですが、この基本パターンで行くならば8人までありですね。
米がボレーで俺がストロークのパターンから始めました。
いきなりぼろぼろでしたがこれは予想済み。しかしバックスライスの感じをやや掴みかかったのが救いでした。次にネットに移動してジャイアントのボレーストローク、ボレーは全然ダメでした。最後にうえじくんとクロスラリーしましたが、ここでも今ひとつでした、コートに立って2、3球打つだけでダメな感じがあったからまぁ体が温まっただけましでしょうか。

最初のメニューはポーチ練習。ストローク側が固定でクロスとストレートに自由に打ってきます。結構好きなメニューでした。
最初にストローク側に入りましたがまともにクロスに打てずネットにかかることが多かったのが悲しいです。多分一球もストレートに打たなかったでしょう。
やはり楽しいのがネット側。しかし最初の相手がじゃいあん・・・球速すぎです。
最初は恐怖感との戦い。やはり怖いのはフォアと決め込むことにより横向きに移動してしまうため行き過ぎたら体にヒットすると思うからでしょうか?まぁじゃいあんのクロスが速いので単純に恐怖感もあります。
途中で何度か米のアドバイスがありましたが、レディーポジションからいったん前にステップしてそこからポーチに行くのですが、やはり自由に打たれる所がこの練習のポイントで、早めに動くとやられます。まぁこういうポーチのタイミングを図る練習を求めていたのでナイスです。
コツは一歩前に入り(動きを止めない)、インパクトより少し前に動き出すこと。この動き出すタイミングは自分のリズムが全て。はずしたと思ったらいけないので
この譲れないリズム感は確実に身につけていくようにしましょう。A級で勝つには絶対はずせない技術です。俺が後衛ならば必要としないけれど、ペアが必要とする可能性が高いし、究極全くゼロでは相手にプレッシャーがかからないからね。
しかしこの日の練習では動きしか学べなかった。届いてもボレーの技術がたらんわ!

二つ目はスマッシュ練習。
相変わらずでした。特になし・・・
サーブがもう少し固まってこないとダメだろうねー。
微妙なのが最後のゲームでスマッシュ決めた時のグリップは今のサーブのグリップではなく基本のコンチネンタルだったことだ・・・先は長い。

最後はサーブ練習からのゲーム形式。リターンサイドを固定して交互にリターンと前衛が入れ替わるパターンでの練習でした。
ここではサーブのチェックとリターンのチェックを心がけました。
最初にデュースコートでのリターンからスタートしました。
オヤジさんにはしっかりナイスリターンをプレゼントしました。
フォアハンドの実戦勘はかなり戻りつつあります。
不得意なデュースコートからのフォアリターンでしたが、かねてからの計画通りに
下がり目のポジションからしっかりコースを予測して前に踏み込みながらしっかり前方の打球方向に向かってフォロースルー出来たのでなかなか良いリターンが打てました。
やや問題なのがうえじくんのリターンに対してポーチにいけなかったこと。
というか前半の練習のことを忘れていて、やはりいけそうなボールにしか行かなかったと言うことですね。もっとしっかり意識してやりましょう。
役割変わってサーブ側ですが、まぁいくらか安定傾向になってきました。
ダッシュのスムーズさは未だ無いのですが、最初に比べて大分前でボレー出来るようになってきました。後はサーブ自体の安定さと減量して体を軽くすることによる飛び上がりから着地に対してのスムーズさを身につける必要がありますね。
まぁしかし、サッシュを意識してサーブに影響が出るよりは、悪いことを自覚した上でしっかりサーブが打てるようになり、その上でダッシュを身につけていくようにしないと結果的にめちゃくちゃになるのでこの辺は自分のペースでやりましょう。
新型ラケットはなかなかいい感じです。
まだ独特のフィーリングを掴めるレベルではないモノの、5インチ広い面とラケットを心配しつつプレーしなくても良いのは有り難いことです。
後二本何とか入手したいです、ギャンブル運に期待!

最後にゲームをしました。
米と俺vsじゃいあんとうえじくんに決定しました。
立ち上がりで安定しないじゃいあんサーブをブレークし、大事な米ゲーム。
ここでやってしまいましたー凡ミスのオンパレード。
決めきれないポーチ、そしてコース狙いのボールを判断ミスで意味不明なボレーミスにしてしまうなど、ここ一番での集中力が出せていません。
しかしうえじくんとじゃいあんのコンビは結構タイミングが合わせにくく、じゃいあんの強烈なサーブとうえじくんのスピンサーブのスピード差がありすぎて苦労しました。
しかし前に詰めて上から叩くリターンやスライスでの返球にやや方向性が出てきたのでもう少し身に付いてきたら安定度が出てくると思います。
サービスゲームでは相手のリターンミスと前衛が米であることで助けられましたが、サーブのコースや切れは当初よりましになってきたことを感じます。
ここからはやはり継続ですね。
完全にオフシーズンになり外で出来なくなってからが勝負です。
練習する場所があれば積極的に参加するように心がけましょう。



2003年10月16日(木) ラケット到着

注文していたラケットが届いたのでリーダー繁と打とうと画策したけどあいにくの雨で中止。仕方なくというか、どうしても試し打ちがしたくてスクールに出かけました。

始めて振り替えたそのクラス、普段は10人くらいはいるようですが昨日に限って俺を含め5人、ナイスです。
立ち上がりはボレーストロークをしましたが、ここではさすがにフィーリングを確かめる感じにはならず次の練習に突入。
第一メニューはクロスコートへの自由練習。
どうも今ひとつ感覚は掴めないモノの悪くない感じ。
サービスでナチュラルガットを張ったことが裏目に出ているようでとにかくフィーリングが柔らかすぎてかえってラケットの性能が掴みにくかったです。
フォアのストロークでは徹底して深いボールを打とうと思ったのですが、少し下から上に打ちすぎるようで、後半にネットから高いボールに関しては面を伏せないで完全なフラットボールになように意識して見ました。この時ようやく独特の感覚を味わうことが出来ました、まぁミレミアムよりはましですね。いつものインターの方が感覚は掴めたかもしれない、おまけに帰ってきて気が付いたのがわざわざスクールに出かけていって53pの方を持っていってしまったこと。
今まで使っていたビンセントが57ポンドで張っていたから緩い緩い。
55pの方ならばもう少し厚めの感覚で打てるでしょう。
バックサイドの球出しでもしっかり打てた感覚は少なく、後半にやや運動連鎖が出来かかった程度でしょう。何にしても小手先で何とか打ててしまうことが基本の見直しの邪魔になっていることは確かです。こういう状態の時にはとにかく打つしかないね。打って打って打ちまくることで力配分やバランスは付いてくるモノだろう。
次のメニューはサーキット練習。
ファーストボレーミドルボレーそして前衛役がポーチしてロブが上がり後衛側がスマッシュ、と言う繰り返し。相変わらずサーキットメニューは苦手で、スマッシュを打ったら前衛側になるべく詰め直してポーチしなければならないのにそのまま帰ってしまうこと多々あり。単純にスマッシュは米のアドバイス通りにトライした所結構入りましたね、俺にしては上出来です。
最後はアプローチからの雁行陣対平行陣の練習。
アプローチのスライスでは結構色々いじってみましたが、力んで良いボールは打てませんでした。このクラスのレギュラーは結構フルショッターが多く、何度か良いボールを貰いやられましたが好感が持てました。やはり同じスクールでもコーチの指導法によって随分と変わってくるモノですね。
結構汗をかき良い練習になりましたが、家に帰ってきてラケットを短く持っていたことに気が付き、ややショックでした。
ラケットを長く持つことと、コートでの基本のポジショニングは十分に気をつけましょう。



2003年10月15日(水) 先行入力+結果入力

今日は体調は悪くないですが、昨日のハードレッスンでやはり身体の各部が痛いです。おまけに睡眠不足は明確に感じられます。
従って今日のチェックポイントは下半身の使い方とトータルバランスにしましょう。昨日のレッスンでも、乱打でバックスライスが打てなかったのはしっかり肩が入っていなかったことが大きいですが、それ以上に後ろ足が突っ張っていることによる前傾姿勢がより上から下へのダメスイングを増幅したせいでしょう。
とりあえず第一チェックポイントはバックハンドストロークにおける後ろ足(左足)の柔らかい使い方を意識することにします。
第二はスライスでの捻りを確実とするための適切なスナップワークの確認、そして肘を緩めてインパクトに向かい、インパクトでの力みのないスムーズなスイングを心がけることにします。
第三はドライブをしっかり打つことにしましょう。
フォアハンドはコンパクトなスイングからのコントロールショットと、深いボールでの切れを出すことにします。
最後に体全体で大きなスイングを心がけることにしましょう。
ボレーは最初の持球体制での膝を曲げた低い姿勢からのボレーを意識しましょう。
フォアボレーはしっかり横向きで、肘でラケットセットすることに注意しましょう、高いボールねこれは。
バックボレーは体の横向きを軽い動きで行うこと。
上手く出来たら軽いスナップワークを入れてボレーに切れを出すことを意識してください。
もしオーバーヘッドを打つ機会があったならば米の指摘通りに下腹部を突き出すイメージでしっかり上体を伸ばしてインパクトの瞬間に高い打点で打てるように心がけましょう。


結果報告、ふぅわー

とにかく体中が想像以上につらく動けませんでした。
序盤に1ゲームずつマックスとゲームをしましたが彼のリターンもなかなか良かったのですが、しっかり動けなかったのでいい加減な姿勢でコントロールしようとしてしまったからことごとくボレーミスをしました。
おまけに前夜のレッスンで結構頑張ってサーブを打ったため肩が痛かったのできつかったです。
結局この日の練習は梅さんリーダー兄貴マックスの5人でしたので、最初の乱打をそこそこに切り上げゲームにしました。
その前の乱打でも体の痛さと集中力の無さからぼやけたショットを打ってしまいましたが、とにかくこのレッスン後に強烈な筋肉痛に襲われないようにするためにはまだまだトレーニングが必要になるでしょう。
と言うことでとてもチェックなど出来るわけもなくひたすら筋肉痛と闘いながらテニスした日でした。おまけに寒い日でした。気温7度で風が吹くと辛すぎる・・・

で、今日のテーマはゲームです。
とりあえず肩は痛いモノの何とかサーブは出来たのでサーブアンドボレーはそこそこ出来ました。ファーストボレーはそこそここなせる範囲からもう少しで自信に繋がりそうな雰囲気が出てきそうです、あくまで雰囲気ですが。
問題はリターンです。バックサイドをメインに貰ったのですが結果から言えばレディーポジションを間違えて前目に取りすぎたため、バックハンドが全く打てる気がしませんでした。デュースコートに変わったとたん良いリターンが打て始めたのはフォアのリターンを警戒して下がり目にしたのが良かったのか(普通は逆)バックが急に打て始めました。まだまだかかるぞバックハンド。

とりあえず、こういう気候が今後は続くはずだから、乱打中心で冷えないようにしないと練習にならなくなってくるねー。
もう外で出来るのは後僅かでしょう。

ただし、テニスの調子自体は上向きで好調だと思います。
ボールを捕らえる感覚や打点の掴み方は決して悪くはありません。
レッスンでもトップスピードでのプレーが出来るようになってきたので、何とか怪我しないように頑張り続けましょう!
サボった分のツケは自分で払うしかないずらーずらー



2003年10月14日(火) 筋力戻りつつある様子

金土日と三日間練習休んで久々のテニスがスクールでした。
帰ってきてから右腕を見ると筋力が戻りつつあるように感じました、ラケットが重く感じなくなってきました。やはり最低限度の筋力は必要ですね。

そういやーニューラケット頼みました。
ビンセント製法で作られたというプロスタッフの90インチ版です。
今年は、ビンセントモノ、台湾モノ、ミレミアムモノの3本体制でしたが、これはある意味非常に不真面目な体制。だって重さもバランスも違いすぎるのです。
結局各ラケット共に一回ずつ張って生き残っているのはビンセントのみ。
秋口に練習し始めてからここ数週間で台湾モノミレミアムモノが相次いで切れ、仕方なくビンセントを使っているのです。
正直ビンセントモノもすでに状態があまり良くないので新しいラケットを購入しなければならないことは分かっていたのですが、テニスに対する気持ちが弱いことで購入を踏み切れないでいました。
しかしここに来て気持ちも練習量も向上の一途をたどり、こういった状況下で一番怖いのがくだらない準備不足。技術も完全に復調したとは思っていないので、新しい技術を身につける前にラケットも一新すべきタイミングだと考えました。
何しろビンセントモノは当然中古モノしかなく、それも5万程度は当たり前の価格設定。こんなの買えるわけもなく、またここまで高い中古を買うほどビンセントを使いこなせているとも思えない現状が続いていたので、完全に新世代のラケットを探すかこのままのんべんだらりと続けていくかの瀬戸際でした。
たまたま機会があり、少しですがこのビンセント製法の90インチモノのフィーリングを確かめる機会があり、ミレミアムモノよりは良いことを確認していたので、後は細かいスペックを確認するだけでした。で、HPで調べてみたところ日本物が300g程度。これは軽すぎる。ミレミアムも一番重い物を買った(かつウエイトもつけてあったが)のですが、それでもこれを使い続けていてビンセントに切り替えると重く感じて全く打てませんでした。従って調子が落ちている時にはラケットを気遣って軽くて丈夫なミレミアムを使い、調子が上がってきている時には台湾モノで練習をして、予備にビンセントという体制化が一番のベストパターンということで一年過ごしてきましたが、結局ビンセントと台湾モノという二本体制であることには違いが無く、この二本もいつ折れるか分からない状態。しかも釧路では手に入る確率は低く、札幌にはあるだろう事は分かっているもののいつ買いに行けるかも分からないので、思い切って二本セットで購入に踏み切りました、到着は水曜日のようです。
エディーとのメールの交換で一応グロメットも探してもらえるように頼んでいます。残りが一つしかないのでビンセントにつけるか台湾モノにつけるか迷っていたのでとりあえず三個ばかり見つかってくれればこれを大事に使っていこうと思います。

前段が長くなったけど、テニスはラケットを買うくらいですから上向きです。
メインのクラスがレギュラー3人で、俺以外が忙しい人たちなのでよく潰れます。
まぁ振り替えは可能なのですが、このクラスの少人数で中身も内容も濃い練習に比較すると必要とされる集中力や体力が違うので、2週間ぶりのレギュラークラスでの練習はきつかったです。

内容はいつものようにストレートで乱打5分、ボレーストローク5分二回から始まります。正直言ってこの最初の乱打が俺にはかなり重要です。
昔のサーフェースと違って(休んでいる間に張り替えしたらしい)球足が速くなっているしおかしなバウンドにまだ慣れていないからです。
振り替えで他のクラスに行くとこの乱打がないので後半にメニュー形式での練習になると全く合わないままにミスを連発してしまうことが多いので、スクールで練習する時には乱打ははずして欲しくないメニューです。
フォアハンドは大分良くなってきたことを実感出来ます。
しっかり横向きが出来るようになってきたし、良いポイントで打てる確率が上がってきました。しかしバックとなるとサーフェースにも合わせられない上、スイングもまとまっていないのでしばらく初心者と変わらない状態です、これはしばらく続くでしょう。
次に自分のボレーの番ですが、やや気持ちがたるみ気味なのと、あまりに集中しすぎてタッチフィーリングを壊したくないので気持ちよくボレーしようとする気持ちもあるので遮二無二打ちに行くことはしていないので微妙な強弱に関してはパーフェクトではありません。良いのはローボレーで、ハイボレーは打ち方も決まっていません。バックボレーもスライス同様、体全体でのバランスが取れなければ手打ちになるので話になりません。まあでもひどいと言うほどではないでしょう。

メインメニューはワイドからクロスコートへの深いボール、そしてセンターの高めのボールに対しての逆クロスへのショートアングルへの強打でした。
バッククロスではリストが早く起きあがってきてしまい、結果浅くなることが多かったです。もう少し下半身を使ってフォーム全体で深いボールを打てるようになりましょう。セットでのフォアのショートクロスの強打は元々グリップ的にきついので、少しお遊び気分でやりました。
フォアのロングボールはボールへの入り方次第。
何球かは良いボールが打てたと思うけれど、少し手打ち感が残っています。
バックの逆クロスは一球だけ押し込みながらドライブをかける感覚で打てました、ナイス!

メインメニュー2セット目はポーチから戻ってスマッシュの練習、これがきつかった。
しかしじゃいあんのスマッシュのセットアップを参考にしたところ以外と当たりが良いボールが打てました、しかしレッスン後米に聞いてみると状態が傘になっているのがいただけないらしく終了後のスマッシュミスもそれが原因だとのこと。
まぁ一番苦労するのがスマッシュだと思うので気長に行きましょう!

三セット目は米の球出しから強打してのリターンダッシュをボレーで支えてからのゲーム形式。
最初はアプローチ側、次にアプローチ側前衛、そしてメインのサーブダッシュ側、サーブ側前衛と回り続けます。
楽しかったのが最初に打たれるポジション。
恐怖感はあるモノの前衛に比較すればそれは些細なモノ。
絶対的な距離感というモノが俺にはあって、これはシングルスの際のネットプレーの時に身に付いたと思う。この最低限度の距離さえ保てていれば後は自分の能力次第だと思えるのだ。逆にこういった練習での前衛はとても怖い!自分がこういう状況下になった原因を作ったわけではない、と思っていることや、自分が後ろにいればセンターは止められると思っていることが原因だと思う。まぁこれは言っても仕方がないので諦めつつ練習していこうと思う。
で、打たれた時の楽しさと言えばとにかくスピードやコースを自分で変えられるという楽しさ、そして上手くコースを変えることが出来た後の自分の攻撃に入る瞬間が楽しい。浮いてくればボールが速くてもブロックしてしまえば上から打つことになるので優劣は逆転する、この辺の1球目と2球目の駆け引きによって展開が大きく変わることが楽しくてたまらなかった。
残念ながら楽しさを感じている割にはミスが多かったが、この練習は俺は大好きです。マゾか?と言われたが、そうではなく、圧倒的不利な条件下から一気に優位に立てるあの感覚が好きなのである、強いて言うならサドであろう、ちなみにこれはテニスの話である。

最後はサーブリターンの練習。
最初にバックサイドのリターンに入った。
一発目は高木二号だったがセンターにナイスサーブが来たが完璧なリターンを二本連続打つことに成功した。
アドコートからの逆クロスはグリップが薄かろうと厚かろうとお得意ショットである。これは打点の引き込みとフォロースルーのコントロールが楽しいからだ。
しかしバックサイドを突かれた時は無惨である。まだまだバックのストロークはリターンに使えるほど熟成度は進んでいない。

とりあえずここでメニューは終了したが追加でゲームを一セットやらせてくれた。
ペアはじゃいあん・うえじ君ペア対私・クレヨンしんちゃんペアで行った。
ゲームの全体的流れは覚えていないがうえじ君の1サービスダウンのまま6−4で終わった、スクール復帰後初勝利であろう。
序盤はじゃいあんのキャノンサーブがフォアサイドに入ってきていたので何球か返せる場面もあったが、バックはやはり無惨だった。うえじ君のサーブは遅いのでどうも馬鹿打ちりょうすけモードに入り荒っぽく打ちすぎてしまい丁寧さに欠けたリターンミスを多発した。最後にバックスライスからダッシュしてみたが、信頼性に欠けるため置きに行ったらロブボレーで返されやられた・・・、やはり沈んでも相手に時間的猶予を与えるのは何事も良くない事を再確認。
ポーチやスマッシュなどはことごとく精度とスピード共に欠けるあわてん坊プレーを多発して、集中力とアドレナリンのコントロールが低いレベルであることを、レッスン後の米の話を証明するかのように披露してしまった。
しかし個人的に良いプレーが出来たのが4−3か3−2かどちらかのサービスゲームでのこと。
この時点でほとんどサービスダウンはなく、緊張感は増しっぱなしであった。
集中し己のプレーに徹しようと思ったが、こういうところで一本目にダブルフォールトが出やすい事が頭に浮かんでしまったら離れなくなった。そして案の定ダブルフォールト0−15。次にアドに回りうえじ君サイド。ファーストはやはり集中出来ない上力んでネット。しかしセカンドは集中し直しバックサイドにコントロールししんちゃんがポーチを決めてくれた、15−15。ここでさらにじゃいあんサイドのサーブ。
気合いを入れてフラット気味にサーブを打ったがややコースが甘く入り恐らく振り遅れた強打がしんちゃんを強襲!しんちゃんは「とらなきゃねー」とあいかわらず滑舌の悪い言葉で言ってくれたが、サーブが甘いのだ、15−30。
再びファーストサーブをフォールトしたが入れに行くだけではなくワイド方向の得意なコースに思い切って振っていった結果だったので集中は切れていない。セカンドサーブもしっかり集中しサーブダッシュした。やや甘めにセンターに入ったがリターンも沈みはしなかったので気合いを入れてバックボレーをしっかり打った、ベースラインから3球は離れていない深さにしっかり打てたので次のロブに対しても自信を持って対応出来る気合いがあったし、あのボレーを正確にロビング出来るとしたら相当の技術の持ち主であろう。ロブは余裕を持ってウォッチした、30−30。そしてじゃいあんサイドではセンターにサーブを入れてリターンミス40−30。うえじ君のサイドでも二本目にトライしてフォールトになったコースにサーブが入りしんちゃんが決めてくれた。ナイスキープだった。
このゲームで自信の欠如がもたらすプレー精度の低下と集中力の維持の仕方を改めて感じることが出来た。ここ数年俺に足りないのはこの部分である。しかしある程度意識している部分はあり、これは充実した練習とそれに伴う自信の回復で戻ると思っていたが、この練習というモノが案外難しかったと言える。
前回スクールからドロップアウトした時にはメンタル的にも体力的にも厳しい時期で、かつレッスン仲間はA級のトップを張っている連中が多く、技術的に負けていると思うことも少なからずあったのだが、それを練習の中で反発しようとすることでフォームをくずしかかり、おまけに無理して打つことでラケットや腰以外の体まで痛める結果になっていた。ドロップアウトした時点で手首と肩はかなり痛かった。特にバックハンドはしっかり肩を捻りながらテイクバックすら出来ない状態であったからまともにテニス出来るわけもなかった、今もやや痛みはあるが程度は軽いモノだし、練習の厳しさでの筋肉痛も併発しているだろうからこれからしっかりメンテナンスしていこうと思う。

と言うことで今期からスクールに戻ったわけは全体的なテニス技術の底上げがメインだった。正直気持ち的にはじゃいあんとしんちゃんがいるこのクラスに参加することはやや気が引けたが、一個下に行ってしまうとまるでレベルが下がる。
基礎を学ぶには適しているかもしれないが、二つ受けるわけでなくメインを格下のクラスに設定してしまうと、スピード感が無くなりすぎてしまう。
スクールに戻った理由は己のテニスを作り直すことが一番のテーマなのだから多少はスピード負けしているくらいの方が練習にはふさわしい。
実際に昨日で6回目(内別クラス振り替え2回)だが絶対的スピード感は戻ってきている、動くのは別だけど・・・。
でも、絶対的スピード感に基づいて動こうとするのと、遅いボールに対して自分からスピード感を上げていくのでは似て非なるモノである。
自分の絶対的な感覚が固まった上での相手に合わせつつスピードアップを図るのは練習にはなるが、自分自身が固まっていないのに相手に合わせるなど愚の骨頂である。とりあえず最優先すべきは己自身の完成度が第一義的であるべきで、さらに対応力や安定感を図る時に相手に合わせる練習をすべきである。
そういった意味で、米のレッスンは俺が求めていたモノに近い感覚を研ぎ澄ますメニューが多いのは有り難い。今後メンバーが増えてくれば内容も変わるかもしれないが、その前に自分らしさを取り戻しておきたい。
それに隠れた利点としてこの少人数でのハードレッスンは以外と体力トレーニングにもなっているようで、日々睡眠不足を感じることはあっても、疲れを感じることが少なくなってきた。やはり健康のためには週一回雨が降ろうが槍が降ろうがテニス出来る環境は必要なのかもしれない。
ラケットも買ったしどこまで自分が納得出来るレベルになるか挑戦していきたい。



2003年10月08日(水) バックハンド

は本当に安定しないです。
昨日の練習でも最初はひどいものではっきり言ってむちゃくちゃでした。

昨日は久しぶりに兄貴と二人でひたすら乱打しました。
フォアハンドは前日ジャイアント打っているので大丈夫だと思いきややはり掴むまでには苦労しました、主に右腕の筋肉痛が原因だったようです。従って最後までいい加減なミスを多発しました。

最初はフォアハンドがなかなか良く、伸びのあるボールが打てていたと思います。
しかしそれはほぼ正面からクロスコート限定で、低いボールをすくい上げるショットやほとんど肩越しのボールを打つ時には悪い癖が出ていました。
後半に修正出来ましたが、やはり下半身を突っ張っていると、打点が近くなりすぎてしまいます。柔らかく使うように意識してみたり、フォアの逆クロスで大げさなくらいに大きく回り込んで下半身を柔らかく使ってボールに向かっていくような動きをしてみることで打点は修正出来ましたが、同じ悪い点と言えば体が開きすぎてしまうことです。しっかりボールを引きつけることは重要なのですが、ボールの伸びに対してポジションを決める判断が悪く、待ちすぎてしまったり飛び込みすぎてしまったりとバラバラなプレーが乱発しました。これは兄貴とジャイアンのリズムが違うことが原因ですが、同じリズムを持つプレーヤは一人としていないので自分で正確に判断して足の動きを止めずにしっかり微調整を行って正しい打点にはいることが重要だと思いました。
 高いボールや深いボールなどに対しても同様で、集中力が無いのかボールが来るまで動き出していないなど、新たに問題も見つかってきました。
やはり常に相手の動きを見つつ、球離れの瞬間から如何に短い時間で判断し始動するかが一番の大きな問題になってきます、可能な限り心がけましょう。
それと良くない欠点が出てきていて、これは球出しです。正確にインパクトの面を作って腰の回転を使って球出しする動きが出来ていません。
リストを使って押し出してみたり、いい加減に出してしまったりと安定していません。まぁ練習量が増えてきてリストの筋力不足を今更ながらに感じているのは確かですが、それにしてもいい加減な打ち方が多いです。もっと丁寧に出すべきです。球出しで正確なフォアのタッチフィーリングと腕全体の小さな動かし肩をチェック出来るのだから球出しをいい加減に行っては行けません、注意しましょう。

今日のテーマのバックハンドですが、最初スライスが復活した時は、H川プロの寝かせた面を起こしていく動きで厚く当たる感覚を思い出したのですが、これがここ数回の練習で出来ていませんでした。まぁ下半身に柔らかさがないので上手くためが作れていないことは分かっているのですがそれにしても想像以上の打て無さでした。やはり上から下へのダウンスイングの動きが大きすぎて伸びがない上に当然当たりも薄く良い弾道でボールが飛ばせません。従って浅いボールが多く、深く打とうと意識すればふわふわしたボールになりアウトになる状態でした。
とりあえず最初の修正点が前足をしっかり決めること、この時膝を突っ張らずに柔らかく打つことでした。これにより打点にパワーが収束されるはずだと考えました。次に打ちながら動く足と頭を動かさないように意識しました。
これにより何とか打てるようにはなってきましたが、ここで気が付いたことはスイングがH川プロ式な感じではなく、腰を横に使う感覚で、ラケット面をマイナスに保ったままほぼ水平に横振りしていると言うことでした。
弾道を見る限りではさほど問題はありません。本当にいろいろな打ち方があるものです。

結局その日も安定した感じでスライスは打てませんでしたが、ボールの切れなどは及第点に値する程度のボールにはなっていたのでそこそこ満足はしました。
あまり好きじゃない表現になりますが、悪い方から分析すると、

1.上から下へのダウンスイングが大きくなり、当たりがかすれて伸びが無くな   るので、体全体を上下または前後させて厚い当たりを作ろうとしてフォーム   自体のばらつきが大きくなるフォームになること。
2.前後の動きを押さえることは出来るが、ボールにパンチが出せないので寝かせ  て起こす動きでパンチを出す。
3.体は積極的に使えるが、逆に抑えが効かずに捻り戻しを上手く使えないので上  向きの面で水平に振り威力を出す。

昨日の感じで言えば3でした。
トータル的に言えばショットの安定度や正確性は今ひとつながら、体の動きや切れはそう悪いとは感じておらず、いったん動き出してしまえば連続的に動ける時もあったので産みの苦しみと思いたいですねぇ。
アプローチから良いコースへのパスに対しても、前に踏み込みながらのボレーが出来たりと(まぁ枠には入らなかったしセンターでも捕らえられなかったけど)総体的に少し上がってきたかもしれない。
しかしここからが頑張りどころです。
バックのドライブは打てる日と打てない日の差が大きすぎるので、自分の中でのフォームというものがしっかり身に付いていないと思います。
それに全てのショットに言えることだけどもう少しボールをしっかり見なければならないし、一球一球に対して真剣に打たなければならない時期に来ていると思う。
今まではあまり細かいことにこだわらずに大きなフォームでしっかり打つことに重点を置いてきたけれども今後は正確なフォームとショットの対する確実性をあげるためにもより丁寧に練習していかなければならないだろう。
夜食や間食も可能な限り押さえて、走り込みもダッシュも毎日継続出来なくても出来る時は頑張ってやるようにしましょう。
年内にどこまで追い込めるかで冬の間の練習時間の過小さをカバー出来る部分が大きくなってくるでしょう。
考えていたより先が長いことが分かっただけでもまだましかな?
分からないより分かった方が目標は明確になるからいいことにいたしましょう。
雪が降るまでたくさん練習しましょう!

追加追加ー
プレーしていて前に行けると思った時にはロングボレーでも良いから行きましょう。ロングボレーが難しい時には、不必要だと思うくらいにしっかり下がってそこから前に踏み込みながらしっかり打つこと。
中途半端にライジングで打とうと思ったりするのは間違いです。



2003年10月07日(火) 昨日のレッスン?

昨日はコーチ米が風邪でダウン。道理でいつもの連絡が来ないと思った。
家族で温泉いった足でそのままスクールに直行したら、Haraさんがいて彼もマスク、全滅だねこれは。
で、結局レッスンではなくジャイアンと2時間近く乱打しまくりました。

彼は最近ドライブ系に凝っているらしく(と言うかもうスピンはマスターしたんでしょう)強烈なトライブを打ってきます。
最初は試打用のDUNLOP200Gを試してみたら以外と良かったのでしばらく遊んだ後でビンセント君に乗り換えました。ミレミアムも台湾ものも切れていたのです。
以外とパワー感の無さは感じませんでした。200Gもパワーがあるとは感じませんでしたが、それでも無駄に強い剛性感とスピードボールにあわせるのが難しい感じで、しなやかさが無いためにスピードボールに対してはスピンが必要なフィーリングでした。
終始押しまくられましたが、この練習で最重要課題が分かりました。
ボールに対する反応や準備が今ひとつな事は分かっていたのですが、コンチネンタルではラケットを早めに引いておかないければ確実に振り遅れることが分かりました。セミウエスタンでは、コンパクトにブロックすれば余裕で返球出来ますが、このグリップではコンパクトに引くこと自体が非常に難しいです。
単純に考えてもラケットを長く握っているし、当然スイング起動も大きい弧を描いてスイングされるので、早めに引いておいて、ボールの伸びに合わせて早めにスイングを開始する位の感覚で良いのです。
もし想像以上に伸びがなければ溜め込んでおいて足で打ちに行くことも出来ます。しかしその際にも大事なことはしっかり引いておくことが非常に重要です。
今までも延びてこなかったから踏み込んで打ちにいったは良いが、打点が近すぎたり(しっかり引いていないので胸が伸びていない上に上体の横向きが出来ていない)思ったように叩けない事が多かったのは全てラケットの引きが遅れているからだったと思います。
まぁマックスあたりと乱打している分には腰溜めの位置からラケットを振り出しても何とかなることが多いけれど、さすがにジャイアンクラスの強打は如何に前打点で取れたとしても、後ろのパワーがなければ押し返せないだろう。
今後はボールのタイミングに合わせてフットワークのリズムを崩さない程度に早く引いておくことを練習していこうと思う。
バックハンドも何球か打ったけれど、全くダメでした。先週までは良かったけれども昨日は全くダメでした。手首のスナップも使えていないし、さっぱりなにがおかしいのかすら分かりませんでした。
しかしフォアハンドは大きな収穫があったのでバックハンドは良しとしましょう。



2003年10月03日(金) 現状分析

この日の練習はマックス、兄貴の3人で行いました。
調子はよいか悪いか問われれば良い方だったと思います。

兄貴が到着するまでマックスと二人で乱打しましたが、マックスが練習のしすぎと考えすぎでパンクしていたので俺の調子は計れませんでした。
兄貴が到着して3人で始めましたが、兄貴も調子が悪そうでこれまた自分の調子を計る事は出来ませんでした。

何となく調子の悪い二人と打っているうちに俺の集中力もとぎれてきたのであまり無理せずにプレーしました。
終わり際にボレー練習をしたのですが、想像以上に良くなかったのでスクールに行くことにしました。

スクールのメニューはワイドからクロスに深く打ち、ベースライン後ろに設置されたコーンまで戻りセンターからストレートに打ちまたコーンに戻り、最後はワイドからショートクロスというメニューが最初でした。
ショットそのもののチェックをするには全く不適な内容な上、こういう後ろに戻る等という動きは全く必要としていないので、動きに違和感を感じたまま最初のメニューをこなしました、こういう練習をすると動きに集中力が割かれ、ショットに対する集中力が低下してしまうので嫌いです。まぁそこそこ打てましたがあまり必要は無いなぁ。
次のメニューはまた一球打ってはコーンに戻る練習。今度はボレーです。ワイドから低めのボールをサービスラインの上あたりでローボレーで捕らえコーンに戻ることを三回続けた後前に詰めてストレートにボレーする練習でした。これもやはり性格的にも戦術的のも全く合わないのでそこそこやりました。
ただフォアボレーが安定しないのは前足の踏み込みが欠けている事が分かりそれを修正した時にやや楽しさは感じました。それと最後の4球目のネット際でのハイボレーを打つ時に背中越しに打つ感覚が出来たのは収穫でした。
三つ目のメニューはアンダーサーブからアプローチしてボレーストロークの練習です。これがはっきり言って最悪でした。まぁ悪かったのは自分がアプローチされる側、つまりストローク側の時で、全くストロークが打てませんでした。
これは自分の実力なのですが、それ以上に最初のメニューで体が受け付けない動きを強要されることでストロークのリズムが完全に狂ってしまったことが大きな原因でしょう。次にまだこのコートに完全に慣れていないことが原因ですね、ひどい出来でした。
しかしボレー側に回ると一転して安定感が増しました、と言うよりもあまりミスする気にはなりませんでした。
ボレーは非常に順調です。
メインはストロークになるでしょう。
技術にばらつきは多いですが、後は動きの向上と、フォームの安定感を増していこうと思います。
それとボレー単体の技術は問題ないにしてもサーブアンドボレーという連続技の中では、ダッシュしながらのボレー、そして単純にダッシュのスピードが上げられないとボレー出来ないと言う問題が依然として残り続けるでしょう。
ここは時間と体力と相談しながら行きましょう。
大人数の練習はチェックには良いが練習にはあまりならないことが分かった日でした、やはり月曜日が良いな。



2003年10月02日(木) さて・・・

今日の練習は何人来るでしょうかね?
とりあえず方向性は定まってきているので人数が多ければがっつかないで行きましょう。

本日のテーマは「集中力」です。
体の正しい使い方はほぼ身に付きつつあるので、後はショットに対しての正確な判断とインパクトまでの勤勉に体を使ってしっかりフィーリングを固めていきましょう。

気をつけるポイントはベースラインでの立ち位置です。
今日からベースラインからラケット一本分は離れたところでベースラインプレーをしていきましょう。この位置から前に踏み込みながらしっかりショットを打ちながら短いボールに対してはスムーズにアプローチ出来るように心がけよう。
特にフォアのクロスは未だに斜め後ろや、横から入ってしまうことが多いのでしっかり回り込んで真後ろから入るように心がけること。
バックハンドスライスは肩の捻りとリストワークを正確に意識して使うこと。
ボレー膝を緩めて初期持球フォームでラケットを体のセンターに持ってくること、横向きでボールを捕らえるように意識すること、肘を下げすぎないことに注意すること、上から下ではなく後ろから前にしっかりイメージを持つこと、これらの点に注意して練習しましょう。



2003年10月01日(水) 久しぶりの練習

先週は月曜日のスクールに始まり雨にたたられ続けまるまる一週間練習しませんでした。久しぶりの練習はマックス、リーダー、兄貴、梅さんの5人で行いました。
結果から言えばほとんど打っていないようなものでした。

最初の方は久しぶりなので感覚を確かめながら打っていました。
やはり一週間も休んでいると浦島太郎的な感覚になり掴むまで5分くらいはかかりました。
合ってきたら悪くないことが分かりました。
特にバックハンドのドライブは一時のどスランプが嘘のようにフィーリングがありました。パーふぇっくとな感覚を掴むほど打つ時間はなく、他の4人にたくさん打たせるように意識しました、と、書いてて今気が付いたけどそんなことなら兄貴から金を巻き上げ(4人分しか払っていなかったし、本人も窓口で払ってこなかったから無料だ)俺を無料にすべきだった。まぁいいや、どうでもいいことだわい。
で、悪くない感覚だったので無理して練習に入り込むことは止めておきました。
しかしどうやら基本の感覚は身に付きつつあるように感じます。
自身のスピード感が戻ってきているので打たれたボールを早く感じなくなってきたのが大きいです。やはりスピード感は重要ですね。


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ビンセント