でもテニスはしていました。 何とか春先に引いた風邪と引っ越しの騒々しさの中何とか体調を戻し日々精進しておりました。 ようやく基本的な動きにが満足できるレベルに到達してきたという感じです。 そしてその基本的な動きこそ俺にはもっとも重要なファクターであることがより明確になってきたこのごろです。
特に最近意識しているのはしっかり横向きを作ること、これが重要!これを怠るとそのほかの動きで誤魔化そうとしても既に無駄である、試合でならばよいが練習でごまかしをしても実践では100%使い物にはならない。 とにかく徹底してこれにこだわって練習してきた。従って体調不良、筋力不足、そして集中力不足との戦いがメインで技術的なモノは全く行ってないと言っても過言ではなかった。何しろ乱打でまともにショットをコントロールできないのだから試合で動きながらのショットが入るわけなど無い。事実何度も練習試合をしたが、バックのクロスは全く信用がおけず、スライスに至ってはポーチ練習にしかならないリターンしか打てていなかった。サーブゲームはサービス力と相手のリターン力の差がモノを言うので大崩はしなかったが、自覚した自信でのプレーは全くなかったと言っても良い。ゲームでの自覚したプレーをするにはもうしばらく体の切れと集中力が必要になるが、とにかく何とか戻りつつある体調を落とさないようにしながらより高い完成度を目指して基礎トレーニングを続けていこうと思う。
フォアハンドではテイクバックが甘いことは分かっていたが、しっかり引いた時でもフォワードスイングで肘が残ってしまう事が最近分かった。これは重要なことで、実際薄いグリップである以上肘が残りやすいのは確かだがきっちり意識して打っていかなければどんどん肘が残りインパクト面が下向きになってきてしまう。こうなるとヘッドスピードを遮二無二上げようとしたり、力んだりしてますます深みにはまってしまう事が多い。 チェックポイントは多いが備忘のため羅列してみる。
1.姿勢はとにかく低くすること。 2.右足で柔らかくポイントに入っていき左足を踏み込んでいくこと。 3.テイクバックはしっかり行うべきだが、脇が空いて肘を残したり上げてしまい ながらインパクトするフォームにならないように注意すること。 4.不用意にアッパースイングしない。フラットの基本はボールの高さに肘で合わ せることである。そしてその感覚を大切にして低く低くボールに入っていくこ とでよりフォームの安定感を高めるはずである。上下動を大きくすることが一 番ショットの安定性を欠く問題である。 5.テイクバックした時にいったんリストを緩めておきインパクトに向かってヘッ ドスピードを上げていく意識を忘れないこと。立ち上がりでは特に意識してイ ンパクト面へ向かっていく感覚を高めていくこと。この時に抜きすぎて棒立ち にならないようにも注意する。 6.腰の捻り戻しを意識すること。
バックハンドもほぼ同じだが、後ろ足を柔らかく使い、常に前足を踏み込むことを意識し続ける必要がある。特にスライスでは上体の捻り戻しに加え、肩のひねりが重要だがこれは今は全く出来ていない。ドライブでもラケットを後ろに持っていくことはしているがしっかり捻るという動作は意識しなければ出来ないので、より高い意識を持つこと。それとスムーズな運動連鎖を心がけ、腕打ちにならないように可能な限り意識し続けること。力は抜きすぎても入れすぎても良いショットにはならないことを忘れないこと。
しかし全てにおいてショットの正確性を高めるポイントは 「低い姿勢をとりスムーズな流れの中でボールを捉えること」である。 やはりテニスの基本は強い足腰から生み出されるのだと思う。
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