テニスとゴルフの日記

2003年02月24日(月) ぼちぼち

動けてきましたね、体。

先週、先々週と水曜日になかなかハードな練習をして自分の体重の重さと筋力の想像以上の低下を思い知らされてしまったのでようやく重い腰を上げ体育館に出勤!
自転車20分こいできました、はーつかれた・・・。
その後でランニングコースで走ろうと思いましたが10分強でダウン。
これでは関節に負担をかけるだけだ。

テニスには関係ないけれど土曜日に久しぶりにボードと遊びに雪山へ出陣。
さらに自分の増量と筋力不足を露呈。
しかし3本目を過ぎた頃落ち着きはじめトレーニングの効果を実感しました。

そして昨日は一般開放日だったので夜にみっつぅ達と合流してテニスしました。
互いにパートナーとの乱打が中心でした。
あきはフラット系の速いボールを打つのでペースが合いやすく、序盤はややラケットを跳ね上げ気味でインチキスピンになり今ひとつだったけれど後半はフラットドライブのストロークにしっかり感が出てきて非常に良い練習になりました。
やはりボールに合わせて低い姿勢からスイングをスタートさせる事、それにインパクト前後のリストロックがストロークにしっかり感を出す事、プラスしっかりした準備と慌てず急がずボールに合わせたリズム感のあるトータルスイングがよりストロークを安定させるということを確認させ、ここ数回の練習が身になってきたと言う事を証明するに十分な時間でした。
終了前には請われてサーブを打ちましたがここでもインパクトでの手首の開き方によりスピンがかからず抜ける打ち方の修正、スピン量を抑えてのサーブなど、色々試せたので想像以上に収穫があったと思います。
今日も格別な用事が発生しない限り雪山で下半身の強化に勤しみます。

フォアのフラットのポイント

インパクト前後の手首や肘の形を強く意識して一度捕らえてから反発と同時にしっかり押し出す感覚を大事にした方がいいようだ。
ここしばらくは練習自体を怠っていた上「どうせ出来ないからいい加減で良いわ」と思っていたために体の使い方がいい加減で勤勉さにあまりにもかけているフォームで打っていたようだ。この日もワイドに降られて反応が遅れた際に膝を曲げずに打点にいい加減に近づいていき、突っ立ったままリストを延ばしたままインパクトでのリストワークのみでボールにスピンをかけるタイミングだけで返球していたことがあった。
やはりこういうボールの処理は打点に近づきながら徐々に低い姿勢をとりながらボールに合わせた打点とフォームを維持するべきだ。
これが出来ないのはアスリートとしての能力がないこともある事ながら自分自身に甘えがあることが大きい。結果的にネットを越しても妥協産物であれば試合では使えない。仮にネットにヒットしたりアウトしたとしても己のイメージするフォームでミスすべきだろう。

バックハンドのポイント

グリップを厚めに戻しているのであたりをコントロールするのが手首だけになりやすい。昨日は 前膝を沈めることを強く意識していたため最低の腕打ちスイングにはならなかったが、やはりフォアハンドと同じようにテイクバックが遅く上体の捻りを使う意識感覚共に今はない。
それを強く認識した上で可能な限りテイクバックを大きく取ることを重視しておく必要がある。

総括

完成度はフォアバック共に低いがテニス感は戻りつつある。
やはりノープレッシャーでしっかりテニスをすることが重要である。
試合に追われるような調整方法になることは事にも避ける。
ただし納得できるレベルまで戻すためには優しく論理的なトレーニングだけでは目覚めないためにやや過激なトレーニングも組み入れながら行う。
つまりはとにかくフルショットにこだわるべき練習日とフォームや感覚にこだわるべき練習日をしっかり意識して行うべきである。
今期は後二ヶ月ほどで始まってしまうが、今の段階ではその日の精神状態や健康状態に合わせた練習をすべきで、とにかくテニスにこだわらず体を使うことにポイントを置くことにする。



2003年02月14日(金) 久しぶりの練習

しましたねー。
時々お世話になっているインドアテニスではコートを二面確保している。
先週あたりから一面に初中級者を集めてのレッスンを行っている。
僕も当初はそっちの方に行こうと思ったがほとんどの人数がそっちに行ってしまったためたくさんボールが打てないと判断してもう一面のフリー練習に回った。
結果2時間びっちり乱打する事になった・・・。

この日もワングリップスタイルでの練習を試みていた。
しかし乱打の相手はじゃいあんがメイン。
彼はものすごい体力の持ち主で体格も良い。
当然体格に見合うだけの筋力も持ち合わせている。
基本的にはトップスピンでのストロークなのだが回転量をコントロールしてドライブ系統のボールも打てる。
インフルエンザにかかり約2週間病人をやっていたのだから体力も落ちているし、この日練習に参加したのはいつまでも病人風情でごろごろしても良くないと判断してやや強行気味にコートに立ったので体調は万全とは言えなかった。
その上強烈なストロークが肩口に飛んでくればワングリップで抵抗しようがなかった。こっちの返球はことごとく浅くなったりネットにかかる。
これではじゃいあんの練習にならないと思ったので厚く握り直して再チャレンジ。
やはり最初は体が開く事で力んだ割にはボールが伸びずにいらついたが、まず状態の開きを抑えインパクトでパワーが逃げる事を修正。
次に脇が空いてしまう事を修正しインパクトで力が伝わりやすいフォームに修正。
最後に高い打点での返球時に可能な限り前に降り出すように意識した。

と、こう書くとまるで冷静に修正していったかのように思うかもしれないけれどこの日は実は、全くそういった冷静さとは無縁に気合いでラケットを振りまくる事に集中した。
何しろ冷静にショットしようと思ってもまずセンターで捕らえられない。
インパクトで差し込まれる。深いボールが来ても足が動かず手打ちでの返球になるなど地味だが重要な動きが全く出来ていなかったのだ。
こうなるととにかく打ちまくるしかなかった。
たまに浅いボールに対してネットダッシュを仕掛けるが、じゃいあんのパスのスピードに付いて行けていない自分がいて悲しかった。
冷静にプレースメントしよう、しっかりボールを見て早めに準備しようとはするのだが体が動かない、反応してくれないと言う表現がぴったりだった。

従って一時間の過ぎるころ冷静にプレーする事は止めた、実はこれが良かった。
とにかくがむしゃらに返ってきたボールをひっぱたいて打ち込む事に集中した。
とにかく正確なショットを打つための感覚や筋力が今はないのだ。
冷静さは己をしっかりコントロールできるレベルにあってこそなのかもしれない。

後半にはほぼ頭で考える事を止め、常にスプリットステップを止めず、返球時のコースにいち早く入り、上から打ち込む。
浅くなったらすぐにアプローチしてボレーする。
とにかくこれだけに集中してボールを打ち続けた。
すごく疲れた2時間だったけれど久しぶりに充実した練習が出来たと思った。
そして過去の春先のトレーニングは間違っていたかもしれないと思わされた。
冬期間でもスクールに通ってスピードに慣れていればゆっくりと体の仕上げと共にスピードアップしていくやり方は論理的で優れていると思う。
しかしほとんど練習らしい練習もせずに春先を迎えれば体はほとんど寝ている状態だ。いくら走り込みによって体を目覚めさせる事が出来てもスピードへの慣れ、かっこつけて言うとスピードの遺伝子や自分が好きなスピードレンジを思い出せないのだ。
元々つなぎのショットから徐々にハードヒットを覚えていったプレーヤーではないのでゆっくりスピードを上げていく調整方法は間違っていたかもしれない。
枠に入らずとも良い当たりで打てる事からはじめ次第に枠に収めるように心がけ、最後に丁寧にコントロールをつけれるようになる、こういった調整方法が俺にはあっているかもしれない。まぁしかしこれをやるにはコンディションと気合いが必要だろう。そこが大きな問題点になるだろう。

最後にサーブだけれど、自分が得意だと思っているアドコートからの練習よりもデュースコートからの練習の方が腰への負担が想像以上に少ないようだ。
アドコートではより後ろ側に反り、戻す、という運動連鎖が重要になってくるのでバランスが崩れると痛めやすいのはアドコート側なのかもしれない。
今後は可能な限りデュースコートでやる事にしよう。

いずれにせよ、この日の練習は意外な発見が多くできた日だった。
やはり頭で考える前にすべき事は体にしみこませる方が先なのかもしれない。
まぁ春にはまた考えが変わっているかもしれないけどねーー。



2003年02月03日(月) 久しぶりの実戦

というか、急遽サークルから人数足りないので午前中だけでも出てくれないかーとの依頼を受けたので出場することになったのでした。
正直サービスを改良中だったので一番の不安がダブルフォールト。しかしこれはゼロでした。威力、回転とも完全に不十分ながら現状では120%の出来だったでしょう。ストロークは全く自信が無く、せいぜいフォアハンドがいくらかましにってきたのかな?と言う程度。バックに関してはドライブは全く自信なし。結果から言っても一本打ってミス、と言う事で0%でした。
しかし大事な所でのスライスリターンが入ったのでステキでした。
ボレー信頼度はその日次第と言う事でまぁそこそこ。
リターンダッシュから攻めの時のボレーで攻めの気持ちが持てずに情けない判断ミスからのミスもありました。二度と同じミスはしないようにと攻めていった所バックボレーという泣き所に返球されミス・・・。今の自分で一番気にくわないのはバックボレーの出来の悪さですねー。
一試合目は語るべき所はない負けでしたが2試合目では実力者との試合だったので先方が冷えた状況下での試合でこっちが暖まっていた状態でのプレーと言う事を考えても勝ったという事実が大きかったですね。
しかし2試合目はK池さんがパートナーだったのでカバーリングと攻めの部分、そしてどういうプレーをするかが全く分からない部分があり、かつ俺自身の判断力の悪さと動きの悪さがあり、パートナーの対するカバーの負担が大きくしてしまったということが一番のマイナス点。しかし負けた時に自分の欠点を探すと本当の問題点が見えなくなると思うし、あくまでもプレーを見直す時には勝った中での問題点を探す事により自分の長所を無くすことなく欠点を埋める事が出来る!と考えているのでこの試合は得るモノが大きかった試合だったといえる。

ダブルスにおいての一番の問題点は最初の仕掛けにある。
自分自身がセンターだろうがショートクロスだろうがパスは通させない、と言うスタンスでテニスをし続けていたのでカバーしてあげると言った感覚は正直無い。
しかし昨日の試合では序盤の自分の甘いサーブに対し良いリターンが入ってきて、僕がそのまま打てば間違いなくハーフボレーになるリターンに対しK池さんがカットしにきてくれていた。結果から言えばK池さんのミスになったのだが、あれはあまり相手は楽しくないだろう、とにかく前衛に引っかかっているという事は確かなのだ。相手にとってはポイントにはなっているが少しでも浮けば・・・と考えずにはいられないだろう。1・3ポイント目がこのパターン、次は僕がハーフボレーを打って深さはなかったが浮かなかったので相手がストレートを狙ってきてネット。このポイントは切れのあるハーフボレーが打てたので早々ストレートなどに通せるとは思わなかったので良し。この段階でとりあえず回転重視でスピンを打っていく事を止めてスピードを上げ4ポイント目K池さんにごっつぁんポーチをしっかり決めてもらい30−30。そのままサーブでリターンミス2本でゲームをキープした。

ここで今回考えさせられたのが最後の二本のリターンミス。
確かに球種を変えてスピードアップはしたが単純にそれだけがリターンミスを引きだしたわけではないと思う。
前半から二本K池さんが動いている。
特にスピードアップした4ポイント目にはしっかり決めてくれている。
この時点で俺に対するサポートが今度は相手に対するプレッシャーに変わって来ているのだ。単純に4ポイント目だけの話をすればおそらく相手は僕のサーブに対してしっかりリターンできる、と言う自身があったと思う。しかし急にスピードが上がったので対応しきれずにリターンしきれずにポイントを取られた。
相手ペアとしては俺のサーブはそこまでと同じようなスピードで打ってくる事を期待していたはずだ、それであればいくら前衛の動きが良くてもしっかりリターンが打てるからだ。でも急にスピードアップしてきた時、動きの良い前衛がいれば一気にプレッシャーへと変貌する。そして最後の2ポイントともK池さんは動いていた。従ってあのリターンミスは僕のサーブの威力だけがもたらしたポイントではなく前衛というプレッシャーがもたらしたポイントと言った方が正解なのだ。

対して僕はとにかくセンターが甘い。
ストレートに対しての警戒感が強く、昨日は相手が相手だけに少しストレートケアをしてから前進して備えるという動きをしていたが、全くセンターのボールについていけなかった。
過去にセンターのボールについていける時が二回くらいあったが、あのときはやはり守るという気持ちよりも攻めるという気持ちの方が大きかった。
今回はそういった意味では全く攻めるという気持ちがなかった。
とにかくファーストボレーが入ってからという気持ちが強かった。
しかしそれでは遅いのだ。

ダブルスにおいての前衛は常に攻め。
今年はそれを学んでいこうと思う。

てゆーかーーーー
もともと攻めキャラで、攻めていないと楽しくないんだから向いているのかもしれない。
また、守りの気持ちにはいるからこそ苦手意識が芽生えているのかもしれないな

先は長いがぼちぼちいくべ。


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ビンセント