テニスとゴルフの日記

2002年07月31日(水) 久しぶりの練習

ようやく練習できました。

さすがに球感は全くなくテニスさせられている感じ。
しかし、去年オフからの休みに加えて今回の約一月の休みは手首や腰などへの負担がさらに取れたという感じだった。
昼休みにリーダー繁とボレーボレーをしていても明らかに手首の痛みが無く、バックボレーを打つ際のロックが驚くほどしっかりしてきているよう。
これが昨日の練習でもスライスの安定感やバックボレーの自信につながっていた。

最初は例によって乱打から始めた。
当然のごとくフォームに安定感はないが、癖がかなり抜けているようで、高い打点のフラットストロークが綺麗に振り抜けていた。
しかし、確信が無くこの辺はやはり練習不足を痛感した。
もう少し練習時間が増えてくればリストロックのタイミングやコンパクトなフラットストロークが身に付いてくると思う。
バックハンドスライスはリストロックが安定している分球質は良いのだがやはり上から下へのイメージが強い。したがって不必要なアンダースピンがかかっている。もう少し回転量を減らさなければ繋ぎ専門のスライスになってしまうから注意しよう。走り込みで下半身は安定してきてはいるが、低い姿勢になってボールを打つ感覚がないのが原因だろう。
さらに原因を突き詰めると自分の姿勢が高いので腰の回転を使えていない。だからラケットを振り出すスペースが斜め前にしか見いだせていないのだろう。
これはやはり遅いペースでしっかりフォームでボールを飛ばす感覚を思い出す必要がある。
時々ドライブも打ってみたが、下半身が突っ張っていて腕打ちになっている。
しかし手首でこねるような打ち方にはなっていないのでスイングした方向にボールは飛んでいるよう。でも調子に乗って打ちに行くとやはり腕打ちになる。
とにかく腰を思い切って正しく使えるようなフォームを思い出す必要がある。
それとボールの高さに合わせるのはラケットではなく膝によって高低を合わせるべきなのだ。

これに対して、休んでいて手首肩肘等の小さい間接は痛みや疲れが落ちているため基本的には非常に良いイメージでショット出来ている。

少しだけ乱打をした後でうめさん竹ちゃんの2名が合流したのでゲームを始める。
最近はすっかりゲームに対する嫌な感じが失せていてゲームを楽しめるような精神状態が戻りつつある。
まぁ久しぶりだしイメージ通りにプレーできないことは分かってはいるが、半面で乱打を続けるよりは癖がつかないと判断したので自らゲームを希望した。
関係ないが半面で乱打するならバックサイドじゃないとひたすら体が開き続けるので俺には良く無いな。それにいったん状態を捻り込む動きがデュースコートではうまく行えないのだ俺は。

で、ゲーム開始。
正直言って最初はスピード感に全くついていけなかった。
しかし徐々に慣れ始めたが今度は集中力が持たなくなってきた。
集中力の欠如は気付いてはいたが集中しようとしても出来なかった。
やはりこの辺も練習不足が大きい。
しかし、スマッシュや、流れの中で上がってくるどチャンスボールなどのミスを無しにして、竹ちゃんのうまさも考慮に入れても十二分にプレーできていたと思う。
特に今回のゲームはシングルスではなくダブルスなので竹ちゃんの良いプレーの後にごっつぁんショットが決められる状況が多かったのはありがたかった。

ひどかったのはリターンでことごとくバックのクロスがネットを越えなかった。
うめさんのスピンサーブが程良いスピードで跳ねてくるのでどうしても体がリターンダッシュに反応してしまう。
スライスストロークが安定していればことごとく決められるタイミングでは反応しているのだが、最初のバックスライスが入らない以上その先はない。
途中でリターンに対してしっかりテイクバックをしていないことに気付き何度か修正してはみたがやはり集中力が持たなかった。
さらに途中であまりにもリターンが入らないのでステイバックしてみたが今度はしっかり自分のフォームにボールを呼び込むことが出来ずにろくにショット出来ない羽目に・・・。
フォアハンドはごまかしながらはリターンしてはいたが、丁寧に打とうとするときやいける!と思ったときに限ってひどいミスになるあたりイメージとはほど遠い状態であることが分かった。

今後のチェックポイントとしてはとにかくしっかりテイクバックしゆっくり大きなフォームでボールを力み無く飛ばすことを中心にしていこうと思う。
最初の乱打で深く高いボールに対してのカウンターを打つ際にしっかり溜めてコンパクトに振り抜くショットを何球か打ったが、上体のひねりが甘いのと打点が近すぎるので前に振り出すスペースがなかったので浅いカウンターにしかならなかった。
基本的には下がりながらのカウンターは通常より打点が近くなるのは仕方がないが、通常のストロークで正しい打点が取れていないのでより近い打点で捕らえに行ってしまう。
やはりダイナミックな大きなフォームを思い出す必要が一番の目標になる。
結果を追い求めるとフォームが崩れる。
基本はやはり自分のテニスを貫くこと、これにつきる。
そのためには普段の練習でより深い満足感を得て、自分自身を信じられるようになる必要があると思う。

最後に今まではあまりに腰への負担を考えて意識的に腰を使うことを制限してきていたが、少しずつでも使っていかないと結果腰以外の部位に痛みが出てきてしまう。
急激に使うのは止めた方がいいが少しずつ丁寧に使い方を思い出していこう。
もう十分に休ませたと思うし、対策も進みつつあるのだから。
怖がらずに腰の回転を使うことへの意識を強めていこうと思う。



最後に備忘録!

フォアハンドでは肘よりラケットヘッドが先行してしまう癖がついているが、これは肩自体の柔軟性の低下が原因なのだが、これを改善するためにはスイングの始動からインパクトに掛けて肘を自分の体に近づけていくような動きを意識して行うべき。
イージーな練習方法としては左手で右手上腕部を押さえてスイングすることを以前にスクールのコーチに教わった。
これを実行するにはしっかりした上体のひねりと横向きの姿勢が必要になってくるので今の俺にはより効果が高いと思われるので、フォアハンドで肘が残ってエッジが先に走り出したらこの練習方法で修正すること。

バックサイドでのクロスリターンでは、腕を伸ばすイメージが出来ていないし、正確なテイクバックが出来ていないのが全ての原因だが、前足になる右足にしっかり体重を乗せることが出来ていない。
従ってインパクト前に体重が後ろ方向に逃げていってしまっている。
通常のスライスストロークでもしっかり前足に体重を乗せてスイングすることを心がけること。これが出来なければどんなショットも入りはしない。
この時の前足のフットワークはどかっと踏み込むのではなく、膝から上体を絞り込むように柔らかく着地し、着地と同時に左手でしっかりテイクバックし上体のひねりを完成させるような運動連鎖をイメージすること。
どちらか片方だけ出来ていても、連鎖していなければ良いショットには結びつかないことを肝に銘じること。

サーブはトスをしっかり高く上げること。
上体のひねりを作ること。
インパクトでしっかりリストワークを行うこと、でも力んで上体が突っ込まない用に心がけること。
トータルバランスでしっかり背筋を伸ばしてより高い打点でボールを捕らえること。
より高い打点で捕らえようと意識しすぎるとスイング起動時点での下半身の為がおろそかになるのでこれは最大限注意すること。
良いサーブは強い足腰から生まれるということを忘れない、これを怠ると腰への負担が倍増するし、再発の原因は下半身を使わないで上体だけで力んで打つサーブが一番悪いと言うことは決して忘れないこと。

やはり、サーブは少しばかり集中して練習する必要があるかも知れないな。



2002年07月27日(土) ほんとに練習してないなぁ

今週の初めに出張予定があってばたばたしていた上、その出張が台風による列車の運行停止などで中止になり、延期。当然天気も悪くテニスしようと決めていた日に限って雨が降る。なんだかんだ言ってまともに3週間はテニスしていないなぁ。

最近テニスをしたのが今週の水曜日に室内練習場にビジターとして参加しただけ。
最初にB10を使ったのだが、ガットもダメだし、自分も降れていないので全然ダメ。仕方なくグランディアを投入し帳尻会わせを始める。

この日は参加者が少なく最初の1時間は乱打に終始。
いい感じで打てるときもあればショートになるときもあった。
基本的には枠に収めようとする気持ちよりもネットをこえて打ちやすい所にコントロールしようとする気持ちが強く、振りにメリハリがなかった。
まぁ昔はフルスイングが出来ていたので逆にコントロールショットも打てていたと思うが今は基本のフルショットが出来ていないのでコントロールショットも湿り気味。
とにかく下半身からの運動連鎖がうまくいっていないのでほとんどのショットが手打ちになっている。
まぁ分かってはいたが練習不足ですね。

ただし、休んでいたおかげで手首の痛みはさらに無くなってきていたのでバックのスライス系やボレーがいい感じだった。
調子に乗ってストロークもコンチネンタルで打ってみたがこれはダメ。
やはりストロークはより大きい動き、ボレーはより少ない動きで打つのが良いと言うことだろう。
ストロークがしっかりしていないと言うことはとにかくアスリートとしての能力、走り打つ、という部分を支える運動が出来ていないと言うこと。
正直走り込みも台風や出張前後の慌ただしさでさぼり気味だったが、単純に全力疾走できない状態だろう。これではテニスが出来るわけもない。
今日も走り込み出来ないし、明日も微妙。
今年はこんな感じで終始するような気がしてきたなぁ。
まぁこれもありかな。



2002年07月10日(水) いやぁ参った・・

忙しくて練習できない・・・。
先週末少し打つ機会があった。
当初二人でやるつもりだったが途中からkamiさんが合流。
よって3人でのスペシャルメニューに変更。
最初はやる気満々だったが、次第に疲れてくる・・・。
不摂生がたたってまたもや増量しているらしい。
おまけに疲れが溜まってきているので全身に切れがない。
一人の時のランニングショットはもうボールに追いつくだけで精一杯。
その後のショットはまるでコントロールできている気がしなかった。
ボレーもイメージはあるのだが体が動かない。
つくづく練習の大切さを感じた。
走り込みは十分効果はあるようだが、やはりそれとテニスは違う。
ショットの成熟度は下半身の強さとは別物である。
でも、タバコはもういい加減にしよう。



2002年07月02日(火) 今後の練習目標

まずトータルして信頼度を上げることが総括目標。
ここというときのスピードには不安はない。これ以上のスピードは求める必要はないと考える。ここというときの勝負球が入るかどうかは素早いポジショニングと打つコースの決定、そして決まるイメージをしっかり持つことにある。
前回の試合ではこの部分が欠けていたときや、やや遅れてしまったときにはポイントが取れていない。逆を言うと出来たときは取れている。全てをこのパターンで終始することは難しいが、多く持つに越したことはないと考える。

1.リターンゲーム

リターンで必要なのは回転系のサーブでネット勝負に来ている時と、スピード勝負で来ているときの二つのパターンに正確に対処することが第一。
ボディーに来た場合はバックで対応する、これは変わらないがキックサーブなどで正面気味に来たときには、変化し始める前にスライスで上から抑えるか、フォアで上からぶっ叩くかの2種類がある。ありがたいことに俺には180弱の身長があるので上から抑えるショットは得意だ。このプレーの正確性を上げること。
しっかりセンターにコントロールされたスライスサーブなどは叩くわけにはいかない。これがおそらく一番の弱点であろう。ここにサーブが入るとストレートには打つのが難しくなる。前衛が調子こいて出てきてくれれば狙えるが慎重にセンターカバーのポジションを取られればセンターは狙いにくい。やはり可能な限りしっかりポジショニングして前衛パートナーの横をすり抜けるようなリターンを打つこと。
このリターンが返球されればまず次のボールをフォアで打つ機会はなくなる。
返ってきたボレーだが、これはファーストチョイスはやはりドライブ。
リターンでセンターを開けさせることが出来ればセンター狙いだが逆であればワイドに沈めるボールを打つしかない。ただしこのショートクロスを狙ったときエースになればいいがそうでなければさらにアングルを付けられる可能性とポーチ狙いに行くであろう前衛の横または上を抜かれる可能性がある。パスが通った後でも次の返球に対して反応できるよう準備は怠らないこと。
これを正確にかつ素早く判断し迷わず選択通りにプレーすること。
ロブは状況によって使えるが、一本打ってからか、いきなり上げる方が効果は高いびっくり箱見たいなものだ。相手が忘れた頃に使おう。

2.サービスゲーム

とにかくサーブの信頼度を上げること。
自分で狙ったコースに打てないようだと全てのプランが崩れる。
幸いにして集中できてくるとほとんどダブルフォールトは出てこないが、所詮は仮のサーブに過ぎない。しかし中盤以降にこれだ!と言う感覚を思い出すことが出来たのが大きくこの感覚を大事にしていこうと思う。
前回の試合はよねっちがうまかったのでセンターへのリターンはことごとくカットしてくれていたが、そのかわりストレートを通される事もあった。
でも考えてみれば、よねっちはセンターセオリーを実行していたのだがそれに気付かない俺はワイド狙いのサーブを打ったりしていた。
打つのは悪くないが、甘いコースに入ればストレートを通されるのは当然だ。
まぁこのへんはよねっちに聞いてみなければ分からないが前衛の好みに合わせてコースは選択できるくらいの安定感が必要だろう。
ファーストボレーは数えるくらいにしかしていない。
これはよねっちが決めていたか、サービスポイントになることが多かったかのどちらかだが、サービスはいずれにせよ使える武器になるだろう。
これにボレーをミックスさせれば最低限度の平行陣は完成する。
とりあえずサーブ→ファーストボレー→平行陣の第一段までの確率を7割から9割程度に上げることが最低限度の勝利の条件だ。
そこから先は相手の出方による。センターは基本的に前衛が守るべきだが、相手の打つ位置や能力などによってセンターの守備は臨機応変に行うべき。
ボディーや沈めてくるボールに対しては腕ではなく足でボレーを打ちに行き可能なと限り深い位置までボレーをコントロールする。そこから反発してくるかロブに切り替えて来るかは相手の性格による。ここまで来ればあとは練習ではなく全ての技術を状況に応じて使い分けていけるかどうかにある。判断の速さ、正確なコントロール、そして最後に決めるイメージまでをいち早く持って実行できればポイントになるだろう。まぁ考えるのはコートに行く前でコートに出たらいちいち考えている時間はない。反応できるか否かである。

3.総括

足りないモノはショットに対する自信だろう。
動き方などは感じるべきモノだと考えているからサーキット練習などやらされてもパニックになるだけだ。まぁ下半身の強化にはなるが。
ようやく少しずつだが確信の持てるショットが打ててきている。
とにかくこれを100%の確信を持って練習できるようにならなければ勝ちはない。第一に自分で自分を信じてやらなければ誰も信じてはくれない。
仮に信じると言われても自分が入ると思えなければ入ったボールもまぐれに過ぎない。これが俺には一番重要なポイント。
オファーがあり、自分の現状を理解した上で一定以上の期待を持たないでくれれば今回のように試合に出ても構わないが、基本的には自信が戻るまでは試合には出ないようにすべき。

最後に自分の長所と思えることを書いておく。
おそらく俺の長所は状況に応じての対応力が高いことであろう。
この崩されかかった際に思い切り良くショットを狙って打てることが最大の利点であると思う。
そしてこれを軸にポイントを取る形にゲームを構成していくイメージに長けていることだと思う。
俺は決して受け身のプレーヤーではないのだ。
攻撃こそ最大の防御と言う言葉があるが、そういうことではなく攻撃しきって勝つところまでをイメージし実行することに最大のモチュベーションを感じるのだと思う。
逆に短所はA級プレーヤにありがちな確率の高いショットの連続、主に崩されたときのハイロブなどのポジションチェンジの連続などには俺は耐えられない。
このプレーが勝利への絶対条件であれば俺はダブルスで優勝することは出来ないだろうが少なくとも今までの観戦経験でそう思ったことは一度たりとも無い。
俺ならばこう打ってこういう風に決めにいくのにと思う方が多い。
確率を重視すればそういう試合運びやプレースタイル、ショットの選択になるのだろうが俺のスタイルはそれとは違う。
自分のスタイルを貫いた上で通じないと分かったとき考え方を変えるかダブルスで勝ちを求めることを止めるかの岐路にたどり着くと思う。
そこまでは徹底して自分のスタイルを貫き通す。
人に認められるとか勝つとかそういうことを求める前に、自分のベストパフォーマンス発揮すること、そして発揮した結果が勝利に結びつくことが僕の望む全てだろうと思う。



2002年07月01日(月) 試合結果

予選リーグ0勝3負、予選落ち。
でも充実した試合だったと思う。
総体的にミスする必要のないところでミスをしてしまうため楽しくなってきたところで試合が終わる、という感じだった。
もっとミスを減らせばより充実した気持ちが味わえるのであろう。

第一試合 0−6

この試合がひどかった。まぁ練習不足が一番の理由だが、単純に技術の高い低いだけではなく、集中力が全くと言っていいほど高まらなかった。
たまたま前回の試合で当たって勝っている人がペアの片割れだったのでさらにだれてしまった。それに今回は米ちゃんがペアなのでまぁ最初から気張らなくても良いだろう、という安心があったので全くダメでした。何も語るべき所はないな。たださほど気合いを入れないで普通にリターンが入れば何とかなるべーと思ってたことは間違いだろうとおぼろげに思っていた。

第2試合 3−6

元都市対抗選手らしい。自分が想定していた人とは違ったがまぁこの試合は第一試合の反省も含め、米ちゃんとも少し話して「どーせ急造ペアだからお互い自由に行こう」と言うことになっていたし、俺もたらたら打ちたくてA級に来ているのではない。今回は勝つための準備はしていなかったから優勝までは考えていなかったのだが第一試合のていたらくで完全に目が覚めた。
この相手ペアは確かにゲーム運びはうまい。フォアフォアとサーブを入れておいてここと言うところでバックに入れてきたりする。ただし、圧倒的なスピード感はなく、やりやすい相手ではあった。しかし、そのはぐらかし具合がやはりベテランと言うところで、B級レベルほど遅くはないし、ここというときにはある程度のスピードは出してくる。B級もA級もチェンジオブペースがあるが、スピードレンジが確かに違う。平均して質が高い。やはり信頼できる相手とする試合は楽しい。
中盤で3−3まで追いついたがそこから微妙なジャッジなどで取れそうで取れないゲームを落としそのまま3−6で負ける。
B級と違うのはやはり球速・精度が高いために技術がなければポイントは取れない。取るべきパターンでとれるが、そうでなければ簡単には取れない。
決めにいくのとは違いポイントを取るべくしてとる、といった感覚をうけた。
まぁ俺も肝心なところでのバックボレーミスやスマッシュミスなどがあり、試合終了時点で思ったのは単純に練習不足と自分の技術に対する自信の不足、これにつきる。実力通りのモノが出たな、と思った。
この試合は俺がバックサイドをやった。やはりバックサイドがいいようだ。

第三試合 4−6

相手はちよちよ君とべっちペア。楽しかった試合だった。
4−4から俺のサーブが不安定になりブレークされてそのまま終了。4−4の時点で「勝てるかも」と思ったが勝てるかもではなく「勝つ」と思えなかったので勝てなかったと思う。まぁ「勝つ」と思えるためには勢いだけではなく、それを支える論理的な技術の証明がいると思っているので、その点では「勝つ!」と思えなかったのには明確な理由があるのだからやはり現状を正確に表していたと思う。
この試合もやりたりなかった、もう一セットくらいはプレーしたい気分だった。
負けているとも思わないし、勝てないとも思わない。ただし現状ではショット、プレー共に精度が低いので取れないときは取れない。
しかし取れるときには取れる。自分で行ける!と思ったときにはほぼ確実に取れているので俺の攻撃は確かに通じる。後はその精度を上げることだ。


まぁ、今回の試合は確認作業みたいなモノだった。
今までもA級の連中に勝てない、と思ったことはないがあまりにたらたらテニス人生を送っていたので、プレーヤーとしての質が落ちていた。
モチュベーションも下がりっぱなしだったので、ちとどう転ぶか分からなかったが良いきっかけになっただろう。
一本仕掛けても、返球されたときの戻りが遅く、決めきれなくミスになることもあったし、一本目で良いリズムを作りかけて二本目で集中できずにミスが出る様では動き、技術共にまだまだ完調にはほど遠い。
でもそれらは改善の見込みがある。
帰り際、狼軍団の一人と話して、二年前の俺を期待してますよ、なんて言われた。
まぁそうなるべく努力しよう。

でも今週は試験勉強しよう。


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ビンセント