テニスとゴルフの日記

2002年06月27日(木) まぁまぁかな

時間が無くて書けなかったけれど火曜日も兄貴と練習した。
走り込みのさぼりが効いているのと、疲れが溜まっている事のダブルパンチで立ち上がりの乱打は今ひとつ。
徐々に上がり始めてきたがどうもバックのスライスがしっくりこない。
ふと冷静に戻って素振りしてみると・・・グリップテープが汗でダメだった。
リーダー繁から借り受けた時には長く本気で使うつもりはなかったのでそのまま張りっぱなしで試合用として使っていたので寿命が来ていたのだ。
よってB10ー01の登場。
最初は重くて飛ばないだろう、と思っていたが以外や以外結構使えるのではないのー。やはり基本のフォームが出来てくればラケットに力を借りる必要はないのであろう。
それにグランディアよりもトップヘビーなのでテイクバックの時想像以上に後ろに体が引っ張られた。そのままスライスを打って問題点のもう一つを発見、打点が前過ぎたよう。これにて完全に修正完了。ここから恒例のシングルス。

サーブはラケットに頼るわけには行かないので力みが出る可能性があった。
力んで上体が傘になると腰にも良くない上結局スピードも切れも出ないし、コースがコントロールできなくなるので力まずにコースとヘッドの抜けを重視する。

前回の試合の際にはたくさん問題点が分かったので、この部分に注意した。
最初のリターンでいい感じをつかめた。
フォールトで俺のリターンもネットに突き刺さったのだが良い当たりだった。こういう当たりが俺は好きで、しっかり準備して良い当たりが常に出来るようになるとグランディアの役目は終わりになるだろう。まだ時間はかかるけど。
いずれにせよ序盤リターンゲームは良いプランで出来た。時々ねらい所と違うコースにリターンが入ることがあったが、昔のようにスピンをかけて入れに行く種類のボールではないので危険は少なくなる。
サービスゲームでは集中してプレー出来ていたときには良いプレーが出来ていたと思う。まぁサービスの仕上がりは満足行くレベルではないがあわてる必要は感じない。今のままでも十分にサーブダッシュは出来るようだ。
アドコートでのセンター、デュースコートでのワイドも意識してコントロールできるようになってきており、トスの位置を間違ってスピン系のサーブになってしまわないよう心がければ及第点をあげても良いだろう。
後半にあえてスピードを落としたのかだふったのか分からないが遅いサーブが入りこれに対し小手先でネットに沈めるショットを狙ってしまいゴールした。
アイデアとしてはぎりぎりセーフだが、まず相手のサーブが遅かろうが早かろうが上体のターンを怠ればショットの確率は落ちる。
このときのミスはサーブが遅い時点で集中力がとぎれ上体の捻りを作らずに小手先でのショットを狙ったことにある。仮にユニットターンが出来ていればおそらく入ったと思う。早いショットにリストだけで合わせるのは仕方がないときはあるが遅いボールに対してしっかり準備できないのは集中力の欠如以外の何者でもない。
それにしっかり準備できていればしっかり構えてドライブを通せばいい。これがファーストチョイスであるべきだった。
まだまだ甘い。
また今日から走り込みに力を入れていこう。

それと今週末の試合、米ちゃんという若者から急遽オファーが入ったのでとりあえず出走する事にした。
彼は数年前にA級で戦っていてA級に登録されているのでA級での出場になる。
期待と不安があるが、決まるショットは決まり、そうでないショットは俺のミスで終始するだろう。
が、俺のスタイルはこれでいいのだ、決まる確率とミスする確率、これに相手のプレッシャーやこちらの最高ではないプレーでも取れるポイントなどのかみ合いで試合の趨勢が決まる。基本は決められる!と思ったボールをしっかり決めること。決められないボールはくだらないミスをしないこと、これで勝てなければ自分の技術の甘さである。同じミスをしないように次の試合に向けて頑張ればいいだけだ。



2002年06月24日(月) 来た来たぁーーー

土曜日夜のオールナイトテニスで遂に来まくりです。
ショットと自分の感覚が一体化してきました。
さー何日間持つか・・・。

総計で何試合したか記憶にないけれどまぁ5、6試合くらいはしましたかね。
三試合で帰ろうと思っていたけれど帰りたくなくなってきたのでおそらく三試合目を前後して来始めたのでしょう。

最初の方はサーブに注意して打っていた。
やはり調子が上がってくると同時に上体がかぶって山になってくるのでここに注意して打った。
リーダー繁とのペアだったので「大きいスイングでリラックスして打って」と肩の負傷の癒えないリーダー繁に対しアドバイスしながら自分でも「お前もな」と思っていた。
リターンではやはりスライスの自信が戻ってきたのが大きく、バックに入っても良いリターンを返せるという気持ちがあるので準備、集中力共にとぎれない。
ただし序盤ではフォアハンドもコンチネンタルで握っていたため肝心なところでのリターンミスが響き2−3位で負け続けたと思う。
しかし、ショットとの一体感は増し続けていた。

来たーーーーぁ!と思ったのが最終戦である。
帰釧間際で同じくリハビリ中のころーるさんを巻き込んでのワンセットマッチ。
最初は4ゲームマッチだったけれど梅さんの悪魔のささやきに乗って途中で変更。
おれがころーるさんとのペアで梅さんぱぱがぺあ。
結果6−3で内容も押していたと思う。
おもしろかったのが梅さんのサービスゲーム。
2回回ってきたけれど、まぁ同じ球種、コースには入れてこない。
とにかく出どこで判断してリターンを打つことになった。
ここぞと言うところでバックハンドのミスが出たりしていたが、来始めたばかりの状態では十分すぎる感じ。
ほぼボーンヘッドはなかったし、やられるときはやられるべくしてミスしていた。
来初めを増加させてくれたのが梅さんのファーストボレーのうまさで、結構良いリターンを入れているのだがしっかりボレーが帰ってくる。
従って次のボールで思い切れるショットが打てた。
ぱぱのサーブもダブルフォールトが無く、しっかり構えてリターンを打つことが出来た。仮に狙っていくときでもしっかり構えて力まずに打ちにいけた。
ぱぱにはきついリターンを何発か浴びせたが勘弁してくださいね、リハビリ中に手抜きしたらまた狂ってしまうので。
それにも増して調子を上げさせてくれたのがころーるさんのシャープなプレー。
サーブがしっかり入るのでもうこれでもか!というくらいポーチ打ちまくり状態。
俺のご機嫌度は上がる一方だった。
途中梅さんにかなりテクニカルなストレートを何本か食らったが、これもインパクトの瞬間が見えていてやられていたのでとてもプラスになるやられ方だった。
にしても梅さんはやる気になればやはりやれるようだ。
結構良いポジショニングしてプレッシャー掛けているのにも関わらずライン上にコントロールできる能力を持っている。
やはりフラット系プレーヤーたる所以か。
しかし、コロールさんのマジで切れがあるスライスに対し差し込まれるあたりが梅さんのおもしろいところ。
当然のように気持ちよくポーチ決めさせてもらったが、スライス戻しかかっている俺にはコロールさんのスライスは「良いもの見せてもらったー」という感じ。
やはり良いショットを見るとイメージが出来て感覚が刺激される。
ぱぱも無駄なミスが無く4人全員が高い集中力を維持してゲームしていたと思われる。
ただし、待っていたみなさんにはごめんなさい、です。

最終戦ではスライスサーブも切れていたし、思い切りの良いファーストボレーも打てた。
大分自分らしいプレーが出始めた。
色々分かってきたが、今回良かった理由はバックハンドスライスがしっかりコントロールできる自信があり、かつ実行できたと言うことだろう。
シングルスにおいてはダブルスほど効果はないが、逆にダブルスでフォアサイドをプレーするときには必需品だ。
センターを突かれたときには必ずバックハンドになるが、このときに後ろ向きにスライスリターンを打たされれば攻勢はとれない。
ところがここでしっかり前向きの姿勢でスライスが打てればリタ−ンダッシュの可能性も出てくる上、リズムがつかめてくれば打点が安定してきたゆえにドライブも打ててくる。

フォアストロークに代表されるようにドライブ系等のショットも俺には重要だが、スライス系統のショットはバックハンドのリズムを作るのに非常に重要な役割を持っているようだ。
そして最近分かったことだが、自分の好きなバックハンドスライスは腰から使えないと打てないことが分かった。
今後はスランプ対策としてバックハンドスライスが打てているかどうか?ということが加わった。

後はプロスタッフにいつ戻すかが難しいな。
まだ早いと思うが・・・。



2002年06月21日(金) ああ

くそう・・・かなり打っていたのに・・・消してしまったわ・・・。
と悔しがるくらい良いテニスを昨日はしました。

実は去年の中盤からモチュベーションが低下し続けていて、それに比例して技術の低下も避けられない状態だった。
ようやくこういった闇から抜け出せそうな気配が出てきた。

今日の練習は昨日の日記に書いた練習方法を試してみようかと思っていたが睡眠不足がたたり、気力体力共に十分ではなかったので通常通りに乱打形式で始めた。
ポイントは一つ。腰の回転を使って打つ!ことである。
昼休みの素振りで自分が考えていた以上に基本が出来ていない自分に気付き、修正すべく素振りを行っていた。従ってスムーズに腰の回転を主導としたスイングを行ってショットする事が目的だった。

最初は特にフォアハンドで腰の回転を使おうとするとぎこちない動きが出てしまう。しかし、ヘッドスピードと運動慣性は十二分に感じられていた。
後はこのバランスを崩さないで打てるポジショニングを身につければいい。
バックハンドは引きが甘いとき、しっかり腰を使えないときは必ず腕打ちスイングになる。この腕打ちスイングでもボールがそれなりに打ててしまうのがバックハンドであり、長い間に培ってきた経験なのだ。
しかし、今はごまかしのスイングでボールを相手コートに返すのが目的ではないので、とにかく修正ポイントにこだわって練習した。
バックハンドで始めに気が付いたのは小さいテイクバックと大きいフォロースルーのスイングで、これでは基本の逆である。
とにかく今日の前半も含め今までバックハンドスライスを打つとネットを越えていく位置が高すぎる。昔はもっとネットぎりぎりを抜けていく感覚で打っていたのになぁ、と常日頃思っていたのだ。
これが腰主導のスイングを心がけていくうちに次第に打てるようになってきた。
一本目は慎重かつ大胆に腰を使って打つ、二本目はイメージ通りのボールが打てる、しかし三球目は大胆さが出過ぎたり、集中力が抜けたり、力みが出たりして必ずと言っていいほどミスしていた。
よくダブルスの試合で三球続けろ、と言う人がいるが今日始めて実感した。
それでも、二本目に打てるイメージ通りの弾道には自分自身で拍手をしてあげたい気分になるほど懐かしく、そしてうれしかった。
まだやれる、と言うことを確信させてくれるに十分なショットだった。
しかし問題は体力だろう。
事実ここ数年無かったくらいの集中力が出ていたと思うし勤勉に練習したのだが、ものすごく消耗したのも事実であった。
ここ2、3日は雨にたたられたりして納得のいく走り込みは出来ていなかったのだがそれにしても1時間の練習で二回も小休止を取ってしまった。
でも本当の練習をしているという充実感を味わえた。

最後に例のごとくシングルスを始めた。
最初のリターンでボールの見え方が違った。
自分の軸が安定しているのか、集中力が維持できているのかは判断できなかったが今までとは違う感じでボールが見えた。
このシングルスで本当にいろいろなことを思い出した。
まず、リターンを入れた後でやはり次のボールに対しての準備が甘い。
甘いといっても考え方の問題が大きく、本来はリターンゲームでパーフェクトを望むプレーヤーではなかったし、それは今でも変わっていないのだが、ことシングルスに限定してみると思い切りというか割り切りが甘い。
イメージ通りにリターンできていたとしても相手が優れたサーブアンドボレーヤーであれば当然のようにファーストボレーはオープンコートに帰ってくる。
従って最低限度、センターにまでステップバックすべきで、そこから思い切ってパッシングショットに懸けるべきなのだ、しかもそのパッシングショットはやはりもっとも確率の高いストレートへのパスが第一の選択肢でこれを読まれたときには動きと引き込みの駆け引きによってクロスコートへの第二の選択肢が生まれる。
ところが今はパッシングショットを相手の位置や動きを見ながら判断している。
シングルスでは圧倒的なスピードがもっとも効果的であると信じているのだから迷わずストレートを狙うべきなのだ。仮に逆を付かれたならばそれは相手の技術が高いか己のリターンにスピードコースが欠けていることの他ならない。
シンプルかつ自分の信じたプレーをするべきなのだ。

リターンでもしっかりしたプランが崩れている。
先に述べたようにファーストサーブであればとにかくリターンをしっかり返すことが第一命題である。これが1.5サーブと言われる種類のサーブが来たときに中途半端に攻めてしまう。このミスはまずしっかりしたプランニングが出来ていないことが大きく、これは徹底する必要がある。
これに類するミスとしては、セカンドサーブの時に「攻めよう」と思っている割には丁寧にリターンしてしまうことがあった。これでは心と体のバランスが崩れてしまう。結果ミスになったが、自分のメンタル面の甘さに気付かされたのがこのミスである。
そのほかはデュースコートでボディー気味に入ってきたサーブを無理にバックスライスで逆クロスに返球しようとしたことがあった。
ばかげたミスだ。しっかり引きつけてストレートに打てばたちどころにこっちが有利になるのにも関わらず逆クロスを狙ってしまう。
これは完全にダブルスの癖だ。意味もなく相手のいるサイドに返球することほど危険なことはない。わざわざ攻撃してくれ、と頼んでいるようなものだ。

サービスゲームではファーストボレーのチョイスが悪い。
バックボレーで打つべき所をフォアボレーで打ったりしている。
さらには打つコースを決めているのに準備が遅い。
大きく引きすぎるとミスが出ると言われ続けていたので幾度か修正したのだが、こんなボレーはくそ食らえだ!しっかり大きく引いてボレーに切れとスピードを出せるボレーに戻すつもりだ。
バックボレーは後半サーブの切れとスピードが上がり、コースが安定して狙えるようになってきてから思い切りの良いボレーが打てるようになってきた。
これだ!このリズムと、高揚感が俺は好きなんだ!と思った。
決めるつもりでサーブアンドボレーをする。
サーブアンドボレーは相手のリターンが浮いたら一発で決めるくらいの気合いが必要なのだと思うし、その気合いが相手へのプレッシャーになるはずだ、まぁ相手がどう思おうと関係ないのだが。
良いサーブを入れてリターンが浮いたら一本で決める。
やはりサーブアンドボレーをする以上この快感が無くては何も楽しくないよなー。

 それにしても、いやー楽しかったなぁ。
 次も思いっきり楽しめると良いな。



2002年06月20日(木) 二日連続

久しぶりに二日連続で練習した。
良いとこ無し。

昨日昼間素振りをした。
スイングの基本が崩れているようで、前からうすうす気が付いていたが、スイングに力が伝わらないのはテイクバックが無いに等しいからであると見ていたが、それも含めさらにスイング起動時点で腰が全く使えていないことだと分かった。
腰痛治療のためにオフ期間を設けたことが大きな関節を使って打つストロークの基本を無くしてしまう事につながってしまったよう。
下半身は順調に出来上がりつつあるようだが、腹筋背筋はさほど強化していないのでこれに意識的に腰を使わないように心がけたことで完全に体から無くなってしまったよう。
まぁ昔のことを言っても仕方がないが、正直試合に出る前よりもひどくなった感じ。やはり試合に出ると勝ち負けが関わってくるのでフォームよりもショットにこだわってしまう傾向があるので狂うのだろう。
今後も徹底して基礎の基礎から体に覚えさせなければならない。

しかし、最後にシングルスをしたが、なぜかシングルスをすると忘れていたものがよみがえってくるのが分かる。
理由をあれこれ付けても仕方がないが、通常の練習ではコースを狙って打つことは少ない。
フォームに集中できると言えば出来るのだろうが、狙ったコースに飛ばすように体を使うかと言えば決してそうではない。
だから集中力が無くなるのかも知れない。
ところがシングルスになると一転してコースを狙って打つことになるので集中力が上がるのだろうと考えている。
この日も何年ぶりだろうか忘れてしまうくらい久しぶりにセカンドサーブに対してダッシュしながらストレートにリターンを流してアプローチをするリターンダッシュが完璧に出来た。あまりの久しぶりさに懐かしささえ覚えた。
そのほかはダッシュしてくる兄貴に対してリターンを沈めるときにはしっかりボールの後ろに入り上から押し込むような思い切りの良いリターンが出来た(決まらないが)。

これらのことから考えてやはり馬鹿丁寧にフォームを作るのは俺にはあわないことが分かった。
すこし兄貴に協力してもらって練習方法を試してみようと思う。

(ワンサイドコントロール)

 兄貴にはデュース(アド)コートにいてもらい、そこからクロス(逆クロス)ストレートへ交互に返球してもらう。これに対して俺は常にデュース(アド)コートにランニングショットをフォア・バック両方で返球する練習になる。
体の使い方としてはダイナミックさ(クロス)と、慎重さ(ストレート)を同時に練習することが出来る。
オプションとしては、ストレートへの返球を意識的に甘くしてもらうことにより、良いクロスが入った後にデュースコートではフォアクロスの叩き込み、アドコートではフォアの逆クロスの練習になる。
かなりきつい練習だが、フォアハンドに癖があり崩れやすい俺にとっては非常に効果的な練習になるのではないかと考えている。
まあ片面五分でぶっ倒れるだろう。



2002年06月18日(火) ひさびさ

サブと打った。
俺も久しぶりなのでとにかくセンターでボールを捕らえられない。
打点も相変わらず近いのでラケットを前に振り出すスペースが無く上に振り上げてしまうショットが多かった。
まぁここで力んで力で打てばまたあちこちが痛み出すので無理はしないで打ったのでサブは伸びてこない俺のショットに対して対応に苦労していたようだった。

まぁガットがもうダメだった。気付くまでに時間がかかりすぎた。
やはり旬の落ちたガットで打っても何の足しにもならない。
昔ほどセンターで捕らえられないので旬が落ちても切れることが少ないのでこういうことになる。今後は10回は練習したら自動的に張り替えるくらいのつもりでいよう。

トータルバランスで言えばまず姿勢が高い。
体全体でボールを打ちに行く感覚が全くなく、おそらく体の軸が崩れているだろうし、リズムもないだろう。
今日の練習はまた薄いグリップで握って体全体を使って大きなフォームでボールが打てるようになるところから始めよう。

最後にサブとゲームをしたが、前半戦はサーブのフォームは安定していたが後半から崩れ始めた、疲れから来るのか集中力の欠如から来るのか分からないが昔に比べて散文的なプレーが出ることが多い。
イメージ通りのプレーをするために必要なのは体と心の両方の強さが必要でこれが付くまでには時間がかかることを再確認した。
焦ることも多いし、自分にむかつくことも多いがここが我慢のしどころだ。
怒りで我を忘れてしまうことは簡単だが、癖になればここ一番のポイントでの集中力が欠如する羽目になる。
とにかく我慢だ、何をどうすればいいかは分かっている。
それがすぐに出来ないことも分かっている。
ならば少しずつでも戻っていることを期待しつつそろそろ本格起動していこう。
今の俺はまだ良いプレーヤではないのだから。

今日から素振りをしよう。
まずフォアバックサーブボレーと基本の動きを30回ずつ正確に行おう。
あぁ・・・地味だ・・・。



2002年06月17日(月) まるまる一週間休む

先週末の試合から一週間全くテニスをしなかった。
色々しなければならないこと、俺しかできないだろう事に時間を取られていた。

昨日オープンのシングルスがあった。
先週の試合で考えることがあったし、今回は十分な準備もする暇もなかったのでスキップした。
次回の標的は8月のシングルスに決めた。
ここまでの間しっかり作り上げるつもりだ。
全てが不足していることに改めて気付かされた。
やはり妥協はしないで、自分のテニスだけを見つめていこうと思う。



2002年06月10日(月) 試合結果

予選リーグ2勝1敗。決勝トーナメント一回戦敗退、です。

第一試合 6−2

相手の状態が悪かった。相手の一人のサービスゲームではダブルフォールトがほとんどだったが、正直最初のリターンで打ち込んでおいたことが相手へのプレッシャーとなったと分析している。
こちらは無駄なミスが無く、淡々と普通にプレーしていただけだが相手が自滅していった。

第2試合 0−6

相手が強かった。時々良いショットを見せることが出来たが切れ切れで出るためにゲームにはならない。ペアとしての実力差がそのままゲームに現れた。

第三試合 6−4

高校生ペアが相手。どういうペアか情報を入手していたので無駄なミスを減らし、少しでも多く打たせてミスを誘う戦術で戦う。序盤から優勢だったが中盤に高校生達が割り切って打ち始めたためにこちらのミスがかさみ出す。
繋ぎのプレーも打ちに行くプレーもどちらも中途半端。
最終的には誤魔化して勝ったが、本当はこういうプレーヤーに対しては同じフィールドであるスピード&パワー勝負したかったが出来る状態ではなかった。
過去最高に不愉快な勝ち方で、相手高校生には自分が過去に親父達に対して誤魔化されながら負けたときと同じ思いをさせたと思うと不甲斐なさを感じる。
次にあったときはスピード勝負してやれる状態でやりたいし、そういうプレーで勝ちたい。

決勝トーナメント一回戦 1−6

立ち上がりから集中して良いリターンを打ち込みペースを崩す。
相手のダブルフォールトもかさみブレークスタート。
その後は記憶がないが、相手のコールミスで一ゲーム取っていたらしい。
まぁ取ったと思っていたがしっかり相手のコールを聞いておらず、引き下がった。
しかしブレークポイントで打ったリターンロブは完璧だった、ナイスブレーク。

決勝トーナメントの本当はゲームだった話は後で見ていた人から聞いた。
特に感慨深いものはないが、その時つくづく感じたのは最初から「勝ち」に行っていない姿勢だ。さほど悔しくもなかったがそれが今日の自分だった。
やはり、良いボールを俺は持っている。しかし今はそれが単発でしかでないし、狙いにいけないときの俺らしいかわしのショットの安定感が欠けている。
勝つために必要なものはいくつかあるが、最も重要なことは自分を信じられるプレースタイルを確立することだ。
自分の可能性を信じることが出来た試合だった。
まだまだやれるし、こんなもんじゃないはずだ俺は。
でも焦らず上を見て少しずつでも良いから前に進もう。
絶対俺は勝てる。



2002年06月07日(金) ということで

今週末の試合がとりあえず兄貴とペア組んでの最後の出場となる。
昨日もリーダー繁関係の練習に入れてもらったが睡眠不足から来る集中力の欠如はテニスには悪影響であるということをまたも確認して返って来る羽目となった。
昨日はあれだけ打てていたのに今日は全くと言っていいほどダメ。
ここ最近はこういう日々が続いている。
安定感とはほど遠いプレー内容で、練習試合ではなく乱打しかしなかったのだが、それにしても同じ人間とは思えない出来であった。

当日まで練習する機会は無いと思うが、仮に出来たとしてもやらないよりはましなのか、疲れない方がいいのか、全く予測が立てられない。

とにかく自分のプレーを安定させる方向性を付けなくてはならないなぁ。



2002年06月06日(木) 今後

兄貴と色々話し合った結果とりあえず固定ペアで行くのは次の大会を最後にすることにした。
正直互いに煮詰まりすぎていたと思う。
すでに互いのいい点を見るよりも悪い点を見ることの方が多くなり、こうなると互いの一個人としての交友関係にまでひびが入る可能性がある。
確かにお互いにとってテニスは重要な余暇の一つだが、別にテニスをしなくても兄貴とは良い友人でいられると思う。
互いに違うペアと組んで溜まっていた膿を出す時期に来ていたと思う。
とりあえずは俺個人のプレーヤーとしての煮詰めを最優先してもらった上で余裕が出来たらまた楽しく前向きな気持ちでペアを組むこともあり得るだろう。
とりあえず、練習は今まで通りに行うことにはお互い問題はない。
俺は試合に追われるように練習するのが嫌なだけなので、試合に出るために練習する、というスタンスから解放されれば今まで通りにテニスすることには全く問題はない。
結局今回の問題は俺がいざ試合にでると決めた以上勝つ算段をしようと思ったことが原因の一つであり、もう一つが俺の状態がどうであろうが試合に出たいと思う兄貴の気持ちがもう一つの理由であったと思う。
今後は試合に出るための練習はする必要はないので、精神的なストレスからは解放されるし、兄貴も俺をその気にさせる必要もないので互いに不必要なストレスを感じることはなくなるだろう。
兄貴が試合前にダブルスの練習をしたい!と望んでもパートナーが俺でなければ喜んで相手になれるから。

不思議なもので昨日の練習試合は楽しく出来た。
昨日はコートが混んでいたため、知り合いの人に一緒に入れてもらって少し打った後で練習試合をした。(コートに入った後で空き始めたのだが・・まぁそんなもん)俺にとっては今年二回目の練習試合になった。
この日は前日に乱打したときに脇の締め方が甘いことで良いストロークが打てていないことが分かっていたのでこれを修正すべくコンチネンタルで握って感覚をつかんでいたのでこのグリップのまま練習試合に突入。
ラケットはリーダー繁からかっさらいっぱなしのグランディア君(現在譲渡交渉中、売ってぇぇーー)。この子はオーバーサイズでおまけに低めのテンションで張ってあるためボールがとても飛ぶ。しかしフィーリングはマッチしている。飛びすぎにだけ気を付ければ良いプレーが出来ることは分かっている。
ちなみに去年のベスト4二つをかっさらった時のラケットがこの子である。

序盤は集中できないこともありリターンもろくに返らないことが多かったが相手がA級プレーヤーであるのであまりにいい加減なリターンは100%ポーチにかかるのでコースとタイミングには注意を払ってプレーした。
最初のセットは1−6であえなく落としたが後半から徐々に良いプレーが出来てきた。理由の一つは相手のボールが早いのでB級のように集中力散漫ではやられてしまうので集中力が高まってきたことだろう。それに本来の自分のいるべき領域のスピードだったので心地よくプレーにのめり込むことが出来たことだろう。

今期は正直実戦不足もあったがそれでもリターンの時の打球判断、それに対する返球の選択に甘さがあり、これが自分のテニスを狂わせていることが分かった。
基本は「打てるボールは打ちに行き、そうでないボールは繋ぐ」ことだが、遅いボールに対して足が止まりその場で手打ちになることが再確認できた。
これは選択に甘さがあることも確かだが、ここにこういうボールが来たらこう打つ!というシンプルな自分の中での決め事に迷いがあったことが大きい。
この迷いは「勝つため」とか「負けないため」という戦略や戦術のもとにショットを選択し続けていた日々が長かったためだと思う。
これがこの日は解決されていて「自分が打てる、打ちたい!」と思ったボールを迷いなく打ちにいけるメンタリティーが俺にはあった。
やはり俺はこういうプレーヤーなんだと思った。

そのほかには常にエースコースを探す自分本来のスタンスもしばらくお休みしていたので、ロブボレーを打った後で最初からエース狙いでプレーしている本来の自分がそこにいたならばロブボレーなど打つ必要なは無かったと思うポイントもあった。
久しぶりにテニスをしたと思った。
やはり自分らしくプレーさえできれば楽しく思えるのだろう。

昨日はたまたま良い試合が出来た。
走り込みを始めてから約二ヶ月経つ。
下半身は仕上がりつつあるが、かかとが上がっていないときもあるからまだまだ走り込みは続けるつもりだ。
技術的にどうこう言う前に打つ瞬間に棒立ちであるときやボールを見ないでショットしているときがあったり、テイクバックがしっかり出来ていないことも多い。
まだまだ基本の習熟には時間がかかりそうだ。
でも必ず戻せるはずだ。
より勤勉にフィジカルトレーニングと基本練習の煮詰めを徹底して行っていこうと思う。



2002年06月04日(火) やはり

もう少しだけ自分のテニスを取り戻したいのだろう。
正直、年間のツアーの中ではダブルスが圧倒的に多い。
シングルスは多くて3試合だが2試合の時もあるし、その全てに出られるとは限らない。
だから実際は年中ダブルスをしているようなものなのだ。

前にどこかに書いていたかも知れないが、やはり試合していて楽しいと思えるのはシングルス。ダブルスはA級トップの試合を見ていても楽しいと思えないことのようが多い。
ダブルスではすごいショットよりもうまいショットの方が決まるようだが、そのうまいショットを「せこい」と思ってみてしまう俺がいる。
別にダブルスをうまくなろうとする人や勝とうと思う人を否定はしない。
でも自分がそうなることを目指すつもりはないな。

スクールに通っているときにもダブルスには有効なショットの練習ばかりが続くと非常に窮屈さを感じていた自分がいた。

本来の自分のダブルスをしているときのスタンスはシングルスで使うショットの応用を使ってプレーする、という形だった。
これがダブルス中心のシーズンを過ごしているうちにこの大前提が崩れてきていたのだ。
もちろんダブルスをたくさんしていたからだけではなく、アスリートとしての基本的な能力の低下も大きいと思う。
でも動き悪くなってきたり、脚力の低下を自覚したとしても「走り込もう!」と思うかどうかはテニスに対するモチュベーション次第であると思う。
ここの部分で自分に対する理想とダブルスが要求するテニスは違ったようだ。
けれどそれはA級ではなくやはりB級であるからだと言う人もいたし、当時はそう思っていたこともあった。
しかしこれは過去の話で今は自分自身でもA級で通じるとは思えなくなった。
色々理由があるが少なくとも試合に勝つために自分のテニスを変えることは二度としないと決めた。
それと本来のスタイルである「勝てる算段をしてから試合に出る」ということも徹底することにしたい。

少なくとも自分の中で納得できるレベルを100とすると、今はせいぜい20がいいところ。
この状態でも誤魔化しながら試合すればある程度の結果は残せると思う。
でも俺が求めているのは勝つこと、結果を出すことではなく、自分らしいテニスをすることであり、自分らしいテニスをすれば結果がどうであろうと基本的には関係ないのだ。
だから、今の状態のように自分が打てないと思うショットが多すぎるのでは試合に出ても自分のテニスは出来ないし、自分自身に失望するだけだ。
今俺に必要なのは基本練習による基本の習熟であって試合に出ることではない。
全てのショットに完璧を記するのは難しいが少なくとも昔は出来たと思うショットが出来ないうちに試合に出ることは無意味なのだ。



2002年06月03日(月) 雨天中止

期待と不安が入り交じっていた今回の試合、結局雨がひどかったため中止になりました。

とりあえず来週の試合には出場する方向で考えていますが、来週の試合は過去にB級で優勝してしまっているのでA級での出場になります。
この状態でA級なんぞに行ってもろくなゲームが出来るとは思えないのですが、兄貴が出たいようなのでお付き合いする方向で考えています。
とりあえずは来週の試合が前半の最後のダブルスになる予定です。
後半は兄貴とも少し話をしましたが、まぁ考えるって事にしています。
互いにテンションも下がって来ているので決め事は無しで行く予定です。

いずれにせよ、このペアが煮詰まっていることは確か。
正直スピンとフラットという正反対のタイプであるので互いの良いところを出すとかいうよりも、どっちが互いの好みに近づくか、という感じになってきているので自由が利かなくなってきている部分も出てきている。
こういうときは互いに別のペアと組んでみることが必要だと思う。
もうお互いを知りすぎているので甘えかきつい要求のどちらかしか出てこないだろう。それでは楽しくはないだろう。


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