テニスとゴルフの日記

2001年08月25日(土) 来期はレッスンお休みします。

テニススクールは来期休むことに決めました。
今年のツアーを振り返ってみるとまるで毎週のように試合に出ていたような気がします。実際はそんなこと無いのだけれど試合がない日はそれなりに用事があったり試合じゃなくても練習していたりしたからだろう。
テンションとかモチュベーションとかの問題ではなくテニスに対する気持ち自体が休みたがっているような感じが強い。

昨日久しぶりにレッスンに出た。もちろん目的は来期のお休みについての話をしたかったのだけれど、久しぶりのスクール、どのように感じるか、どういうテニスをするかは分からなかった。
結果から言えば昨日は最終日だったのでアップメニューをこなし、サーブアンドボレーの練習を若干した後でゲームをすることになった。
全部で4戦した。3勝一敗だった。
最初の2ゲームは兄貴とペア。一勝一敗。
勝った試合はオープニングゲームで相手も集中し切れていないようだったのでブレークし次に僕のサーブをキープして終了。
二試合目は互いにリターンが返らずキープされ兄貴のサーブをブレークされて終了。まー兄貴的にはアウトボールをドロップショット狙ってミスった俺が悪いらしいが(まー一理ある)あの状況でボールを落とせば相手に立ち直る時間を与えてしまうし、僕には完全にアウトだと思える確信がなかったので迷った上に触り、しかも使ったことのないドロップに行ったことは悪い。でもやはり改良サーブも威力が通じない相手だったため(まーB級ならば多分リターンは返ってこないと思うけれどね。)ことごとくリターンを返されペースのあるファーストボレーを打てなかったら前衛にも良いリズムは与えられないぞ。サービスゲームでありながら有利な状況を作っていけないと前衛はつらい。ファーストボレーを入れるまでは別にサーバー側だからといって有利ではないのだ。
まー若先生は兄貴をなめきっているので余裕と自信を持ってリターンされてしまうと良いボレーを打てないのかもしれないが、これは仕方ないと思えるナイスリターンは15−0から良いサーブに対するリターンのみなので、ここはいくらレッスンの練習試合だからといって気を抜いてはいかんところだったはず。
 まーこのページは兄貴にも教えているのではっきり書くが、レッスンで余裕を持って楽しめるのは実力・実績ともに備わっている上位プレーヤーだけで俺らのようなプレーヤーは一瞬たりとも気を抜いてプレーしてはいけないのだ。何とか必死についていった上で初めて自分のレベルにプラスになると俺は思う。
少なくとも俺は口では弱気なことを言っているが完全になめられるのはごめんなので、何気なく迎撃はしているし、相手がなめ腐ったプレーをしたときやチャンスボールに対してはきっちり行っているつもりだ。昔は同格だったとしても今は完全に格下なのだからよけいな感情は捨ててとにかく食らいついていくこと、だけを目標にしないとただなめられ続けるだけだと俺は思うのだが、兄貴は俺より遙かに「テニス」が好きなようなので相手にどう思われようが楽しくできているのかもしれないなー。これは個人の考え方だ。ただ人にどうこういう前に自分のプレーを思い出して見ることの方が大事だと思う。まーネタならいいが。

 来期休むのは手首の痛みが取れないこと、もう少しで自分本来のフォーム・リズム・イメージを取り戻せそうになってきていること、更にこの状態で彼らになめられつつテニスをするのは技術的にも精神的にも良くないこと、ついでに言うと今期なんだかんだ忙しくて半分くらいしかレッスンに出れなかったのでチケットがあまっていることが上げられる。プラス重要なことはフォームが出来かかっているときにアングルボレーだのドロップボレーだのロブの練習など俺のリズムを崩しかねないダブルス特有の練習は逆効果であると思うところが強い。
これらのショットは僕自身がある程度固まった後で遊びながらやるなら良いがまじめにやると自分を見失いかねない。やはりどんなにダブルスが分かってきていても得意なこと不得意なこと、好きなこと嫌いなことはある。
嫌いなことをしてまでテニスはしたくない。自分本来のテニス、自分らしいテニスをしてこそ充実感は得られるものだと信じている。

 で、技術ネタを少し。
今週の兄貴との練習であまりにもやる気が出なかったため気を使ってもらってシングルスをした。そのときになぜがグラフのサーブのイメージが頭に浮かび打ってみたのだが威力はともかく体への負担が非常に少ない。
若干セカンドサーブに問題は抱えてはいるのだが、解決できそうなのでこのスタイルでの練習を続けてみようと思う。
ポイントはリラックスしてトスを高く上げ背筋を伸ばして自然に振り抜くことだ。
慣れてきてインパクト時に手首で押さえ込むような使い方をしなければ実に素直にサーブか打てる。ダッシュしにくい面もまだあるが慣れてくれば少しだけトスを前に上げれば修正できそうな気がする。どうやらサーブダッシュのことばかりを考えていたため想像以上に打点が低くなっていた様だ。あまりにもイージーにサーブが入るので自分でもびっくりしたが、それなりに背丈があるので入っても当然なのだ。
かえって回転やコースなどをいじるよりもシンプルに上から打つフラットサーブの方が効果が高いかもしれない。これは研究すべき点だな。
それといい加減に休み気分を返上して走り込みを再開するつもりだ。
実は今年の前半も走り込みをしていたのだが、下半身の強化には効果があったが、気温が総じて低かったため減量にはあまりならなかった。
ちょうど台風が通り過ぎたあたりから暖かくなってきていて絞れそうだ。
年頭の目標であるウエイトまで絞りたいと考えている。
ようやくやる気が戻りつつある。無理はしないで心に素直になってテニスと付き合っていこう。



2001年08月07日(火) またまた結果報告

二週続けての試合。疲れて日記もお休みしていたらこんな題名に・・・。

結果からいえば予選リーグは突破したものの決勝リーグ一回戦敗退。
まー順当な結果でしょう。
プレビューすると一回戦は都市対抗選手のエースとその後輩ペア。
まー今回はジョージがパートナーなので過大な期待は出来ないので自分の状態をチェックしいかに楽しむかがテーマだったので楽しくプレー。
実は先週のシングルスで自信を回復し気持ちよくふれるようになっていたため随所に良いショットをちりばめ2−6で散ったもののまー納得いく試合内容でした。
問題は二回戦。
実はこの日記を書く最大の要因を与える原因になったペアとの試合。
今回はいつものパートナーの兄貴ではないので何とも言えない気持ちでコートに入った。実はこの時点ですでに負けていたのだが、僕の中ではこいつらに負けたくないという気持ちと今回のペアではまた負けるかもという感情が入り交じっていたうえ自分の調子は良いために緊張の一言では言い表せない状態だった。
ファーストゲームを取られてからほとんど記憶がない。序盤で何とも情けないボレーボレーになり打つところが無くなりロブボレーを打ちスーパーオーバー。
頭の中で何かが切れたが何とか試合続行。内容は覚えていないが一番いやなのが早いボ−ルでもなく遅いボールでもない、いわゆるペースだけがあり相手のリズムやミスを誘うようなボールが嫌い。しかもそれが自分の正面に飛んでくるとかなり高い確率でミスしてしまうようだ。普段の練習も自分の好き嫌いも含めてだがやっつけてやろうという意志を持って打たれたボールには真摯に対応できるがそんなコースにそんなボールは絶対打たないぞーというボール、すなわち自分ならば絶対に打たないショットに対して打ち返すイメージがないのだと分かる。
兄貴はどうだか分からないが少なくとも俺は自分のイメージを持ってプレーしているのでイメージ以外のボールを打たれると集中力が切れ足が止まる。今まで負けてきたプレーヤ達を思い出してみると自分のイメージにないプレーをするペアにはことごとくやられていたと思う。
シングルスとダブルスの大きな違いは常にエースを狙えるコースがあることでありダブルスはそれがない、つまりダブルスは逃げ道がない、と考えても僕には当てはまる。つまりエースを狙えるコースがあればどんなボールでも狙っていくことで集中力を維持し続けることが出来るがダブルスではそれは難しいのだ。
そこで2回戦での唯一の記憶がある。サーブが弱い方の時にリターン時に普通にクロスに返してポーチされたときにさすがに頭に来た。次は絶対にアタックしてやろうと考えた。なぜそこまで考えたかといえばまず、その状況時に前衛の人がネットに張り付いたポジションを取ったのにも関わらず、自分自身の緊張から手先でクロスに持っていってしまったための見事にポーチされた。つまり相手前衛に前衛アタックがないと考えられたから>つまりなめられていると感じたこと。後は遅いサーブに対してなぜ引き込んでしっかり打てなかったのか?という自分に対する叱咤激励を込めてアタックすべきだと考えた。結果実行してネットの下に打ち込んだが、ポーチに出てくることはその後無かった。今後もこういうプレーをする相手にはぶつけてやるくらいの勢いがなければ前衛を楽にさせてしまう事になる。少々荒っぽいかもしれないし品がない戦術なのだがこういって考えを逆手にとってポーチしてくる人も大したプレーヤーではないのだから仕方がないと考え次回は実行しようと思う。
それとネットに張り付いてポーチを狙ってくるプレーヤーに対してはクロスコートへのロブリターンが意外と有効だと思った。本来戦術からいえば前衛の上を越してストレートにロブを上げるのが常套手段だがロブが嫌いなうえ下手くそな俺にはクロスにロブを上げる方がいいようだ。このクロスへのリターンロブは相手がサーブダッシュしてこない相手には有効であると思う。特にアドコートでは非常に効果的でよほどひどいボールでなければダッシュしつつスマッシュするのはB級レベルのプレーヤには難しいし、バックボレーになればより難易度は増すはずだ。
相手のバックサイドを狙うのはサービスだけだと思っていたが以外とそれ以外の時でも余裕があればコースよりもバックサイドを狙った方が効果が高いかもしれない。まーこれはまだまだ研究の余地があるしA級に上がれば考える必要もないだろうから軽く覚えておくくらいにとどめておこうと思う。
あとは遅いペースになった時に序盤でありがちなミスが,ロブで上を抜かれカバーのボレーを打つときにポジショニングの甘さから頭の後ろでハイボレーを打つ羽目になりさらにコントロールしようとするのでラケットヘッドがクローズになりネットに掛けるミスが出てくることだ。こういったミスが発生するのは足が止まり対したロブではないにも関わらず、いつもならば決めにいくくらいの気持ちでハイボレーが打てるのにより気持ちが委縮していることにより決めにいくどころか置きに行くのでミスをするのだと思う。まーこういう状態になるということは遅いペースの相手なのでこういうときは無理していつものプレーをするとただ力んでよりミスをする確率が上がるだけなので面をオープンにして高く返球する事を心がけようを思う。これは練習試合でも少しずつ試しておく必要があるだろう。いきなり試合では出来ないだろうし、思い出せる状態ではないはずなので体に覚えさせておく必要があるだろう。
まー本来の俺のスタイルとはかけ離れた思考だがとりあえずB級で勝てない限りは所詮ただの器用貧乏であろう。勝ってA級にいって初めて信頼できる相手とより高いレベルの試合が出来るのだ。勝つためだけにテニスをしているわけではないがB級から卒業するまではとにかく勝つための算段を用意しておき勝ちに行こうと思う。
今回の試合で前半戦から中盤までのツアーが終わった。次は10月まで試合はない。ようやく試合までゆっくり休養と練習する時間がとれる。
ゼイカン一号との試合は是非出場したかったし、出ていれば何かが変わっただろうと思っていたので今でも残念だが、テニスを深く考え自信の弱点を発見できた意味では良かったのかもしれない。まーあまり考えすぎると楽しくもないし自信がなくなるからいやなのだがこれは今年で最後にするつもりだ。そうしないとこの日記もネタが持たないぞ。来年はA級リポートにしたいものだ。
さーてゆっくり仕上げるか。



2001年08月01日(水) 結果報告

2回戦負け、でした。
で、詳細。

一回戦は格下相手。
負ける分けないと思っていたものの、久しぶりのシングルス。まー2年ぶりですか。結局ダブルスばかりの試合に出ていたんだナーと気づきました。
最初は久しぶりの試合なので緊張していました。相手は日記のはじめの方でダブルスの決勝リーグ一回戦で負けた相手の一人。サーブとフォアは良いものを持っているプレーヤーだ。まずサーブ権を取られ彼のサービスからスタート。
うーーーん、リターンが返らない。体も温まっていないし、緊張感からか振り切りが悪い。気持ちよく左右に振られボレーでしとめられるパターンでキープされる。
自分のサービスゲームさえ落とさなければ負けない、と思っているのでその後2−2までキープ合戦したが、6−2で勝つ。途中までネットに詰められることが何度かあり、バックのパッシングがネットを越えないことに怒ることがあったが、フォアのパスを通したらそれ以来出てこなくなったので楽になった。というより出てこれるようなボールを打たなくなった上、僕が出ていく場面が多くなったので当然か。何とか一回戦負け>坊主頭 は避けられた。リーダー繁は残念そうだった。

2回戦はレッスン仲間。ダブルスはA級。
この試合も最初は緊張する。一度ブレークポイントがあるが彼のリターンが僅かに長かったので助かった。その後2−2から3ゲーム連取し5−2でマッチフォーザサービスゲーム。このゲームをダブルフォールト4本で落としたらしい<聞いた話。この辺から記憶はない。体もいっぱいいっぱいだったようだ。
今思えばせめて2回戦だけでも突破しておけば良かったと思うが、5−3、5−4と進んでいく中で「これ勝っても次無いな」とか柄にもないことを思ったのがいけなかったのだが、体の痛みが腰だけではなく体中が痛かったので完全にコンディションの準備不足、この一言につきる試合でした。
ハイライトは緊張が解けてきて2−2からブレークするつもりで攻撃していきラブゲームでブレークしたのがベストゲームだったと思います。
やはり中途半端にスイングしコントロールするのは第一に性格に合わない、第二にかえってスイングが安定しない、第三に自分でゲームを作るという試合しかしたことがないので相手に先に攻撃されるのはリズムにも合わないし経験がない、ということでしょう。
まーパートナーの兄貴的表現で言うと「5−2からガス欠でまくられて負けた」という事になります。今までもたまーに言われた事があるが今までのはガス欠ではないぞ、今回が本当のガス欠でしょう。それにしても、まさかたったの2試合であそこまで体が痛むとは思わなかった。あえて腰の事を思い、サーブ練習は全くせず望んだ今回の試合、腰がどのくらい持つか、という調査テーマが主題でしたが腰だけではなく体全体の筋力不足、つまりテニスの技術云々よりもアスリートとしての能力が試合に耐えるだけのものがなかったということが確認できた試合になりました。

2年ぶりにシングルスに出て分かったことがいくつか。
ダブルスとは違いボールのスピードで圧倒できること。
これは重要。相手より早いボールを打つこと、打てることに喜びを感じる。
そしてそのボールでポイントがとれると堪らなく嬉しい。ダブルスでは難しい。
センターに入ってくるボールをセンターに打ち返すならば可能なのだろうがそれ以外はスピードで圧倒するのは競技として難しいのでしょう。
 それと、ポイントをとれる形になったときに相手があきらめるのが分かる瞬間に「勝った」と思えることも嬉しい。これもダブルスにはほとんどない。やはりミスをするか、させるかという状況が多い。相手のバランスが崩れたらあり得るが一人と二人ではメンタルにかかる負担が少ないので、ダメージも少ない。
逆にシングルスでは総て一人でプレーしなければならないので一度流れを作れればそう簡単には崩れないし、流れを戻すのは大変だろうと思う。

なぜダブルスで今まで勝てなかったのか?と聞かれれば今は、総て一人でやろうとしていたからだ、と答えると思う。少し前は違った、俺のせいじゃないぞと思っているところもあった。
良いサーブ、良いボレーを打ってもパートナーがチャンスボールをミスするかもしれない。そのときに頭に来るか、いや自分のミスしたボールを切り返してくれるかもしれないし、二人で一つのチームなのだからパートナーのミスは自分のミスだ、と考えられるかどうかによってメンタルの持ちようも大分変わってくるのだと思う。ようやくこういった考え方ができる様になったということは自分に余裕ができてきたのだろう。
スクールでも最近ようやく自分らしいショットが出来るようになってきた。
後は技術を支える体を作ることだと思う。過大な期待もしていないが最低限必要だと思えることをやっていこうと思う。また新しいスタンスでテニスに取り組めそうだ。次は10月の第一週シングルス、第2週ダブルスだ。


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