今までずーっと自分はシングルスプレーヤーでダブルスは性に合わないと思ってきた。これは事実だ。しかしショットの質や考え方がダブルス向きではないとしてもシングルスのスタイルのままでダブルスはできないのだろうか?と言う疑問にたどり着いた。向いていないから嫌い、やらないのはもったいないな。 この日記を書き始めた頃テニス自体を考えさせられることがあってそのときの心境とは一転して楽に考えられるようになってきた。別に良いじゃないの勝たなくても楽しめれば、そう考えるようになった。 やっぱり楽しくなければ何事も続かないさ。
こういった心境の変化からパートナーへの様々な要求を少し後悔し始めていた。 つい2,3日前機会があったので話してみたところ、自分なりに消化している部分もあって結果オーライっというとこか。彼も俺に色々言われてトライしているようだ。だがトライした結果「できなかったらショーがねーな」という心境に至ったらしい。そう、それでいいのだ。勝つための完璧なフローチャートを作ったらいつまで経っても完成はしない。もちろん具体的目標やテーマは必要だがそれらを達成するためにテニスをしているわけじゃないだろ、やっぱテニスが好きだからやっているだけなんだよ。
今月末に迫った今年最大の目標であるシングルスの試合。もちろんベストを尽くすつもりだ。でも勝つためにプレーするのはよそう。自分の理想とするテニスを少しでも表現できればいい。元々そういう考えの持ち主なのだ、俺は。
たとえオムニコートでサーブアンドボレーはきついぞ、と言われても勝つためではなくサーブアンドボレーを楽しむためにやるのであればいいでしょう。 繋ぐべき所で打っていってアウトになっても良いでしょう。自分が考えることをプレーする、この考え方で今後はテニスします。どんなに無理したって自分の能力以上のものは出ないって。練習の結果を試合にどのくらい生かせるか、どのくらいパフォーマンスできたかという考え方が基本です。結果は気にせず楽しみましょう。
昨日リーダー繁と練習した。コンディションは雨上がりでただでさえフラット系な二人なのによりボールが来ないため次第に二人とも壊れ始める。僕のフォアハンドが壊滅的な状態に陥り始めたので乱打を中止しゲームに変更することを模索し始めた頃ようやく原因が分かる。忘れないようにフォアの調子を戻すチェックポイントを羅列しておく。
1.基本中の基本だが、下半身を柔らかくし低くボールに入ること。
これはトップスピンよりのドライブを打っていると下から持ち上げるのが基本になるし、それに慣れすぎるとスイングが下から上になりすぎてプレースメントが悪化する大きな要因になる。
2.ボールをよく見ること。
インパクトでボールをよく見ようとすると最低限のバランスを維持できるようになる。イメージとしてはフォアのクロスコートを打つ際に横からはいると横降りになってしまい振り抜きができなくなってしまう可能性が高い。フォアだけに限らないがきっちりと懐まで呼び込んで打たないと崩れる可能性は高い。
3.体の開きを押さえること。
これは今年の序盤でフォアハンド最大の問題点として分かってはいたが、やはり一度修正して直ってしまうと忘れてしまう重要チェックポイント。 スタンスがオープンなので上体のひねりやテイクバックを大きく取ることを基本としなければならないがライジングやカウンターショットを打っているうちに狂う可能性は常にあると考えるべきなのだろう。いくらプレースメントやスイングをチェックしてもロングやアウトのコントロールができないときは力みから来る体の開きが早くなる症状が出てきやすい。遅くて弾まない種類のボールを丁寧に返球するときにはクローズスタンスできっちり前足に体重を乗せてインパクト後左手でラケットを押さえながらフィニッシュするイメージでフォームの修正を行おう。
4.脇を締めて肘の位置をキープする。
カウンターの時には多少の肘の位置の移動は仕方がないが、打点が近すぎたり予想以上に厚いあたりで当たってしまったときに肘で抜いて距離をコントロールする癖が最近出てきた。インパクトが不安定なために出てきた問題点だがフラットでとらえているときには抜き加減が重要なポイントとなるために問題ないが、ドライブ系統で打った時に肘を抜いてコントロールするなど最低の処方である。振り抜きや押さ切ることでコントロールしなければならない。
5.総括
フラットで打つショットが少なくなってきたためネットぎりぎりに通す感覚が薄れてきている。バックハンドはフォアより回転量は多いがそれでも上に振り抜きすぎる。もう少しネットに近い弾道でアウトボールを押さえる感覚で打たなければいいところが出ない。つなぎの感覚が強すぎるといざ打つときに勝負できないので注意すること。
| 2001年07月16日(月) |
うーーーん、疲れ抜けない。 |
どーも先週からの多忙モードを引きずって今もまだお疲れ中・・・。
先週のレッスンで久々の楽しいメニュー。アプローチ打ってフォア・バックのローボレー一本ずつ、下がりながらスマッシュ打って、再び詰めながらのドロップボレー。ドロップボレーは嫌いだが嫌いなのは横に動いての奴で、詰めながらのショットは好きだ。タッチで打てるから。 次のメニューが生徒さん同士でのボレーストローク。更に何球かハイボレーを混ぜるためにロブを上げなくてはならない。このロブがなければ楽しい練習だったのだがロブを混ぜる、この一言でまずリズムが狂う。まー相手が若先生だったのでスピードもあるのでまずここで普通のラリーができないことに気づく、普通と言っても都市対抗レベルの選手とやる普通なので早い。まずコースを付けられると反応が遅いし、しっかりプレースメントできずに手だけで返そうとしてしまう。これでは親父テニスだよ・・・。 もう、走り込みだけではどうにもならない限界が来ている。一度きっちり体を作りたいと思っていたのでスポーツクラブに通うかもしれないなー。 単に疲れただけでコンディションがこれだけ上下すればメンタルが持たない。 何を信じて良いのか分からなくなると最悪の状態になるので、本気でスポーツクラブ通いを本格化させようと思う。
| 2001年07月12日(木) |
小雨の中のシングルス |
今日は天気良くないから部屋の掃除をしてテレビ見て寝るかナー、と思っていたら久しぶりに王子からの練習のお誘い。こんな天気でやるやついないだローと思っていたので最初の一言は「おまえ馬鹿だろ」でした。でも「7時半からならOK」といった俺も同類です。
そんなわけで少し乱打した後シングルスを始める。まー体調的にはかなり悪く先週末の疲れを引きずったまま月曜日はウインブルドン決勝を夜中の三時近くまで鑑賞し、火曜の夜にはリーダー繁と愛国データバンク作成のため調査に出かけ2夜連続で夜遅くまで活動していたのでまずもって集中力がない。まーしかしやる以上はチェックできるところはしておきましょう、と思いプレーしていました。 昨日のお相手「王子」はA級戦士である。大まかに言うとコース、正確性、安定感で勝負するタイプのプレーヤーだ。彼と出会ったことはダブルスならともかくシングルスでは負ける気がしなかった。何しろほぼ全部のショットがエースをねらえるボールに見えてしまう、そういうボールが主体なのだ。シングルスに限らずエースを狙えるボールは常にエースを狙う人間なので打ちまくると勝てた。サービスもブレークされる気がしなかったしね。まーそれは過去の話。あれから2年近く経っているし僕の成長が止まっている間に彼はどんどんうまくなっているのでどうなるか楽しみだった。
結果から言えば2−6、1−4で負けているところでギブアップした。ふくらはぎがつりそうだったからである。走り込みしている割にはだらしがないナーと自分でも思ったが冷静に考えるとダブルスでつらなくてもシングルスではつる可能性はある。守る範囲も違うがセンター気味のボールは基本的に総て回り込んで打つし、下半身の使い方も止まって打つ、というよりも止まりながら打ち>打ち終わりながら移動するといったパワー系の走りを要求されるのだ、シングルスは。フットワークに関してはシングルスの方が遙かにきつい。シングルスで走り負けなければダブルスでつる、事はないと言える。フットワークに関しての問題は分かった。確かにこのところの忙しさに加えて釧路らしくもなく雨がおおいので、走り込みを怠っているのも事実だがもう少し煮詰めないとダメだと分かった。それに可能な限りミスの少ないプレーヤー相手とたくさんシングルスをしなければならないだろう。
その他の内容ではサーブ、これは一定の評価をあげたい。akiさんからのアドバイスもあり、アドからのセンターサーブでエースがとれた、しかもセカンドのスピンでだ。思わず声が出てしまうくらい嬉しかった。ファーストの入りは悪かったが集中力のない状態では及第点でしょう、まだ納得の域にはないけれどサーブだけはゆっくり仕上げようと思う。 ストロークはフォアは大分打てるようになっていた。しかしやはりベストのポイントに素早く移動できていないのでミスが多い。ただし自分的にはただ闇雲に力んでのミスではないと感じている。ほぼ基本的ポイントは押さえられてはいる。入り方、微妙なポイントの修正などを行えば大丈夫だと思う。まーフォーストエラーばかりだったな、王子には悪い事したと思うが時々圧倒できたので良いでしょう。 俺のスタイルは君とは正反対なのだよ。昨日はダメだったが日々良くなっていくだろう、という確信がある。試合前に彼ともう一度試合できて、そのとき圧倒的に勝てなければ本番もダメだろうから。まーいずれにせよ自分の現状はよく分かった。春先に比べて格段に問題点は小さくなっている。頑張ろう。 リターンが問題なのはバックハンドだ。残念ながらドライブのリターンは全く打てなかった。王子のサーブはなかなか良い。コースも読ませてはくれない。何度かリターンダッシュを狙ったことがあったが、コースが読めなかったので行けなかった。もう少しスピードのある選手と練習する必要性もある。トータルバランスはまあまあだ。 後はサーブダッシュになれていないのでチャンスボールをきちっと決められなかった。これは思い切りと正確性、それにサーブのバランスも絡んでくるが自信が決めてとなるので練習するしかない。抜かれることを怖がってはダメだ。最初は抜かれて当然だ、少しずつあげていくしかない。
あと2週間を短いと思うか長いと思うかはもはや問題ではない。今は自分のスタイルを徹底して貫き通す練習をすべきだ。ファニピーの練習でも容赦なく行こう。 リーダー繁も中途半端に凹まされるよりも思いっきり凹まされた方がいい、といったので容赦なく行こう。まー本来手抜きはない方がいいのだ。
| 2001年07月11日(水) |
はっきり言って・・・ |
ネタはない。何しろ楽しみにしていた試合が流れてからというものテニスをしていない。昨日も上から強制執行がかかり練習できなかった。 ここのところの忙しさに比例して雨の日も多いためせっかく練習できると思った日に雨、ということも少なくないのだ。 正直言ってこのモチュベーションの低さには困っている・・・自分一人で困っていても仕方ないのだが日々の生活に余裕がないためテニスまで気が回らない。 ウインブルドンもエドバーグやベッカーがいた時代とは違い非常に淡泊だから、面白いと思える試合に出会える確率も低くなってきた。 ラフターは良いサーブアンドボレーやーだがビッチはやはりただのビックサーバーだった。何しろラフターの考えていることやプレーは分かるときがあるがビッチは何を考えているかさっぱり分からない。最近の若いプレーヤも同様だ。 これが彼らのプレースタイルなのかどうかは分からないが、分からない原因としてシングルスをあまりしていない、という要因があるならばまずいな。やはりシングルスが好きなのだから。
決めつけて言えるほどテクも実力も結果も出していないのだが、シングルスとダブルスの大きな違いは常に自分一人でやらなくてはならない点だ。ダブルスよりもコートは狭いがシングルスコートを目一杯広く使われたならばコートカバーはダブルスの比ではないと思う。しかも常にオープンコートが存在する。これがダブルスとの大きな違いであろう。人に頼らないではなく、人に頼れない、なのである。自分がベストの状態でダブルスをやっていたときにパートナーがポーチしてくれても「別にポーチしてくれなくても俺が決めるよ」と思ったり、「ストレートだけはどうしようもないからとめてくれよ」と思えるプレーをしたことがあるのならばそんな人はシングルス向きだと思う。僕の場合は軟式で良いパートナーに恵まれなかったことから硬式に転向したため硬式に転向してまでダブルスなんてやりたくないぞ、という気持ちがずーっとあって、プレースタイルもショットも考え方もシングルスに向いていると自分でも思う。まー現実には色々な人と友達になれるとかダブルスの試合が圧倒的に多いというのがあるし、ダブルスでもテニスには違いない、という風に考えればダブルスでも楽しめるはずだったのだ。
シンプルに言うとシングルスは勝ち負けではなく自分のベストパフォーマンスを引き出すことに主眼をおけるが、ダブルスは楽しむが最初で次に勝ってなんぼなのだ、俺の中では。書いていて思い出した。尊敬しているakiさんにダブルスの極意?を教わったが、「ペアは選べ、選べなかったら遊べ」という言葉がある。是を僕に当てはめると「シングルスをやれ、やれなかったら(ダブルスだったら)遊べ」が基本姿勢でもいいのだろう。どのみちやってしまえば手抜きはできないが勝つために準備や戦術を深いところまで詰めてしまうと自分らしさが消えたり、好きでもないショットの選択を強いられたりするために、テニス自体に興味を失ってしまいかねない。ベストはどっちも楽しんで勝つ、がいいのだけれどそんなうまい話はないだろう。
正直言ってシングルスでも楽しいという感覚よりも自分が思うとおりにマネージメントする、という点に興味があるのであって、一番好きなのは相手が自分と同等かそれ以上のプレーヤーとゲームする時だ。それ以外にはそれほど精神の高揚はない。自分のベストを引き出しながら押されながらも最後のカウンターが決まるまで支え続ける試合が一番好きだ。最初っから押しまくるスタイルでいけるのは負けて元々だが勝てるもんなら勝ちたい、と思わせてくれる相手に対してだけだ。まーただ粘ることに生き甲斐を感じるプレーヤに対しても攻めまくるプレーをすることがあるが付き合っても楽しいと思えないからそうするだけであってベストのプレーとは異なるものがある、見ている人には分からないと思うが。
今年の本命の試合まであと2週間だ。体には不安はほとんどない。少し自分の限界をあげる意味でも綺麗に枠に入れるショットよりも気持ちで打つショット、最初は枠に入らなくても自分のイメージでより強く気持ちが入るショットを練習していこうと思う。シングルスで勝つには自分自身への圧倒的な信頼感がなければダメなのだ。それなりのプレーというのは俺にはない。常に自分のベストパフォーマンスを出せるようにしておかなくてはならないのだ。
| 2001年07月10日(火) |
うーーーむ、テンションあがらねぇ。 |
一週間延期された上、雨の中での試合となった先週末の試合、結果は出場した瞬間に自分たちのブロックでは一つ棄権がでており、C級ペアに負けなければ決勝進出が決定していた。当然のようにC級ペアには勝ち、残りの試合は5−6で負け。 その時点で昼食を取りに帰宅。カレーを食べてお休みモードの所に「決勝トーナメント始まった」との知らせを受け再び出陣。試合はすぐにやってきたが正直言って「負けたくない」という気持ちよりも「帰って寝たい」と言う気持ちが勝る。 それでも3−3まではついていき、そこでサーブが崩れダブルフォールトを連発しブレークされる。そのまま3−6で敗退、ごめん健さん。
実は前の日に親友(マックス)とテニスをしてその後我が家で飲み会を始めてしまう。これが総ての元凶であった。マックスとは高校以来のだちんこで去年どん底からはい上がりつつある俺に親父がプレゼントしてくれたのかと思えるほどナイスタイミングで再会。以来ちょくちょく遊んではいたがお互い学生ちゃんではないためになかなか濃い飲み会を催す機会がなかったためによりによってこの日に炸裂。 人としては充実した週末であったとは思うが、テニスプレーヤーとしてはダメダメボーイであった。
テニスの話をすると今回いつものパートナーではなく違う人と組んでの出場となった。彼はパートナーと比較するとストロークよりもボレーに特筆すべきものを持っていて多少のナイスリターンは意に返さないだけのものを持っている。結果で見ても彼のボレーミスでアンフォースト的なものはほとんどなく、相手前衛に対してのチャンスボールは1、2本しかなかっただろう。これは僕のパートナーにはないものだ。サービスもスピン主体ながら自分のサーブアンドボレーの形を熟知し最大限に生かす方法を知っているし実行もできるプレーヤーである。よって今までにはない緊張を強いられた、というのが最大の印象であろう。 何しろファーストボレーがほとんど相手コートに返るため決める決めないという流れでゲームが進まない、ダブルスらしい試合になった。ただし、基本的にはパートナーと同様に前衛を生かす、といったプレースタイルではなく基本は流れを作りその流れの中で駆け引きしてゲームを取りに行くというスタイルであった。従って試合の流れはサービスキープが主体でブレークして流れを一気に持っていくというスタイルにはならなかった。ブレークできないのは健さんのリターンの確率が悪かったことと、僕のリターン自体は返るのだが次の一手がイメージにない。ただでさえフォアハンドのクロスコートが大の苦手なのにせっかくリターン返しても次のフォアを打てないのだ、リターンダッシュしても丁寧に打っているリターンなので(崩しに行くリターンではない)常に良いポジションでボレーが打てない。さらにはドライブボレーまがいのショットまで打ってミスするなど、分かってはいたがデュースコートの下手さが身にしみたトーナメントとなった。今思えば逆になっていれば良かったがお互いがアドコートを得意としているプレーヤなのでどうしようもなかっただろう。トータルとしては健さんのようなタイプのプレーヤと組めばベストボールを常に狙う必要ななく、そういったショットはここ一番で打てればいいのだ、という感覚を学んだ気がする。やはり組むペアによって試合の流れや作り方は変わるものだと実感した。 今回のようなプレーをパートナーは目指しているのかもしれないがやはり論理的に不可能だと思った。圧倒的な運動能力の差を体感できた。繋ぎながらチャンスを待つプレーは機敏な反応とショットとショットの間の動きバランス保持力を有していなければならない。これはテクニックの問題ではない、アスリートとしての能力の問題である。やはりパートナーには現在の戦術を徹底して、崩される前に崩す戦術を徹底し、これをペアの戦術とし、完成させれば勝てる可能性は高くなるだろう。パートナーに言わせれば健さんはパスがないから怖くないと言うが確かに彼のストローク力はボレーに比較すると大分レベルが落ちる事は否めない。しかしダブルスで安定感があって有効なのはストロークではなくボレーであると考える。 良いパスは条件がそろわなければ打てないし、決まらない。だがボレーは良いボレーである必要はなく前衛に捕まらないボレーをうち続けることができればそれはそのまま相手へのプレッシャーになるのだ。冷静に健さんのプレーを認めることができれば(負けている、と認めろと言うことではなく、そういったプレーの効果を認めると言うこと)更にそういったプレーヤに対しての論理的かつ具体的な対処の仕方や勝ち方などがより一層鮮明になるはずだ。次のオープンはジョージと遊びででるので関係ないが(基本はいかにジョージを楽しませ、同時におれも楽しむか)最後のダブルスまで2ヶ月ある。詰められる所は詰めておこう。 実は今回違う人と組んで出たことによってパートナーと試合に出たくなくなるかもしれないな、と思う気持ちがないわけではなかったがそれは徒労に終わった。 プレースタイルは人によって違うがそれぞれに長所短所はあるものだ。 欠点を克服するのではなく長所をよりのばしより有効に使って試合ができること、これが楽しくプレーできる極意なのではないだろうか。
つぶれましたねー試合。調子も上向きだったので非常に残念。 来週に順延になったけれど、ゼイカン一号がいないので意味はない。 自分よりうまい奴で組んでも良いよ、というおいしい話があれば出走しても良いがそれ以外は出走する意志はないな。
いつも日曜日の夜9時半からサークルの練習がある。このサークルに入ってから三年が経とうとしているが、自分自身の変化やメンバーの変化によって自分の中でのこのサークルの意義が変化してきている。当初は冬に週に一度のレッスンだけでは満足できないくらいにテニスをしたかった。それに自分よりもレベルの高い相手がいた。もちろん低い、と思うプレーヤーの方が多かったのだがやはりメンバーのレベル云々ではなく、自分自身がテニスボールと多く関わっていたいと思っていたことが大きかったのだろう。現在はそのときとは大きく違ってきている。あのときとは違い体力も落ちてきているし、目標やなすべき事が具体的に見えていているからだと思う。今の自分が要求しているものは圧倒的なスピードへの希求だろうと思う。もちろん基本は大切ではあるが遅いボールになれてしまえば速いボールには遅れるのだ、逆は可能ではあるが。
とにかく今はもっと高いレベルでのテニスがしたい、練習も試合も。 今までは空想の世界であった、といっても過言ではなかった。 同じようにA級のプレーを見ていても「俺の方がいいリターン打てる」などといっていれば程度の低い話である。A級のプレーヤー達は常に全開でプレーはしていない。全開でプレーしない、という感覚は今ひとつ自分でも分かっていないが、シングルスで言うところのリターンゲームがそれに当たるのだろう、サーブダッシュしないサービスゲームも同じだが、いきなりエースは狙わないで、組立や突き玉で相手を崩していく作業がダブルスでは常に必要になるのだろう。それプラスいかにパートナーに決めさせるかが、勝負になると思う。
先週末に出場予定だったゼイカン一号、純正パートナー、I69さんと練習試合をした。いつものパートナーが敵であり、味方がゼイカンである。 ゼイカンのリターンはパートナーと比較してコンパクトで速いタイミングで入る。 多少良いボレーを打たれてもローボレーならばポーチにでれた。 相手側の体調や調子もあるのだろうがはっきり言って相手にならなかった。 何本か良いショットを入れられても続かないだろうと思えた。 これがレベルの違いを感じる瞬間なのだろう、ただし慢心してはいけないとも思う。この感覚を維持し、結果を出してこそ本物になるのだろう。数回感じるだけでは意味がない。ぜひ自分の中で証明できるものが欲しかった。今回の大会はそれを試せる大会だったかもしれないから残念だ。こんなにがっかりしたのは久しぶりだ。まーそれだけ自信があったのだと思う。
最近を総括すると、自分の状態を理解できるようになってきたしチェックポイントも少しずつ少なくなってきた。試合にはいる前にショットのチェックをしているようでは絶対勝ちは転がってこないだろう。
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