テニスとゴルフの日記

2001年06月30日(土) 明日の戦略

明日の試合の前にいつもの通り戦略とチェックポイントの整理をしておこう。

1.自分のサービスゲーム

 フラットサーブ主体で行こうと思う。確率は低いだろうが格下のペアに付き合う形で試合を進めると飲み込まれてしまう可能性が高いと感じるからだ。技術力に自信があれば相手に何をされても崩れないのだろうがそこまでの安定感と集中力の維持には自信がない。シングルスならばリズムを取り返せるポイントは多いだろうが相手は最低二人、場合によっては三人になる可能性があるのがダブルスだろうと思う。今回のペアは意味自分のスタイルが確立していて無理はしないのでスーパーショットがない代わりに堅実性が高いので、僕のペースに飲み込まれて何もできなくなってしまう事はないと考える。それに良いファーストサーブでリターンを崩せばイージーポーチしてくれる能力もある。格下と試合する上ではいい仕事をしてくれると予測しても良いだろう。
 注意点はサーブにのめり込みすぎないようにすること。
サーブに集中しすぎるとファーストボレーに対しての注意が甘くなり凡ミスが出る可能性も高い。それとコースが甘ければロブリターンを狙ってくることが多いと思われるのでここを要注意する事。なお、ロブリターンからの切り返しでポイントを取られればスライスサーブに変更することを心がけようと思う。変化の少ないフラットサーブはスピードが速くても、コースが甘く浅く入った時にはロブは打ちやすいし、パートナーは速いリターンを予測しているのでロブは多少浅くても後衛のボールである事を意識しよう。ゼイカン一号も速いボールは前衛責任、遅いボールは後衛責任と考えているのでこの点に関しては共通認識で問題はないだろう。
 もう一点の注意は、ファーストサーブをフラット系で行った場合ゲームのリズムが速くなり、出会い頭のリターンやだふり気味のナイスリターンが返ってくることが予測されるのでこれに対しあわてずにショットする事。だふり気味のリターンに対してはファーストボレーでいきなりドロップショットの切り返しも有りだと思う。この際テストできることはしていこう。特に相手が格下の時にはきれいなテニスで勝とうと思わないことだ。スピードで圧倒していくスタイルに対して食らいついてくる相手にムキになればこちらのミスが増える可能性が高い。あくまで冷静さを保ってゼイカン一号的表現で言うところの「一本通して」行こうと思う。



2001年06月29日(金) 健康一番

実は今週末の試合7月初旬で転勤することが決まっているゼイカン一号(T君)と出場することが決まっている。
当初は出場自体を見合わせる事も考えていたのだが、彼が転勤でいなくなってしまうことが分かった時点で彼のパートナーが不在であることを同時に知ったので直接聞いてみると「お願いします」<このせりふが似合う とのことだったので出ることにした。昨日の5時でエントリー打ち切りだったようだが6時過ぎにいって無理矢理お願いしてぎりぎりセーフ。今までもエントリーは人任せだったため危なかった。サンキュー姉さん(エントリー会議の知り合い)。
 で、昨日はそのまま練習に入ることになる。
実はゼイカン一号と組んで出ると決まったときからたばこの量を減らした。
一日1箱ちょいから3日で1箱くらいにまで減らすことには成功。
効果はてきめんで、まず動いていてものどが渇かない、体力ある、バランスいい、でテニスには悪いことなし。都市対抗の選手でたばこ吸う人も何人かいるけど量は少ないしね。まー僕の場合意志薄弱なため完全に禁煙ということは出来ないけれど
いずれ追々やめるだろう。まー少なくともたばこの量がテニスに直接影響してくるのが体感できているうちになんとか完全にやめたいな。

 で、昨日の練習は最初1時間乱打。まずここでのどが渇かないこと、バランスが良いことに気づく。まるまる1時間何も飲まないで通せたようなもの。今年はなかったなーこんなこと。次に気がついたのがバランスの良さから来るコートカバーリングのスムーズさ。特にバックハンドで顕著に見られ、まー日々の走り込みの成果が徐々に出つつあるのも関係してか多少振られてもバックのドライブが打てた。
これはでかい。自分が基本戦術として用いる戦法に(シングルバックの相手)相手のバックサイドに深いスライスを入れて次に浅くなるボールをたたくなりアプローチするなりして攻撃に転じる、というのがあるが、これは万人が使える戦術であり効果が高いからこそ使われるのだが、相手がダブルバックだったりシングルバックでもドライブで切り返してくる相手にはもう一ひねり必要になってくるのだ。
それにバックでドライブが打ててくれば、リターンの時に非常に楽しい。甘っちょろいバックサイドへのサーブは思い切り足下に沈めてやれる。一番単純だがいいリターンといいサーブがあれば格下には負けないはずだ。自分の自信にもつながる。
テニスでは3Cといって3っつのCが重要とされるが、その中でもコンフィデンス(自信)が僕のテニスでは一番重要だと思う。自信があれば、コンセントレーション(集中力)も高まるし、集中力が高まればコントロールも狂わない、と考えている。それが確認できた最初の1時間の練習であったと思う。
 2時間目はいつものパートナーとI69さん(一つずつ進めた)が合流したため彼らがアップしている間に水分補給しその後ゲームを始める。
そろそろサーブを打っていこうかと思っているのでフラットサーブを中心にくみたていくが、練習不足は否めなく(腰のことを考えると練習は出来ないが)いくらトータルバランスが上がっていても確率は今ひとつ。入れば速いがコースが悪ければロブで返される。一本やられたが、単純にサーブの入りが悪く、サーブ練習のようになってくればダッシュしたあとの反応が遅くなるのは仕方なかったな。やはり確率が上がってこなければ球種とコースでリズムを作っていかなければならないだろう。これはその後のゲームで修正した。あとはリターンも良かったし、前衛での動きも良かった。若干、お客さんになることがあるが、これは慣れるしかないだろう。このまま大崩しなければある程度のテニスは出来ると思う。
ちなみにゼイカン一号はバックに自信があるようだが、昨日は入りが悪かった。いつもは入るのだろうが、入ってもスライスオンリーではつらいだろう。俺のフォアのクロスと同じ怪しさを持っている気がするので、バックサイドをもらうつもりだ。彼はフォアのクロスはいいもの持っているので、これがベストチョイスだと自分では思う、というか俺はフォアサイド嫌いだしおまけに下手だ。フォアサイドに遅くてはねるスピンが入ってきたら最悪だ。どーしてもこの手のサーブがフォアにはいると腕だけで打つことが多い。いずれ修正したいが、下手なショット練習するより得意なショット生かした方がいいだろう、時間もないしな。
とりあえず大分イメージ通りのショットが打てるようになってきた、というよりいいショットをイメージできるようになってきたのか。イメージできなければもちろんショット出来ないが、いいボールが入らなければイメージもできない。
卵と鶏みたいなもんだ。まー調子はいいな、完璧とはいかないまでも。

 今回はゼイカン一号と良いゲームがしたい、それだけが達成されればいい。
実は昨日の試合、少し抜き気味にやっていた。ゼイカンも同じだろう。
相手ペアは週末に向かって疲れが溜まっていたようだが、それでも内容でいえば圧勝だったと思う。お互いミスはしていたがミスをしてもゲームになるかならないかは大きい。やはり、動きの切れと、早いタイミングで打っていくゼイカンのリズムは僕には合うようだ。
「勝つ」ということが全てではないが、リズムが崩れたら勝てないだろう。
次のダブルス(オープン)はシングルスのあとすぐだ。
とりあえず、今週末の試合が終わったらダブルスのことは忘れてシングルスに照準を合わせよう。まー結果、ダブルスでもシングルスでも自分の好きなリズムでやるのが一番だ。ロブだの何だの言っても楽しくなきゃやる気もしないしな。
ゼイカンに「おれにロブはない!」と言ったら「その方が分かりやすくていい」と言った。いいと思える奴と組んだ方がいいのだろう。
試合に出始めて今までの流れをいえば最初は俺が合わせ、今は俺に合わせてもらうようにしている。これでパートナー納得し、楽しめるならばかまわないが、もし彼にとってつらかったり楽しくなかったら俺達は本気で勝ちにいくときは組むべきではないな。気持ちだけではリズムは変えられない。非常に論理的な問題だが、リズムが合わないのであればどうしようもないのだ。
今週末の試合はおそらくいままででパートナー以外のペアと組んだ試合の中でも勝ちにいけるペアだと思う。僕の勘違いかどうかは終わったら分かるだろう。

    でもなんか・・・天気悪いようなんだなー・・・・。ふるなよー雨。



2001年06月22日(金) やっぱりシングルスなのか

水、木曜と久しぶりにシングルスやりました。
水曜日は7−5で辛くも勝利。僕の出来よりパートナーの出来を誉めた方がいいでしょう。ここのところ基本の部分での正確性と確実性を今までよりも高いスピードレンジで練習しているので、先に崩されてしまい、良い切り返しができなかったらカウンターをもらってしまいます。彼自身は意識レベルで上達を確認出来てはいないようですがショットの選択、相手のボールに対するリアクションが早くなっています。この部分はダブルスでも生きてくるでしょう。
木曜日は僕の圧勝。
僕のサーブの出来が良かった。コースは今ひとつなのだが入れば早いし、伸びはその辺の奴よりもあるはずだ。従って慣れてくれば返せるようになるだろう。ノータッチにはなっていないし、振り遅れてもいないので、コンパクトにブロックできればいいのだ。この感覚をつかんでくれればダブルスでのリターンにも生きてくるし、僕のサーブに慣れれば少なくともB級レベルには俺より早いサーブを打つ奴はいないので、リターン時に無駄なプレッシャーとは無縁になるはずだ。がんばれ兄貴。

シングルス、たった2試合だけれど分かったことがある。ダブルスとの大きな違いはまずリターンで感じた。前から分かっていたことだけれどストレートが空いていること。これは僕がストレート打ちが好きなので、得意なコースに打てるというのは大きい。さらに気づいたのが、スイングが大きい=コースを読まれる、というこの公式はダブルスでは最悪のパターンだが、シングルスは読まれていてもスピードで勝負できるのだ。マイケルチャンでもボールよりも速く走ることはできないからだ。
もう一つは思い切りの良さが勝敗につながると感じたことだ。
ダブルスの場合、エースを狙うよりもコースで勝負する方が有利に働くことが多いのだが、それはつまるところ多少のミスも許されるということだし、逆にエースよ狙っていって相手を崩しても次のボールが必ず有利になっているとは限らないということだ。これはシングルスではあり得ない。シングルスで崩されたら終わりだ、といっても過言ではない。相手が自分よりも遙かに劣るプレーヤーだったらミスをする確率が高いので次があるかもしれないが、自分より同等かそれ以上なら崩されれば即終わりだろう。この緊張感が僕の集中力を高めるのだ。
今までダブルスをしていても自分よりうまい奴に挑戦している、と言う感覚はなかった。理由は簡単、すごいボールがないからだ、これが緊張感を高める事に対してじゃまをしていたようだ。ある意味相手を飲んでかかる必要はあるが、それは相手を認めさせる形でなくてはならない。ただ、「俺の方がすげえ」と思っていても相手のリズムを崩す作戦や意図して行うスローペースのボールに対して「なめんなよ」と思ってエースねらいにいって、ミスをすればそれは相手の勝ちなのだ。もちろんミスしなければこっちの勝ちなのだがダブルスとシングルスの大きな違いは常にペースが4つある、という点であり、シングルスのように自分のペースに巻き込んでしまって相手の流れを作らせない、という戦法はとれない。つまりペースという点でパートナーも敵なのだ。だからチームとしてのリズム、戦略はシンプルにでもしっかりと作っておかなくてはならないのだろう。

まーパートナーは僕の「調子良いよ」の言葉は信用できないようだが去年とは違うぞ、今年は。何しろ底からはい上がってきたんだ俺は。苛つきながらも出来得る限り論理的に組み立ててきたんだ。ラケットも重く感じなくなってきたし、スプリットステップも軽い。あとは怪我だけだ。さすがにサーブを打ち始めるとやや腰に違和感が出るが、これは終わってからのストレッチを欠かさないこと、下半身の力を上半身に伝えることを怠らなければ大事に至ることはないと思う。
サーブも今は思い切りだけで打たないように気をつけている。下で溜めて大きくゆっくりとトスを上げてきっちりジャンプして上から叩き付ける。このイメージをしっかり植え付けることができればいいのだ。弱気な事を言わないようにと自分に言い聞かせて頑張ろう。プロスタッフ使えなくなったら俺は終わりだ。フルスイングしてコントロールしてなんぼのプレーヤーである以上妥協はしないで行こう。
昨日軽いラケットに重りつけたし、もー逃げ道はねーぜ。あと一月気合い入れて頑張ろう。



2001年06月19日(火) 昨日は

温泉にいってゆっくり休んでしまいました。
日曜日の試合は疲れるほど動かなかったけれど、やはり待ち時間含め朝家を出て午後2時くらいまで拘束されると十分疲れるなー。勝っていればもっと疲れるだろうけど負けて帰るよりは精神的に健康でしょう。
 最近、毎週日曜日の夜のサークルの練習、気合いだけで行っているなーと思う。
疲れているのに練習しても仕方がないのだけれど、行ってしまう。
いったらいったで頑張ってしまうから月曜日はへろへろです。
以外と良かったのはミスしたら腕立て10回と冗談で言って、何度か実行したことです。家でリラックスしているときに腕立てやろう、なんて思わないからね。
今後は恥ずかしいミスをしたら、腕立てしよう。

 実は昨日はやや筋肉痛気味だったので、温泉に行ってリラックスできて良かったです。もー気合いだけではどーしようもないので、あらゆる手段を使って楽しく行こう!。



2001年06月18日(月) 疲れたー

結果報告、1勝3敗予選落ち。一つ勝ったがそこはB級でも下の方だろうと思われるレベルのチームだった。危うく負けそうになるが踏ん張って勝つ。ようやく変竹林なチームに対して負けないテニスができるようになってきたようだ。

第一試合
 
 釧路A級テニス界で屈指のペアと当たる。トスで勝ってサーブをとる。
いいサーブは打てなかったが、結構いいリターンをうまくボレーできることが少なくなく、自信というかまだやれるなーという感じは受ける。それとペアとしての問題もやはり発生して、まだB級すら勝っていないので偉そうなことは言えないがA級で勝つつもりならば、やはり判断の速さ、カバーリングを何とかしてもらわなければならないところもある。ショットの完成度、正確さでは今現在は負けているけど俺個人としてはところところでベストに近いショットも打てていたので、後はスピードへの慣れと自信をつけることだ。0ー6で負けた。

第二試合

 根室テニス界屈指のペアと当たる。一人は「鉄人」もう一人はレフティーである。「鉄人」は個人的に好きな人で、入院中にボレーボレーをして怒られたという逸話を持つほどテニスを愛すテニスマンである。以外と序盤はついていけた。相手の調子も悪かったが、スピードが第一試合の相手よりも遅かったので余裕があったのだろう。だが2−2から一気に連取され2−6で負ける。コースを打ち分けてくる鉄人のサーブに対し、ラケットが重いと感じている僕にはつらかった。だがマッチポイントで打ったリターンは相手もびっくりしていたが、次のボレーも結構いいのが帰ってきて、反応はできたが心の準備も打ち返してやるという心の準備もできていなかったのでネット越えずして終了。

第三試合

 おそらく「B級でも結果でないからA級で出てみようか」、といった調子で出てきたペア。動きもカバーもショットも二流。気持ちがA級テニスにどれだけ通じるかという感覚できていた俺らには完全に不要のペア。B級のおっさんテニスをそのままA級に持ち込んで勝負してみたかったのだろう。序盤1ー4までリードされ負けそうになったところで馬鹿臭くなりまじめにコース、スピードをつけるのをやめて徹底してつなぎ、打たせることに変更して4−4まで追いつく。そのまま一気にいこうとしてまたミスを連発しとられたのでやはりつなぎに変更し6−5で辛くも勝利。負けたら最悪、勝って当たり前だったので負けなくてよかった、と思う試合。後半僕は持ち直した(4−4からまた一ゲーム崩れたけど)がこの相手はスピード、コートカバーリングがマジでB級の下の方のレベルだったのでふらふらしてても負けなかったが、もう少しスピードがある相手だったら1−6で負けていた可能性も低くない。つまらなかったし、意味のない勝利だったがペアの意見として「やっぱA級でやった方が楽しいから、さっさとB級勝ってしまおう」という点で一致した。

第四試合

 コーチ&しもしもしもしもしぺあ。しも君は結構きてくれたが、さすがにコーチは余裕で遊んでいた。序盤ついていけそうなリズムが出ていたがとりきれずに0−5までいく。この辺は最初からあきらめているために集中力が高まらないのだろう。俺は基本的にいいのが入れば乗っていけるが、パートナーは元々相手をパワーで崩すタイプではないので最初に試合に入った気分のままで基本的には流れていくのだろう。今後は試合にはいる前にきちんと「勝つ」という気持ちではいるように心がけよう。で、試合については特に語ることはない。まず、第三試合の勘違いペア(まー結果から言えばうちらも勘違いペアだが・・・)のおかげですっかりB級モードに入ってしまったうえに、待ち時間が長く、待っていた試合も女子B級のお楽しみテニスだったので、すっかり戦闘意欲はなくなっていた。
 けれども、相手のペアは試合に入ると普通にできていた。これは試合に対する意欲の違いもモチュベーションの違いも普段の練習のレベルも違うのだろうが7割くらいのテニスで簡単に粉砕されたという感じだった。
 まー団子はいやだったので最後自分のサーブは久しぶりにフラットを打っていってキープしたが、これはやらなくても分かっていたことで、問題はリターンゲームだ。自分の性格上仕方がないことなのだが、妥協してショットは打てない。というか妥協したショットのイメージがないのだ。別に俺が普通のいいショットと思うボールがほかの奴に言わせれば狙いすぎだの、こだわりすぎだ、ということになるだけなのだ。自分がやりたいことやってなにが悪い、なのだ。

 B級で勝つことを主眼において練習していたため、トップスピードのテニスができない状態にある。何しろラケットが重く感じるのはまずい。まー結果ただの回り道だったがB級相手に圧倒して勝つくらいの自信と実力がなければだめなのだ。
僕が間違っていたのは何でもエースを取りに行く、というスタイルがダブルスではだめ!だったのではなく、非効率だっただけなのだ。今のイメージとしては最初はスピードを乗せてうちにいき、2本くらい返ってきたらムキにならないでいこう、位にしか思っていない。事実B級レベルではいいリターンといいサーブがあればだいたい勝てるとおもう。いいサーブがあればボレーが楽になり相手にプレッシャーをかけることができる。それにいいリターンがあればよりプレッシャーをかけることができる。シンプルにいいサーブ、いいリターン、余裕があればいいボレー、この三種類だけで十分であろうと思う。

まー、個人的にはここからはシングルスのためにサーブとカウンターの練習を始めていこうと思う。つなぎの世界からはしばらくおさらばだ。ベストパフォーマンスを発揮してみせるぞ。もはやダブルスは嫌いな競技から研究対象の競技(嫌いよりはまし)となったがやはり何のために俺がテニスをしているのかといえば、自分の好きなシングルスをしたいからだ。今まではステイバックだったが今年はサーブアンドボレーをしたい。オムニコートでやるなんて無理だ、という奴がいるかもしれないが好きだからやるだけだ。一回戦で負けても3ゲームはできる。ブレークできなくても自分のイメージ通りのサーブアンドボレーがしたい。ただそれだけなんだ。



2001年06月16日(土) 微妙な年頃?

いや別に深い意味も怪しい意味もないんだけどね、まー単にフィジカル面の低下を最近意識しだしたなーってこと。
下半身の強化と称して結構走り込みはしているんだけれどそれだけではだめなのかもしれないと最近思うのさー。ゼイカン一号との練習でチャンスボールやカウンターボールの打ち込みをかけるとき「フルスイングができていない」ことに気がついたからだね。「フルスイングしていない」のと「フルスイングできない」では大きな違いがある。特にカウンターテニスが自分の信条である以上、カウンターショットで相手を崩すor相手にチャンスボールを与えないぞ、というこの緊張感と集中力の瞬間的な上昇(単にアドレナリンがでるのかもしれないが)にテニスの醍醐味を感じる人間である以上、このショットが打てないと燃えるものがない、といっても過言ではないだろう。まだ完全にあきらめる年ではないけれど確かに年々筋力、バランス感覚の低下は無視できなくなってきている。
 昨日の夜いつものようにレッスンに出たが、打ちにいった後での次の構えが遅いこと>これは以前から指摘はされてはいたが、スイングスピードの速さでカバーしていたし、コンパクトに引いた反動を利用して逆に振り出しのスピードに変えているという意識が強かったので今まではさほど気にしていなかった、打った後構えが遅いというより、打った後ぼーっと見ている、という感じだったので、集中力の問題だと思っていた。今は見ているときもあれば、見ていても相手のボールに対する動き出しや反応速度が遅くなったように自分自身で思うところもあり、おっさんテニスに変えるか、もう少し頑張ってみるのか、正直毎日のように考えてしまう。
まーあきらめはきわめて悪い方なのでなんだかんだいって走り込みしたり気合い入れて練習するだろうが具体的なビジョンは未だ見えない。
前回の試合から大分いろいろなことを考えたり、必要以上に頑張っていたことによる疲れのピークが来ているだけだ、と思いたいが自信は持てないな。
前回の試合後にパートナーにさんざん色々なことを言ったので今更「あれなしよ」とはならないので、テンションをあげて頑張るしかないだろう。しかし今まで「重い」と感じたことのないラケットを重く感じるようになったらマジでじじいかもしれないな。うーむ・・・・。ラケットに頼るのは嫌いだが、いい加減に最新式ラケットでも投入して、フォームを作り直してみるかなー。これを人は弱気というのだろうか・・・。



2001年06月15日(金) 最近の練習相手について

通称ゼイカン1号、と彼は呼ばれているらしい(一部の人から)。
彼は僕より3,4歳年下で熱い男である。パートナーに言わせるとマゾ的で「俺をもっといじめてくれ」という感じに写るらしい。まー分かる気はする。
 要は自分に厳しい男なのである、だから良いボールを打たれたり、やられたりすると「自分が甘かった>どんどんやられれば自分もどんどん上がっていく」と考えているはずだ。俺もそうなので多分あたりだろう。違うのはそれを口に出すか出さないかだ。
 彼はミスの原因を常に自分に持っていくため、楽しいテニスをやりたい人には煙たいとか鬱陶しいやつと思われがちだが、自分に厳しい熱い奴である。まーテニスバカの一種であろう。同一種族の俺としては、いい練習相手である。
 彼との練習は1時間びっちり乱打、が基本である。僕は乱打好きな上にストロークの調子が今ひとつ上がらないのでとにかく打つこと、で戻そうとしている。
彼のフットワークは最高レベルに近く、簡単に走り負けはしない。
フォアの基本はスピンだが、高めの打点でフラット系のボールも打つことが出来る。よって僕の基本であるカウンターがイメージ通りに打てなかったときには次に必ずやられている。ストロークの出来が悪いのもあるのだが、走り込んでいる割にはフットワークが良くない。走り負けては話にならないのだが事実走り負けている。
今までがだらしない練習をしていたこともあったし、去年シングルスに出場できなかったので、強化走り込みを行っていないことが響いているのか、とにかく走れない。ゼイカン一号はくだらないミスはシナイのでとにかく走り負けて決められてしまう。乱打は試合とは違うが、これではシングルスも怪しい、と思ってしまった。
もう一丁走り込みを強化してより強い足腰を作らなくてはならないと思った。
 考えてみれば、今年は2年分の走り込みをしなければならないのだから数ヶ月でできあがるわけはないのだった。もっと基本的な視点で強化しなくてはならないな。うーむ、おれもマゾヒスティックになってきたのか・・・。



2001年06月13日(水) 初打ち?の気分

先週の金曜日から土・日・月と三日間天気や用事などによって練習をお休み。
昨日も天気は悪かったけど8時くらいからは大体上がったので「ちょっと打ちたい」というパートナーの為、と思いコートに行くことに。
前日の夜、初代ウインドウズマシンのセットアップに手こずり睡眠時間不足なのは分かっていたが・・・、あれほどひどいとは思いませんでした、僕のテニス。
 まず、コートにはいるとなにやら違和感があり感覚で言えば「初打ち」の気分。
体はボールについていくのにやけに集中力がないためボールを途中で見切ってしまう。おそらく体が正面を向いていたのでしょう、全てのショットに体重が乗らない。踏み込んではいるし、スクエアスタンスでボールに寄っていくのだが打点が近くつまる羽目に・・・。
後半にやや集中力を取り戻したものの、昨日パートナーの誘いを断っていたら今日まであの状態が続いたと思われ非常に救われた気分でした。今日は大丈夫だろう。
それにしても毎日練習をするということは技術が上がるという命題の他に集中力の維持ということがあったとは初めて気づきました。毎日練習してもダメなときに少し休みを取ると以外と良かったりするのは悪いバランスを維持しすぎていて忘れさせた方が結果元のバランスに戻るからなのかなーなんて考えてしまいました。
昨日ひどかったのはバックハンドで(元々完成度は低い状態だったが)とにかくテイクバックを引かないのが最悪。引き遅れるのではなく引かない為に手先でコントロールばかりしていたため、全くボールに切れスピードがなかった。
後半にとにかく引く癖を付け、低く入り、ボールをインパクトまで見るようにしてようやく復活。最後のインパクトまでボールを見る、というのをさぼると打点が前になりやはり手打ちになる。どーやら今までの不調の原因もここにあったようで今日の練習が楽しみ。昨日もセットアップとソフトのインストールに1時過ぎまでかかり、やや前日の疲れも残っているが昨日よりはましなはずだ。でもなぜか頭がぼーっとする・・・。ディスプレイの見すぎかもしれないなー。



2001年06月11日(月) 今週末、また試合。

例によって試合前のチェックをしておきましょう。

1.前衛にいるとき

前回の復習も込めてやはりサーブにあわせたポジショニングの徹底を行うこと。
今回は特にA級での出場となるので100%相手になめられているのでストレートを締めてセンター抜かれて、ファーストボレー浮いて相手のポーチを食らう、というパターンは避けたい。特にレッスン仲間と当たったときには100%ではなく200%くらいはなめられているはずなのでセンターだけは絶対抜かせないぐらいの気持ちで行かなくてはならないだろう。
 それに今回はサーブで勝負してくれるはずなので、イージーポーチに対して足を細かく動かしてコースをついていくボレーの丁寧さが必要になると思う。
 ロブも要注意だ。やはり簡単にロブを通すとどんどん上げられる。先に崩されて平行陣になられたらはっきり言って勝ち目はない。
多少無理そうでもスマッシュ打ってロブを簡単に上げさせないようにする事が最大ポイントだ。ただし、パートナーは死ぬほどなめられているので普通にリターンで崩そうと思ってくれればラッキーだ。パートナーの打ちに行くファーストサーブは悪くない。つまりはファーストサーブの確率がサービスキープに直結する。基本ではあるが確率が落ちたときのファーストボレーの幅の広さはあまり期待できないので甘いセカンドが入ったらロブ、センター、ストレート、つまり俺をねらってくれれば確率が上がるが普通にいいリターンを入れられれば後は祈るしかない。

2.後衛にいるとき(リターン時)

基本的にはボレーを打たせるしかない。本来のスタイルを出すのは容易だが確率とその日の気分による。実はここまで本来のエースをねらっていくスタイルでの試合はしたことが無く、強いてあるといえばリターンの次の勝負球で打っていったぐらいしかない。B級ならこれでいいのだが今回はA級。はっきり言ってやはりこんなところでA級とやってもしょうがないし、狂うだけと今でも思っているがあきらめて打つしかないな。取りあえずサーブが弱い相手にはセンターをついていくか、足下にリターンを打ち込むしかないな。いいリターンが入って、ファーストボレーが甘いところに来れば仕事してくれるかもしれない。期待したいが、相手のファーストボレーの精度がパートナーの届く範囲に来なければ決めているか気合いが乗っていない限りはポーチ出来る動きの良さはないだろう。でも期待する。やってくれれば何試合かはとれるかもしれない。

3.サービスゲーム。

レッスンでも試しているが、早いサーブを打っても彼らは都市対抗戦で経験済みなためコースが甘ければ容易にリターンされる。本当は打っていきたいところだが残念ながら練習不足である。かえって確率が落ちるし、体力の消耗も激しくなるだろう。極論すれば決勝には進めないので多くて4試合少なくて2試合持てばいいのだが、腰を痛めるのはごめんなので無理はしないだろう。サーブで勝負しなければならないのはシングルスである。まー決勝に進めたら考えよう。
基本的には今のスライスサーブの精度、スピードを少し上げる方向で調整するつもり。より多く回転をかけて変化を多くするというのも試して見るつもりだ。何しろ上背だけはあるので、これを生かさない手はない。イメージとしてはエミリオ・サンチェスのスライスサーブを考えている。キックサーブやスピンサーブは余裕が出てきた時に使うようにしよう。辛いときに使えば腰に悪い。

4.トータルプラン。

パートナーの気合いと確率次第だが、基本的に彼は当日「やる」つもりで来ると思う。僕は集中力を高めて、つまらないミスはしないで基本戦略は状況に合わせて「いい仕事をする」というスタイルでいくつもりだ。残念ながらダブルスは気合いやのりだけではどうしようもない場合がある。つまりは無理に仕事に行ってもカバーされれば終わりだし、今回に限っては効果が低いことが予測される。なんと言っても最初からなめられているのは致命的でいい形でポイントを決めても続かなければ彼らを崩すことは出来ない。何度か勝つことによって警戒心や自信を揺るがすことは可能だが一発勝負でそれがどこまで行けるかが勝負の分かれ目になる。
彼らが後半ミスが出始めるまで食らいついて行かなくてはならない。これが一番きついだろう。後半まで差を広げられなければ勝ちも出てくる。勝ちが見えてくるまでクールに仕事をし続けよう。チャンスが来たら一気にオーバーパワーする、この戦略で行くとしよう。



2001年06月09日(土) ファニピー

ファニピーとはムツゴロウさんとゆかいな仲間達をぱくって、○○とゆかいな仲間達を作り>○○With FANNY PEOPLE になり、後ろの部分のファニーピープルを略してファニピーである。初代ファニピーのリーダーは高校時代からの親友で誕生日まで同じである。僕の硬式テニスの師匠である。未だにこいつよりも早いタイミングで早いボールを打つ奴に出会ったことはない、心の中ではこいつくらいのいいボールを打ちたい、と思っている。結局は体、センスの違いでリーダー(今でも「リーダー」と呼ぶことがある)奴のようにショット出来ないのは分かっている。フットワークにしてもスイングスピードにしても化け物クラスである。ただし俺ほどテニスが好きではないので練習量が少なくミスが多いので(本人は気にしていないが)試合では負けたことがないが、ただの自爆か一球程度のフォーストエラーがほとんどなので「これが入ってきたら絶対勝てない」と思わせるものを持っている男だ。俺の完璧なプレーを完璧に切り返すことの出来る可能性を持った男はこいつくらいなものだろう。今年の夏に結婚するがよりにもよって親父の一周忌にぶち当ててくれたので行けない。ちなみにもう一組いてこいつは釧路だから未だ考え中だがさすがに命日当日じゃ決めきれないな。多分いかないと思うがこいつが実は前回の試合で負けたペアの片割れで、それが原因で来なかったとか言われてもださいので取りあえず式本体だけ出る方向で検討中である。

 なぜファニピーの話をしたかといえば現在第2世代ファニピーが密かに活動中でニューリーダーは会社の先輩、メンバーはマックスに俺、総勢三名の小さい部隊で活動をしている。昨日もこのメンバーで練習。何しろこっちもスマヘルに出ることが決まったためスケジュールがきつい。出来るときにやっておくことにしている。
さーてどういう結果が待っているでしょうか。



2001年06月08日(金) さらにとどめのメールが効いたようだ。

実は作戦会議後の次の日朝、会社で頼まれていたアドレスをメールしようと思い書き出したのはいいが、昨日の作戦会議でもなんか釈然としない部分があって、そりゃ当然、いままでずーっとだまって試合につき合っていた感覚の人間が自分から考えて、見えていなかったことが見えて、予想だにしなかった感情が湧いてきて、それをいきなりどかっと言われれば伝わりきらないさ。
 で、どーせついでだ、とばかりに書き出す。
負けるのがいやなのでなく(もちろんいやだが)勝つ算段もしないで試合に出るのがイヤだということ。今まで通りに練習していても論理的に勝てると思えないこと
などetc・・・。
 で、昨日の定時練習後車の中でちょいと作戦会議1.5くらい。
まーその日は今年から仲良くなったゼイカン一号(熱い奴、ミスすると自分を怒れるタイプで華麗に楽しみたい人には受け付けないタイプ、俺は好きだなこーゆー熱血テニス馬鹿、一言で言うと暑苦しいテニス野郎)がいて三人での練習になった。
 ゼイカン一号はフットワークはかなりいい、ストロークも安定している。強いて言うならバックが片手打ちのマイケルチャンといったところか。パートナーとは正反対に位置するプレーヤーであろう。この三人で練習をし始めたのだが、うん?どーやらパートナー、気合いが入っているようだぞ、と気づく。
 メールなんぞ毎日チェックするこまめな男じゃないのにこれは見たなと直感で気づくが、まーそんなことはどーでもいい。やる気になればやれる男だと俺は信じているのでここは老体にむち打って一丁やったろーか、という気持ちになってくれればそれに俺は答えるだけだ。
 僕の現状はほぼ上向き加減で、こう打ったら絶対はいるという確信が久しぶりに出かかってきていて、不安定だったストロークもゼイカン一号との練習ですでに安定から攻撃へとその仕上げの方向がシフトしてきている段階。よっぽどひどい怪我でもしない限りこの状態から急激にシフトダウンする事はないだろう。まーいい感じでブーストがかかってきている感じが強いな、今は。
 実はたばこもちょいとやめちまおうかと考えている。体力に不安はないのだが、特にニコチンを体内に注入しないとやっていけないほどのストレスの原因が日常生活にないからだ。さすがに寝不足時の通勤車中では目覚めのために必要なのだが、
寝不足でも体力を効率よく回復するには無駄なニコチンはいらんな、と思ってきている。

 今年はなぜかとても忙しくなる予感が強く、ここまでその予測を裏切らない忙しさが続いている。再来週の試合に出場するため、7月1日の試合も出ることが決まれば一週飛びに試合があることになる。練習もそれに応じてより高い集中力を必要とするだろう。色々やりたいことがあるし焦りも有るのだが取りあえず7月29日のシングルスが終わるまではテニス中心の生活が続くことになるだろう。

不思議なものでテニスしたい、試合したいと思っているときは試合が無く、他のことをしたい、やらなければならないと思うときにテニスが忙しい。
論理的に物事を整理し、行動することが得意な俺には困った展開である。
しかし、今は少し先の未来のためより目の前にあることから片づけていくべき時なのだと思いこんでやっていくしかないのだろう。



2001年06月06日(水) 作戦会議決行&予定変更!

スマイルヘルス、出場が濃厚になりました。
まー作戦会議と言っても場所はいつもの海鮮亭ととや。
仕事がフラットスポット的に暇だったのと、ここのところのサークル関係の資料作成で口頭で話をすると言い切れなかったり、本題から逸れたりするのが分かっていたため、どはまり日記のコピーとその他三枚ほどを新たに作成しまずパートナーに読んでもらうことにいたしました。内容は作戦会議っちゅうよりもほぼダメ出しに近く、いままでダブルスどーでもいいやというスタンスでやっていたためこりゃダメだと思ったり、気づいていたことも全く言ってなかった事も含め書きまくったのでさぞかしむかついたとは思います。

 まー読んでもらった後、話をしましたが、動きの遅さは自認しているものの、前衛でボレーする時の動きのたるさや、リズム感のなさ、べた足になること等については自覚症状がなかったようです。
 さらには昔僕がエースかネットかというリスキーなショットを打つスタイルだったときから、エースはいらないからつないでいくスタイルでいかなきゃだめだ、といっていて戦略的には間違っていないことは確認出来たのですが、そういう展開になると動きの遅さが際だってしまい、やられることが多くなるという事実が判明したのですが、やはりこれも自覚がなかったようです。
よって提案事項は崩される前に崩すスタイルの構築、それに相手を圧倒しきれるスピードをもって(ショット、動きも含む)常に相手にプレッシャーを掛け続けるゲームプランを作成しておくこと、が中心になっていました。

実はスピン主体からスライス主体に変えるようにして、とは敗戦直後から言っていたので今日の練習試合では「スライス多めに打つから」と言ってからはじめ、事実トライしていたようなのですが、ほとんどフラットに近い弾道で曲がりが少ないため結構ナイスリターン食らっていました。が、一本完全にねらえるポーチがあってアドコートからワイドには行ったサーブのコースが良く、さらに弾道が低いため相手がワンアクションでリターンしたのですかさずポーチ。気合いはいりすぎてコードにぶち当てましたが・・・、ごめん。
でも「あーこれなんだ」と実感。自分で求めていたパターンが出来たのでやはりサーブに関しては作戦は間違っていなかったと思いました。
ちなみに作戦会議はいつものように練習した後で行ったので他にも色々確認できました。前衛での動きの軽さがないためにやはり3本目あたりでミスったりはしていた。かえってこっちに振って来いよ、と思って待っているくらいだった。
この点も紙に書いたし、口頭でも伝え、「頑張るっていうのはイヤだからやるから」「とにかくやる」といういつもの返答をもらいまー一定の方向性は得られたかなと評価しています。

まーダブルスである以上やっぱりどんどん言っていかないといい結果は出せないのかもしれないんだなーと初めて思ったなー。やはり今まではダブルスお遊びと思ってやっていたので、試合に負けても自分のミスが少なく満足していたらそれほど悔しくはなかったし、「別に俺のせいじゃねー」と思っていたし、シングルスではある程度結果出せていたのでどーでも良かった。しかしいったんダブルスプレーヤーとして覚醒してしまった以上妥協したくなくなってきた、究極は違うパートナーと組む可能性もあるだろう。取りあえずは次の試合の結果次第だが、やはりあまりに勝てないとなんとしても勝ちたくなってくる。常にパートナーに足引っ張られているという状況ではないとは思うが、周りの人はそう思っていない人も少なくないので、他に組んでくれる人がいたら今度は積極的に組んでいこうと思う。



2001年06月05日(火) 今日はネタがない・・・。

昨日は久しぶりの休養日。約10時間くらいは寝ました。もちろん会社から帰ってきて愛犬の散歩兼走り込みはちゃんとやりました。
それから温泉にいこうかなーとも思ったけどサッカー見て寝ちゃいました。
走り込みで体のバランス戻して十分な睡眠で体調を戻す、このパターンを試合後のメニューにしようかなーと考えています。たまには休まなきゃねー。Zzzz・・。



2001年06月04日(月) 次回に向けて

昨日の試合はさんざんだった。久しぶりの試合だったため一試合目は今ひとつ集中しきれなかった。しかし最大の敗因は相手が強いと言う話を聞き、さらに3チームブロックである為に一勝一敗で決勝トーナメントに進めること、もう一チームは勝てる可能性が高いことなどを考えて最初から「勝つ」という意識をもてなかったことが悪かったのだろう。

 勉強になったのはまず、2−0でパートナーのサービスゲーム40−0でちょっと無理にポーチに出た。前衛の足下にコントロールしたが切り替えされた。相手がうまかったのだが、パートナーは僕のほぼ真後ろにいた。チェンジできなかったのかチェンジする暇がなかったのかは分からないが、全くボールに反応する動きがなかったので決めきれなかった自分にがっかりもしたが、今考えてみればあれはまずいだろう。ダブルスでは一本でとる動きだけでは大ざっぱになってしまうので2本3本とたたみかけなければならないはずだ。実は全試合を通じてこういう形がかなり多くこれが露出した第一の根本的な問題である。

 第二はパートナーのサービスの問題である。彼はスピンサーブを打つのだが、スイング自体が大きくゆっくり振るタイプのスピンなため変化が実に素直でコースが良く深く入っていればさほど問題はないのだが(あることはある)そうでないとき
つまり、しっかり当たらなかったときや、浅く入ったとき、緊張などで振り切れなくなったときにはちょうど肩から腰のあたりにはねてしまうのだ。一番顕著な例で説明すると、ビハインドで「ここはポーチに行こう」と決めていた時があった。アドバンテージサイドで相手のバックサイド気味に入ったのだが浅くかつ跳ねなかったのでリターナーに完全にフォアに回り込まれてがっちり構えられてしまった。さすがにこのサーブでは「行く」と決めていても行けなかった。それでも「行った方が良かったのかもしれないなー」と今は少し思うけれどやはり根本的にファーストサーブである程度相手にプレッシャーを与えることが出来ずに余裕を持ってリターンを打たれてはポーチは出来ないと思った。これは昨日パートナーにも伝えた。彼は自分の届くところはうまくさばくし、フォーム自体も悪くはないのだが基本的に動きが悪い。崩されるととにかく弱い。一言で言えば玉際が弱いのだ。崩されながらもカウンターが打てるタイプではない。よって基本的プランは崩される前に崩すプランで行かなければ常に後手後手にまわってしまう。相手のミスが出てくれればキープの可能性が高くなるが逆を言えば相手が良ければ逆に低くなる、つまり相手次第のスタイルに傾向していると言える。
ダブルスの3条件のサーブ・リターン・ファーストボレーの中でリターンに関しては相手がビックサーバーだったときには確率は下がるのは仕方がない。セカンドサーブになったら絶対ポイントをとるように心がけ、ファーストが入ったらロブでも何でもいいから食らいつき気持ちよくさせないようにするくらいしか手段はない。
つまりリターンゲームの確率を上げるのは難しいと言える。
やはり、問題は如何に自分たちのサービスゲームをイージーにキープして相手のリターンゲームにプレッシャーをかけるかということだ。前衛を有効に使えてこそダブルスだと考え始めているので、ここは一つ作戦会議が必要だろう。

 第三の問題は流れの中でで重要なゲームを意識し取りに行けるかだと思う。第一の問題の所と重複するが実はあそこから連続でポイントを失いブレークされた。あのゲームをキープしていれば3−0で相手がかなり戦意を失ったと思われるからだ。あそこで勝ちを意識して集中力を欠いたため一気にそこから6ゲーム連取され2−6出の敗退になったと考えている。実は次のゲームでは2−2で僕のサービスゲームが来た。先ほどの教訓が身にしみていたため全集中力を込め気合い負けしないようにプレーしキープした。気合いが入れば相手にも伝わるし、そこでキープできれば自分も乗れる。さすがにリターンがワイドだったときにダッシュしながら「ワイドワイドーー」と叫ぶのはちょっと品がなかったかもしれないが気合いが入ればこのくらいは自然に出るもんなんだと後でちょっとびっくりしそして反省した。

パートナーは去年のオフシーズンから「とにかく1ポイントでもいいから先行していかないとだめだ」と言っており、この点については全く異論はなかった。
しかし今回の試合で分かったのは先行できる要因が相手次第で確率が変動しすぎること、つまり現状で自分よりもスピードが劣る相手には取りこぼしは少ないが、多少荒くてもスピードがあり思い切りのいい相手には不確定要素が多くなってしまうことが判明したのだと思う。

次の試合は7月初旬のオープン大会。
クラス分けがないのでブロックにA級の選手が必ず入ってくる。ここには勝てないだろうが、A級の選手が2ペア入ってこない限り残りに全勝し、2位抜けがあれば(無いときもある)予選リーグは突破できるはずだ。まあ、2位抜けが無くても目的はA級以外の選手から勝利をもぎ取ることだけで十分な目標になるだろう。
僕自身もリターンの精度を上げること、つまるところストロークが未だ安定していないのが試合で足を引っ張る結果になっている、と考えているのでここを重点にさらにもう一段階レベルを上げようと思う。



2001年06月03日(日) 試合結果

予選リーグA組、3チームしかないため一勝一敗で決勝リーグに進出。
決勝リーグで今まで負けたことのなかったペアに負ける。どうやらこの相手が優勝したようだ。自分は結果を出せずにいるが今までしたにいたと思っていたプレーヤーたちがどんどん結果を出している、というのが現状なのだろう。

戦績トータル1勝2敗。まー4チームのブロックに入っていたらこの成績では決勝進出はできなかっただろうね。で、二日前に書いたポイントのチェックを始めてみようと思う。

*********************************************************************

後学のために気をつけるポイントを羅列し後にチェックしてみましょう。

前衛にいるとき

1.リターナーの前に位置すること。ワイドに入ったら斜め前に入りストレートを 閉めた振りをしながらセンターケア。センターに入ったらセンターを閉めた振り をしながらストレートケアする。

結果>ポジショニングはほぼ良かったと思う。合格ではあるが、センターやストレートをついてくる相手はいなかったため、後日再確認すべきである。

2.後ろ目のポジションをとる以上、リターナーが打つ瞬間には前かがりになるこ と。ポジションには直接関係しないとは思うが、シングルスとは違いどうしても 自分のリズムでのプレーにはならないので、相手のリターンに合わせると後ろ体 重でショットする事が多くなってしまう傾向があるのでその予防策。
何時間か試したが、相手に合わせるつもりだと逆に合わせられないことが多いの で自分からこっちに打ってこさせるような気持ちでいると以外と狂わされること が少ないようだ。

結果>全般的にいえると思うが総体的にも前衛アタックされる可能性は低く、やられたとしてもよほどボレーの調子が悪くない限り二度三度と狙われることはないだろう。ましてよほど気の強い相手でもない限り前衛が動くと(ポーチにでる動き以外)反射的にクロスコートの厳しいコースを狙う気配がある。これをパートナーが止められないと困るが大体がコースが狂ってミスする可能性が高い。合格であるといえる。

3.センターのボールは取りあえず相手前衛にさわられないところに返すこと。多 少無理そうでも構わないからさわる。パートナーの動きから予測して、センター にいいボールが入ったらまずいいボレーは打てないと思うので、取りあえず平行 陣を作るためにそれくらいの気持ちの方がいいだろう。大体にしてダブルスの試 合で一番多いのはサーブ、リターン、ファーストボレーのミスだろう。
この3つのミスを減らせればまず負けないと考える。

結果>最後の基本3条件の確率はともかくとして、いけるボールのポーチは行ってとにかく相手コートに返すことは成功した。が、せっかく崩してもパートナーのカバーリングが遅く(元々動きは良くない)さほど良い切り返しボールでもなくても返せないパターンが結構あった。これは第一にポーチの精度が低いこと、第二にパートナーのチェンジが遅いことがあげられるが、第二の方は改善される見込みは低いので第一のポーチの精度を上げることが勝率を上げることになると思う。

4.ポーチに出たら出たボールを含め三球は打つつもりでいること。
最近の傾向としてポーチをアウトやネットにする確率は減ったが先に述べたよう にタッチが出せないためどーしてもコースが甘くなってしまい引っかかって返っ てくることが多い。だから最低三球はうち切るつもりでいないと粘り負けてしま う可能性が高い。

結果>3本目まで粘れる状況にはならなかった。なぜならその前にパートナーサイドに行くことが多かったからだ。一度ポーチからチャンスボールがあがってきたことがあり、あまりにもチャンスボールだったので振ってしまいネットに一度かけた。このときは打つ瞬間に「まずい」と思った。次は気をつけよう。


後衛にいるとき(パートナーのリターン時)

1.いいリターンが入るかどうかは分からないので、ファーストサーブの時はホッ トシートにポジショニングし、相手前衛を見る。セカンドはやや前に出る。
相手前衛が動いたらあわてて体を浮かせないで低い姿勢でボールの行方を読むこ と。面の出し方が荒いプレーヤーなら球が速く当てられる可能性もあるが、逆に コースは読みやすいはずだ。まず癖を早いところでつかんでおくにこしたことは ないな。
リターンが通ったら、相手サーバーのファーストボレーをカットするためにポイ ントの正面にはいること、しかも前に詰めながらである。とにかく自分の動きが 止まれば何もできなくなるし、後手後手にまわってしまうから先にプレッシャー をかけ続けることが大事になると思う。

結果>おそらく3,4回しかなかったと思う。センターつかれたときに一度ミスジャッチをしてしまい(オンラインだった)この時以外はやはり早めに腰がたってしまった。慣れが必要だが、腰が浮いたときはリターンも浮いていて(かつ遅い)さすがに根性出してポジションを死守するか逃げるかの瀬戸際になっては判断しようがないかもしれない。

リターンするとき

1.今の状態ではエースをねらうどころか(ねらう必要はないかもしれないが)相 手を崩せるリターンすら怪しいので、まずはコンパクトにクロスに返すことに専 念する。しかしよほどのビックサーバーでない限り前かがりになるべきだ。

結果>フォアリターンをノーアドバンテージでふかしてしまった。大事なところなので相手が気合い入れてくることを計算に入れていなかったのが原因。ペース、コースともにさほど変化はなかったが、気合いが入っている分伸びがあった。やはりノーアドでは「絶対とる!」という気合いが必要だ。これは全部の試合、全部のポイントでもいえるだろう。やはりストロークの安定度(自分の自信が一番大事)が欠如しているためにちょっとリズムが狂うと小手先で何とかしようとする癖が抜けない。これを完全に修正し、相手のサーブがよほど良くない限り絶対返せると思うぐらいの自信をつけるべきだ。

****************総評****************

やはり「絶対勝つ」という気合いは全試合で必要であることがわかった。
書き込みはしていなかったが自分のサーブの時ボールを7,8回ついて集中力を高めるようにと全試合を通じてやってみた。大成功といえるだろう。やはり自分のリズムを保つことは最重要課題だ。いったんラリーが始まればペースをキープするのは容易ではないが、それでも自分のリズムをいかに保つか、自分のリズムでなくても無理矢理自分のリズムに変えるくらいの気持ちが必要になると感じた。事実自分のリズムに変えることに成功したときは大体ポイントがとれたような気がする。とりあえず再来週に試合があるがとりあえず参加は基本的に見送るつもりだ。次の大会は去年B級で出場し優勝してしまっているためA級で出なくてはならないからだ。こんな状態でA級で出れば勝てるわけないし、負けるのが分かっているのに出場して予測通りに負ければテニス自体を嫌いになる可能性が高い、とにかく負けるのは死ぬほど嫌いだ。まじでもーごめんだ。
 今回は初めてシングルスプレーヤーの自分が嫌々ダブルスに出る、というスタンスをやめて、本気でいちダブルスプレーヤーとして参加したため余計に悔しい思いをしたからであると思う。
だからただオリンピック精神で出るのはやめる。自分の美学にこだわりすぎるのは良くないとは思うが、一定水準のレベルに自分自身を持っていけないなら出場するのは僕の性格には合わない。試合は7月にもあるし次回スキップして心のスタミナを蓄えていくことも時には必要だと思う。



2001年06月02日(土) いつものクラスで

自分の現状をチェックする。
サービスゲームに関してはやはりサーブのコース、球種に注意すればレベルの高い相手でもキープは容易だった。このレベルの相手にはコースが重要のよう。

 形式練習では突発的に上げられたロブに対してチェンジがスムーズに出来なかった、というかその前の段階でポジショニングが分からなくなりその上で上げられたためお客さんになってしまった・・・。ここがまだ自分がダブルスで結果が出せない大きな要因であろう。
 しかし全般的に見ても当初に比べてお客さんになる確率が低くなってきていることは確かで、時々は完全にしてやったり、ということも出てきた。何とか本命のシングルスまでにはやるな、と思わせるくらいにまで仕上げないとなめられてしまう可能性があるので不利な要因は極力減らしていくべきだ。まーこっちに自信があれば相手が何者であろうが気にしないのが本来の性格ではあるのだが。
 そう、後はリターンが未だまだ問題が多いようだ。当初はバックがひどかったのだが、今はスライスに関してはしっかり構えて前でとれればミスする気はしなくなってきた、まードライブは相手サーバーのリズムが合わなければ使える状況ではないのは変わらない。しかしスライスでリターンを沈めたらさっさと前に行くのがベストチョイスだろうと考えている。まー相手は中級の相手なのでロブボレーやアングルボレ−で切り替えされる可能性も低いのでさっさとネットでの仕事に切り替えるに越したことはないだろう。
 フォアリターンはまだずいぶん問題が残っている。やはり一番はなぜかバックリターンの時よりも姿勢が高くなっていることだ。姿勢が低く保てていないためどうしても打点が狂い、しっかりボールをとらえられる位置にポジショニングできていないし、位置取りがうまくいきすぎると今度は力んで体がまわってしまいネットに突き刺すパターンの繰り返しになっている。とにかく現状ではいいフォアリターンは出来ないと割り切って取りあえずネットを越して枠に入れることに徹するべきだ。
 ポーチについてはタイミングはいいようだ。自分でも思うし周りも認めてくれている。しかし、いってからの対応がまずい。どうしても余裕がないためにあわててしまい強く打とうとしてしまう。レッスン後どこをねらうかという質問を投げかけたが、相手前衛正面をねらうのは下策で(特にうまい相手の時は)アレーに浅くコントロールして落とす感覚がいいのだそう。このときはグリップをやや厚めに握り変え押し出すイメージの方がうまくいくそうだ。本番で試せればいいがいずれにしろポーチに行った以上ネットを越えないとパートナーに悪いから打ちに行くのはよそうと思う。

 さて、明日はいよいよ本番の試合である。
えんぴつからこの日記帳スペースを借りてからずいぶんといろいろなことを書いたが、頭で考えていても実際は整理できていないことが多い、ということに気づかせてくれた意味合いでもこの一週間は非常に貴重な体験をさせてもらった。
もし明日の試合で結果が出せたらこのスペースに改めて感謝を示そうと思う。



2001年06月01日(金) 自分のスピードを再確認する。

昨日の夜、いつもより一つランクの低いレッスンに振替で参加。
玉出しによるサーキット練習では自分の出来を確認することを目的とする。
バック(フォア)ハンドストロークでクロス、ショートクロス、ダウンザラインの3球をセットとしてまわる。
 問題は一球目のクロスコートがきっちり打てるかどうかと三球目のダウンザラインがきっちり振り抜けること。最初はポジションチェックを中心にしてフルスイングは避ける。つかめてきたら振っていく。やはり振っていったときに次第に上体に力が入っていって下半身のパワーを生かせなくなってくる。これを意識してとにかく前の膝が突っ張らないように心がける。スイング・フォーム伴にはスムーズになるが今度はテイクバックが半端になりスピードが乗らなくなってくる。
 最終的には柔らかく入ってからテイクバックを引き下半身をより使うように心がけるだけで精一杯であった。やはりこういった玉出し練習が一番自分には効果的であると分かる。現状では何とか使える程度のレベルにすぎないが、エースをねらう必要はないのでこれでいいことにする。

 次はボレーだ。フォアボレーは今はチャンスボール以外はほとんど引かない。
手首をロックして縦に振る打ち方を実践している。はっきり言って性に合わないのだがダブルスではこういった打ち方の方が有効である場合が多く、特に前衛にいるときにはこのうち方のほうがミスが少ない。ただし、ラインをねらうようなタッチが出ないのが不満である。フォームも美しくないので僕の美学に反するからやはりイヤだ。しかしパートナーには大絶賛である、まー美学の違いだな。
しかしこの打ち方を実践してからというもの今まで苦手だったネットに近い位置からのアングルボレーやドロップボレーが出来るようになったようだ。
 シングルスでは必要ない(使わない)ショットなのでこれをやれといわれるととたんにどーでも良くなるのだが最近はまじめに受けている。
これらの種類のボレーはほとんど面を動かさないでうまく反射角を使ってボールを殺したり、回転をかけたりしてコントロールするが、僕のシングルスのプレースタイルではアングルボレーやドロップボレーはほとんどない。
ドロップボレーは相手の逆をつけるときにしか打たないし、逆をついていたとしてもよほどたらたら試合していない限り深いボールを打つことを心がけているからだ。
 せっかくネットについて優位なポジションをとっているのにアングルやドロップを混ぜるて万が一拾われたら逆襲されるからである。僕はネットに出た以上ボールがツーバウンドするか、相手が追うのをあきらめるまで深く打つことを信条にしているし、常に相手をネットから遠い位置に置くというのがボレーヤーの基本だと信じているし好きだから。
ただし今回はダブルスでありテニスプレーヤとしてはやや問題はあるが人としては尊敬に値するパートナーのために徹底的にダブルスっぽくプレーし、さらに勝てるように作戦を練っていこうと思う。
ちなみにテーマであるスピードの再確認はレッスンを総体してみるととにかく異常に遅い世界だったと感じたから。唯一どきどきしたのはリターナーと相手前衛(コーチ)がいいプレーヤーだと分かっている状況で、いいリターンをファーストボレーするときに感じた。しかしこのときはいいリターンに対しきっちりボレーを打つ姿勢が出来ていたし、前衛がポーチをねらって動いてきたのも見えていた。おそらくボレーミスをすればポーチされただろうが、ミスはしなかったのでポーチはされなかったが、このときにストレートに流せるアイデアと余裕があれば相手前衛に対する牽制にもなるのだろうと感じた。さすがにA球は違うな。今後はA級の試合でも前衛の動きだけはチェックしなければならないと強く思った。

 後学のために気をつけるポイントを羅列し後にチェックしてみましょう。

前衛にいるとき

1.リターナーの前に位置すること。ワイドに入ったら斜め前に入りストレートを閉めた振りをしながらセンターケア。センターに入ったらセンターを閉めた振りをしながらストレートケアする。

2.後ろ目のポジションをとる以上、リターナーが打つ瞬間には前かがりになること。ポジションには直接関係しないとは思うが、シングルスとは違いどうしても自分のリズムでのプレーにはならないので、相手のリターンに合わせると後ろ体重でショットする事が多くなってしまう傾向があるのでその予防策。
何時間か試したが、相手に合わせるつもりだと逆に合わせられないことが多いので
自分からこっちに打ってこさせるような気持ちでいると以外と狂わされることが少ないようだ。

3.センターのボールは取りあえず相手前衛にさわられないところに返すこと。多少無理そうでも構わないからさわる。パートナーの動きから予測して、センターにいいボールが入ったらまずいいボレーは打てないと思うので、取りあえず平行陣を作るためにそれくらいの気持ちの方がいいだろう。
大体にしてダブルスの試合で一番多いのはサーブ、リターン、ファーストボレーのミスだろう。この3つのミスを減らせればまず負けないと考える。

4.ポーチに出たら出たボールを含め三球は打つつもりでいること。
最近の傾向としてポーチをアウトやネットにする確率は減ったが先に述べたようにタッチが出せないためどーしてもコースが甘くなってしまい引っかかって返ってくることが多い。だから最低三球はうち切るつもりでいないと粘り負けてしまう可能性が高い。

後衛にいるとき

1.いいリターンが入るかどうかは分からないので、ファーストサーブの時はホットシートにポジショニングし、相手前衛を見る。セカンドはやや前に出る。
相手前衛が動いたらあわてて体を浮かせないで低い姿勢でボールの行方を読むこと。面の出し方が荒いプレーヤーなら球が速く当てられる可能性もあるが逆にコースは読みやすいはずだ。まず癖を早いところでつかんでおくにこしたことはないな。
リターンが通ったら、相手サーバーのファーストボレーをカットするためにポイントの正面にはいること、しかも前に詰めながらである。とにかく自分の動きが止まれば何もできなくなるし、後手後手にまわってしまうから先にプレッシャーをかけ続けることが大事になると思う。

リターンするとき

1.今の状態ではエースをねらうどころか(ねらう必要はないかもしれないが)相手を崩せるリターンすら怪しいので、まずはコンパクトにクロスに返すことに専念する。しかしよほどのビックサーバーでない限り前かがりになることを怠らない。
前かがりになって面に当てると振らなくても返ることが多い。
後は調子に乗りすぎてコースをついたり、エースを狙いにいかないように心がけ、小さく強くをテーマにする。いいリターンが返らなかったらあきらめて次のショットに備える。シングルスで甘いリターンを返したら即終わりだが、ダブルスは以外と続く可能性が高いようだ。あきらめないでロブをねらおう。

2.中途半端に打てそうなボレーが返ってきたらとにかくセンターに打ち込む。
元々ショートクロスやトップスピンロブなど俺の辞書にはないのだから(あってもオプション)センターに打ち込んで陣形をくずし続けることを心がける。
相手のリズムを崩せば何とかなるだろうと今は思う。

サーバーの時

1.サーブはコンパクトにコースを狙いファーストボレーで勝負する。
相手によってサーブだけで終わる場合があるがそれでもリズムを保つためにきっちりまじめに前に行くこと。集中力が無くなってくるといい加減にステップを踏むのでそこだけは要注意する。ファーストボレーが返りさえすればブレークされる可能性は低い。
あとは球種を混ぜること。特にいいリターンをもらった後は同じ球種で行かないこと。球種を変えれば以外とミスるぞ。

2.ダッシュをまじめにやることも大切だが、センター気味の中ロブも抜けてくるはずなのでこれにも注意する。いきなりロブを上げられる可能性も高く、これをミスられるとどうしようもないので早めに判断して先に「OK」と声を出して変わってあげること。レディが遅れふらふら下がりながらカットしてもらうよりも自分でとりにいった方が陣形は崩されないぞ。
注意点は相手に先に崩されないことで、ロブが上がった瞬間にはまだ崩されてはいないので、逆にロブを読まれていると思わせるくらいの勢いでカットしてやれば相手にプレッシャーを与えられること間違い無しだし、ロブが通じないと相手に思わせることが出来れば思うつぼだ。後はじっくり料理してやればいい。
まーフレンチオープンでマイケルチャン相手にサーブアンドボレー敢行しているつもりでネットでしこるつもりでやればブレークされないだろう。


 < 過去  INDEX  未来 >


ビンセント