気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2009年05月31日(日) これで最後の小学校運動会

小学校運動会。
土曜日の予定が雨で順延になり、日曜日の朝、
連絡網で運動会実施と回ってきた。
良かった。平日まで延びたら夫が残念がる。

曇り。
でも寒くもなく暑くもなくて、ちょうど良かった。
水筒に入れたお茶の量もちょうど良かった。

騎馬戦。小さいので必ず、馬の上に乗ることになっている娘。
事前に、「とにかく力ではなくて身のこなしで逃げ切るんだよ。体で指相撲をやってるつもりでね。」と言っておいたけど。
第一回戦(団体戦)も、第二回戦(一騎打)も、あっけなく負ける。
でも第三回戦(団体戦)ではなんとか生き残った。
あの子にしては、よくやった。

高学年なので、係活動も忙しそうだった。
採点係だから、短距離走で一位〜五位の旗に辿り着いた子が何人いるかなど、懸命に数えあげている様子が見えた。

一年生の子たちがめちゃめちゃ小さくてかわいい。
こんな風だったっけ。五年前って。

そういえば娘が一年生の時には息子が六年生で
私自身もPTAの役員が忙しくて
こんなに暇じゃなかったな。
2004年5月29日の日記とか
めくると思い出す。

晴れ間ものぞいて暑くなってきた。
お昼。
朝のうちに辛うじて確保した狭い我が家のレジャーシートに
帰還して、でも自分のお弁当は友達のところで食べてくるという。
寂しいような、でも内心ほっとしながら、
場所を詰め合って夫と息子と私と三人で食事。
息子にとっては母校の懐かしい思い出がよぎる時間。

午後のプログラムが始まる直前に強い雨が。
ふと、お兄ちゃんのころのいつぞやの運動会の記憶が。
何年生のときだっけ。えーと、あのときは確か、
プログラム最後の大イベント、高学年リレーを残して雷雨、そこで中断、延期。
で、リレーだけを、後日、火曜日かどっかでやったけど
やっぱり盛り上がりに水を差されたのだった。
そんなこともあった。

心配しながらじっと待ってたら、また雨があがって無事再開。

6年短距離走、去年はビデオを回してフレームから見ていたら見逃してしまったので
しっかり肉眼で応援することにした。
コースの後半で一人追い越し、なんとか4位。
入学以来初めての、ビリじゃない成績に湧いた。

メイン中のメイン、組体操。
この練習がいかにきつかったか。今まで。
でも到底無理だと思っていた補助倒立や、帆懸け船、
怖くてうまくいかなかったタワーも、
直前リハーサルまでに、ひとつひとつクリアしていき
その度に嬉しそうに報告していたっけ。

本番では全ての技が成功していた。
やればできるっていうことを子どもに教えてもらえて
もう、本当にありがたい行事だ。
涙腺がチクチクして、観ていてぼうっとなった。

リレーにはもちろんウチの子は出ないけれど、
毎年ブッチ切りでゴールテープを切るあの男の子に今年も、
見修めとばかりに見とれた。

閉会と前後してまた雨が。家を出る時に外に干して来た洗濯物のことが急に思い出された。

これで、
当事者として小学校に運動会に行くことは
親子ともども、もう、ないんだなあ。
終わりなんだなあ。あー、
これから3月までに娘がこなしてゆく行事全てが、
小学生として味わうことが、すべて、
最後になるんだなあ。



2009年05月21日(木) リトマス試験紙じゃないけれど、同じ触媒が違う花を咲かすもんなんで

この二日間、
妹と母につきあってもらった間に思ったことからいくつか抜粋メモ。

☆一つの「何か」を観たり読んだりして受け取るものは、受け取る人間によってだいぶ色合いが違う。

☆メールの文章というのは冷たく読まれるものらしい。
うすうす感づいてはいたけどやっぱりそうらしい。

☆紫陽花は土の酸性アルカリ性度合によって咲かせる花の色が違う。

☆天然石に対する愛着愛情を妹は相当持っていて、それが、
石には別段執着を持っていなかった私の心をもほぐしていった。影響力。

☆あの映画で泣くなんて、母は想像以上に少女だった。それが嬉しいような驚くような。

☆というのは、某所のレビューではとんでもなく不評も買っているクドカン脚本の映画「鈍獣」を二回にわたって観た。
映画館はめちゃめちゃ空いていて、それは哀しいような嬉しいような。
最初はユースケ目当てだったけど、面白かったよ。




2009年05月18日(月) 母の日〜ピアノ〜紅茶〜ツタヤで大人げなく〜メールで大人げなく〜ゆる役志望〜入れ子の関数〜420円〜何故あれが息子の部屋から?

GW終わってからの、この十日間あまり。
色んな思いが翳めたけれど日記に1ページ裂いて書くほどの分量にはまとまらないな、という切れ切れを拾っておいたので、そろそろ溜まった。
記憶あるうちにまとめて残そうかな。

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☆先の母の日に、息子と夫は、多摩川ウォーキングに参加してきて、完歩賞をもらってきた。約19キロのコースを3時間20分で歩いてきた。
夫がなぜこの行事に、息子とともに申込しようと思ったのか。訊けば
「大変だなと思うことを、地道に堪えて努力して、達成する。という小さな達成感を、あの子に味わってもらいたかったから。」
汗かいて楽しそうに帰ってきたよ。帰りに母の日プレゼントとしてコージーコーナーのイチゴ生チョコを買ってきてくれた。
ひと箱分けたら、ほんの貴重な一口づつ。

☆その母の日の朝、娘は手作りのブローチを私にくれた。彼女は必ず何らかの手作りを贈ろうとしてくれる。
オレンジ色のギンガムチェックの布にオレンジ色のボタンを合わせてカジュアルなデザインで作ってくれていた。
それを胸につけて「日特&センター模試」に送り迎え、一緒にスイーツを家族分だけ選んで帰る。
つまり10日の夕食前には、ウチに甘いものが相当あった。

☆4月30日付けの日記で触れた例のヤフーのネットリサーチのリンク、あれもう終ってたんですね。幻のように。少子化に関するものだったの。
あのとき確かに見たのは調査期間10年とあった。他の投稿者のコメントにも「長すぎ。そんなバカな」っていう声もあった。やはり何かの間違いだったらしい。
とにかく子どもなんて嫌いという人ばかりじゃないことは確かだ。
20代後半くらいまでの、一番、卵子が着床しやすいころに、産み育てられる社会に、なってないってことかも。
吉田兼好は子ども嫌いだったようで、あの徒然草の思想はそれはそれで私は好きだったけど。

☆時々、小学校の休み時間を使って、ピアノやヴァイオリン等のミニコンサートを催してくれてる友達がいる。もちろん無料。こないだ聴きに行ったのはプログラム3曲。
給食食べたあとの子たちが座る後ろで堪能した。特に一つのピアノを3人(6手連弾)で奏でてたポニョのテーマが楽しい。
保護者の中に、こうやって音楽パフオーマンスを子ども達にみせてくれる人々もいるし、絵本の読み聞かせをしてくれるボランティアの人々もいる。ありがたい。

☆日本紅茶協会公認の、紅茶インストラクターの資格に最近合格した友達がいる。彼女の紅茶講座にお呼ばれした。
お茶とお菓子つきなのに会費500円って安すぎでしょ。申し訳なく。
紅茶インストラクターに必要なのは、
体力(重いポット!)と、知力(産地の国の情勢やら、茶葉の特色やら、成分の効能やら)と、会話力(にこやか且つすらすら分かりやすく)と、
それにオウチの中が綺麗(テーブルセッティング)とか、食器とか、ケニアやスリランカに研修に行くとか。(元手かかってんなあ)私にはとても無理だ。
今までの私の紅茶の入れ方がいかに雑かも分かった。正統に紅茶の本来の美味しさを引き出すためにはあれほどの、ふんだんな熱湯の量、熱源。そして手間。面倒だけど。
とにかくグラグラと沸いた新しい熱湯。蒸らしの時間。葉のジャンピング。など。

☆大人げなかったこと。GWの終りに夫と息子が既に観た「ダヴィンチ・コード」のDVDを、返す前に私も観るつもりで、何故か観る暇がなくて、でも延貸料金僅か300円が惜しくて、
返却日翌日の「10時開店前に返却ポストに滑り込ませればOK!」を目指して前半50分だけ観て自転車漕いで行ったのに、
信号待ちでいらついて近道のつもりで結局遠回りになって、1〜2分くらい開店時間に遅れたみたいでポストに鍵がかかってたのを、
ガチャガチャ力技で開けてみようとして店員さんに顰蹙をかった。あさましい恥ずかしい。300円のためにそこまで取り乱して?情けない大人げない。

☆大人げなかったこと、もうひとつ。元々は人が好きだからその動機で書いた筈のメールが、結局ウェット且つ怖げな文になっていて、たぶん、
少なからず誰かを困惑させたに違いなく。
メールのコミュニケーションって、オモテの言葉を読んでるうちに(というか読んでいながら)行間をどう想像して読めばいいのか分からなくなってしまいがちで、
ある日は感情優位で返してしまい、その翌日に同じ文を見直すと、また違うものが見えて恥じ入り、
なんてことをやってしまう私のコミュニケーションスキルの未熟さがこれから邪魔にならないように気をつけたいよ。
反面教師としてしか役に立てない、なんてことのないようにしたい。
やっぱり、直接顔を見て声を聞いてという伝達手段が、(時間的で物理的な制約を超えさえすれば)どこかでタイミング良く併用されるべきなんだなあ。

☆ていうのは今、私が、ささやかーにお手伝いしてる「ユーンティル」(名付け親が宮古出身ゆえにこの名)で、
兼ランチの打ち合わせに同席させてもらったのち
会報誌作成チームの同報メールで共有情報を頂いているのだけれど
ちょっとメールチェックを怠るとすごい展開早かった。みんなの戦果をいつも後で追って読むのが精いっぱい。
立ち上げてブレインとなっているひとが、仕事しながらちいさーい児を抱えているというのに、いつも、
職業と家庭とのバランスのこととか主婦のキャリアブレイク期間(ブランクと言うよりも)の活用とかのことを真剣に考えてて、
活動の具体化社会化に向けてどんどん前に進む様子に、それは結局世界の為で、だから、ありがたいやら頭あがらないやら。
そこに、やはり子育てしながら働く、実績のあるライターさん達がメンバーで活躍。取材という仕事で大事なこと、とか、知られざる苦労や技を、垣間見せてもらってる。
外向け、内向け、心尽くしながら体張ってくれてる活動の報告メールを、こちらは何も役に立ててないけど、せめてしっかり読まなきゃと。
しかも、子育てしながら働く場合の「幸せの見本」も見せてもらいながらだから。

☆私自身のキャパシティに限って言えば、
この先、たとえどんな経済状況になろうと(夫がとりあえず稼ぎ手を担ってくれてる限り、という条件付き)
外の仕事で「無理をする=限界値を超える」ことは、体力心力としてまず、できない。目指さない。やりたくない。
そのあたり、血が出る程に頑張っている人が沢山いるかもしれないし、そこに尊敬も感謝もしているけれど、
私、は。ある程度まで怠けたい気でいる。
外でのビジネスや社交というのはやっぱり大人と大人との約束事であって、それは当然ながら甘いものではなく、
一方、子どもや夫は、そんな「甘くない世間」を泳ぎわたってやっとこの自宅(岸辺)に帰還して、我儘言うのよ。
特に子どもは本来混沌な自然に片足突っ込んでるから、無茶な世間で抑えられてたその森羅万象を急に、家に帰ってから解き放ってウダウダしたいかと。
そこに、私ンちという家族の基地の中で、誰か一人位は、
「今日はゆるーい一日を送ってきましたんで、私だけは体力心力ありありです。余裕です」という人間(私)が常に一人いて、引き受ける、そこにはそれなりに意味があるかと。
それ。そのゆるい役に、私はこのまま収まっていたい。という、ぬくぬくした願望。

☆↑そのぬくぬくした役に就くことを世の中の男女問わず誰でもが、経済的な豊かさを損なわずに適えられるような、後ろめたさの無さが、私の思う理想なんだ。きっと。
そんな世の中「も」あれば、どんなにか。
だから、「風邪引いて高熱のお子さんを止む無く預けて玄関を出て、自分にしかできない・代わりのいない大事な社会貢献の役目を果たしてくること」にも、
心苦しさを感じなくて済むような仕組みの世も欲しいし、
一方私は、「風邪だと言ってるけれど大して熱はなくて言葉にならないウダウダの子に付き合って、丸一日、自分も子の布団の隣に添って居つづけること」にも、
焦りを感じなくて済むような仕組みの世も欲しいと思う。

☆ある住所録エクセルデータを、封筒に宛名差し込み印刷する準備を試してみてたんだけれども。
ちと妙なことに嵌ってしまった。
ていうのは、家に既にたくさんある封筒は縦型であって洋形ではない。
だからこの封筒にこだわれば、封書の宛名面は縦書き印刷。その際に違和感がないようにと、
住所データに含まれる数字を一括で漢数字に変換してみたかった。そんな関数は存在しないものかと調べまくった。
どうも、元のセル内が数値データだけならば、それを漢数字に変えるのは見つかったけど・・・。NUMBERSTRING関数ていうのが。
でも住所ってのは数値と文字の混在だし。
ネット検索で、誰かが同じような質問を既にしてた。そこで見た回答は、
入れ子(ネスト)式にSUBSTITUTE(置換)関数を二段階に使うか、またはマクロを使ったりしてユーザー定義関数を作るか。あるいはフリーソフトを入手するか。だそうな。
私、マクロってのがまだよく解らないし、たぶん、こなせない。マクロを有効にしなきゃいけないソフトをダウンロードするのもなんか不安。
だから、入れ子での関数を使ってやってみた。こんな感じらしい。

A1セルに半角数字混じりの住所が入ってたとして、右隣に二つ空白のセルB1とC1を作っておく。
B1に入力する式は 
=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1,"1","一"),"2","二"),"3","三"),"4","四"),"5","五")
C1に入力する式は
=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(B1,"6","六"),"7","七"),"8","八"),"9","九"),"0","〇")
関数をオートフィルで下行にコピーし、C列に表示されたものをコピー、表示させたいセルに貼り付け(オプションで「値のみ」)てから、B1とC1は削除。

という手間。これで確かにできるけど、他に道はないのかな?こんなに需要が多い、「文字列の中のアラビア数字を漢数字に」
もっとシンプルな関数がエクセルに標準装備してあるのかと思ってた。無いんだ〜。へえ。
つくづく私、知らないことが膨大過ぎ。裾野にまでも到達できてない。気が遠くなる。もうやだ。いや、だから面白いのかな?

ていうか、ニ十数件しかないレコードだったら、いちいち手作業で入力したほうが余程、ネット検索より速かったかも。でも私、タイピング遅いから・・・。
いやそれよりもう、洋形封筒を新しく買って横書き印刷にすれば簡単だったか。そうだね、たかだか500円くらいなんだからねえ。

☆たかだか500円といえば、先の、区民会館でのPTA会合の交通費。世田谷線の分はもちろん請求するけど、三軒茶屋までみんなは自転車で行けるのに私はバスで行った。
このバス代往復420円を請求することを、躊躇う。
この遠慮ってどういう心の働きだろう。褒められた話ではないなー。

☆ファンケルの発芽玄米を定期購入している。その詰め替えボトル(1kg用)が忽然と、あるべきところから消えていて、消えるわけがないから30分ほどパニックに陥った。
が、それがなぜか息子の部屋から出てきた。そこに置いたのは私だろうか。本当に私なのだろうか。全く覚えがない。怖っ!





2009年05月07日(木) GW各日・午後遊びの記録

多くの中受用の塾がそうであるように、娘の通う塾も、小学校の休日=受験勉強の好機、という解釈である。
だから、むしろ冬休みや春休みのほうが拘束時間が長かったが
この5月3日からは塾も休みだった。さすがに、いくらなんでも、GWだから。鬼じゃないし。
一週間続けて休講ということが、娘にとっては今年に入って初めてだったので。かなり羽を伸ばせたようだ。

と言っても、各教科からそれぞれ十数ページ以上、GW用の宿題が出ていた。私は「またか?そこまで?」と内心は腹立たしかった。
が、それを彼女は意欲的に計画的に、こなしていった。その、やる気が救いだ。

ということで、午前中の毎3時間程を宿題に、午後を、普段なかなかできない家族の遊びに充てた。

(以下、各日の、主な午後遊びの記録)

・3日 高津のラウンドワンに。家族でボーリング。

息子が一度行ったことのあるところだったので、彼に案内してもらうような形。
お昼から行ったら、混んでいて、ボーリングを受付けてから2時間待ち・・・。でも
その間にゲームセンター。

そこで家族でプリクラ体験。特に娘が、ものすごく張り切ってリードを取る。
息子や夫は、初プリクラに、嫌がるかと思ったら案外乗っていて、撮れた写真に落書き加工とかを面白がっていた。
そして息子の「太鼓の達人」の技が如何なるものかを目の当たりにした。結構、まあまあだった。
その前にプレイしていた小学生?がめちゃめちゃ巧く、その子には敵わなかったけれども。

そしてボーリングは、レーンに柵を上げて「ガーターなし」でプレイしたお陰で、面白かった。
初体験の娘も、7ポンドの子ども用のボールで、それなりにスコアを出した。ストライクはなかったもののスペアの爽快さを一度は味わい。
私は柵を思いっきり使って遊びまくり。ビリヤードかと。
息子はストライク三連発のとき大喜び。
夫は2ラウンド目あたりから調子付いてきていた。
隣のレーンで幼児が、ボールを抱えてゴットンコロコローと転がしてピンまで届かせていたのが、なんとも可愛かった。

・4日 息子は謎の散歩、私はダイエーで下着やらの買い物、
夫と娘は電車に乗ってウサギ専門のペットショップ見学。

というのは娘は動物萌えが激しく、特に今はウサギに惚れこんでいて。
帰宅してからも興奮しまくり。
動物表皮アレルギー&世話の面倒さを理由に、飼えないけれど、たまにこうやってお店に観に行くと嬉しいらしい。
不思議なのは、私自身は動物が苦手で、ほとんど動物愛がないのに、娘は別性格なんだなーということが。
しかも夫もどうやら動物萌えらしい。この点で父娘は大変気が合うようだ。

・5日 雨なので、ウチの中で「ブロックス」を家族でやってみた。
六角形のプレートの中に自分の色のピースを並べていく陣取りのようなゲーム。
こういった「次は僕の番」だとか「やられたー」だとか言葉を交わすゲームを4人でするのが久し振りだったので新鮮だった。久々だったこと自体に、むしろ驚く。
独りで黙々と遊ぶ遊戯が世に多い中、こういうのが貴重だ。

・6日 芦花公園駅近くの「サンマルク」に食べに行く。

電車で1時間かけてのこの店を選んで、わざわざ予約して行ったのは、夫の誕生月なのでサービスDMが舞い込んでいたから。
思えば、因縁のサンマルク。
いつだか、ここに行こうとしていたら、夫がちょうど、座る席が上座だとか下座だとかのことで私に腹を立てていて、しかも夫婦喧嘩に発展し、とうとう外食に一切行けなかったということが昔はあった。
(2007年6月3日の日記をご参照に)
そんなわだかまりも、二年も経てば、とっくに消えてる。
あの怒りは何だったんだろう。くだらない。今となっては、ホントにどうでもいいことだ。

手に熱くて持てないほどの焼きたてパンのお代り三昧。次々勧めに来る。幸せ。
特に美味しかったのはクルミパン、トマトパン、ごまチーズパン、チョコレートパン、キャラメルパン。
ものすごくお代わりを勧められるからって次々貰っているとデザートまでお腹が辿りつけないかとペースを抑えていたけど、
それでも8種は試したと思う。

帰り道に皆でツタヤに寄って、帰宅後、私が家事をする間、
娘は、「初音ミク」のCDに聴き入る。
その間、「ダヴィンチ・コード」は夫と息子が観る。
そのせいで、夕食時のお喋りテーマが、いつになく高尚な感じの「キリスト教?」になってしまい。
しかも息子は世界史を習ったからそうだろうけども、娘もいつのまにか何故か「免罪符」だとか知っていて、盛り上がった。が、食べていたのは思いっきり和食。

泊まりがけの旅行に行かないGWというのも
それなりに楽しかった記録。以上。





2009年05月01日(金) 人というナマモノに関わることを想う。

(ほとんど昨日付けの日記の続き。「少子化」の意識調査の記事に、また繋がるけれど。)

我が子が、良い感じに友達と関わり交わっているのを聞けば、聞くほど、かなり嬉しい。親の私を超えてってくれるかも、って思えて。

実は私自身はこの歳でも「初対面の人を自分からランチに誘う」ということにさえ、まだ慣れず。なんでか。

どういう反応が返ってくるのかを必要以上に恐れていたのかもしれない。

月曜、区民会館で開かれたPTA研修会の帰り、同じ学校から出席した委員さんに、思い切ってお誘いの声をかけて、
たいそうドキドキし、そして、結果、楽しかった。ぐっと親しみが増した。これから一緒に仕事がし易そうな気がした。良かった。

人と繋がりたいと思えること、
人の話を聞いて心地よいと思える自分であったことは、
それ自体が既にもう有難いことかと。

木曜、yountelの勉強会(Josian)で再確認したのは。
人のいろんな生き方とか幸せとか、どれがあるべきだとかカッコいいだとか、決めつけられないよね、
どれも選べるようになればいいよね、と。
その際にご一緒したひとに
漠然とした不安
(私は、子育てが一段落した後にいったい何を一番にしたいのか実のところよく分からない)
を漏らしたら
まずは何かやってみる経験から何かが広がる、何かが生まれるよ、と言ってもらえ、
その言葉は腑に落ち、確実に何かの種となった。

何かに嵌る、ドアを開ける、開けてみせる、入ってみる、浸ってみる、誰かに繋がる、
そうやってみないとなかなか分からないことってある。
関わらなければ無傷でいられるという考え方に長い間捉われている私が、変わるとすれば、とりあえず関わることからかな。

経験しないと実感しにくいものといえば、
人間を育てるという地道なお仕事にまつわる苦労と喜びも、そうだろう。


育児。人間が人間に関わる関わり方で、こんな深い暑苦しいものって、そうそうめったにない。
お洒落にキレイにスマートに効率よく、なんてまず在り得ない。
泥んこにもなるしぐちゃぐちゃだし、傷ついたり汚れたりもするし、
素敵じゃないしカッコわるいし、エゴのぶつかり合いもあって、
だからすごく、変わらされるし、どこまで自分自身なのか分からなくなるほど染まるし、
でも、その攪拌具合、予測のつかない相手と自分の常に変わるもの、それと付き合うのもまた、
楽しい嬉しいことだと思えるような感覚をこそ育て
次に誰かの間に遺せたなら、ある意味、それは成功かも。

※昨日、実家の母がインフルエンザの備えにと、大量のマスクを届けてくれたー。


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