ついこの間までやっていたテレビドラマ「女王の教室」「ドラゴン桜」どっちも異色な教師もので、どっちの先生も「勉強しろ」って言ってた。
世の中ルールは頭の良い奴が作って、頭の良い奴に都合よくできてる。頭良くないと、そこで搾取されたり損をしたり。それがヤなら、勉強しろって。

それもそうだけれども。その程度の頭の良さは、私は自分のこと棚に上げて言えば、「まだまだ」だ。
ホントに頭（というか、精神？）が良い（善い？）人だったら、
「頭良い人間にも悪い人間にも適ったルール」を作りたいと思えちゃうものだと思うし、きっと作れるんだろうと思う。
・・・・ところで、あのお釈迦様って、実はそのルール作りに一番成功したお方じゃないかなって、ちょっと思う。（個人的な好みで。）
だからって別に、宗教教義を熟知してそう思えているわけでもないし、ただ、垣間見た限り。

で、この「宗教」って言葉も、これほど曖昧で、味噌くそ一緒くたに使われてる言葉もないのでは。
仏教もオウム（アーレフに改称）も、どっちも宗教って。なんとかならないのかな。
心の拠り所のことなのか、金取り詐欺集団なのか、人生の知恵なのか、服従させるための脅迫なのか、なんだかわかんない日本語。
「教祖」を見ればだいたいわかりそうなものだ。私利私欲目的かどうか、よく見てればわかるだろうに。なんで騙されるんだろう。

私利私欲詐欺じゃない既存宗教なら安心かっていうと、そうでもない。これは好みの問題かも。異教を許さなかったり宗教を理由に戦争したりする世界は、私はキライ。「結局何がしたいの？」って思う。誰が何を信じてたって、うまく付き合えていれば別にかまわないし。付き合えている分には、ね。その点で私はすごく日本人。そして、そんなゆるい日本人が好き。

バナナを、房からはずして、冷蔵庫に入れて３〜４日置くと、皮は真っ黒になるけど、食べてみると冷たくて甘くて美味しい。多分、栄養もある。
だからといって、その食べ方しか駄目とは、思わない。その食べ方をしないと病気になるぞとか、美味しく食べたければ本を買えとか、お皿は青磁に限るだとか、右手で剥かねばならないとか、そんなこと言うわけない。他にも美味しい食べ方あるだろうし。焼いたりジュースにしたり。でも「腐らせてから食べる」というのは許容できないな。

だから、ホントに人の幸せを考えていて太っ腹な宗教なら、「どうぞ貴方の好きなようにカスタマイズして使って。但し、それは貴方とみんなの幸せのためにですよ。お金儲けや脅迫には使っちゃ駄目。腐らせてから食べさせるというのは、無しですよ。」と言うだろう。
宗教って、もらうのはいいけど買ってはいけない。原材料表示も鵜呑みにしない。何が入ってるかはわからない。おうちで手作りしてもいい。でもそれを売ってはいけない。欲しい人にあげるのはいいけど、押し付けてはいけない。

私が自分用に目指したいマイ宗教は、多分、大乗仏教ベースなんだと思う。まだ材料もろくに揃ってないし作りかけだけど。完成には何百年かかるもんだか？一から作ってたら間に合わない。出来合いのものにちょっと手をくわえて我が家の味にさせて頂きたく。
諸行無常だからこそ、この人生がステキっていう。ゼロの状態を考えるから、ちょこっとしたものがありがたいし。永いようでも、一瞬のことだし。
物にも他人にも自分にも、色んな姿・色んな要素があって高低美醜くるくる変わるもんだから、こだわらなくて済むし、許せるし、信じていられるし、好きになれる、っていう。そんな訳で、いつか人の喜びを自分のものとして喜べるような心レベルが既定デフォルトの設定になっちゃう。そう思えたほうが多分幸せだろうな、っていう。
で、きっと、自分で「誰か何かに善い影響与えたい」って考えてるときよりも、考えてないでもがいてるときのほうが、誰か何かに善い影響与えてるんだろうし、それがビリヤードのように見知らぬ誰かの何かの役に立てることで、生まれてきた意味がすごく後々になってから第三者（カミサマ？）には見えて分かったりするけど自分じゃわからない。わからなくても仕方ない。人間万事塞翁が馬。役立たない苦労は存在しない。そう思えたほうが多分幸せだろうな、っていう。そのあたりをチョイスしていきたい。

（そう、いつまでも落ち込んでてもつまらないから、内省の時間。）

かなり失敗した。
地域の問題に関わることなので、ネットには書けないし、こまかく事情を書く気分でもないので、詳細は省くけど、
これだけは自分で覚えておきたい。

良かれと思うことでも、ねえ。
自分の立場とか、どう見られているかとか、そういうのをシビアに見極めて動かないと、
かえって他人には有害なんだよね。

この10日間の私は、そういう意味で、百害あって、三利くらい、かな。微々たる成果はあったけど、浅はかな認識と言動で、いろんなひとに迷惑かけた。
今日はその後始末っていうか、謝った日でした。よく肝に銘じておかなきゃ。私は、そういう事やっちゃう人間だってこと。

あー、もう。悩んでるだけのときは、よかったけど、がんばって世の中のためにやってると思ってた日々が実はただ誰かのじゃまなだけで、斬って捨てたい過去だった、ってことに、気づいた時の、自己嫌悪感って、ホント気持ち悪すぎる。当分、口も黙って、自己謹慎に突入します。