気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2002年02月20日(水) ネットで交流

インターネットというと、どういうイメージを思い浮かべるか。
2年前の私は、「怪しい」とか、「怖い」とかいう認識。
1年前は、「便利だな」とか、「ちょっと楽しいじゃん」って気づき始めた。
結論から言って、怖いけど、楽しい。楽しいけど、苦しいこともある。悲しいこともある。でもそのぶん、素晴らしいものに出会う。

職業や地域や性別や時間の制約を受けずに、心の中を伝え合えるのって、
ちょっと「あの世」っぽいと思っているのは私だけか。
「○○ちゃんのママ」だけじゃない、「○○会社の社員」だけじゃない、
そんな自分を出したい、そんな誰かとしゃべりたい。
そういうときに、ネットはものすごくありがたい、ツール。

そのツールのよさをわかって、つかいこなすには、やはりこつがあるみたい。
あくまでも、読むときには、善意を疑わずに読む。
書くときには、どんな読まれ方をされるかわからないことを頭に置く。
そして、相手には、それぞれ、自分には見えない事情と言うものがあるんだということも、頭の隅に置いておく。

そうは分かっていても、やっぱり人間の言語能力には、限界があるし。自分をどの程度出すか、「やっぱり私は私。」というスタンスだって、必要だし。
「私は、私」というみんなのそれぞれのあり様を、まるごと「いいよ」と言ってくれる場を、みんなで作り、保っていれば、そのそれぞれの「私」が、人のためにも生きるんじゃないか。

役に立たない意見というのは、あまりない。「えー、それは違うよお」というものだって、やっぱり、なにかの影響を自分に与えてくれてるものだからだ。それは、「意見」だけじゃなく「人」もそう。

「人にくらべて、勝ちたい」という気持ちは、悪くは無いけど、あまり重要度は高くない。勝ったところで、だからどうした。
勝つ間に、なにが生まれて、それが誰のどんな役に立ったのか、そっちが大きな問題だ・・・そう思っているのも、また、私の超個人的な意見。
すべての意見は、超個人的な意見なんだけど、それは言うまでもない、読むときには省いていいお約束、それを知らないうちは、ネットに慣れるのはまだまだ先かも。

そんなことをたくさん考えさせられた一年。そんななかからいっぱい影響を受けた一年。この時間・ここで出会った人すべてに、感謝してる。



2002年02月12日(火) ほんとに必要?中学受験

様々な進学塾から来るダイレクトメール。今までは、開けもしないで捨てていた。
既に個別指導の算数教室に通わせているし、息子はそれで楽しんで勉強してるし、授業もついていってるみたいだし。中学受験なんてうちには関係ないし。そう思ってた。
もうすぐ4年生になるこの冬は、とくに宣伝がたくさん舞い込む。その中のひとつ、「Aゼミナール」の案内をみつめながら、今回はかなり揺れている。

中学受験については良いイメージを持っていなかった。学区の中学が、そんなに低レベルじゃないらしいことから安心していた。
すぐそこに、歩いていける公立中でいいじゃない。放課後も、目が届くし。友達も地元だし。わざわざ電車やバスで疲れることはない。時間と体力とお金がもったいない。
第一、小学生のうちは、しっかり遊ぶことが大事。今しかできないことを知ったりやったりさせたいのに、週に3日も4日も塾に費やす生活なんて、もったいなさすぎ。

・・・っていう、考えが、揺らいできた。今年の春からの公立校の授業数・内容の削減を前に。
私立校は、ほどんどこの新学習指導要領には従わないから、高校や大学の入試で彼らと並べば、学力の差はそうとう出るだろう。今、楽していても、そのつけが、後で来るのか?
この新学習指導要領ってもの、信じていいかどうか。何年かして「やっぱり元に戻します」なんてことになったら、狭間の学年は不利になる?
どうせ子供を楽にしてくれるというなら、もっと大学受験のやり方とか、企業の学歴偏重とか、そういったところまでメスを入れなきゃ、意味ない。
だまされて簡単な勉強でごまかされて、あとで厳しい目にあうのは、かなわない。

子供には勉強以外のこともしっかり味わうようにさせたい。と思いつつ、やっぱり出来る限り、将来には高レベルな世界へも出入り自由にしてやりたい気もする。
そのフリーパスのなかで、手っ取り早く、はっきり目に見えるのは、いまのところ、「勉強」しかみつからない。
それがこの子の未来の何の役に立つかは今は見えなくても。
成績なんかで、学歴なんかで、人は評価できない。でも成績が悪いと、学歴がないと、評価すらしてもらえない世界がたくさんありそうだ。
その世界に行きたい、と思ったときに、最低限行けるように指導してやるのが、親の勤めなのか?

で、どうする、中学受験。本人に聞いてもまったく判断材料がないから、???の状態。楽することしか考えてないし。
その前に、まずは今までに勉強したことがどれほど身に付いているのか。滅多に勉強を見てやらなかった私が、この休み中、急に手書きの、おさらいテストを作ってやって、息子にやらせてみた。
・・・・かなり分かってない部分が・・・これほどあるとは。それに答案の作り方からして雑。ひらがなくらいきちんと書いてよ。
まずは間違えたところをふまえて再作成、「弱点克服テスト」それが出来たらお昼ご飯ね。
こんどから週末に一度は、私がこんな簡単なテスト作って出してあげるから、しっかり復習するんだよ。
って、ほんとはもっと前からこういうことをしておくべくだったのかも。
私が勉強を教えようとすると、ついつい、感情的になったり怒ったりしてしまって、彼もイヤイヤやるのは逆効果だろう、そう思っていたから、算数教室にだけ通わせ、普段は好きにさせておいたんだけど。
今更ながら、思った。勉強が自分でできるようになるまでには、親もまめに見てやる必要があるんだろうな。
こんなんで急に受験なんて、きっと無理だよ。ママはいやだよ。でももしかしたら・・・。力試しのつもりで挑戦してみる?いやそんな生易しいもんじゃないだろう。
でも夫はやはり公立に危機感を感じ始めたらしく、「中学受験のための塾選び」なる本を買って来ちゃうし。

なんだか考えがまとまらないまま、「Aゼミナール」の学力診断テスト(無料)に電話で申し込んでしまった。息子には事後承諾。言えば、めんどくさい、やらない、だろうから。
それは23日の土曜日の予定なんだけど・・・。さてどういうふうにうまく誘導するか。「どうして?」の問いに私自身がはっきり答えられないというのに・・・。



2002年02月08日(金) PTA役員が決まってよかった(推薦委員の仕事)

今日は休園日なので、ひまを持て余してる幼稚園のクラスの子たちどうしで、渋谷の児童館に集合。
出掛けに、学校の推薦委員の連絡網が来た。PTA役員がまだまだ決まらないので、もう一度いろんな人に声かけよう、頑張ろうという内容。

ほんっとに、全校のほとんどの保護者に、推薦委員が手分けして電話で頼み込んだけれど、ほとんどの人がNO。
いままで役をやっていないひとはほとんど仕事を持っているか、小さい子がいるかだ。
この人は大丈夫そうだ、というひとは、「もう何度も学校の係をやったので今年くらいは休みたい」とか。
たった7名の役員が、これほど決まらないとは、推薦委員をやってみて初めてわかった。
(推薦委員・・・全校生徒の保護者の中から、PTA会長・副会長・書記・会計を選出する手伝いをする係。仕事のほとんどは、電話による「お願いできませんか」攻撃。)
残り1ポストがどうしても出ない。頼める人には頼み尽くした。こうなったら責任とって自分が引き受けるか?いやいや、幼稚園児がいるのにおいそれとはできない。

そんなことも、児童館で子供を遊ばせ、親同士でおしゃべりしていたら、ちょっと忘れられた。
子供達は体力100%使い切って帰りのバスで寝た。

帰宅して、眠ったままの娘を布団に移して、留守電をチェックしたら、また推薦委員の連絡がはいっていた。
なんと、一度は断った人が、最後まで残っていたポストを引き受けてくれることになったのだ。
その人は今年度まで、立て続けに委員活動をやってくれていたので、また今年役員だなんて気の毒だけど、推薦委員としてはこれで肩の荷がおりた。

PTA活動と言う、無償奉仕。誰かがやらなきゃいけない仕事。誰だってめんどくさいことはやりたくない。
でもやってみると、意外とやれてしまうし、学校の様子も分かって、メリットもあるのだ。
人の上に立つのが苦手、そんな大役私には・・・という向きにも、やれる仕事はいっぱいある。
ただ例年どおりのことをやっていればいい仕事だってある。ちょっと引き継げば簡単なのだってある。
みんな大げさに考えすぎ。しょせん、こんなママたち(&パパたち)の集まりなんだから、気楽にやればいい。
そう思うんだけど、いざとなると、なんとか役を逃れたくなってしまうのは、やっぱり無償だからかな?



2002年02月04日(月) 彼女の婚約者

期待と緊張とが入り混じった気持ちというのはこのこと。

お昼に彼女とその彼が、最寄の駅まで来てくれて一緒にランチ。
私はなんだかんだで遅刻してしまい、しかも待っててもらうはずのお店が今日に限り休業。かなり慌てた第一印象を与えてしまった。
でもちっとも不機嫌な様子もせずに優しいことこのうえない、その人はラフにして品があり、彼女から聞いていたよりもずっと素敵なので、かなり嬉しい。
彼と仲良くしている彼女の様子を見ると、氷が溶けていくような気持ちだ。
よくここまで来たね・・・やっと、いやこれからだね。

親戚のこととか、いろいろネタばれな話もしてしまったけど、引いちゃってないか心配。私としては、「うまくいって欲しい!」一心からよけいなおしゃべりしてたんだけど。
・・・そんな私なのに、喜んでくれたらしい。後で彼女がメールで報告してくれた。
どうかどうかこのまま、邪魔も入らずに、早く二人がきちんと一緒になれますよーに。


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