2002年01月31日(木) |
歳とって、嬉しかったこと |
朝、起きてきた息子が、パジャマのままで、冷蔵庫から何やら取り出した。 私に「はいママ、お誕生日おめでとう。」といってくれたそれは、「ハイソフトミルク」キャラメル。(包装なし)
冷蔵庫の中に?いつの間に?全然気づかなかった。 密かにお小遣いで買って、隠していたと言う。 もう感極まった。ぎゅーーーーっと抱きついて頭を撫で回して「有難うーー!」
食べ物で何が好き?」って前に聞いてきたっけ。チョコとかキャラメルかなあ、と答えたから。 覚えていたんだ。
ちょっとリボンくらいつけたら?とか、カードはないの?とか、いろいろと言おうと思えば言えるけど、もうそんなことは今はどうでもいい。キャラメルを買っている息子の姿。隠しておく姿。そのときの気持ち。それだけで、とっっっっっても、嬉しい。
気を良くした私は昼間パソコンのお勉強にいそしむ。
私も子供も、昨日よりもちょっとずつ前にすすんでる。これだけで、「歳をとるのも、割と良いかも」と思える。
午後は幼稚園の床のワックスがけ当番。娘はまたも、お昼寝した。
夜は夫が早くに帰宅。珍しくケーキを買って来てくれた。晩御飯はギョウザを作った。梅酒とリンゴジュースで乾杯。ケーキに一本だけろうそく立てて、吹き消す役は娘にとられちゃった。 今日を穏やかに過ごせたことに感謝。
誰かにはしゃべった話なんだけど、お風呂に入るなら髪も体もすべて念入りに納得いくまで洗う。そのあと美容液までつける。 眠くてor疲れてお風呂に入らないときは、顔も洗わない。(歯は磨くけどね) ・・・っていうことが家事にも言えて、寝る前の家事をまともにする気になってるときは、すべてをやる。 つまり食器洗いも、帰宅が遅かった夫の食べた分もちゃんとあらって乾燥して、部屋も片付け、場合によっては掃除機までかけ、あしたのお弁当のメニューを決めておき、そのためのご飯もタイマーでしかけ、洗濯も一部予洗いまでして、翌朝の子供のお風呂を自動で汲むようにタイマーかけ、 今日読んだ新聞は収納袋に入れ、明日の着替えを自分と子供の分をちゃんと出して枕もとにたたんで置いておく。 これで翌朝の準備は万端。 でも、やる気のないときは、お風呂も入らず、パンツ取り替えずにパジャマだけ着て、洗い物もそのまま、片付けもせずに、寝てしまう。そんな日の翌朝は慌ててしまう、ことは重々承知で。
今日は学校の行事の手伝いがあって、来賓接待のため、化粧をした。 それってつまり顔を洗って寝る必要ができたってことだ。 だから必然的にお風呂に入らざるを得ない。 お風呂にまで入ったんだから、せっかくだからちゃんと洗い物もして、片付けもして・・・と今夜の就寝前はフルコースの予定。 やだなー面倒くさい・・・。
土曜日に作ってちょっとだけ余ったビーフシチュウ。(結構いい出来だった。生協のお肉は安心美味です)それが、人参ばっかり余ってる。ほかの具に比べて3倍くらいは使ってしまったから。 月曜に生協でまた人参来るかとおもうと、残っている分、多いかと思ったけど、入れちゃえって。 それから、お豆腐。ちょっと期限が過ぎて3日は経っている。 そして卵。なんだか余りそうだ。今夜5個か6個は使っておかないと月曜は冷蔵庫がいっぱいだろう。
それらをどうしようかと考え、すべてオムレツに生かす方向で決まった。 まずシチュウの具(人参たち)と汁を分けて、汁はケチャップを合わせてとっておく。 人参は、シチュウ味がついたままで荒くつぶす。そこに、お豆腐もつぶして混ぜる。さらに牛乳、粉チーズ、塩、胡椒も加えたピューレ状の液体にしておいて、 卵6個を割りいれて溶き混ぜる。 で、ふつうにオムレツを作って、あとでさっき取り分けておいたシチュウのソースをかけて出す。 これが意外とまともな料理に仕上がったので、すっかり満足。 子供たちもあっというまに平らげてくれた。
簡単なのだけれど、このメニューを考えることにエネルギーを使ってしまったので、ほかには白いご飯と、市販のワンタンスープの素を利用したキャベツ入りスープだけという品目。 でも冷蔵庫のなかの懸案事項が片付いたことが嬉しくて、日曜の夜は、少なくとも私は上機嫌だったのさ。
夜の11時からの30分、福山雅治くんがやってる新番組を観た。 収録場所が家の比較的近所だと分かったので(でも生放送じゃないからこちらには手も足も出ない)観ておかなきゃと思ったのだ。 今日のテーマは、モテるようになるには、ということらしかった。 ゲストの高校生たちが、「かっこいい」福山くんと、あと中山俊介くん、それから坂口?なんとかっていう人(誰だっけ忘れた)に、 「どうしたらモテるか」とか「モテて困ることは」みたいなことを聞くわけ。
男の子、モテるようになりたいって思うんだろうか、やっぱり。 思うんだろうなあ。 福山は「今まで女の人のことを、良いカラダだとか男が品定めしてたけど、逆に男が、カラダを品定めされるっていうのもあっていい」といって「黒いタンクトップが似合うべく、鍛える」で締めていた。 ・・・・勿論、女だって男のひとを品定めしている。当然。 でもなー、私の好みはそれじゃないなあ。 黒いタンクトップなんてどうでもいいし、筋肉もそんな要らない。 顔は可愛いのもいいけど・・・いかにもモテそう、モテています、というのはヤダ。 どこに魅力を感じるだろうかと思うに。 ある程度の「品」と、ある程度の「男っぽさ」と、「でも意外と可愛いところ」 しかしそれをかもし出すのは顔以上にカラダ以上に、 「高いこころざし」「利他(利己の反対)」と、それに裏打ちされた「謙虚さ」で、ちょっとの「遊びと融通、懐の広さ」かなあ。とにかく中から出てくるものが、外身より勝っていないと、いいと思わない。 だから3人の「かっこいい」お兄さんたちのトークに割って入って突っ込みを入れたい気持ちでいっぱい。 「べつに面白いこと言うノウハウとかカラダ作りなんて要らないから。いい意味で、見かけを裏切って欲しい、ただそれだけなの!」 とね・・・。
|