気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2001年12月25日(火) サンタクロースって

夕べは「サンタクロースがプレゼントを子供達の枕もとにおいてってくれた。」
このイベントが無事に果たせるべく何日も前からの準備がものをいったのだ。
だって息子がこのごろ疑っているんだもの。
「サンタってほんとはパパとかママだったりして・・・」
しらばっくれる私。
「どうやって日本の品物を集められるのかなあ。どうやって家に入ってこられるのかなあ。」
「さあねえ。きっと、魔法じゃないの?」
「サンタって一晩に世界中回れるの、おかしいよね?」
「さあね、魔法でしょ魔法。それか、何人かで手分けしてるのかもよ」
「何人くらいいるの、サンタ。国ごとにひとりずつかなあ。」
「案外、都道府県ごとにひとりじゃないの?いや、やっぱり世界に5、6人かな。アジア担当がひとり、アメリカ担当がひとり、って感じ?」

息子にはGBゲームソフトの「ポケモンクリスタル」と、「将棋がうまくなる」本。
娘にはキティカルタ(実は実家の母が買っておいてくれた)と、磁石のオブジェパズル。
それぞれ、「ダイエー」とかじゃない包装紙に包みなおされ。
枕もとに置く時にすんなり置けるよう、あまり大きくないものが選択された。
前日まで箪笥、当日は灯台元暮しで、寝室の、枕のそばの窓と閉めたカーテンの間に潜められる。
で、私も子供達と就寝。
私・娘・息子・パパ、と4つ布団を並べて寝ているけど、子供の意識がなくなるまでは怪しい動きはできない。

真夜中、ひとしれず目をさました、「サンタの指令を受けた私」は、そーっと腕を伸ばして、
カーテンの下から2つに分けられたブツを引きずり出し、子供達の頭のそばに滑らせる。
所要時間およそ3秒。あとはなにごともなく、私に戻って眠りにつく。
ちょっとトイレに行きたいような気もしたけど、ここで起きてうろついて怪しまれたら意味無し。我慢する。

明け方6時ごろ、目覚ましが鳴る。すぐとめる。息子は起きただろうか?・・・まだらしい。
早く起きてくれないかな・・・。
私の計画・・・子供が「あ、プレゼントだ!サンタが来てくれたんだ!ねえ、ママ、見て」
といったら私が、夕べからいままでずっと熟睡していたかのように「うーーーん、あ?ほんとだねえ」と布団の中から返事すること。
ところがもう私はおしっこしたくてイライラしていた。かといっていまトイレに立ったら、努力が水の泡。
あくまでも、息子が目覚めるまでは布団の中にいなければ。でももう起きてくれなくちゃ。
そう思いながら結局、息子の目覚ましがなる7時までずっと我慢してしまった。
目覚ましが鳴っても彼は起きない。なんだよ!とうとう私は怒ったよ。
「ねえ、朝だよ。あ、ひょっとしてプレゼントがもらえたんじゃないの?」って声かけちゃったよ。

反省点・・・イブの夜には寝る直前にトイレに行っておく事。


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