冬矢日記

2006年10月31日(火) TRPGぐらいはしたいですけど

明日の仕事が終わったらその足で深夜バスに乗って、金沢に旅行に行ってきます。
これで3年連続金沢行きですが、去年は全く観光してないので、今年は少しはするかなぁ、と。もしかしたらY氏宅に引きこもって麻雀やってたりするかもしれませんが。


〜読書な話題〜

・紅牙のルビーウルフ4
 著:淡路帆希 刊:富士見ファンタジア文庫

ファンタジーシリーズ4作目。

背景世界には取り立てて特徴があるわけじゃないんですよね、このシリーズ。剣と魔法、王国と女王と騎士、伝説の武具と、大体テンプレ通り。

それじゃああとはキャラクターとストーリー、なんですけど、どっちもそこまで売りがあるわけでも…
毎回思うんですが、文章に起伏がない感じで、盛り上がりどころがどこなのか分かりづらく、全体的にのっぺりした印象を受けます。それから1回の登場キャラ数が多すぎるんですよね。前回も今回も、双子は必要だったのかどうか。

個人的評価 下の上 惰性で買ってる感じですね……


〜スポーツな話題〜

フィギュアスケート。

スケートアメリカ、男子は織田優勝、女子は安藤優勝、浅田真3位。
ちょっとTV中継に間に合わなくて、FSは安藤しか見てないんですけど、とりあえずスコアシートを見た限りでさらっと感想。

・織田の3A+3T+2LoはGOE出すぎじゃね?
・でもまぁ元々GOEで勝負するタイプだから普通なのか。
・ダウングレードしたものの3Aは2回入ってるので、現状TESはこれ以上は伸びないか。
・安藤はミスなく滑れたことが一番の収穫。
・3LoがSP、FS両方でコンビネーションの2回目で使えているので、ジャンプも去年よりかなり安定してる。
・せっかくビールマン使えるのにLSpでLv2は勿体無いような。
・浅田真はやっぱり3Aで1回ミスするとなぁ……スピンとスパイラルのレベルが軒並み安藤らより低いので、TESでかなり苦戦しそう。
・っていうかLSpでLv1って。もちょっとスピンの質を上げてくれないと。

以上、素人視点でした。




2006年10月30日(月) 今更そんなことを売りにされても

〜ゲームな話題〜

最近アーケードにはめっきり縁がなくなったんですが(連ザ2もDDRNovaも全くやってません)、ちょっと気になる新作ゲームが。
悠紀エンタープライズの新作格闘、アルカナハートなんですけどね。

「ギャルゲーと格ゲーの融和!」とか「登場キャラ全部が美少女!」とかそういう斬新なキャッチコピーで彩られ………っていうかそれ何てあすか120%?

あのシリーズもう1回作り直したりしませんかね。キャラデザ七瀬葵で。

まあ、「色々駄目な方向に駄目っぽいんだろうな」という意味で気になるっつーことなんですが。


〜読書な話題〜

・シゴフミ 〜Stories of Last Letter〜
 著:雨宮 諒 刊:電撃文庫

死者から届けられる手紙「死後文(しごふみ)」の配達人が主人公の短編連作。

よくある「死後のメッセージ」系の話で、そのままテンプレート通りにまとめましたという印象。これといったこの作品独自のルールだとか、スタンスというところが感じられません。それからこれは個人的なことですが、主人公のキャラ作りが「しにがみのバラッド」シリーズと似通っていて、話の内容も含め、あまり差別化出来てないなぁと。

同じ文庫のシリーズですし、この辺はもう少し考えて欲しかったところ。

個人的評価 下の上 こういった話が好きな人なら


・でぃ・えっち・えぃ そのろく!
 著:ゆうきりん 刊:電撃文庫

お色気系現代ファンタジーシリーズ6作目。

一応今までの騒動に決着がついて大団円、という結びになってます。特に大きなサプライズもなく、予想通りのエンディングという感じでしょうか。
ただ本来サブヒロイン格であるはずの6人悪魔娘が完全に脇役に追いやられてたり、何か抵抗らしい抵抗もせずにあっさりと解決に向かっていたりと、ちょっとストーリーが駆け足気味。重要な伏線っぽかった組織とかもあっさりと雑魚化されてて、まとめ切れずに無理矢理終わらせた印象を受けます。

一応これでシリーズ完結ではなく、エピソードとしては終了、シリーズは続行(別の視点or立ち位置で?)ということらしいですけど……


個人的評価 下の上 まあ不条理エンドではなかったので。


〜スポーツな話題〜

競馬。

恒例の競馬観戦@東京競馬場・秋の天皇賞。

人気も割れてるし、こういうときは素直に実績評価しとけばいいのさ、と判断して、トライアル1着馬2頭で固定して3連複流し。何か信念とかそういうのに欠けてる気がしますよ、この馬券。

結果は軸馬の片割れダイワメジャーは来たものの、スイープトウショウの方が来なくて外れ。上位馬全部相手に含んでたんですが、まあ買い方からすると仕方ないかな。

インティライミが行ってくれて、メジャーはレースがしやすかった感じ。きっちり先行して先に抜け出せば相当粘るなぁ、やっぱり。スローで流れちゃうと厳しいかもしれないけど。
次走はマイルCSとか。今の短距離界はちょっとふがいないんで、ここもすんなり勝っちゃいそうだな。


プロ野球。

日本シリーズは日ハムが4−1で勝利。中日の短期決戦での脆さ、拙攻が目立つシリーズだった。来季以降のプレーオフが不安で仕方ない、とは友人の中日ファンの弁。
それにしても、これでパが4連勝かー。観客動員を見ると人気もパが↑のような気がするし、「人気も実力もパ」になってるのかね。




2006年10月24日(火) 近々移転するかもしれません

この日記をブログにした方がいいんじゃないかと画策中です。
別に内容は変わらんのですけどね。カテゴリ分け出来た方がいいなぁと。


〜読書な話題〜

・バッカーノ!1934 獄中編 Alice In Jails
 著:成田良悟 刊:電撃文庫

久々のバッカーノ。

内容はいつも通り複数視点で場面転換多用。前巻から間が空いてるせいで、話をちょっと忘れ気味でしたが。

上下巻の上に当たる構成になっていて、最後に謎を残したままの引きが上手い。この辺はさすが成田氏。
ただ、この巻だけだと疑問が全く解決しないままなので、ちょっと消化不良の感。もしかしたら次が出てから一気に読んだ方がいいかもしれません。

個人的評価 上の下 成田氏の作品なので甘めかも。


〜スポーツな話題〜

F1。

シーズン最終戦ブラジルGP。フィジケラは6番手スタートの6位フィニッシュ。アロンソが2位に入って、コンストラクターズもルノー。ちなみにマッサ1位なのでドライバーズポイントではフィジケラ4位。
一応後半何周かシューを抑える仕事はしてたし、コンストラクターズも取ったし、まあ最低限のことはしたのかな。こっそりフィジケラが6位に入ってなくてもアロンソが2位を維持してれば結果は変わらない(シューがバトンかわして3位になったとしても、1ポイント差でルノーがコンストラクターズ獲得)とか、そもそも序盤あっさりとかわされすぎとか、突っ込みどころは色々あるんだが。

今年も僚友に水をあけられる結果になったけど、リタイア数が減ったこと、一応シーズン1勝はしてること、それなりにポイントは獲得してること等を含めると、悪くないシーズンだったと思う。あとは来年、アロンソがいないルノーをどう引っ張っていくかだが……

まあ期待しないでおこう。フィジケラだし。


フィギュアスケート。

今年も俄かファン継続の方向で。

キャンベル国際について。
TV中継は見逃しましたが、最近はYouTubeという便利なものがあったので、一応動画で見ることが出来ました。
以下、個人的かつ素人的な見方での感想箇条書き。

浅田舞
・コンビネーション1回だけなのはまだ調整段階だから?
・全体的に去年よりもレベルアップしてて、TESもPCSも随分スコア上がってる模様。

安藤美樹
・去年よりずっと安定して調子良さそう

浅田真央
・相変わらずプログラムに3Tと3Sなし。今回のように3Aが失敗するとやっぱり厳しくなりそう。
・スピンが何か速度も回転回数も中途半端なような。

高橋大輔
・ジャンプ不安定すぎ。まあ去年からといえば去年からなんだけど。
・得意のスピンも速度不足な感じ。
・調整失敗ムードが。

織田信成
・去年後半のまま調子良さそう。
・3Aが1回、3Tと3Lzが2回。4回転がないし、せめて3Aは2回欲しくない?
・でもGOEで+2だの出てるからこれはこれでいいのかな。

中庭健介
・弱点のスピンが改善したのにジャンプで失敗したらなぁ。
・クリーンにジャンプが決まればTESは相当出そうなんだけど。ショートで4回転挑戦するくらいだし。

今週末からはいよいよGPS開幕。まずは今回滑った浅田姉妹と安藤が出場。


プロ野球。

とりあえず以前(といっても数年前)に1回やったことがあったと思うんですが、各選手ごとの個人的評価をやってみます。興味がない人は読み飛ばし推奨で。
1軍出場ありの選手を背番号順。評価はABC、+−ありで9段階評価。成績単体と、個人的な期待に応えてくれたかどうかも含めて付けてます。Aが最高です。

投手編

・小山田 保裕

最初に上がってきたときはダメダメだったが、後半は復活。防御率が悪かったのはほぼ前半の負債なので、後半だけ見れば中継ぎとしては及第点。梅津、林と右のサイドハンドは多いが、この2人と違うのは早い球が投げられるところ。実績からも、セットアッパーが任せられれば心強いのだが。とりあえず来季は開幕から働いて欲しい。



・佐竹 健太

最初は良かったんだけどなぁ。夏ごろから状態悪化して、結局いつものような防御率に落ち着いた。左を抑えられない左投手なので、現状はちょっと使いづらい。変化球のコントロールが悪いのどうにかならんか。



・黒田 博樹

最優秀防御率獲得、チーム最多投球回、交流戦からの無敗記録等々。エースとして、投手陣の柱として文句なしの働き。インコースにばしっと決まるストレートは相変わらず見事の一言。来年からいなくなるのは非常に痛いので、残って欲しいところだが……



・大竹 寛

防御率も勝利数も全てが物足りないシーズン。特に内容が問題で、毎年言われている四球過多で自滅パターンが多すぎた。まあ、年齢からすると過剰な期待を掛けすぎという感もあるのだが(黒田だって今の投球が出来るようになったのはここ2、3年だ)、他に期待できる投手もおらんし。
見ていて気になるのは制球が不安定→3点ぐらい取られてからカーブを使い出して安定する、というパターンが多いこと。最初から使えばいいんじゃねえの?あのカーブ、素人目には結構ブレーキ効いてるしいい球だと思うんだけど。



・佐々岡 真司

まさかの復活。…そんなこと言ったら失礼かもしれないが、とにかく予想外の奮闘。前半大竹が計算外になったときも、ダグラスと2人でチームを支えてくれた。その分中盤から後半に掛けてバテが来ていたが、年齢的にしゃーないかな。
投球回数は少ない少ないと思っていたが、1試合平均にすると大竹、ダグラスより↑。まあこれは大竹ダグラスが少なすぎるというところもあるけど。



・永川 勝浩

個人的今季投手陣のMVP。黒田よりも貢献度は高いと思う。ベイルに繋ぐセットアッパーとして、ベイル離脱後はストッパーとして八面六臂の活躍。防御率も成績も文句なし。コントロールが安定して、きちっとストライクで追い込んでフォーク勝負が出来るようになったのが大きい。ストレートもようやく球威が出てきたようだし。来季以降も中継ぎ陣の柱として期待。



・ダグラス

離脱するまではチームの勝ち頭。前半にダグラスと佐々岡がいなかったらどうなっていたことか。ただ、どっちかというと打たれながらも抑えるタイプなので、突然ぶっ壊れたりすることがあり、気が抜けない投手でもある。イニング数ももうちょい投げてほしいところ。
来季は残るのかな?



・高橋 建

1年通して1軍にいた左中継ぎは高橋くらいか?とにかくいろんな場面で投げてくれたので助かったが、防御率が示すように安定度はイマイチ。印象度の問題はあるにしても、大事な場面で高橋登板→打たれて逆転のパターンをよく見た気がする。コントロールも悪くないし、まだ球速も出てるんだけどなぁ。一体何が悪いのやら。



・横山 竜士

開幕直後はセットアッパーをこなし、防御率も良かったのだが、やはり夏場を越えて疲労がたまってから急激に悪化。1年通して働いた経験がほとんどなく、ルーズショルダーの持病もあるし、この辺は難しいな。それでも過去のシーズンよりも投げることが出来たというのは大きいと思う。来季反動が来る可能性は高いけど。



・河内 貴哉

ようやく復活!と思ったら何かサイドスローになってたり、そのせいで球速は落ちたけど得意のスライダーが曲がるようになって、中継ぎとしてはむしろ進歩してたりで、良いんだか悪いんだか。登板回数は少ないが防御率は良いし、対左打者への成績も高橋佐竹辺りよりは良いような気がするし、このまま中継ぎとして定着するのなら怪我の功名か。
来季以降、左中継ぎエースとして活躍して欲しいところ。それが河内の希望かどうかはともかくとして。



・広池 浩司

序盤の対左投手ワンポイントで使われたときはダメダメ。後半になり、先発やロングリリーフに回されてからは本領発揮。やっぱり長いイニングの方がいいよ。
とにかく便利使いされたシーズンで、先発して3回4回投げたら交代という報われない場面も多かったが、良く働いてくれた。「困ったら広池」という合言葉があったとかなかったとか。



・ロマノ

中継ぎにしても先発にしても、イニング途中だろうがなんだろうが突然大崩れする癖が抜けず。人不足で使っていたが、正直若手を上げて使った方がよかったんじゃないかなぁ?



・梅津 智弘

フォーム改造で出遅れたが、戻ってきてからは安定した働き。相変わらずのコントロールのよさが光った。難点を挙げれば、コントロール以外に売りがないことだけど……慣れられたらおしまいになりそうなのが怖い。



・長谷川 昌幸

中継ぎで好投して掴んだ先発のチャンスでボロボロ。もう先発やらせない方がいいのかねえ。かといって四球癖、クイック下手の弱点がある以上、緊迫した場面では使いにくいし。使いどころに困る投手になっちゃったな。とりあえず人の足りない来季は先発候補になりそうだが、さて。



・大島 崇行

5度登板も勝利なしどころかまともに先発としての責務すら果たせず。現状では力不足としかいいようがない。



・ベイル

抑え→先発→セットアッパーといったりきたり。使われ方が可哀想だったなぁ。ショートイニングでの安定感は絶大だったのだが、どうして先発で使ったのやら。
来季は既にいないことが確定。どこのチームが取るか戦々恐々。



・林 昌樹

登板60回防御率3点台は立派だが、オールスター以降、勝ちゲームで投げるようになってからの不安定ぶりが印象強い。毎年のことながら、コントロールがアバウトで、失投を痛打されることが多かった。負けゲームなら良い投球するんだけどなぁ。そろそろ中継ぎの核になってもらわないと困る投手なんだが。



・小島 紳二郎

そこそこ好投はしたが勝ち星には結びつかず。びしっと抑えるより、5回6回を3点以内に抑える感じの投球なので、タイプとしては広池に近い。大島よりは期待できるが、まだ来季ローテに入るには力不足かな。何か売りになるボールがあればいいんだが。



・齊藤 悠葵

まず名前から売れた投手。登板回数は2回と少ないが、どちらも好結果。ただ内容はというと、初物だから打ち損じたっぽい感じで、ちょっと信頼するには……ただ、やはり人手不足の来季は先発候補。



・マルテ

フェリシ、ロマノよりは期待の持てる内容だったが、枠の関係であまり投げなかったな。元々前評判は高かったんだし、もうちょっと長く1軍にいてくれると嬉しいのだが。



・フェリシアーノ

だから何で使うんだろうねぇ、こいつを……谷間の先発で出てきちゃ3回までに致命的な失点くらって降板するし。もうはっきりといらないと思うぞ。



その他の投手については登板回数が少ない&実際に見た回数が少ないので割愛。
次回(いつになるかは分からないけど)は野手編。




2006年10月22日(日) 5ボタンマウスが欲しいんですけどね

マウスの調子がやたら悪いです。

左クリックが反応しないことが多くて、何回も押してるとダブルクリックに変わったりしてさらに苛々。
別に普通に使う分にはあまり影響ないんですが、PCでゲームやってるときに困るんですよねぇ。

具体的に言うとROとか。駄目ですよ、「まだやってるの?」とか言ったら。
本人まだ楽しんでますから。

とりあえず買い換えたいですが仕事が…


〜読書な話題〜

・狼と香辛料III
 著:支倉凍砂 刊:電撃文庫

剣も魔法も出てこないファンタジー小説の3作目。

ファンタジー世界の商人と、商人に付き従う狼の化身が、主に商売関連のトラブルに巻き込まれるという、いつもの流れはあまり変わらず。まあ、他の小説にはない、この独特の設定とか話の作り方(ファンタジー世界の商人とか)そのものがこの作品の魅力でしょう。
今回も商売ネタに絞って話を作ってるのは好印象です。これからも下手にバトルとかやっちゃ駄目ですよ。

電撃にしては珍しく年齢層の高い主人公の不器用な恋愛とか、狼の化身に関わる大筋のストーリーも、きちんと進めてるところも良いですね。作者の中で方向性が見えてるんだなというのが伝わってきます。

個人的評価 上の下 読んだことがない人は1巻から是非


・とある魔術の禁書目録(インデックス)(11)
 著:鎌池和馬 刊:電撃文庫

相変わらず刊行ペースが早いですねぇ。もう11作目ですか。きちっと定期的に出すシリーズ物というだけで評価を上げてしまいそうです。
ほら、某H2Oとかどうなったのさ。何か後書きで年3冊出すとか言ってなかったっけ。気のせいだっけ。

閑話休題。

魔法や超能力という存在をクローズアップした現代ファンタジー(と言って良いかは微妙ですが)シリーズ。相変わらず熱血系主人公が義理とか人情とかで暴れまくって、ついでに女の子がほだされるという基本ストーリーは変化なし。

この作品、登場キャラ数が多くて、しかも結構思い出したかのように再登場するんで、誰が誰なんだか分からなくなるんですよね。今回はアニェーゼとかオルソラが再登場ですが、これ何巻に出てきたんでしたっけ?

話のパターンも毎回同じで、主人公がジョーカー系能力に頼って何とかする、という流れなので、ちょっと飽き気味です。これだけ長く続いてる割に、ほぼ各巻完結のトラブルバスター系で、大筋のストーリーとかほとんどありませんし。
一応ラストに大ボスっぽいの出てきてますけど……もうちょっと、シリーズ全体のストーリーが欲しいですね。あと主人公の記憶喪失設定、必要なくないですか?毎回最初だけ触れてあと特に使わない設定なので、「忘れてませんよ?」という作者の自己弁護に見えて仕方ないのですが。もう思い出しちゃっていいんじゃないかと。

個人的評価 中の下 変わらないのはいいことなのか悪いことなのか。


〜スポーツな話題〜

競馬。

菊花賞はソングオブウィンド。メイショウサムソンは3冠ならず。
映像見てないんで実際のレースっぷりは分からないんですが、アドマイヤメイン大逃げ、サムソン捕まえられず、後ろからドリームパスポートとソングオブウィンドが強襲、という形でいいのかな。とりあえず前にいたメインぐらいは捕まえて欲しかったところですが……

しかし、ドリームパスポートは3連複のためにいるような成績で。今回は叩き合いで負けたから仕方ないだろうけど、毎回毎回ころころ鞍上が変わるのも問題だと思うなぁ。

勝ち馬が今後活躍するかどうかは……どうでしょうね。評価不能。最近の菊花賞馬は「全然駄目」か「名馬」か両極端になってる気がしますし、一応次走見て決めますかね。

ちなみに馬券は外してますヨ。全部サムソン絡んでるんだから当然ですけど。

来週は天皇賞。毎年恒例なので観戦予定です。(といいつつ昨年は行ってないんですが)ディープは回避らしいので、1番人気スイープトウショウ、2番人気ダイワメジャー辺りですか。……買う馬に困るなぁ。当日のノリで決めそう。軸は決めずに3連複ボックスとかでお茶を濁すかも。


プロ野球。

日本シリーズ開幕。とりあえず2連戦は1勝1敗痛み分け。3戦目以降はお互い先発投手力に不安があるし(朝倉中田なんてシーズン経験0みたいなもんだしな)、ここからは打線が重要か。




2006年10月18日(水) 別にメジャーだってベストメンバーじゃなかろうに

〜スポーツな話題〜

プロ野球。

別に余興的な日米野球に出ようが出まいが構わんのだが、いちいち辞退者にグダグダ言う野村氏はどうにかならんのか。
こっちからすると、野村氏が監督を務めることのほうが不思議だよ。どうやって決まったのかは知らないけどさ。まさか監督までファン投票じゃないだろうね?


閑話休題。


レギュラーシーズン全日程が終了したので、今季のカープ総括。投手打撃守備采配総合の5部門で。各選手ごとの個人的評価はまた余裕があるときにでも。


・投手

一応最低限の目標である、チーム防御率3点台を達成したことは誉めるところ。
…それでもリーグ5位だけどね。

「先発不足」「中継ぎ不足」「左腕不足」。ひっくるめて「何もかもが不足」の状態で始まったシーズン。ブラウン監督の「3本柱を中4日で100試合」構想は、序盤こそ上手く行ったものの、大竹の不振で崩れはじめ、ダグラス離脱で完全に崩壊。結局ロマノやらフェリシやらがその場しのぎ的に登板するという、いつもの光景が繰り広げられた。
先発投手力不足は、大学社会人で即戦力級が取れないというチーム事情もあり、すぐに向上したりはしない。現有戦力の底上げを、数年がかりでやっていくしかないわけだが、その意味で今季の大竹の失速は残念だった。かなり優遇されていたとはいえ、昨年二桁勝ち、進化を問われるシーズンだっただけにね。

その中で黒田の最優秀防御率獲得と、佐々岡の復活は明るいニュースだが、この2人、どっちも来年は使えない(黒田はFA流出、佐々岡は今季が最後の一花)可能性が高い。そうなるとやはり来季以降の見通しも暗い。
斉藤、小島の左腕先発に期待するのはまだ酷。ダグラスが残留してくれればまだ……

中継ぎはやはりブラウン氏の方針で、「連投なし」「ローテ制」が敷かれたが、前半はともかく、後半は疲労した投手が試合をぶっ壊すシーンが目立った。また勝ちゲームの中継ぎをシーズン通して固定出来ない使い方のため、安定した抑えがいたにも関わらず(前半ベイル、中盤以降永川)この2人にあまりセーブが付いていないことは反省材料。
明るい材料は、後半の小山田、河内の復活。ただ、やはりもう1人、安定感のあるセットアッパーが欲しいのと、やはり勝ちゲーム、負けゲームで中継ぎを固定して使って欲しい。


・打撃

開幕構想の1番緒方2番前田はあっさりと頓挫。それからはオーソドックスな打線を組んだが、嶋の2年連続の不調などもあり、チーム打率リーグ4位、本塁打と得点は共に最下位という、ある意味順位通りの結果になった。
あっと驚く東出の復活、新戦力梵の台頭、新井が自身初100打点、前田が3割20本を達成してもこの結果なのは、やはりその回りの打力が低いからだろう。2年連続で期待を裏切った嶋、やはり1年通して働けない栗原、どんぐりの背比べな日替わり外野陣、どっちが出ても打てない捕手。特に嶋が問題かな。この成績なら森笠とどっこいどっこいだ。やはり最低3割は打ってもらわないと困る打者。栗原はまぁこんなもんかもしれない。とりあえずその怪我しやすい体質をどうにかしろ。

来季以降も新戦力はないだろうから、やはり現有戦力の底上げに期待するしかない。森笠、廣瀬辺りは、そろそろレギュラー奪ってくれよ。どっちでもいいから規定打席に到達するくらい出場してくれれば全然違うと言うのに。


・守備

あっと(略)東出と梵で二遊間が固定できたことで、若干向上の兆し。ただ、この2人とも送球難(梵は肩がそれほどよくない。東出は取ってから投げるまでが遅い)で、球場で見てると特にダブルプレーで不安を感じる。最多失策は免れたようだが、新井も相変わらずだし。
捕手も日替わりよりはきちんと固定した方がいいんだろうけどなぁ。倉にしろ石原にしろ、高いレベルで争ってるわけでもないし。個人的には肩のいい倉固定で行って欲しいが、レギュラークラスかと言われると疑問。


・采配

開幕オーダーから中4日方針、極端にライン際を開けた守備隊形など、独特の采配が目立ったが、シーズン中盤からはほとんど見られなくなった。唯一投手起用はほぼ原則どおりだったが。この辺りは「日本に慣れた」と解釈したいところ。
采配的にはどちらかと言うと選手任せのことが多く、あまり突飛なことはしていなかったという印象。「ベース投げ」に代表されるぷっつん劇も、予想よりは多くなかったし。
1年やって選手の力も把握しただろうし、来季はもっと思い切った戦術に期待したい。それから投手起用は考え直してほしいな。投手の項でも触れたが、中継ぎの起用はローテじゃいかんよ。勝ちゲーム負けゲームできちっと分けて欲しい。


・総合

まあいつも通りのシーズンだったなあという感じ。新戦力の台頭は野手では梵くらい。(東出は復活だし、井生らは出場機会が少ない)投手陣はほぼ昨年のままで新しい顔ぶれはなし。新監督1年目ということで過剰な期待もあったと思うが、冷静に見るとやはりチーム体質はあまり変わってない。
来季からプレーオフ実施で、Aクラスに入れば日本S出場の夢はあるが、現時点ではそれすらも困難。廣瀬、森笠、栗原らの「シーズンの半分は働ける」選手が変わってくれないとね。いい加減、若手でもないだろうし、こいつら。




2006年10月16日(月) とりあえずあれで仕事してるって言われるのは…

ちょっと出遅れた感のある話題ですが。

仮にも国政の場で、スローガンを回文にして喜んでる野党って何がしたいんでしょうね。何が「憎いし苦痛」かと。
やりたいなら「あなたの政策はこれこれこういう穴があってこういう人たちが困る。美しい国とは言うが、これでは憎いし苦痛ではないか」と言うべきでしょうよ。ダヴィンチコードとか言う前に。

批判は建設的に。イチャモンつけても馬鹿にされるだけですよっと。


〜ゲームな話題〜

GIJ4 2006。

とりあえずExtra1年目終了。42勝で新人王。
騎乗の感覚はあまり変わりませんね。若干追いのタイミングがExtra効果でシビアになってるくらいですか。

マチカネキンノホシで重賞10勝とか、宝塚&秋天&JCで3着とか、色々遊んでます。結構ダイタクリーヴァとかには勝てるモンですね。オペラオーやらドトウやらは無理ですが。何あの異次元の脚。


〜読書な話題〜

・キノの旅X the Beautiful World
 著:時雨沢恵一 刊:電撃文庫

おなじみの短編連作シリーズ10作目。
相変わらずどこか変わった「国」を舞台に、いつも通りキノとエルメスがマイペースで過ごすというパターンで、安定している代わりに目新しさもない感じ。
ただ、この「変わらない」雰囲気が良いのかも知れませんね。

苦言を呈するとすれば遅めの刊行ペースですか。今回は間にリリアとトレイズ、学園キノが挟まっていたのであまり空いてる感じはしませんが、やっぱりもうちょっといいペースで出して欲しいところ。

気に入ったエピソードは「インタビューの国」。逆に中編ぐらいの分量があった「歌姫のいる国」はちょっと微妙な感じでした。


個人的評価 中の中 良くも悪くもいつも通り


・クジラのソラ01
 著:瀬尾つかさ 刊:富士見ファンタジア文庫

ファンタジア恒例のナンバリングタイトルなので、続刊前提の第1巻。著者の瀬尾つかさ氏は、デビュー作の琥珀の心臓を読んでますが、オチが相当な投げっぱなしジャーマンで、微妙に世界設定も理解しづらい、デビュー作にしては難解な話を書いてるなという印象がありました。

で、今作ですが、近未来SF……っぽいストーリー。舞台は異星人に征服された地球で、主人公たちは異星人の作った「ゲーム」のプレイヤー。「ゲーム」に優勝するために努力する、作者曰く「スポ根」物。

とりあえず1巻なので、完全に「序章」というエピソードですね。とりあえず最初の区切りまで話は進んでますが、ばら撒かれた伏線が大量に残ってるので、これを今後回収していくことになるんでしょう。

内容はそれなりにまとまった構成だと思うんですが、今のところこれという売りがない感じがしますね。肝心の「ゲーム」のプレイ部分をもうちょっとしっかり書いてもいいんではと思います。せっかく(作品中では「ゲーム」として表現されているとはいえ)宇宙艦隊物なんだから、マニアックな戦闘シーンが見たいところです。


個人的評価 中の下 続きが出たら買うと思いますが、単体としてはそれほど。


・プリンセスはお年頃!2
 著:榊一郎 刊:HJ文庫

シリーズ2作目。

ファンタジーっぽく魔法、剣、怪物と基本を抑えていて、文体も読みやすいんですが、如何せんヒロインの設定(潔癖症のサキュバス)が、2巻になってもまるで生かされてないのが気になります。
何かサキュバスっぽいことしてますか、この人。別に潔癖症の描写があるわけでもないし。

伏線の回収もほとんどなし。次で最終巻ということで、そんなに大きなストーリーにする気はないんでしょうが(元々同人誌で書いていた作品のようですし)それにしてもちょっと……

それから、校正ミスが2箇所ありました。(キャラ名の表記ミス)毎度のことですが推敲はきちんと(中略)ベテラ(後略)


個人的評価 下の上 もうちょっと設定を生かさないと


〜スポーツな話題〜

競馬。

デイリー杯に野路菊S勝ち馬オースミダイドウが出走。前半超が付くほど引っかかりながら抑えて、尚勝ってしまうあたり強いのかなぁ?相手に恵まれたような感もあるんだけど。一応2年連続でクラシック好走してくれると嬉しいんだが、鞍上武豊だし、人気になりそうだな……(今回も1倍台)

秋華賞?買ってませんし見てません。オークスも見てないのでどうでもいいです。

そして今週は菊花賞。仕事の都合でリアルタイムでは見れませんが、馬券は買いに行きます。面白みのない馬券になりそうですけどね。むしろメイショウサムソンの単勝だけと言う可能性も。


プロ野球。

浅井が今季限りで引退。奇しくも阪神に行った町田も今年限りで、何か巡りあわせだなぁと感じてしまう。

この2人、どっちもレギュラー張れる実力はあったはずなのに、なぜかセットで(右投手なら浅井、左投手なら町田)扱われたのが原因で、代打の切り札になっちゃった感じの選手。常時出てさえいれば、浅井は今でもスタメン争ってた気がするんだけどな。残念だ。
引退後は両名ともコーチ就任とか。3軍か2軍かは分からないが、頑張って欲しい。

こっそり鈴衛が戦力外。まあ年齢も年齢だし、今年も捕手取っちゃったしな。結局1軍ではほとんど見なかったが、それにしては長くやってたなぁ。今後は球団に残るってことなので、まあこっちも現役引退が濃厚かね。

さて、今季最終戦。

 カープ 7−5 ドラゴンズ

まずは新井の100打点に、素直におめでとうの言葉を。2年連続3割にはあと1歩届かなかったが、それでも100打点は区切りの数字だし、立派なもんだ。
新人王争いの佐藤充を叩き潰したことで、梵のタイトルも後押し。あとは吉村との比較だけどね……まあ規定打席到達&遊撃レギュラー&2割9分の梵と、規定打席不足ながら3割20本超えの吉村。チームへの1年通した貢献度なら前者。インパクトなら後者。
どっちになるか……規定打席をどれだけ評価してくれるかが鍵か。

投手陣は今季頑張った連中の総出演という感じ(横山除く)。最後の黒田登板(1人だけ)は、何かサヨナラ登板という感じで深読みしてしまうが……FAはどうするのかな。残ってほしいとは思うが(球団も宣言しての残留に動くらしいが)、移籍したからといって罵声を浴びせる気もないし。

ブラウン新監督で始まったこの1年。勝って終われたのはよし。内容とか感想とかはまた後日に。




2006年10月10日(火) 相変わらずディープは強すぎ

〜ゲームな話題〜

ジーワンジョッキー4 2006、買っちゃいました。
何か発売予定みたら12月まで買うゲームなかったので、それならいいかなあと。

とりあえずちょろっと触った感じ、前回とあまりバランス的には変化無し、ですかね。マイナーチェンジ版だから当然ですが。

あとは現3歳世代、もうちょい能力に色付けましょう(笑)
メイショウサムソン以外80超えてる馬いないじゃないですか。そのサムソンも古馬になったらディープに完敗しそうな能力値ですが。


〜読書な話題〜

・ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
 著:F.E.A.R./田中 天 刊:富士見ドラゴンブック

別ステージを使ったダブルクロスリプレイ。著者は暴走プレイで有名な田中天氏。

通常の現代風ステージと違って、2次大戦期のヨーロッパを舞台にした冒険活劇風リプレイ……なんですが。

ヴァリアントのときも思ったんですけど、これわざわざダブルクロスでやる必要のあるテーマですかね?
いつも同じステージじゃ飽きられるというのは分かるんですが、ヴァリアントのネットゲーム、平安、今回の近代ヨーロッパと、どうにも「ダブルクロス」っぽくない舞台になっていて、結局ダブルクロスらしさが失われているような。

まあ相変わらずのインフレクリティカル達成値はダブルクロスらしいですかね。

プレイヤーでは暴走プレイメインで、正直あまり好みでないプレイスタイルの田中天氏ですが、GMスタイルは意外とまともで驚き。その分特筆すべき個性もなくなってる気はしますが。PCも何となくパワー不足で、リプレイとしては平均かちょっと下ではないかなぁと。

個人的評価 中の下


〜スポーツな話題〜

サッカー。

別に祖母井氏がジェフ離れるっつーのは構わんが、いや構うけど(近年のジェフの躍進の元を作ったのはこの人だ)仕方ないと諦めは付くが、阿部まで連れて行かれると非常に困るんですが(笑)
本人がステップアップしたいという希望は分かるし、ジェフではそれが叶えられないのも、悲しいが事実。ただちょっと時期尚早じゃないかなぁ。代表定着したとはいえ、監督の贔屓もあると思うし。

まあ、行くなら行くで、必ず試合に出場できるチームに行くようにしてほしい。出場できないならJの方がいいよ。


プロ野球。

 10/10 カープ 8−13 スワローズ

小島と大竹は一体何をしとんのかね。2人合わせて1アウトしか取れずに9失点とか冗談としか思えん。(その後の小山田が打たれて自責は2人で10)
まあ小島は最初からダメダメっぽかったが。2度の勝ち越し後にきっちり失点してるしな。来季から先発に、というのはちょっと気が早いか。
大竹は………もういいや。今年の経験が糧になってくれることを祈ろう。

打線では新井の100打点が厳しくなる一方、廣瀬が微妙に目覚めたような。その勢いで来季中堅固定は………まぁ廣瀬だし無理だろうな。




2006年10月09日(月) 他に金の使いどころがあるんでは

武力でしか国益を主張できない外交と言うのも稚拙な気がしますね。
別にどこの国というわけではないんですが。


〜読書な話題〜

・マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵
 著:今野緒雪 刊:コバルト文庫

シリーズ………何作目でしたっけねえ。一応全部読んでますが覚えてません。

まあいつも通りだらだらーっと続くストーリー。ここ最近続いてる瞳子関係の話がそろそろ終わるのかなーと思いましたが、結局まだまだ続くようです。
このゆったりした話が魅力の1つではあるんですが、流石に長すぎませんかね、瞳子エピソード。次で終わってくれることを期待します。まあ作中の季節的に一区切りつきそうな感じではありますけど。

個人的評価 中の下 いつも通りで目新しさはあまり


・終わる世界、終わらない夏休み 〜桜井深優の終末〜
 著:あきさかあさひ 刊:ファミ通文庫

上巻のレビューは9/5の日記からどうぞ。

基本設定とかは省いて感想だけ。とりあえず投げっぱなしジャーマン過ぎでしょう。なぜ世界はループしたのか等々の理由は説明せず、「みんなが願ったからループは終わりました」という結末はどうなんですか。
これは含みを残しておくとかそういうレベルではない気がしますよ。作者の中で細かく設定が決まっているのであれば書くべきだし、決まっていないでテーマ先行だったのなら練り込み不足。

それから解決法についても、あまりループを上手く使っているとは言えず。そもそも、登場人物のうち過半数を、序盤ループの外に置いた理由が分かりません。

個人的評価 下の下 上巻の低評価は覆らず


・死神とチョコレート・パフェ
 著:花凰神也 刊:富士見ファンタジア

現代ファンタジー物。突然天国からやってきた死神(美少女)に命を狙われる主人公、というストーリー。
定番の流れではありますが、全編通してシリアスムード皆無、ほぼコメディタッチで書いているのは好印象。結局ドタバタ系の話になるのなら、変にシリアス混ぜるよりこっちの方がいいです。

オチはちょっと強引、というか、上手い舞台装置が思いつかなかったのかなという感じもしました。ドリル=回転する、という定義はどうなんでしょうね。フォーク=突き刺す、ナイフ=切り分けるっつーのは分かるんですが。
あとはヒロインの死神の正体については、ちょっと前振りが足りてないんじゃないかなぁ。

個人的評価 中の下 普通といえば普通ですが、オチがちょっと弱いかなと。


〜スポーツな話題〜

プロ野球。

だからさ。1−1になった時点で3戦目には涌井でいっとかなきゃいけないんじゃないのかい?結果負けたとしても、「やること全てやって負けた」なら納得もいくだろうよ。首脳陣の思惑はどうあれ、これじゃ出し惜しみ、本末転倒にしか見えんぞ。

ということで、プレーオフ第1Sはホークスが勝利。しかし、和田も斉藤も投げちゃってんだよなぁ。新垣は戻ってこれるんだっけ?ダルビッシュ八木のどっちかで勝てばいいファイターズ有利は変わらずか。




2006年10月08日(日) F1も残り1戦

〜読書な話題〜

・マテリアルゴースト3
 著:葵せきな 刊:富士見ファンタジア文庫

シリーズ3作目。霊能力を持った主人公と、憑依霊のヒロインが登場する霊能力系現代ファンタジー。……自分で言ってどんな分類だよ、とか思ったり。

この巻単体として見れば、ドタバタ系のラブコメはきっちり書いてますし、主人公の成長とか、大団円的なエンディングとかもあり、そこそこ良い内容に仕上がってると思います。
ただ、シリーズ全体として見ると、伏線もなしにいきなり、「全ては私の手の内です計画通りですよフフフ」なウォン系ラスボス(@サイキックフォースシリーズ)が出てきたことに違和感を感じます。
1巻で出て来いとは言いませんが、2巻目で匂わしといてもいいんじゃないでしょうかね。

富士見ファンタジアは続刊前提の場合、1巻でも巻数が付くのが通例ですが(同時発売のクジラのソラ01等)、この作品は付いてません。多分売上を受けてのシリーズ化だと思いますけど、やっぱりちょっと無理矢理感が。

個人的評価 中の下 展開が強引なところを抜かせばそれなりかな、と


・ゼロの使い魔 (9) 
 著:ヤマグチノボル 刊:MF文庫J

アニメにもなったシリーズ9作目。現状、MF文庫Jの看板シリーズですかね。 

ストーリー的にはほぼ何も進んでないに等しい状態ですが、まあ元々ヒロイン・ルイズのテンプレ通りのツンデレを見て楽しむ小説のような気がするので、これはこれで良いのかもしれません。
正直毎回毎回同じパターンが続くので飽きて来た感じですけど。お互い素直になれないだの互いの気持ちに気付かないだの、そういうのは丸々9巻も使ってやるもんじゃないですよ。(顕著になったのはここ3、4巻くらいでしょうけど)

個人的評価 下の上 もうちょっとメインストーリーの進行ペースを上げてください


〜スポーツな話題〜

サッカー。

ちょっと遅くなったけどガーナ戦について。
元々実力に差があるチームが相手だから、負けたという結果は良いにしても、やっぱり「形は作るけど点が入らない」というパターンを繰り返してるのが気になるなぁ。
まあ巻が高原になったところで結果は変わらんだろうが、山岸が松井になったり中村になったりしたら違っていた気も。ま、中村だと今度は守備で大穴を開けて、1−3敗北という結果になったかもしれんけど。

まあ、どちらにせよちょっと選手選考が偏ってる感がある。ジェフファンでもちょっと微妙に感じるぐらいだから、世間様の目は如何ばかりか。

とりあえずそろそろ巻は危機感持っとけよ。


F1。

日本GP、フィジケラは6番手スタートから、スタート直後に7番手に落ちるも3位フィニッシュ。2戦連続表彰台だか、マッサが2位なのでドライバーズ3位は明け渡したか。まあアロンソと合わせて、コンストラクターズは差が開いたから、とりあえず仕事はしたのかな。

レースは2番手からチームオーダーでトップ快走のシューがまさかのリタイアで、アロンソ逆転優勝。尤も、その前に2番手まで上がっていたのが大きかったのだが。マッサがきっちり止められずに、直接プレッシャーを掛ける位置に上がったのが大きかったのかな。
これでアロンソが10ポイントリード。最終戦シューが優勝でアロンソがノーポイントなら、優勝回数の差でシューがトップ。それ以外ならアロンソがトップ。シューにとっては厳しいが、2戦前のイタリアGPで同じような展開になってるし、ないとは言えない。
ここでフィジケラが超やる気を出してポールトゥウィン、アロンソもチームも救ったぜ!みたいな展開になると嬉し(妄想が激しくなってきたので以下略)


競馬。

やっぱり東京と京都が開幕すると秋になったなぁ、という気がします。
ということで毎日王冠と京都大章典。

特に新戦力が台頭することもなく、毎日王冠はダイワメジャー、京都大章典はスイープトウショウが順当勝ち。
毎日王冠の方はメンバー揃ったとはいえ、毎年G1にはちょっと足りない面子ばかりだし、本番に繋がるかは微妙だなぁ。
京都大章典はメンバーも微妙だし、ついでにタイムも徒競走みたいだし(2400Mで2:31とか何の冗談ですか)、参考になんのかな。まあ去年の天皇賞みたいなペースでスイープが届いたっていうのは明るい材料かもしれんが。

スイープは天皇賞には出るのかね?出ないと1番人気ダイワメジャーとかいう、ちょっと恐ろしいレースになりそうなんだが。


プロ野球。

プレーオフ第2戦で出てくる投手が松永っていうのもなぁ。西口か涌井使っちゃうと第2Sで投げる投手がいないというのは分かるんだが、まずは勝たないと第2Sもないぞっと。
最終回の5失点で無用な勢いつけた気もするし、若干ホークス有利かな?




2006年10月07日(土) 同じような職種で働いてるだけに余計気になる

Bフレッツの工事が今週来る予定だったんですが、色々あって来週に延期。

…NTTって本当に人を見下した商売してますよねぇ、と実感するような一幕が。
あれですね。どうせ一個人がキレようが何しようが、業績には大して影響ないでしょうからね。

まあ、散々他社の回線使ってるって先に言っといたのに、いざ来てみて「他社の回線なので設定が良く分からない云々」とか抜かすのはいい加減にしてほしいと思いました。


〜読書な話題〜

FF3のダメージが随所に出ててですね。未読の小説が二桁家に溜まってですね。
そんな状態で今日買い物に行ったら電撃の新刊が出ててまた買っちゃってですね。

何が言いたいかと言うとペース上げないと不味いなあ、ということでひとつ。

・ドリームノッカー チョコの奇妙な文化祭
 著:御影 刊:電撃文庫

元々は電撃G'sで連載されてた作品らしいですが、件の雑誌を見てないので初見としての感想。
内容としては現代物+ちょっとファンタジー。高校生の主人公が不思議な失踪事件に巻き込まれる、という話。

序盤は推理ものっぽい出だしで始まり、禁忌系の恋愛とかを交えてファンタジーなオチで終わる、という流れなんですが、ちょっとテーマが散逸していて、やりたいことが何だったのかが分かりづらくなってます。
それから全体のオチについても、ちょっと前振りが少なすぎて、唐突な終わり方に思えます。後日談もちょっと納得行かない終わりですし……奇跡で病気が治ったって何だそりゃ。

個人的評価 下の中 面白くはないですねぇ…


〜スポーツな話題〜

プロ野球。

パリーグプレーオフ、第1戦からすげー展開になってんな。流石は斉藤−松阪といったところか。しかしホークス打線もアレだけランナー出して得点なしでは。やっぱり打線の小粒化は深刻ですか。

 10/7 カープ 3−4 スワローズ

…おかしいなぁ。斉藤悠葵抑えてんなぁ。次は通用しないと思ったのになぁ。

まあ勝ち負けとかは正直どうでもいいんだけど、良化してた(ような気がする)河内が四球連発で自滅したのが気になるなぁ。左中継ぎは来季も絶対足りないんだから、戦力になってもらわないと困る。

先発復帰?もうサイドスローになっちゃったから無理です。まあ得意のスライダーのキレはかえって増したんじゃないの。球速は落ちたようだが。

まあピンチでラミレスを抑えに出てくる右中継ぎがバテバテの林な辺り、人材不足を切に感じるところ。森とか使わないのかな。2軍でそれなりに(少なくとも田中や梅原よりは)好投してるっぽいのに。あの成績、年齢で呼ばれないってのも逆に変だよなぁ、とか思ったり。何か致命的な欠陥でも抱えてんだろうか。




2006年10月03日(火) コンテンツの整理(縮小)とか

すっかり忘れてましたが、ISPを変更(回線もADSLからBFLETSに)するので、トップページを移転させました。
とりあえず応急の対応なので、落ち着いたら色々弄る予定です。


〜読書な話題〜

FF3も終わったので。

・アスラクライン(5) 洛高アンダーワールド
 著:三雲岳斗 刊:電撃文庫

シリーズ5作目。いつも通り日常系ドタバタを繰り広げつつ、シリーズの大きな流れをちょろっと語る、という流れ。

良くも悪くも相変わらずの展開なので、驚くような急展開とかがあったりはしませんが、順調に伏線も消化してメインストーリーも進んでいるので、これはこれでいいのかなと。

しかし新キャラが出すぎですね。おそらく誤字だと思うんですが、1点キャラ名を明らかに間違っている(キャラAと表記すべき台詞でBと表記している)ところがありましたし、ベテランらしく、その辺はきっちり推敲してほしいところです。

個人的評価 中の中 まあいつも通り、ですかね


〜スポーツな話題〜

サッカー。

いや、ジェフの選手呼びすぎじゃありませんか?(苦笑)>オシム氏
水本と山岸は明らかに代表レベルじゃないと思うんですが。CBは別に茶野でも松田でもいいじゃん。水本よりは使えると思うぞ。
「元」の山口智を含めると、これで7人?ジーコ時代の鹿島偏重と変わらない匂いがしてなんとも……


F1。

中国GP、フィジケラは2番手スタートから3位表彰台フィニッシュ。
まあ仕事はしてるんだろうが……出来ればシューを抑えて欲しかったところだな。まあ1フィジケラ2シュー3アロンソでもドライバーズポイント同点は変わらんのだが。

コンストラクターズは僅差でルノーが再奪取。あと2戦、どうにでもひっくり返りそうだな。鈴鹿が凄いことになりそうだ。もう自由席も完売しているようだし。


競馬。

ディープインパクトの凱旋門賞は先行から差されて3着。菊花賞で学んだと思ったけどなぁ。ディープは下手にスタート良すぎるとダメだろよ。
まあそれがなくても力負けした気はする。やっぱり休み明けいきなりで結果を出せるレースじゃないということか。エルコンドルパサーのように長期滞在して、きちんとステップ踏む形の方が良いだろうね。

話変わって日本競馬。

スプリンターズSはテイクオーバーターゲット。実力馬だし、前走も日本の馬場に高相性だったようだし、順当かな。2着のメイショウボーラーは驚きだが。この馬1800Mだと長くて1400Mだと短い馬だと思ってたよ。

さらに先週末はプロトプラストも走っていたようで。2番人気もズブズブで7着。ちっと力が足りてないんだろうなぁ。やっぱりアフターザサンの産駒はこの程度か。父ダンスインザダークで晩成かも?という淡い期待もあるけど……


プロ野球。

巷で(ほんのちょっと)話題の「赤いハンカチ王子」(このダサいネーミングどうにかならんのか)こと斉藤の初登板をTV観戦。
ストレートは130キロ中盤。変化球はカーブにチェンジアップ、それからちょっと縦気味のスライダー。まあ騒がれるほどでもないなぁ、という印象。
上背はあるし、角度のある投げ方だから打ち辛そうだけど、逆に言うとそれしか売りがない感じ。大島とタイプ的にはそっくり。ストレートが「最速140キロ後半!」って言ってるのに実際は130キロ中盤なところもそっくり。

総評。
初物に弱い巨人打線だから何とかなっただけで、次は滅多打ち食らうと思うよ。


話変わって。そろそろ秋も深まってきましたね、ということで、今年も恒例の戦力外通告。

苫米地、天野、玉山、飯田、福井の5人。

苫米地は仕方なかろう。2軍でもまるで通用してなかったみたいだし。あのスライダーは魅力的だったけどなぁ。
玉山、天野はちょっと驚きだな。特に天野。好きな投手だっただけに残念。まあ去年今年と復活の兆しナシでは使いづらいが、元々は酷使の影響なんだよなぁ。これも前山本政権の負の遺産だよ。

飯田は育成選手として再契約の可能性アリ……ってオイ。それは先見の明がないってことを公言してるようなモンだぞ。要するにしばらくものになりそうにないってことかよ。じゃあ最初からドラフトで指名すんなよ。

福井は……売りが意外性のある打撃だけじゃなぁ…



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