アイハーツ42号読みました。いやもうとっくに読んでるんですが、配信直後に読んでるんですが、何っ回も読み返してるんですが、そんなこんなで秋ですね。柿が美味しい。『GAPS』、前回の続きではなく番外編だってことは分かってましたが、まさかの四ページ。四ページしかなかった。表紙に｢スペシャルショート｣って書いてるのに気付いてたけど、まさか四ページとは。四ページだなんてまさか。びっくりした。みんなびっくりしたと思う。ねーっ、びっくりだよねーって、びっくりした人達と分かち合いたかった。夜中に一人でびっくりしてた。でも、よかったんですよ。短かったけどよかった。中学生の矢島かわいかった。もうほんとうにかわいい。しくしく。かわいすぎて泣けてくる。あと、斉藤兄に見えた人は、他人のそら似でした。モブでした。清香さんが出てました。片桐の姉ちゃんです。｢まさかのあの人｣って清香さんのことだったんだな。清楚系ビッチいうからどんなんかと思ってたら、もしかして姉ちゃんも格闘技やってんの？って感じでした。強いんだから。矢島助けちゃうんだから。こりゃ好きになるよね。綺麗で可愛くて強いなんて最強でしょ。毛利蘭でしょ。まあ矢島にはもう斉藤さんがいるけど。私は、改めて、清香さんとレオがくっついたら面白いのになって思いました。そーいや、中学生片桐出た。キラキラの王子様でした。どうでもいいけど。どうでもいいて。大学生の長谷川さん超見たかった。中学生の片桐×大学生の長谷川さんとか最高じゃないですか。その場合の片桐は全然どうでもよくない。それはともかく、片桐が矢島に、｢お前ほんと男からは需要スゲェな｣って言ってたんですよ。えーっ、新情報！そうだったのか。私、受けが男にモテる設定が出てくると、フーン…？ってなるんです。無表情になる。でも矢島だと何故かテンション上がる。不思議。幼馴染みの片桐が｢需要スゲェ｣言うんだから本当に需要があるんだ。男から。何それ。萌える。詳しいエピソードがほしい。そして、斉藤さんが出なかったの、ほんと残念だな。めっちゃ見たかったな。出る予感がしてたのに。残念すぎて泣きそう。毎晩脳内で考えてます。斉藤さんが出るヴァージョンの番外編を。そしたら、ほんとは出てたんじゃないの？って気になってきて、いや、出てないんですよ、出てないって分かってる、四ページしかないし、出てないって、でも、心の目を開ききったら見れるかなって、万が一ってこともある、かすかな、蜘蛛の糸のような望みを胸に、読み返してみるんだけど、やっぱ出てないよね、分かってた、私、分かってた、でも、出てなかったけど、出てなかっただけで、確かに、斉藤さんには中高時代があったんです。それは確かだ。私にも中高時代があったように(それはどうでもいい)。

　｢テレフォン人生相談｣で忙しくて読書する時間がなかったのだが、落ち着いてきたので、図書館で本借りてきて読んだりしてます。松浦理英子の『最愛の子ども』読みました。帯の表に｢少女であることは非力で、孤独で、みじめだ。｣とあり、帯の裏には少女の独白のようなポエムのような文章。それを見て、あーこれは興味ないなって思ったんです。どうでもいいと。でも、松浦理英子の作品なら読まなきゃなーってことで読みました。そしたら、面白かったです。帯だけが刺激的で中身は…な、帯負けしてる本や漫画も多そうですが、『最愛の子ども』は、帯から想像する中身よりもずっと面白みがある。二次創作が好きな私には、中心人物三人の周囲にいる女子の気持ちが分かるというか、なんだか微笑ましい。私は漫画やらで男同士の二次創作、彼女達は現実の友達(女同士)で二次創作(といっても、事実に基づいてるので、ある程度は現実に近いのかもしれないけれど、彼女達好みに捏造して補完し物語化している)、と、方向性は違うけど。語り手は、彼女達、｢わたしたち｣であり、｢わたしたち｣が中心人物である三人について、事実とそれに基づく補完(妄想)で話が進んでいく。これ、語り手が、中心である三人の女の子達で、補完された物語が現実の話であったら、一気にどうでもいい話になってしまう。帯の裏のポエム的なのは、最後の方に出てきます。最初に帯で見たときは、薄ら寒かったのに、読み進めていった末に出てきたときはぐっときた。
｢いったいどれだけ賢ければ波風立てずに生きて行けるのだろう。どれだけ美しければ世間に大事にされるのだろう。どれだけまっすぐに育てばすこやかな性欲が宿るのだろう。どれだけ性格がよければ今のわたしが全く愛せない人たちを愛せるのだろう。｣
　この文章が、本人のリアルな独白ではなく、｢わたしたち｣の捏造であることに大きな意味を感じる。これは、｢わたしたち｣の思いなんだろう。ストレートには吐き出せない。でも、自分好みに二次創作した物語を通してなら言える。私は、｢わたしたち｣が羨ましい。二次創作を共有できる仲間がいるじゃないか。非力でも孤独でもみじめでもないよな。たくましい。それとも、非力で孤独でみじめだから、たくましくなったのか。｢わたしたち｣は卒業してそれぞれの道を行き、｢わたしたち｣ではなくなる。でも、確かに、物語を共有したひとときがあった。大人になって振り返ってみたら恥ずかしい思い出なのかもしれない。でも、輝いてる。

　おもちゃみたいな囲碁セットを買ってきて、やってるんですけど、よく分かんないです。囲碁というものが。全くの初心者同士でやってるので、盤上はまあまあなカオスなはずです。はず、っていうのは、それが実際カオスなのかどうかも分からないっていう。私、『ヒカルの碁』を愛読していた(二次創作的にも好きでした！)のですが、囲碁のこと全然分かってなかった。白と黒を交互に打つ、くらいしか知らなかった。そんな人にとっても面白いって、『ヒカルの碁』ってすごい漫画ですね(今更)。バスケをやらなくても『SLAM DUNK』は面白いし、麻雀分からなくても『カイジ』は面白い。でも、ある程度知識があって、経験もあれば、もっともっと面白いんじゃなかろうか。
　ところで、囲碁セットを買う前に、一悶着あった。実家にオセロがあったので、それで代用すればいいんじゃないかとか、碁盤と碁石を画用紙とかで作ればいいんじゃないかとか(囲碁の入門書にそう書いてたんです。紙で作ってやってもいいんだよって)、私と夫が提案したところ、もっちゃんが愕然としたんですよ。｢世の中に、こんな(悲しい)ことがあるなんて…！｣と叫んだんです。囲碁セットが手に入らないことがショックであるという訴えです。｢世の中｣を持ち出したことにびっくりした。すぐに｢人生｣を持ち出す私に似ている。もっちゃんの言い様に、私は思わず笑ってしまったが、夫は無表情だった。

　9/15にアイハーツ最新号が配信されるんですよ。二ヶ月長い。すっごい待ってる。GAPSの続きが気になりすぎて、もう。三度の飯は美味しいし夜もよく眠れてますが、めっちゃ気になってるんです。毎日一度は考えてますよ、長谷川さんと片桐の行く末を。公式サイトで、先読みとして一ページ公開されてたんですが、衝撃を受けた。掲載されるのは前回の続きじゃなくて、番外編らしい。中学時代の矢島が出てる！矢島(中学生)を斉藤さんの兄ちゃん(要さん/矢島より11歳上だから20代前半から半ば)がナンパしてる！｢お小遣い欲しくない？｣とか言ってるから援交か。兄ちゃんやばいな。つかまるで。なんだこれ。どうなってんだ。矢島がかわいすぎてスマホが壊れるかと思った。どんな事態だ。斉藤さんも出るんだろうか。出ることを期待してる。出たら死ぬ。萌え死ぬ。だって、矢島より一個上だから中学生か高校生の斉藤さんが見れるかもしれないってことやろ。想像つかない。これもうどうしてくれよう。気持ちが乱れて、浮かれて、家事にも仕事にも力が入るよね。浮き足立ってるから失敗するけどね。でもこれ、DOGSに興味ないGAPSファンにとっては、とんだお預け食らった形になるな。私にとっては、思わぬご褒美で、ほんとうに楽しみで心躍りまくりです。中学時代の片桐と大学時代の長谷川さんも見れるならなおうれしい。前回の続きはとっても気になるけど、番外編、楽しみすぎる。ああもうほんと矢島かわいい。

　博物館に、昔のあそびコーナーがあり、そこで、初めて囲碁をやってみた。初心者用の本が置いてあったので、それを見ながら。そしたら、もっちゃんがはまっちゃって、閉館まで囲碁をし続けることになった。私は、どこかでランチしたり、買い物したりしたかったのだが、もっちゃんが｢もっと囲碁がしたいいいい！｣ってわめくので、館内で軽く食べて、ずっと囲碁しとった。すぐはまるんですよね。そんで、すぐ飽きる。こないだは、将棋にはまってた。一ヶ月くらいで飽きてしまった。何かに出会い、心惹かれて熱中し、徐々に、あるいは唐突に、関心を失い、冷めてしまう。熱中期間が短めなんで、色々なものが通り過ぎていってる、ように見える。実際は、ただ通り過ぎてるだけではない。向かい合って取り組んでる時間が確かにあったのだから。まあ、とにかく、楽しそうだなって。色んなことに対して、｢面白そう！やってみたい！｣って思うの、いいですよね。うらやましい。

　訳すと微妙だから英語のロゴTシャツとかは好きじゃない、ってママ友が言っていた。確かに。もっちゃんが着てるキリン柄のTシャツに、｢long neck｣って書いてたんです。確かに微妙な気持ちになる。私は今までロゴ入りのTシャツとか着なかったのだが、最近着だした。こないだ何の気なしにネットで買ったTシャツがその手のものだった。昨日、｢Sunday｣ってど真ん中に書いてるTシャツを着てバイトに行きました。木曜だったけど。これからも曜日を気にせず着ようと思う。

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