愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる DiaryINDEX|past|will
こないだの話。午後、もっちゃんと私は、おやつを食べ、なんか眠くなったのでリビングで昼寝をしていた。しばらくして目覚めると、隣に寝ていたはずのもっちゃんがいない。もっちゃんは寝室にいた。窓の前で呆然と座っていた。どうしたのか聞くまでなかった。カーテンレールが完全にどうかしていた。途中から折れ曲がってる。こんな状態、初めて見た。近くにイスが出してあった。
八時間ほぼ立ちっぱなしつらいわー。まあまあつらい。でもいける。まあまあいける。バイトの話だよ。土日は早朝三時間だけのシフトなんだけど、今日は八時間。平日は四時間だし、もう五時間以上とかは通しで働けないよねって思ってたけど意外と大丈夫。でもこれが週五だったら病むと思う。いや分かんない。意外といけるのかもしれない。今日、バイト中、ちょっと指先を切っちゃったんですが、そんな出ます?ってくらい血が出たねー。血の色は淀んだ赤だった。とっさにティッシュで押さえたけど、全然無理だった。そんとき、レジ一人だったのでそれなりに焦った。お客さんを待たせて、絆創膏を取りに事務所に駆け込んだわ。謝りまくりだよね。血は止まらないし、冷や汗も止まらないし、列はできるしで、もうほんと生きてるって感じ。私、生きてるよー。血は通ってたし赤かったし。帰宅後、家で食べた、キンキンに冷やした「さくさくぱんだ」の美味しさったらないですよ。朝ご飯も昼ご飯も食べずに二時半にお菓子を食べるおばさんですよ。全く子供に示しがつきません。
大学時代の同級生と会ってきたよ。誕生日いにランチをごちそうになりました。大学時代から、お互いの誕生日を祝い合ってましたが、長いこと続いてるなーとしみじみ。出会った頃、我々は18歳だった。あれから20年も経つんだな。20年の間、途切れることなく誕生日を祝い合ってる。普段は全然連絡を取り合わず、年に二回のペースで会ってます。この先もずっと続いていく気がしている。私、彼女といると、とても気が楽なんですね。彼女の話を聞くのも好きだし、話を聞いてもらうのも好きだし、黙っててもいいし。取り繕う必要などなく、普通にしてればいい。長い期間を経てそうなったというより、最初からそんな感じでした。今は年に二回会うくらいだけど、大学時代は平日ほぼ毎日会って一緒にいて、言い争いをすることも、険悪なムードになることもなく、一度も嫌な気持ちになったことはなく、いつも穏やかな関係でいられてた。どこにも引っかかるところがない。引っかからなさすぎて不思議なくらい。このような友人がいることを、本当にありがたく思います。
もっちゃん、平日は週3(私がシフト入ってるとき)で学童行ってて、週2は私と一緒に過ごしてる。この感じ、ちょうどいいわー。こんなちょうどいい感じで生活しててすんませんってくらいです。すんません。周りに感謝。
サッカー教室行ってみたり、ボウリング教室行ってみたり、夏休みを満喫してるぜ!ぜ…?そんで、こないだは島に行ってきた。火渡りした島じゃなくて、海水浴目当でもなくて、猫がいっぱいいるっていう島に、猫を見に行ってきました。結果、猫はあんまりいませんでした。暑いからうろついてないのかな。いやほんと暑かった。でもなんか楽しかったよ。充実感がある。残念ながら目的(猫づくしを見物)は達成しなかったが、ワイは実行(島に行く)したのや、という満たされた気持ち。そんなわけで割と楽しく過ごしてるよっ。よっ…?そんな感じではあるものの、まあまあ疲れてる。9時には眠くなる。眠すぎるので9時半くらいに寝ます。そんで四時半起き。健康的。でもまあまあ疲れてる。バイト忙しい。夏は忙しい。疲れる。「テレフォン人生相談」を聞く時間がない。禁断症状が出る。
夏休みだー。夏休みの始まりとともに、ついに長谷川さんより一つ年上になつてしまつた…。38歳…。そんなわけで今年も無事に一つ年をとりました。まあそれはそれとして、「テレフォン人生相談」の話なんですけどね、私、心に残ってる回があって、2015年5/4の大迫先生が回答者の回なんです。53歳の奥さんが、11歳年下の夫に離婚を切り出され、狼狽し、憔悴し、どうしたらいいかという相談。相談者である奥さんは、別れたくないんですね。で、夫の気持ちを取り戻すためにどうしたらいいかと。これに対する大迫先生の回答が、「そ、そこまで言うか…!?」と愕然とするほどのもんだったんです。
こないだ読んだ『GAPS』三話の感想をもっともっと言いたい。もうずっと言い続けていたい。『GAPS』ファンの人とファミレスに行き、何時間でも意見を交わし合いたい。残念ながら誰も聞いてくれる人がいないため、ここで言うしかないんでまだまだ言うぞって思ってたんですが、もっちゃんが図書館から借りてきた本がなんかすごくて、色んなことが頭からとんでいったんで、今日はその本について書きますね。タイトルは、『とびだせ!チンタマン 〜こどもてんさいきょうしつ〜』です。チンタマンて。子供って下ネタ好きだったりしますよね。もちろん、興味ない子もいるけど。『おしりたんてい』とか、うんち関係とか人気だし、そういうの受けるんでしょうね。この本もそれ系かなって思ってたら、そうじゃなかった。タツミくん(主人公の男の子)のパンツから飛び出したチンタマンが、正義の味方となり、悪をやっつける話です。タツミくんの母親は教育熱心で、タツミくんを「こどもてんさいきょうしつ」という英才教育塾に連れて行く。そこで行われる学習に、タツミくんは違和感を覚える。周りの子供達は顔色が悪く、目は死んでいて、タツミくんはどんどん怖くなってる。天才教室の先生陣は、もれなく怖くて無駄にキャラ立ってる。脳みそ最高教。
今日はお寺の祭りに行ってきて、火渡り体験してきました。火渡りというのは、修験道の修行の一つで、熱い炭の上を裸足で渡るっていう。護摩を焚いた後に火渡りするんですが、護摩壇から燃え上がる炎にテンション上がりまくりです。例によって土日は早朝バイトですので、午後になると眠くて意識がもーろーとするんですね。今日は午後からどころか朝から既に眠かった。そんでずっとボーッとしてたんだけど、炎で覚醒しました。まじめに熱いし。火ぼうぼうの煙もくもくですよ。すごいわこれ。友人に、寺の祭りの様子レポしてねって言われてたんで、護摩焚きの様子を撮ってLINE。そしたら、「こんな火の中をくぐるの!?」って返ってきた。それはない。無理だから。大惨事。火を渡るのは、燃え尽きた後、安全に渡れるように道を作ってくれてからです。というわけで、全然、大丈夫なんですよ。裸足だったけど、そんな熱くなかったです。でも、火傷したって言ってる参加者の方もいました。もっちゃんも一緒に火を渡るって言って並んでたんだけど、土壇場になって、やっぱやめとくって逃げてった。楽しかったですよ。毎年行きたい。島にある寺なんで、島まで行くのに船に乗らなきゃいけないんですね。そんで、港から寺まではバスで10分もかからないんだけど、山の上なんで、まあまあスリリングな道のりなんです。寺へのアクセスだけでもちょっとした旅気分。まあまあ疲れる。楽しい。でもこれ楽しいの、私だけなんだよな。夫も子供も火渡り興味ないもんな。付き合ってくれてありがとうございます。
やっと!やっと三話読めた!隔月誌なんで、二ヶ月、ほんとーに長かった。すっごく心待ちにしてたので、扉絵を見た時点で、まだ内容見てないのに、感極まったっていうか。スーツ姿の二人がベンチに並んで座ってる、お昼休みかなって感じの、日常の一コマなんですが、とてもよかった。「平穏な日々はすでに遠い過去……。知りたくない事実を知ってしまい、かつ、気付きたくない気持ちにもついに気づいてしまいそうでーー」って煽り文句、長いので、もっと短くしてほしい。初回の「これはまだ、恋ではありません!?」くらい短くしてほしい。でも、じっと見てるうちに、これはこれでいいような気もしてきた。この凡庸さが、かえっていい気がしてきた。というふうに、扉だけでも当分楽しめる。そんで内容ですが、ほんとよかったんです。やっぱ思ってもみない方向に話が進むなー。前号から続きを想像してたんですけど、ラブホの件が解決しないまま、小林さん(長谷川さんの元同期)が絡んできて、事態がややこしくなるのかなーとか思ってたけど、全然違った。三話では小林さんの再登場はなし。で、レオのせいで長谷川さんが誤解してたこと、いともあっさり分かっちゃった。でも、「なーんだ」って拍子抜けしたりはないんですね。「そーくるか!」って持っていき方なんですよ。ほんとーすごいな。それにしたって、何か知らんが、片桐がやたらかっこよく見えた。私、長谷川さんが幸せになれるなら相手は片桐じゃなくてもいいっていうか、片桐とじゃ長谷川さんは幸せになれないのでは、って思ってたんですが、やっぱ片桐がいいわ。幸せになる、ってどういうことなんだろう。私は片桐のことあんまり好きになれないけど、長谷川さんは片桐でなきゃだめなんですね。人を好きになるって理屈じゃないんだな。私には分からない。面白い。次回までまた二ヶ月待つのかー。それまでにあと100回は読むわ。って100回は言い過ぎた。50回くらいで。50回は読み返すよ。
いつの間にやら夏になっとる。ほんとーに暑いです。バイト先はめっちゃ涼しいよー。もう禍々しいくらい爽やかに涼しいよ。相変わらずの毎日ですが、相変わらずの毎日を送れていることに心から感謝しています。「テレフォン人生相談」効果だよね。なんかもう宗教かってくらいなんですが、今までの人生において一番謙虚な心持ちになってる。自分で自分のこと謙虚って言うなやって感じですが。私は今までずっと、誰よりも自分自身が信じられない、って思ってたんですけど、私は私を信じることにした。私は私の心を大事にするで。私の心を大事にできるのは私しかいないんやで。とまあ、そんな感じで、いい具合に気持ち悪め。暑さで頭がゆだってそんなんなってるわけではありません。こんな暑くなる前から既にこういう感じだった。世界は輝いているよ。人生は輝いてる。だって日常が輝いてるから。夜眠ったら朝になる。夏だから日の出は早い。私は4時に起きるので、夜明けを見れる。夜が終わって朝がくる。雨でも風でも、元気でも病気でも、誰かといても一人でも。昔はそのことが、私を絶望させもしたけれど、今はとても尊く、救いに満ちて感じられる。またいつか、朝がきて絶望的な気持ちになる日がくるかもしれないけど、その中に希望があると信じてる。あっ、ほんとに大丈夫です。気は確かです。こんなこと書きながら、アイハーツ41号のことを主に考えてますから。やっと『GAPS』三話が読める。楽しみすぎて吐き気するわ。
風邪から気管支炎になっとった。子供じゃなくて私が。治ったけど。久しぶりに熱出しました。結構しんどかったです。病気になると健康のありがたみが分かるっていうか、病気にならないと健康のありがたみが分からないんですよね。「ママ、大丈夫?早くよくなってね」なんて、もっちゃんは言わないですが、寝るとき、いつものようにくっついてきて、私は、もっちゃんの頭の匂いを嗅ぐのが好きなんだけど、鼻が詰まってるから匂わないんですね。でも、フワフワしてる髪が気持ちよくて、病気になったのが子供じゃなくてよかったって思うし、早く元気になろうっていうか、くっついてると元気になってくる気がする。神様、この子を本当にありがとう、という思いになる。泣けてくる。風邪こじらせたくらいでこんな神妙になってる。体調くずしてなくても、ちょいちょい神妙になるんですけど。小林麻央ちゃんは、子供とくっついてるとき、どんな思いでいるのだろう…と考え、ますます神妙になったのですが、その翌日、麻央ちゃんの訃報をニュースで知り、ああっ…となりました。麻央ちゃんは闘病中、多くの人に希望を与えていましたが、今もなお、そしてこれからもずっとそうです。家族の思い、本人の思いはとても計り知れませんが、麻央ちゃん、最後に「愛してる」って言ったって。最後にそういう言葉を心から言えて、家族が心から受け入れるって、幸せだと思います。子供達はまだ小さいから、きっと今はお母さんがいなくなって悲しい寂しいって思いでいっぱいでしょうし、その気持ちがなくなることはないだろうけど、このようなお母さんの有り様が、子供達の行く末をずっと照らし続けると思います。生きる希望となるし、大きな励ましとなる。絶対的な味方として、ずっと心に居続けてくれる。それって素晴らしいことだと思うんです。なかなかそんな母親にはなれないじゃないですか。「テレフォン人生相談」を聞いてると、「こんな親じゃなければ、子供の人生はもっと明るかっただろうに」って思うことがよくあります。ひどい親っているもんな。いっぱいいる。そういう親にならないようにしたい…
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