愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2017年07月31日(月) カーテンレールが…

 こないだの話。午後、もっちゃんと私は、おやつを食べ、なんか眠くなったのでリビングで昼寝をしていた。しばらくして目覚めると、隣に寝ていたはずのもっちゃんがいない。もっちゃんは寝室にいた。窓の前で呆然と座っていた。どうしたのか聞くまでなかった。カーテンレールが完全にどうかしていた。途中から折れ曲がってる。こんな状態、初めて見た。近くにイスが出してあった。
「もしかして、カーテンレールに、ぶら下がろうとした?」
 と聞いたところ、
「ちがう。ちょっと引っ張ったら、こんなことになった」
 とのことでした。そんなわけない…!最終的には、ぶら下がろうとしたことを認めました。カーテンレールじゃなくてカーテンにぶら下がろうとしたらしい。へー、カーテンレールってこんなに曲がるんだーってくらい華麗に曲線描いてたよ。曲がった部分に振れてみたら、レールにはまってるランナー(カーテンのフックを引っかける輪っか)が、ザーッと床に滑り落ちてった。しばらくぼんやりカーテンレールを眺めていたら、母親が遊びに来て、寝室の様子を見て大笑い。
「もっちゃん、ママに怒られたやろ?可哀相に。壊れたのがカーテンレールやってよかったね。もっちゃんが壊れたんやなくてよかったやん!」
 だと。確かに。
 カーテンレールは無事に取り替えられました!


2017年07月30日(日) あなたの血は何色?そもそも血は通ってるのか?

 八時間ほぼ立ちっぱなしつらいわー。まあまあつらい。でもいける。まあまあいける。バイトの話だよ。土日は早朝三時間だけのシフトなんだけど、今日は八時間。平日は四時間だし、もう五時間以上とかは通しで働けないよねって思ってたけど意外と大丈夫。でもこれが週五だったら病むと思う。いや分かんない。意外といけるのかもしれない。今日、バイト中、ちょっと指先を切っちゃったんですが、そんな出ます?ってくらい血が出たねー。血の色は淀んだ赤だった。とっさにティッシュで押さえたけど、全然無理だった。そんとき、レジ一人だったのでそれなりに焦った。お客さんを待たせて、絆創膏を取りに事務所に駆け込んだわ。謝りまくりだよね。血は止まらないし、冷や汗も止まらないし、列はできるしで、もうほんと生きてるって感じ。私、生きてるよー。血は通ってたし赤かったし。帰宅後、家で食べた、キンキンに冷やした「さくさくぱんだ」の美味しさったらないですよ。朝ご飯も昼ご飯も食べずに二時半にお菓子を食べるおばさんですよ。全く子供に示しがつきません。


2017年07月29日(土) 明日はあるし、明後日もある

 大学時代の同級生と会ってきたよ。誕生日いにランチをごちそうになりました。大学時代から、お互いの誕生日を祝い合ってましたが、長いこと続いてるなーとしみじみ。出会った頃、我々は18歳だった。あれから20年も経つんだな。20年の間、途切れることなく誕生日を祝い合ってる。普段は全然連絡を取り合わず、年に二回のペースで会ってます。この先もずっと続いていく気がしている。私、彼女といると、とても気が楽なんですね。彼女の話を聞くのも好きだし、話を聞いてもらうのも好きだし、黙っててもいいし。取り繕う必要などなく、普通にしてればいい。長い期間を経てそうなったというより、最初からそんな感じでした。今は年に二回会うくらいだけど、大学時代は平日ほぼ毎日会って一緒にいて、言い争いをすることも、険悪なムードになることもなく、一度も嫌な気持ちになったことはなく、いつも穏やかな関係でいられてた。どこにも引っかかるところがない。引っかからなさすぎて不思議なくらい。このような友人がいることを、本当にありがたく思います。
 それで、全然話変わるんですけど、三石先生いいこと言うわー。「人格は一生かけて作ってけばいい」って。「今日より明日、明日より明後日」だって。あっ、例によって「テレフォン人生相談」ネタです。人格なんてもうとっくに出来上がっちゃってると思い込んでましたが、そうじゃないって発想もあるんだな。いいな。希望があるよな。しっかり生きてこ。わー、前向きな日記。いいですやろ。「テレフォン人生相談」効果絶大ですやろ。


2017年07月28日(金) からあげくん一個増量中やで

 もっちゃん、平日は週3(私がシフト入ってるとき)で学童行ってて、週2は私と一緒に過ごしてる。この感じ、ちょうどいいわー。こんなちょうどいい感じで生活しててすんませんってくらいです。すんません。周りに感謝。
 みんな暑いと思いますけど私もほんとに暑いです。バイト先はめちゃくちゃ涼しいです。でも、てんやわんやで汗だくになったりもします。落ち着いたらすぐ汗乾くけど。ほんとにコンビニの仕事向いてないから未だに普通につらいと感じるんだけど、この涼しさは手放せない。しかし夏は食欲落ちるよね。昔は、暑いからって食欲なくなったりなんかしなかったんだけど。これがエイジングなのか。いいけど。昼ご飯とか食べる気しないもんな。食べるけど。食べるんかい。一応なんかは食べる。わらび餅とか。そんなに食べてなくても痩せはしないんですよね。ただ、顔色とか顔付きがどんよりしたりする。で、「大丈夫?」とか「すっぴん?」とか言われたりする。大丈夫ですし、化粧してますし。いいけど。


2017年07月27日(木) たのしいなつやすみ

 サッカー教室行ってみたり、ボウリング教室行ってみたり、夏休みを満喫してるぜ!ぜ…?そんで、こないだは島に行ってきた。火渡りした島じゃなくて、海水浴目当でもなくて、猫がいっぱいいるっていう島に、猫を見に行ってきました。結果、猫はあんまりいませんでした。暑いからうろついてないのかな。いやほんと暑かった。でもなんか楽しかったよ。充実感がある。残念ながら目的(猫づくしを見物)は達成しなかったが、ワイは実行(島に行く)したのや、という満たされた気持ち。そんなわけで割と楽しく過ごしてるよっ。よっ…?そんな感じではあるものの、まあまあ疲れてる。9時には眠くなる。眠すぎるので9時半くらいに寝ます。そんで四時半起き。健康的。でもまあまあ疲れてる。バイト忙しい。夏は忙しい。疲れる。「テレフォン人生相談」を聞く時間がない。禁断症状が出る。


2017年07月23日(日) 人間じゃない人とは夫婦として共に暮らせないんだぜ

 夏休みだー。夏休みの始まりとともに、ついに長谷川さんより一つ年上になつてしまつた…。38歳…。そんなわけで今年も無事に一つ年をとりました。まあそれはそれとして、「テレフォン人生相談」の話なんですけどね、私、心に残ってる回があって、2015年5/4の大迫先生が回答者の回なんです。53歳の奥さんが、11歳年下の夫に離婚を切り出され、狼狽し、憔悴し、どうしたらいいかという相談。相談者である奥さんは、別れたくないんですね。で、夫の気持ちを取り戻すためにどうしたらいいかと。これに対する大迫先生の回答が、「そ、そこまで言うか…!?」と愕然とするほどのもんだったんです。
「あなたはただ、男にいてもらわないと困ると思ってるだけなんですよ。今のご主人が、あなたにとって運命の人だなんて、全くのフィクションだと思います。あなたはただ、誰かに見捨てられるのが怖いだけなんですよ。あなたが努力をして結婚生活をやり直そうなんて言ってるのが、ものすごく痛々しいと思います。それは彼には届かない話だと思いますよ」
 ここまででも充分なほどですが、全くの序盤。こっから。
「届かないですか?」
 と聞き返す相談者に、
「ええ、彼には届かない話。あなたの気持ちはどうでもいいんですもの」
 と答える大迫先生。
「私の気持ちは…」
 とまた聞き返す相談者に、
「あなたの中身」
 と先生は言い、相談者は、
「中身は、もう…」
 と。大迫先生、
「もう、興味はなくなっちゃったの」
「中身が、ないんですか?」
 聞き返す相談者に、先生は、
「いやいや、あなたの中身がどうであろうとね、ご主人にとっては、あなたはもう、年取った女の人なんですよ」
 と。息をのむ相談者。短い絶句の後、涙。まだまだ攻めるで。分かってます、という相談者に、分かってますよね、と念押し。
「あなたの努力は何も要求されてないと思いますよ。そういうことによって結婚生活をやり直すのは本当に難しいと思います」
 まだ続く。
「もう彼は今、玄関を出て靴を履きかけているところです。ただ、ドアを閉めちゃうと、あなたが中で騒いで何かするかもしれなくて怖いから、まだ玄関にいるだけです。あなたはそれがまだ修復できる状態だと思ってるんですけど、できないでしょ?隙を見て出て行ってドアを閉めると思いますよ。そういう、玄関にずっと立っている人と、夫婦生活できないでしょう」
 さすがにもうええやろ。でもまだ言うんやで。
「彼の気持ちはもう、玄関の外にあります。もう、彼を取り戻すことはできないと思いますよ」
 分かってますよね?と念押しする先生。相談者はついに、
「もう、心は、戻ってこない、と思っています…」
 と震える声で。
 こっからがすごい。先生、
「心が戻ってこないなら、そこにいるのは人間じゃないです。心が無い人は、それはもう、人間とは呼ばないんです。人間じゃない人とは、一緒には暮らせないんです」
 すごいこと言うな…。こわ…。こわい。恐れ入るわ。そんでまたしても「分かってますよね」って念押しするんだもんな。相談者、号泣ですよ。これ是非聞いてほしい。そこまで言うかって感じなんですけど、そこまで言うかってくらい言って、現実を突きつけて、執着を断ち切らせようとしてるんですね。夫に執着し続ければ、相談者が不幸になるから。私、大迫先生、好き…!萌える。お話の内容もいいんだけど、話し方がすごくいい。理想的な攻めだわー(また言ってる)


2017年07月18日(火) 下の話ではあるが下ネタではない

 こないだ読んだ『GAPS』三話の感想をもっともっと言いたい。もうずっと言い続けていたい。『GAPS』ファンの人とファミレスに行き、何時間でも意見を交わし合いたい。残念ながら誰も聞いてくれる人がいないため、ここで言うしかないんでまだまだ言うぞって思ってたんですが、もっちゃんが図書館から借りてきた本がなんかすごくて、色んなことが頭からとんでいったんで、今日はその本について書きますね。タイトルは、『とびだせ!チンタマン 〜こどもてんさいきょうしつ〜』です。チンタマンて。子供って下ネタ好きだったりしますよね。もちろん、興味ない子もいるけど。『おしりたんてい』とか、うんち関係とか人気だし、そういうの受けるんでしょうね。この本もそれ系かなって思ってたら、そうじゃなかった。タツミくん(主人公の男の子)のパンツから飛び出したチンタマンが、正義の味方となり、悪をやっつける話です。タツミくんの母親は教育熱心で、タツミくんを「こどもてんさいきょうしつ」という英才教育塾に連れて行く。そこで行われる学習に、タツミくんは違和感を覚える。周りの子供達は顔色が悪く、目は死んでいて、タツミくんはどんどん怖くなってる。天才教室の先生陣は、もれなく怖くて無駄にキャラ立ってる。脳みそ最高教。
「体の中で一番大事な脳みそが、一番どうでもいいチンチンやタマタマに負けるわけがない」
 って言ってたよ。怖くてトイレに逃げ込んだタツミくんは、チンタマンに助けを求める。パンツの中でちぢこまっていたチンタマンから返事はない。そこでタツミくんは、多少乱暴にチンチンとタマタマを振り回す。そしたら、タマタマはふくれ、チンチンは前へ突き出て、チンタマンがパンツから飛び出す。そして、チンタマンと、教室の先生に化けていた「どくとるブレイン」という脳みその化け物の戦い。激闘の末、「オシッコ一万回分攻撃」でチンタマンが勝利。子供天才教室のビルは崩れ、子供達の顔には輝きが戻る。タツミくんはチンタマンを抱きしめ、
「天才の脳みそなんかいらない。僕には仲良しのチンタマンがいるから」
「うん、いつでもタツミくんの側にいるよ。脳みそをいじると大変だけど、僕のことなら少しくらいいじってくれてもかまわない。仲良しのしるしさ」
 だそうです。チンタマンは他の子供達にも伝えた。
「さみしいときは、みんなも自分のチンチンとタマタマをいじってもいいんだよ」
「私はどうしたらいいの?」
 と尋ねてきた一人の女の子。チンタマンは赤くなってもじもじし、
「女の子のことは、分かんない」
 だそうです。
 あと、最後に、チンタマンが、
「チンチンとタマタマは天才よりすごいこと、ママは知らないんだ」
 って言ってました。どうですかこれ。どうですかこれって言われても。下ネタで笑いをとったり和ませたりする方向性じゃないんですよ。めっちゃ教育的内容なんですよ。これを淡々と読み聞かせする私の気持ちがどんな気持ちなのか私にも分からない。もっちゃんは、「この本、めっちゃ面白い!」って言ってました。ちなみに、この本は続編でした。先に出てるやつも借りてこなきゃ…。


2017年07月16日(日) 火渡りしました

 今日はお寺の祭りに行ってきて、火渡り体験してきました。火渡りというのは、修験道の修行の一つで、熱い炭の上を裸足で渡るっていう。護摩を焚いた後に火渡りするんですが、護摩壇から燃え上がる炎にテンション上がりまくりです。例によって土日は早朝バイトですので、午後になると眠くて意識がもーろーとするんですね。今日は午後からどころか朝から既に眠かった。そんでずっとボーッとしてたんだけど、炎で覚醒しました。まじめに熱いし。火ぼうぼうの煙もくもくですよ。すごいわこれ。友人に、寺の祭りの様子レポしてねって言われてたんで、護摩焚きの様子を撮ってLINE。そしたら、「こんな火の中をくぐるの!?」って返ってきた。それはない。無理だから。大惨事。火を渡るのは、燃え尽きた後、安全に渡れるように道を作ってくれてからです。というわけで、全然、大丈夫なんですよ。裸足だったけど、そんな熱くなかったです。でも、火傷したって言ってる参加者の方もいました。もっちゃんも一緒に火を渡るって言って並んでたんだけど、土壇場になって、やっぱやめとくって逃げてった。楽しかったですよ。毎年行きたい。島にある寺なんで、島まで行くのに船に乗らなきゃいけないんですね。そんで、港から寺まではバスで10分もかからないんだけど、山の上なんで、まあまあスリリングな道のりなんです。寺へのアクセスだけでもちょっとした旅気分。まあまあ疲れる。楽しい。でもこれ楽しいの、私だけなんだよな。夫も子供も火渡り興味ないもんな。付き合ってくれてありがとうございます。


2017年07月15日(土) 『GAPS apples and oranges』三話

 やっと!やっと三話読めた!隔月誌なんで、二ヶ月、ほんとーに長かった。すっごく心待ちにしてたので、扉絵を見た時点で、まだ内容見てないのに、感極まったっていうか。スーツ姿の二人がベンチに並んで座ってる、お昼休みかなって感じの、日常の一コマなんですが、とてもよかった。「平穏な日々はすでに遠い過去……。知りたくない事実を知ってしまい、かつ、気付きたくない気持ちにもついに気づいてしまいそうでーー」って煽り文句、長いので、もっと短くしてほしい。初回の「これはまだ、恋ではありません!?」くらい短くしてほしい。でも、じっと見てるうちに、これはこれでいいような気もしてきた。この凡庸さが、かえっていい気がしてきた。というふうに、扉だけでも当分楽しめる。そんで内容ですが、ほんとよかったんです。やっぱ思ってもみない方向に話が進むなー。前号から続きを想像してたんですけど、ラブホの件が解決しないまま、小林さん(長谷川さんの元同期)が絡んできて、事態がややこしくなるのかなーとか思ってたけど、全然違った。三話では小林さんの再登場はなし。で、レオのせいで長谷川さんが誤解してたこと、いともあっさり分かっちゃった。でも、「なーんだ」って拍子抜けしたりはないんですね。「そーくるか!」って持っていき方なんですよ。ほんとーすごいな。それにしたって、何か知らんが、片桐がやたらかっこよく見えた。私、長谷川さんが幸せになれるなら相手は片桐じゃなくてもいいっていうか、片桐とじゃ長谷川さんは幸せになれないのでは、って思ってたんですが、やっぱ片桐がいいわ。幸せになる、ってどういうことなんだろう。私は片桐のことあんまり好きになれないけど、長谷川さんは片桐でなきゃだめなんですね。人を好きになるって理屈じゃないんだな。私には分からない。面白い。次回までまた二ヶ月待つのかー。それまでにあと100回は読むわ。って100回は言い過ぎた。50回くらいで。50回は読み返すよ。

 今日はブルーベリー狩りに行きました。ブルーベリーおいしい。見た目もかわいいし。好き。私、果物狩り、好きなんですよ。楽しい。


2017年07月13日(木) 今日も無情に夜は明ける

 いつの間にやら夏になっとる。ほんとーに暑いです。バイト先はめっちゃ涼しいよー。もう禍々しいくらい爽やかに涼しいよ。相変わらずの毎日ですが、相変わらずの毎日を送れていることに心から感謝しています。「テレフォン人生相談」効果だよね。なんかもう宗教かってくらいなんですが、今までの人生において一番謙虚な心持ちになってる。自分で自分のこと謙虚って言うなやって感じですが。私は今までずっと、誰よりも自分自身が信じられない、って思ってたんですけど、私は私を信じることにした。私は私の心を大事にするで。私の心を大事にできるのは私しかいないんやで。とまあ、そんな感じで、いい具合に気持ち悪め。暑さで頭がゆだってそんなんなってるわけではありません。こんな暑くなる前から既にこういう感じだった。世界は輝いているよ。人生は輝いてる。だって日常が輝いてるから。夜眠ったら朝になる。夏だから日の出は早い。私は4時に起きるので、夜明けを見れる。夜が終わって朝がくる。雨でも風でも、元気でも病気でも、誰かといても一人でも。昔はそのことが、私を絶望させもしたけれど、今はとても尊く、救いに満ちて感じられる。またいつか、朝がきて絶望的な気持ちになる日がくるかもしれないけど、その中に希望があると信じてる。あっ、ほんとに大丈夫です。気は確かです。こんなこと書きながら、アイハーツ41号のことを主に考えてますから。やっと『GAPS』三話が読める。楽しみすぎて吐き気するわ。


2017年07月02日(日) なんかだるいと思っていたら

 風邪から気管支炎になっとった。子供じゃなくて私が。治ったけど。久しぶりに熱出しました。結構しんどかったです。病気になると健康のありがたみが分かるっていうか、病気にならないと健康のありがたみが分からないんですよね。「ママ、大丈夫?早くよくなってね」なんて、もっちゃんは言わないですが、寝るとき、いつものようにくっついてきて、私は、もっちゃんの頭の匂いを嗅ぐのが好きなんだけど、鼻が詰まってるから匂わないんですね。でも、フワフワしてる髪が気持ちよくて、病気になったのが子供じゃなくてよかったって思うし、早く元気になろうっていうか、くっついてると元気になってくる気がする。神様、この子を本当にありがとう、という思いになる。泣けてくる。風邪こじらせたくらいでこんな神妙になってる。体調くずしてなくても、ちょいちょい神妙になるんですけど。小林麻央ちゃんは、子供とくっついてるとき、どんな思いでいるのだろう…と考え、ますます神妙になったのですが、その翌日、麻央ちゃんの訃報をニュースで知り、ああっ…となりました。麻央ちゃんは闘病中、多くの人に希望を与えていましたが、今もなお、そしてこれからもずっとそうです。家族の思い、本人の思いはとても計り知れませんが、麻央ちゃん、最後に「愛してる」って言ったって。最後にそういう言葉を心から言えて、家族が心から受け入れるって、幸せだと思います。子供達はまだ小さいから、きっと今はお母さんがいなくなって悲しい寂しいって思いでいっぱいでしょうし、その気持ちがなくなることはないだろうけど、このようなお母さんの有り様が、子供達の行く末をずっと照らし続けると思います。生きる希望となるし、大きな励ましとなる。絶対的な味方として、ずっと心に居続けてくれる。それって素晴らしいことだと思うんです。なかなかそんな母親にはなれないじゃないですか。「テレフォン人生相談」を聞いてると、「こんな親じゃなければ、子供の人生はもっと明るかっただろうに」って思うことがよくあります。ひどい親っているもんな。いっぱいいる。そういう親にならないようにしたい…


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