愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2017年06月21日(水) 「あなそれ」最終回

 「あなそれ」最終回ー!笑う。笑いますよ、大いに。色々考えながら真剣に見てたんだけど、最後のほう、涼ちゃんと小田原くんがいい感じでして、これは笑います。全部持ってかれた。私が腐ってるからいい感じに見える(腐眼鏡)んじゃなくて、誰が見てもいい感じに見える万人向けのtheイイカンジでした。よかったね、小田原くん。いやもうほんと、心底よかったね。小田原くんの鮮やかな青ジャケットが眩しかったわ。二人がいい感じ過ぎて、他の色々なことがおぼろげ。あっ、そうだ、このドラマ見てて、ふと、昔のドラマ、「ストーカー 逃げきれぬ愛」を思い出しました。渡部篤郎と高岡早紀の。渡部篤郎がストーカー役で、主役の高岡早紀を執拗に追っかけ回すんだけど、怖いのなんの。でも、最後のほうは切なくてやり切れなかった。逃げきれぬ愛って、主人公がストーカーから逃げきれない、ってより、ストーカーが主人公(への愛)から逃げきれない、ってのが核心だったんだって分かる。結局、ストーカーは主人公の前で海に飛び下りる。で、何が言いたいのかというと、涼ちゃんが、そういうふうにならなくてよかったなって。みっちゃんのお母さんが、涼ちゃんに、「苦しいなら、手を放したっていいんだよ」って言ってました。あと、みっちゃんが、「涼ちゃんの愛は、優しい暴力だった」って言ってました。涼ちゃんは、それを、受け入れたってことなんですね。涼ちゃん、つらかったね。みっちゃんのこと、ほんとうに大好きだったんだ。手を放すとき、どんなに苦しかったか。しがみついているのも苦しいけど、断ち切るのは、苦しい上に難しい。よくやりましたね。って、テレフォン人生相談の先生方だって涼ちゃんを誉めると思うよ。執着だと言われようと、暴力だと言われようと、私は、涼ちゃんの一途な想いにぐっときた。怖いとか気持ち悪いとかなかった。悲しかったけど。涼ちゃんが、有島にチクチク言いつのる場面がありましたが、言われてる有島はきつかっただろうけど、言ってる涼ちゃんの方が苦しくてたまらなかったと思う。責められる側より責める側の方がつらいってこと、ある。どっちがつらいかとか、比較なんてできないけど、涼ちゃんがあまりに痛々しくて見てらんなかった。みっちゃんと小田原くんのやりとりは面白かったな。小田原くん、みっちゃんに、「あんたのこと嫌いじゃない。打算的な女よりはマシって程度だけど」とか言ってたの、よかった。ズケズケ言うんだよな。あとは、しょこたん夫婦がなんか知らんけど円満になってるのが面白かったし、安心しました。旦那さん、めっちゃモラハラだったのに改心したのか。そんなこんなで、「あなそれ」楽しんで見ました。ありがとう、「あなそれ」。小田原くんをありがとう。


2017年06月18日(日) エグゼイドの話

 仮面ライダーエグゼイド、きりやさん、復活…!エグゼイドって、イケメンパラダイスなんですけど、私の腐ポイントを全然突いてこないんですよ。攻めっぽいのがいっぱいいる…としか感じない。でも、きりやは受けかもね、服装おもしろい(アロハシャツに赤の革ジャン)し、って思ってたら、去年の終わり頃、きりや退場っていう。びっくりしたしがっかりした。だけど、復活したー!ジャケットが黒ってだけで別人感。敵対、切ないね。萌えるね。私は断然、えむ×きりやです。といっても、そもそも、まじめに見てなかったというかほとんど見てなかったから話が全然分からないよね。見てても分からない気がする。それはともかく、きりやが出たから急いで眼鏡かけてテレビに見入って、そこで初めて気付いたんだけど、仮面ライダークロノス、ヒロやないですかっ…!accessの。って、いや、ほんとにヒロなの?似てる人?検索してみたら本物だった。わー!私、中高時代、access好きだったんですよー。感動した。今まで全然気付かなかった。次回からは真面目に見ます。日曜日の楽しみができました。


2017年06月14日(水) 「あなそれ」9話

 「あなそれ」9話見た!小田原くん…!ピュアに涼ちゃんのこと好きだったんだ!歪んだ愛かと疑っててごめん。まじでごめん。めっちゃ純愛だった。切なすぎる。泣く。一話目から、小田原くんのシーンだけを見返したい。あやしがっててごめん。笑っててごめん。ほんとうに反省しています。畏敬の念を込めて小田原くんを見つめたい。あと、しょこたん、すごいよかったです。狂気でしたね。狂気の背景には孤独と怒り、悲しみがある。彼女の嗚咽から、苦しみが伝わってきて、なんかこっちまで泣けてきた。こんな迷惑な人、絶対関わりたくないけど、心配だよ。「テレフォン人生相談」に電話したらいい。あっ、みっちゃん、妊娠してなかったね。「(私は赤ちゃんに)選ばれなかった」って、みっちゃんは思ってるけど、それはどうなの。妊娠して、「選ばれた」って思うのはいいけど、妊娠しなくて、「選ばれなかった」っていうのは悲しすぎる。状況的には妊娠してなくてほんとによかったと思いますよ。涼ちゃんの子ならいいけど有島の子なんだもんな。それにしても、眼科の先生、ほんとうにいい人。惚れる。好き。受け。来週最終回かー。楽しみだけど、終わっちゃうの寂しいな。このドラマ、初回見たときは、面白くなくて途中で挫折する予感がしたんだけど、どんどん面白くなってきた。というか、ドラマそのものは面白くないのかもしれないけど、キャラがいいんですよね。キャラは仕上がってるけど、ストーリーは仕上がってない。こういう感じ、好きです。


2017年06月10日(土) 月の明るい夜だった

 小学校何年生の頃だったか、母と私が、父に家を追い出されて、夜道をとぼとぼ歩いていたとき。母が、私に、
「お父さんとお母さんが別れるとしたら、どっちについてくる?」
 って聞いたんです。父に家を追い出されるのは、珍しいことじゃなかった。「お前ら邪魔だから出てけ」ってのは、私が小さい頃は時々ありました。私が赤ちゃんのときは、よくあったと母から聞きました。赤ちゃんだった私が泣くと、「うるさい!泣かせるな!」って怒られて、母は、私をおんぶして、夜道を散歩していたそうです。父は、すぐ怒る人だった。そして、すぐ殴る。しつけじゃなくて、機嫌が悪いと叩くんです。パチンコに負けたとか、巨人が負けたとか、そういうときは機嫌が悪くて、「お前の目つきが気にいらん」とかいうのを理由に、頭やほっぺたを叩くんです。痛くて怖くて、小さい頃の私は、いつも父親の顔色をうかがっていた。父は、母のことは殴りませんでした。暴言は吐きまくるし、生活費を入れなかったり、生活費でパチンコしたり、仕事を転々とし、借金したり、飲酒運転で事故起こしたり、色んなことして母に迷惑かけたんだけど、母のことは殴らなかった。それは、結婚するときに、「暴力ふるったら別れる」って、母が父に言ったからみたいなんです。母に手を上げなくても、行い悪すぎでしょ。だから、離婚の話は何回も出たんですよ。したら、父は、「別れるんやったら、お前も子供も殺す。お前の父親も母親も兄弟も全部殺す。皆殺しや!」って大騒ぎするんですよ。笑えますよね。って笑いごとかって話ですけど。大馬鹿者ですよ。結局、消費者金融で二回借金して、「次に借金したら別れる」って母に言われて、でも、また借金しちゃったんですよね。お金は全部パチンコに使いました。そんで、死を選んだの。ほんとう、父は母と絶対に別れたくなかったんだなーと。それで話を戻しますけど、母が私に、父と母のどちらを選ぶのか聞いたとき、私は、
「そんなん、お母さんに決まってるやん。でも、お父さんとお母さんが離れるのは嫌や」
 って言ったんです。別れないでほしかったんでしょうね、そのときはね。でも、そう言ったことを、後々後悔することになる。あのとき、「お母さんのしたいようにしたらええ」と言えたらよかったと思うことになる。というのは、それ以後、母は、「あんたのために、お母さんはお父さんと別れん」「あんなんでも、あんたのお父さんやから」って言うようになったからです。これはね、子供にとって、あんまりよくない。子供のために、っていうのは、本心からだろうけど、言わない方がいい。だって、言われた方はね、そうなんだー私のためにありがとうー、とはならない。私のせいでごめんなさい、ってなる。私がいなければ、私さえいなければ、母親は自由になれるのか、って思うようになる。「あなたのために」が、「お前のせいで」にも聞こえてくる。母親が不幸なのは私のせいなんだな、って思ってました。恨みを覚えた頃もありました。離婚しないんじゃなくて、できないんだろって。離婚できないのを、私のせいにしないでよって。どうして、子供を理由にするの。「お母さんは、それでもお父さんを好きだから、別れたくないんや」って言ってくれたら、それはそれで腹立つけど、「あなたのために」よりはずっとマシだった。だから、お母さんが別れたくないから別れない、って言ってほしかったって思いがあったんですけど、今はもうありません。母は、辛くても苦しくても、子供のために、っていうのでなんとか踏ん張ってきたんですよね。それで、父のことを好きだったんですよね。死んで何年か経ってから、母は、「あんたにとっては、いいお父さんじゃなかったかもしれんけど、私にとっては、旦那さんやからね」って言ってました。そのとき、母が父をなんやかんやで好きだったってことがしみじみ分かりました。だからって、心温まったりはしなかったんですけど。夫婦ってよく分かんないな、って思いました。皆殺しとか言ってた父は、たった一人で死んでった。私や母を道連れにしないでくれて本当によかったという思い。父は、最後は一人でどんな気持ちだったのだろう。
 「子供のために別れない」って言う親もいれば、「子供のために別れる」って言う親もいますよね。実際問題、それが一番だったとしても、それを子供自身にぶつけるのはよくないと思う。相手が子供に限らずですけど。誰かのためにって思いを自分の心の支えにするのはいいけど、相手にぶつけるのは間違ってる。加藤先生が、「あなたの幸せが私の幸せ」なんて、愛の仮面を被ったサディストの言うことだって言ってたよ。


2017年06月09日(金) みんながんばってる

 三石先生が日記書きなよっておっしゃってたんで、なるべく日記書くよ。三石先生っていうのは、「テレフォン人生相談」の回答者の一人です。ほんと「テレフォン人生相談」な毎日です。先生方、何人もいらっしゃるんですが、皆さん素晴らしいんです。しっくりこない回答もあるんですが、それもまた一興。私の一押しは大迫先生。すごく淡々とお話するんですよ。で、的確。最初聞いたときは、なんてクールな!いっそ冷たい!って思った。でも、ふっと、優しさ、柔らかさを感じる瞬間があって、キュンとする。なにかもう、理想的な攻め。こんな攻め、待ってた感。大迫先生、女性弁護士ですけどね。とまあ、そういう楽しみ方もしてます。
 もっちゃんは学校生活も習い事も、とにかく毎日をがんばってる。楽しんでる。夫は仕事をがんばってる。母は韓流をがんばってる。私はテレフォン人生相談をがんばるぞ。


2017年06月08日(木) 世界は輝いてる。宝石じゃなく、蛍のように。

 先週末に蛍を見に行きました。綺麗でした。「あなそれ」七話も八話も見ました。相変わらず涼ちゃんを心から応援してます!おもしろかわいそう。かわいい。好き!面白いとか言ったらひどいんだけど、面白いとしか言い様のない場面が結構あるんで。涼ちゃんの愛って、「テレフォン人生相談」に電話したら、先生方にボロクソに言われちゃうと思うんですよ。現実を見てないとか自己実現できてないとかサディストだとか。あなたの愛は愛じゃないって。依存と執着だって。でも私は、愛だと思うよ。そして、涼ちゃんは、変わってるけど、「異常」とは思えない。ドラマを盛り上げるために異常っぽく演出してるなって感じるだけで、涼ちゃんそのものは異常じゃない。涼ちゃんは必死なんです。それが、他者から見ると、恐怖だったり滑稽だったり哀れだったりするんだろう。涼ちゃんには幸せになってほしいね。そんで、小田原くんね。私、冗談でっていうか二次創作的な意味合いで、小田原くんの涼ちゃんへの歪んだ愛、って言ってたのに、公式っぽい?笑う。って笑ってたら、「あなそれ」の感想で、小田原くんはみっちゃんのことが好きみたいですね、ってのを見て、えーっ!?ってなった。その発想はなかった。そんなふうにはとても見えないんだけどな。まあ何にしろ私は小田原くんも応援してます。小田原くんと涼ちゃんとみっちゃんの三人で、みっちゃんと有島の間にできた子を育てればいいんじゃない?妊娠してるかどうか分かんないけど。検査薬使ってないのに、有島にLINEしようか悩んだり、涼ちゃんに妊娠したって言ったりで、みっちゃん、先走り過ぎです。「テレフォン人生相談」で、先生に怒られてほしい。もうケチョンケチョンに言われてほしい。でも、意味ないと思う。そんなわけで、エブリデイ「テレフォン人生相談」。聞きながら色々考えるんですよね。で、もうこれ絶対日記に書こう、と思うんですけど、次の聞いたら、また考えるところがあり、これも日記に書こう、って思う。そしたらもう、なんかごっちゃになっちゃって、何も書けないんだけど、とにかく毎日それなりにがんばって生きていこうって勇気が出る。暑くても、雨でも、眠くても、今までネガティブに捉えてたことが、別にそうじゃなくなる。誰かの一言に、大きく傷付いたり、ちょっとしたことにすごく不安を感じてたのに、なんだか大丈夫みたい、ってなる。生きづらい方々に、私は「テレフォン人生相談」をオススメしたい。10年前の自分なら、聞いても、意味ないなーって冷めてたと思います。そもそも聞ていみようとも思わないだろうし。これがまさか、「アタイもヤキが回ったな…」現象?


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