愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2015年01月12日(月) 私だけの密かな楽しみ

 コンビニには、色んなお客さんが来ます。素敵な男性だって、多分来ます。たとえば私がまだまだ若かったとしたら、素敵な男性のお客さんを前にしたら、ドキドキするでしょう。私はもう、おばさんだけど、それでもドキドキするでしょう。攻めかな? 受けかな? って、思い巡らせながら。いやもう、かな? とかない。直感で、一瞬で、どっちか決めちゃう。素敵な男性を目にしたら、まずはそれです。まずはっていうか、もうそれしかない。単体でさえそれなのに、二人以上で現れたら、想像が膨らんで、物語ができちゃいますよね。これが私の、唯一の趣味なんて。人には言えない趣味なんて。そんなわけで、ちゃんと今でも腐っています。これから先も、ずっとです。


2015年01月11日(日) あけましたー。ので、生死について考える(えっ)

 あけましておめでとうございますー。まあまあな今更感ですが、まだ一月だからいけるはず。なんやかんやでバイト頑張ってます。なんやかんやで毎日辞めたいと思ってますがまだいけるぞ。年末年始、夫と子供が病気でダウンし、引きこもっておりましたが、すっかり元気です。去年も色々ありましたが、無事に新年を迎えられました。幸運なことだと思い、明るい気持ちでいたいのですが、実際明るい気持ちでいられるときも多いのですが、家族が寝静まった後、一人で風呂に入っているときなどに、唐突に悲しくなって、もう風呂から出られない、どこにも行けない、何もできない、という思いにとらわれる感じになったりもします。でも普通に風呂から出るけど。風呂上りにホットレモン飲んだりしてのんびりするけど。行こうと思えばその後イオンにでも行けますけど。近いんで。行かないですけど。というような具合なんですよ。どうした。どうもしてない。そこで私はふと思い出しました。たまに思い出しては何故か噛み締めてしまう出来事。もう十年以上前の事ですが、実家(団地です)の下の階に住んでる女性が亡くなったのです。彼女は、四十代で一人暮らしでした。練炭で亡くなったのですが、何日間か誰も気付かずに、見つかったときに、近所の人達は、気の毒に、と言う人が大半でしたが、こんなことが起こって何か怖い、とか言う人もいました。うちの母は、もっと早くに見つけてあげられたんじゃないか、と悔やんでいました。私はそのとき、ショックを受け、しばらく考え込む日々が続きました。下の階の女性とは、たまに挨拶をする程度でした。でも、KinKiの剛くんが好きで、コンサートに行くのが楽しみ、という話を聞いて以来、勝手に良いイメージを持っていました。私は、昔、すごく光一くんが好きだったんですが、剛くんが好きだという人が好きなんです。なんだそれ。剛くんってかわいいよねかっこいいよね、って言ってる人が好きです。とまあそんなことくらいしか知らないような関係性だったのですが、私はショックを受け、そのショックとは具体的にどういうものだったのかというと、「何故私ではなく彼女がこうなったのか?」というものです。気の毒だし、怖いし、もっと早くに見つけてあげられたらよかった。そして、何故私じゃなくて彼女だったのだろう。私だったかもしれない。でも私にはとても無理とも思える。それは、死にたいということなのか。死にたくないということなのか。どちらでもないような、どちらでもあるような、死にたいのと死にたくないのはどう違うのか。そんな感じだったんです。で、そんな感じだったことをたまに思い出して、胸が震えるような感じになるんです。それが怖いだけなら、不安なだけなら、ただそれだけなんですが、そうじゃなくて、安心感もある。恐怖が、不安が、怖くないよ、心配ないよ、って言っていて、それで、それは、本当なんです。恐怖や、不安が、寄り添ってくれている。死が寄り添っている。私なんかにとっては、言葉でしかない恐怖や不安、死なのかもしれないけれど。


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