愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2014年12月14日(日) 苦しみと寄り添う

 バイトを始めました。平日、子が幼稚園に行ってる間です。コンビニだよ。私、大学時代にコンビニでバイトしてたんですが。全く経験が活かせませんよ。ゼロからです。いや、マイナスからだ。初日で辞めたくなった。地獄…! とまで思った。家に帰って泣いた。そして、一週間で慣れました。えっ…。まあ毎日普通に結構しんどいな辞めたいなと思ってますけど、辞めたいなと思いながらもバイトをするということに慣れてきたのでとりあえず続けます。
 子がインフルエンザになりました。高熱でしんどいから、うなされたり泣いたりして可哀想なんですが、この先の人生、もっと辛く苦しいことがあり、今みたいに「ママーしんどいよーうわーん」って泣いてもどうにもならず、自分で何とか折り合いをつけて生きていかなきゃならないんだな、この子は…、とか思うと胸が苦しくなりました。人生、嬉しいこと楽しいこともありますが、苦しみも多いですよね…。私の場合、振り返ってみると、若い頃は特に苦しみが大きくて、社会に出てからやっと、少しずつ苦しみが薄れてきたというか、苦しみから逃れるのでなく、向かい合うのでもなく、付かず離れずな感じになってきて、寄り添ってみたりもして、随分楽になりました。幼い頃のことなんて、思い出すのも禍々しいですが、今となっては、まあそれはそれでよかろう、という気持ちです。つらいことがいい思い出になったりはしてないし、私にとってマイナスになったとしてもプラスになったとは思えない。それでもそれはそれでもういいと、今では思えます。でも、もぐ子には、私のように、息苦しさをずっと感じ続けるような日々を送ってほしくないですね。自分のことを好きになってほしい。自分に自信を持ってほしい。勉強や運動が苦手でも、特技がなくても、要領悪くても、何か好きなことでも見つけて、それなりに楽しんで生きていってほしいです。なんて私がどんなに願ったところで、どうにかなるとは思えず、どうなるかは分からず、むしろあまりに願いが強いと、返って悪影響なんじゃないかと…。


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